JPS5817749B2 - 2,2−ジアリ−ル−4−(4′−アリ−ル−4′−ヒドロキシピペリジノ)ブチルアミド類の製造方法 - Google Patents
2,2−ジアリ−ル−4−(4′−アリ−ル−4′−ヒドロキシピペリジノ)ブチルアミド類の製造方法Info
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- JPS5817749B2 JPS5817749B2 JP15201380A JP15201380A JPS5817749B2 JP S5817749 B2 JPS5817749 B2 JP S5817749B2 JP 15201380 A JP15201380 A JP 15201380A JP 15201380 A JP15201380 A JP 15201380A JP S5817749 B2 JPS5817749 B2 JP S5817749B2
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は胃腸管の内容物推進阻市剤、ならびに鎮痛剤と
して有用な2・2−ジアリール−4−ピペリジノブチル
アミド類の分野に関するものである。
して有用な2・2−ジアリール−4−ピペリジノブチル
アミド類の分野に関するものである。
既に先行技術は、下痢防止剤としての若干の22−ジア
リール−4−(4’−フェニルピペリジノブチロニトリ
ル(米国特許第2898340号および第353957
9号参照)を開示している。
リール−4−(4’−フェニルピペリジノブチロニトリ
ル(米国特許第2898340号および第353957
9号参照)を開示している。
これらのうちには著名な市販製品、2・2−ジフェニル
−4−((4−カルボエトキシ−4−フェニル)ピペリ
ジノタブチロニトリルがあり、一般にジフェノキシレー
ト(diphenoxylate )として知られてい
る。
−4−((4−カルボエトキシ−4−フェニル)ピペリ
ジノタブチロニトリルがあり、一般にジフェノキシレー
ト(diphenoxylate )として知られてい
る。
他の従来技術の化合物は、とりわけ種々の2・2−ジフ
ェニル−4−ピペリジノブチルアミド類を含むが、主題
化合物中に見られる如きピペリジノ環の4位がヒドロキ
シおよびアリール官能基で置換されたものは知られてい
なし・。
ェニル−4−ピペリジノブチルアミド類を含むが、主題
化合物中に見られる如きピペリジノ環の4位がヒドロキ
シおよびアリール官能基で置換されたものは知られてい
なし・。
本発明の目的は、新しいクラスの2・2−ジアリール−
4−ピペリジノブチルアミド類、特に、2・2−ジフェ
ニル−4−ピペリジノブチルアミド類でピペリジン環の
4一位にヒドロキシおよびアリールの2つの置換基を有
する化合物を提供することにある。
4−ピペリジノブチルアミド類、特に、2・2−ジフェ
ニル−4−ピペリジノブチルアミド類でピペリジン環の
4一位にヒドロキシおよびアリールの2つの置換基を有
する化合物を提供することにある。
このブチルアミド類は、単独または他の治療上活性な薬
剤と組合わせて下痢の抑制剤および鎮痛剤として使用で
きる。
剤と組合わせて下痢の抑制剤および鎮痛剤として使用で
きる。
本発明の新規な2・2−ジアリール−4−(4’−アリ
ールー47−ヒドロキシピペリジノ)ブチルアミド類は
、化学構造的に次式で示される。
ールー47−ヒドロキシピペリジノ)ブチルアミド類は
、化学構造的に次式で示される。
〔式中、Rは水素であり、Ar1およびAr2はフェニ
ルであり、−N=Z、は−NH2および−NH(低級ア
ルキル)よりなる群から選ばれた1員であり、Ar3
はフェニルおよびハロ置換フェニルよりなる群から選
ばれた1員である。
ルであり、−N=Z、は−NH2および−NH(低級ア
ルキル)よりなる群から選ばれた1員であり、Ar3
はフェニルおよびハロ置換フェニルよりなる群から選
ばれた1員である。
〕前記の化合物(I)の治療上有効な非毒性酸付加塩は
本発明の技術的範囲内に勿論包含される。
本発明の技術的範囲内に勿論包含される。
本発明で用いる゛低級アルキル″及び゛低級アルコキシ
