JPS5817930Y2 - 空気圧シリンダ - Google Patents

空気圧シリンダ

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JPS5817930Y2
JPS5817930Y2 JP12291876U JP12291876U JPS5817930Y2 JP S5817930 Y2 JPS5817930 Y2 JP S5817930Y2 JP 12291876 U JP12291876 U JP 12291876U JP 12291876 U JP12291876 U JP 12291876U JP S5817930 Y2 JPS5817930 Y2 JP S5817930Y2
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JP
Japan
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opening
valve body
closing
piston
hole
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JP12291876U
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English (en)
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JPS5341588U (ja
Inventor
中田昭尾
Original Assignee
株式会社昭空
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、1つのインポートより圧縮気体を送入し続け
るだけでピストンを反覆して自動的に往復動できる空気
圧シリンダに関する。
従来、この種のシリンダとして、特公昭48−2196
5号公報あるいは実公昭48−14322号公報で公知
のように、シリンダ本体の外側に切換弁を装置し、ピス
トンがストロークエンドに達したとき切換弁を機械力あ
るいは気体圧で自動的に切り換えてピストンの両側の室
の圧縮気体の給排関係を切り換えるものが知られている
本考案は、ピストン自体に切換弁を装備して従来よりも
小型化できるようにするとともに、その切換弁の切り換
え位置をシリンダ本体の外側より調整できるようにして
、ピストンの行程長さを外部ヨり任意に調整できるよう
にしたものである。
すなわち、本考案は、ロッド側カバーにインポートを、
またピストンに、ヘッド側室とロッド側室とを連通ずる
連通孔を、さらにピストンロッドに、上記ヘッド側室と
連通ずる大気開放路をそれぞれ設け、かつロッド側室内
において上記貫通孔を開閉する貫通孔開閉用弁体と、ヘ
ッド側室内において上記大気開放路を開閉する大気開放
路開閉用弁体とを、一体に切り換えることができるよう
に、ピストンに摺動自在に貫装したタイロッドにて連結
し、しかも上記ヘッド側カバーには、ストッパーを、シ
リンダチューブの軸線方向に位置調整できるように貫着
し、大気開放路開閉用弁体がストッパーに衝接したとき
には、その大気開放路開閉用弁体と貫通孔開閉用弁体と
がピストンに対しロッド側へ変位し、大気開放路開閉用
弁体が大気開放路を閉じる一方、貫通孔開閉用弁体が貫
通孔を開き、また貫通孔開閉用弁体がロッド側ストロー
クエンドに達したときには、その貫通孔開閉用弁体と大
気開放路開閉用弁体とがピストンに対しヘッド側へ変位
し貫通孔開閉用弁体が貫通孔を開く一方、大気開放路開
閉用弁体が大気開放路を開く関係にしてなることを特徴
とするものである。
以下には本考案を図示の実施例につして詳細に説明する
1はシリンダチューブ、2,3はシリンダチューブ1に
螺着したヘッド側カバーとロッド側カバー、4はピスト
ンロッドで、シリンダチューブ1の内周径に比べそう大
差のない外径になっている。
ピストンロッド4の段差的に径細とした先端部分4′に
、両側面に円筒形突部s’、<を突出形成したピストン
基板5を螺着してあり、これと押え板6とでピストンバ
ッキング7を挾持するごとくこれら三者を複数本のネジ
8で一体化することにより、これら全体でピストン9が
構成されている。
ピストン9には、第2図に示すようにそれにて仕切形成
されるヘッド側室aとロッド側室すとを連通ずる複数個
の貫通孔10を同一円周線上において設げである。
ピストンロッド4は中空体で、その中空部11は、径細
な先端部分4′ではそれに合せて細くなってその先端面
で開口し、その開口が上記ピストン基板5の円筒形突部
ダ内に臨んでいるとともに、ピストンロッド4の外端部
に穿設した大気開放孔12で大気に連通していることに
より、中空部11は上記ヘッド側室aを大気開放する大
気開放路となっている。
ロッド側カバー3にはインポート13を設けてあって、
ここより圧縮気体を、カバー3に螺着したニードル弁1
4で流量調整して通路15を通しロッド側室すに常時送
入できるようになっている。
ピストン9には、そのロッド側に位置する貫通孔開閉用
弁体16とヘッド側に位置する大気開放路開閉用弁体1
7とが、ピストン9に対し同時に軸線方向に変位できる
