JPS5817953B2 - エレクトロラジオグラフイ ノ ガゾウケイセイホウホウ - Google Patents
エレクトロラジオグラフイ ノ ガゾウケイセイホウホウInfo
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- JPS5817953B2 JPS5817953B2 JP48128057A JP12805773A JPS5817953B2 JP S5817953 B2 JPS5817953 B2 JP S5817953B2 JP 48128057 A JP48128057 A JP 48128057A JP 12805773 A JP12805773 A JP 12805773A JP S5817953 B2 JPS5817953 B2 JP S5817953B2
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- electrode
- gas
- gap
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- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G15/00—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
- G03G15/054—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern using X-rays, e.g. electroradiography
- G03G15/0545—Ionography, i.e. X-rays induced liquid or gas discharge
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- Measurement Of Radiation (AREA)
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は放射線を用いて画像を形成する電子写真装置の
X線・紫外線・γ線等の電離放射線によりイオン化する
ガスを用い、画像を形成するエレクトロラジオグラフィ
装置に関するものである。
X線・紫外線・γ線等の電離放射線によりイオン化する
ガスを用い、画像を形成するエレクトロラジオグラフィ
装置に関するものである。
従来X線によりガスをイオン化して画像を形成する電子
写真法は、ドイツ特許公告明細書第1497093号(
以下DAS第1497093号と称すλ及びドイツ特許
公開明細書第2258364号(以下DO8第2258
364号と称す)等により公知技術である。
写真法は、ドイツ特許公告明細書第1497093号(
以下DAS第1497093号と称すλ及びドイツ特許
公開明細書第2258364号(以下DO8第2258
364号と称す)等により公知技術である。
例えばDO8第2258364号によるものは、2つの
電極の間隙部に構成されるガス室中に、絶縁性物質より
なるフィルムを装填し、イオン化するガスとしてキセノ
ン等の原子番号36以上の物質のガスを高圧で、該ガス
室に満す。
電極の間隙部に構成されるガス室中に、絶縁性物質より
なるフィルムを装填し、イオン化するガスとしてキセノ
ン等の原子番号36以上の物質のガスを高圧で、該ガス
室に満す。
上記のガスはX線照射により電離し電子と正イオンを発
生するが、X線の吸収を増大させ、良好な感度を得るた
めに、間隙部の厚さを2mm程度とした場合には、X線
を有効に吸収させるためには数十気圧の圧力を要する。
生するが、X線の吸収を増大させ、良好な感度を得るた
めに、間隙部の厚さを2mm程度とした場合には、X線
を有効に吸収させるためには数十気圧の圧力を要する。
ガスにより生じた電子又は正イオンは、電極による電界
の作用により電極部に引寄せられ、上記のフィルム上に
静電潜像を形成する。
の作用により電極部に引寄せられ、上記のフィルム上に
静電潜像を形成する。
なおりAS第1497093号によるものけ、使用する
ガスの圧力を大気圧よりも低いというものである。
ガスの圧力を大気圧よりも低いというものである。
