JPS58180519A - 絶縁被覆樹脂 - Google Patents
絶縁被覆樹脂Info
- Publication number
- JPS58180519A JPS58180519A JP57064325A JP6432582A JPS58180519A JP S58180519 A JPS58180519 A JP S58180519A JP 57064325 A JP57064325 A JP 57064325A JP 6432582 A JP6432582 A JP 6432582A JP S58180519 A JPS58180519 A JP S58180519A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coating resin
- insulation
- resistance
- circuit
- polyol
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/22—Secondary treatment of printed circuits
- H05K3/28—Applying non-metallic protective coatings
- H05K3/285—Permanent coating compositions
Landscapes
- Paints Or Removers (AREA)
- Organic Insulating Materials (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Polyurethanes Or Polyureas (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は漏電ブレーカ回路部の注型樹脂に用いて好適な
絶縁被覆樹脂に関するもので、漏電ブレーカ回路部への
湿度や、異常時の放電、コロナなどによる悪影響をなく
したId!3縁被凌樹脂を提供するものである。
絶縁被覆樹脂に関するもので、漏電ブレーカ回路部への
湿度や、異常時の放電、コロナなどによる悪影響をなく
したId!3縁被凌樹脂を提供するものである。
漏電による危険防止や災害防止のために漏電ブレーカが
使用されている。この漏電ブレーカの設置場所は室内だ
けでなく、自動販売機のように屋外でも使用されるよう
になり使用環境も厳しさを増している。
使用されている。この漏電ブレーカの設置場所は室内だ
けでなく、自動販売機のように屋外でも使用されるよう
になり使用環境も厳しさを増している。
漏電ブレーカの回路部は自動販売機で感電事故があるま
では樹脂などで被覆されていなかったが、この事故以来
、絶縁樹脂で被覆することが義務づけられるようになっ
た。感電の原因は、回路部が露出していたために湿度に
より機器全体に電流が流れて起きたものであり、このよ
うなことを防止するためには湿度に強い高絶縁性の樹脂
で回路を被覆しなければならない。また、被覆樹脂は湿
度に強いだけでなく異常時の発熱等で燃えないことおよ
びコロナ、アーク等で短絡しない難燃性、耐アーク性に
優れたものであることが必要である。
では樹脂などで被覆されていなかったが、この事故以来
、絶縁樹脂で被覆することが義務づけられるようになっ
た。感電の原因は、回路部が露出していたために湿度に
より機器全体に電流が流れて起きたものであり、このよ
うなことを防止するためには湿度に強い高絶縁性の樹脂
で回路を被覆しなければならない。また、被覆樹脂は湿
度に強いだけでなく異常時の発熱等で燃えないことおよ
びコロナ、アーク等で短絡しない難燃性、耐アーク性に
優れたものであることが必要である。
本発明はこのような点に鑑みて成されたもので、ト記特
性を満足し、回路部を安全に保護する湿度に強い絶縁被
覆樹脂を提供するものである。本発明の絶縁被覆樹脂は
、分子両末端に水酸基を有する液状ポリブタジェンオリ
ゴマーを主成号とし、これにナフテン系オイル、水利ア
ルミナ、ハロゲン系難燃化剤を充填し、これにポリオー
ルを添加し、イソシアネートで架橋して得られるもので
、難燃化した、耐電圧、耐アーク、耐湿性に憂れたゴム
状物質から成ることを特徴としている。
性を満足し、回路部を安全に保護する湿度に強い絶縁被
覆樹脂を提供するものである。本発明の絶縁被覆樹脂は
、分子両末端に水酸基を有する液状ポリブタジェンオリ
ゴマーを主成号とし、これにナフテン系オイル、水利ア
ルミナ、ハロゲン系難燃化剤を充填し、これにポリオー
ルを添加し、イソシアネートで架橋して得られるもので
、難燃化した、耐電圧、耐アーク、耐湿性に憂れたゴム
状物質から成ることを特徴としている。
分子両末端に水酸基を有する液状ポリブタジェン(例え
ば1.4ポリブタジエン、出光石油化学製、R45HT
)はナフテン系オイルと相容性が良いため、水Tロアル
ミナ、ハロゲン系難燃化剤等を充てんしても注型に適し
た粘度に調整でき、かつこれにポリオ−鳥卵しインシア
ネートで架橋した硬化物は、ポリオールにより架橋密度
を高めることができ、耐電圧、耐アーク性を向上させる
とともに表面からの透湿が全くなく耐湿性に優れたもの
である。
