JPS58191915A - 光位置センサ - Google Patents

光位置センサ

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JPS58191915A
JPS58191915A JP7502882A JP7502882A JPS58191915A JP S58191915 A JPS58191915 A JP S58191915A JP 7502882 A JP7502882 A JP 7502882A JP 7502882 A JP7502882 A JP 7502882A JP S58191915 A JPS58191915 A JP S58191915A
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JP
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light
position sensor
optical position
voltage
circuit
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JP7502882A
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English (en)
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Toru Matsui
徹 松井
Motonobu Matsuda
松田 元伸
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01CMEASURING DISTANCES, LEVELS OR BEARINGS; SURVEYING; NAVIGATION; GYROSCOPIC INSTRUMENTS; PHOTOGRAMMETRY OR VIDEOGRAMMETRY
    • G01C3/00Measuring distances in line of sight; Optical rangefinders
    • G01C3/10Measuring distances in line of sight; Optical rangefinders using a parallactic triangle with variable angles and a base of fixed length in the observation station, e.g. in the instrument

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  • Remote Sensing (AREA)
  • Focusing (AREA)
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  • Measurement Of Optical Distance (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明はオートフォーカスカメラ等の測距装置に使用さ
れる光位置センサに関し、より詳しくは、測距対象に向
けて発射された光ビームの反射光を受けて距離情報を得
る三角測距の原理を適用した能動形式の測距装置に用い
られる光位置センサに関する。
従来技術 本願出願人は、特願昭56−44818号において、上
記の如き三角測距の原理を適用した第1図および第2図
に示すような能動形式の測距装置および光位置センサを
提案した。
第1図において、レンズ2と発光素子4は光ビーム投光
手段を構成し、図示しない駆動回路により電力を得て、
光軸6上の測距対象、つまり被写体に向けて、断面が円
形状の光ビームを発する。
レンズ8と光位置センサ10は受光手段を構成し、投光
系から一定の基準長りだけ隔て配置されており、上記光
位置センサ10には被写体からの光ビームの反射光が、
その距離に応じて異る位置に入射する。
上記光位置センサlOは、第2図に示すように、例えば
n形の半導体基板12の表面層に一対のp形主拡散領域
14.16と、一対のp形態拡散領域18.20とが形
成しである。このp形主拡散領域14と16とで挾まれ
る領域内の中心線22上にスポット光24が入射すると
、基板12と各拡散領域との間から、第3図に示すよう
な光電流が出力される。
上記第3図は、スポット光の強度を一定にして入射位置
を中心線22上に沿って移動した場合を示しており、曲
線I、lは主領域14と半導体基板12との間から出力
される光電流を示し、曲線■、2は主領域16と半導体
基板12との間から出力される光電流を示す。
光電流■、、 、 I、は、第3図から分るように、そ
れぞれスポット光の入射位置に応じて異なっている。
上記とは異なる別の強度を有するスポット光が入射した
場合は、同−入射位置に対して異なった光電流が出力さ
