JPS5819185Y2 - 穿孔具 - Google Patents

穿孔具

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JPS5819185Y2
JPS5819185Y2 JP15089676U JP15089676U JPS5819185Y2 JP S5819185 Y2 JPS5819185 Y2 JP S5819185Y2 JP 15089676 U JP15089676 U JP 15089676U JP 15089676 U JP15089676 U JP 15089676U JP S5819185 Y2 JPS5819185 Y2 JP S5819185Y2
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JP
Japan
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punch
control member
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hole
drilling
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JP15089676U
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JPS5367499U (ja
Inventor
守行 青山
憲一 内田
Original Assignee
ブラザー工業株式会社
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Publication of JPS5367499U publication Critical patent/JPS5367499U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は手編機において模様編のために編針を選別す
る編針選別装置等の制御に使用される模様編カード、あ
るいは統計機、計算機等の制御に使用されるデータカー
ド等の被穿孔部体に、正規の大きさの信号孔等を穿孔す
るための穿孔具に関するものである。
この考案の第一の目的は、構造が簡単で容易に製作でき
るにもかかわらず、手編機において編針選別装置等の制
御に使用される模様編カード、あるいは統計機、計算機
等の制御に使用されるテ゛−タカード等の被穿孔部体に
対し、その所定位置に正規の大きさの信号孔等を正確に
穿孔することができる穿孔具を提供することにある。
この考案の第二の目的は、ポンチ挿通孔体と協働して被
穿孔部体に正規の大きさの穿孔を行うためのポンチの切
刃部分が、反復使用にともなって消耗した場合等におい
て、そのポンチを新しいものと容易に交換することがで
き、常に切れ味の良好な穿孔を行うことができる穿孔具
を提供することにある。
以下、この考案の一実施態様を図面に従って説明すると
、図面中11はアルミダイカスト等により一体成形され
た支持台全体を示し、12は後壁13の下端前面から前
方に向かってほぼ水平に延長された支持台11の基部で
あって、その後端寄りの側面には掛止孔14が貫通形成
され、この掛止孔14にしゃこ万力(図示しない)のア
ーム部を挿通掛止して、前記支持台11をテーブル等の
固定台の上面に載置固定し得るようになっている。
15は前記後壁13の上端前面から前方に向かってほぼ
水平に延長された支持台11のアーム部であって、底壁
15a、前壁15b及び両側壁15Cによって上面が開
口するように縦断面はぼU字形に形成され、このアーム
部15の底壁15a下面と前記基部12の上面との間に
形成された間隙16内には、第7図に示すような手編機
用の模様編カードC等の被穿孔部体を挿入し得るように
なっている。
17は前記アーム部15の両側壁15 Cから後方に延
長するように、前記後壁13の後面に突出形成された縦
断面はは゛逆U字形の固定把手部であって、第1図及び
第2図から明らかなように、その後端寄りの頂壁内面に
はストッパ片18が突設されている。
19は前記支持台11の基部12下方からねじ込まれた
