JPS5818680B2 - ブンリガタデンリヨクリヨウケイ - Google Patents
ブンリガタデンリヨクリヨウケイInfo
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- JPS5818680B2 JPS5818680B2 JP11790575A JP11790575A JPS5818680B2 JP S5818680 B2 JPS5818680 B2 JP S5818680B2 JP 11790575 A JP11790575 A JP 11790575A JP 11790575 A JP11790575 A JP 11790575A JP S5818680 B2 JPS5818680 B2 JP S5818680B2
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- state
- line
- stepping motor
- coil
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は分離形電力量計の改良に関する。
この種分離形電力量計は、電力量に比例して回転する回
転円板を設けてこの回転円板の回転数に対応する電気パ
ルスを発信する信号発信装置と、この信号発信装置から
発信されたパルスを受信し電力量kWhを計量する受量
器とからなっている。
転円板を設けてこの回転円板の回転数に対応する電気パ
ルスを発信する信号発信装置と、この信号発信装置から
発信されたパルスを受信し電力量kWhを計量する受量
器とからなっている。
この電力量計は電力の取引に使用されるものであるから
高い精度が要求されるとともに検定封印して使用するた
め完全無保守をたてまえとしており、そのため高い信頼
性が要求される。
高い精度が要求されるとともに検定封印して使用するた
め完全無保守をたてまえとしており、そのため高い信頼
性が要求される。
ところで電力量計を構成する受量器の駆動源としてはス
テッピングモータが最適とされている。
テッピングモータが最適とされている。
このステッピングモータは4相のものが安定度が高く、
かつ高い駆動トルクが得られるため、一般に市販されて
いるものはほとんど4相である。
かつ高い駆動トルクが得られるため、一般に市販されて
いるものはほとんど4相である。
しかしながら4相のステッピングモータは4つの状態変
化があることから電源開閉時における電気的な状態変化
により誤ステップを起し、大きな累積誤差を計量するこ
ととなって問題が多く、非常に使いにくいモータである
ため分離形電力量計に使用していなかった。
化があることから電源開閉時における電気的な状態変化
により誤ステップを起し、大きな累積誤差を計量するこ
ととなって問題が多く、非常に使いにくいモータである
ため分離形電力量計に使用していなかった。
すなわち本発明では2相パルス出力を4相ステツピング
モータ駆動可能な4つの状態信号に変換することにより
4相ステツピングモータを使用可能とすることを目的と
する。
モータ駆動可能な4つの状態信号に変換することにより
4相ステツピングモータを使用可能とすることを目的と
する。
さらに本発明の目的は4相のステッピングモータを用い
た電力量計において、電源開閉時等にステッピングモー
タに誤ステップが起きても累積誤差として計量しないよ
うにする分離形電力量計を提供するものである。
た電力量計において、電源開閉時等にステッピングモー
タに誤ステップが起きても累積誤差として計量しないよ
うにする分離形電力量計を提供するものである。
以下図面を参照して本発明の一実施例を説明する。
第1図は例えば発信装置付電力量計の発信出力部の一例
と、これに接続される受量器の受信回路とステッピング
モータ駆動回路とを表わしたものである。
と、これに接続される受量器の受信回路とステッピング
モータ駆動回路とを表わしたものである。
第1図において10は発信装置付電力量計の発信出力部
で電力量に比例して回転する回転円板の回転を検出する
回転検出部11を有し、この回転検出部11の出力によ
ってトランジスタT1.T2がオンオフ制御され、これ
によって2相パルスが電力量に比例して発信するように
なっている。
