JPS5817897Y2 - 自動扉の戸締め装置 - Google Patents

自動扉の戸締め装置

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JPS5817897Y2
JPS5817897Y2 JP1977081904U JP8190477U JPS5817897Y2 JP S5817897 Y2 JPS5817897 Y2 JP S5817897Y2 JP 1977081904 U JP1977081904 U JP 1977081904U JP 8190477 U JP8190477 U JP 8190477U JP S5817897 Y2 JPS5817897 Y2 JP S5817897Y2
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JP
Japan
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door
pressure
supply
closing
fluid
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JP1977081904U
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JPS548854U (ja
Inventor
正雪 幸森
倫章 島
Original Assignee
株式会社ナブコ
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は圧力流体の給排によって流体圧シリンダを作動
させ、扉を開閉する自動扉の戸締め装置に関し、開扉時
に作用する力よりも弱い力で扉を閉じ、途中穴や物か扉
にはさまれた時の衝撃力を少くして安全を計り、また離
脱し易いようにすると共に、扉が停止した時例えば全閉
位置に達した時、徐々に戸締め力を増加するようにして
強い戸締め力で確実に戸締めできることを目的としたも
のである。
従来、自動扉開閉装置には、シリンダの一端近くにクッ
ション機構が設けられ、扉全閉位置の寸前で扉速度を低
下させ、衝撃防止と安全を計っている。
しかし、途中の閉扉行程中の戸締め力の大きさは開扉行
程中の戸開き力に等しく、行程終端のクッション行程を
除いては、閉扉行程中に人あるいは物がはさまれた場合
、大きい衝撃力を受ける恐れがあり危険であった。
本考案は以上の点にかんがみ、流体の供給回路に工夫を
して、扉の閉作動中の戸締め力を戸開き力よりも弱くす
るとともに、扉が停止すると徐々に戸締め力を増し、一
定時間後には前記戸開き力と同じ大きさの力となるよう
にしたもので゛、その要旨とするところは、扉を閉鎖す
るときに圧力流体が供給される閉作動給排管路中に減圧
弁とその減圧弁に並列に逆止弁を設けるとともに、さら
にこの減圧弁に並列に絞りを設けた構成の自動扉の戸締
め装置である。
本考案の構成、作用を両開き扉の実施例について説明す
る。
第1図において、1は扉駆動用流体圧シリンダで、その
ピストンロッド1aには取付金具2を介して片方の扉(
図示せず)が取付けられると共に、扉駆動用流体圧シリ
ンダ1に平行なうツク2aが連結されている。
ラック2aはピニオン3を介して平行なうツク4aと噛
合し、ラック4aには取付金具4を介して他方の扉(図
示せず)が取付けられている。
5は全開位置で作動するように設けられた検出部で例え
ば実施例ではリミットスイッチである。
5aは前記取付金具4に装着されたスイッチ作動棒であ
る6、7は扉駆動用流体圧シリンダ1の給排孔であって
、給排孔6は閉作動給排管路8,8aを経て、また給排
孔7は開作動給排管路9を経ておのおの電磁方向切換弁
10(以下、電磁弁10という)に連絡し、電磁弁10
の供給孔は供給管路11 aを経て流体圧供給源11に
通じている。
12は電磁弁10の排出孔である。電磁弁10は操作ス
イッチ(図示せず)または扉の全閉、全開位置を検知す
る検知器(例えば前記検出部5)からの電気指令を受け
て作動し、電磁弁10が開扉側に切換わったとき、流体
圧力供給源11からの供給管路11 aは扉駆動用流体
圧シリンダ1の開作動給排管路9に接続し、他の閉作動
給排管路8,8aは排出孔12に接続して、ピストンロ