ば1.4ポリブタジエン、出光石油化学製、R45HT
)はナフテン系オイルと相容性が良いため、水Tロアル
ミナ、ハロゲン系難燃化剤等を充てんしても注型に適し
た粘度に調整でき、かつこれにポリオ−鳥卵しインシア
ネートで架橋した硬化物は、ポリオールにより架橋密度
を高めることができ、耐電圧、耐アーク性を向上させる
とともに表面からの透湿が全くなく耐湿性に優れたもの
である。
なお、注型樹脂の粘度は作業性の面からも低すほどよく
、希釈剤のナフテン系オイルは液状ポリブタジェンに対
して80重量係以下とすることが適当であり、これを超
えると相客しないオイルが硬化物表面にブリードし表面
状態を悪化させる傾向がある。
、希釈剤のナフテン系オイルは液状ポリブタジェンに対
して80重量係以下とすることが適当であり、これを超
えると相客しないオイルが硬化物表面にブリードし表面
状態を悪化させる傾向がある。
また、水利アルミナは難燃特性、耐アーク性。
耐電圧の面からも多く添加したほうがよいが、作業時の
粘度の関係から液状ポリブタジェンに対して140〜1
60重量%程度がよく、これ以下になるとアーク性、耐
電圧、難燃特性が低下する。
粘度の関係から液状ポリブタジェンに対して140〜1
60重量%程度がよく、これ以下になるとアーク性、耐
電圧、難燃特性が低下する。
ハロゲン系難燃化剤は難燃化するために必要な最低限の
量でよく、16〜20重量%が適当であり、これを超え
て添加すると耐アーク性が低下し、これ未満であると十
分な難燃効果が得られない。
量でよく、16〜20重量%が適当であり、これを超え
て添加すると耐アーク性が低下し、これ未満であると十
分な難燃効果が得られない。
ポリオールの添加量は可使時間の関係から2〜6屯量%
程度がよく、それ未満では耐アーク性、耐電圧に効果が
なく、これを超すと可使時間が短くなり作業性の面で問
題が発生する。イソシアネートの添力n量は液状ポリブ
タジェン、ポリオールの水酸基当量の理論値通りが適当
である。
程度がよく、それ未満では耐アーク性、耐電圧に効果が
なく、これを超すと可使時間が短くなり作業性の面で問
題が発生する。イソシアネートの添力n量は液状ポリブ
タジェン、ポリオールの水酸基当量の理論値通りが適当
である。
なお、本発明において、ナフテン系オイルの一部ヲエチ
レングリコールジメタアクリレートに置キ換え、有機過
酸化物でポリブタジェンオリゴマー側鎖のビニル基と架
橋させ、インシアネートでポリブタジェンオリゴマーの
玉鎖を架橋しボ1ノオールを添加することにより、より
耐電圧、耐アーク性に優れた難燃化絶縁被復樹脂が得ら
れるOこの場合、エチレングリコールジメタアクリレ−
1の添加量は10〜2o7量チが適当であり、これを超
えて添加すると硬化物の硬度が大きくなり回路部に悪影
響をおよぼし、またこれ未満では耐アーク性、耐電圧を
向上させる効果がよい。
レングリコールジメタアクリレートに置キ換え、有機過
酸化物でポリブタジェンオリゴマー側鎖のビニル基と架
橋させ、インシアネートでポリブタジェンオリゴマーの
玉鎖を架橋しボ1ノオールを添加することにより、より
耐電圧、耐アーク性に優れた難燃化絶縁被復樹脂が得ら
れるOこの場合、エチレングリコールジメタアクリレ−
1の添加量は10〜2o7量チが適当であり、これを超
えて添加すると硬化物の硬度が大きくなり回路部に悪影
響をおよぼし、またこれ未満では耐アーク性、耐電圧を
向上させる効果がよい。
また、有機過酸化物の添加量は通常アクリレートに対し
て1〜2重ft%が普通であるが、混合物にした場合反
応が遅く未反応のアクリレートが残るため6〜10重量
%程度が適当である0これを超えて添加すると反応が急
激におき危険であるとともに未反応のまま残り電気特性
を悪化してし1う0 以下に本発明の実施例を示す。
て1〜2重ft%が普通であるが、混合物にした場合反
応が遅く未反応のアクリレートが残るため6〜10重量
%程度が適当である0これを超えて添加すると反応が急
激におき危険であるとともに未反応のまま残り電気特性
を悪化してし1う0 以下に本発明の実施例を示す。
(実施例1)
液状ポリブタジェンオリゴマー(出光石油化学[R−4
51(T)、ナフテン系オイル、木本ロアルミナ、・・
ロゲン系難燃化剤(日立化成製HBB)、ポリオール(
化成アップジョン製I 5ONOL 1oo )を配合
し三本ロールで混合したものをイソ/アネートで架橋し
た。これを用いて耐電圧(ASTM−Dl 49 )、
耐アーク性(ASTM−D496)・蒸焼性試験(UL
−94V)をASTM、LJLの試験法で室温にて測定
した。また、85℃96%湿度中での体積抵抗の変化を
ASTM−D257の測定法で室温にて測定した0本実
施例の組成を第1表、室温における耐電圧、耐アーク性
、燃焼性試験結果を第2表、86℃96%湿度における
体積抵抗の変化を図面に示す。
51(T)、ナフテン系オイル、木本ロアルミナ、・・
ロゲン系難燃化剤(日立化成製HBB)、ポリオール(
化成アップジョン製I 5ONOL 1oo )を配合
し三本ロールで混合したものをイソ/アネートで架橋し
た。これを用いて耐電圧(ASTM−Dl 49 )、
耐アーク性(ASTM−D496)・蒸焼性試験(UL
