JPS58184050A - クロツプ切断処理設備 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は連鋳片切断設備におけるクロップ切断処理設備
に関するものである。

近時、連続鋳造設備では、異鋼種連続鋳造の比率が大き
なウェイトを占めるが、該異鋼種連続鋳造で社、異鋼種
の境界部でのクロップ長さが１ｍを超える場合が多く、
従来の如くクロップ切断処理を鋳片の片持ち方式で走間
ガス切断して搬送ローラ間から切断されたクロップ鋳片
を下方に自然落下せしめるには、ローラ間隙が大きくな
９すぎて定常時の円滑な鋳片の搬送ができないばかりか
、クロップ切断時には切断の進行に伴って鋳片の自重に
よる鉛直下方へのたれさがシによシ正常なガス切断がな
されず、いびつな切断面となり後工程の圧延に支障をき
次すこととなる。

かような問題点を解消するもめとして、ガス切断装置と
同期して走行し、切断分離されるクロップ鋳片をその側
方から杷持した状態でガス切断し、切断完了後直ちにそ
の切断されたクロップ鋳片を搬送ライン上方に引き上げ
て、搬送ライン直交方向側方に設けられ九クロップ台車
に移送する設備が、実願昭５６−１２４２６６号として
提案されている。

然し乍ら、かような従来設備は設備構成が大がかシとな
って、生産性が悪い上に占有空間が太きくなる他、設備
製造費用が高騰する。

本発明は前述した実情に鑑み、極めて簡単な構成でかつ
安価なりロクプ切断処理設備を提供することを目的とし
てなされたもので、連続鋳造設備から連続的に搬出され
る鋳片と同期して走行するガス切断装置でクロップ切断
処理する設備であって、前記ガス切断装置で鋳片幅方向
に切）残し部分を形成して切断する常用切断範囲内の搬
送ローラ群は各ローラが夫々個別に昇降自在に構成され
、該搬送ロー２群に後続する切シ残し部分を切断するク
ロップ切落切断範囲内のロー２群は前記切シ残し部分外
でクロップ鋳片を支承すると共に。

鋳片搬送ライン直交下方に転回可能に構成されたことを
特徴とするクロップ切断処理設備である。

以下本発明を図示の実施例に基いて詳細に説明する。

第１図は異鋼種が連続鋳造されて、連鋳片の異鋼種の境
界部（湯境部）が連鋳機あロール群から出たところを示
し、図中（ＷＯは第１の鋼種。

（Ｗｘ　）　　は第２の鋼種で、ハツチングで示す（Ｗ
りが湯境部を含むりｐツブ部分である。

（１）は鋳片と同期して走行するガス切断機で、（２）
はガストーチである。

（３）はピンチロールν）、矯正ロール体）の下流に設
けられた搬送ロー２群で、各ローラは前記ガス切断機（
１１がその上を通過する際、ガストーチから噴射される
切断ガス火炎で損傷されるのを防止するため待避できる
ように油圧シリンダ（４）により昇降自在に構成されて
いる。

これらの搬送ロー２群（３）は、少くとも鋳片を切シ残
し切断乃至定長切断に要する範囲内に設けられていれば
良く、この範囲を常用切断範囲（Ｌ）と呼称する。

前記搬送ロー２群（３）の後流側には後に詳述するテイ
ルティング（ｊｉｌｙｔ４ｎｇ）ローラ（５）が設けら
れており・その下方には鋳片搬送ラインと直交方向に沿
設されたレール上を走行するクロップ台車（６）が配置
されている。　□ 次に湯境部を含むクロップ部分（Ｗｏ）　　をクロップ
切断する工程を第１図（ａ）〜（・）に基いて説明する
。

クロップ部分−）が連鋳機から出てくると、そのクロッ
プ先端け）を適宜検知して、前記ガス切断機（１１が鋳
片と同期して走行しつつ、りｐツブ先端部（Ｔ）を切断
する。（第１図（ａ））切断されて切り離され九第１の
鋼種（Ｗｌ）　　の鋳片は回転駆動されているテイルテ
イングローラ（５）並びに後面搬送四−ラによシ図中矢
印方向に送られ後工程の圧延機に送給される。（第１図
（ｂ））この分離切断が完了すると前記ガス切断機（１
）は直ちに後退して予め検知したクロップ部分（Ｗりの
後端部体）位置に復帰してりｑツブ切断を開始する。（
第１図（Ｃ）） このクロップ切断は前記常用切断間１１（Ｌ）内におい
て切シ残し部（７）を形成するように切断がなされる。

