JPS6218433B2 - - Google Patents
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- JPS6218433B2 JPS6218433B2 JP54033470A JP3347079A JPS6218433B2 JP S6218433 B2 JPS6218433 B2 JP S6218433B2 JP 54033470 A JP54033470 A JP 54033470A JP 3347079 A JP3347079 A JP 3347079A JP S6218433 B2 JPS6218433 B2 JP S6218433B2
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- Japan
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- liquid
- membrane
- tank
- vapor
- sealing
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- 239000012528 membrane Substances 0.000 claims description 56
- 239000011261 inert gas Substances 0.000 claims description 23
- 238000007789 sealing Methods 0.000 claims description 16
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 11
- 239000003208 petroleum Substances 0.000 claims description 7
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 claims description 4
- 230000001595 contractor effect Effects 0.000 description 4
- 230000002522 swelling effect Effects 0.000 description 4
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- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 3
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- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
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Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、貯留タンクにおけるベイパーのシ
ール方法に関し、特に、液面と大気とを気密性の
膜により遮断し、且つ膜の内側に不活性ガスを封
入して液体のベイパーをシールし、以つて液体の
蒸発損失と火災等の災害との防止をはかる。
ール方法に関し、特に、液面と大気とを気密性の
膜により遮断し、且つ膜の内側に不活性ガスを封
入して液体のベイパーをシールし、以つて液体の
蒸発損失と火災等の災害との防止をはかる。
石油等の揮発性液体から生じるベイパーは大気
中での濃度が一定の限界をこえるとわずかな原因
により爆発、火災等を生じるため極めて危険であ
り、したがつてベイパーの漏洩対策は防災上不可
欠の条件である。またベイパーの発生は液体の蒸
発損失をももたらすため、経済的な不利益も大で
ある。
中での濃度が一定の限界をこえるとわずかな原因
により爆発、火災等を生じるため極めて危険であ
り、したがつてベイパーの漏洩対策は防災上不可
欠の条件である。またベイパーの発生は液体の蒸
発損失をももたらすため、経済的な不利益も大で
ある。
そこで従来はこのベイパーをシールする方法と
して、周囲を内壁に摺接させて液面上に浮設した
フローテイングルーフを用いていたが、該フロー
テイングルーフは、液面の昇降に追随して内壁を
摺動する構造であるため、タンク内壁とフローテ
イングルーフとを密着させることが難かしいこと
から、その間隙からのベイパーの漏出を余儀なく
された。さらに液体の成分たるワツクスがタンク
内壁に付着して、フローテイングルーフのシール
効果を減衰させる欠点もあつた。その対策とし
て、ワツクススクレーパまたは加熱法等によりワ
ツクスを除去する手段が提案されてはいるもの