″という用語は、直鎖状でも分岐鎖状でもよく、炭素原
子数1乃至約6のものを意味する。
″という用語は、直鎖状でも分岐鎖状でもよく、炭素原
子数1乃至約6のものを意味する。
低級アルキルの具体例としては、メチル、エチル、プロ
ピル、イソプロピル、ブチル、ペンチル、ヘキシルなど
が、また低級アルコキシの具体例としては、メトキシ、
エトキシ、インプロポキシのようなそれらに対応するア
ルコキシがあげられる。
ピル、イソプロピル、ブチル、ペンチル、ヘキシルなど
が、また低級アルコキシの具体例としては、メトキシ、
エトキシ、インプロポキシのようなそれらに対応するア
ルコキシがあげられる。
また”′ハロ″(または゛ハロゲンパ)なる用語は、原
子量127以下のハロゲン、すなわち、フルオロ、ヨー
ド、ブロモおよびクロロを意味する。
子量127以下のハロゲン、すなわち、フルオロ、ヨー
ド、ブロモおよびクロロを意味する。
前記式(1)の有機塩基は、たとえば塩化水素酸、臭化
水素酸、沃化水素酸、硫酸および類似の酸などの適当な
無機酸またはたとえば酢酸、プロピオン酸、グリコール
酸、乳酸、しゆう酸、マロン酸、酒石酸、クエン酸、ス
ルファミノ酸、アスコルビン酸および類似の酸などの適
当な有機酸と反応させて対応する医薬品として許容し得
る酸付加塩に変えることができる。
水素酸、沃化水素酸、硫酸および類似の酸などの適当な
無機酸またはたとえば酢酸、プロピオン酸、グリコール
酸、乳酸、しゆう酸、マロン酸、酒石酸、クエン酸、ス
ルファミノ酸、アスコルビン酸および類似の酸などの適
当な有機酸と反応させて対応する医薬品として許容し得
る酸付加塩に変えることができる。
一方、塩類は適当なアルカリで処理して対応す′る塩基
に変えることができる。
に変えることができる。
前記式(I)の化合物は、式(II)の適当な4−ハロ
ー2・2−ジアリールブチルアミド(このハローは好ま
しくはクロルである)を、たとえばハロゲン化水素酸塩
の如き酸付加塩の形でも使用できる式(ホ)のピペリジ
ツールと縮合して便宜に得られる。
ー2・2−ジアリールブチルアミド(このハローは好ま
しくはクロルである)を、たとえばハロゲン化水素酸塩
の如き酸付加塩の形でも使用できる式(ホ)のピペリジ
ツールと縮合して便宜に得られる。
縮合反応は、たとえばベンゼン、トリエン、キシレンお
よび類似物の如き芳香族炭化水素、低級アルカノールお
よび低級アルカノン、好ましくは4−メチル−2−ペン
タノンなどの有m 溶媒中で実施できる。
よび類似物の如き芳香族炭化水素、低級アルカノールお
よび低級アルカノン、好ましくは4−メチル−2−ペン
タノンなどの有m 溶媒中で実施できる。
縮合の際適当な量の適当な塩基、たとえばアルカリ金属
の炭酸塩の使用が望ましい。
の炭酸塩の使用が望ましい。
また触媒の沃化カリの存在が望ましい。
この反応は次の反応式で例示しうる。
前記内焦においてハロゲンが塩素であるブチルアミドは
、後記する式(5)の適当な2−イミノ−33−ジアリ
ールテトラヒドロフランを、たとえばクロロホルム、ジ
イソプロピルエーテル、4−メチル−2−ペンタノンお
よび類似物の如き適当な有機溶媒中で塩化水素ガスで、
所望ならば反応率を増すために昇温して、処理すること
により容易に得られる。
、後記する式(5)の適当な2−イミノ−33−ジアリ
ールテトラヒドロフランを、たとえばクロロホルム、ジ
イソプロピルエーテル、4−メチル−2−ペンタノンお
よび類似物の如き適当な有機溶媒中で塩化水素ガスで、
所望ならば反応率を増すために昇温して、処理すること
により容易に得られる。
この反応は次の反応式で例示しうる。
式(5)のテトラヒドロフランは適当な4−ブロモ−2
・2−ジアリールブチリルクロライドMを適当な(低級
アルキル)アミン、または水性アンモニア(HN=Z、
)と反応させ、次にかくして得た式(■′)の臭化水素
酸塩を中和して、遊離基箱を生せしめることにより得ら
れる。
・2−ジアリールブチリルクロライドMを適当な(低級
アルキル)アミン、または水性アンモニア(HN=Z、
)と反応させ、次にかくして得た式(■′)の臭化水素