れるが、2つの光電流I、1とI、2強度に依存せず、
入射位置にのみ依存して変化する。
2つの光電流■1.とI、2との間に上記のような関係
が存在するため、2つの光電流■p1とIpzを検出し
てその比を取ることにより、光の入射位置ひいては被写
体距離を知ることができる。
一方、各p形削拡散領域18.20と半導体基板12と
の間からは、第3図において■P3+ IP’で示す光
電流が出力される。これらの光電流■、3゜■4をp形
主拡散領域からの光電流I、1. I、2にそれぞれ加
え合わせると、点線”pal  、  Ipt2  で
示す光電流が得られる。この2つの光電流Ipsl 。
T ps2は、上記の光電流Ipt 、 Ipzの代り
に距離検出情報として用いることができ、さらには、光
電流Ip+ 、 Ipzを用いる場合よりも、以下に述
べるように、有利に用いることができる。
今、光位置センサー0からの光電流Ipt 、 Ipz
T113 、 TP4を処理する図示しない処理回路は
、第3図に示す電流1th以上の光電流をノイズと区別
して扱うことができるものとする。
光位置センサ10に入射する光の強度が検出限界近傍に
位置するような場合、p形主拡散領域14.16からの
光電流Ip+ 、 IP’2のみではこれら光電流1p
l、 Ipzが上記処理回路のノイズレベルに入って検
出不能になるような場合でも、p形態拡散領域18.2
0からの光電流Ip3. TP4を加えると、上記処理
回路に与えられる電流が一定の上記電流Ithよりも大
きくなって、正常に距離を検出することができる場合が
出現する。
これは、第3図において、Ipt (Ith 11pz
 (Ithとなるp形主拡散領域14.16から距離a
以内の領域に光位置センサ10に入射する光が存在する
場合である。
以上は、スポット光が中心線22上を移動する場合を想
定したが、実際には測距装置を組み立てる場合、中心線
22上を正しくスポット光が移動するように位置合せを
行うには困難を伴う。
正しく位置合せがなされていない場合、例えば。
第2図に示すように、スポット光24′が中心線22か
らΔdだけp形削拡散領域20の方にずれて移動するよ
うな場合、p形削拡散領域20からの光yt流1113
よりもp形態拡散領域18からの光電流IP4の方が大
きくなって、加え合わせた光電流IP”  + TP”
’は、第3図のグラフのような対称性を示さなくなり、
検出結果は当初の設計値から外れてしまい、不正確な焦
点調節が行われてしまう。
発明の目的 本発明はスポット状の光ビームを使用する能動形式の測
距装置に用いられる光位置センサにおける上記問題を解
消すべくなされたものであって、その目的は、半導体基
板からなる受光部において、基線長方向と垂直に長手方
向が位置する短冊形状の像の両端部分に対しては応答し
ないようにした遮光層を上記受光部に設けることにより
、反射光像の結像位置が基線長方向に対して垂直な方向
にずれている場合でも、光電流の発生に寄与する像の形
状を上記基線に対して対称とし、光学系の配置誤差が測
距結果におよぼす影響を少なくすることである。
発明の要旨 このため、本発明は、測距対象に向けて光ビームを発射
し、その反射光を受けて距離情報を得る三角測距の原理
を適用した能動形式の測距装置に用いられる光位置セン
サにおいて、受光面をなすp形またはp形の半導体基板
面に対をなす2つの短冊形状のp形またはn影領域を上
記半導体基板面の1つの基準線に対して長手方向が垂直
で互いに一定距離隔て、かつ、上記基準線に対して線対
称となるように形成する一方、これら2つの短冊形状の
領域で挾まれる半導体基板領域を上記基準線に対して垂
直な方向から挾み、かつ、上記基準線に対して線対称と
なる形状の遮光層を配し、上記2つの短冊形状の各領域
と基板領域との間から光電流を取り出すようにしたこと
を特徴としている。
実施例 本発明に係る光位置センサを用いた測距装置の基本的構
成を第4図に示す。
第4図において、レンズ26と発光ダイオ−トート28
は後述するように、発光部が短冊形状もしくはスリット
形状となるように形成してあり、この発光形状が長手方
向を基線長方向に対して垂直として測距対象に投射され
る。レンズ26を通過した光ビーム30は、レンズ26
からの距離の増加とともに拡大する。
上記レンズ26から基線長りだけ隔てて受光手段として
のレンズ82が配してあり、その後面に光位置センサ3
4が配しである。
上記光位置センサ34は、例えば、n形半導体基板36
にp形拡散領域88.40が形成してあり、この2つの
p形拡散領域88.40により挾まれる基板領域に光ビ
ームの反射光像42が結像される。上記光位置センサ3
4にはさらに、例えば、アルミ蒸着による遮光層44.
46が反射光の結像領域を挾むように設けである。
上記光位置センサ34には、測距対象に投射された短冊
形状の反射光像42が結像されるが、該反射光像42両
端部分は上記遮光層44.46上にか\るようにしてい
る。
上記から1反射光像42の上記両端部分が遮光@44.