で電力量に比例して回転する回転円板の回転を検出する
回転検出部11を有し、この回転検出部11の出力によ
ってトランジスタT1.T2がオンオフ制御され、これ
によって2相パルスが電力量に比例して発信するように
なっている。
2相パルスとは“l 19 、1(Q l+の状態をそ
れぞれ有する2つのパルスであって、これら2つのパル
スの1″、“0′”の状態の組合せより4.っの状態を
作成できるようなパルスである。
れぞれ有する2つのパルスであって、これら2つのパル
スの1″、“0′”の状態の組合せより4.っの状態を
作成できるようなパルスである。
そしてこの4つの状態は一定の順序でくり返えされる。
CA。cBは発信用トランジスタT1tT2の出力端子
であり、またCOは共通帰線端子である。
であり、またCOは共通帰線端子である。
そして、発信用トランジスタT□およびT2がオンのと
きを“1″、オフのときを°“0″と定め、この2相パ
ルスの状態を真理値表で表わせば出力端子CA。
きを“1″、オフのときを°“0″と定め、この2相パ
ルスの状態を真理値表で表わせば出力端子CA。
CBの状態は次の第1表のようになる。
また20は発信パルスを受信して電力量を計量する受量
器である。
器である。
すなわち、受量器20の受信側端子RA、RBは発信出
力部10の発信側端子CA、CBと接続され、また共通
端子coと共通端子Roとが接続される。
力部10の発信側端子CA、CBと接続され、また共通
端子coと共通端子Roとが接続される。
而して、受信側の端子RBは後続の1段目の受信用トラ
ンジスタT3(以下、単にトランジスタT3と称する)
のしきい値を高く設定するツェナーダイオードZD1を
介してトランジスタT3のベースに接続され、トランジ
スタT3のコレクタとコイル駆動用トランジスタT4(
以下、単にトランジスタT4と称する)のベースとがト
ランジスタT4のコレクタとコイル駆動用トランジスタ
T5(以下、単にトランジスタT5と称する)のベース
とが接続されている。
ンジスタT3(以下、単にトランジスタT3と称する)
のしきい値を高く設定するツェナーダイオードZD1を
介してトランジスタT3のベースに接続され、トランジ
スタT3のコレクタとコイル駆動用トランジスタT4(
以下、単にトランジスタT4と称する)のベースとがト
ランジスタT4のコレクタとコイル駆動用トランジスタ
T5(以下、単にトランジスタT5と称する)のベース
とが接続されている。
なお、トランジスタT4のコレクタとトランジスタT5
のベース間にベース電流制御抵抗R1が介挿されている
。
のベース間にベース電流制御抵抗R1が介挿されている
。
また受信側端子RAには同じく後続の受信用トランジス
タT6 (以下、単にトランジスタT6と称する)のし
きい値を高く設定するツェナーダイオードZD2を介し
てトランジスタT6 、T7 、T8が前述のトラ
ンジスタT3゜T4 、T5と同様に接続される。
タT6 (以下、単にトランジスタT6と称する)のし
きい値を高く設定するツェナーダイオードZD2を介し
てトランジスタT6 、T7 、T8が前述のトラ
ンジスタT3゜T4 、T5と同様に接続される。
なお、コイル駆動用トランジスタT7 (以下、単にト
ランジスタT7と称する)のコレクタとコイル駆動用ト
ランジスタT8(以下、単にトランジスタT8と称する
)の間にベース電流制御抵抗R2が接続される。
ランジスタT7と称する)のコレクタとコイル駆動用ト
ランジスタT8(以下、単にトランジスタT8と称する
)の間にベース電流制御抵抗R2が接続される。
そして、ツェナーダイオードZD、、ZD2の入力側に
ベース電流制御抵抗R3、R4、トランジスタT3yT
6のコレクタ側に負荷抵抗R5tR6を接続し、これら
の抵抗R3〜R6の他側端を電源+Vsに接続する。
ベース電流制御抵抗R3、R4、トランジスタT3yT
6のコレクタ側に負荷抵抗R5tR6を接続し、これら
の抵抗R3〜R6の他側端を電源+Vsに接続する。
また各トランジスタT3〜T8のエミッタは端子ROに
接続する。
接続する。
一方、トランジスタT4 、T5 、T7 yT8
のコレクタ側にはステッピングモータSMの各相のコイ
ルa、c、b、dが負荷として接続されている。
のコレクタ側にはステッピングモータSMの各相のコイ
