JPS58188773A - フロントフオ−ク - Google Patents
フロントフオ−クInfo
- Publication number
- JPS58188773A JPS58188773A JP7322582A JP7322582A JPS58188773A JP S58188773 A JPS58188773 A JP S58188773A JP 7322582 A JP7322582 A JP 7322582A JP 7322582 A JP7322582 A JP 7322582A JP S58188773 A JPS58188773 A JP S58188773A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- inner tube
- tip
- lock piston
- front fork
- bent portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は二輪車のフロントフォーク、特にフロントフォ
ークの最伸長時における衝撃の緩和に関するものである
。
ークの最伸長時における衝撃の緩和に関するものである
。
一般に二輪車用のフロントフォークにお（・では、第１
図示の従来品の如く車体側に連結されたインナーチュー
ブ１が、車怜側に連結されたアウターチューブ２内に摺
動自在に嵌合するように構成されると共に車体に対して
斜めに取り付けられ、最伸時におけるインナーチューブ
１の伸長制限作用は、シリンダ乙のピストン４とコイル
ばね５との衝接によって行われるが、その反力は、前記
コイルばね５．バルブ６のケース６ａ及びロックビスト
ン７を経てインナーチューブ１の先端折曲部１ａ−＼と
伝達されるようにしである。
図示の従来品の如く車体側に連結されたインナーチュー
ブ１が、車怜側に連結されたアウターチューブ２内に摺
動自在に嵌合するように構成されると共に車体に対して
斜めに取り付けられ、最伸時におけるインナーチューブ
１の伸長制限作用は、シリンダ乙のピストン４とコイル
ばね５との衝接によって行われるが、その反力は、前記
コイルばね５．バルブ６のケース６ａ及びロックビスト
ン７を経てインナーチューブ１の先端折曲部１ａ−＼と
伝達されるようにしである。
従ってこの部分が破壊されるような場合には、中輪に直
結されているアウターチューブ２はインナー・チューブ
１から逸脱１．、転倒等の危険につながる可能性がある
ため、この部分の構成は重要保安構造でなげわばならな
い。
結されているアウターチューブ２はインナー・チューブ
１から逸脱１．、転倒等の危険につながる可能性がある
ため、この部分の構成は重要保安構造でなげわばならな
い。
然るに現状においては、上述のように数種の部品からな
り、これらの部品を介してインナーチューブ１の先端折
曲部１ａに力が伝達されるものであり、而かもこれらの
部品には製作誤差も生じ易く、ために押切荷重に対する
信頼性に欠けると同時に各部品の設計に当っては、融通
性に欠けるものであった。
り、これらの部品を介してインナーチューブ１の先端折
曲部１ａに力が伝達されるものであり、而かもこれらの
部品には製作誤差も生じ易く、ために押切荷重に対する
信頼性に欠けると同時に各部品の設計に当っては、融通
性に欠けるものであった。
更に車体に対して傾斜して取り付けられているフロント
フォークにおいては、車輪を介して伝達される突き上げ
入力に対する曲げ応力分布を見ると、インナーチューブ
１を車体側に連結するアンダブラケット１の下側を最大
として順次下方へ行くに従って曲げ応力は減少するよう
に構成されている。
フォークにおいては、車輪を介して伝達される突き上げ
入力に対する曲げ応力分布を見ると、インナーチューブ
１を車体側に連結するアンダブラケット１の下側を最大
として順次下方へ行くに従って曲げ応力は減少するよう
に構成されている。
然るにインナーチューブ１は、その最大曲げ応力部分、
即ち、アンダブラケット１′の下側部分を基準として長
さ全域に亘り同径に形成されているため、それだけ重量
の増大となっている。
即ち、アンダブラケット１′の下側部分を基準として長