上記DO8第2258364号においては、ガス室の間
隙部を2mA程度とした場合は、数十気圧のガスを用い
るためガス室の材質の選定、及び高圧ガスの取扱いに難
点がある。
隙部を2mA程度とした場合は、数十気圧のガスを用い
るためガス室の材質の選定、及び高圧ガスの取扱いに難
点がある。
ガス室のガスの圧力を減少させ有効な感度を得るために
は、ガス室の間隙部の厚さを大きくする必要がある。
は、ガス室の間隙部の厚さを大きくする必要がある。
しかし、間隙部の距離を大きくすると画像周辺部では静
電潜像による画像の解像力が低下する。
電潜像による画像の解像力が低下する。
これを第1図により説明すると、図中1はX線源でキセ
ノン・、クリプトン・ラドン等の高圧ガスは、電極2・
3との間隙部に存在する。
ノン・、クリプトン・ラドン等の高圧ガスは、電極2・
3との間隙部に存在する。
X線源とX線源側の電極間の隔離を1.5メートルとし
、間隙部の厚さは数十気圧から5気圧程度に下げたため
2mw程度の厚さが10關になったと仮定する。
、間隙部の厚さは数十気圧から5気圧程度に下げたため
2mw程度の厚さが10關になったと仮定する。
この場合直径350mmの円周上にX線による点画像を
、電極2・3間に照射することにより高圧ガスがイオン
化し、発生した電荷を電極2上の絶縁フィルム4上に引
寄せると、上記点画像は1.17mm;の線となってし
まう。
、電極2・3間に照射することにより高圧ガスがイオン
化し、発生した電荷を電極2上の絶縁フィルム4上に引
寄せると、上記点画像は1.17mm;の線となってし
まう。
すなわち電極が平板状で、該電極が形成する間隙部の厚
さが厚く、放射線が一点より照射している場合、絶縁フ
ィルムに形成される静電潜像は、中心部から周辺へ行く
ほど解像力が低下する。
さが厚く、放射線が一点より照射している場合、絶縁フ
ィルムに形成される静電潜像は、中心部から周辺へ行く
ほど解像力が低下する。
本発明は上記の如き解像力の低下を生じることなく、間
隙部の厚さを厚クシ、それにより該間隙部に用いるガス
の圧力を従来のものよりも低い圧力で使用可能とするこ
とを目的とするものである。
隙部の厚さを厚クシ、それにより該間隙部に用いるガス
の圧力を従来のものよりも低い圧力で使用可能とするこ
とを目的とするものである。
本発明は絶縁性の材質より成るシート状部材にJ静電潜
像を形成するために、陽極及び陰極の電極間に高い原子
番号の高圧にしたガスを介在させ、該ガスが放射線の照
射により電離し、上記のシート状部材上に静電潜像を得
るような方法において少なくとも一方の電極に印加する
電圧を、平面的;に変化させることにより、両電極間に
作用する電界を、放射線の照射方向に沿って曲げるもの
である。
像を形成するために、陽極及び陰極の電極間に高い原子
番号の高圧にしたガスを介在させ、該ガスが放射線の照
射により電離し、上記のシート状部材上に静電潜像を得
るような方法において少なくとも一方の電極に印加する
電圧を、平面的;に変化させることにより、両電極間に
作用する電界を、放射線の照射方向に沿って曲げるもの
である。
以下本発明の原理とそれを説明する図面に従って、本発
明を更に詳細に説明する。
明を更に詳細に説明する。
第2図と第3・図のものは、間隙部を形成する電極の陰
極側に印加する電圧を平面的に変化させたものである。
極側に印加する電圧を平面的に変化させたものである。
先ず第2図において、5は平板状の陽極側電極、6は一
点より発するX線等の放射線の最短距離を中心に円心状
の線帯状形態の陰極側電極を示す。
点より発するX線等の放射線の最短距離を中心に円心状
の線帯状形態の陰極側電極を示す。
陽極電極5上の7は、静電潜像を形成する絶縁性シート
部材で、陰極電極6の下の8は、上記の陰極電極6を支
持する絶縁性部材である。
部材で、陰極電極6の下の8は、上記の陰極電極6を支
持する絶縁性部材である。
9は該電極6と抵抗器10の各端子とを結ぶリード線を
示す。
示す。
第3図のものは第2図における陰極電極6を中心部を厚
く周辺部は薄くした金属薄膜、カーボン、金属等の微粒
子分散体、セラミック、その他の半導体、有機無機の塩
類等の抵抗体11により形成したものである。
く周辺部は薄くした金属薄膜、カーボン、金属等の微粒
子分散体、セラミック、その他の半導体、有機無機の塩