ルa、c、b、dが負荷として接続されている。
次に第1図に示す分離形電力量計の動作を説明する。
先ず、第1表の1の状態のようにトランジスタT1 、
T2がオンの状態になると、受信用トランジスタT3
、T6のベースに電流が流れないから該トランジスタ
T3 、T6はオフである。
T2がオンの状態になると、受信用トランジスタT3
、T6のベースに電流が流れないから該トランジスタ
T3 、T6はオフである。
トランジスタT4 、T7のベースはそれぞれトランジ
スタT3)T6のコレクタに、トランジスタT5 、
T8のベースはそれぞれトランジスタT4゜T7のコレ
クタに接続されているので、この状態ではトランジスタ
T4 、T7がオン、トランジスタT5yT8がオフ状
態になる。
スタT3)T6のコレクタに、トランジスタT5 、
T8のベースはそれぞれトランジスタT4゜T7のコレ
クタに接続されているので、この状態ではトランジスタ
T4 、T7がオン、トランジスタT5yT8がオフ状
態になる。
一方、トランジスタT4 、T5 、T7.T8のコレ
クタにはステッピングモータSMの各相のコイルa、c
、b、dが負荷として接続されているので、この状態で
はステッピングモータSMのコイルa、bが励磁されて
いる。
クタにはステッピングモータSMの各相のコイルa、c
、b、dが負荷として接続されているので、この状態で
はステッピングモータSMのコイルa、bが励磁されて
いる。
次に発信出力部10の端子CA、CBが第1表の■の状
態になると、トランジスタT3 、T5がオフからオ
ンに、トランジスタT4がオンからオフの状態に変わり
、ステッピングモータSMのコイルaが消磁し、コイル
Cが励磁され、コイルb。
態になると、トランジスタT3 、T5がオフからオ
ンに、トランジスタT4がオンからオフの状態に変わり
、ステッピングモータSMのコイルaが消磁し、コイル
Cが励磁され、コイルb。
dは前の状態を維持している。
さらに発信側の端子CA、CBを第1表の■。
■の状態に変化させると、その状態変化に応じてステッ
ピングモータSMのコイルの励磁はコイルd、cからコ
イルa、dに変化し、この状態変化に伴ってステッピン
グモータSMが回転することになる。
ピングモータSMのコイルの励磁はコイルd、cからコ
イルa、dに変化し、この状態変化に伴ってステッピン
グモータSMが回転することになる。
ステッピングモータSMのコイルが励磁されているとき
つまりコイルに電流が流れるときを“1パ、消磁されて
いるときつまり流れないときを0″とし、これらの現象
を真理値表にすると第2表のようになる。
つまりコイルに電流が流れるときを“1パ、消磁されて
いるときつまり流れないときを0″とし、これらの現象
を真理値表にすると第2表のようになる。
Ia、Ib 、Ic 、Idはそれぞれコイルatb、
c、dを流れる電流である。
c、dを流れる電流である。
またトランジスタのオンを1、オフをOで表わすと各ト
ランジスタは第3表のごとく表わされる。
ランジスタは第3表のごとく表わされる。
なお第3表の右端の記号は励磁されているコイルの記号
を示す。
を示す。
このようにして、発信出力部10の2相パルスを4相に
変換してステッピングモータSMを駆動できることにな
る。
変換してステッピングモータSMを駆動できることにな
る。
本実施例でツェナーダイオードZD1 、Zn2のツ
ェナー電圧を同じにした場合の電源開閉時における動作
について、説明する。
ェナー電圧を同じにした場合の電源開閉時における動作
について、説明する。
停電等によって電源が切れると、発信出力部100回転
円板11等が直ちに回転を停止し、発信出力部10はど
の状態にあっても停電とともに“0”、“0″の状態と
なり、再び電源が入ると発信出力部10の出力の状態は
停電前の状態に戻るが、ステッピングモータSMは次の
ようなときには誤ステップすることになる。
円板11等が直ちに回転を停止し、発信出力部10はど
の状態にあっても停電とともに“0”、“0″の状態と
なり、再び電源が入ると発信出力部10の出力の状態は
停電前の状態に戻るが、ステッピングモータSMは次の
ようなときには誤ステップすることになる。
今、第2表の■の状態にあるとき、+■sを供給する図
示しない補助電源(交流側)が切れると、受量器20の
