JPS58183481A - 流体貯蔵タンク - Google Patents

流体貯蔵タンク

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Publication number
JPS58183481A
JPS58183481A JP57065219A JP6521982A JPS58183481A JP S58183481 A JPS58183481 A JP S58183481A JP 57065219 A JP57065219 A JP 57065219A JP 6521982 A JP6521982 A JP 6521982A JP S58183481 A JPS58183481 A JP S58183481A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bag
container
liquid
tank body
tank
Prior art date
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Pending
Application number
JP57065219A
Other languages
English (en)
Inventor
久彦 深瀬
向瀬 和夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IHI Corp
Original Assignee
IHI Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by IHI Corp filed Critical IHI Corp
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Publication of JPS58183481A publication Critical patent/JPS58183481A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、液体とか気体等の流体を貯蔵するタンクに関
するもので、大地震や洪水等によりタンク地盤に異常が
生じたり、戦時の爆撃によりタンク側壁等にクラックが
入ったときでも貯蔵流体を漏出させないようにする流体
貯蔵タンクに関するものである。
従来、流体を貯蔵するタンクは、金属製又はコンクリー
ト製のものがほとんどである。
そのため、上記のようにタンク地盤に沈下等 □の異常
が生じると、タンクの壁がこれに追従し切れず、遂にク
ラックを生ずる。クラックが生じると、収容した流体が
タンク外へ漏出してしまう。貯蔵流体が液体の場合、従
来では、上記の漏出に対処するため、タンクの外側に適
宜の間隔を保ってフェンスを構築し、漏出液をフェンス
で受けるようにしていた。
しかし、フェンスにより漏出液の拡がりは防止できても
、液体が石油等の場合、火災の危険があり、液体の漏出
がないことが望ましい。
本発明は、タンクの壁が損傷しても貯蔵流体が漏出する
のを防止しようとするもので、金属製又はコンクリート
製のタンク本体の内側に、可撓性材料よりなる袋を収納
し、該袋とタンク本体とを固定しないで袋内に流′体を
貯蔵させるようにしたものである。
以ド、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図は本発明のタンクの一例を示し且つ貯′蔵流体と
して説明の便宜上石油等の液体の場合について説明する
0 基礎(1)上に建設したタンク本体(2)内に、t+J
撓性相性材料とえば、ゴム、プラスチック、それらの繊
維強化物、テント材)で作った密閉袋状の容器(3)を
収納し、上記タンク本体(1)のタンク屋根(2α)に
支持させた液体給排管(4)の先端を、上記袋状容器(
3)に挿入してタンク本体(2)の底部に近い位置まで
延長させると共に、上記屋根(2a)に支持させた不活
性ガス注入管(5)を上記容器(3)内に開口するよう
接続させ、液体給排管(4)より袋状容器(3)内へ液
体を供給して貯蔵させ、且つ貯蔵液体(6)の液面より
上方に、不活性ガス注入管(5)より不活性ガスを注入
して袋状容器(3)を弱い圧力でタンク本体(2)の内
壁に沿うように加圧し、容器(3)に皺ができることを
防止するようにする。
上記構成であるから、金属製又はコンクリ−(ト製のタ
ンク本体(2)に対し、その内側にあって液体を貯蔵し
ている袋状容器(3)はフリーであl)、且つタンク本
体(2)の内壁に沿い設置された状態になる。したがっ
て、タンク本体(2)とは別の動きができ、又容器(3
)内の液体が波立っても袋状容器(3)が可撓性を有す
るので、液の動きに袋状容器(3)が追従できる。
今、大地震や洪水等により基礎(1)が不等沈下する等
、異常が発生したとすると、タンク本体(2)は基礎に
異常が発生した個所で部分的に沈下する等の事態が発生
する。この場合、タンク本体(2)は金属製又はコンク
リート製であるから、無理な力を受けたところでクラッ
クを発生するおそれがある。ところが、本発明では、タ
ンク本体(2)の内側に可撓性の袋状容器(3)がタン
ク本体(2)に固定することなく収納してあり、この袋
状容器(3)内に液体が貯蔵しであるので、タンク本体
(2)の変形に対しても袋状容器(3)がタンク本体(
2)とは無関係に追従して変動できる。これによりタン
ク本体(2)にクラックが生じても袋状容器(3)には
何ら無理な力が作用せず、容器(3)が破損することが
ない。この場合、袋状容器(3)が金属で作られている
場合には、伸縮できないので無理な引張力が作用すると
破損のおそれがあるが、本発明では、袋状容器(3)が
伸縮性をも有するので、破損を防止できる。
第2図は本発明のタンクの他の例を示すもので、タンク
本体(2)の上部に、液体(たとえば水、潤滑性液体)
の供給管(7)とガス給排管(8)を連通させると共に
、底部に液体の排出管(図示せず)を連通させて、タン
ク本体(2)と可撓性袋状容器(3)との間に、液体(
9)を、袋状容器(3)内液体の液面高さと一致する高