の、ベイパーの漏出を有効に防止することは難か
しかつた。
して、周囲を内壁に摺接させて液面上に浮設した
フローテイングルーフを用いていたが、該フロー
テイングルーフは、液面の昇降に追随して内壁を
摺動する構造であるため、タンク内壁とフローテ
イングルーフとを密着させることが難かしいこと
から、その間隙からのベイパーの漏出を余儀なく
された。さらに液体の成分たるワツクスがタンク
内壁に付着して、フローテイングルーフのシール
効果を減衰させる欠点もあつた。その対策とし
て、ワツクススクレーパまたは加熱法等によりワ
ツクスを除去する手段が提案されてはいるもの
の、ベイパーの漏出を有効に防止することは難か
しかつた。
そこでこの発明の目的は、貯留タンクにおける
ベイパーの漏出を防止して揮発性液体の蒸発損失
を防止するとともに火災等の災害を防止すること
にある。
ベイパーの漏出を防止して揮発性液体の蒸発損失
を防止するとともに火災等の災害を防止すること
にある。
すなわちこの出願は、石油等の揮発性液体1を
貯留するタンク2において、液体1と大気との間
に、その周縁全体をタンクの上部内側に気密に装
着した気密性の膜3を介在させて液体1と大気と
を遮断するとともに、膜3の内側に不活性ガス4
を封入して液体1のベイパーをシールすることを
特徴とする貯留タンクにおけるベイパーのシール
方法を特定発明とするとともに、石油等の揮発性
液体1を貯留するタンク2におて、液面にフロー
テイングルーフ5を浮設するとともに、該フロー
テイングルーフ5の周縁またはその近傍とタンク
2の上部内側との間に気密性の膜3を気密に装着
してかけ渡すことにより液体1と大気とを遮断
し、あわせて膜3の内側に不活性ガス4を封入し
て液体1のベイパーをシールすることを特徴とす
る貯留タンクにおけるベイパーのシール方法を併
合発明として提供する。
貯留するタンク2において、液体1と大気との間
に、その周縁全体をタンクの上部内側に気密に装
着した気密性の膜3を介在させて液体1と大気と
を遮断するとともに、膜3の内側に不活性ガス4
を封入して液体1のベイパーをシールすることを
特徴とする貯留タンクにおけるベイパーのシール
方法を特定発明とするとともに、石油等の揮発性
液体1を貯留するタンク2におて、液面にフロー
テイングルーフ5を浮設するとともに、該フロー
テイングルーフ5の周縁またはその近傍とタンク
2の上部内側との間に気密性の膜3を気密に装着
してかけ渡すことにより液体1と大気とを遮断
し、あわせて膜3の内側に不活性ガス4を封入し
て液体1のベイパーをシールすることを特徴とす
る貯留タンクにおけるベイパーのシール方法を併
合発明として提供する。
つぎにこの発明を添付図面にしたがつて説明す
る。タンク2は、この場合は地上タンクを示す
が、地下に形成されている地下タンク、一部が地
下に形成されている半地下タンクまたは浮函体に
より形成されて水上に係留された水中タンクであ
つてもよい。かかるタンク2には、貯留される揮
発性液体1が内在する。揮発性液体の代表的なも
のには石油がある。
る。タンク2は、この場合は地上タンクを示す
が、地下に形成されている地下タンク、一部が地
下に形成されている半地下タンクまたは浮函体に
より形成されて水上に係留された水中タンクであ
つてもよい。かかるタンク2には、貯留される揮
発性液体1が内在する。揮発性液体の代表的なも
のには石油がある。
第1図の場合は、膨縮自在な膜3により液面の
上方全体を覆い、且つ液体1と膜3との間に、チ
ツ素・その他アルゴン、ヘリウム等の不活性ガス
4を封入する。膜3は気密性を有し、且つその周
縁全体はタンク2の上部内側に気密に装着され
る。膜3の膨縮性は、膜3自体の伸縮に起因する
ものではなく、液体1の容量変化に起因する見か
けの膨縮性があればよいが、膜3自体が伸縮する
性質をもつものであつても、耐久性および強度が
足れば適用できる。
上方全体を覆い、且つ液体1と膜3との間に、チ
ツ素・その他アルゴン、ヘリウム等の不活性ガス
4を封入する。膜3は気密性を有し、且つその周
縁全体はタンク2の上部内側に気密に装着され
る。膜3の膨縮性は、膜3自体の伸縮に起因する
ものではなく、液体1の容量変化に起因する見か
けの膨縮性があればよいが、膜3自体が伸縮する
性質をもつものであつても、耐久性および強度が
足れば適用できる。
かくして膜3と不活性ガス4とにより液体1の
ベイパーは完全にタンク2内にシールされる。
ベイパーは完全にタンク2内にシールされる。
タンク2における膜3の上部には屋根6があつ
て、該屋根6と膜3の間に外部の大気に連通する
通気口7があり、膜3の装着部直下には不活性ガ
ス4の注入口8が設けられ、さらにタンク2底部
近くには液体1の受払口9が設けられる。前記注
入口8および受払口9には管路が連絡され、図示
