JPS5817804B2 - ヤキイレユノジヨキヨソウチ - Google Patents
ヤキイレユノジヨキヨソウチInfo
- Publication number
- JPS5817804B2 JPS5817804B2 JP50027476A JP2747675A JPS5817804B2 JP S5817804 B2 JPS5817804 B2 JP S5817804B2 JP 50027476 A JP50027476 A JP 50027476A JP 2747675 A JP2747675 A JP 2747675A JP S5817804 B2 JPS5817804 B2 JP S5817804B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- furnace
- quenching oil
- combustion
- tempering furnace
- treated steel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Cleaning And De-Greasing Of Metallic Materials By Chemical Methods (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は鋼材の焼入れ、焼戻しを連続的に行う熱処理装
置において焼入れ後鋼材の表面に付着する焼入油を除去
する装置に関する。
置において焼入れ後鋼材の表面に付着する焼入油を除去
する装置に関する。
焼入油を処理鋼材の表面から除去するには温水又は薬品
を混合した洗浄液により洗い流す方法、焼戻炉を兼ねた
鉛浴槽を通して除去する方法などがあるが、前者の場合
は焼入油が完全に除去されるものの設備費が高く排水に
よって二次公害を発生するおそれがあり、また後者の場
合は鉛浴槽で焼入油が完全に燃えないた必くすぶり悪臭
を発生すると共に鉛の蒸発による鉛公害があるなどの欠
点があった。
を混合した洗浄液により洗い流す方法、焼戻炉を兼ねた
鉛浴槽を通して除去する方法などがあるが、前者の場合
は焼入油が完全に除去されるものの設備費が高く排水に
よって二次公害を発生するおそれがあり、また後者の場
合は鉛浴槽で焼入油が完全に燃えないた必くすぶり悪臭
を発生すると共に鉛の蒸発による鉛公害があるなどの欠
点があった。
また、焼入油を付着したまま処理鋼材を焼戻炉に送る場
合焼戻炉の炉内で焼入油が蒸発するものの温度が低いた
め完全に燃焼されずくすぶって悪臭を発生しその蒸気が
焼戻炉の排気口に付着して火災を起こす危険があるだけ
でなく、処理鋼材の表面が荒れるなどの欠点があった。
合焼戻炉の炉内で焼入油が蒸発するものの温度が低いた
め完全に燃焼されずくすぶって悪臭を発生しその蒸気が
焼戻炉の排気口に付着して火災を起こす危険があるだけ
でなく、処理鋼材の表面が荒れるなどの欠点があった。
本発明は上記に鑑みてなされた焼入油の除去装置であっ
て、焼戻炉の炉内と連通しかつ焼戻炉の炉内温度より高
温度に保持された短い炉長の燃焼炉を焼戻炉の入口部に
一体に付設し、その燃焼炉中を処理鋼材を短時間で通過
させることにより処理鋼材表面に付着した焼入油を焼却
除去することを特徴としたものである。
て、焼戻炉の炉内と連通しかつ焼戻炉の炉内温度より高
温度に保持された短い炉長の燃焼炉を焼戻炉の入口部に
一体に付設し、その燃焼炉中を処理鋼材を短時間で通過
させることにより処理鋼材表面に付着した焼入油を焼却
除去することを特徴としたものである。
以下本発明の一実施例を添附図面に従い詳細に説明する
。
。
第1図は熱処理装置の全体を示した概略図で、1は焼入
炉、2は焼入油槽、3は焼戻炉、4は冷却装置である。
炉、2は焼入油槽、3は焼戻炉、4は冷却装置である。
処理鋼材5は供給側ロール6から引き出されて巻取側ロ
ール7に巻き取られ、焼入炉1と焼入油槽2と焼戻炉3
と冷却装置4を所定速度で通過する。
ール7に巻き取られ、焼入炉1と焼入油槽2と焼戻炉3
と冷却装置4を所定速度で通過する。
しかして本発明は焼戻炉3の入口部に隔壁10で仕切し
て短い炉長の燃焼炉8を形成する。
て短い炉長の燃焼炉8を形成する。
9は該燃焼炉8の底部に配置されたバーナを示す。
また、隔壁10の」一部に透孔10′を開設し焼戻炉3
内に設けた循環ファン11の吸引作用により燃焼炉8内
の燃焼ガスが該透孔10′を通って焼戻炉3内に流入す
るようにする。
内に設けた循環ファン11の吸引作用により燃焼炉8内
の燃焼ガスが該透孔10′を通って焼戻炉3内に流入す
るようにする。
焼戻炉3の炉内温度は普通450”C前後に保持するが
、これに対し燃焼炉8の炉内温度はバーナ9の燃焼で8
00〜1300’T;程度に保持する。
、これに対し燃焼炉8の炉内温度はバーナ9の燃焼で8