複数個のネジ20によって基部12の上面前端に取外し
可能に固着、された静止刃片であって、その前端寄りの
ほぼ中央部には前記基部12に形成された透孔21と合
致するポンチ挿通孔22が形成され、その上面が前記模
様編カードC等の被穿孔部体を支持するための支持面1
9 aとなるように、平坦状に形成されている。
そして、前記支持台11と静止刃片19とによりこの考
案のポンチ挿通孔体を構成するようになっている。
23は前記ポンチ挿通孔22と対応するように、前記支
持台11のアーム部15の底壁15 a上面に突設され
たポンチ支持筒、24はそのポンチ支持筒23内におい
て、前記ポンチ挿通孔22に向かい上下動可能に挿設さ
れたポンチであって、その下端にはポンチ挿通孔22に
挿脱し得る切刃24 aが形成されている。
25は前記切刃24 aよりさらに突出するように前記
ポンチ24の下端中央部に一体的に突設された案内ピン
であって、前記模様編カードC等の被穿孔部体のすべて
の穿孔位置に予め形成された案内孔すに対し挿脱し得る
ようになっている。
26は前記支持台11のアーム部15内から固定把手部
17内にわたって配置されるように、アーム部15の両
側壁15C間に架設された支軸27により回動可能に支
持された手動操作部材であって、第1図及び第2図から
明らかなように、底壁26 a及び両側壁26 bによ
って縦断面はぼU字形に形成され、その底壁26 aの
後端下面には前記支持台11の固定把手部17と対応す
るように、複数個のネジ28によって合成樹脂型の操作
ハンドル29が取付けられている。
30は前記ポンチ支持筒23の後方において支持台11
のアーム部15の底壁15 a上面に突出形成されたバ
ネ座、31はそのバネ座30と前記手動操作部材26の
底壁26 aとの間に介装された圧縮バネであって、手
動操作部材26を第1図における時計回り方向へ回動付
勢するようになっている。
そして、前記圧縮バネ31による手動操作部材26の時
計回り方向への回動は、第1図に示すように前記操作ハ
ンドル29が固定把手部17の下部開口から下方に突出
して、その操作ハンドル29の前面下端部が支持台11
の後壁13後面に当接した状態で規制され、又、操作ハ
ンドル29の手動操作にともなう手動操作部材26の反
時計回り方向への回動は、操作ハンドル2つが固定把手
部17の下部開口からその両側壁間に侵入して、その操
作ハンドル29の上面後端が固定把手部17の頂壁内面
のストッパ片18に当接した状態で規制されるようにな
っている。
32は前記手動操作部材26の底壁26 aの前端はぼ
中央部に形成された規正溝であって、第3図及び第6図
に示すようにポンチ24側に向かって開口されている。
33は手動操作部材26の底壁26a前方において、そ
の両側壁26 bの下端縁間に形成された許容空間、3
4はその許容空間33の前方において、手動操作部材2
6の両側壁26 bの下端縁から内方に突出形成された
一対の連繋片であって、第3図、第5図及び゛第6図か
ら明らかなようにそれらの内側面において前記ポンチ2
4の両側から摺接支持するとともに、それらの上面にお
いてポンチ24の上端寄り外周に設けられたスナップリ
ング等のフランジ35を連繋支持するようになっている
36は前記許容空間33の上方において、手動操作部材
26の両側壁26 b間に架設された割ピン等からなる
支持ピン、27はその支持ピン36に回動及び横移動可
能に支持された制御部材としてのストッパ部材であって
、第3図、第5図及び第6図から明らかなようにその前
方に延びる弾接部37 aの下面において前記ポンチ2
4の頭部上端面と当接し、下方に延びるストッパ部37
bにおいて前記規正溝32内に離脱可能に嵌入すると
ともに、許容空間33を通って手動操作部材26の下方
へ突出するようになっている。
38は前記ストッパ部材37のストッパ部37 bと支
軸27との間に掛装された引張バネであって、ストッパ
部材37を第1図における反時計回り方向に回動付勢し
、ストッパ部材37の弾接部37 a下面をポンチ24
の頭部上端面に弾接させてそのストッパ部材37とポン
チ24とを連繋するとともに、フランジ35の下面を連
繋片34に弾接させて手動操作部材26とポンチ24と
