JPS5818270B2 - 吸引式磁気浮上走行体の独立懸架装置における水平緩衝装置 - Google Patents

吸引式磁気浮上走行体の独立懸架装置における水平緩衝装置

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JPS5818270B2
JPS5818270B2 JP53105303A JP10530378A JPS5818270B2 JP S5818270 B2 JPS5818270 B2 JP S5818270B2 JP 53105303 A JP53105303 A JP 53105303A JP 10530378 A JP10530378 A JP 10530378A JP S5818270 B2 JPS5818270 B2 JP S5818270B2
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Japan
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modules
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magnetic levitation
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三尋木潔
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Japan Airlines Co Ltd
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  • Control Of Vehicles With Linear Motors And Vehicles That Are Magnetically Levitated (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は吸引式磁気浮上走行体のモジュルを用いた独立
懸架装置における水平緩衝装置に関するものである。
本出願人は、この種の走行体に好適な懸架装置として、
走行体を浮上させる電磁石をいくつかの群に分け、かつ
これら各群を夫々独立したモジュル(単位組立て構体)
に固着せしめて、この各モジュルを走行体本体に独立懸
架させたものを既に提供している(例えば特公昭53−
6406号)。
これらの個々のモジュルには、更にリニヤモーター、ブ
レーキ及びキャップセンサー等が組込まれる。
そして懸架装置の具体的構成は、走行体の前後・左右・
上下方向を夫々x”y”z軸方向としたときに、走行体
本体に対してモジュルのy軸に関する移動d 及び回動
r を規制すると共に、y・2軸夫々に関する移動d
−d 及び回動r ・r2を一定範囲で許容する懸
架装置と、走行体本体及びモジュルの相対的位置関係を
定めると共に、これらの相対的位置を生じさせる外部か
らの荷重を支持する緩衝装置とからなるものであり、こ
れは吸引式磁気浮上走行体の浮上間隙量が比較的小なる
ため特に高速走行時における浮上用電磁石のレールに対
する追随性を向上させる必要のあること、及び建設コス
トの低減のためには可及的小なる断面積のレールに対し
充分な浮上刃を得るよう走行体の全長に亘ってレールに
対向して前後に多数隙間な(連設して電磁石を配置する
ことが有利であることに鑑みなされたものである。
このような構成の独立懸架装置は、特にモジュルのy軸
に関する回動r と同時に移動d を許容している点で
既存の自動車・列車等で使用されているものと太き(相
違している。
即ちz軸方向の緩衝装置であるエアスプリング(又はこ
れに相当するもの)が弾性変形により走行体本体の重量
とバランスして該走行体本体とモジュルの相対位置関係
を定めるのに対し、y軸方向については緩衝装置の弾性
変形とバランスすべき力即ち走行体本体の重量に相当す
るものがなく、従って同方向の位置関係を適当に定める
には更に何等かの付設手段が必要となるからである。
本発明は以上のような観点から、左右平行な軌道レール
に対向して、左右対をなすモジュルを複数装着した吸引
式磁気浮上走行体において、各モジュルと走行体のy軸
方向の位置関係を定める手段と同時に、走行体の水平方
向(y軸方向)の緩衝装置の好適な構成を提供するもの
である。
即ちレールに対応した関係を考えると、各モジュルの位
置はレールに対向される条件の下に規定され、また該レ
ールはモジュル長さに相当する小区間では曲線軌道部分
においても平行をなすものと考えて差支えないから、結
局左右対をなすモジュルは常に一定間隔を保った平行関
係を維持すると言える。
能力、各モジュルと走行体の対応関係を考えると、y軸
方向の緩衝装置(エアスプリング又はこれに相当するも
の)は、これらを同方向にずらせる(拡開)よう−作用
する。
そこで仮りに左右対をなすモジュルを夫々のレール対向
位置からずれないものとし、かつ走行体本体をy軸方向
