JPS58190272A - ステツプ・モ−タ装置 - Google Patents

ステツプ・モ−タ装置

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JPS58190272A
JPS58190272A JP58068472A JP6847283A JPS58190272A JP S58190272 A JPS58190272 A JP S58190272A JP 58068472 A JP58068472 A JP 58068472A JP 6847283 A JP6847283 A JP 6847283A JP S58190272 A JPS58190272 A JP S58190272A
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magnetic
pole
rotation
winding
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JP58068472A
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イ−ヴ・ゲレ
ピエ−ル−アンドレ・マイスタ−
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ETA SA Manufacture Horlogere Suisse
Ebauchesfabrik ETA AG
Original Assignee
Ebauchesfabrik ETA AG
Eta SA Fabriques dEbauches
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    • G04HOROLOGY
    • G04CELECTROMECHANICAL CLOCKS OR WATCHES
    • G04C3/00Electromechanical clocks or watches independent of other time-pieces and in which the movement is maintained by electric means
    • G04C3/14Electromechanical clocks or watches independent of other time-pieces and in which the movement is maintained by electric means incorporating a stepping motor
    • G04C3/146Electromechanical clocks or watches independent of other time-pieces and in which the movement is maintained by electric means incorporating a stepping motor incorporating two or more stepping motors or rotors
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K16/00Machines with more than one rotor or stator
    • H02K16/02Machines with one stator and two or more rotors

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Reciprocating, Oscillating Or Vibrating Motors (AREA)
  • Control Of Electric Motors In General (AREA)
  • Electromechanical Clocks (AREA)
  • Control Of Stepping Motors (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、2つの可動要素を互いに独立に駆動するため
のステップ・モータ装置に関する。
これら要素としては、排他的にではないが特に、電子的
時計装置における2つの時間情報表示要素が挙げられる
時間情報を表示するだめの機械的要素、例えば指針また
は表示円板を備えた電子的時計装置は、一般に、歯車列
を介して表示要素に結合されているモータな備えている
。このモータは一般に、回転子が固定子により巻線に磁
気的に結合されている永久磁石から構成されているステ
ップ・モータである。巻線には、電子的作動回路により
周期的パルスが印加されて回転子は、印加される各パル
ス毎に1ステツプずつ、即ち一般的には半回転ずつ前進
する。
このようなステップ・モータの多く9工1つの方向にだ
け回転するように企図されている。しかしながら時とし
て、特に、時計に時刻を設定するのを容易にする目的で
、モータが2つの方向に回転できるのが望ましい場合が
ある。例えば、米国特許第4112671号明細書に記
述されている作動回路の特定の構成によれば、通常は一
方向にのみ回転するように企図されているモータの両方
向における回転が町に’Qである。
また、2つの方向に回転するように設計されている両方
向性モータもしくは可逆モータカ;、例えばスイス国特
許第616602号明細書に記述されているように知ら
れている。
成る浦の計時装置、特にスイス国特許第613837号
明細書に記述されているような計時装置には、2つの可
逆モータが設けられている。
これら2つのモータの内の一万は例えば秒および分を表
示するための要素を駆動し、他方、他のモータシま時刻
および日?表示するための要素を駆動する。このような
構成によれば、計時装置によって表示される時刻の設定
が非常に容易tなり、特に表示されている時間帯の変更
が容易となり、これは秒および分の表示を覆さずに行う
ことができる。
時計、特に腕時計では、利用可能な空間Q′!、非常に
制御長されている。そのために、2つのモータを時計内
に@納することは困難である。さらに、モータは比較的
高価な要素であるので、2つのモータを設ければ時計の
原価は相当に犬きくなる。
本発明の目的は、相当に小さな容積しか占めずしかも2
つのモータを用いる場合と比べて非常ニ廉価であり、2
つの別々のモータと同じ機能を遂行することを可能にす
るモータ装置を提供することにある。
この目的は、それぞれが、回転子の回転軸線に対して垂
直な磁軸な有する双極性永久磁石を有する慣用のステッ
プ・モータの回転子に類似した2つの回転子を有するモ
ータ装置によって達成される。他の影響因子が存在しな
い場合には、2つの回転子は1つまたは2つの位置決め
磁石により休止位置に保持される。1つの巻線によりそ
れぞれ発生される2つの磁界は、回転子の各々の同曲に
配置された6つの磁極面によって回転子と結合される。
巻線に第1の方向の電流が流れると、磁界’r’L 1
つの回転子の休止軸線に対し鈍角となり、そして他の回
転子の休止軸線に対し鋭角をなす。巻線に他の方向の電
流が流れると、磁界は第1の回転子の休止軸線に対し鋭
角となり第2の回転子の休止軸線に対しては鈍角をなす
回転子の個々のステップ動作は同じ方向の電流パルスか
らなるパルス対によって行われ、この場合第1番目のパ
ルスは1つの巻線に印加され第2のパルスは他方の巻線
に印加される。電流パルスの方向で、ステップ運動すべ
き回転子が決定され、そして電流パルスが巻線に印加さ
れる順序で該回転子の回転方向が決定される。
以TIfS付図面を参照し本発明の詳細な説明する。
第1図に示す実施例において、本発明によるモータ装置
(以後単にモータと称する)は軟磁性材料つ)らなる板
によって形成された固定子1を備えている。
固定子1は、第1の磁極片2を備えており、該磁陰片2
の端部は凹状の円弧の形ゆに切取られておって、2つの
磁極面2aおよび2bを形成している。さらに固定子1
は2つの他の磁極片3および4を有しており、これら磁
極片の各々の一端は凹状の円弧の形態に切取られておっ
て、それぞれ2つの他の磁極面3aおよび4aを形成し
ている。
磁極片2,3および4は、磁極面2a、3aおよび4a
がそれらの間に円筒状の空間5¥画定するように配置さ
れている。磁極面2a、3aおよび4aの端部は、磁極
片2.3および4ならびに後述する磁気回路の残りの部
分のりラフタンスよりも相当大きなりラフタンスを有す
るように十分に小さい断面の狭窄部分の形態にある領域
6,7および8によって接続されている。
固定子1蚤工さらに、磁極片3および4に匹敵する2つ
の他の磁極片9および10を備えており、該磁極片3お
よび4の端部は凹状の円弧の形態に切取られておって磁
極面9aおよび10aを形成している。磁極片2,9お
よび10は、磁極面2b、9aおよび10aが、それら
の間に第2の円筒状の空間11を画定するように配置さ
れている。磁極面2b+9aおよび10aは、磁気回路
の残余の部分のりラフタンスよりも高いリラクタンスケ
有する狭窄部分12,13および14によって接続され
ている。
鳳 図示の実施例においては、狭窄部分6,7゜8.12.