46上にかかつている限り、反射光像42が中心線48
に対して垂直な方向にずれても、光感応領域に入射する
光量は変らないため、出力する光電流も変らない。
したがって、投光手段29と受光手段37の光軸が基線
長方向に垂直な方向に相対的にずれている場合でも、そ
のずれが一定の許容範囲内にあるときには、上記ずれに
よる測距結果への影響を避けることができる。また、反
射光像42の長手方向が中心線48に対して垂直方向か
らずれている場合においても、一定の許容範囲内では測
定結果への影響を小さく保つことができる。
次に、第4図における光位置センサ34の受光面の具体
的形状を第5図(a)および第5図(b)に示す。
第5図(a)に示すように、n形半導体基板50の表面
層には、短冊形状のp形拡散領域52.54がその長手
方向を中心線56に対して垂直かつ線対称に形成されて
いる。この2つのp形拡散領域52.54は、第2図に
おける光位置センサ10のp形主拡散領域14.16に
対応する。
上記各p形拡散領域52.54の長さおよび巾は例えば
それぞれ420μおよび120μであり、間隔d3は7
00μである。
上記p形拡散領域52と54により挾捷れるn形基板領
域58をさらに中心線56に対して垂直な方向から挾む
ように、上記n形半導体基板50に遮光層60.62を
例えばアルミ蒸着により形成している。これら遮光層6
0.62は、中心線56から互いに等しい距離にあり、
中心線56に対向する辺61.68は互いに平行である
。また、上記遮光層60.62の間隔d4は例えば58
0μである。
n形半導体基板50の表面には、第5図(b)に示すよ
うに、酸化シリコンの透明な絶縁薄膜層64が形成され
ており、該絶縁薄膜層64上に上記遮光層60.62が
形成されている。
光電流は、各p形拡散領域52.54とn形半導体基板
50との間から取り出される。
第5図(a)および第5図(b)の光位置センサ34が
測距装置に組み込まれた場合、上記光位置センサ34は
点線で示すような短冊形状の反射光像66を受ける。こ
の反射光像66は、測距対象捷での距離に応じて中心線
56と平行に移動する。
このとき、測距装置の組立誤差により、上記反射光像6
6は中心線56に対してΔdだけ遮光層62011にず
れて結像されたとしても、上記反射光像66の両端部が
各遮光層60.62にかかるように結像している限り、
光電流の発生に寄与する部分の反射光像66の形状は中
心線56に対して線対称である。したがって、上記反射
光像66の各部分の強度が一様であるとすれば、出力さ
れる光電流は、ずれを生ずることなく結像される場合と
同一である。
本発明に係る光位置センサの第2の実施例を第6図(a
)および第6図(b)に示す。
第6図(a)および第6図(b)に示す光位置センサ3
4は、第5図(a)および第5図(b3に示す光位置セ
ンサ34の遮光層60.62の下側に、第2図の光位置
センサ10のp形副拡散領域18.20に相応するp形
拡散領域68,70を形成し、これらp形拡散領域68
.70を電極板を兼ねる遮光層’12.74に、絶縁層
慣通部69.71を介して接続し、さらに、波光層72
.74と、第2図の光位置センサlOのp形主拡散領域
14.16に相応するp形拡散領域76.78とをそれ
ぞれ接続したものである。
上記p形拡散領域T6.’1Bには、遮光層72゜74
とp形拡散領域T6,1Bとをそれぞれ接続するために
、余分の拡散領域77.79がそれぞれ形成されており
、上記拡散領域77は、第6図(b)に示すように、n
形半導体基板82の表面に形成された絶縁薄膜層84の
除去部分を通して、上記遮光層72に設けられた接続部
に接続される。
また、いま一つの余分の上記拡散領域79も、上記と同
様にして、遮光層74に接続される。
上記遮光172.74にはそれぞれ外部回路接続用のリ
ード線86.88が取り付けられ、n形半導体基板82
にも外部回路接続用のリード線90が取り付けられてい
る。
上記のようにすれば、第2図の光位置センサ10のp形
副拡散領域18.20に相応するp形拡散領域68.7
0のため、第3図において既に説明したように、反射光
像91の位置が上記p形拡散領域76もしくは78に近
付いたときにも、正常に距離を検出することができるよ
うになる。
次に、本発明に係る光位置センサの第3の実施例を第7
図に示す。
第7図に示す光位置センサは、第6図(a)および第6