しないがバルブその他適宜の機材が備えられる。
て、該屋根6と膜3の間に外部の大気に連通する
通気口7があり、膜3の装着部直下には不活性ガ
ス4の注入口8が設けられ、さらにタンク2底部
近くには液体1の受払口9が設けられる。前記注
入口8および受払口9には管路が連絡され、図示
しないがバルブその他適宜の機材が備えられる。
この第1図に示した膜3の寸法は、タンク2と
膜3により形成される区画の体積が、液体量の増
減により変化しても、この体積の変化に追随でき
る寸法であるが、膜3自体が伸縮する素材により
構成されていれば、その寸法は特に限定されな
い。また封入した不活性ガス4の必要量は液体1
量の変化に関りなく一定にしてあるが、必要によ
りこれを変化させてもよい。
膜3により形成される区画の体積が、液体量の増
減により変化しても、この体積の変化に追随でき
る寸法であるが、膜3自体が伸縮する素材により
構成されていれば、その寸法は特に限定されな
い。また封入した不活性ガス4の必要量は液体1
量の変化に関りなく一定にしてあるが、必要によ
りこれを変化させてもよい。
第2図は第1図の液体1量の変化に起因した膜
3の変形状態であり、不活性ガス4量は変化しな
い。第2図Aは液体1が存在しない場合であり、
この場合には膜3は垂れ下つた状態となつてい
る。液体1の注入に伴つて液体1は不活性ガス4
を上昇させ、以つて膜も同図Bのように上昇す
る。液体1が満量になると不活性ガス4は最も上
昇して膜3は上方へ膨出する。
3の変形状態であり、不活性ガス4量は変化しな
い。第2図Aは液体1が存在しない場合であり、
この場合には膜3は垂れ下つた状態となつてい
る。液体1の注入に伴つて液体1は不活性ガス4
を上昇させ、以つて膜も同図Bのように上昇す
る。液体1が満量になると不活性ガス4は最も上
昇して膜3は上方へ膨出する。
而して液体1量が変化しても、不活性ガス4が
昇降し且つ膜もこれに伴つて昇降しつつ膨縮する
だけであるから、液体1と大気とは常時完全に遮
断され、したがつてベイパーは完全にシールされ
る。
昇降し且つ膜もこれに伴つて昇降しつつ膨縮する
だけであるから、液体1と大気とは常時完全に遮
断され、したがつてベイパーは完全にシールされ
る。
第3図は、前記特定発明の第2の実施例である
と同時に併合発明の実施例でもあり、膜3とフロ
ーテイングルーフ5とを併用したシール方法を示
す。
と同時に併合発明の実施例でもあり、膜3とフロ
ーテイングルーフ5とを併用したシール方法を示
す。
フローテイングルーフ5は周囲の摺接材10を
タンク2内壁に摺接させて液体1上に浮設され、
したがつて液体1量の変化に伴つてタンク2内を
昇降する。該フローテイングルーフ5の周縁に筒
状をなす気密性の膜3の一開口端を気密に装着す
るとともに、前記筒状をなす膜3の他の開口端を
タンク1の上部内側に気密に装着して、液体1と
大気とを遮断し、あわせて膜3の内側に不活性ガ
ス4を封入する。不活性ガス4の注入口8は、膜
3のタンク2に対する装着部の直下に設けられ、
また、液体1の受払口9は第1図と同様にタンク
2の底部近傍に設けられる。
タンク2内壁に摺接させて液体1上に浮設され、
したがつて液体1量の変化に伴つてタンク2内を
昇降する。該フローテイングルーフ5の周縁に筒
状をなす気密性の膜3の一開口端を気密に装着す
るとともに、前記筒状をなす膜3の他の開口端を
タンク1の上部内側に気密に装着して、液体1と
大気とを遮断し、あわせて膜3の内側に不活性ガ
ス4を封入する。不活性ガス4の注入口8は、膜
3のタンク2に対する装着部の直下に設けられ、
また、液体1の受払口9は第1図と同様にタンク
2の底部近傍に設けられる。
膜3の性状は、気密性があり且つ膨縮自在であ
る。膜3の膨縮性は、膜3自体の伸縮に起因する
ものではなく、液体1の容量変化に起因する見か
けの膨縮性があればよいが、膜3自体が伸縮する
性質をもつものであつても、耐久性および強度が
足れば適用できることは、第1図の場合と同様で
ある。また膜3は前記の通り筒状をなすが、ここ
で筒状とは径が同一の筒状であるばかりか、中途
が径大になつている筒状であつてもよい。けだ
し、第4図に示す如く、液体1の量によつては、
膜3がタンク2の中心方向へ膨らむからであり、
この膨らみを許容するのは、膜3の伸縮を考慮し
なければ、膜3の開口端部よりも中途部の径が大
であることが必要となる。
る。膜3の膨縮性は、膜3自体の伸縮に起因する
ものではなく、液体1の容量変化に起因する見か
けの膨縮性があればよいが、膜3自体が伸縮する
性質をもつものであつても、耐久性および強度が
足れば適用できることは、第1図の場合と同様で
ある。また膜3は前記の通り筒状をなすが、ここ
で筒状とは径が同一の筒状であるばかりか、中途
が径大になつている筒状であつてもよい。けだ