13および14は磁極片2 、3 、4゜9および10
と一体の要素となっている。ここでは説明しない他の実
施例として、これら狭窄部分の代りに非磁性材料からな
る片または空隙ケ用いることができ得る。空隙にする場
合には、磁極片2,3,4.9および10は固々に共通
の支持体VC固定することになろう。
磁極面3aおよび9aがら離れている方の磁極片3およ
び9の端部は、巻線16のコアを形成する電機子15に
よって接続されている。同様にして、磁極面4aおよび
10aから離れている方の磁極片4および10の端部は
、第2の巻線18のコアを形成している電機子17によ
って接続されている。
電機子15および11(工、固定子1を所期せる位置に
固定するのにも用いることができる例えば螺子(図示せ
ず)によって磁極片3,4゜9および10に固定されて
いる。電機子と磁極片との間の接続は、該接続のリラク
タンス?できるだけ低くなるように行われることが理解
されるであろう。
モータはさらに、2つの回転子を備えている。
これら回転子の各々は慣例のように、円筒形の直径方向
に磁化された永久磁石から構成されておって、第1図の
図の平面に対し垂直な軸を中心に回転可能なように2つ
の軸受は間に支持された軸に固定されている。各回転子
はまたビニオンを担持している。これらピニオンは、2
つの歯車列の第1の歯車と係合するものである。
既述のスイス国特許@613837号明細書に開示され
ているように、歯車列の一方は、秒針および分針を駆動
するのに用いられ、他方の歯車列は時針および日付表示
円板を駆動するのに用いることができる。別の組合せの
表示要素をも用い侍ることは言うまでもない。
図示の錯綜?避けるために、第1図には永久磁石19お
よび20だけが示されており、そして回転子の回転運動
は磁石19および20の回転運動と等価である。
磁石19および20の磁軸は、S極からN極に向う矢印
19aおよび20aで略示されている。これら磁軸は、
t9cおよび20cで示すように回転子の回転軸線に対
して垂直であることは明らかである。
縦軸方向に磁化された棒の形態にある2つの位it決め
磁石21および22が、それぞれ磁石19および20に
磁気的に結合されるような仕方で、それぞれ狭窄部分6
および120箇所で固定子1上に配置前されている。位
置決め磁石21および22の磁軸は、S極がらN極に向
う矢印21aおよび22aによって略示されている。
磁石21および22は、上記軸21aおよび22aの方
向が、磁極面2aおよび2bの中心を通る回転子19お
よび200回転軸線19cおよび20cに対して垂直で
ある2つの直線31および32と実質的に一致するよう
に配置されている。さらに、軸線21aおよび22a+
X、それぞれ、磁極面2aの中心から磁石190回転軸
19cに向う方向ならびに磁極面2bの中心から磁石2
0の回転軸20cに向う方向に配位されている。
磁石21および22の磁界は、磁石19および20に対
して660°の周期で位it決めトルクを印加する。こ
のトルクにより、磁石19および20は休止位置に戻さ
れたり保持される。
この休止位置においては、磁石19および20の磁軸1
9aおよび20aは、それぞれ直線31および32上に
位置しておって各磁軸21aおよび22aと同じ配向に
ある2つの固定の休止軸線19bおよび20bと一致す
る。
第1図を参照して述べた実施例においては、磁極2は扁
平で方形である。従って直線31および32は一致する
。2つの休止軸線19bおよび20bは従って整列する
。しかしながら、この配列もしくは構造は不可欠的なも
のではない。実際、磁極片2は任意の形状とすることが
でき、扁平であっても他の形態であっても良く、直@3
1および32が一致しなくても良い。
磁極片2の形態に関係なく、従ってまた直線31および
32の相対位置に関係なく、休止軸線19bは直線31
上に位置し、休止軸線20bは直線32上に位It L
なければならない。この要件をaすためには、磁軸21
aおよび22aは、自明なよって、それぞれ直線31お
よび32上の任意の動所に位置設定することができる。
しかしながら、この構成もしくは配列も不可欠的なもの
ではない。実際、休止軸線19bを所望の方向7に配位
するためには、磁軸21aは、回転軸線19cおよび直
線31によって画定される平面内の実質的に任意の箇所
に位置設定し得ることは容易に理解されるであろう。a
軸21ak位置設定することができない位置は、回転軸
$19Cと一致する位置だけである。
位置設定される任意の位置において、磁軸21aはまた
、円筒状空間5内の上に定義した平面の部分における磁
石21の合成磁界が休止軸線19bの所望の方向におい
て非零成分を有するような任意の方向に配向することが
できる。
上と同じ事が位置決め磁石22に関しても当嵌る。即ち
、磁石22の磁軸22aは、磁軸22aが回転軸線20
cと一致する位置を除き、回転軸線20cおよび直線3
2によって画定される平面内の実質的に任意の丙所に配
置することができる。磁軸22aはまた、円筒状空間1
1内の上に定義した平面の部分内で磁石22の磁界の合
成磁界が、休止軸線20bの所望の方向において非零成
分を有するような任意の方向に配向することができる。
位置決め磁石21は、磁石120よりも磁石19に対し
より大きな力を加え、逆に位置決め磁石22は磁石19
に対してよりも磁石2oに対し、より大きな力を加える
ように配置しなければならないことは理解されるであろ
う。
上の考察から明らかなように、2つの位置決め磁石21
および22の代りに、磁極片2に対して実質的に垂直な
直線上に自装置された磁軸であって磁極面2aおよび2
bの中心間のほぼ中程に位置する点で該直線と交差する
磁軸を有する単一の磁石2用いることが可能であろう。
例えば、位置決め磁石21が正確に、磁石19と同じ平
面内に位置していない場合には常に、該磁石が加える力
は、回転軸線19Cに対し並行な成分を有する。この軸
方向成分に起因して、軸受内の磁石19からなる回転子
のピボットの内の1つのピボットの摩擦が増大する。こ
の欠点は、磁石21に類似の別の位置決め磁石を、その
磁軸が直線31に関し、磁軸21aに対して実質的に対
称となる位置に配置することにより克服することができ
る。従って、この別の位置決め磁石は、磁石19に対し
て、回転軸線19cの方向の成分が磁石21に起因する
成分を零にするかまたは少なくとも減少するような力を
加える。
磁石20に対する位置決め磁石22により発生される力
に関しても同じことが言える。従って、直線32に関し
磁軸22aに対し実質的に対称な磁軸を有する別の位置
決め磁石を用いて、磁石22により磁石20に加わる軸
方向の力を零もしくは少なくとも減少することができる
・。
第1a図は、上に述べた追加の位置決め磁石を有するモ
ータの1実施例な示す横断面図である。図示のモータの
他の全ての要素は第1a図に示したモータの対応の要素
と同じであり、従って同じ参照符号で表されている。m
 I a図の横断面図は2つの回転軸線19cおよび2
0Cならびに追加の位置決め磁石の断面ケ示すものであ
り、これら磁石の磁軸はそれぞれ参照符号21′および
2 lIa’ならびに22′および22a′で表されて
いる。
例えば、巻線16を電流が流れると、該電流によって発
生される磁界は、電機子15、磁極片3、磁極面3aな
らびに磁極面2aおよび4a間の円筒状の空間5、磁極
片2”と磁極片4、電機子17および磁極片10の並行
な配置によって形成される回路部分、磁極面2bおよび
10aならびに磁極面9a間の円筒状空間11ならびに
磁極片9を直列に含む磁気回路を通る。
この磁界シエ、磁石19および20を通ることは言うま
でもない。
この磁界の磁力線は破線23で略示されている。図面の
繁雑さ¥なぐ丁ために、磁極片4、電機子17および磁
極片10によって形成される回路部分には磁力線は示さ
れていない。
矢印23aは、巻線16を流れる電流によって磁極面3
aと磁極面2a−および4aとの間の空間5に発生され
る合成磁界?略示するものである。同様にして矢印23
bは、磁極面9aと磁極面2bおよび10aとの間の空
間11における合成磁界紮略示するものである。矢印2
3aおよび23bの方向をま、任意的に正と仮定してい
る電流に応答して巻線16により発生される磁界の方向
である。この磁界により、磁極面3aはN極として動き
、磁極面9aはS極として動く。巻線16を流れる電流
が反対の方向にあるとき、即ち負の電流であるときには
、この磁界は反対の方向になることは言うまでもない。
磁極面3aはその場合S極として動き、そして磁極面9
aはN極としての作用をなす。
類似の事が、巻線18を流れる電流により発生される磁
界についても当嵌る。破線24はこの磁界の磁力線を略
示するものであり、矢印24aおよび24bは、任意的
に正であると仮定する電流が巻線18を流れる時の方向
で円筒状の空間5および11に発生される磁界を表わす
磁極面4aはこの場合N極としての動きを成し、磁極面
10aはS極としての動きをなす。巻線18の電流が負