にずらせようとする左右のエアスプリングの作用を相反
させれば、走行体本体はこれら2つのエアスプリングの
バネ力が等しければ略中央位置で中立されることになる
そしてモジュルをレールかラスらせようとする反作用は
、前述したように左右対をなすモジュルを常に一定間隔
を保った平行関係に維持させれば吸収できることとなる
以上のことから、本発明の水平緩衝装置は、左右対をな
すモジュルと、これらモジュルの前部、後部と走行体本
体間のそれぞれにおいて配設されるy軸方向についての
エアスプリングとを左右対称的に設け、更にこれらモジ
ュルに作用する間隔拡開方向のバネ力をこれら対をなす
左右モジュルの前部および後部においてケーブル又はリ
ンク等にて規制し、更に前記各モジュル前部、後部のエ
アスプリングを相互に連通させることにて構成され、個
々のモジュルについての位置決め手段等は必要ないもの
である。
なお、軌道の曲線部、特に高速区間では水平面に対して
軌道面は10数度の傾斜角(カント)を設けるから、仮
りにこの区間を走行体が低速度で走行するような場合に
当然傾斜の下方に0.1a程度のずれ力が作用すること
になり、この荷重に対し水平緩衝装置は支持できるもの
でなげればならないのは勿論である。
また引込線その池の低速区間での曲線部で、あるいはス
イッチング等の曲線区間で前記カントは設けないが、こ
のような区間で予定されている3 0 km/hr程度
の走行速度で生ずる遠心力0.1a程度をも緩衝装置は
支持できること、更に横風に対しても支持できることは
考慮されねばならない。
この点、本発明においては、各モジュルについてのエア
スプリングに対する供給エア圧を個々に調整できるから
、例えば前記カントに基づく走行体本体の左右方向の荷
重の影響を考慮しなげればならない場合には、片側列の
モジュルに対してエアスプリングへの供給エア圧を高め
ることによってこれに有効に対処できるという効果も得
られる。
以下本発明を図面に示す実施例に基づいて説明するが、
図面が繁雑となるためリンク等によるモジュルの支持機
構は省略する。
図において1は軌道台、2,2は軌道台1上に敷設され
た左右平行のレール、3は走行体本体、4.4は走行体
本体3の下部左右に形成されたモジュル収容部、5,5
はモジュルであり、断面略コ字状をなしてその下側腕部
5a 、5aには浮上用電磁石6が固着され、上側腕部
5b t 5bにはりニヤモーターIが固着されている
またこのモジュル5,5は例えばリンク機構(図示せず
)により、走行体本体3の前後・左右・上下方向を夫夫
x”y”z軸としたときにy軸に関する移動d ・回動
r が規制され、かつy”z軸に関する移動d −d
・回動r ”r が一定範囲で許容されるよう
該走行体本体3に組付げられている。
8.8,9,9はエアスプリング(緩衝装置)であり、
走行体本体3とモジュル5,5のX軸方向にういての間
に配設されて走行体本体30重量を支えるよう機能する
またこのエアスプリング8.8,9,9を第2図に示す
如(X軸方向に離隔して対をなすように配置しているの
は、モジュル5,5のy軸に関する回動r を可能とす
るためであり、更にこれらエアスプリング8,8,9゜
9は摺動機構10,10によりy軸方向について夫々移
動しうるよう設げられている。
11,11,12,12はy軸方向についてモジュル5
,5と走行体3の間に配設されたエアスプリングであり
、前記2軸方向のものと同様にX軸方向について対をな
すよう離隔配置され、また左右対をなすモジュル5,5
を夫々外側に拡開させるバネ力を作用するよう設けられ
ている。
またこれら各エアスプリング11.’i1,12,12
は圧力調整弁13,13を介し圧力タンク14に接続さ
れていると共に、各モジュルのエアスプリング11,1
1又は12,12は第2図に示す如(相互に連通されて
いる。
15.16は左右対をなすモジュル5,5を連結するワ
イヤであり、夫々モジュル5,5のX軸方向端部に固着
されている。
以上の構成においては、左右一対をなすモジュル5,5
は第1図及び第2図に示す如(浮上用電磁石6,6及び
リニヤモニター1,7をレール2:2に対向させる位置
で安定する。
即ちモジュル55を左右外側に拡開させようとするエア
スプリング11,11,12..12の作用はワイヤ1
5゜16によって規制されているからである。
従って走行体は左右のエアスプリング11゜lL12,
12によって相反する方向に力を受け、これらの力がバ
ランスした中立位置でy軸方向については安定状態を保
つことになる。
第3図は走行体本体3が曲線軌動を走行する際の状態を
説明するもので、走行体本体3に複数対配置されたモジ
ュル5,5.・・・・・・の各対は、夫々浮上用電磁石
が備えてにる案内機能(又は案内用に設けられた電磁石
の案内機能)によりy軸方向に移動し、あるいは2軸回
りに回動しながら各独立にレール2,2に追随する。
従って各対のモジュル5,5.・・・ではその移動−回
動に応じてエアスプリングIL11,12,12が伸縮
