JPS58178373A - 両面複写機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 この発明は、複写紙の表裏両面に複写できるようにした
両面複写機に関する。

従来技術 従来、複写紙の表裏両面に複写できるようにしたものは
、例えば特公昭５３−９７８４３号公報で知られる如く
、上下の給紙カセットと排紙トレイとの間に中間トレイ
を配置し、給紙部から作像部へ供給されて表面に対し複
写された各複写紙を、一旦前記中間トレイに積層収納し
、表面に対する複写が終了した後、中間トレイに積層収
納されている表面複写後の複写紙を順次送抄出して作像
部へ再送し、それら各複写紙の裏面に対し複写すること
により、表裏両面に複写できるようにしている。

このものでは、上下に配置された給紙カセットと排紙ト
レイとの間に、両面接写のための中間トレイが設けられ
なければならないから複写機が大型化する。また、中間
トレイには、表面複写時の転写工程におけるコロナチャ
ージに起因した静電吸着力が残存し勝ちな表面複写後の
複写紙が、整然と積層収納される結果、中間トレイ内の
表面複写後の複写紙を裏面複写のために一枚宛送シ出そ
うとしても、はとんど位置ズレしていない状態で互いに
静電吸着していて、一枚宛送シ出し難いうえに、複数枚
重なって送り出された複写紙を一枚宛に捌くことも困難
で、表面複写後の複写紙が一度に複数枚裏面複写に供さ
れるおそれがある。さらに、中間トレイへ積層収納され
た表面複写後の複写紙を、給紙ローラーにより一枚宛送
り出す際、複写紙は給紙ローラとの圧接によシ他の複写
紙との間でも強くこすれて、複写倫等のため互いに汚れ
る。

目　　　　的 この発明は、通常の複写手段に対し、それによる表面複
写後の複写紙を、複写手段の作像部側へスイッチバック
返送して作像部に表裏反転状態で送り返し裏面に複写を
受けさせる両面接写神助手段を併設し、この両面複写補
助手段の複写紙返送速度を、複写手段でのシステム速度
より本低速に設定し、システム速度で連続複写される表
面複写後の複写紙を、作像部への返送過程で前記速度差
による位置ズレした重なシ状態で返送して、最先の表面
複写後の複写紙が所定返送位置に達したことを条件に、
返送過程にストックされている表面複写後の複写紙を作
像部へ順次送り返して裏面複写を連続的に受けさせられ
るようにし、前記従来の欠点を解消し得る両面複写機を
提供することを目的とするものである。

実施例 第１図は、この発明に係る両面電子写真複写機の一例を
示す内部機構図である。図において、ｌは複写機本体で
あって、その略中央部に感光体ドラム２が矢符方向へ回
転駆動されるように設けられている。ドラム２の周囲に
は、帯電用チャージャ３、露光用スリツを部４、現像装
置５、転写用チャージャ６、分離除電用チャージャ７、
分離爪８、クリーニング装置９およびイレーザランプ１
０が、ドラム２の矢符で示されている回転方向に順次配
設され、ドラム２０回転に伴ってその表面の同一部に対
し順次作用しζ　ドラム２の回転と同期して搬送される
複写紙上にトナー像を転写させる作像部ａｔｌ−表して
いる。

この作像部ａでは、感光体ドラム２表面のクリーニング
装置９によりクリーニングされた部分に対し、先ずイレ
ーザランプ１０によって除電した後、帯電用チャージャ
３により荷電する。ドラム２のこの荷電表面には、前記
露光用スリット部４を通じて、本体ｌ天面の原稿載置ガ
ラス１２上に置かれた原稿の像が走査光学系１３により
側光され、静電潜像を形成する。次にこの静電潜像を現
像装置５によってトナー現像し、現像後のトナー像を同
期をとって送られてくる複写紙上へ転写用チャージャ６
によって転写させる０さらに、転写後の複写紙は、分離
除電用チャージャ７および分離爪８によってドラム２０
表面から分離される。