00〜1300’T;程度に保持する。
従って処理鋼材5が燃焼炉8内を通過すると表面に付着
している焼入油が完全に燃焼し焼入油は完全に焼却除去
される。
している焼入油が完全に燃焼し焼入油は完全に焼却除去
される。
しかるに処理鋼材5は短時間で燃焼炉8内を通過し焼戻
炉3に送られるた袷鋼材自体は過熱されることなく20
0〜300℃程度で焼戻炉3内に移動する。
炉3に送られるた袷鋼材自体は過熱されることなく20
0〜300℃程度で焼戻炉3内に移動する。
バーナ9の燃焼生成ガスは焼入油の燃焼ガスと伴に透孔
10′から焼戻炉3内に吹き込んで焼戻炉3内の雰囲気
ガスとなる。
10′から焼戻炉3内に吹き込んで焼戻炉3内の雰囲気
ガスとなる。
本発明に係る焼入油の除去装置は以上実施例について説
明したように、高温の燃焼炉で焼入油が完全に焼却除去
されて所期の目的が達成出来ると同時に、燃焼炉の加熱
に使用されたバーナの燃焼生成ガスが隣接する焼戻炉内
に供給されて熱及び雰囲気ガスを有効に利用するた必熱
効率が良くて経費を要さないと共に設備費も安価である
など経済的に極tで顕著な効果を有するものである。
明したように、高温の燃焼炉で焼入油が完全に焼却除去
されて所期の目的が達成出来ると同時に、燃焼炉の加熱
に使用されたバーナの燃焼生成ガスが隣接する焼戻炉内
に供給されて熱及び雰囲気ガスを有効に利用するた必熱
効率が良くて経費を要さないと共に設備費も安価である
など経済的に極tで顕著な効果を有するものである。
図面は本発明の一実施例を示し、第1図は熱処理装置全
体の概略図、第2図は本発明の要部拡大縦断面図である
。 1・・・焼入炉、2・・・焼入油槽、3・・・焼戻炉、
5・・・処理鋼材、8・・・燃焼炉、9・・・バーナ、
10・・・隔壁、10′・・・隔壁に開設された透孔。
体の概略図、第2図は本発明の要部拡大縦断面図である
。 1・・・焼入炉、2・・・焼入油槽、3・・・焼戻炉、
5・・・処理鋼材、8・・・燃焼炉、9・・・バーナ、
10・・・隔壁、10′・・・隔壁に開設された透孔。
Claims (1)
- 1 処理鋼材を焼入炉、焼入油槽、焼戻炉と順次通過さ
せて熱処理する装置において、焼戻炉の入口部に焼戻炉
の炉内温度より高温層に保持した短い炉長の燃焼炉を一
体に形成し、その燃焼炉中を処理鋼材を短時間で通過さ
せることにより処理鋼材表面に付着した焼入油を焼却除
去すると共に、焼戻炉と燃焼炉との隔壁の上部に透孔を
開設して燃焼炉内の燃焼ガスを該透孔に通して焼戻炉内
へ流入させるようにしたことを特徴とする焼入油の除去
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP50027476A JPS5817804B2 (ja) | 1975-03-05 | 1975-03-05 | ヤキイレユノジヨキヨソウチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP50027476A JPS5817804B2 (ja) | 1975-03-05 | 1975-03-05 | ヤキイレユノジヨキヨソウチ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS51101709A JPS51101709A (ja) | 1976-09-08 |
JPS5817804B2 true JPS5817804B2 (ja) | 1983-04-09 |
Family
ID=12222156
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP50027476A Expired JPS5817804B2 (ja) | 1975-03-05 | 1975-03-05 | ヤキイレユノジヨキヨソウチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5817804B2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4828308A (ja) * | 1971-08-19 | 1973-04-14 |
-
1975
- 1975-03-05 JP JP50027476A patent/JPS5817804B2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4828308A (ja) * | 1971-08-19 | 1973-04-14 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS51101709A (ja) | 1976-09-08 |
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