を連繋するようになっている。
従って、前記手動操作部材26とポンチ24とは、通常
前記引張バネ38の介在のもとで連動され、前記案内ピ
ン25若しくはポンチ24下端の切刃24aが模様編カ
ードC等の被穿孔部体の表面に当接して、前記ポンチ2
4に対し引張バネ38の弾力より大なる抵抗力が加わる
ときには、その引張バネ38が引き延ばされて一定の範
囲内で前記手動操作部材26のみの単独回動が許容され
る。
又、前記ストッパ部材37は手動操作部材26の回動に
ともなってそのストッパ部37 b下端が後方へ移動す
るように揺動され、第4図aに示すように案内ピン25
が模様編カードC等の被穿孔部体の表面に当接して、ポ
ンチ24に対し引張バネ38の弾力より大なる抵抗力が
加わるときには同図において鎖線で示す前方位置に変位
され、第4図すに示すように案内ピン25が被穿孔部体
に形成された案内7Lb内に挿通して、ポンチ24下端
の切刃24 aが被穿孔部体の表面に当接するときには
、同図において実線で示す後方位置に変位される。
39は前記ストッパ部材37のストッパ部37 bの下
端前縁と対応するように、前記ポンチ支持筒23の後側
上端に固設された硬質金属材料からなる阻止部材であっ
て、第4図aにおいて鎖線で示すように前記の前方位置
に変位されたストッパ部材37のストッパ部37 bの
下端前縁がこの阻止部材39の上面に対し、前記手動操
作部材26の単独回動の終了以前に係合して、それ以上
の手動操作部材26の回動を阻止するとともに、第4図
すにおいて実線で示すように前記の後方位置に変位され
たストッパ部材37のストッパ部37 bの下端前縁が
この阻止部材39の上面に係合することなくその後部下
方に移動して、引続く手動操作部材26の回動を許容す
るようになっている。
従って、前記のように手動操作部材26が引続き回動さ
れると、第4図す中鎖線で示すように前記ストッパ部材
37がそのストッパ部37 bの下端前縁において前記
阻止部材39の後側面に摺接しながら下方に移動され、
ポンチ24がストッパ部材37を介して押下されて、模
様編カードC等の被穿孔部体の所定位置に正規の大きさ
の信号孔Cが穿孔される。
40は前記ストッパ部材37の上面後端から上方に向か
って突設された回動操作用の突起であって、第5図中鎖
線で示すようにこの突起40を操作することにより、弾
接部37 aがポンチ24の頭部上面から離隔する方向
に向かって、ストッパ部材37を回動させ得るようにな
っている。
従って、ストッパ部材37は、前述したように手動操作
部材26の回動操作に関連して変位される移動範囲内に
おいては、手動操作部材26の底壁26 a前端に形成
された規正溝32内から離脱することなく、その規正溝
32により支持ピン36の軸心方向への横移動を規正さ
れつつポンチ24との弾接状態に維持され、前述したよ
うに突起40により前記移動範囲外へさらに変位された
ときには、ストッパ部37bが前記規正溝32から離脱
し、第6図中鎖線で示すように手動操作部材26前端の
許容空間33内においてポンチ24の移動軌跡外の位置
まで横移動させることができる。
なお、41は前記支持台11のアーム部15の両側壁1
5 C内面に突出形成された複数個の突条、42は各突
条41の上端縁において支持されるように、前記アーム
部15の上面開口部に着脱可能に取付けられた合成樹脂
型の上蓋であって、第2図がら明らかなようにその後端
縁には固定把手部17の頂壁前端に内側から掛止し得る
掛止片43が突設されるとともに、前端下面には前記ア
ーム部15の前壁15b上面に形成された2個の係合孔
44と係合し得る保合突起45が突設されている。
46は支持ピン47により前記支持台11の基部12の
下部前端に回動可能に取付けられた合成樹脂型の抜きか
す収容箱であって、第2図に示すようにその両側壁の後
端部内面には前記基部12の両側面に突設された掛止凸
部48と離脱可能に係合し得る掛止凹部49が形成され
、前記ポンチ24の穿孔動作にともなってポンチ挿通孔
22及び透孔21がら落下する抜きかすを収容するよう
になっている。
前記のように構e:、された穿孔具について、次に作用
を説明する。
まず、この穿孔具を使用して穿孔を行う被穿孔部体とし