−94V)をASTM、LJLの試験法で室温にて測定
した。また、85℃96%湿度中での体積抵抗の変化を
ASTM−D257の測定法で室温にて測定した0本実
施例の組成を第1表、室温における耐電圧、耐アーク性
、燃焼性試験結果を第2表、86℃96%湿度における
体積抵抗の変化を図面に示す。
(実施例2)
実施例1のナフテン系オイルの一部をエチレングリコー
ルジメタアクリレートに置き換え、有機過酸化物(日本
油脂製12−へキサ3M)を添加し、三本ロールで混合
したものをインシアネートで架橋した。これを用いて実
施例1と同じ試験を行なった。実施例1と同様に組成を
第1表、耐電圧、耐アーク、燃焼性試験結果を第2表、
体積抵抗の変化を図面に示す。
ルジメタアクリレートに置き換え、有機過酸化物(日本
油脂製12−へキサ3M)を添加し、三本ロールで混合
したものをインシアネートで架橋した。これを用いて実
施例1と同じ試験を行なった。実施例1と同様に組成を
第1表、耐電圧、耐アーク、燃焼性試験結果を第2表、
体積抵抗の変化を図面に示す。
なお、第2表および7図面において従来例はポリオール
およびエチレングリコールジメタアクリレートを添加し
てないものである。
およびエチレングリコールジメタアクリレートを添加し
てないものである。
上記各実施例から明らかなように、ポリオール。
エチレングリコールジメタアクリレートを添加して架橋
密度をあげることにより、従来よりも耐アーク性、耐電
圧を向上させることができる。
密度をあげることにより、従来よりも耐アーク性、耐電
圧を向上させることができる。
(以 下 余 白)
第1表
以−ト説明したように、本発明の絶縁被覆樹脂は難燃特
性、耐湿性に優れているだけでなく、耐電圧、耐アーク
性にも優れた特性を示すものである。
性、耐湿性に優れているだけでなく、耐電圧、耐アーク
性にも優れた特性を示すものである。
面って、本発明の絶縁被覆樹脂を漏電ブレーカの回路部
に被覆することにより、回路を安全に保護し、湿度、コ
ロナなどによる漏電の危険を防止することができる。
に被覆することにより、回路を安全に保護し、湿度、コ
ロナなどによる漏電の危険を防止することができる。
図面は86℃96%耐湿寿命試験における従来ju11
および本発明の各実施例の体積抵抗の変化を示す特性図
である。
および本発明の各実施例の体積抵抗の変化を示す特性図
である。
Claims (2)
- (1)分子両末端に水酸基を有する液状ポリブタジェン
オリゴマーを主成分とし、これにナフテン系オイル、水
和アルミナ、・・ロゲン系難燃化剤およびポリオールを
添加したものをイソシアネートで架橋してなることを特
徴とする絶縁被覆樹脂。 - (2) ナフテン系オイルの一部としてエチレングリ
コールジメタアクリレートを代用し、有機過酸化Thヲ
用いて液状ポリブタジェンオリゴマー側鎖のビニル基と
反応させてなることを特徴とする特許請求の範囲第(1
)項記載の絶縁被覆樹脂。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57064325A JPS58180519A (ja) | 1982-04-16 | 1982-04-16 | 絶縁被覆樹脂 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57064325A JPS58180519A (ja) | 1982-04-16 | 1982-04-16 | 絶縁被覆樹脂 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58180519A true JPS58180519A (ja) | 1983-10-22 |
Family
ID=13254969
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57064325A Pending JPS58180519A (ja) | 1982-04-16 | 1982-04-16 | 絶縁被覆樹脂 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58180519A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6241215A (ja) * | 1985-08-19 | 1987-02-23 | Mitsubishi Chem Ind Ltd | 重合体組成物 |
-
1982
- 1982-04-16 JP JP57064325A patent/JPS58180519A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6241215A (ja) * | 1985-08-19 | 1987-02-23 | Mitsubishi Chem Ind Ltd | 重合体組成物 |
JPH0346005B2 (ja) * | 1985-08-19 | 1991-07-12 | Mitsubishi Chem Ind |
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