さ全域に亘り同径に形成されているため、それだけ重量
の増大となっている。
尚第１図において、８は懸架ばね、９は伸び側減衰用の
オリフィス１０は圧側減衰用の油孔、１１はバルブ６に
おけろ切欠通路、１２はばね、１３はシール、１４は油
孔枠、１５はボルト、１６はシールで、油室Ａ 、 Ｂ
、 Ｃを形成していることは周知の通りである。
オリフィス１０は圧側減衰用の油孔、１１はバルブ６に
おけろ切欠通路、１２はばね、１３はシール、１４は油
孔枠、１５はボルト、１６はシールで、油室Ａ 、 Ｂ
、 Ｃを形成していることは周知の通りである。
本発明は上述のような保安上の欠陥を適切に排除すると
共に全体としての軽量化と作動の円滑化とを図ったもの
である。
共に全体としての軽量化と作動の円滑化とを図ったもの
である。
以下図面に示した実施例に基いて本発明の詳細な説明す
る。
る。
第２図は本発明によるフロ、ントフォークの最伸長時の
要部を示す一部切欠縦断側面図で、第１図 ゛と同様
の部品には同一符号を符し、比較対照、・を容易にしで
ある。
要部を示す一部切欠縦断側面図で、第１図 ゛と同様
の部品には同一符号を符し、比較対照、・を容易にしで
ある。
本発明と従来品との相異は、ピストン４とインナーチュ
ーブ１の先端折曲部１ａとの間にコイルばね５のみな介
装したｙけで、ロックピストン７は、その一端７ａで先
端折曲部１ａを被包し、スポット溶接１７により固定し
てあり、通孔１８を設け−（ある。
ーブ１の先端折曲部１ａとの間にコイルばね５のみな介
装したｙけで、ロックピストン７は、その一端７ａで先
端折曲部１ａを被包し、スポット溶接１７により固定し
てあり、通孔１８を設け−（ある。
この場合、パルプ６は先端折曲部１ａの前方でロックビ
ス トン７との間にシリンダろを周回する１こうに配設
しである。
ス トン７との間にシリンダろを周回する１こうに配設
しである。
マｔこ図面で示す最伸長時のシール１３位置より前方に
突出したインナーチューブ１の先端部分部′１′）イン
ナーチューブ１とアウターチューブ２との必要最少嵌合
長部分の中、両者の嵌合支持部分２１゜２２を除（先端
部１ｂの外径を小さくするように削切１．て間隙１９を
形成し、ロックピストン７の肉薄に形成した端部７ａを
収容すると共に間隙１９に連通する隙間２０を設けるよ
うにしである。
突出したインナーチューブ１の先端部分部′１′）イン
ナーチューブ１とアウターチューブ２との必要最少嵌合
長部分の中、両者の嵌合支持部分２１゜２２を除（先端
部１ｂの外径を小さくするように削切１．て間隙１９を
形成し、ロックピストン７の肉薄に形成した端部７ａを
収容すると共に間隙１９に連通する隙間２０を設けるよ
うにしである。
以上のような構成からなる本発明においては、フロント
フォークの最伸長時において、ピストン４と、インナー
チューブ１の先端折曲部１ａとの間における衝撃は、コ
イルばね５のみによって緩和するようにしてあり、第１
図示の従来品のようにロックピストン７及びパルプケー
ス６ａを介して力が伝達されることがないから、これＣ
）部品７及び６ａの損耗や破損による災害を防止する上
で効果的であり、信頼性を高め得たものである。
フォークの最伸長時において、ピストン４と、インナー
チューブ１の先端折曲部１ａとの間における衝撃は、コ
イルばね５のみによって緩和するようにしてあり、第１
図示の従来品のようにロックピストン７及びパルプケー
ス６ａを介して力が伝達されることがないから、これＣ
）部品７及び６ａの損耗や破損による災害を防止する上
で効果的であり、信頼性を高め得たものである。
またロックピストン７には伸長時における押切荷重が作
用しないため、スポット溶接１７によって、これをイン
ナーチューブ１の先端に容易に固定することを可能にし
たものである。
用しないため、スポット溶接１７によって、これをイン
ナーチューブ１の先端に容易に固定することを可能にし
たものである。
更にイ・ンナーチューブ１の先端部１ｂ、即ちインナー
チューブ１とアウターチューブ２との必要最少嵌合長部
分（図示のようにフロントフォークが伸び切った状態に
おけるインナーチューブ１とアウターチューブ２との重
合した部分の長さ）における嵌合支持部分２１．２２を
