JPS5819267B2 - 飼料組成物 - Google Patents

飼料組成物

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JPS5819267B2
JPS5819267B2 JP54001214A JP121479A JPS5819267B2 JP S5819267 B2 JPS5819267 B2 JP S5819267B2 JP 54001214 A JP54001214 A JP 54001214A JP 121479 A JP121479 A JP 121479A JP S5819267 B2 JPS5819267 B2 JP S5819267B2
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    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23KFODDER
    • A23K10/00Animal feeding-stuffs
    • A23K10/10Animal feeding-stuffs obtained by microbiological or biochemical processes
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
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    • A23K10/00Animal feeding-stuffs
    • A23K10/30Animal feeding-stuffs from material of plant origin, e.g. roots, seeds or hay; from material of fungal origin, e.g. mushrooms
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S426/00Food or edible material: processes, compositions, and products
    • Y10S426/807Poultry or ruminant feed

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は液体状澱粉生成物である飼料組成物に関する。
本発明による液体状澱粉生成物は、豚、鶏、他の飼鳥類
などの単胃動物、牛、羊、山羊などの反別動物、並びに
馬、兎などのその他の動物に対する飼料として使用され
るものである。
即ちこの澱粉生成物は、食用として飼育されているすべ
ての動物にとって必要ガ飼料となるものである。
従来の液体状澱粉生成物は、実際面において、多大の欠
点を有していた。
これは、生成物の本質的な欠点によるものであった。
例えば、従来の多くの液体生成物は、乳濁液が安定性を
欠いていたために、生成物も不安定となり、飼料として
適当でなかった。
また、澱粉成分の大部分を失ってしまうものであった。
従って、輸送時、又は長期に亘って貯蔵する間に、澱粉
生成物は、下部の固相と、上部の目ざわりで、しかも明
瞭な液相とに分離してしまった。
このような生成物を使用するためには、化学乳化剤を添
加したり、攪拌したり、あるいは費用をかけて加工しな
(てはならなかった。
そのため、とれらの生成物は、当業者に敬遠されること
が多かった。
本発明によれば、最大9ケ月、普通は3〜6力月位の長
期間に亘って、安定な乳濁液を有する液体澱粉生成物が
提供される。
この生成物は、長期間保存しても、その特注を失うこと
はなく、長期の保存に堪えるものである。
乳濁液が、長期の保存に堪えるという好ましい性質の他
に、本発明による生成物は、乾燥状態で。
乾燥飼料の約5%から10%と置換しうるという独特の
能力がある。
この飼料置換能力によって、動物の重量を増加したり、
飼料変換能力を変えることなしに、従来の高価で、かつ
時間を消費する飼料のベレット化をなくすことが出来る
そのため、飼料から、蛋白質、つまり肉への変化は一定
となり、安価であるにも拘らず、飼料効果を減少させる