類等の抵抗体11により形成したものである。
上記2つの例では陰極電極6・11側の中心部を一2K
V、端部を一5KVKし、陽極電極は接地した場合を示
す。
V、端部を一5KVKし、陽極電極は接地した場合を示
す。
このような電圧を印加すると、電極の間隙部には実線で
示すような電気力線が働き、放射線照射により生じたイ
オンや電子は、この電力線に沿って、陽・陰極の各電極
に引寄せちれる。
示すような電気力線が働き、放射線照射により生じたイ
オンや電子は、この電力線に沿って、陽・陰極の各電極
に引寄せちれる。
ここで間隙部の点線は、各電極により作用する等電位面
を示すものである。
を示すものである。
むろん上記陰極側に用いた電位変化を与えるための電極
を陽極側のみに使用することも可能である。
を陽極側のみに使用することも可能である。
この場合第1図・第2図とは逆に中心部の電圧を高くシ
、端部の電圧を低くする。
、端部の電圧を低くする。
陽・陰極の各電極間の電位変化は、中心部はど電位変化
はゆるく、端部はと急激にする。
はゆるく、端部はと急激にする。
しかし上記のような同心円状の電極や中心部が低抵抗と
なる抵抗電極を用いて一方の電極のみにより、陽・陰極
間の電界を制御したのでは、電気力線を完全に放射線の
照射方向に一致させることは不可能である。
なる抵抗電極を用いて一方の電極のみにより、陽・陰極
間の電界を制御したのでは、電気力線を完全に放射線の
照射方向に一致させることは不可能である。
その理由としては、一方の電位分布のない電極へは電気
力線が垂直になるからである。
力線が垂直になるからである。
このため第4図のように放射線の照射を電位分布を与え
た側の電極から行い、かつ陽・陰極間の厚さを放射線の
吸収に必要な厚さHよりも厚くなると、放射線が吸収さ
れる領域内(厚さH内)では、放射線の照射方向と電界
の方向は非常に近くなる。
た側の電極から行い、かつ陽・陰極間の厚さを放射線の
吸収に必要な厚さHよりも厚くなると、放射線が吸収さ
れる領域内(厚さH内)では、放射線の照射方向と電界
の方向は非常に近くなる。
以上のように陽・陰極どちらか一方のみにより電位分布
を与えた電極で画像の周辺部の解像力を完全に補正する
ことは不可能であるが、従来のものと比較すると周辺部
の解像力は大幅に向上することが可能となった。
を与えた電極で画像の周辺部の解像力を完全に補正する
ことは不可能であるが、従来のものと比較すると周辺部
の解像力は大幅に向上することが可能となった。
第5図は第2図で説明したような一点より照射する放射
線源にいちばん近い電極位置を中心に同心円状に形成し
た、電位分布を与えた電極を、陽・陰極の両電極に用い
たものを示す。
線源にいちばん近い電極位置を中心に同心円状に形成し
た、電位分布を与えた電極を、陽・陰極の両電極に用い
たものを示す。
図において、13は上記同心円状に形成し電位分布を与
えた陽極電極、14は同じく同心円状に形成した陰極電
極を示す。
えた陽極電極、14は同じく同心円状に形成した陰極電
極を示す。
15は絶縁性シート部材、電極13・14による間隙部
においては、実線で示すような電気力線が働き、放射線
により生じたイオンや電子は、この電気力線に沿って、
陽・陰極の各電極13・14に引き寄せられる。
においては、実線で示すような電気力線が働き、放射線
により生じたイオンや電子は、この電気力線に沿って、
陽・陰極の各電極13・14に引き寄せられる。
点線は両電極13・14間の等電位面を示す。
以上のように陽・陰極の両側に電位分布を与えることに
より、間隙部に作用する電界を放射線の照射方向に完全
に一致させることが可能となる。
より、間隙部に作用する電界を放射線の照射方向に完全
に一致させることが可能となる。
また更に第2図・第3図のように片側の電極のみに、電
荷分布を与えたものを用いると、間隙部の場所によって
高圧ガスに印加される電界が大きく変化したが上述の如
く両電極に電位分布を与えたものを用いることで、間隙
部全面にわたりほとんど一定した電界強度を得る。
荷分布を与えたものを用いると、間隙部の場所によって
高圧ガスに印加される電界が大きく変化したが上述の如
く両電極に電位分布を与えたものを用いることで、間隙
部全面にわたりほとんど一定した電界強度を得る。