図(b)に示す実施例におけるp形拡散領域68゜70
にそれぞれ対応するp形拡散領域92.94を遮光層9
6.98で挾まれるn形基板領域99に配したもので、
その他の構成は第6図(a)および第6図(b)の光位
置センサと同一である。
上記p形拡散領域92.94の巾は、p形拡散領域10
0,102の巾に比べて、例えば4分の1程度に狭く形
成され、上記p形拡散領域92゜94から出力される光
電流がp形拡散領域100゜102から出力される光電
流に比較して必要以上に大きくならないようにすること
が好ましい。
なお、上記第1から第3の実施例において、p形拡散領
域52.54.76.78および100゜102は遮光
されておらず、入射光に感応するが、この部分に遮光層
を設けても支障をきたすことはない。
次に、投光手段29に用いられる断面がスリット形状の
光ビームを発生するのに適した発光ダイオードの構成を
第8図および第9図に示す。
第8図において、発光ダイオード104はn形半導体1
06とn形半導体108とによるpn接合構造を有し、
微小電極110を介してフレーム電極112に取り付け
である。n形半導体108は、薇小電極114およびリ
ード線116を介して、他のフレーム電極118と接続
しである。
上2発光ダイオード104は、フレーム電極112.1
18を介して電流を供給すると、微小電極110と11
4で挾まれるpn接合領域120から光が放射される。
この発光領域の長手方向の長さは、微小電極110,1
14の巾d、とほぼ等しく、この巾d、は例えば0.5
■であり、また、発光領域の巾は50μ程度である。
第8図に示す発光ダイオードは、例えば第9図に示すよ
うに、透明樹脂122でモールドし、さらに、発光領域
の前面に例えば半径が11IIIの半球形状のレンズ1
24が取り付けられる。このレンズ124は発光ダイオ
ード104から放射される光束をその前方に配される第
4図に示すレンズ26に向けて効率よく集光する。
土肥第4図において、投光系および受光系のレンズ26
および32の焦点距離を互いに等しく選び、各焦点の位
置に発光ダイオード28の発光面および以上に説明した
光位置センサ34の受光面を持ってくれば、上記の受光
面には、測距対象までの距離に依らず、大きさが一定の
反射光像が結像される。
上記発光ダイオード28として第9図に示すようなもの
を使用する場合は、レンズ26の焦点位置より、該レン
ズ26側に発光面を若干近付けた位置が適している。
なお、以上の実施例において、光位置センサのn形半導
体基板50.82等はn形半導体を使用したが、p形半
導体であってもよい。
次に、以上に説明した本発明に係る光位置センサを使用
したカメラの自動焦点調節装置を第10図に示す。
第1θ図の自動焦点調節装置は、シネカメラやビデオカ
メラのように連続的に撮影を行うカメラの撮影レンズを
連続的に調節するものである。焦点調節に際しては、被
写体に向けて周期的に繰り返して光ビームが投射され、
その都度、上記光位置セン号34から被写体距離の情報
を含む光電流を得て、この光電流を以下に説明する信号
処理回路により撮影レンズを含むサーボ系に適した信号
に変換して連続的に撮影レンズを合焦位置に制御するも
のである。
第10図において、28は第4図の発光ダイオードで、
該発光ダイオード28は発光部制御信号発生回路202
から出力されるタイミングパルスに応じて周期的に点灯
される。
光位置センサ34のp形拡散領域38.40から取り出
された光電流は電流電圧変換回路204゜206に入力
する。
上記電流電圧変換回路204.206は、光位置センサ
34に入射する光のうちで、その強度が比較的速く変化
する、例えば螢光灯の光に含まれるリップルのような交
流成分に応答して、その交流成分の光電流の対数と直線
的な関係にある電圧信号を出力し、強度が時間的に変化
する光が入射していない場合は、定電圧回路208から
4えられる定電圧Vref3 と等しいレベルの電圧を
出力する。
なお、上記の如き動作を行う回路については、本願出願
人により出願された特開昭56−29112号に詳細に
説明されており、また、本願発明に直接関係しないため
、詳細な説明は省略する。
さて、光位置センサ34に螢光灯により照明された被写
体からの光が入射している場合、上記電流電圧変換回路
204.206からは、上記定電圧V ref 3を平
均レベルとしてその上下に変化するリップル電圧が出力