ことはなく、飼料代を著しく減少させることが出来るの
である。
従って、本発明の目的は、好適な保存能力を備えること
により、長期の保存に耐え、かつ安定な乳濁液よりなり
、乾燥穀類、若しくは、ペレット飼料との有効な置換剤
となるものであって、それによって飼料代を節約するこ
とができ、また、飼料効果を少しも減少させることな(
、置換することのできる、新規な液体状澱粉生成物、そ
れを含有する飼料、及び前記生成物を用いて飼料を与え
る方法を提供することにある。
本発明による上記の目的及び他の目的は、以下に述べる
本発明の詳細な説明より明らかになると思う。
本発明は、安定な乳状の液体状澱粉生成物、それを含有
する飼料、及び前記生成物を使用する方法に関するもの
で、特に非分離性澱粉を乳化し、かつ加工して、少くと
もその一部分をゼラチン状化とし、また粒子の平均の大
きさが300ミクロン以下であって、すぐれた均衡を有
する乳化された粒子と、部分的に酵素加水分解する液体
状澱粉生成物に関するものである。
その生産方法について述べると、まず、全澱粉原料をス
ラリーにし、次に熱水処理で加工して、澱粉をゼラチン
状にし、更に酵素を添加することによって、澱粉を加水
分解して砂糖にし、その後、カビや損傷を防ぐために化
学防腐剤を加え、更に、風味剤を添加して、風味を改良
するものである。
また、動物性脂肪あるいは植物性脂肪を、栄養塵を増加
するために添加するのがよい。
場合によっては、上記の工程の原則を変更することも可
能であり、粒子の大きさを変えたり、不純物を含む澱粉
原料を使用したり、ゼラチン状化と糖化への加水分解の
段階を同時に行っても、多くの点で従来の乾燥穀類に匹
敵する、すぐれた乳濁液安定性と飼料効果とを有する生
成物を製造することが出来る。
本発明による液体生成物は、好適な保存状態の下におい
て、長期の保存に耐え、層に分離することもなく、かつ
高価な乾燥穀類及びペレット飼料と、部分的に置換する
ことができ、しかも安価である。
本発明による液体状澱粉生成物を製造するのに用いる澱
粉は、「非分離性澱粉」であることが重要なことである
ここで「非分離性澱粉」とは、澱粉と、他の不純物とに
分離してしまうような分離澱粉と区別する意味で用いら
れている。
本発明に使用される「非分離性澱粉」は、分離すること
のないもので、澱粉のみならず、脂肪、セルローズ及び
蛋白質をも含んでいる。
本発明に使用される澱粉は、そのままの状態で使用され
る限り、特に限定はなく、例えば、トウモロコシ、小麦
、マイロ、大麦、カラス麦、ライ麦、大豆、米のような
普通の穀類、又はジャガイモのようなチュバー澱粉その
他のものでもよい。
まず、前処理として、穀類スカルパー(皮はぎ機、5c
alper )若しくは類似の装置によって、全澱粉原
料中に混入している異質な成分を除去しておくことが好
ましい。
最初の段階においては、非分離性澱粉の粒子の平均の大
きさは、300ミクロン、若しくはそれ以下である。
粒子の平均の大きさが300ミクロン以上の場合には、
非分離性澱粉の乳濁液を安定に保つことが出来ないので
、粒子の大きさを300ミクロン以下にしておぐことは
重要なことである。
勿論、所望に応じて、粒子の大きさを300ミクロンよ
りもはるかに小さくしておいてもよい。
非分離性澱粉を微細に粉砕するためには、ノ・ンマミル
、ボールミル、普通の粉砕機、エントレイターズ(en
tolators )、ピンミル(pin m1lls
)などのような機械が用いられ。
どのような機械を使用するかということよりも、重要な
ことは、粒子の大きさを300ミクロン、若しくはそれ
以下に粉砕しうるか否か、ということである。
非分離性澱粉を、上記のように300ミクロン若しくは
それ以下の粒子に粉砕した後に、飲用可能な液体、好ま
しくは水を添加して、スラリーにする。
脂肪を添加する場合には、前記生成物に対し、約5〜2
5重量%の脂肪を、加工の前に、スラリーに添加する。
この添加脂肪は、加熱された流体状のものでなくてはな
らない。
3力月、保存した後にも、最終生成物に、脂肪層は少し
も観察されなかった。
澱粉原料として、大豆、ピーナツ、ひまわり種のような
植物油を使用した場合には、3力月の期間内に、脂肪層