になると、磁界の方向も勿論反転し、磁極面4a&!S
極として働き、磁極面10aはN極としての働きを成す
巻線16を流れる電流が正である時には、空間5および
11に発生されて矢印23aおよび23bで示した磁界
は、休止軸線19bに対して鈍角を形成し、休止軸線2
0bに対しては鋭角を形成する点に注意されたい。さら
に、この磁界は回転軸線19cおよび20Cに対して実
質的に垂直である。
同様にして、巻線18な流れる電流が正である時には、
該電流により空間5および11に発生されて矢印24a
および24bで示した磁界も、休止軸線19bに対して
は鈍角をなし、そして休止軸線20bに対しては鋭角を
形成する。
この磁界もまた回転軸線19cおよび20cに対して実
質的に垂直である。
第1図はこれら2つの状態2図解している。
上に述べ且つまた以降においても参照する各角度は、磁
界および休止軸線の一方を、その原点が他力のものの原
点と一致するまで並行に変位した場合に該磁界を表わす
矢印および休止軸線釦よって形成される角度である。
巻線16および18を流れる電流の方向を反転すると、
この電流によって発生される磁界や、空間5では、休止
軸@19bに対して鋭角をなし、空間11においては休
止軸線20bに対し鈍角?形成する。この状態は図示し
てはないが、単に矢印23a、23b、24aおよび2
4bを反転することにより第1図から容易に推考するこ
とができよう。
磁極面2aおよび2bはそれぞれの休止軸線19bおよ
び20bに対してそれぞれ実質的に対称である。さらに
、磁極面3aおよび4aは休止軸線19bに関し互いに
実質的に対称であり、磁極面9aおよび10aは休止軸
線20bに対し互いに実質的に対称である。磁極面の上
に述べた配列から、休止軸線と巻線16および18によ
り発生される磁界との間に形成される角度は該巻線を流
れる電流が同じ方向である時には、休止軸線に対し対称
である。これらいろいろな角度の大きさは、特に、各磁
極面2 a +3a、4aならびに2b、9aおよび1
0aの各々が空間5および11の周りに占める角度に依
存する。
実際上、谷円筒状空間内で休止軸線および巻線により発
生される磁界により形成される鈍角は、約100°と約
160°の間にあり、特にほぼ120°にするのが好ま
しい。
上述の軸線と上述の磁界によって形成される鋭角は従っ
て約20°と80°との間にある。鈍角の好ましい埴で
ある120°は、鋭角の60゜の値に対応する。
次に第1図に示したモータの動作頭様を第2図ケ参照し
説明する。
第2図には、行Aがモータの休止状態に対応する表が示
されている。他の行BないしMの各々はモータの作動に
おけるそれぞれの段階に対応する。
欄もしくはカラムエ16および118に記入されている
記号(+)または(−)は、対応の段階において正の電
流または負の電流がそれぞれ巻116または巻線18を
流れていることを表わす。これらの記号が記入されてい
ないのは、巻−16または巻線18に電流が流れていな
いことな表わすものであることは言うまでもない。
カラムC5およびC11に示されている矢印は、同じ行
のカラム116または118に示されている電流により
それぞれ円筒状空間5および円筒状空間11に発生され
る磁界の方向および配位を表わす。
以下説明を簡略にするために、磁石19および200回
転についてだけ考察する。これら磁石がその一部を形成
する回転子もしく hsロータも同じ回転運動を行なう
ことは明らかである。
カラムC5およびC11に示されている磁界に応答し、
または位置決めトルクの影響下で磁石19および20が
とる位置が、カラムR19およびR20に、磁軸19a
および20aを表わす実線矢印で示されている。したが
って、行Aにおいては、これら矢印はまた休止軸19b
および20bを表わすことになる。カラムR19および
R20に記入されている破線矢印は、実線矢印で示され
ている位置をとる前に磁軸19aおよび20aが占める
位置を表わす。
最後に、第2図においては、図示?明瞭にするために、
先に述べた鋭角および鈍角の値は任意的に45°と13
5°に選択されている。しがしながらこれら値は非限定
的な単なる例であると理解されたい。
第2図に示した表の行Aはモータの休止位置に対応する
。巻線16および18には電流は流れず、磁軸19aお
よび20aは休止軸線19bおよび20bと一致してい
る。
行B、CおよびDには、磁石19したがってまた該磁石
がその一部をなす回転子が、第1図に矢印25で示した
方向において1ステツプ、即ち1完全回転?行なうため
にモータを作動する態様が梗aされている。なお該方向
は、この磁石の場合、正の回転方向として任意的に選択
されている。
最初すて正の電流が制御回路により巻線16に流される
(行B)。なおこの制御回路に関しては追って説明する
。この電流により円筒状空間5に発生される磁界はカラ
ム(欄)C5に示されている方向および配位にある。巻
線16に流れるi流の強さが充分であれば、磁石19は
磁軸19.aが上記磁界に平行になるまで回転する。
この場合、カラムもしくは欄C5に略示されている磁界
は休止軸線19bに対して鈍角にあるので、磁界19は
正の方向に90°より大きい角度だけ回転する。
磁石19が少なくとも近似的にカラムR19に示されて
いる位置に達すると、制御回路は巻線16の電流を遮断
して巻線18に正の電at流す(行C)。円筒状空間5
にこの電流により発生される磁界は、カラムもしくは欄
c5に示されている方向および配位にある。したがって
磁石19は、その磁軸19aが磁界に平行になるまで正
の方向に回転し続ける。この位置はカラムR19に示さ
れている。
磁石19が上記整置に少なくとも近似的に達すると、制
御回路は巻線18の電流を遮断する(行D)。そこで磁
石19は、位置決め磁石21の磁界だけの影響を受けて
、その回転運動を完結する。かぐして磁石39は、一対
の正の電流パルスに応答して正方向に1完全回転を行な
った後に再びその休止位置をとる。なお一対の電流パル
スのうち第1のパルスは巻@16に印加され、第2のパ
ースは巻@18に印カ!され社゛上から明らかなように
、上記のような一対の正の電流が巻線16および18に
この順序で印加されると常に、磁石19したがってまた
該磁石がその一部をなす回転子は再び正の方向に1完全
回転を行なう。
巻線16および18に流れて磁石19な回転せしめる電
流により発生される磁界はまた、円筒状空間11おも通
る。その方向および配位はカラムもしくは欄11に示さ
れている。したがって磁石20シままた、巻線16に印
加される第1の電流パルスに応答して、行Bのカラムも
しくは欄R20に示されている位置に達するまで、上記
電流パルスによって発生される磁界と体止磁$20bと
により形成される角度に等しい角度だけ回転する。この
角度は鋭角であり、したがって巻線16を流れる電流が
遮断されて巻線18に電流が流れると、磁石2oは先の
方向とは反対の方向に回転し始める。この磁石はその休
止位置を通ってCに示されている位置に再び戻る。この
位置においては、磁軸20aはまた、休止軸線20bに
対し鋭角にある。巻線18の電流が、行りで示されてい
る段階で遮断されると、磁石20は、磁石22によって
発生される位置決めトルクの影響下でその休止位置な再
びとることになる。
このように、磁石20は、巻線16および18を流れて
磁石19を回転せしめる一対の正の電流パルスに応答し
その休止位置を中心に揺れ運動(撮動)だけしか行なわ
ない。
第2図に示した表の行E、FおよびGには、磁石19を
して1ステツプ負の方向に回転せしめるためのモータの
作動が梗概しである。
制御回路は蝦初に正の電流を巻線18に流す(行E)。
この電流により円筒状空間5に発生される磁界はカラ1
ムもしくは欄C5に示されており、磁石19はカラムR
19に示されている位置まで負の方向に回転する。この
場合にも、磁石19は、90°よりも大きい角度に亘り
回転する。その理由は、巻線18に流れる正の電流によ
って発生される磁界が休止軸線19bに対して鈍角にあ
るためである。
磁石19が少なくとも近似的にカラムR19に示されて
いる位置に達すると、制御回路は巻線18を流れる′電
流を遮断して巻線19に正の電流を通流せしめる(行F
)。したがって磁石19は、その磁軸19aがカラムC
5に示されている磁界の方向に平行になるまで負の方向
にその回転運動を続ける。
制御回路はそこで巻線19に流れる電流を遮断し、磁石
19は磁石21によって発生される位置決めトルクに応
答しその回転運動を完結する。
したがって磁石19は、一対の正の電流パルス(そのう
ち第1のパルス(工巻@18に印加され、第2のパルス
は巻線16に印加される)に応答して正の方向に1完全
回転を行なったことになる。
容易に理解されるように、この場合にも、磁石20は、
上記2つの正の電流パルスに応答してその休止位置を中
心に揺れ運動(振動)を行なうだけである。
第2図に示した表の行H,IおよびJには、第1図に矢
印26で示した方向(この方向は任意的に磁石20の正