される。さらに光ビームの反射光が入射した場合には、
その入射光の強度と螢光灯の光のリップル成分の強度と
の和に対応する電圧信号が出力される。
なお、上記光位置センサ34の半導体基板36には、定
電圧回路208から光位置センサ34に対して逆バイア
ス電圧として作用する定電圧V ref 】を印加して
いる。
光ビームの被写体からの反射光は、被写体が近距離ゾー
ンにある場合は、主拡散領域38に近い領域に入力し、
被写体までの距離が増加するにつれて、反射光の入射位
置はいま一つの主拡散領域40に近付く。
ただし、被写体距離が一定以上になると、検出しうるに
充分な強度の反射光は得られなくなる。
そこで、光位置センサ34の有効受光域は、撮影レンズ
の合焦可能な最近接距離と種々の被写体の平均的な反射
率、、反射特性を有する被写体に対する光ビームの反射
光が検出できる最大距離との間のゾーンに対応させるこ
とができる。
今、光位置センサ34にビーム光のみが入射する場合を
考えると、電流電圧変換回路204 、206の出力電
圧V 0111 、  V out 2は、光位置セン
サ34の光電流の対数圧縮値に相当するもので、ビーム
光の入射位置の変化に対して上記出力電圧V out 
l、 V out 2の変化は直線的である。
演算回路210は演算増巾器212,214および抵抗
216,218,220,222からなり、次の第1式
の演算を行う。
Vouta=(1−4−3−)(Vout2−Vaul
l)+Vref42 ・・・・・・(1) ただし、第1式において、R8は抵抗216゜222の
抵抗値であり、R7は抵抗218,220の抵抗値であ
る。また、Vref4は半固定抵抗224と226の接
続点2シ8から出力する一定電圧である。
上記第1式から分るように、演算回路210の出力V 
out aは一定電圧Vref4に電流電圧変換回路2
04.206の出力間の電圧の差を定数倍して加算した
ものに相当し、上記出力V out sは、る。
ここで注目すべきは、上記演算回路210の出力電圧V
 out 3は、光位置センサ34への反射光の入射位
置に依存し、その強度には依存しないことである。これ
は、光位置センサ34が出力する光電流’P’+’P”
は入射光の強度に応じて変化するが、(Ip2/Ipl
)の値は、既に述べたように、入射光の入射位置が定ま
れば、この位置に対して一定であり、 廟(Ip2/ Ip’ )−臆IP2−瞳Ip1= k
 (Vout 2− Vout 1)  ・−(2)よ
り、Voutz−Vout+が一定となるからである。
尚、kは比例定数である。
したがって、演算回路210の出力電圧VOut3は被
写体距離に対応する。
アナログスイッチ230は、発光部制御信号発生回路2
02の信号により制御され、発光ダイオード28が発光
する間だけ閉成されて、演算回路210の出力電圧V 
out 3をコンデンサ232に供給する。上記コンデ
ンサ232はアナログスイッチ230が開成している間
、上記出力電圧VOut3をホールドする。
上記コンデンサ232によりホールドされた電圧は、撮
影レンズ284を合焦位置に駆動制御するサーボ回路2
36に供給される。
上記サーボ回路236は、定電流源238、ポテンショ
メータ240、半固定抵抗224.226および抵抗2
42で構成される矩電圧回路244と、電圧比較回路2
46.248と、モータ駆動回路250、撮影レンズ駆
動モータ252からなる。
上記サーボ回路236において、ポテンショメータ24
0に設けられた2つの摺動子240a 。
240bは、該ポテンショメータ240の抵抗上におい
て一定の距離だけ隔てられ、撮影レンズ駆動モータ25
2により、ギヤ252aを介して駆動される撮影レンズ
234と連動して、上記抵抗上を接片群245を介して
摺動する。
上記ポテンショメータ240の端子241a、!:24
1bとの間には、演算回路210が出力しつる範囲を上
下に越える電圧が発生しており、サーボ回路236のサ
ーボ動作に際しては、モータ駆動回路250は、ポテン
ショメータ220の摺動子240aと240bとがコン
デンサ282にホールドされた電圧V out 3と等
しい電圧を発生しているポテンショメータ240の抵抗
体上の位置を挾むように、上記撮影レンズ駆動モータ2
52を制御する。
王制モータ駆動回路250は、電圧比較回路246およ
び248の出力に応じて、次の第1表に示すように撮影