は少しも発生しなかった。
添加された脂肪は、水の部分と置換されただけだった。
スラリーは、約45%から約85%までの水と約15%
から約55%の固体成分とよりなるものであることが必
要である。
スラリーは、好ま七(は、約60%から約75%の液体
と、約25%から約40%の固体よりなっているのがよ
い。
即ち粉砕された非分離性澱粉を約25%から約40%含
有しているのがよい 均一なスラ″リーが、好適な流体
の性質と、すぐれた処理特性と、上記の段階に続く工程
において容易に加工される性質とを有するべく、スラリ
ー中における固体成分は、上記の範囲内にあることが重
要である。
固体成分の含有度が、上記のようでない場合には、安定
な乳濁液は生成されない。
スラリー化は、普通の方法で行われる。
即ち、普通のバッチ液体混合機、あるいは連続的な混合
装置を用いればよい。
この段階においては、温度は重要ではないので、スラリ
ーに使用される水は温水でも冷水でもよい。
添加する脂肪は、加熱された流体状のものでなくてはな
らない。
スラリーが均一になるまで、混合を継続するとスラリー
状になった非分離性澱粉は、次の熱水加工段階に使用さ
れる。
熱水加工段階において、前記した大きさの粒子を有する
非分離性澱粉スラリーは、少くとも一部分の澱粉をゼラ
チン状にするべく加工される。
この加工は、圧力下でも、無圧下でも、どちらでもよい
また加工の時間は、少くとも部分的にゼラチン状化が起
きている限り、特に限定はない。
ゼラチン状化の度合を、普通の装置によって正確に測定
出来ることは、関係技術者にとっては公知である。
もし、1.05 X 1 o’kg/m2(15p、s
、i )の圧力を、加工工程において加える場合には、
その間温度を、通常約120℃(250F)に保つ。
ジェットクツカー(jet cooker )は、全澱
粉原料を即時に加工し、その一部分をゼラチン状にする
ので、熱水式クツカー(Hydrothermal c
ooker )として好ましいものはジェットクツカー
であることが判明した。
このジェットクツカーは、通常、一端を狭くしたオリフ
ィスを有する被覆したパイプよりなっている。
蒸気が、汽套を介して装入され、加工されるべき原料は
、内部のパイプを介して供給される。
代表的なジェットクツカーは、アメリカ合衆国ライスコ
シン州ミルウオーキーのハイドロセルマル・コーポレイ
ション(HydrothermalCorporati
on )によって製造され、販売されている。
1時間当り13.9に6の送入能力と、汽套内における
7、 02 x 10’ky’m2(100p−s、i
)の低圧の蒸気を有し、90℃〜121℃(205F
〜250F)の温度範囲で加工しうる前記会社のハイド
ロ・ヒーター(Hydro−Heater ) 800
型を使用することによって、澱粉を即座に加工し、その
一部分をゼラチン状にして、満足すべき効果を挙げるこ
とが出来る。
他の型式の無加圧式の装置を使用する場合には、澱粉を
ゼラチン状にするために、より長い時間をかけなくては
ならない。
例えば、水の沸点近くでは、1時間の加工時間が必要で
ある。
。熱水加工段階が終了すると、澱粉消化酵素を、
効果的な範囲内で、少量だけ混合物に添加する。
酵素の目的は、加工した澱粉の少(とも一部分を加水分
解することによって、砂糖に変化させることである。
この部分的な加水分解に使用される酵素としては、アミ
ラーゼが好ましいが、必ずしもそれに限定されるもので
はない。
セルローズやグロテアーゼを代用してもよく、また、セ
ルローズ、アミラーゼ及びグロテアーゼの混合物を使用
してもよい。
澱粉消化酵素は、約0.01%〜約1%の割合で添加さ
れるが、特に約0.02%〜約0.8%の範囲が好まし
い。
酵素を0.05%の割合で添加した場合に、最も満足す
べき効果が得られた。
加工した澱粉の少くとも一部分を加水分解して砂糖を生
成するべく、十分な量の酵素を添加する必要があイが、
その正確な量については、重要ではない。
酵素は、加工した非分離性澱粉の温度が、少くとも約9
3℃(200F)、若しくはそれ以下に低下するまでは
添加するべきではない。
酵素を、約93℃以上の温度で添加した場合には、酵素