の回転方向として選ばれている)に、磁石20を1ステ
ツプ、即ち1完全回転せしめるためのモータの作動態様
が梗概されている。
制御回路は最初に巻線16に負の電流を通流せしめる(
行H)。該電流により円筒状空間11に発生される磁界
はしたがって、矢印23bで第1図に示した方向と反対
の方向にある。この磁界はカラムもしくは欄C11に示
されている。この場合には、該磁界は、休止軸線20b
に対して鈍角にあり、したがって磁石20は正の方向に
90°よりも大きい角度だけ回転する。
磁石20が少なくとも近似的にカラムR20に示されて
いる位置に達すると、制御回路は巻線160′電流を遮
断して、巻線18に負の電流4通す(行■)。この電流
により円筒状空間11に発生される磁界はカラムC11
に示されている。したがって磁石20は、カラムR20
に示されている位1嵯に達するまで正の方向に回転し続
ける。
制御回路は、そこで、巻線18の電流を遮断しく行J)
、そして磁石20は、磁石22によって発生される位置
決めパルスの影響下でその回転運動を完結する。
このように磁石20′L′J、、一対の負の電流パルス
(そのうちの第1番目のパルスは巻線16に印加され第
2番目のパルスは巻線18に印加される)に応答して正
の方向に1ステツプを実行する。
容易に明らかなように、この場合には、巻線16および
18に負の電流パルスにより発生される磁界は、磁石1
9の休止軸線19bに対して鋭角にある。したがって磁
石19は、上記負の電流パルスに応答しその休止位置を
中心に揺れ運動(振@)を行なうだけである。
第2図に示した表の行に、LおよびMには、モータ20
をして負の方向に1ステツプ歩通せしめるためのモータ
の作動態様が梗概しである。
制御回路は最初に巻線18に負の電流を通過せしめる(
行K)。この電流により円筒状空間11に発生される磁
界はカラムもしくは欄C11に示されている。磁石20
は、カラムR20に示されている位置に達するまで負の
方向に900よりも大きい角度に亘り回転する。
制御回路はそこで巻線18の電流を遮断し負の電流を巻
線16に通流せしめる(行L)。したがって磁石20は
カラムもしくは欄R2L]に示されている位置に達する
までカラムC11に示されている磁界の影響下で負の方
向に回転し続ける。
カラムR20に示されている位置に達すると、制御回路
は巻線16の電流遮断しく行M)、磁石20は位置決め
トルクの影響下でそのステップを完結する。
このように磁石20は、一対の負の電流パルス(そのう
ちの第1番目のパルスは巻線18に印加され、第2許目
のパルスは巻線16に印加される)に応答して負の方向
に1ステツプだけ歩進する。
容易に明らかなように、この場合にも、磁石19はその
平衡位置を中心に揺れ運動(振動)だけを行なう。
上に述べた例においては、位置決め磁石21および22
は、休止軸線19bおよび20bが双方共に、各磁極面
2aおよび2bの中心からそれぞれへの回転軸線19C
および20Cに向う方向となるように配置されている。
しかしながらこれら位置決め磁石21および22は、休
止軸線19bおよび20bが双方共に反対の方向になる
ように配置し得ることは了解されよう。
この場合には、巻組16または巻線18に流れる上に述
べた面方向の電流が円筒状の空間5および11に発生さ
れる磁石は、休止軸線19b釦対しては鋭角となり休止
軸@20bに対しては鈍角となる。逆に巻線16または
巻線18を流れる負の電流によって円筒状の空間5およ
び11に発生される磁界は休止軸線19bに対しては鈍
角となり、休止軸線20bに対しては鋭角となる。した
がって、先に述べた対の正の電流パルスは磁石20を回
転せしめ、他方、負の電流パルス対は磁石19を回転せ
しめることになる。各パルス対の第1番目のパルスを巻
線16に印加した場合にはこれら磁界の回転方向は正と
なり、第1番目のパルスケ巻線↑8に印加した場合には
回転方向は負となる。
以上要約すると、2つの磁石したがってまたこれら磁石
により構成される回転子は、同じ方向の対の電流パルス
(そのうちの第1番目のパルスは巻線のうちの1つに印
加され、第2番目のパルスは他の巻線に印加される)に
より個別的にかつステップ・パイ・ステップで作動され
る。電流パルスの方向で、1ステツプン逐行する磁石が
決定され、そして該電流パルスが巻線に印加される順序
で該磁石の回転方向が決定される。
上に述べたモータの作動例においては、各対の第1番目
のパルスの終端は第2番目のパルスの始端と一致してい
る。しかしながら、モータによって駆動される機熾的負
荷に依存して、各対のパルスのうちの第2番目のパルス
ケ第1番目のパルスの終端より僅が前または後にトリが
することがoTHEである。前者の場合にはモータによ
って発生されるトルクは増大するが電力消費者も若干犬
きぐなる。それと対照的に、後者の場合にはモータの電
力消費量は減少するが、該モータが発生し得るトルクに
も若干の減少が生ずる。
第3図は本発明にょるモータ装置の別の実施例の平面図
である。
第1図に示したモータと同様に、第6図に示したモータ
も、軟磁性材料の板から形成された固定子51を有して
いる。この固定子51は第1のfflFai片52を有
しており、その端は凹状円弧の形轢に切断されて2つの
磁極面52aおよび52bが形成されている。
固定子51は2つの他の磁極片53および54を備えて
おり、これら磁極片の各々の一端は凹状円弧の形態に切
欠きされて、2つの磁極面53aおよび54aが形成さ
れている。磁極面52a、53aおよび54aは円筒状
の空間55を画定し、これら磁極面は狭窄部56.57
および58により結合されている。
固定子51はさらに2つの磁極片59および60を有し
ており、これら磁極片の各々の一端は円弧の形態に切欠
きされておって、それぞれ磁極面59aおよび60aを
形成している。磁極面52b、59aおよび60aは第
2の円筒状の空間61を画定し、これら磁極面は狭窄部
62.63および64によって結合されている。
第1図に示した実施例の場合と同様に、磁極片52,5
3,54.59および60と一体である狭窄部56.5
7.58,62.63および64の代りに、非磁性の材
料からなる片またはエア・ギャップ(空隙)を設けても
よい。
磁極面53aおよび59aから離れている方の磁極片5
3および59の端は、この実施例の場合には一体である
電機子65によって連結されている。
同様にして、磁極面54aおよび60aから離れている
方の磁極片54および60の端は、やはり一体である電
機子66によって接続されている。
第6図に示した実施例においても、モータは、67およ
び6Bで示した2つの巻線?有している。これら巻線6
7および68は、図示してない仕方で電機子65および
66ならびに磁極片52に固定されている共通のコア6
9に取付けられている。
第3a図に一部分が示されているこの実施例の変形例に
おいて(工、巻線67および68・に対して共通のコア
69の代りに2つの別々のコア69aおよび69bが用
いられている。コア69aおよび69bの各々の第1の
端は磁極片52に接続されており、それらの第2の端(
第6a図に(工水されていない)はそれぞれ電機子65
および電機子66に接続されている。
モータは第1図に示した構造の場合と同様に、2つの回
転子もしくはロータを有しており、これら回転子はその
一部をなす磁石70および11で表わされている。
長手方向に磁化された棒の形態にある2つの位置決め磁
石72および73は、磁石70および11の近傍で固定
子51の狭窄部56および62の位置に配置されておっ
て、それぞれ磁石70および71に磁気的に結合されて
いる。磁石12および73は、それらの磁軸72aおよ
び73aの方向が実質的に、回転軸70Cおよび71c
に対してそれぞれ垂直であって磁極面52aおよび52
bの中心ケそれぞれ通る2つの直線33および34とそ
れぞれ一致するように配置されている。さらに、磁軸7
2aは磁極面52aの中心から回転軸線70cに向う方
向に配位され、他方磁軸73aは回転軸線71cから磁
極面52bの中心に向う方向に配位され(いる。
外部的影響がない場合には、磁石10および11はそれ
ぞれ位置決めトルクを受けて、その磁軸70aおよびγ
1aは第3図に示した位置に保持される。この位置にお
いては、軸70aおよび71aは休止軸@70bおよび
71bと一致する。第1図の場合と同様に、これら休止
軸線は実質的に、磁極面52aおよび52bの中心をそ
れぞれ曲りかつ磁石γ0および11の回転軸線70Cお
よび71cを通る。即ち、休止@線)工それぞれ直線3
3および34と一致する。明らかなように、休止軸線は
磁軸72aおよび73aと同じ方向を向いている。
や−工り第ろ3図に示されている本実施例の他の変形形
態においては、2つの位置決め磁石12および130代
りに単一の磁石80が用いられている。この磁石80は
、その磁軸80aが、磁極面52aおよび52bの中心
を結ぶ線上に位11するような仕方で磁極片52上に配
置されている。