し、第4図に示す如く、液体1の量によつては、
膜3がタンク2の中心方向へ膨らむからであり、
この膨らみを許容するのは、膜3の伸縮を考慮し
なければ、膜3の開口端部よりも中途部の径が大
であることが必要となる。
かくして、フローテイングルーフ5の摺接材1
0とタンク2内壁との間隙は膜3および不活性ガ
ス4により覆われるため、液面と大気とは遮断さ
れる。
0とタンク2内壁との間隙は膜3および不活性ガ
ス4により覆われるため、液面と大気とは遮断さ
れる。
第4図は第3図の液体1量の変化に起因した膜
3の変形状態であり、不活性ガス4量は変化しな
い。第4図Aは液体1が存在しない場合であり、
この場合には膜3はフローテイングルーフ5の下
降に伴い、伸びた状態となつており、膜3全体が
比較的タンク2の内壁に近接している。液体1の
タンク2内への注入に伴つて液体1はフローテイ
ングルーフ5を上昇させ、この上昇は膜3を弛ま
せて、内部の不活性ガス4の存在により膜3の中
途部はタンク2の中心に向けて同図Bのように膨
出する。液体1が満量になると、フローテイング
ルーフ5は最高位に達するとともに膜3の弛みも
最大に達し、内部の不活性ガス4により膜3中途
部の膨出は最大になる。
3の変形状態であり、不活性ガス4量は変化しな
い。第4図Aは液体1が存在しない場合であり、
この場合には膜3はフローテイングルーフ5の下
降に伴い、伸びた状態となつており、膜3全体が
比較的タンク2の内壁に近接している。液体1の
タンク2内への注入に伴つて液体1はフローテイ
ングルーフ5を上昇させ、この上昇は膜3を弛ま
せて、内部の不活性ガス4の存在により膜3の中
途部はタンク2の中心に向けて同図Bのように膨
出する。液体1が満量になると、フローテイング
ルーフ5は最高位に達するとともに膜3の弛みも
最大に達し、内部の不活性ガス4により膜3中途
部の膨出は最大になる。
なお、図示しないが、第1図のように一枚の膜
3によりタンク2の上面全面を覆い、且つその液
体1上面に第3図に示すようなフローテイングル
ーフ5を浮設することも、この出願の発明、特に
前記特定発明の第3の実施例として考えられる。
3によりタンク2の上面全面を覆い、且つその液
体1上面に第3図に示すようなフローテイングル
ーフ5を浮設することも、この出願の発明、特に
前記特定発明の第3の実施例として考えられる。
以上から明らかなようにこの発明によれば、石
油等の揮発性液体1を、気密性の膜とその内側の
不活性ガスとにより大気と完全に遮断することが
できるため、ベイパーの漏出を防止できるから揮
発性液体の蒸発損失を防止するとともに火災等の
災害を防止することができる。特に、液体と膜と
の間に不活性ガスが介在することは防火上極めて
有効である。また、膜および不活性ガスは液体量
の変化に追随して作用するため、一担配置すれ
ば、液体量の変化時に別段の操作を必要としな
い。さらに膜は常に液面上にあるため、万一これ
が破損しても液体漏洩の恐れもなく、且つ補修も
容易であり、なおかつ、不活性ガスは膜内に封入
されているためその損失もない。
油等の揮発性液体1を、気密性の膜とその内側の
不活性ガスとにより大気と完全に遮断することが
できるため、ベイパーの漏出を防止できるから揮
発性液体の蒸発損失を防止するとともに火災等の
災害を防止することができる。特に、液体と膜と
の間に不活性ガスが介在することは防火上極めて
有効である。また、膜および不活性ガスは液体量
の変化に追随して作用するため、一担配置すれ
ば、液体量の変化時に別段の操作を必要としな
い。さらに膜は常に液面上にあるため、万一これ
が破損しても液体漏洩の恐れもなく、且つ補修も
容易であり、なおかつ、不活性ガスは膜内に封入
されているためその損失もない。
図面はこの発明の実施例を示すものであり、第
1図は、膜で液面の上方全面を覆つた状態の断面
概略図、第2図は、第1図の膜の液体量との関連
を示す断面概略図で、Aは液体が存在しない場
合、Bは液体がタンク内に半分程度存在する場
合、Cは液体が満量の場合である。第3図は、膜
とフローテイングルーフとを併用した状態の断面
概略図、第4図は、第1図の膜とフローテイング
ルーフと液体量との関連を示す断面概略図で、A
は液体が存在しない場合、Bは液体がタンク内に
半分程度存在する場合、Cは液体が満了の場合で
ある。 なお、図中1は液体、2はタンク、3は膜、4
は不活性ガス、5はフローテイングルーフを示
す。
1図は、膜で液面の上方全面を覆つた状態の断面
概略図、第2図は、第1図の膜の液体量との関連
を示す断面概略図で、Aは液体が存在しない場
合、Bは液体がタンク内に半分程度存在する場
合、Cは液体が満量の場合である。第3図は、膜
とフローテイングルーフとを併用した状態の断面
概略図、第4図は、第1図の膜とフローテイング