なおこの場合、絶縁性シート部材15の電極側には導電
性物質による層があってはならず、該シート部材15の
電極に接する側は、108Q−ぼ以上の充分高い抵抗と
し、必要に応じて該シート部材15を電極13との接触
を良好にする為に107〜1012Ω・ぼ程iの液体を
介在させてもよい。
性物質による層があってはならず、該シート部材15の
電極に接する側は、108Q−ぼ以上の充分高い抵抗と
し、必要に応じて該シート部材15を電極13との接触
を良好にする為に107〜1012Ω・ぼ程iの液体を
介在させてもよい。
また絶縁性シート部材15の一方面側に、直接電位分布
を生じるような電極を設けておいても良い。
を生じるような電極を設けておいても良い。
第6図は上述で述べたものとは異なり、曲率を有して間
隙部を形成し対向する電極を用いたものである。
隙部を形成し対向する電極を用いたものである。
図において1はX線ランプ等の一点から照射される放射
線源、16は該放射線源1からの距離Rの半径で円筒面
を形成している電極、17は該電極16に装填された絶
縁性ミート部材、18は電極16と一定の間隙を保って
位置する電極を;普旨の電極16・18により上記方法
で、イオン又は電子により静電潜像を該レート部材17
に・形成すると、電極16・18の間隙部の左右方向へ
の解像力低下のみが問題となる。
線源、16は該放射線源1からの距離Rの半径で円筒面
を形成している電極、17は該電極16に装填された絶
縁性ミート部材、18は電極16と一定の間隙を保って
位置する電極を;普旨の電極16・18により上記方法
で、イオン又は電子により静電潜像を該レート部材17
に・形成すると、電極16・18の間隙部の左右方向へ
の解像力低下のみが問題となる。
これを解決する為には、水平方向にはほぼ等電位で垂直
方向に変化する電位を電極に与えてやればよい。
方向に変化する電位を電極に与えてやればよい。
この方が同心円状に変化する電圧を与える場合よりも容
・易である。
・易である。
すなわち第7図に示すように絶縁性シート部材19上に
、少なくとも一端を抵抗体20に接続した線状電極21
を形成する。
、少なくとも一端を抵抗体20に接続した線状電極21
を形成する。
なお、抵抗体20は周辺から中心に向って抵抗が低くな
る様に厚さや形状を変化させる。
る様に厚さや形状を変化させる。
以上のようにして形成した電極21を陽極とし、22を
陰極電極とし、絶縁性シート部材19と陰極電極間にイ
オン化可能なガスを導入し、上記エレクトロラジオグラ
フィ方法により静電潜像を、該シート部材19上に形成
する。
陰極電極とし、絶縁性シート部材19と陰極電極間にイ
オン化可能なガスを導入し、上記エレクトロラジオグラ
フィ方法により静電潜像を、該シート部材19上に形成
する。
なおこのように潜像を形成するシート部材19上に、電
極を形成することは既述の如く有用であり、潜像形成後
形成した電極を除去すれば良い。
極を形成することは既述の如く有用であり、潜像形成後
形成した電極を除去すれば良い。
尚、電極をX線源からの距離を半径とする球面とすれば
、電極面は一様な電位でも解像力の低下;よ防止できる
が、球面の場合には記録部材の形成搬送等に難点が生ず
る。
、電極面は一様な電位でも解像力の低下;よ防止できる
が、球面の場合には記録部材の形成搬送等に難点が生ず
る。
以下上記の如き、電位分布を与えた電極の作成法の実施
例を述べる。
例を述べる。
第8図に示す実施例は第2図で説明した電極で厚さ10
0ミクロンのポリエチレンテレツクレートフィルム23
上に、アルミニウムを1ミクロンの厚さに蒸着した後エ
ツチングにより1mm当り10本の同心円状電極24を
形成する。
0ミクロンのポリエチレンテレツクレートフィルム23
上に、アルミニウムを1ミクロンの厚さに蒸着した後エ
ツチングにより1mm当り10本の同心円状電極24を
形成する。
次いでその上に厚さ1000への抵抗体として作用する
Al蒸着膜薄層25を設け、該薄層25の周囲に、円環
状の銅・アルミニウム等の導電率の良い物質で、電極2
6を形成する。
Al蒸着膜薄層25を設け、該薄層25の周囲に、円環
状の銅・アルミニウム等の導電率の良い物質で、電極2
6を形成する。
そして該円環状電極26と、金属蒸着膜薄層25の中心