磁石80により磁石70および71に加えられる位置決
めトルクは、第6図の磁石72および13によって発生
されるトルクと同じである。
したがって休止軸線70bおよび71bも第3図に示し
た休止軸線と同じになる。
この変形実施例および上に述べた変形実施例は、互いに
それぞれ独立に実現し得る点に注意されたい。−緒に示
したのは、図面の数が不必要に多くなるのを避けろため
である。
第6図を参照して述べた実権例においては、磁極面52
は扁平で直線状である。このことは、直線33および3
4が一致することを意味する。
第1図の構造の場合のように、この構成は不可欠的なも
のではなく、磁極片52は、直線33および34が一致
しないような任意の形状にすることができ扁平であって
も扁平でなくても良い。
第1図と関連して上に述べたのと同様の考察から、第6
図と関連して述べたモータにおいても、磁石72の磁軸
72aは、回転軸線70Cおよび直線33によって画定
される平面内で実質的に任意の位置に配置することがで
き、そして磁石73の磁軸73aも、回転軸線71Cお
よび直線34によって画定される他の平面内の実質的に
任意の個所に配置することができよう。
この場合にもまた、ta’t![l]72aならびに7
3aを配置することができない唯一の位置は、これら磁
軸が回転軸線70Cおよび71cそれぞれと一致する個
所である。
同様にして、ffl@72aおよび73aは、それぞれ
の磁石72および73の磁界が、円筒状空間55および
61内の対応の平面の部分における合「反磁界が休止@
線70bおよび71bの所望の方向においてそれぞれ非
零成分を有するように任意の方向に配位することができ
る。
この場合にも、位+1決め磁石72は、磁石70に対し
て印加する力よりも大きい力を磁石70に印/J[]す
るように自己置しなければならず、そして磁石13は磁
石70に印、加する力よりも大きい力を磁石11に対し
て印加するように配置しなければならないことは理解さ
れるであろう。
位置決め磁石72および730代りに単一の磁石80が
用いられている第3a図を参照して述べた構造において
は、先に述べたのと同様の考察%・ら明らかなように、
位置決め磁石80はまた、その磁軸80aが2つの回転
軸線70’cおよび71cを含む平面内に在るように配
置することができる。磁軸80aはまた、回転軸線70
cおよびTicから実質的に等距離に配置しなければな
らず、そしてこの磁軸80aは、円筒状空間55および
61内の平面の部分における合成磁界が休止軸線70b
および71bの所望の方向において非零成分を有するよ
うな磁界となる限りにおいて、任意の配位なとることが
できる。
第1図の構造の場合と同様に、位置決め磁石72および
73によって加えられる力の軸方向成分は、それぞれ直
線33および34に関し磁軸72aおよび73aに対し
て対称である磁軸を有する補助位置決め磁石により苓に
することができる。
第3b図は第ろ図に示したモータに類似のモータであっ
て上述の補助位1d決め磁石を有するモータの横断面図
である。このモータの全べての他の要素は第3図に示し
たモータの対応の要素と同じであり、したかって同じ参
照符号で示されている。第6b図に示した横断面は2つ
の回転軸線70cおよび71cを通り、そして補助位置
決め磁石およびその磁軸は参照数字72′。
72a′および73’ 、 73 a’でそれぞれ示さ
れている。
第3a図に示したモータの場合には、磁極片52に関し
磁@80aに対して対称となる磁軸を有するように配置
された補助位置決め磁石でも、磁石80により磁石70
および71に加わる力の軸方向成分を零にすることが可
能である。
第6C図は、上記補助磁石を有するモータの2つの回転
軸線70cおよび71cを含む平面における横断面図で
ある。この補助磁石およびその磁軸ng照数字80′お
よび80a′でそれぞれ示されている。このモータの他
の全べての要素は第6図に示したモータの要素と同じで
あり、同じ参照符号で表わされている。
第3図に示したモータならびにその変形実施例において
、電流に応答し巻@61により発生される磁界は、コア
69の各側で電機子65および磁極片53および59内
に分布される。この磁界の大部分は、円筒状の空間55
および61を通った後に、磁極片52ン介してコア69
に戻る。また、この磁界の小さな部分は、磁極片54お
よび60ならびに電機子66を介してコア69に戻る。
コア69、電機子65、磁極片53および59ならびに
磁極片52における磁界の磁力線は破線14および75
で略示しである。矢印?4aおよび75aは、任意に正
の方向と定められる電流が巻線67を流れる時に円筒状
の空間55および61に生ずる合成磁界の方向および配
位を示す。
巻線68は、該巻線に電流が流れる時に類似の磁界ケ発
生する。コア69、電機子66、磁極片54および60
ならびに磁極片52における上記磁界の磁力線は破線7
6および77で略示しである。矢印76aおよび7γa
は、巻線69を流れる電流が正である時に、円筒状空間
55および61に生ずる合成磁界の方向および配位を示
j。
いろいろな磁極面および2つの位置決め磁石の上記のよ
うな相対的配列により、巻線67によって発生されろ磁
界は常に、休止軸線70bおよび7 l bの1つに対
して鈍角をなし、他方の休止@[株]に対し鋭角をなす
。同じことが、巻168によって発生される磁界につい
ても当嵌る。このような角度の実際的で好ましい値は、
第1図に示した実施例の場合と同じである。
明らかなように、上述の考察はまた第3a図、第3b図
および第3C図に示した変形例にも当嵌る。
第4図は、第3図に示したモータの動作態様を梗概する
表である。第2図に示した衣の場合と同様に、行A+エ
モータの休止状態に対応し、そして行B、CおよびDな
らびE、FおよびGには、磁石70が矢印18の方向お
よびそれと反対の方向にそれぞれ1回転を行なうための
モータの作動態様が梗概されており、他方性H9■およ
びJならびにに、LおよびMには、磁石11が矢印19
で示した方向ならびにそれと反対の方向はそれぞれ1回
転を行なうためのモータの作動態様が梗概しである。
欄もしくはカラム167およびI6Bの記号(+)およ
び(−)は、正の電流または負の電流がそれぞれ巻線6
1または68に通流せしめられることな表わす。カラム
C55およびc61に示した矢印は、これら電流により
円筒状の空間55および61に発生される合成磁界の方
向および配位な表わす。最後に、カラムR70およびR
71の実線矢印は、上記磁界に応答しまたは磁石γ2お
よび73により発生される位置決めトルクの影響下で磁
石10および71の磁軸70aおよび7iaがとる位置
を表わし、他方破線矢印は磁軸70aおよび71aの先
行の位置を表わす。
第4図の表に梗、概されている第3図に示したモータの
作動におけるいろいろな段階は、第1図に示したモータ
の作動の対応の段階と類似であり、したがってここでは
詳述はしない。実際、第1図に示したモータの場合と同
様に、磁石70は巻線61および68に印加される6対
の正の電流パルスに応答して1ステツプだけ回転し、磁
石711工上記巻線に印加される6対の負の電流パルス
に応答して1ステツプ回転することが容易に判る。磁石
70および71は、6対の第1番目のパルスが巻線6−
7に印加される時には正の方向に回転し、そして該第1
番目のパルスが巻線68に印ノJ口される時には負の方
向に回転する。
また容易に理解されろように、位置決め磁石72および
γ3を、それ)の休止軸線70bおよび71bが双方共
に、第6図に示した方向とは反対の方向に向くように配
置した場合には、各対の正の電流パルスに応答して1ス
テツプ回転するのは磁石11であり、そして6対の負の
電流パルスに応答して1ステツプ回転するのは磁石70
となる。磁石70および71の回転方向は、先に述べた
のと同じである。
以上要約すると、第1図のモータの場合のように、第6
図に示したモータの2つの磁石は一対の電流パルスによ
り同じ方向に個々にかつ段階的(ステップ・パイ・ステ
ップ)で作動される。この場合、該対のパルスのうちの
第1番目のパルスは巻線の1つに印加され、第2番目の
パルスは他方の巻線に印加される。これら電流パルスの
方向で、1ステツプを実行すべき磁石が決定され、そし
てパルスが巻線に印加される順序で当該磁石の回転方向
が決定されろ。
この場合にもまた、6対の第2番目のパルスは第1番目
のパルスの終末の直前または直後にトリガするととがで
き、そうした場合には第1図に示したモータの作動と同
様な効果が得られる。第5図は本発明によるモータを作
動するための回路の1実施例を示す回路略図であり、第
6a図、第6b図、第7a図および第7b図は4つの可
能な作動状轢において上記1回路のいろいろな回路点で
測定したrL流を示す波形図である。
上に述べたモータのうちの任意のモータとすることがで
きるモータが、第5図に、2つの巻@B1およびB2で
表わされている。巻線B1および82は、6つの電界幼
果トランジスタ(FET ) T 1ないしT6によっ