レンズ駆動モータ252を駆動する。
ただし、第1表において、Vc、Vs+  およびVS
2はそれぞれ、コンデンサ232、ポテンショメータ2
40の第1および第2の摺動子240a。
240bの電圧を示し、Vout4 、Voutsはそ
れぞれ電圧比較回路246,248の論理出力信号を示
す。
例えば被写体が遠くにあって、光ビームの反射光が検出
できないような場合、以下に述べるようにして、トラン
ジスタ256を導通してコンデンサ232を演算回路2
10が出力しうる最大電圧よりもさらに高い、例えば電
源電圧に充電し、撮影レンズ234を予め無限遠と定め
た位置に持って行く。撮影レンズ234が上記位置にく
ると、撮影レンズ駆動モータ252は図示しないリミソ
虐    トスイッチを用いた手段により停止されるよ
うにしている。
次に、光ビームの反射光の入射有無の検出は、電圧比較
回路258により行われる。
上記電圧比較回路258の反転入力端子には、電流電圧
変換回路204の平均出力レベル(Vref3に相当す
る。)よりも一定電圧Vthだけ高い定電圧Vref2
がりえられる。ここで上記一定電圧Vthには電流電圧
変換回路204の出力に含まれるノイズの振巾よりも大
きい電圧が反射光に応じた電圧信号に対する閾値信号と
して設定される。
ところで、被写体が蛍光灯により照明されているような
場合、照明光に含1れるリップル成分が検出されて電流
電圧変換回路204,206の出力に現われる。このリ
ップル成分とビーム光の被写体からの反射光に応じた信
号とを区別して信号成分を活用するために、次に述べる
ように、照明光のリップル成分の特定の位相のタイミン
グで光ビームの発射および検出を行う。
既に述べたように、上記リップル成分は直流電圧Vre
f3に重畳しており、第11図(イ)のような形で電流
電圧変換回路204.206から出力される。
上記第11図(イ)から分るように、時刻1.のような
時点では、リップル電圧は直流電圧V ref 3と一
致している。したがって、このような時刻1゜に同期し
て、上記リップルの周期に比較して充分短い時間巾の光
ビームを発射すれば、これに応じた出力信号はリップル
が存在しない場合と同等に扱えることになる。
上記のようなリップルの特定位相の時刻に同期した光ビ
ーム発射検出のための制御信号は、発光部制御信号発生
回路202により、第11図(ロ)および(ハ)に示す
パルス信号により作られる。第11図(ロ)のパルス信
号は電圧比較回路260から出力されるパルス信号であ
って、参照電圧V ref 3 とリップル電圧との比
較結果に対応する。第11図←うのパルス信号はパルス
発生器262が出力する光ビーム発射を指令するパルス
で、例えば100m5の周期、1msの時間巾を有して
いる。
発光部制御信号発生回路202は、パルス発生器262
からパルスが出力されてから最初に電圧比較回路260
から出力されるパルスの立ち上りに応じて、第11図に
)に示す例えば1msの時間巾を有するタイミングパル
スを出力する。
上記タイミングパルスは、アナログスイッチ230およ
びラッチ回路264の制御端子に与えられ、さらに、イ
ンバータ266、抵抗26′9およびトランジスタ27
0からなる発光ダイオード駆動回路272に与えられ、
発光ダイオード28は上記タイミングパルスに応じて点
灯され、アナログスイッチ230は閉じられる。
さらに、ラッチ回路264は、タイミングパルスが与え
られている間に電圧比較回路258から出力される0高
”あるいは6低”の電圧信号を取り込み、その信号を次
のタイミングパルスの到来まで保持する。
このようにして、光ビームの反射光が検出されて電圧比
較回路258が高”電圧を出力する場合は、pnp形ト
ランジスタ256は不導通状態におかれ、コンデンサ2
82には、演算回路210からの被写体距離に応じた電
圧信号が貯えられ、撮影レンズ234は上記コンデンサ
232に貯えられた上記電圧信号に応じて、合焦位置に
制御される。
また、反射光が検出されずにラッチ回路264が“低”
電圧をラッチした場合は、トランジスタ256は導通状
態となって、コンデンサ232は電源電圧Vccに近い
電圧に充電されて、撮影レンズ234は無限遠位置に制
御される。
なお、被写体を照明している光源が太陽のようにリップ
ルを含んでいない場合のタイミングパルスの発生は次の
ようにして行われる。