電源電圧VSは図示しない平滑コンデンサのため瞬時に
は零にならず、第2図aのように指数関数的に徐々に低
下する。
示しない補助電源(交流側)が切れると、受量器20の
電源電圧VSは図示しない平滑コンデンサのため瞬時に
は零にならず、第2図aのように指数関数的に徐々に低
下する。
この電源電圧がツェナーダイオードZD1 、Zn2の
ツェナー電圧と受信トランジスタT3 、T6のベース
・エミッタ間電圧の和で構成されるしきい値電圧yth
よりも低くなると、トランジスタT3.T5(7)ベー
スに電流が流れなくなるので、同トランジスタT3
、T6はオフになる。
ツェナー電圧と受信トランジスタT3 、T6のベース
・エミッタ間電圧の和で構成されるしきい値電圧yth
よりも低くなると、トランジスタT3.T5(7)ベー
スに電流が流れなくなるので、同トランジスタT3
、T6はオフになる。
このトランジスタT3 、T6がオフになると、この時
点ではまだ電源電圧vsが残っているため、次段のトラ
ンジスタT4 、T7のベースに電流が流れて該トラン
ジスタT4 、T7がオンになる。
点ではまだ電源電圧vsが残っているため、次段のトラ
ンジスタT4 、T7のベースに電流が流れて該トラン
ジスタT4 、T7がオンになる。
すなわち、ステッピングモータSMの励磁電流Ic、I
dがしゃ断し、代りに励磁電流Ia、Ibが流れること
になり、第2表の1の状態になる。
dがしゃ断し、代りに励磁電流Ia、Ibが流れること
になり、第2表の1の状態になる。
第2図すはこの状態の模様を示したものである。
すなわち、ステッピングモータSMが第2表の状態■で
停電すると、電源電圧が受量器側のしきい値電圧以下に
なった瞬間に第2表の状態■から状態■または状態■を
通過して状態Iになる。
停電すると、電源電圧が受量器側のしきい値電圧以下に
なった瞬間に第2表の状態■から状態■または状態■を
通過して状態Iになる。
途中、状態■を通過するのを正転とすると、状態TIを
通過するのは逆転となる。
通過するのは逆転となる。
ステッピングモータSMが状態■から電源が切れて正転
となるが、または逆転となるかは、トランジスタT3〜
T8の%性のバラツキやステッピングモータSMの停止
位置のわずかな片よりや、ステップする瞬間の正転、逆
転の負荷トルクの大きさ等罠よって決まるが、瞬時動作
のため一定でないのが普通である1この状態で電源が復
帰すると、発信出力部10からくる信号は第2表の■の
状態に戻り、これに伴ってステッピングモータSMも■
の状態まで2ステツプするが、その回転方向は前述の理
由によりさだかでない。
となるが、または逆転となるかは、トランジスタT3〜
T8の%性のバラツキやステッピングモータSMの停止
位置のわずかな片よりや、ステップする瞬間の正転、逆
転の負荷トルクの大きさ等罠よって決まるが、瞬時動作
のため一定でないのが普通である1この状態で電源が復
帰すると、発信出力部10からくる信号は第2表の■の
状態に戻り、これに伴ってステッピングモータSMも■
の状態まで2ステツプするが、その回転方向は前述の理
由によりさだかでない。
このため、電源しゃ断時のステップと電源投入時のステ
ップとが同一方向の場合には電源を開閉することによっ
て4ステツプの誤差計量を起し、電源開閉を繰返すと累
積誤差となる。
ップとが同一方向の場合には電源を開閉することによっ
て4ステツプの誤差計量を起し、電源開閉を繰返すと累
積誤差となる。
つまり、このツェナー電圧を等しくしたツェナーダイオ
ードZD1 、Zn2を有するもしくはツェナーダイオ
ードを有さない受量器では誤差計量が停電等の電源開閉
時に生ずる虞れがある。
ードZD1 、Zn2を有するもしくはツェナーダイオ
ードを有さない受量器では誤差計量が停電等の電源開閉
時に生ずる虞れがある。
次に本発明の一実施例において2つのツェナーダイオー
ドZD1 、Zn2にツェナー電圧の異なるものを用い
た場合を説明する。
ドZD1 、Zn2にツェナー電圧の異なるものを用い
た場合を説明する。
例えば受信用トランジスタT3のベースに接続されるツ
ェナーダイオードZD、のツェナー電圧をVz□に、受
信用トランジスタT6のベースに接続されるツェナーダ
イオードZD2のツェナー電圧をVz2にするとトラン