即ち、常用切断範囲（Ｌ）の終端に至った時点で切シ残
しを形成した切断が完了し、その時、クロップ部分（Ｗ
Ｏ）は既にテイルテイングローラ（５）に乗っている。

（第１図（ｄ）） 前記常用切断範囲（Ｌ）の終端に一致する始点と。

ｇｔのテイルテイングローラ（５）の中点位置を終点と
する範囲をクロップ切落切断範囲（Ｑ）と呼称し、この
クロップ切落切断範囲（Ｃ）内で、前記切り残し部分（
７）が切断され、クロップ部分℃）が第２の鋼種の鋳片
Ｃりから切断分離されてテイルテイングローラに乗る。

（第１ＩＩ（・）） このクロップ切落切断が完了するとそれを検知して％前
記テイルテイング四−ラ（ｔ７Ｉ）は回、輪駆動を停止
し鋳片搬送ライン直交下方に転回し、その上に乗ってい
たクロップ（Ｗｅ）を下方に配置されたクロップ台車（
６）に自然落下せしめる。

ここでテイルテイングローラ（５）について第２図に基
いて詳細に説明すると、ピン（８）により枢支された基
台（９）にモータ（至）、減速機ａｌｌによ如減速回転
駆動されるローラ（２）が載置されている。このローラ
（６）の長さくのけクロップ（Ｗｅ）の重心位置（Ｇ）
より前方でかつ切シ残し部分（７）手前までの長さであ
り。

それだけで十分にクロップ（Ｗｅ）を支承できる他。

切り残し部分（７）ヲガス切断する際にトーチからの切
断ガス火炎がローラ（２）に当るようなことがないよう
に構成されている。

第２図は鋳片がブルームの例示で、通常ガス切断機（１
）にはｌ対のトーチ（２１Ｌλ（２ｂ）が設けられてお
り、比較的鋳片幅の小さいプルームの如きは一方のトー
チ（２ａ）のみで常用切断され、切り残し部（７）は側
方趨部に形成され、クロップ切落切断時には他側のトー
チ（２ｂ）によ〕前記切プ残し部分（７）ｔ−切断する
場合やそのままトーチ（２ａ）で切断する場合があるが
、参考的に前者におけるトーチの移動軌跡をトーチ上方
に矢印で示す。

一方、スラブの如く鋳片幅の広いものは＃１３図に示す
如く、一対のトーチ（２’）＊　（２”）で同時に対向
方向に常用切断し、切シ鴨し部（７）が幅方向適宜位置
に形成される。これは切断時間の短縮のためで１両トー
チが同速度で対向方向に進行すると中心部に切り残し部
（７）が形成されるはずであるが、トーチまわりのアク
センブリが相互干渉するのを防止する丸め通常、両トー
チ間に４干の進行速度差を設けているので、図例の如く
、鋳片幅中心点よシずれ几位置に切９残し５（７）が形
成される。

尚、トーチの移動軌跡を第２図同様矢印で示す。

而して、かような幅広鋳片のクロップ（Ｗ♂）を支承す
るティルティングミ−２１５）のｐ−ラ（２）祉第２図
の実施例の如き１片持支持としても良いが、第３図の如
き１両持支持の観音開きとしても良い。

又、この両持支持の方が安定した支承が可能の他、ロー
ル（２）の長さｔ−よ）短く構成できることがら、テイ
ルテイ／グａ−ラ（５）の自重自体を軽量化できる他、
ティルティングｃ１−２を転回せしめる転回駆動装置の
小型化をもはたすことができ、ひいては設備コストの低
減をもはたすことができる。

以上詳述したように１本発明によれば、従来の如き大が
かシな設備を必要とせずに、極めて簡単な構成で移動中
の鋳片のり四ツブ切断処理が可能となシ、安価なりロッ
プ切断処理設備を提供することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係るクロップ切断処理設備の漿念図並
びにクロップ切断工程の説明図、第２図はティルティン
グローラの説明図、第３図は他の実施例におけるティル
ティングａ−ラの説明図である。 １：ガス切断４１１　　　２：）−チ １；搬送ロー２群　　４：油圧シリンダ６：テイルテイ
ングｐ−２６：クロツプ台車７：切９残しｓ　　　８：
ピン　　９：基台ｌＯ：モータ　　　　　１１：滅遼機 １２：四−２ 吟ｊ出願人株式会社神戸製鋼所

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ｌ）連続鋳造設備から連続的に搬出される鋳片と同期し
   て走行するガス切断装置でクロップ切断処理する設備で
   あって、前記ガス切断装置で鋳片幅方向に切り残し部分
   を形成して切断する常用切断範囲内の搬送ローラ群は各
   ローラが夫々個別に昇降自在に構成され、該搬送ローラ
   群に後続する切シ残し部分を切断するクロツ−プ切落切
   断範囲内のローラ群は前記切り残し部分外でクロップ鋳
   片を支承すると共に、鋳片搬送ライン直交下方に転回可
   能に構成されたことを特徴とするクロップ切断処理設備
   。