ッド1aはラック2aと共に図において左方向へストロ
ークし、ピニオン3を介してラック4aは右方向へ移動
し、両扉は左右に開く、また電磁弁10が閉扉側に切換
わったとき、供給管路11 aと閉作動給排管路8aと
が接続し、開作動給排管路9は排出孔12に通じて、前
記と反対方向に両ラック2a、4aが移動して両扉は閉
じる。
本考案の特徴とする装置は、閉作動給排管路8と8a間
に設けられた減圧弁13、減圧弁13と並列に接続され
た逆止弁14、およびこの逆止弁14および減圧弁13
の回路に対してさらに並列に設けられた絞り15を有す
る絞り回路15 aである。
この逆止弁14は扉駆動用流体圧シリンダ1から電磁弁
10の方向へのみ流体圧力の通過を許容する。
減圧弁13は通常使用されるる開扉流体圧力5kg/c
m2をたとえば半減して約2.5 kg/cm2とし、
絞り15は可変絞りであってQ、8mm程度の径の場合
、二次側2.5kg/cm2の圧力のとき、−次側に5
kg/cm2の圧力を急に加えると約10秒で二次側
圧力を5 kg/Cm2まで上昇させることができる。
次にこの実施例の作用を説明する。
第1図は両扉が全閉位置にあるのきの状態を示しており
、いま開扉の電気指令が電磁弁10に伝達され、電磁弁
10が開扉側に切換わると、圧力流体は開作動給排管路
9を通って扉駆動用流体圧シリンダ1の給排孔7に供給
され、扉駆動用流体圧シリンダ1の他の給排孔6は閉作
動給排管路8.逆止弁14.閉作動給排管路8aを経て
電磁弁10の排出孔12に連絡されるので、ピストンロ
ッド1aは左方向へ移動して両扉を開く。
このときの戸開き力は流体圧力供給源11の圧力5 k
g/Cm2によって生ずるピストン押力の大きさであっ
て、実施例の場合50 kgである。
第2図は扉のストロークと扉の移動力との関係を示し、
全閉位置のA点より全開位置のB点までの戸開き力は5
0 kgである。
扉が全開位置に達すると検知器(図示せず)が作動して
電磁弁10は中立位置に切換り、扉駆動用流体圧シリン
ダ1はその位置で停止し扉は保持される。
ついで、閉扉の電気指令が電磁弁10に伝達されて電磁
弁10が閉扉側に切換わると、圧力流体は閉作動給排管
路8aを通し、減圧弁13および絞り15に流入する。
減圧弁13に流入した5kg/cm2の圧力流体は2.
5 kg/Cm2に減圧され、閉作動給排管路8より扉
駆動用流体圧シリンダ1に供給されて扉を閉じ方向に移
動する。
閉作動給排管路8内の流体圧は前記のように2.5 k
g/Cm2に減圧され、扉の戸締め力は37 kgとな
って戸開き力よりも弱くなる。
つまり第2図に示すように閉扉の電気指令により電磁弁
10が切換えられると、全開位置で扉に働く力は、減圧
弁B点50 kgからC点37kgまで低下し、C−D
線に沿って閉扉行程に移る。
扉が正常に移動し扉駆動用流体圧シリンダ1内への圧力
流体の供給がスムースに行われている場合、圧力流体の
流れは抵抗の少ない減圧弁13を通過し、抵抗の大きい
絞り15を通過しないので絞り15の影響ははととなく
、閉作動給排管路8内の流体圧は前述のように減圧され
て扉の戸締め力は扉の開き力よりも弱くなる。
そして、閉扉途中で障害物に当接し、扉の動きが停止或
いは減速されると、閉作動給排管路8内の流体圧が上昇
して減圧弁13は閉鎖する。
すなわち、閉作動給排管路8aの圧力流体は、絞り15
を通過して絞り回路15 aから閉作動給排管路8aを
経て扉骨動用流体圧シリンダ1に供給され、徐々に閉作
動給排管路8内の流体圧力を上昇させ、この実施例では
約10秒後に流体圧力供給源11の圧力(5kg/cm
2)に達する。
したがって、閉扉途中に人や物が扉にはさまれても強い
衝撃力を受けず、徐々に扉の戸締め力が上昇し最大圧に
なるまでの間に脱出除去することができる。
また、障害物により扉が一時的に止まっている間に、戸
車にごみなどが噛む込み、その後障害物が取り除かれて
再び扉が起動しようとした時、扉の停止により戸締め力
は上昇し強くなっているので、ごみの噛み込みなどに抗
して扉を動かすことができる。
このとき、減圧弁13の二次側の圧力が2.5kg/c
m2を越えると減圧弁13は閉鎖される。
上述の作動を第2図で説明すると、D点で扉が障害物に
当接し、扉がその位置で停止した場合、戸締め力はD−