部の間に、電圧を印加することにより、同心円状に変化
する電位分布がフィルム23上に得られる。
部の間に、電圧を印加することにより、同心円状に変化
する電位分布がフィルム23上に得られる。
なお上記薄層25は適当に中心部程厚く周辺部を薄くす
ることにより、希望すべき電位分布が得られる。
ることにより、希望すべき電位分布が得られる。
第9図の実施例は、第3図で説明した電極で、厚さ10
0ミクロンのポリテトラフルオルエチレンフィルム27
の周囲に、円環状の電極28を設け、該電極28の内部
に抵抗体として作用する金属蒸着膜薄層29を設け、該
円環状電極28を該薄層29の中心部の間に電圧を印加
する事により、同心円状に変化する電位す布をフィルム
23上に得られる。
0ミクロンのポリテトラフルオルエチレンフィルム27
の周囲に、円環状の電極28を設け、該電極28の内部
に抵抗体として作用する金属蒸着膜薄層29を設け、該
円環状電極28を該薄層29の中心部の間に電圧を印加
する事により、同心円状に変化する電位す布をフィルム
23上に得られる。
この場合上記薄層29は抵抗体として使用するため、該
薄層29は中心部はど厚く、周辺部は薄くすることによ
り、所望する電位分布が得られる。
薄層29は中心部はど厚く、周辺部は薄くすることによ
り、所望する電位分布が得られる。
第10図の実施例は、第7図で説明した電極で横稿状電
極の形成実施例である。
極の形成実施例である。
厚さ100ミクロンのポリエチレンテレフタレートフィ
ルム30に、アルミニウムを1ミクロンの厚さに蒸着し
た後、エツチング法により1mm当り10本の横稿状の
電極31を全面に形成する。
ルム30に、アルミニウムを1ミクロンの厚さに蒸着し
た後、エツチング法により1mm当り10本の横稿状の
電極31を全面に形成する。
次いでフィルム、30の側端に電極31と接触するよう
に、抵抗体32を印刷する。
に、抵抗体32を印刷する。
中心部の電位変化を小さく、また周辺はど電位変化を大
きくする為に、抵抗体は周辺から中心に向って抵抗が低
くなるように厚さ、形状を変化させる。
きくする為に、抵抗体は周辺から中心に向って抵抗が低
くなるように厚さ、形状を変化させる。
なお電極31はエツチング法の他に導体又は半導体とし
て作用するインキを用いて印刷により簡匣に形成するこ
とが可能である。
て作用するインキを用いて印刷により簡匣に形成するこ
とが可能である。
上記実施例において電極に用いる導電性物質は金属に限
らず、4級アンモニウム塩等の導電性樹脂やカーボン、
金属微粒子等の分散体である導電性塗料を用いても良い
。
らず、4級アンモニウム塩等の導電性樹脂やカーボン、
金属微粒子等の分散体である導電性塗料を用いても良い
。
また電位分布を与える為の電極を放射線の照射側に位置
する場合は、電極の影が静電潜像形成に影響を与えては
ならないがアルミニウムを例にとると1〜2ミクロン程
度以下であれば問題とはならない。
する場合は、電極の影が静電潜像形成に影響を与えては
ならないがアルミニウムを例にとると1〜2ミクロン程
度以下であれば問題とはならない。
又、電極の縁を除、除に薄くしてぼかす事により、画像
に現われない様にする事もできる。
に現われない様にする事もできる。
以上の説明のように電極間あ高圧ガスをX線等。
の放射線によりイオン化し、電極上の絶縁部材上に静電
潜像を形成するようなエレクトロラジオグラフィにおい
て、本発明は電極間に放射線の照射方向に、電気力線が
作用するように電位分布を与えることで 該電極間の厚
さを比較的厚くしても。
潜像を形成するようなエレクトロラジオグラフィにおい
て、本発明は電極間に放射線の照射方向に、電気力線が
作用するように電位分布を与えることで 該電極間の厚
さを比較的厚くしても。
静電潜像形成時に、画像周辺部の解像力を下げることか
ない。
ない。
また電極間の厚さを厚くするということは、用いるイオ
ン化用ガスの気圧を下げることが可能となる。
ン化用ガスの気圧を下げることが可能となる。
すなわち、本発明は画像周辺部の解像力を低下させるこ
となく、電極間の厚さを増加しこれによりガスの圧力を
下げることで、高圧ガスを取扱うという操作性の難儀を
解決することを可能とした。
となく、電極間の厚さを増加しこれによりガスの圧力を
下げることで、高圧ガスを取扱うという操作性の難儀を