複写紙が分離された転写後のドラム２表面は、クリーニ
ング装置９により残留トナーをかき落された後、前記し
たイレーザランプｌＯによる除電工程に戻る。

１４は原稿圧着板であって、原稿載置ガラス１２に対し
開閉できるように本体１へ取付けられている。１５は走
査光学系１３における結像レンズである。

作像［ａの左側には、その転写部すなわち感光体ドラム
２と転写用チャージャ６との間へ複写紙を送り込む給紙
部すが、また、作像部ａの右側には前記転写後にドラム
２から分離された複写紙上の転写トナー像を加熱融着さ
せる定着器１７および、定着器１７を経た複写紙を排出
させる排紙部０が、それぞれドラム２の下部近くで略横
−列に並ぶように配設されて、通常の複写手段をなして
いる。給紙部すは、サイズの違う２種の複写紙Ｐ＆およ
びｐｂを収納す、る各給紙力セラ）　１８　ａ　、１８
ｂが、複写機本体ｌの一側へ張υ出す状態で上下に装着
され、給紙ローラ１９ａ、１９ｂを選択的に駆動するこ
とによって、複写紙ｐａ、Ｐｂの一方を給紙路２０へ送
り出し、一時停止調整ローラ対２１および補助タイミン
グルーラ対２２を経て、前記感光体ドラム２下の転写部
へ、ドラム２上のトナー像の移動との同期をとって送り
込むｏｌｌは複写紙の手差し挿入部である０ 給紙ローラ１９　ａ”、　１９　ｂの駆動は、図示し危
い動力源からの駆動力を、公知のスプリングクラッチと
ソレノイド等によるクラッチ機構を介して伝達するとと
によって行われ、給紙タイミング信号はとのソレノイド
の作動タイミングとして与えられる。また、一時停止調
整ローラ対２１は最初停止していて、給紙カセット１８
＆および１８ｂの一方から給紙路２０へ送り出されてく
る複写紙Ｐ＆またはＰｔを一旦受は止めて斜行を矯正す
ると共に１適宜なタイミングで駆動されることにより、
補助タイミングローラ対２２へ送る。補助タイミングロ
ーラ対２２もまた最初停止していて、一時停止調整ロー
ラ対２１から送られてくる複写紙Ｐ＆またはｐｂを一旦
受は止め、感光体ドラム２上に形成されるトナー像との
最終的な同期をとって出力されるタイミングローラ作動
信号により駆動されて転写部へ送り込む。

２３は転写部から送り出される複写紙を定着器１７へ送
り込む搬送ベルト、２４は定着器１７から送り出される
複写紙を排紙部０へ排出する排出ｐ−ラである。排紙部
Ｏには排出されてくる複写紙を受は入れて積層収納する
排紙トレイ２５が設けられる。

前記通常の複写手段の下には、その複写手段による表面
複写後の複写紙を作像部ａ側へ返送して作像部に表裏反
転状態で送夛返し裏面に複写を受けさせる両面複写補助
手段が設けられている。両面複写補助手段は、表面複写
後の複写紙の先端と後端を入れ替えて作像ｓ１側へ返送
するスイッチバックユニットｄと、スイッチバックして
返送される表面複写後の複写紙を作像部ａに表裏反転状
態で送り返す反転＠１％ｆとからなる。

スイッチバックユニットとは、複写機本体ｌの、給紙部
す１作像部ａおよび定着器１７の下部に有している下部
偏平空間ｅに対し着脱自在に装着される横長形状に形成
されている。スイッチバックユニツ）＋１の複写機本体
ｌからその複写紙排出側へ突出している一端部に、前記
排紙トレイ２５を着脱自在に装着し、排出されてくる複
写紙をトレイ２５へ送り出す排紙ローラ対３４を持った
排紙部Ｃと、排出ローラ対２４から排出されてくる表面
複写後の複写紙をスイッチバックさせるスイッチバック
部２６と、排出ローラ対２４から排出されてくる複写紙
を、複写作業前の片面複写か両面複写かの選択信号に応
じて、排紙トレイ２５側へ通過させるかスイッチバック
部２６へ受は入れさせるガイド爪２７＆を持った通紙方
向切換ゲート２７とが設けられている。スイッチバック
部２６は、上方が開放されかつ使用最小複写紙よりも短
く下向きに凸の状態で若干湾曲したスイッチバック通路
２６ａと、ゲート２７部から下向きに送られてくる複写
紙を導入する導入ローラ対２８．２９および、短いスイ
ッチバック通路２６ｍへ完全に入って突っ張る複写紙を
、前記一方のローラ２９を共用して後端より送り出す送
出ローラ対２９゜３０を有している。