除いたインナーチューブ１の先端部１ｂの外径゛を縮少
することによって、インナーチューブ、１に曲がりが生
ずるようなことがあっても、前述の間隙１９によってア
ウターチューブ２へ摺接する不都合を防止するこにがで
きるのみならず、インナーチューブ１とアウターチュー
ブ２とは相互に嵌合支持部２１．２２の二点支持構造と
なるため、伸縮動作を円滑に行うことができ、作動性の
向上をも図り得たものである。
チューブ１とアウターチューブ２との必要最少嵌合長部
分（図示のようにフロントフォークが伸び切った状態に
おけるインナーチューブ１とアウターチューブ２との重
合した部分の長さ）における嵌合支持部分２１．２２を
除いたインナーチューブ１の先端部１ｂの外径゛を縮少
することによって、インナーチューブ、１に曲がりが生
ずるようなことがあっても、前述の間隙１９によってア
ウターチューブ２へ摺接する不都合を防止するこにがで
きるのみならず、インナーチューブ１とアウターチュー
ブ２とは相互に嵌合支持部２１．２２の二点支持構造と
なるため、伸縮動作を円滑に行うことができ、作動性の
向上をも図り得たものである。
史に実施例では、インナーチューブ１のみの縮径な述べ
たが、アウターチューブ２の内径を前述のような先端部
１ｂに対応して大径に形成し、電歇の軽減と、大径部を
型による成形のま〜とすることによってアウターチュー
ブ２の内面加工の工数低減をも図り得たものである。
たが、アウターチューブ２の内径を前述のような先端部
１ｂに対応して大径に形成し、電歇の軽減と、大径部を
型による成形のま〜とすることによってアウターチュー
ブ２の内面加工の工数低減をも図り得たものである。
因みに前述の必要最小嵌合長は、フロントフオを必須と
するもので、長いものにおいては、ストローク長より長
いものも存在し、云うまでもなく必要最少嵌合長が長け
れば、それだけ堅固となるものであり、従って前述の間
隙１９による軽量効果はきわめて犬とならざるを得ない
。
するもので、長いものにおいては、ストローク長より長
いものも存在し、云うまでもなく必要最少嵌合長が長け
れば、それだけ堅固となるものであり、従って前述の間
隙１９による軽量効果はきわめて犬とならざるを得ない
。
以上述べた如（本発明によれば、フロントフォークの最
伸長時におけるインナーチューブ先端における衝撃をコ
イルばね５のみによって支受けし。
伸長時におけるインナーチューブ先端における衝撃をコ
イルばね５のみによって支受けし。
得るようにロックピストン７をインナーチューブ１の先
端折曲部１ａの前方に配したから、従来品におけるこの
部分の耐久性を格段に向」二し、信頼度を高め得ると同
時に、インナーチューブ１の必要最少嵌合長部分のうち
、両者の嵌合支持部を除いたインナーチューブ１の先端
部１ｂの外径を縮少することにより重量並びに作動性の
向上を計り得たもので、前述の信頼性の向上と共にフロ
ントフォークの性能向上の上で多大の効果をもたらし得
たものである。
端折曲部１ａの前方に配したから、従来品におけるこの
部分の耐久性を格段に向」二し、信頼度を高め得ると同
時に、インナーチューブ１の必要最少嵌合長部分のうち
、両者の嵌合支持部を除いたインナーチューブ１の先端
部１ｂの外径を縮少することにより重量並びに作動性の
向上を計り得たもので、前述の信頼性の向上と共にフロ
ントフォークの性能向上の上で多大の効果をもたらし得
たものである。
第１図は従来の二輪車用フロントフォークの一例を示す
一部切欠縦断側面図、第２図は本発明フロントフォーク
の要部を示す切欠縦断側面図である。 １〜インナーチユーブ １３〜先端折曲部 １ｂ〜先 端 部 ２〜アウターチユーブ う〜シリンダ ４〜ピストン ５〜コイルばね ６〜）（ルプ ６ａ〜パルプケース ７〜ロツクピストン ７３〜端 部 ８〜懸架ばね ９〜オリフイス １０〜油 孔 １１〜切欠通路 １２〜ば ね １ろ〜シール １４〜油孔桿 １５〜ボルト １６〜シール Ａ、Ｂ、Ｃ〜油 室 １７〜スポツト溶接 １８〜通 孔 １９〜間 隙 ２０〜隙 間 ２１．２２〜嵌合支持部分。 昭和５７年４月２８日 特許出願人 萱場工業株式会社 ン外２／ｇ
一部切欠縦断側面図、第２図は本発明フロントフォーク