て形成される双対ブリッジ回路に接続されている。トラ
ンジスタTi、T3およびT5はPチャノネルFETで
あって、そのノースifは回路の電源(図示せず)の正
極に接aされている。トランジスタT2゜T4およびT
6はNチャノネルFETであって、それらのソース電極
しま電源の負極に接続されている。
トランジスタT1およびT2のrレイン電極は共に、巻
線B1の端子の1つに接続され、トランジスタT5およ
びT6のドレインは共に巻線B2の端子の1つに接続さ
れ、そしてトランジスタT3およびT4のドレインは共
に巻線B1およびB2の第2の端子に接続されている。
巻線を形成するワイヤが巻回される方向は、第5図にそ
れぞれ工1および■2で示した電流の方向が、第1図お
よび第6図と関連して正であるとした電流の方向に対応
する巻回方向である。
トランジスタT1ないしT6のr−)電iG1ないしG
6は、図示のように接続されているアンp−c−ト81
ないし88、オア・r−)89ないし94およびインバ
ータ95ないし99によって形成される論理回路に接続
されている。
デートG1ないしG6は該論理回路から、論理状態rO
Jまたは論理状態「1」にある信号を受ける。これら論
理状嘘を工、電源の負端子の電位ならびに電源の正端子
の電位によりそれぞれ表わされる。したがって、ケゞ−
)G2.G4およびG6の1つに印加される信号rOJ
またはr−トG1.C)3およびG5の1つに印加され
る信号「1」は対応のトランジスタを不4通状態に切換
する。他方、r−トo2.G4およびG6の1つに印加
される信号「1」、またはc−トGt、o3およびG5
の1つに印加される信号「0」は対応のトランジスタケ
して導通状態に切換する。
作動回路100(詳細には説明しない)は。
モータと関連するデバイスの他の全べてのt子回路を結
合する。該デバイスが電子時計装置である場合には、回
路100は水晶発振器および分周器によって構成される
時間ベースと、制御心棒および/または1つまたは2つ
以上のブツシュ・ボタンと関連する時間設定回路ならび
に必要に応じて計時回路、アラーム回路または他の回路
のような補助回路を含む。
図示の実施例の回路100は、出力端100ak有して
おり、この出力端100aは、モータの磁石のうちの1
つが1ステツプを実行すべき場合に常に一時的に論理値
「1」をとる信号、即ちパルスを発生する。図示の実施
例においては、この磁石は、第1図に示したモータの磁
石19かまたは第3図に示したモータの磁石70である
なお、例としてではあるが、上記磁石の回転方向は、イ
ンバータ95の入力端ならびにデート82および84の
1つの入力端に接続されている出力端100bで回路1
00により発生される信号釦よって決定される。この信
号は、上記磁石が1.一方向に回転すべき場合には論理
状態「0」であり、また上記磁石が負方向に回転すべき
場合には論理状態「1」である。同様にして、回路10
口は出力端100cに、モータの第2の磁石が1ステツ
プを実行すべき時に常に論理値「1」をとるパルスを発
生する。ここで述べている実施例においては、この磁石
は第1図に示したモータの磁石20かまたは第6図に示
したモータの磁石γ1である。この第2の磁石の回転方
向は回路100の出力端100dによって発生される信
号により決定される。なおこの出力端100a+iイン
バータ96の入力端ならびにデート86および88の1
つの入力端に接続されている。この場合にも、第2の磁
石が正方向に回転すべき場合には上記信号は論理状ゆ「
0」となり、そして第2の磁石が負方向に回転すべき場
合には論理状6F1Jとなる。
回路100はまたその出力端100eに例えば、128
 H2の周波数の同期的信号を発生する。この信号で、
出力端100aおよび100Cから発生されろ信号は、
出力端100eに発生する信号が論理状態「0」となる
時に論理状態「1」になるように1司期される。
最後に、回路100シエ、出力端100aおよび100
Cがそれぞれの信号を同時に供給することはないように
構成されている。
D−スリップ・クロック101のクロック入力端cl+
z回路100の出力端100aに接続されている。この
スリップ・フロップ101のQ出力端はr −ト81お
よび84の1つの入力端に接され、そしてQ出力端はD
入力端に接続されており、そしてリセット入力端Rは回
路100の出力端100eに接続されている。
参照数字102で示すやはりD型の第2のスリップ・ク
ロックのクロック・入力端c1は、フリップ・クロック
101の煮出方端に接続されており、そしてフリップ・
クロック102のQ出力端はP−ト82および83の1
つの入力端に接続され、る出力端はD入力端に接続され
、そしてリセット入力端Rはインバータ103を介して
回路100の出力端100eに接続されている。
第3のD−スリップ・クロック104は、回路100f
7)出力端100cに接続されたクロック入力端C1と
、ケゞ−ト85および88の1つの入力端に接続された
Q出力端と、D入力端に接続された亘出力端と、回路1
00の出力端100eに接続されたリセット入力端Rと
?有する。
最後に、第4のD−7リツプ・フロップ1゜5は、フリ
ツノ・70ツブ104のゐ出力端に接続されたクロック
入力端c1と、r−486および8701つの入力端に
接続されたの出力端と、D入力端に接続されたb出力端
と、インバー タ103 ノ出カ端に接続されたリセッ
ト入力端Rとを有している。
容易1て理解されるように、スリップ−フロツノ101
.102.104および105の。出力端が論理状態[
0−1である時には、トランジスタTI、T3および”
B5のケ゛−トa1.o3および05は論理状態「1」
であり、トランジスタT2.丁’4.T5のケゞ−トo
2 、a4およびo6iま論理状態r OJになる。し
たがって全べてのトランジスタT1ないしB6は不導通
であり、@@B1およびB2には電流は流れない。
回路100の出力端100aが1つのパルスを発生する
時には材に、スリップ・フロップ101のQ出力は論理
状態「1」となる。回路100の出力端100eにより
発生される信号が状帖「1」になる時には、スリップ・
クロック101のQ出力は再び状態rOJに戻る。この
ようにして、回路1Qoの出力端100eにより発生さ
れろ信号の半周期中、即ち約6.9ミリ秒の間、状態r
1Jとなるパルスがフリップ・70ツブ101のQ出力
端から供給される。
フリップ・フロツノ101のQ出力端により発生される
各パルスの終末で、フリップ・フロップ102のQ出力
も状態「1」となり、回路100の出力100eが状態
rOJとなる時よりも約6.9ミリ秒遅れて状態「0」
に戻る。
したがって、フリツノ・フロップ101のQ出力端は、
モータの第1の磁石が1回転すべき時に常にそれぞれ約
3.9 ミIJ秒の持続期間を有する2つの相続ぐパル
スを発生する。
回路100の出力100bが状態fOJである時には、
これら2つのパルスのうちの第1番目のパルスは、”’
−)81および892通り、インバータ97を介してト
ランジスタT1のゲート電極G1に印加されると共にゲ
ート93を介してトランジスタT4のケ’−)を極G4
に印加される。これら2つのトランジスタT1 および
T49工かくして該パルスの持続期間中導通状態に切換
され、電流が正方向に巻@B1 を流れる。
フリップ・フロラ7”102のQ出力端から発生されろ
これらパルスのうちの第2番目のパルスはケ゛−ト83
および90を通り、ゲート93を介してトランジスタT
4のデー)を極G4に印加されると共にインバータ98
を介してトランジスタT5のr−)電極G5に印加され
る。
したがってトランジスタT1は不導通状態に戻り、トラ
ンジスタT 4 LX導通状9に留まり、そしてトラン
ジスタT5は第2のパルスの持続期間中導通状態に切換
わる。したがって、巻線B1の電流は遮断され、巻線B
2に電流が正方向忙流れる。このようにして、回路10
0の出力端100aから発生される信号に応答し、正の
電流パルスが巻線B1およびB2を相次いでこの順序で
流れる。第6a図に示されている波形図で図解されてい
るこの状態は、第2図および第4図に示した衣の行B、
CおよびDに示した状態に対応する。モータの第1の磁
石したがって該磁石がその一部をなす回転子げ、回路1
00の出力100bが状態「o」である時に回路100
の出力端100aから供給される各パルスに応答して、
正方向に1ステツプ、即ち1完全回転ケ行なう。
回路100の出方1100bが状ar1−1にある時に
は、フリップ・70ツブ101の。出力端から供給され
るパルスtts、pr−184および90&通り、デー
ト93を介してトランジスタQ4 のr−)電極G4に
印加されかつインバータ98を介してトランジスタT5
のケゞ−ト電極G5に印加される。がくしてこれら2つ
のトランジスタT4およびT5は導通し、巻線B2には
上記パルスの持続期間中正方向に電流が流れる。その時
点でフリップ・70ツブ102n。
出力端から発生されるパルスはゲート82および89?