ジスタT3のしきい値電圧Vth□は、■th1−Vz
1+VBE1.トランジスタT6のしきい値電圧Vth
2は、Vth2=vz2+VBFJ2となる。
ェナーダイオードZD、のツェナー電圧をVz□に、受
信用トランジスタT6のベースに接続されるツェナーダ
イオードZD2のツェナー電圧をVz2にするとトラン
ジスタT3のしきい値電圧Vth□は、■th1−Vz
1+VBE1.トランジスタT6のしきい値電圧Vth
2は、Vth2=vz2+VBFJ2となる。
そして、これらのしきい値電圧Vth□、Vth2は例
えばVthl>Vth2でかつ■th2〉VBEl。
えばVthl>Vth2でかつ■th2〉VBEl。
vBE□(VBEl−VBE2)の関係にし、前述ト同
様に第2表の■の状態で電源が切れたとすると、受量器
側の直流電圧は第3図に示すように徐々に低下するが、
電源電圧vsがしきい値電圧Vthlまで下がるとトラ
ンジスタT3がオフになり、このためトランジスタT4
はオン、トランジスタT5がオフに反転し、ステッピン
グモータSMの励磁電流Icはしゃ断し、Iaが流れ(
第3図す参鳳第2表の■の状態から■の状態に変化する
。
様に第2表の■の状態で電源が切れたとすると、受量器
側の直流電圧は第3図に示すように徐々に低下するが、
電源電圧vsがしきい値電圧Vthlまで下がるとトラ
ンジスタT3がオフになり、このためトランジスタT4
はオン、トランジスタT5がオフに反転し、ステッピン
グモータSMの励磁電流Icはしゃ断し、Iaが流れ(
第3図す参鳳第2表の■の状態から■の状態に変化する
。
なおこの段階ではトランジスタT6〜T8はまだ状態を
変化させてなく、まえのままである。
変化させてなく、まえのままである。
このときステップモータSMは1ステツプ正回転する。
次にもう少し電源電圧Vsが降下してしきい値電圧Vt
h2に達すると、こんどはトランジスタT6がオフにな
り、そのためトランジスタT7がオン、トランジスタT
8がオフに反転し、ステッピングモータSMの励磁電流
Idはしゃ断し、Ibが流れ(第3図C参照)、トラン
ジスタT3〜T5は■の状態と同じのため第2表の■よ
りIの状態に変化する。
h2に達すると、こんどはトランジスタT6がオフにな
り、そのためトランジスタT7がオン、トランジスタT
8がオフに反転し、ステッピングモータSMの励磁電流
Idはしゃ断し、Ibが流れ(第3図C参照)、トラン
ジスタT3〜T5は■の状態と同じのため第2表の■よ
りIの状態に変化する。
このためステッピングモータSMは1ステツプ正回転す
る。
る。
すなわち、■の状態で電源が切れると、ある時間間隔を
もって必ず正方向に2ステツプ回転する。
もって必ず正方向に2ステツプ回転する。
この状態で電源を投入すると、直流側電源は平滑コンデ
ンサのため徐々に上昇し最初にしきい値電圧Vth2に
達し、次にしきい値電圧Vthlを通過して所定の電源
電圧に落ち着く。
ンサのため徐々に上昇し最初にしきい値電圧Vth2に
達し、次にしきい値電圧Vthlを通過して所定の電源
電圧に落ち着く。
これは電源が切れたとき逆の順序で動作する。
したがって、電源が投入されるとステッピングモータS
Mは第2表のIの状態から■の状態を通って■の状態に
進み、電源が切れたときに正方向に2ステツプした分を
電源投入時に逆方向に2ステツプして打消すことになる
。
Mは第2表のIの状態から■の状態を通って■の状態に
進み、電源が切れたときに正方向に2ステツプした分を
電源投入時に逆方向に2ステツプして打消すことになる
。
第4図は電源投入時のステッピングモータの励磁電流を
示している。
示している。
第2表の■の状態で停電すると、前述のごとく電源電圧
VSは徐々に降下するが、信号発生装置側のトランジス
タT1 、T2のしきい値電圧Vnfi 、VBBg2
とツェナーダイオードzD1と受信トランジスタT3で
構成する受信回路およびツェナーダイオードZD2と受
信トランジスタT6で構成する受信回路のそれぞれのし
きい値電圧vth1jVth2とノ関係は前述の関係か
らVthl。
VSは徐々に降下するが、信号発生装置側のトランジス
タT1 、T2のしきい値電圧Vnfi 、VBBg2
とツェナーダイオードzD1と受信トランジスタT3で
構成する受信回路およびツェナーダイオードZD2と受