ては、第7図に示すように手編機において模様編のため
の編針を選別する編針選別装置の制御に使用される模様
編カードがある。
この模様編カードCにおいては、カード送り機構のピン
等が挿脱し得るように、カードの左右両側部に複数個の
透孔aが送り方向へ等間隔をおいて配置形成され、又、
編針をニット及びミスの二つのり゛ループに選別するた
めの編針選別装置を操作する信号孔読取子と対応するよ
うに、前記送り方向と直交する各透孔aと同一横線上の
位置には信号孔のすべての穿孔位置を表示するための複
数個の案内孔すが予め配置形成されている。
そして、各案内孔すの径は前記のように穿孔具のポンチ
24下端に突出形成された案内ピン25が挿脱し得る程
度の大きさに形成され、その案内孔すの適数個所に信号
孔Cを穿孔することにより、前記読取子がこれを感知し
て編針選別装置を制御し、編針の選別にともなって所定
の模様編を行い得るようになっている。
さて、前記の穿孔具を使用して模様編カードCに信号孔
Cを穿孔するには、まず穿孔具の前方から挿入用の間隙
16に模様編カードCを挿入し、穿孔しようとする位置
にある案内孔すをポンチ24の下方に位置させる。
この位置決めは、前記間隙16から穿孔具の側方に突出
した模様編カードC上の透孔a及びそれと同一横線上に
ある案内孔すを目安として、カードCの前後方向位置を
調節し、又、前記間隙16から穿孔具の前方に突出した
模様編カードC上の同一縦線上にある案内孔すを目安と
して、カードCの左右方向位置を調節することにより行
うことができる。
さらに、穿孔しようとする位置の案内孔すを前記挿入用
の間隙16からのぞきながら、それを前記案内ピン25
と一致させるように位置決めすることもできる。
その後、前記操作ハンドル29と固定把手部17とを握
るようにして、圧縮バネ31の弾力に抗し手動操作部材
26を第1図における反時計回り方向へ回動操作すると
、その手動操作部材26の前端部に設けられた連繋片3
4及びストッパ部材37支持用の支持ピン36が下動さ
れる。
前記連繋片34の下動にともなって、引張バネ38の弾
力によりフランジ35を介して連繋片34に保合保持さ
れたポンチ24は、その先端に突出形成された案内ピン
25の下端が模様編カードCの表面に当接する位置まで
同時に下動され、又、前記支持ピン36の下動にともな
い、弾接部37 aにおいてポンチ24の頭部上端面に
弾接連繋されたストッパ部材37も同時に下動される。
前記ポンチ24の下動位置において、模様編カードCの
案内孔すが案内ピン25の直下に位置せず、その案内ピ
ン25が模様編カードCの表面に当接して前記ポンチ2
4に引張バネ38の弾力より大なる抵抗力が加わる場合
には、ポンチ24の下動が阻止されて一定の範囲内で前
記手動操作部材26のみの単独回動が許容される。
その単独回動にともない前記ストッパ部材37が引張バ
ネ38の弾力に抗して時計回り方向へ回動され、第4図
aにおいて鎖線で示すように前方位置に変位されるため
、前記手動操作部材26の単独回動の終了以前において
ストッパ部材37のストッパ部37 bの下端前縁が阻
止部材39の上面に係合する。
従って、それ以上の手動操作部材26の回動が阻止され
て操作ハンドル29の操作が不可能となり、模様編カー
ドC上の所定の案内孔すからはずれた位置に信号孔Cが
穿孔されるおそれを確実に防止することができる。
一方、前記ポンチ24の下動位置において、案内ピン2
5の直下に模様編カードCの案内孔すが位置する場合、
あるいは第4図aに示すように手動操作部材26の回動
が阻止された状態において、模様編カードCの設定位置
を再調節して定位置で操作ハンドル29を再び操作した
場合には、第4図すに示すように案内ピン25が模様編
カードCの案内孔す内に挿入され、ポンチ24はその下
端の切刃24 aが模様編カードCの表面に当接する位
置まで下動される。
この下動時においては、前記ストッパ部材37が第4図
す中実線で示すように後方位置に変位されているため、
そのストッパ部37 bの下端前縁が阻止部材39の上
面に係合することなくその後部下方に移動して、その後
の手動操作部材260回動が許容される、従って、前記
手動操作部材26カ弓1続き回動されると、第4図す中