d活性力を抑えられたり、消滅したり、若しくは力1水
分解にとっての能力を減少したりすることがある。
酵素を、加工した非分離性澱粉スラリーに推力1する場
合には、混合しながら添加するのが好ましい。
この混合は、ホバート・ミキサー(Hoba?tmix
er)、リボンプレンダー(Ribbon blend
er )又はパドルミキサー(Paddle m1xe
r )などの適当な混合装置によって行うのがよい。
この混合は、5分乃至15分に亘って経続して行うべき
である好ましい混合時間は、5分〜lO分である。
混合の間に酵素は、加工した澱粉を加水分解するが、そ
の際、攪拌が不足したり、過度になったりしないように
、注意しなければならない。
混合が不十分であると、澱粉はゼリー状になってしまう
また、混合の時間が長過ぎると、生成物の水分が多過ぎ
て、安定した乳濁液を生成しない。
前記に特定した範囲内で混合した場合に、所望の粘性を
有しており、乳濁液の安定度の点から好適な生成物が得
られることが判明した。
混合の段階においては、温度を約66℃(11:’F
)から約93℃(200F)の範囲に維持し、必ず沸点
以下に保っておくことが好ましい。
混合と酵素加水分解とを同時に行う段階が終った後、澱
粉生成物を包装し、かつ出荷するに先立って、酵素の働
きを不活性にする必要がある。
酵素を不活性にするには、塩酸、希硫酸、燐酸などの無
機酸を添加するのがよい。
燐酸は、栄養剤でもあるので、酵素の不活性化酸として
好ましいものである。
不活性化酸の割合は、特に限定はないが、約0.5重量
%〜約1.5重量%で添加した場合に、好ましい結果が
得られた。
保存と出荷の前に、生成物にもう1つの成分を添加しな
ければならない。
この成分とは、カビと腐敗を防ぐための化学防腐剤であ
る。
この防腐剤は、普通、無機酸と有機酸の組合せよりなっ
ており、約0.25重量%〜約1重量%の割合で添加す
るのがよい。
保存と出荷の前に、他の少量の成分を、生成物に添加し
てもよい。
この少量の成分とは、風味剤、着色剤などを含有してい
るものである。
更に、塩のような凍結防止剤を、約1重量%の割合で、
生成物に添加してもよい。
本発明による生成物は、前記の方法により製造され、か
つ前記の物理的性質を有するものである。
また最終使用者の観点から見て、所望の粘性を有し、好
適な安定度と、すぐれた保存能力と、処理能力とを有す
る乳濁液が提供されるものである。
生成物は、水分が過剰でなく、かつ過度に固型化してい
ない流体である。
更に、場合によっては、9力月にも及ぶ長い保存期間に
耐える安定度を有しているが、普通は、3〜6力月間は
、すぐれた安定度を保有している。
通常、生成物は、3〜6力月の間に市販され、かつ消費
されるので、この期間に亘って安定性を保有するならば
、満足すべきものと言える。
本発明による生成物を使用するには、市販の状態でもよ
(、粉末飼料と混合してもよく、ペレットのような乾燥
資料に吹きつけてもよく、また、乾燥資料に注ぎ込んで
もよい。
換言すれば、糖蜜と同じ方法で使用することができる。
全く驚くべきことに、本発明の液体澱粉生成物を、上記
のように、粉末、ペレット、などよりなる乾燥穀類肥料
の5〜10%と置換しても、動物の重量増加に顕著な減
少を示すことなく、かつ飼料効果、即ち飼料変換にどん
な損失も与えることはないことが分った。
これは、次の実験例において実証されている。
、次の実1験例は、本発明・による方法を、さらに詳細
に説明するためのもので、本発明を限定するものではな
い。
実験例 1 トウモロコシ粒ノハッチヲ、穀類スカルパーに入れて、
品質低下の原因となる物質を除去した。
、その後、全トウモロ37粒を、ハンマーミルノ中で、
約0.5im(0,02インチ)の網目を通すことによ
って、小さ・な粒子を選別した。
測定したところ、粒子の平均直径は、300ミクロン以
下であった。
次に、水を添加して、前記の大きさの粒子30%と、水
70%の割合に々るようにした。
水を外界と触れさせながら、生成物を続けて混合し、均
一なスラリーを得た。
次に、生成物を、ウイスコシン州ミルウオーキーノ、ハ
イトロセルマル・コーポレイションニヨって製造された
熱水ジェット・クツカー (hydrothermal jet cooker