通り、インバータ97を介してトランジスタT1のr−
ト電極G1に印加されると共にデート93を介してトラ
ンジスタT4のケゞ−4は導通状態に留り、トランジス
タT1は導通状態に切換えられる。がくしてやはり正で
ある電流がこのパルスの持続期間中巻線B1を流れるこ
とになる。
この時点では、回路100の出力端100aから供給さ
れる信号に応答して、正の電流パルスが巻線B2および
B1を相次いでこの順序で流れることになる。第6B図
に示されているこの状態は、第2図および第4図に示し
た表の行E 、 F’および0で示した状態と対応する
。したがって、モータの第1の磁石は、回路1ooの出
力100bが状態「1」になる時に、回路100の出力
端100aから供給される各パルスに応答して負方向に
1ステツプを実行する。
フリツノ・フロップ101および1o2の動作に関する
上の説明から類推して、7リツプ・70ツブ104およ
び105の。出力端は、回路100の出力端100cが
1つのパルスヲ発生する都度2つの相続くパルスを発生
することは容易t・こ理解されよう。
回路100の出力100dが状態「0」になると、フリ
ップ・フロップ104のQの出力端から供給されるパル
スは、y−トB5および91を介してトランジスタT2
のr−)電極G2に印加されかつP −ト94およびイ
ンバータ99を介してトランジスタT3のr−)[[、
極G3に印加される。トランジスタT2およびT3はか
くしてこのパルスの持続期間中導通し負の電流が巻線B
1を流れる。
次いで、フリップ・フロップ1.05のQ出力かう供給
されるパルスはゲート87および92?[−してトラン
ジスタT6のr−ト電極G6に印加されかつデート94
およびインバータ99を介してトランジスタT3のグー
)1を極G3に印加される。したがって、トランジスタ
T3はこのパルスの持続期間中導通状態に留まり、トラ
ンジスタT6は導通状態に切換わり、負の電流が巻線B
2に流れる。第7a図に示されているこの状態は、第2
図および第4図に示した表の行H,IおよびJの状龜に
対応する。
このように、モータの第2の磁石は、回路100の出力
100dが状態「0」になる時に、回路100の出力端
100Cから供給される各パルスに応答して正の方向に
1ステツプだけ進む。
回路100の出力100dが状態「1」になると、フリ
ップ・フロップ104のQ出力端から供給されるパルス
+sr−ト8Bおよび92ケ介シてトランジスタT6の
ケ1−ト電極G6に印加されると共にケ’−) 94お
よびインバータ99を介してトランジスタT3の/7’
−ト電極a3(印加される。かくして、これら2つのト
ランジスタT3およびT6は導通し、負の電流がこのパ
ルス期間中巻@B2に流れる。
次いで、7リソゾ・フロラ7°105のQ出力端から供
給されるパルスは、r−ト86および91を介してトラ
ンジスタT2のケ゛−ト電極Gに印加され、かつ’7−
’−) 94およびインバータ99 &介シてトランジ
スタT3のゲート電極G3に印加されろ。かぐしてトラ
ンジスタT3は、このパルスの持続期間中導通状幅に留
まりトランジスタT2は導通状態に切換わり、負の電流
が巻線B1に流れる。
第7b図釦示したこの状態は、第2図および第4図に示
した表の行に、LおよびMに示した状態に対応する。し
たがってモータの第2の磁石は、回路100の出力端1
00dが状態「1」となる時に該回路100の出力端1
00Cから供給される各パルスに応答して負の方向に1
ステツゾ運動する。
上記の制御回路は、等しい持続期間の電流パルス対を発
生する。さらに、6対の第2番目のパルスの始端は第1
番目のパルスの終端と一致f2る。最後に、全べてのト
ランジスタT1ないしT6は電流パルス対間では不導通
である。自明なように、必要に応じ、異なった持続期間
のパルスを発生しかつ/または6対の第2番目のパルス
が第1番目のパルスの終末前または後に生ずるように制
御回路を変更することがoT能である。また各ステップ
運動の終りに休止位置を中心に生ずる磁石の倣動の減技
を促進するように巻線を短絡するために、6つのトラン
ジスタTi、T3によびT5または3つのトランジスタ
T2 、T4およびT6が電流パルス間で導通状態にな
るように変更することも可能である。
これらの変更9工、当該技術分野の専門家には容易に想
到し得るところであるのでここでは説明を省略する。
モータ制御回路にはまた、モータにより実際に駆動され
つつある機械的負荷の大きさに依存して電流パルスの持
続期間を制御するための回路を組合わせることもできる
。2つの巻線が同時にトリがもしくは励起されない事例
忙おいては、パルス持続期間制御回路を、論理回路によ
り供給される信号で作動されるスイッチング回路によっ
て、電流が流れていない巻線に接続することが可能であ
る。パルス持続期間制御回路は、その場合、単に該回路
が接続されている巻線に誘起された電圧を用いて、モー
タにより駆動されている機械的負荷に依存する時点で他
の巻線を流れる電流tS断するようにすることができる
。この種の制御回路には数多の型のものが周知であるの
で、ここでは説明しない。
本発明は、図面を参照し上に述べた実施例に限定される
ものではないことは理解されるであろう。特に、本発明
の範囲から逸脱することなぐ、モータのいろいろな部分
の形態および配列に関し多くの変更が可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるモータ装置の第1の実施例を示す
平面図、第1a図は第1図に示したモータ装置の変形例
を示す断面図、第2図は第1図に示したモータ装置の動
作におけるいろいろな段階を梗概する表を示す図、第3
図は本発明によるモータ装置の第2の実施例を示す平面
図、第6鼾図は第6図に示したモータ装置の変形例の一
部分を示す平面図、第6b図および第3c図は第6図に
示したモータ装置の変形例な示−f横断面図、第4図は
第6図に示したモータ装置の動作におけるいろいろな段
階を梗概する表を示す図、第5図は本発明によるモータ
装置のための制御回路の1実施例を示す回路略図、そし
て第6a図、第6b図、第7a図および第7b図は、本
発明によるモータ装置の動作におけろいろいろな段階で
第5図に示す回路のいろいろな回路点で測定した信号を
示す波形図である。 1・・固定子、2,3,4,9.10,52゜53.5
4,59.60・・・磁極片、5.IL55.61  
円筒状空間、16,18,67゜68.6L  B・・
巻線、15.17,65゜66 ・電機子、19,20
,21.22,70゜71.72,73.80・・磁石
、51・・・固定子、69、コア、81.82.83,
84,85゜86.87.88  アンド・ゲート、8
9゜90.91,92,93.94・・オア・デート、
95.96,97,103 ・・インバータ、100・
・・動作回路、101,102,104,10591.