鎖線で示すように前記ストッパ部材37がそのストッパ
部37 bの下端前縁において前記阻止部材39の後側
面に摺接しながら下動され、ポンチ24がストッパ部材
37を介して押下されて、模様編カードCの所定位置に
正規の大きさの信号孔Cを穿孔することができる。
このように穿孔動作が行われた後、前記操作ハンドル2
9の操作を解放すると、前記穿孔動作時とは逆順に手動
操作部材26が圧縮バネ31の弾力により回動位置から
時計回り方向へ復帰され、連繋片34がフランジ35の
下面に当接したときにポンチ24と手動操作部材26と
が連繋され、そのポンチ24は模様編カードCの穿孔部
等から受ける脱出抵抗に抗して穿孔完了後の信号孔Cか
ら脱出される。
そして、操作ハンドル29の前面下端部が支持台11の
後壁13後面に係合したとき、前記手動操作部材26の
復帰回動が阻止され、ポンチ24及び手動操作部材26
は第1図に示す状態に復元される。
前記のような穿孔動作が繰返し行われて、ポンチ24下
端の切刃24 aが消耗した場合には、そのポンチ24
を新しいものと交換する必要がある。
この場合には、まず上蓋42の前端を上方に引上げてそ
の前端下面の保合突起45を支持台11のアーム部15
上面の保合孔44から離脱するとともに、上蓋42後端
の掛止片43を固定把手部17の頂壁前端から離脱して
上蓋42をアーム部15から取外すと、アーム部15の
上面が開放される。
その後、操作用の突起40によりストッパ部材37を第
1図及び第5図中実線で示す状態から時計回り方向へ回
動させると、第5図中鎖線で示すように、そのストッパ
部37 bが手動操作部材26の底壁26 a前端の規
正溝32内から前方に離脱されるとともに、弾接部37
aがポンチ24の頭部上端面から離隔される。
この状態からストッパ部材37を支持ピン36に沿って
横移動させ、第6図中鎖線で示すように手動操作部材2
6のいずれか一方の側壁26 b内面に当接させると、
そのストッパ部材37の弾接部37aがポンチ24の移
動軌跡外の待避位置に配置されて、ポンチ24及びフラ
ンジ35の上方が開放される、従って、切刃24 aが
消耗したポンチ24をポンチ支持筒23から上方に抜き
出して、新しいものと容易に交換することができる。
そして、ポンチ24の交換後にストッパ部材37を第5
図及び第6図に示す原位置に移動配置し、支持台11の
アーム部15上面に上蓋42を取付ければ、第1図に示
す使用状態となる。
なお、反復使用により、静止切刃19のポンチ挿通孔2
2部分が消耗した場合においても、支持台11の基部1
2下面からネジ20を脱着することにより、その静止切
刃19を新しいものと容易に交換することができる。
以上詳述したように、この考案はポンチの先端にカード
等の被穿孔部体の穿孔位置に形成された案内孔に挿脱可
能な大きさの案内ピンを突設し、その案内ピンが案内孔
に挿入された場合には手動操作部材の穿孔動作を許容し
、案内ピンが案内孔と合致しないで被穿孔部体の表面に
当接した場合には穿孔動作を不可能とするように構成さ
れているため、構造が簡単で容易に製作できるにもかか
わらず、手編機において編針選別装置等の制御に使用さ
れる模様編カード、あるいは統計機、計算機等の制御に
使用されるテ゛−タカ一ド等の被穿孔部体に対し、その
所定位置に正規の大きさの信号孔等を正確に穿孔するこ
とができる優れた効果を奏する。
又、この考案はポンチに弾接するように配置された制御
部材をその弾接位置からポンチの移動軌跡外の待避位置
まで横移動させ得るように構成されているため、ポンチ
の切刃部分が反復使用にともなって消耗した場合等にお
いて、そのポンチを新しいものと容易に交換することが
でき、常に切れ味の良好な穿孔を行うことができる優れ
た効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案を具体化した穿孔具の縦断面図、第2
図は同じく中央部で断面にして示す拡大分解斜視図、第
3図は第2図における要部をさらに拡大して示す分解斜
視図、第4図a、l)は第1図の作動状態を示す要部縦
断面図、第5図は第1図の要部拡大図、第6図は第5図
の6−6線に沿った断面図、第7図はこの考案の穿孔具