また、スイッチバックユニットとの前記複写機本体下部
偏平空間ｅへ挿入される部分には、スイッチバック通路
２６＆の送出ローラ対２９．３０から送り出された先後
端入れ換え後の複写紙を１作像部ａ側へ返送する返送ベ
ル）３１とその搬送面へ接する複数の補助ｐ−ラ３２と
からなる返送部ｇ１およびその返送される複写紙を給紙
路２０に向は送り出して給紙路２０″ｆＩ！中から作像
部１に送り返す裏面複写給紙ローラ対３３が、スイッチ
バック通路２６＆の送出ローラ対２９，３０から給紙路
２０途中のシート送り返し部側へ順次配設されている。

給紙ローラ対３３から給紙路２０速中の一時停止調整ロ
ーラ対２１０手前位Ｗｌまで、返送し給紙ローラ対３３
から送出する表面複写後の複写紙を案内して、給紙路２
０に表裏を反転させて送り返す前記反転部ｆが、複写機
本体ｌ内に固設されている。反転部ｆは、返送される表
面複写後の複写紙を、給紙路２０に対しその一時停止調
整ローラ対２１に向は表裏反転状態でスムーズに進入さ
せる湾曲通路１６により形成されている。

両面複写補助手段は、例えば排出ローラ対２４との本体
１側連動ギヤに、スイッチバックユニットとに備える受
動ギヤを、ユニツ）ａ装着時に噛み合わせることによっ
て１複写手段と同時駆動すべくされる。両ｉ！ｆｉ複写
補助手段における、排紙ロツ対３４、スイッチバック部
２６の導入四−ラ対２８．２９および送出ローラ対２９
，３０．裏面複写給紙ローラ対３３が、複写手段におけ
るシステム速度（例えば１３　ｅｒｎ／ｓｅａ　）にほ
ぼ等しくされるのに対し、返送ベル）３１は、ギヤ等の
減速装置を介した伝動によって前記システム速度よりも
低速（例えば７．５　藺／　１１＠１３　）で駆動され
る。これにより、前記システム速度１３　ｃｒｒ１／　
１０１６による単位時間当シの複写枚数が２５枚／ｉで
あれば、単位複写枚数当りの所要時間は、２．４　ｓｅ
ｑ／枚となるので、スイッチバック部２６から低速の返
送ベルト３１上へ送り出される表面複写後の複写紙は、
７、５　ｖａｎ　／　ｓｅｅ　Ｘ　２．４　ｓｅｃ　／
枚−１８Ｍ　’枚となり、一枚の複写時間中に１　ｇ、
、Ｌ、か返送されない。従って、表面複写が連続してな
されると、返送ベル）３１上へ次々送シ出されてくる表
面複写後の複写紙は、ベルト３１上で１８．宛位置ズレ
した状態で、先行のものに対し後行のものが順次重なり
ながら一低速返送される（第２図）。

今、返送ベル）３１上の通紙路長さを５８０゜とじ、複
写紙がＡ４サイズで横送夛される場合を考えると、返送
ベル）３１上の最先の複写紙が裏面複写給紙ローラ対３
３部に達し、裏面複写の給紙が可能な裏面複写準備完了
時までに１返送ベル）３１上には、 （５８０Ｉｕ２１０ｉｕ＋）÷１８１８部←２０枚送ベ
ルト３１上への送出距離で、複写紙の搬送方向寸法、（
なお、前記送出距離未満位置る場合はその拘束時点まで
の距離） から１最大２０枚の表面複写後の複写紙がストックされ
ることになる。

裏面複写準備完了状態は、返送ベルト３１上の最先の複
写紙が、表面複写開始後、返送部ｇの所定位置に達した
とき（第３図）、フォトセンサー３５が検知動作するこ
とにより検出され、裏面複写開始までに原稿を裏面複写
用に差し替えるか原稿の表裏を反転させておく作業のた
めに、前記裏面複写準備完了状態の検出時、複写手段お
よび両面複写補助手段の双方を一時停止させておくよう
にし、裏面接写の開始は、図示しない裏面複写スイッチ
の操作によって行うようにする。この場合、複写手段に
おける給紙部すを不作動状態に保ち、カ七ツ）１８ａ、
１８ｂからの通常の給紙は行われないようにする。

これによって、作像部ａには、返送ベールトコ１上にス
トックされている表面複写後の複写紙のみが、裏面複写
給紙ローラ対３３によシ、反転部ｆを経て表裏を反転さ
せられた状態で、給紙路２０遼中から一時停止調整ｐ−
ラ対２１．補助タイミングローラ対２２によるタイミン
グ調整を受けて、適正なタイミングで送シ返され、裏面
への複写を順次受ける０返送ベル）３１上の各複写紙が
給紙ローラ対３３に達して裏面複写に供される時間間隔
は、 １８、÷７．５　ｇ　／　ｓｅａ　＝　２．４　＠＠Ｑ
とがり、２．４秒に一枚の割で裏面複写に供されるから
、前記表面複写の場合の通常複写速度に等しく、同じ能
率で多数枚の裏面複写が達成される。