フリップ・フロップ、T・・・電界効果トランジスタ、
G−デート、

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、 第1の回転軸線を有し該第1の回転軸線に対して
    実質的に垂直である第1の磁軸な有する第1の永久磁石
    な含む@1の回転子と、第2の回転軸線を有し該第2の
    回転軸線に対して実質的に垂直である第2の磁軸を有す
    る第2の永久磁石を含む第2の回転子と、他の影響が存
    在しない場合に前記第1および第2の磁軸なそれぞれ第
    1の休止軸線および第2の休止軸線に沿って配向するた
    めの手段と、 前記第1の磁石および前記第2の磁石に対し、第1の電
    流に応答して第1の磁界をそして第2の電流に応答して
    第2の磁界を印加するための手段とを備え、前記第1お
    よび第2の磁界は前記第1の回転軸線および前記第2の
    回転軸線に対して実質的に垂直であって、前記体止+@
    1線の内の1つの軸線と共に実質的に対−6の2つの鈍
    角および池の休止軸線と共に実雌的に対称の2つの鋭角
    を形成することを′#徴とするモータ装置。 2、 第1および第2の磁界を印加するための手段が、 第1の休止軸線に対して実質的に対称な第1の:ia 
    ’*而と第2の休止Il!lII線に対して実質的に対
    称l第2の磁極面とを打する第1の磁極片と、 第1の休止軸線に関しfl−v=に実質的に対称でお−
    って前記第1の磁極面と共に、第1の回転m線と実質的
    に一致する軸線を有する第1の実醍的に円:筒状の空間
    を画定する第6の磁極自活よび第4の磁極面?それぞれ
    有する第2の磁極片および第6の磁極片と、 第2の休止軸線に関しqいに実質的に対称であって前記
    第2の磁極面と共に第2の回転軸、雰と実質的に一致す
    る11111勝を督する第2の実質的に円、i伏の空間
    を画定する第5の磁極面および第6の磁極面をそれぞれ
    有する第4の磁極片および第5の磁極片と、 それぞれ前記第2の磁極片および用4の磁極片に接続さ
    れた第1および第2の端2有するコアを含む第1の巻線
    と、 それぞれ前記第6の磁極片および第5の磁極片に接続さ
    れた第1および第2の端を有するコアを含む第2の巻線
    とから構成され、第1の磁軸は前記第1の磁極面の中央
    から前記第1の回転磁線に向う方向に配向され、第2の
    磁軸は前記第2の磁極面の中央から前記第2の回転軸線
    に向う方向に配向され、または前記2つの磁軸が反対の
    方向に配回される特許請求の範囲第1項記載のモータ装
    置。 3 第1および第2の磁軸を配向するための手段が、第
    1の永久磁石に結合されて、実質的に第1の磁極面の中
    央を通り且つ第1の回転軸線を含む平面内に配置されて
    いる第6の磁軸を有する第6の永久磁石と、第2の回転
    軸線を含み第2の磁極面の中央を通る平面内に実゛庶的
    に配置されている第4の磁軸を有し第2の永久磁石に結
    合されている第4の永久磁石とを含む特許請求の範囲第
    2項記載のモータ装置。 4、@1および第2の磁軸を配向するための手段が、さ
    らに、第1の回転軸線に対して垂直であって第1の磁極
    面の中央を通る直線に関し第6の磁@に実質的に対称で
    ある第5の磁軸な有する第5の永久磁石と、第2の回転
    軸線に対し垂直であって第2の磁極面の中央な通る直線
    に関し第4の磁軸Vて実質的に対称である第6の磁軸を
    有する第6の永久磁石とを含む特許請求の範囲第6項記
    載のモータ装置。 5 第1および第2の磁界を印加するための手段が、 第1の体止軸線に関し実質的に対称である第1の磁極面
    および第2の休止軸線に関し実質的に対称である第2の
    磁極面を有する第1の磁極片と、 第1の休止軸線に関し互いに実質的に対称であって、第
    1の磁極面と共に、第1の回転軸線と実質的に一致する
    軸線な有する第1の実質的に円筒状の空間を画定する第
    6の磁極面および第4の磁極面をそれぞれ宵する第2の
    磁極片および第3の磁極片と、 第2の休止軸線に関し互いに実質的に対称であって、第
    2の磁極面と共に、第2の回転軸線と実質的に一致する
    軸線を有する実質的に円筒状の第2の空間を画定する第
    5の磁極面および第6の磁極面をそれぞれ有する第4の
    磁極片および第5の磁極片と、 前記第2および第4の磁極片に接続された第1の電機子
    および前記第6および第5の磁極片に接続された第2の
    電機子と、 第1の巻線および第2の巻線と、 前記第1の巻線および第2の巻線?前記第1の磁極片な
    らびに前記第1および第2の電機子にそれぞれ磁気的に
    結合するための手段とを有し、 第1の磁軸は実質的に前記第1の磁極面の中央から前記
    第1の回転軸線に向う第1の方向に配向され、前記第2
    の磁軸は実質的に前記第2の回転軸線から前記第2の磁
    極面の中央に向う第2の方向に配向される特許請求の範
    囲第1項記載のモータ装置。 6、 第1および第2の巻線を第1の磁極片ならびに第
    1および第2の電機子にそれぞれ磁気的に接続するため
    の手段が、前記2つの巻線に磁気的に結合されて前記2
    つの巻線間に配置され第1の磁極片に接続されている中
    央部分と前記第1および第2の電機子にそれぞれ接続さ
    れている2つの端とを宵するコアとを含む特許請求の範
    囲第5項記載のモータ装置。 Z 第1および第2の巻線な第1の磁極片ならびに第1
    および第2の電機子それぞれ磁気的に接@するための手
    段が、それぞれ第1の巻線および第2の巻線に磁気的に
    結合されて、それぞれ第1の磁極片に接続された@1の
    端と前記第1の電機子および前記第2の電機子にそれぞ
    れ接続された第2の端を有する第1のコアおよび第2の
    コアを含む特許請求の範囲第5項記載のモータ装置。 8、 第1および第2の磁軸を配向するための手段が、
    第1および第2の永久磁石に結合されて、第1の磁軸を
    第1の方向にそして第2の磁軸を第2の方向に配向する
    ように配置された第6の磁軸を有する第6の永久磁石を
    含む特許請求の範囲第5項記載のモータ装置。 9 第1および第2の磁軸を配位するための手段が、さ
    らに、第1の磁極面に関し第6の磁軸に実質的に対称に
    配置された第4の磁軸を有する第4の永久磁石を含む特
    許請求の範囲第8項記載のモータ装置。 10.1!1および第2の磁軸を配向するための手段が
    、第1の永久磁石に結合されて第1の回転軸線?含み第
    1の磁極面の中央を通る平面内に実質的に配置されてい
    る第6の磁軸を有する第3の永久磁石と、第2の永久磁
    石に結合されて第2の回転軸線を含み第2の磁極面の中
    央を通る平面内に実質的に配置されている第4の磁軸を
    有する第4の永久磁石を含む特許請求の範囲第5項記載
    のモータ装置。 11、第1および第2の磁軸を配向するための手段が、
    さらに、第1の回転軸線に対して垂直で第1の磁極面の
    中央を通る直線に関し第6の磁軸に実質的に対称な第5
    の磁軸を有する第5の永久磁石と、第2の回転軸線に対
    し垂直で第2の磁極面の中央を通る直線に関し第4の磁
    軸に実質的に対称である第6の磁軸な有する第6の永久
    磁石とを含む特許請求の範囲第10項記載のモータ装置
    。 12鈍馬の値が約1000ないし約1600であり、鋭
    角の値が約200ないし約800である特許請求の範囲
    第1項記載のモータ装置。 16、鈍角の値が約120°に等しく、鋭角の値が約6
    00に等しい特許請求の範囲第12項記載のモータ装置
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