し、走行体本体3が中立位置からずれた部分に相応する
力を該中立位置に復帰させる方向に作用する。
そして走行体本体3はこれら複数対のモジュル5゜5、
・・・が作用する力の総和がバランスする位置で安定状
態を保つことになる。
この関係は、各モジュル5,5.・・・の前後一対に配
設されたエアスプリング11.12が互いに連通されて
いることにより一層簡明に説明される。
即ち各モジュル5のエアスプリングlL12は連通され
ているため同圧状態となり、従って左右一対をなすモジ
ュル5,5が走行体本体3に及ぼす力は、これら一対の
モジュル5,5の対称中心点が走行体本体3の中心線か
らy軸方向にずれた量に比例し、結局5対のモジュル5
,5.・・・に関する該ずれの量の総和が零(走行体中
心線からの左右変位を夫々+、−とする)となった位置
が曲線軌道上における走行体本体3の安定状態位置とな
る。
しかもこのような各モジュルの前後一対のエアスプリン
グが相互に連通されていることにより、例えば曲線軌道
上で、レール2に対して走行体本体3が傾斜していると
きには次のような効果が奏される。
すなわち、モジュルの走行体本体に対する傾斜(xy平
面内での傾斜)が生じ、このため前後のエアスプリング
の伸縮に差ができる場合にも、本発明の如(エアスプリ
ング同士が相互に連通されている構成では、モジュルに
ヨーイング力(xy平面内での回転力)を与えることは
な(、浮上用電磁石のレールに対する整対の維持等の上
で極めて有益な効果を生ずるのである。
なお、第3図におけるモジュル5,5.・・・の移動d
・回動r の変位の度合は、説明の便宜のため誇張し
て表現しているが、実際上考えられるこれらの変位量は
あまり大きなものでなく、例えば走行体本体3の全長を
24m、各モジュル5゜・・・の長さを4mとしたとき
に、250mRの曲線部を通過するときの最大変位量は
夫々dy1.14mrIL、、r1°42′程度のもの
である。
以上詳細に述べた如(本発明よりなる吸引式磁気浮上走
行体の独立懸架装置における走行体の左右バランス機構
は、簡単なる構成によって走行体の安定状態を得ること
ができるものであり、その効果は極めて犬なるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示し、第1図は走行体及びレー
ル軌道を含む一部縦断面図、第2図は同一部平断面図、
第3図は走行体が曲線軌道上を走行する場合を説明する
図である。 1・・・軌道台、2・・・レール、3・・・走行体本体
、4・・・モジュル収容部、5・・・モジュル、5a・
・・下側腕部、5b・・・上側腕部、6・・・浮上用電
磁石、1・・・リニヤモーター、8,9・・・エアスプ
リング、10・・・摺動機構、11,12・・・エアス
プリング、13・・・調整バルブ、14・・・圧力タン
ク、15,16・・・ワイヤ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1−乃至複数個の浮上用電磁石が一体に固着されたモジ
    ュルを、地上に施設された2判子行なレールに対向して
    左右対をなすよう走行体本体に複数対連続的に装着せし
    めると共に、該走行体の前後・左右・上下方向なx”y
    ”z軸方向としたときに各モジュルが走台体に対しy”
    z軸に関する移動及び回動の許容されるよう夫々独立懸
    架させた吸引式磁気浮上走行体において、左右対をなす
    各モジュルに対してy軸拡開方向にバネ力を付勢するエ
    アスプリングを、該モジュルの前部、後部と走行体本体
    との間にそれぞれ配設すると共に、これら対゛をなすミ
    ジュルの前部、後部それぞれは左右の間隔拡開を規制す
    るケーブル又はリンクにより連結し、更に前記各モジュ
    ルの前部、後部に位置するエアスプリングは相互に連通
    されていることを特徴とする吸引式磁気浮上走行体にお
    ける独立懸架装置の水平緩衝装置。
JP53105303A 1978-08-29 1978-08-29 吸引式磁気浮上走行体の独立懸架装置における水平緩衝装置 Expired JPS5818270B2 (ja)

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JPS5531658A JPS5531658A (en) 1980-03-06
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS517606A (ja) * 1974-07-11 1976-01-22 Tokyo Shibaura Electric Co Jikifujosharyoannaisochi
JPS536406A (en) * 1976-07-02 1978-01-20 Fuji Polymer Ind Method of producing decorated board

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