裏面複写後の複写紙は、両面複写指示によってスイッチ
バツクユニツ）ｄへ表面複写後の複写紙を受は入れるよ
うに切換えられていたガイド爪２７＆が、裏面複写開始
スイッチの操作信号等によって復帰させられていること
により、排出ローラ対２４から排紙部Ｏへ通過させられ
、排紙ローラ対３４を経て排紙トレー２５上に送り出さ
れる。

−回の両面複写で可能な最大複写部数は、返送ベルト３
１上へのストック可能最大枚数に等しい２０部となるが
、一般複写作業の場合、２０部以上の複写はほとんど行
われないから、実用上問題はない。最大複写部数は、返
送ベル）３１の長さおよびベルシ駆動速度によって任意
に設定できることは勿論である０ 一回の両面複写における必要複写部数が２０部よシ少な
い場合、必要部数の表面複写が終了した後、最先の複写
紙が返送ベルト３１上の裏面複写準備完了所定位置に達
するまで１，２０部複写の場合と同じ時間を要すること
になるが、表面複写終了時から裏面書写準備完了までの
間に、原稿を裏面複写用に差し替えるか、表裏を反転さ
せる作業を行っているので、裏面複写準備完了と同時に
裏面複写をスタートさせることができるから、ロスタイ
ムとはならない。

表面複写後の複写紙が、返送ベルト３１上の裏面複写準
備完了位置に達したことを検出する手段トシては、前記
フォトセンサー３５のほか、リードスイッチやマイクロ
スイッチ、あるいは超音波センサー等、種々のものを利
用することができるＯ前記実施例の場合、２０部以上の
両面複写をするには、２０部単位で両面複写動作を必要
回数繰り返えさなければならない０若し、両面複写が２
０部以上の複写枚数をセットしてなされるよう表場合、
表面複写から裏面複写への移行方式によってはトラブル
を起すが、両面複写スイッチを掃作した時点で、セット
枚数を最大複写部数と比較し、セット枚数の方が多い場
合は・ランプやブザーによって獅告を発し、複写動作を
開始させないようにすれば、最も簡単に対処することが
できる。

裏面複写給紙ローラ対３３は、それにより給紙路２０の
連中から作像部１へ送り返す表面複写後の複写紙を、一
時停止調整ローラ対２１にぶつけて、先端の向きを矯正
することによる斜行防止と、作像部ａへの辷り返しタイ
ミングの調整とが適正に表されるようにするため、シス
テム速度よりも若干速い、例えば１５〜３０６Ｒ／−・
Ｃで駆動するのが望ましい。

低速の返送ベルト３１上に重なり状態で返送されてくる
表面複写後の各複写紙は、互いに例えば１ｇ、宛位置ズ
レした状態にあシ、最先のものから一枚の複写の都度一
枚宛確実に裏面複写給紙ローラ対３３に食い込まれると
とによって、一枚宛裏面複写に供される筈である。しか
し、実際には、重なり状態にある複写紙をその下方にあ
る最先の複写紙からその上の複写紙を引きすることカ＜
一枚宛引き出すことが困難なため、適当なゲートやブレ
ーキ部材等によって、最先の複写紙に次の複写紙が随伴
しないようにすることが望ましい。また、裏面複写給紙
ローラ対３３の上方ローラに代替して、第４図、第５図
の如く下方ローラ３３に圧接するポリウレタンゴム等か
ら表るパッド４１を設けるか、第６図、第７図の如く上
方ローラ３３の両側に配設してその支持軸４２に固設さ
れ、かつ上方ローラ３３より若干小径で搬送方向とは逆
向きに駆動される逆転ローラ４３を設ける等して、後続
複写紙を捌き、二重送りを防止してもよく、前記ゲート
やブレーキ部材と併用すれば、二重送り防止が一層確実
になる。

さらに、他の二重送シ防止手段としては、返送部ｇにお
ける最終補助ローラ３２と裏面複写給紙ローラ対３３と
の間の距離Ｌ（第８図）を、複写７　紙の搬送方向寸法
よりも若干短かく、例えばＡ４サイズ横送りの場合、ｔ
−２１０〜１９２１１ｊｌに設定すると、最先の複写紙
が給紙ローラ対３３に食い込まれて反転部ｆへ送り出さ
れる最終時点までは、後続の複写紙は、返送ベルト３１
と補助ローラ３２との間に挾まれた低速搬送状態に拘束
されていることになり、二重送りは絶対に発生しない。