ように装着されている。
すなわち、これら両弁体16,17は、ともにシリンダ
チューブ1の内周面との間で所要の間隙をつくる大きさ
の円盤状で、これら両者は、前記貫通孔10と同一円周
線上においてピストン9に設けた案内貫通孔18を摺動
自在に貫通している複数本のタイロッド19によって互
いに連結され、タイロッド19が案内貫通孔18に沿っ
て摺動することにより、ピストン9に対し同時に変位で
きるようになっている。
タイロッド19による上記の連結は、タイロッド19の
一端部を弁体16に螺着したのち、タイロッド19の他
端に弁体17をネジでもって取り付けることにより行っ
である。
そして、弁体16は、ピストン9に対する上記の変位に
よって上記貫通孔10を実質的に開閉するようになって
いるとともに、弁体17は上記大気開放路(中空部11
)を実質的に開閉するようになっており、またこれら両
弁体16,17の開閉動作は、一方が開のとき他方が閉
、他方が開のとき一方が閉となる関係にしである。
すなわち、ピストン9を構成しているピストン基板5の
ロンド側面には、貫通孔10に対する軸線側と外周面側
とに環状の弁座20,20’を突出形成してあって、第
2図実線で示すようにこれらの弁座20,20’に弁体
16が圧接したときは、ロッド側室すから貫通孔10を
通じてヘッド側室aへと流れる圧縮気体の流通は遮断さ
れ、また同図鎖線に示すように離れたときは上記流通は
許容されるようになっている。
また、ピストン基板50円筒形突部5′の先端は押え板
6の側面より突出していて、その先端開口は一種の弁口
となっており、この円筒形突部5′の先端面より弁体1
7が第2図実線に示すように離れているとぎは、ヘッド
側室aは、大気開放路であるピストンロッド4の中空部
11.大気開放孔12を通じて大気に開放され、また同
図鎖線に示すように弁体17が圧接したときは、ヘッド
側室aと中空部11との連通は遮断されるようになって
いる。
ヘッド側カバー2には、シリンダチューブ1のヘッド側
を気密に閉塞するストッパー21を螺入貫通させてあり
、このストッパー21をシリンダチューブ1の外方にお
いて回してカバー2に対し軸線方向に移動させることに
より、ピストン9のヘッド側のストロークエンドの位置
を後述するように調整できるようになっている。
このストッパー21には、クッションバネ22を、シリ
ンダチューブ1内におして凹部21′に止めネジ23と
バネ押え板24とを使って取り付けである。
一方、ロッド側カバー3側にも、それをバネ座とするク
ッションバネ25を備えである。
しかして、インポート13を通じてロッド側室すに常に
圧縮気体が送入されており、いま貫通孔開閉用弁体16
と大気開放路開閉用弁体17とが第2図実線位置(ヘッ
ド側変位位置)にあるとすると、貫通孔10は閉、大気
開放路(中空部11)は開で、ヘッド側室aが大気開放
状態であるので、ピストン9はロッド側室すに送入され
ている圧縮気体圧でもってヘッド側に摺動することにな
る。
この摺動によって弁体17がヘッド側のストロークエン
ドであるクッションバネ22に衝突し、この力によって
両弁体16,17が第2図鎖線位置(ロッド側変位位置
)に変位すると、今度は大気開放路(中空部11)が閉
2貫通孔10が開となるので、ロッド側室すに送入され
ている圧縮気体が貫通孔10を通ってヘッド側室aに流
入することになり、ロッド側室す内にも圧縮気体が送入
されているが、ピストン9の有効受圧面がヘッド側とロ
ッド側とで差があるため、ピストン9はロッド側に摺動
することになる。
この摺動によって弁体16に一体に付着したバネ受板2
6がロッド側のストロークエンドであるクッションバネ
25に衝突し、この力によって両弁体16,17が第2
図実線位置に変位すると、ピストン9はヘッド側に摺動
すること前述のとおりである。
したがって、ストッパー21をシリンダチューブ1の外
側において回してヘッド側のクッションバネ22の位置
を調整することにより、ピストン9のヘッド側のストロ
ークエンドの位置を調整でき、それによってまたピスト
ン9の行程長さを調整できるものである。
なお、符号27はストッパー21のためのロックナツト
、28.29は取付用ナツトである。
叙上のように本考案空気圧シリンダは、シリンダチュー
ブ1の両端開口をヘッド側カバー2とロッド側カバー3
とで閉じるとともに、上記シリンダチューブ1内に、ピ
ストンロッド4を突設したピストン9を摺動自在に嵌装
し、このピストン9にてシリンダチューブ1内をヘッド
側室aとロッド側室すとに仕切るようにしてなる空気圧
シリンダにおいて、上記ロッド側カバー3にはインポー
ト13を、また上記ピストン9には、上記ヘッド側室a
とロッド側室すとを連通ずる貫通孔10を、さらに上記
ピストンロッド4には、上記ヘッド側室aと連通ずる大
気開放路11をそれぞれ設け、かつロッド側室す内にお
いて上記貫通孔10を開閉する貫通孔開閉用弁体16と
、ヘッド側室a内において上記大気開放路11を開閉す
る大気開放路開閉用弁体17とを、一体に切り換えるこ
とができるように、ピストン9に摺動自在に貫装したタ
イロッド19にて連結し、しかも上記ヘッド側カバー2