E線に沿って上昇し、50kgのE点に達する。
その障害物が排除されると戸締め力はそのままでE−A
線に沿って移動する。
扉が全閉位置の前方約15cmに達すると、公知のクッ
ション機構(例えば特公昭38−12428号や実公昭
40−950号など)が働き扉速度が減速すると共に、
扉駆動用流体圧シリンダ1内のクッション機構により閉
じ力もさらに25.5kgに弱る。
扉の全閉位置に達すると、前述同様約10秒を経て閉作
動給排管路8内の流体圧力は徐々に上昇して5kg/c
m2まで達し、戸締め力は50 kgとなり扉は全閉位
置で確実に保持さる。
この状態は第2図のF−G−H−Aの線図で示される。
第3図は開作動給排管路8内における流体圧の昇降と時
間との関係を示す線図である。
第2図の閉扉途中のD点(2,5kg/Cm 2.戸締
め力37 kg)において扉が障害物に当接したとき、
圧力流体は絞す15を通過して約10秒を要して閉作動
給排管路8内の圧力を5 kg/cm2まで上昇させる
ので、第3図の圧力線はB1点からり、−E、線に沿っ
てB1点に至る。
B1点は全閉位置であって、扉の停止と共に絞す15が
働き、閉作動給排管路8内の圧力は約10秒を要してB
1点よりA1点(5kg/cm2)に上昇する。
A1点よりB1点に至る開扉行程においては、扉駆動用
流体圧シリンダ1の給排孔6からの排出流体は、閉作動
給排管路8.逆止弁14.電磁弁10を経て排出孔12
より排気され、開扉力は一定であって第3図の圧力線図
では5 kg/cm2のA、−B、である。
以上から明らかなように、本考案によれば、閉作動給排
管路に減圧弁を設け、閉扉時に戸締め力が開扉時の戸開
き力よりも弱くなるように設定しているため、閉扉時に
人等が挾まれても強い衝撃力を受けず、その後の戸締め
力が徐々に上昇する間に容易に脱出できるので安全対策
上有益であり、また扉が全閉位置に達して停止した時、
絞りにより一定時間後に閉作動給排管内の圧力が流体圧
力供給源の圧力まで上昇するようにしているので、全閉
後の扉の戸締め力を閉じ始め時の戸締め力よりも大きく
し、さらに扉を全閉方向に再度押圧してすきまが生しず
にまたいたずらに手動で扉が開かないように確実に閉位
置を保持でき、さらに戸車へのごみの噛み込み等により
扉が動かなくなり始めても、戸締め力が徐々に増加し戸
開き力まで強くなるので、戸車への僅かなごみの噛み込
みなどにより扉が動かなくなってしまうことはない利点
を有している。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の概略図、第2図は扉のスト
ロークと戸締め力9戸開き力との関係図、第3図は給排
管路8内における圧力変化を示す作用説明図である。 1・・・・・・扉駆動用流体圧シリンダ、8,8a・・
・・・・閉作動給排管路、9・・・・・・開作動給排管
路、10・・・・・・電磁方向切換弁、13・・・・・
・減圧弁、14・・・・・・逆止弁、15・・・・・・
絞り。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 圧力流体の給排により扉駆動用流体圧シリンダを作動さ
    せ、これに連結した扉を開閉する自動扉において、前記
    扉駆動用流体圧シリンダに、扉を閉鎖するときに圧力流
    体が供給される閉作動給排管路と扉を開放するときに圧
    力流体が供給される開作動給排管路とを接続し、この閉
    作動給排管路と開作動給排管路を電磁方向切換弁を介し
    て圧力流体供給源に接続し、前記閉作動給排管路の途中
    に減圧弁を設け、この減圧弁に並列に逆止弁を設けると
    ともに、減圧弁に対して並列に絞りを設けた自動扉の戸
    締め装置。
JP1977081904U 1977-06-21 1977-06-21 自動扉の戸締め装置 Expired JPS5817897Y2 (ja)

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JPS548854U JPS548854U (ja) 1979-01-20
JPS5817897Y2 true JPS5817897Y2 (ja) 1983-04-11

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