ルーフと液体量との関連を示す断面概略図で、A
は液体が存在しない場合、Bは液体がタンク内に
半分程度存在する場合、Cは液体が満了の場合で
ある。 なお、図中1は液体、2はタンク、3は膜、4
は不活性ガス、5はフローテイングルーフを示
す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 石油等の揮発性液体を貯留するタンクにおい
て、液体と大気との間に、その周縁全体をタンク
の上部内側に気密に装着した気密性の膜を介在さ
せて液体と大気とを遮断するとともに、膜の内側
に不活性ガスを封入して液体のベイパーをシール
することを特徴とする貯留タンクにおけるベイパ
ーのシール方法。 2 膨張自在な膜により液面の上方全面を覆うこ
とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の貯留
タンクにおけるベイパーのシール方法。 3 石油等の揮発性液体を貯留するタンクにおい
て、液面にフローテイングルーフを浮設するとと
もに、該フローテイングルーフの周縁またはその
近傍とタンクの上部内側との間に気密性の膜を気
密に装着してかけ渡すことにより液体と大気とを
遮断し、あわせて膜の内側に不活性ガスを封入し
て液体のベイパーをシールすることを特徴とする
貯留タンクにおけるベイパーのシール方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3347079A JPS55126082A (en) | 1979-03-22 | 1979-03-22 | Method of sealing up storage tank as to vapor |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3347079A JPS55126082A (en) | 1979-03-22 | 1979-03-22 | Method of sealing up storage tank as to vapor |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55126082A JPS55126082A (en) | 1980-09-29 |
JPS6218433B2 true JPS6218433B2 (ja) | 1987-04-22 |
Family
ID=12387423
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3347079A Granted JPS55126082A (en) | 1979-03-22 | 1979-03-22 | Method of sealing up storage tank as to vapor |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS55126082A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5919595U (ja) * | 1982-07-27 | 1984-02-06 | 三井建設株式会社 | 液体貯蔵タンク |
JPS6035091U (ja) * | 1983-08-18 | 1985-03-11 | 株式会社 石井鐵工所 | 工業用水の貯蔵タンク |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5538210A (en) * | 1978-08-24 | 1980-03-17 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | Tank capable of preventing liquid level oscillation |
-
1979
- 1979-03-22 JP JP3347079A patent/JPS55126082A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5538210A (en) * | 1978-08-24 | 1980-03-17 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | Tank capable of preventing liquid level oscillation |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55126082A (en) | 1980-09-29 |
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