)に送入した。
到達した温度は120℃(250F)であり、また周囲
に7.02 X 10’kg/m2(100p、s、i
)の圧力に維持した汽套を有するジェット・クツカー
から発散した酸物の温度は、約93℃(200F)であ
った。
この生成物を試験したところ、概ね完全なゼラチン状の
澱粉を含有することが分った。
ゼラチン化は、前に述べたように、ハイドロクツカー8
00型における加工と、はぼ同時に起きた。
その後、生成物を熱交換状態の下に、バッチ・ミキサー
に送り、生成物の温度を66℃(150F)に下げた。
アミラーゼを0.05重量%の割合で添加して、5分篩
ミキサーを運転した。
このミキサーはスプラツト・ウオルドレン(5prou
t 1valdren )ミキサーであった。
5分間の混合が終了した後に、燐酸を1重量%の割合で
添加し、その生成物を冷却した。
冷却後、プロe)rン酸(proprionic ac
id)、酢酸、及び安息香酸の混合物よりなる防腐剤を
0.5%の割合で添加した。
生成物は、各層に分離しない、安定な、黄色の乳濁液で
あることが分った。
生成物を試験したところ、酵素により、澱粉の一部が砂
糖に変化したことが分った。
実験例 2 トウモロコシ粉を、本発明による熱水処理した非分離性
澱粉生成物と置換した際の効果を見きわめるために実験
を行った。
ブロイラーのひよこの成長率、飼料摂取量、及び飼料変
換度について、測定することにより、本発明による生成
物の効果を検討した。
ブロイラーのひよこを、各10羽の群よりなる24のグ
ループに、無作為に分割した。
3つのグループに対して、8個の実験飼料を無作為に与
えた。
各グループに対して無作為に鳥カゴを与えた。すべての
ひよこを、0.1.2.4.6.及び8週間毎に計量し
た。
実験飼料の組成は、次の第1表に示す通りである。
24%の蛋白質を含有するブロイラーの飼料を基準飼料
として用いた。
実験飼料は、トウモロコシ粉の代りに、本発明による液
体澱粉生成物を、乾燥した状態で5,10、及び15%
含有させることにより調製した。
この調製した飼料の各回分の半分ずつを、ペレット化し
て、破砕した。
本発明による生成物を、実施例1と同様な方法で調製し
た。
すべてのグループに、最初の週に、どろどろした基準飼
料を与え、次に実験飼料を与えた。
全体の重量の増加量、平均飼料摂取量、及び飼料変換量
を計量して、各層を作成した。
重量の累加的増加量の平均値は、第2表に示す通りであ
る。
どの期間においても、重量の累加的増加量に、顕著な差
異は見られなかった。
トウモロコシ粉末に、本発明による生成物を、5%及び
10%含有させた場合には、全増加量は、基準飼料との
間にほとんど差異はなく、含有度を15%とした場合に
、基準飼料に比べ大きな増加量を示した。
トウモロコシの含有度が15%の場合に、どろどろ状の
飼料の場合が、破砕したものの場合よりも、わずかに重
量増加が大であった。
一方、他の飼料では、逆であった。
累加的な飼料摂取量は、第3表に示す通りである。
第2週を除いて、顕著な差異は見られなかった。
基準飼料の場合に、どろどろのものの全供給量は、破砕
したものよりも多く、1羽当り300g以上であった。
他の実験飼料においては、この差異ははるかに小さかっ
た。
これは、本発明による液体澱粉生成物を飼料として使用
した場合に、ペレット状化の本来の利点、即ち、無駄が
少(、取り扱いが簡単で、しかもよりよい飼料効果が得
られることを示している。
第4表には、平均の累加的な飼料変換量、即ち増加量当
シの飼料の量が示されている。
本発明による液体澱粉生成物を有するすべての飼料が、
どろどろ状の基準飼料よりも、よりよい飼料変換度を示
している。
また、本発明による生成物を含有するペレット飼料によ
って得られる増加量は、基準飼料をペレット化して得ら
れる増加量よりも低いことを示している。
基準飼料と、本発明による液体澱粉生成物とを使用した
場合、重量増加に、顕著な差異は見られなかった。
この実験により、どろどろ状の基準飼料をペレット化す
る利点の一部は、本発明による生成物をトウモロコシ粉
末と置換することによっても得られることが分った。
131− 上記したように、本発明によれば、初期の目的が達せら