の要部を示す切欠縦断側面図である。 １〜インナーチユーブ １３〜先端折曲部 １ｂ〜先 端 部 ２〜アウターチユーブ う〜シリンダ ４〜ピストン ５〜コイルばね ６〜）（ルプ ６ａ〜パルプケース ７〜ロツクピストン ７３〜端 部 ８〜懸架ばね ９〜オリフイス １０〜油 孔 １１〜切欠通路 １２〜ば ね １ろ〜シール １４〜油孔桿 １５〜ボルト １６〜シール Ａ、Ｂ、Ｃ〜油 室 １７〜スポツト溶接 １８〜通 孔 １９〜間 隙 ２０〜隙 間 ２１．２２〜嵌合支持部分。 昭和５７年４月２８日 特許出願人 萱場工業株式会社 ン外２／ｇ
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 （］）インナ・−チューブの先端折曲部の前方にロック
ピストンを配置すると共に該ロックピストンの一端で前
記先端折曲部を含むインナーチューブ先端部を被包固定
し、且つバルブをロックピストン内側に収容したことを
特徴とするフロントフォーク。 （２）インナーチューブの先端折曲部の前方にロックピ
ストンを配置すると共に該ロックピストンの一端で前記
先端折曲部を含むインナーチューブ先端部を被包固定し
、且つバルブをロックピストン内側に収容する一方、イ
ンナーチューブの先端折曲部とシリンダに設けたピスト
ンとの間には伸切緩衝用のコイルばねのみを介装したこ
とを特徴とするフロントフォーク。 （３）インナーチューブの先端折曲部の前方にロックピ
ストンを配置すると共に該ロックピストンの一端で前記
先端折曲部を含むインナーチューブ。 先端部を被包固定し、且つ・くルプをロックピストン内
側に収容する一方、インナーチューブ゛とアウターチュ
ーブとで形成する必要最少嵌合長部分においては、両者
の嵌合支持部分を除くインナーチューブの先端部外径を
他の外径部分よりも小径に形成したことを特徴とするフ
ロントフォーク。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7322582A JPS58188773A (ja) | 1982-04-28 | 1982-04-28 | フロントフオ−ク |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7322582A JPS58188773A (ja) | 1982-04-28 | 1982-04-28 | フロントフオ−ク |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58188773A true JPS58188773A (ja) | 1983-11-04 |
Family
ID=13512019
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7322582A Pending JPS58188773A (ja) | 1982-04-28 | 1982-04-28 | フロントフオ−ク |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58188773A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4759076A (en) * | 1985-02-28 | 1988-07-19 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Image rotating system by an arbitrary angle |
-
1982
- 1982-04-28 JP JP7322582A patent/JPS58188773A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4759076A (en) * | 1985-02-28 | 1988-07-19 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Image rotating system by an arbitrary angle |
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