解決することを可能とした。
第1図は従来例における欠点を示す説明図、第2図から
第5図は電極間の電界を制御の原理を示す説明図。 第6図と第7図は円筒形状電極の場合の電界制御の原理
を示す説明図。 第8図から第10図は上記電界制御のための電極制作実
施例を示す説明図。 図において、2点鎖線・・・放射線、H,V・・・高圧
電源、1・・・X線源、2・3・・・電極、4・・・絶
縁フィルム、5・・・平板状陽極電極、6・・・同心円
状陰極電極、7・15・17・19・・・絶縁性シート
部材、10・・・抵抗器、11・20・32・・・抵抗
体、13・・・同心円状陽極電極、14・・・同心円状
陰極電極、16・・・円筒形状面を形成する電極、21
・・・線状陽極電極、22・・・陰極電極、23・30
・・・ポリエチレンテレツクレートフィルム、24・・
・同心円状電極、25・・・A7蒸着膜薄層、26・2
8・・・円環状電極、27・・・ポリテトラルオルエチ
レンフイルム、29・・・金属蒸着膜薄層、31・・・
横稿状電極。
第5図は電極間の電界を制御の原理を示す説明図。 第6図と第7図は円筒形状電極の場合の電界制御の原理
を示す説明図。 第8図から第10図は上記電界制御のための電極制作実
施例を示す説明図。 図において、2点鎖線・・・放射線、H,V・・・高圧
電源、1・・・X線源、2・3・・・電極、4・・・絶
縁フィルム、5・・・平板状陽極電極、6・・・同心円
状陰極電極、7・15・17・19・・・絶縁性シート
部材、10・・・抵抗器、11・20・32・・・抵抗
体、13・・・同心円状陽極電極、14・・・同心円状
陰極電極、16・・・円筒形状面を形成する電極、21
・・・線状陽極電極、22・・・陰極電極、23・30
・・・ポリエチレンテレツクレートフィルム、24・・
・同心円状電極、25・・・A7蒸着膜薄層、26・2
8・・・円環状電極、27・・・ポリテトラルオルエチ
レンフイルム、29・・・金属蒸着膜薄層、31・・・
横稿状電極。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 電極間の間隙部に放射線の照射によりイオン化する
ガスを介在させ、該ガスに画像状の放射線を照射するこ
とにより該電極間に電子と正イオンを発生させ、これら
発生した電子又は正イオンを。 静電潜像形成部材上に電気的に吸引して静電潜像を形成
するエレクトロ・ジオグラフィによる画像形成方法にお
いて、対向して間隙部を構成する上記電極の少なくきも
一方の電極を絶縁部材上に相互に間隙を設けた線状電極
とし、□上記線状電極に印1′加する電圧を中心部から
周辺部にかけて変化させ、イオン化用のガスを介して対
向する電極間に形成する電界を該電極間に照射する放射
線の照射方向に沿って変化させ、その電界に従って上記
線状電極側に配設した静電潜像形成部材上に電子又は正
。 イオンを導くことにより画像を形成することを特徴とす
るエレクトロラジオグラフィの画像形成方法。 2 電極間の間隙部に放射線の照射によりイオン化する
ガスを介在させ、該ガスに画像状の放射線、を照射する
ことにより該電極間に電子と正イオンを発生させ、これ
ら発生した電子又は正イオンを静電潜像形成部材上に電
気的に吸引して静電潜像を形成するエレクトロラジオグ
ラフィによる画像形成方法において、対向して間隙部を
構成する上記電極の少なくとも一方の電極を絶縁部材上
に相互に間隙を設けた線状電極とし、この電極と接し且
つ中心部から周辺部方向に厚さ又は面積が変化する抵抗
体を設け、この抵抗体の中心部と周辺部とで異なる電圧
を印加してイオン化用のガスを介して対向する電極間に
形成する電界を該電極間に照射する放射線の照射方向に
沿って変化させ、その電界に従って上記線状電極側に配
設した静電潜像形成部材上に電子又は正イオンを導くこ
とにより画像形成することを特徴とするエレクトロラジ
オグラフィの画像形成方法。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP48128057A JPS5817953B2 (ja) | 1973-11-14 | 1973-11-14 | エレクトロラジオグラフイ ノ ガゾウケイセイホウホウ |