れる。
得られた乳濁液生成物は安定しており、かつ効果的な飼
料であり、しかも、動物重量を増加させる乾燥飼料と、
安価にかつ効果的に置換することができるものである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 約45重量%から約85重量%までの飲用可能な液
    体と、約15重量%から約55実量%までの非分離性澱
    粉とを含む安定な液体状澱粉生成物・である飼料組成物
    であって、 前記非分離性澱粉を前記飲用可能な液体により数カ月間
    安定で流体状の乳濁液に乳化することにより、生成し、
    また前記非分離性澱粉が、加熱されゼラチン状化し少(
    とも1部分が酵素で加水分解されて乳化した粒子よりな
    り、かつこの粒子の大部分の直径が300ミクロン以下
    であることを特徴とする液体状澱粉生成物である飼料組
    成物。 2 約60%から約75%までの飲用可能な液体と、約
    25%から約40%までの非分離性澱粉を含む特許請求
    の範囲第1項に記載の液体状澱粉生成物である飼料組成
    物。 3 非分離性澱粉の粒子のすべての直径が300ミクロ
    ン以下である特許請求の範囲第1項に記載の液体状澱粉
    生成物である飼料組成物。 □4 酵素不活性剤として、約0.5重量%から
    1.5重量%で無機酸を含有する特許請求の範囲第1項
    に記載の液体状澱粉生成物である飼料組成物。 5 無機酸が、栄養剤としても働く酸である特許請求の
    範囲第4項に記載の液体状澱粉生成物である飼料組成物
    。 6 無機酸が燐酸である特許請求の範囲第5項に記載の
    液体状澱粉生成物である飼料組成物。 T 防腐用の混合物を約0.25%から約1%の割合で
    含有している特許請求の範囲第1項に記載の液体状澱粉
    生成物である飼料組成物。 8 防腐用の混合物が、カビを防止するためのものであ
    って、有機酸と無機酸の混合物よりなっている特許請求
    の範囲第7項に記載の液体状澱粉生成物である飼料組成
    物。
JP54001214A 1978-01-09 1979-01-08 飼料組成物 Expired JPS5819267B2 (ja)

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US05/867,809 US4167584A (en) 1978-01-09 1978-01-09 Stable emulsified edible liquid starch product and method of making the same

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Publication Number Publication Date
JPS54105079A JPS54105079A (en) 1979-08-17
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JP (1) JPS5819267B2 (ja)
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DE (1) DE2824830A1 (ja)
DK (1) DK252378A (ja)
ES (1) ES471482A1 (ja)
FR (1) FR2415143A1 (ja)
GB (1) GB2012157B (ja)
IL (1) IL54674A (ja)
IT (1) IT1105726B (ja)
NL (1) NL7805306A (ja)
PT (1) PT68651A (ja)
SE (1) SE7805422L (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6083968U (ja) * 1983-11-14 1985-06-10 三菱油化株式会社 簡易表面抵抗測定器

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