第10図において、電圧比較回路260の反転入力端子
には定電圧V ref aが与えられているが、この電
圧は電流電圧変換回路204.206のモ均出力レベル
でもある。つまり、電圧比較回路260の2つの入力に
は、同一レベルの電圧が人力される。
ところが、実際には、電流電圧変換回路260の出力は
、定電圧Vref3に重畳してノイズが載っており、こ
のノイズが比較の対象となって、電圧比較回路260か
らは第11図(ハ)に示す周期的なパルスに代って、ラ
ンダムにパルスが充分な頻度で出力される。このように
して作られるランダムなパルスと、パルス発生器262
からのパルスとからリップルが含まれる場合の動作と同
様にしてタイミングパルスが作成され、周期的に測距動
作が繰り返し行われて撮影レンズ2゛34の位置が制御
されることになる。
第10図の焦点調節回路によれば、光位置センサ34へ
の入射光の位置と、演算回路210の出力電圧との関係
が直線的であるから、ポテンショメータ240はリニヤ
特性のものを使用することができ、回路の設計および組
立後の回路調整が容易に行える。
発明の効果 以上、詳細に説明したことからも明らかなように、本発
明は、スリット形状の反射光像の両端部が光位置センサ
の受光面において光感応部を挾むようにして設けた一対
の遮光層にかかるようにし    0”たから、反射光
像の結像位置が所定位置からずれても光感応部上の反射
光像の形状は一定となり、光学系の配置誤差が一定の範
囲内にあれは測距結果に悪影響が現れるのを防ぐことが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の能動形式の測距装置の原理的構成を示す
説明図、第2図は従来の光位置センサの基本構成を示す
説明図、第8図は第2図の光位置センサの出力特性図、
第4図は本発明に係る光位置センサを使用した測距装置
の基本構成を示す説明図、第5図(a)は本発明に係る
光位置センサの第1実施例の平面図、第5図(b)は第
5図(a)の1−1′線断面図、第6図(a)は本発明
に係る光位置センサの第2実施例の平面図、第6図(b
)は第6図(a)の■−nJ断面図、第7図は本発明に
係る光位置センサの第3実施例の平面図、第8図および
第9図はそれぞれ投光手段に適した発光ダイオードの構
成を示す説明図、第10図は本発明に係る光位置センサ
を使用した焦点調節回路の回路図、第11図(イ)、(
ロ)、(ハ)およびに)はそれぞれ第1θ図の回路の動
作を説明するための回路図である。 29・・・投光手段、30・・・ビーム光、34・・・
光位置センサ、36・・・半導体基板、88.40・・
・p形拡散領域、42・・・反射光像、44.46・・
・遮光層、50・・・n形半導体基板、52.54・・
・p形拡散領域、60・・・遮光層、66・・・反射光
像、68.70・p形拡散領域、70,74・・・遮光
層、76.78・・・p形拡散領域、82・・・n形半
導体基板、91・・・反射光像、92.94・・・p形
拡散領域、96.98・・・遮光層、100.102・
・・p形拡散領域。 特 許 出 願 人 ミノルタカメラ株式会社代理人弁
理署青山 棟ほか2名 第1ffl 第2図 第7図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)測距対象に向けて光ビームを発射し、その反射光
    を受けて距離情報を得る三角測距の原理を適用した能動
    形式の測距装置に用いられる光位置センサにおいて、受
    光面をなすn形またはp形の半導体基板面に対をなす2
    つの短冊形状のp形またはn影領域を上記半導体基板面
    の1つの基準線に対して長手方向が垂直で互いに一定距
    離隔て、かつ、上記基準線に対して線対称となるように
    形成する一方、これら2つの短冊形状の領域で挾まれる
    半導体基板領域を上記基準線に対して垂直な方向から挾
    み、かつ、上記基準線に対して線対称となる形状の遮光
    層を配し、上記2つの短冊形状の各領域と基板領域との
    間から光電流を取り出すようにしたことを特徴とする光
    位置センサ。
JP7502882A 1982-05-04 1982-05-04 光位置センサ Pending JPS58191915A (ja)

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