に使用される被穿孔部体の一例を示す手編機の模様編カ
ードの平面図である。 支持台・・・・・・11.アーム部・・・・・・15、
静止切刃・・・・・・19、ポンチ挿通孔・・・・・・
22、ポンチ・・・・・・24、切刃・・・・・・24
a、案内ピン・・・・・・25、手動操作部材・・・・
・・26、規制溝(規正部)・・・・・・32、許容空
間・・・・・・33、連繋片・・・・・・34、フラン
ジ・・・・・・35、制御部材の一例たるストッパ部材
・・・・・・37、引張バネ・・・・・・38、阻止部
材・・・・・・39、模様編カード・・・・・・C1案
内孔・・・・・・b、信号孔・・・・・・C0

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ■ すべての穿孔位置に予め正規の大きさの穿孔より小
    なる案内孔が穿設されたカード等の被穿孔部体に、前記
    案内孔を案内として正規の大きさの穿孔を行うためのポ
    ンチとポンチ挿通孔体とを備えた穿孔具であって、 前記案内孔に挿脱可能な大きさの案内ピンを突設したポ
    ンチを、その軸心方向にポンチ挿通孔に挿脱するように
    移動可能に支持するとともに、前記ポンチにポンチ挿通
    孔と反対側の方向から弾接してそのポンチに連動し、か
    つ前記案内ピンが被穿孔部体に当接してポンチの移動が
    停止されたときには穿孔を不可能とするとともに、前記
    案内ピンが前記案内孔に挿通するときには穿孔を可能と
    する制御部材を設けてなる穿孔具において、前記制御部
    材をポンチの軸心とほぼ直交する方向にそのポンチの移
    動軌跡外まで横移動可能に支持するとともに、 その制御部材が前記ポンチの移動に関連して相対的に変
    位する移動範囲内においては、その制御部材の横移動を
    規正しつつポンチとの弾接状態を確保し、かつその制御
    部材を前記移動範囲外へさらにポンチから離隔する方向
    に変位させたときには、その制御部材の横移動を許容す
    る規正部を備えてなることを特徴とする穿孔具。 2 制御部材゛がポンチの軸心頭部に弾接するように構
    成されていることを特徴とする実用新案登録請求の範囲
    第1項に記載の穿孔具。 3 制御部材が、ポンチを移動操作するための手動操作
    部材に設けられていることを特徴とする実用新案登録請
    求の範囲第1項又は第2項に記載の穿孔具。 4 制御部材が、ポンチを移動操作するための手動操作
    部材に設けられ、かつその手動操作部材に規正部が備え
    られていることを特徴とする実用新案登録請求の範囲第
    3項に記載の穿孔具。 5 制御部材は、案内ピンが被穿孔部体に当接してポン
    チの移動が停止されたときに、ポンチの操作部材の移動
    を阻止するストッパ部材からなることを特徴とする実用
    新案登録請求の範囲第1項ないし第4項のいずれかに記
    載の穿孔具。 6 制御部材は、案内ピンが被穿孔部体に当接しポンチ
    の移動が停止されたときに、ポンチの操部材の移動を阻
    止するストッパ部材からなり、記案内ピンが前記案内孔
    に挿通してポンチの先切刃が被穿孔部体に当接するとき
    には、前記割部材たるストッパ部材を介してさらにポン
    チをンチ挿通孔側に移動して穿孔を行うように構成れて
    いることを特徴とする実用新案登録請求の間第5項に記
    載の穿孔具。
JP15089676U 1976-11-10 1976-11-10 穿孔具 Expired JPS5819185Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP15089676U JPS5819185Y2 (ja) 1976-11-10 1976-11-10 穿孔具

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JP15089676U JPS5819185Y2 (ja) 1976-11-10 1976-11-10 穿孔具

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