信トランジスタT6で構成する受信回路のそれぞれのし
きい値電圧vth1jVth2とノ関係は前述の関係か
らVthl。
v、h2〉■晶□、VB系。
だが、ら、電源電圧Vsが降下して信号発生装置側のト
ランジスタT1.T2がオンからオフに変わる時点では
電源電圧Vsが前記のしきい値電圧VthLjVth2
よりはるかに低くなっているので、受信トランジスタT
3.T6はオフのまま反転しない。
ランジスタT1.T2がオンからオフに変わる時点では
電源電圧Vsが前記のしきい値電圧VthLjVth2
よりはるかに低くなっているので、受信トランジスタT
3.T6はオフのまま反転しない。
このため第1表および第2表の■の状態のとき停電して
も受信側の状態は変わらずにトランジスタT4yT7す
なわちIa、Ibが零になるだけなのでステッピングモ
ータはステップせず、電源が再び投入されたときも前記
Iの状態に復帰するだけでやはりステッピングモータは
ステップしない。
も受信側の状態は変わらずにトランジスタT4yT7す
なわちIa、Ibが零になるだけなのでステッピングモ
ータはステップせず、電源が再び投入されたときも前記
Iの状態に復帰するだけでやはりステッピングモータは
ステップしない。
なお、第2表の■、■の状態における電源開閉時につい
ては、■および■の状態ではトランジスタT3またはT
6のいずれかオンになっているトランジスタと、それに
連なる片側のトランジスタのみしか反転しないので、電
源しゃ断時には隣の状態に1ステツプ回転し、また電源
投入時にはこれとは逆に1ステツプ戻るので誤差計量は
起らない。
ては、■および■の状態ではトランジスタT3またはT
6のいずれかオンになっているトランジスタと、それに
連なる片側のトランジスタのみしか反転しないので、電
源しゃ断時には隣の状態に1ステツプ回転し、また電源
投入時にはこれとは逆に1ステツプ戻るので誤差計量は
起らない。
したがっていかなる状態で停電等が起っても誤計数がな
くなりきわめて信頼性の高い計数が行なえる。
くなりきわめて信頼性の高い計数が行なえる。
以上のように本発明によれば信号発信装置からの2相パ
ルスによって4相ステツピングモータを駆動することが
できるので市販されているモータを使用して計数受量が
行なえるという効果を有する。
ルスによって4相ステツピングモータを駆動することが
できるので市販されているモータを使用して計数受量が
行なえるという効果を有する。
さらにこれに用いる2系統の受信用トランジスタのしき
い値電圧を異ならせ、電源しゃ断時にそのしきい値電圧
にそってステッピングモータを回転ステップさせ、電源
投入時にはこの回転方向と反対方向にステッピングモー
タを回転ステップするようにしたので、電源開閉によっ
て誤ステップが起きても累積誤差計量をすることがなく
、電力量計として精度の高いものを実現することができ
る。
い値電圧を異ならせ、電源しゃ断時にそのしきい値電圧
にそってステッピングモータを回転ステップさせ、電源
投入時にはこの回転方向と反対方向にステッピングモー
タを回転ステップするようにしたので、電源開閉によっ
て誤ステップが起きても累積誤差計量をすることがなく
、電力量計として精度の高いものを実現することができ
る。
第1図は本発明に係る分離形電力量計の構成図、第2図
は従来の受量器側の動作説明図、第3図および第4図は
本発明による分離形電力量計の動作説明図である。 ) 10・・・・・・発信出力部、20・・・・・・受
量器、SM・・・・・・ステッピングモータ、T1
、T2・・・・・・発信用トランジスタ、T3 、T6
・・・・・・受信用トランジスタ、’r4tT5 )T
7 tT8・・・・・・コイル駆動用トランジスタ、
ZDl 、ZD2・・・・・・ツェナーダイオード。
は従来の受量器側の動作説明図、第3図および第4図は
本発明による分離形電力量計の動作説明図である。 ) 10・・・・・・発信出力部、20・・・・・・受
量器、SM・・・・・・ステッピングモータ、T1
、T2・・・・・・発信用トランジスタ、T3 、T6
・・・・・・受信用トランジスタ、’r4tT5 )T
7 tT8・・・・・・コイル駆動用トランジスタ、