さまで入れ、更にタンク本体(2)と袋状容器(3)間
の上部にはガスを注入させたものである。
この実施例においては・タンク本体(2)と袋状容器(
3)との間に入れた液体(9)により、袋状容器(3)
はタンク本体(2)内で浮き上っており、且つタンク本
体(2)の内壁に対して潤滑性が保持されているので、
タンク本体(2)が衝撃を受けてもその衝撃がより緩和
されて袋状容器(3)には、タンク本体(2)が受けた
衝撃を伝えることが少ない。したがって袋状容器(3)
の破損を防止することができる。液体(9)のレベルは
、袋状容器(3)内の液体(6)の液面高さに合わせて
おくが、液体(9)が水の場合には袋状容器(3)内液
体との比重差があるので、タンク本体(2)の側壁下部
より空気を注入させ、側壁部の液体(9)中に気泡を混
入させるようにすればよい。
」二記のように、液体(9)のレベルを調整しておくこ
とにより、袋状容器(3)は、貯蔵液の液面までが外側
の液体(9)の存在で常にタンク本体(2)に対し隙間
が保持され、且つ潤滑されていることから、地震等の直
接の衝撃が袋状容器(3)に加わらず、且つタンク本体
(2)の変形に際して袋状容器(3)との滑り応力を小
さくして、該袋状容器(3)の損傷を防ぐことができる
。又、タンク本体(2)のたとえば側壁にクラックaO
1が生じて、該クラック0ωから液体(9)が漏れると
、この漏れる部分の液体が比較的低圧化することと、液
体(9)の液位が下がることにより、袋状容器(3)が
変形して該袋状容器(3)内液体(6)の液位が下り、
袋状容器(3)の直径が拡大する。これにより、袋状容
器(3)自体がタンク本体(2)のクラック部に接触し
てシ−ルすることになり、液体(9)の漏出を防止でき
る。この場合、クラックの開口面積は小さいので、袋状
容器(3)は破損することはなく、液体(9)の漏出を
防止して液体(9)を完全に保持することができる。液
体(9)の捕充は、供給W(7)より行う3、尚、本発
明は上記実施例に限定されるものではなく、たとえば、
球形タンクにおいても同様に適用することができる。球
形タンクに適用すれば、万一、球形タンクの支持脚が地
震等で破損して球形タンクが転倒するような事故が生し
たときでも貯蔵流体の漏出を防止でき、二次災害を防止
できることになる。
以上述べた如く、本発明のタンクによれば、金属製又は
コンクリート製のタンク本体の内側に、該タンク本体に
支持させることなく可撓性の袋状容器を収納し、該袋状
容器内に流体を貯′   蔵させるようにしているので
、次の如き効果を奏し得る。
(1)地震等でタンク本体が衝撃を受けても流体の貯蔵
部には直接衝撃が加えられない。
(11)  タンク本体が変形しても、袋状容器が可撓
性で自由に伸縮できるので、タンク本体にクラックが生
じるような事態でも袋状容器は安全に保持される。
(tri)  上記(iEi)から袋状容器が破損する
ことがなく、貯蔵流体のタンク外への漏出を防止できる
IIv)  スロッシングが生じてもこれを可撓性の袋
状容器自体で吸収するので、剛体のタンクの如き破損の
事故がない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のタンクの一例を示す切断側面図、第2
図は本発明のタンクの他の例を示す切断側面図、第3図
はタンク本体にクラックが生じたときの第2図のタンク
の変形状態を示す説明図である。 (1)・・・基礎、(2)・・・タンク本体、(3)・
・・袋状容器、(6)・・・貯蔵流体、(9)・・・液
体。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1)金属製等のタンク本体内に、可撓性の袋状容器を該
    タンク本体に固定することなく収納し、該袋状容器内に
    流体を貯蔵するための流体給排管をタンク本体を通して
    袋状容器内に開口させたことを特徴とする流体貯蔵タン
    ク。
JP57065219A 1982-04-19 1982-04-19 流体貯蔵タンク Pending JPS58183481A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57065219A JPS58183481A (ja) 1982-04-19 1982-04-19 流体貯蔵タンク

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57065219A JPS58183481A (ja) 1982-04-19 1982-04-19 流体貯蔵タンク

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS58183481A true JPS58183481A (ja) 1983-10-26

Family

ID=13280578

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP57065219A Pending JPS58183481A (ja) 1982-04-19 1982-04-19 流体貯蔵タンク

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JP (1) JPS58183481A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004024591A1 (ja) * 2002-09-12 2004-03-25 Yugen Kaisya Joho Kagaku Kenkyusyo 還元性溶液保存中の酸化防止法及び長期安定化のための保存容器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004024591A1 (ja) * 2002-09-12 2004-03-25 Yugen Kaisya Joho Kagaku Kenkyusyo 還元性溶液保存中の酸化防止法及び長期安定化のための保存容器

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