US05/522,456 US3961192A (en) | 1973-11-14 | 1974-11-08 | Image formation method |
US05/690,924 US4025789A (en) | 1973-11-14 | 1976-05-28 | Image formation method |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP48128057A JPS5817953B2 (ja) | 1973-11-14 | 1973-11-14 | エレクトロラジオグラフイ ノ ガゾウケイセイホウホウ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5083078A JPS5083078A (ja) | 1975-07-04 |
JPS5817953B2 true JPS5817953B2 (ja) | 1983-04-11 |
Family
ID=14975404
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP48128057A Expired JPS5817953B2 (ja) | 1973-11-14 | 1973-11-14 | エレクトロラジオグラフイ ノ ガゾウケイセイホウホウ |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US3961192A (ja) |
JP (1) | JPS5817953B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE2737036C3 (de) * | 1977-08-17 | 1981-04-30 | Agfa-Gevaert Ag, 5090 Leverkusen | Bildkammer zur Erzeugung elektronenradiografischer Abbildungen |
CA1119315A (en) * | 1977-12-07 | 1982-03-02 | Arnold A. Willem | Method of recording x-ray images and imaging chamber suited therefor |
US4218619A (en) * | 1978-09-15 | 1980-08-19 | General Electric Company | Multi-copy ion-valve radiography |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS49102286A (ja) * | 1973-01-02 | 1974-09-27 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3774029A (en) * | 1972-06-12 | 1973-11-20 | Xonics Inc | Radiographic system with xerographic printing |
US3828192A (en) * | 1973-08-31 | 1974-08-06 | Xonics Inc | Spherical segment electrode imaging chamber |
-
1973
- 1973-11-14 JP JP48128057A patent/JPS5817953B2/ja not_active Expired
-
1974
- 1974-11-08 US US05/522,456 patent/US3961192A/en not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS49102286A (ja) * | 1973-01-02 | 1974-09-27 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US3961192A (en) | 1976-06-01 |
JPS5083078A (ja) | 1975-07-04 |
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