ZDl 、ZD2・・・・・・ツェナーダイオード。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 電力量に応じて90度位相の異なる第1および第2
のパルスを発生するようオン・オフを繰返す第1および
第2の発信用トランジスタを有し、この第1の発信用ト
ランジスタは伝送路の第1のラインと共通帰線との間に
接続され、前記第2の発信用トランジスタは伝送路の第
2のラインと共通帰線との間に接続される信号発生装置
と、電源と前記共通帰線との間に接続され前記伝送路を
介して前記第2および第1のパルスをそれぞれ個別に受
信する第1および第2の受信素子と、これら受信素子の
入力側と前記第1のラインおよび第2のラインとの間に
それぞれ設けられ、前記第1および第2の受信素子をオ
ン・オフさせるしきい値電圧を定める第1および第2の
定電圧回路と、 前記第1の受信素子の出力側に接続されオン・オフ動作
信号の一方を出力する第1の出力端および他方を出力す
る第3の出力端を有する第1の駆動回路と、 前記第2の受信素子の出力側に接続されオン・オフ動作
信号の一方を出力する第2の出力端および他方を出力す
る第4の出力端を有する第20駆動回路と、 前記第1の出力端と接続する第1のコイル、前記第2の
出力端と接続する第2のコイル、前記第3の出力端と接
続する第3のコイル、前記第4の出力端と接続する第4
のコイルを有し、これら第1、第2、第3および第4の
コイルがこの順序で励磁される配置である4相ステツピ
ングモータとを備える分離形電力量計。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11790575A JPS5818680B2 (ja) | 1975-09-30 | 1975-09-30 | ブンリガタデンリヨクリヨウケイ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11790575A JPS5818680B2 (ja) | 1975-09-30 | 1975-09-30 | ブンリガタデンリヨクリヨウケイ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5242161A JPS5242161A (en) | 1977-04-01 |
JPS5818680B2 true JPS5818680B2 (ja) | 1983-04-14 |
Family
ID=14723087
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11790575A Expired JPS5818680B2 (ja) | 1975-09-30 | 1975-09-30 | ブンリガタデンリヨクリヨウケイ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5818680B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
ITBO20110403A1 (it) | 2011-07-07 | 2013-01-08 | Gruppo Fabbri Vignola Spa | Apparato a campane contrapposte per il confezionamento in atmosfera modificata di prodotti posti in vassoi. |
ITBO20120549A1 (it) | 2012-10-09 | 2014-04-10 | Gruppo Fabbri Vignola Spa | Apparato a campane contrapposte, per il confezionamento in atmosfera modificata di prodotti posti in vassoi |
-
1975
- 1975-09-30 JP JP11790575A patent/JPS5818680B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5242161A (en) | 1977-04-01 |
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