また、第９図に示されるように、前記距離ｔを裏面複写
給紙ローラ対３３と一時停止調整ローラ対２１との間に
設定し１、給紙ローラ対３３を返送ベルト３１と同じ低
辻度に駆動すると、前記完全な二重送り防止が、給紙ロ
ーラ対３３と一時停止調整ローラ対２１との間でなされ
る一方、それら両ローラ対３３．２１間の距離ｔ＝２１
０〜１９２訪分も、表面複写後の複写紙をストックする
低速返送範囲に兼用できるので、最大ストック量、すな
わち−回の両面複写で可能が最大複写部数が、Ａ４サイ
ズ横送シの場合３０部以上に増加することができる。

効　　　果 この発明によれば、通常の複写手段に対し、それによる
表面複写後の複写紙を、複写手段の作像部側へスイッチ
バック返送して作像部に褒裏反転状態で送り返し裏面に
複写を受けさせる両面複写補助手段を併設し、この両面
複写補助手段の複写紙返送速度を、複写手段でのシステ
ム速度よシも低速に設定し、システム速度で連続複写さ
れる表面複写後の複写紙を、作像部への返送過程で前記
速度差による位置ズレした重なり状態で返送して、最先
の表面複写後の複写紙が所定返送位置に達したことを条
件に、返送過程にストックされている表面複写後の複写
紙を作像部へ順次送り返して裏面複写を連続的に受けさ
せられるようにしたから、従来のような中間トレイを設
けることなく１表面複写と裏面複写とをそれぞれ多数枚
宛連続複写する能率的表画面複写が可能となり、装置の
大型化が解消される。また、表面複写後の複写紙が作像
部への返送過程でストックされる際の重なり状態は、通
常複写のためのシステム速度と複写紙返送速度との差に
よる一定量のズレが必ず生じていて、中間トレイに多数
枚の複写紙が整然と積層ストックされる場合に比し、密
着度合が軽微であると共に、表面複写後の低速返送複写
紙は、作像部へシステム速度で送り返す給紙ローラに対
して常に最先のものだけが食い込まれて裏面複写に供さ
れるから、裏面複写の際の二重送シを防止し易く、また
従来の如く給紙ローラと中間トレイ上にストックされた
複写紙との圧接に伴う汚れの発生が防止できる。さらに
、両面複写補助手段は複写手段と同時駆動すればよく、
クラッチ等で単独に駆動タイミングを採る必要がなく、
制御が容易で構造も簡略化する。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例を示す両面電子写真複写機
の内部機構図、第２図、第３図はそれぞれ一部の拡大図
、第４図、第５図は他の実施例の一部側面図および断面
図、第６図、第７図は別の実施例の一部側面図および断
面図、第８図は今１つの実施例を示す一部側面図、第９
図はさらに別の実施例を示す一部側面図である。 出願人　ミノルタカメラ株式会社

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）給紙部と、給紙部から供給される複写紙の一面に
   原稿の複写像を形成する作像部と、作像部を経た複写後
   の複写紙が排出される排紙部とからなる複写手段に対し
   、該複写手段による表面複写後の複写紙を作像部側へ返
   送して作像部に表裏反転状態で送シ返し裏面に複写を受
   けさせる両面書写補助手段が併設され、 該両面複写補助手段は、排紙部と補助手段とに対する通
   紙方向を切換える切換えゲート部と、受は入れた複写紙
   の先端と後端とを入れ換えて送り出すスイッチバック部
   と、スイッチバック後の複写紙を作像部側へ返送する返
   送部と、作像部側へ返送される複写紙を表裏反転させた
   状態で作像部に送シ返す反転部とからなり、 両面複写補助手段の麹写紙返送速度を、複写手段でのシ
   ステム速度よりも低速に設定し、システム速度で連続複
   写される表面―写後の複写紙を、作像部への返送過程で
   前記速度差による位置ズレした重なり状態で返送して、
   最先の表面複写後の複写紙が所定返送位置に達したとと
   を条件に、返送過程にストックされている表面複写後の
   複写紙を作像部へ順次送シ返して裏面複写を連続的に受
   けさせられるようにしたことを特徴とする両面柳写機