には、ストッパー21を、シリンダチューブ1の軸線方
向に位置調整できるように貫着し、大気開放路開閉用弁
体17がストッパー21に衝接したときには、その大気
開放路開閉用弁体17と貫通孔開閉用弁体16とがピス
トン9に対しロッド側へ変位し、大気開放路開閉用弁体
17が大気開放路11を閉じる一方、貫通孔開閉用弁体
16が貫通孔10を開き、また貫通孔開閉用弁体16が
ロッド側ストロークエンドに達したときには、その貫通
孔開閉用弁体16と大気開放路開閉弁体17とがピスト
ン9に対しヘッド側へ変位し貫通孔開閉用弁体16が貫
通孔10を開く一方、大気開放路開閉用弁体17が大気
開放路11を開く関係にしてなることを特徴とするもの
である。
したがって、本考案によれば、ロッド側カバーに設けた
1つのインポートより圧縮気体を送入し続けておくだけ
でピストンを反覆して自動的に往復動でき、外部に切換
弁を必要としないとともに、ピストンの行程長さを外部
より任意に調整することができるものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は全体の縦断面
図、第2図は第1図とは違う位置で切断した要部の拡大
断面図である。 1・−・シリンダチューブ、2・−・ヘッド側カバー3
・・・ロット側カバー4・・・ピストンロッド、9・・
・ピストン、a・・・ヘッド側室、b・・・ロッド側室
、13・・・インポート、10・・・貫通孔、11・・
・大気開放路である中空部、16・・・貫通孔開閉用弁
体、17・・・大気開放路開閉用弁体、19・・・タイ
ロッド、21・−・ストッパー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. シリンダチューブ1の両端開口をヘッド側カバー2どロ
    ッド側カバー3とで閉じるとともに、上記シリンダチュ
    ーブ1内に、ピストンロッド4を突設したピストン9を
    摺動自在に嵌装し、このピストン9にてシリンダチュー
    ブ1内をヘッド側室aとロッド側室すとに仕切るように
    してなる空気圧シリンダにおいて、上記ロッド側カバー
    3にはインポート13を、また上記ピストン9には、上
    記ヘッド側室aとロッド側室すとを連通ずる貫通孔10
    を、さらに上記ピストンロッド4には、上記ヘッド側室
    aと連通ずる大気開放路11をそれぞれ設け、かつロッ
    ド側室す内において上記貫通孔10を開閉する貫通孔開
    閉用弁体16と、ヘッド側室a内におして上記大気開放
    路11を開閉する大気開放路開閉用弁体17とを、一体
    に切り換えることができるように、ピストン9に摺動自
    在に貫装したタイロッド19にて連結し、しかも上記ヘ
    ット側カバー2には、ストッパー21を、シリンダチュ
    ーブ1の軸線方向に位置調整できるように貫着し、大気
    開放路開閉用弁体17がストッパー21に衝接したとき
    には、その大気開放路開閉用弁体17と貫通孔開閉用弁
    体16とがピストン9に対しロッド側へ変位し、大気開
    放路開閉用弁体17が大気開放路11を閉じる一方、貫
    通孔開閉用弁体16が貫通孔10を開き、また貫通孔開
    閉用弁体16がロッド側ストロークエンドに達したとき
    には、その貫通孔開閉用弁体16と大気開放路開閉用弁
    体17とがピストン9に対しヘッド側へ変位し、貫通孔
    開閉用弁体16が貫通孔10を開く一方、大気開放路開
    閉用弁体17が大気開放路11を開く関係にしてなるこ
    とを特徴とする空気圧シリンダ。
JP12291876U 1976-09-14 1976-09-14 空気圧シリンダ Expired JPS5817930Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12291876U JPS5817930Y2 (ja) 1976-09-14 1976-09-14 空気圧シリンダ

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12291876U JPS5817930Y2 (ja) 1976-09-14 1976-09-14 空気圧シリンダ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5341588U JPS5341588U (ja) 1978-04-10
JPS5817930Y2 true JPS5817930Y2 (ja) 1983-04-12

Family

ID=28732348

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12291876U Expired JPS5817930Y2 (ja) 1976-09-14 1976-09-14 空気圧シリンダ

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JPS5341588U (ja) 1978-04-10

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