酸塩を中和して、遊離基箱を生せしめることにより得ら
れる。
前記ブチリルクロライド■口対応する4−ブロモ−2・
2−ジアリール酪酸■を、常法、たとえば塩化チオニル
、塩化オキザリルおよびその類似物で処理して酸塩化物
の形に変換することにより容易に得られる。
2−ジアリール酪酸■を、常法、たとえば塩化チオニル
、塩化オキザリルおよびその類似物で処理して酸塩化物
の形に変換することにより容易に得られる。
この反応は次の反応式で例示しうる。
前記式(ホ)で示される4−アリール−4−ヒドロキシ
ピペリジンの多くは文献に記載されている(たとえば、
米国特許第3438991号参照)一般にそれらは、低
級アルコキシ官能基が好ましくはメトキシまたはエトキ
シである適当な1−(AfJJ&アルコキシ)カルボニ
ル−3−R−4−ヒヘリトン■ヲ適当なフェニル−マグ
ネシウムハライド■とグリニヤール反応の条件下で縮合
してつくりうる。
ピペリジンの多くは文献に記載されている(たとえば、
米国特許第3438991号参照)一般にそれらは、低
級アルコキシ官能基が好ましくはメトキシまたはエトキ
シである適当な1−(AfJJ&アルコキシ)カルボニ
ル−3−R−4−ヒヘリトン■ヲ適当なフェニル−マグ
ネシウムハライド■とグリニヤール反応の条件下で縮合
してつくりうる。
次にかくして得た1−(低級アルコキシカルボニル−3
−R−4−Ar3−4−ヒドロキシピペリジ4因の1一
位にある保護基を適当なアルカリ、たとえば水酸化カリ
による加熱によって除去すれば所望の出発物質(川を与
える。
−R−4−Ar3−4−ヒドロキシピペリジ4因の1一
位にある保護基を適当なアルカリ、たとえば水酸化カリ
による加熱によって除去すれば所望の出発物質(川を与
える。
この反応は次の反応式により例示される。
これとは別に、■−ベンジルー3−R−4−ピペリドン
を式に)の化合物と縮合させ、次にかくして得た1−ベ
ンジル−3−R〜4−Ar3−4−ヒドロキシピペリジ
ンを、たとえばパラジウム−炭素上で水素を作用させ脱
ベンジル化しても所望の出発化合物明を得ることができ
る。
を式に)の化合物と縮合させ、次にかくして得た1−ベ
ンジル−3−R〜4−Ar3−4−ヒドロキシピペリジ
ンを、たとえばパラジウム−炭素上で水素を作用させ脱
ベンジル化しても所望の出発化合物明を得ることができ
る。
塩基または塩の形態の式(I)の化合物は高度に活性な
胃腸管内容物推進および排便の阻止剤で、従って下痢の
治療に有用である。
胃腸管内容物推進および排便の阻止剤で、従って下痢の
治療に有用である。
かNる化合物の下痢防止作用は実験動物、たとえばラッ
トにおける次の試験方法によって観察される。
トにおける次の試験方法によって観察される。
若い雌のウィスター系ラット(体重230〜25(1)
を一夜絶食させ、翌朝夫々の動物に試験されるべき化合
物の各投与量を経口投与する。
を一夜絶食させ、翌朝夫々の動物に試験されるべき化合
物の各投与量を経口投与する。
1時間後に動物に1mlのヒマシ油を経口投与する。
各ラットをケージに1匹ずつ入れ、ヒマシ油投与後異な
った時間間隔(1,2,3,4,6,8時間後)で下痢
の有無を観察する。
った時間間隔(1,2,3,4,6,8時間後)で下痢
の有無を観察する。
500匹の対照試験動物の内の95%以上において、ヒ
マシ油処置後1時間目に、激しい下痢が認められた。
マシ油処置後1時間目に、激しい下痢が認められた。
この全部又は零の評価(all −or −zero
criterium)を用い、もしヒマシ油処置後、1
時間で下痢が認められなければ試験化合物に関して有意
な阻止効果が生ずると判断する。
criterium)を用い、もしヒマシ油処置後、1
時間で下痢が認められなければ試験化合物に関して有意
な阻止効果が生ずると判断する。
ED5o値、即ち動物の50%において上記のような効
果が認められる投与量は主題の化合物に関しては、体重
1にg当り約0.01〜約107Qの範囲内にある。
果が認められる投与量は主題の化合物に関しては、体重
1にg当り約0.01〜約107Qの範囲内にある。
1化合物あたり最低5種の投与量を用い、夫々の投与量
当り10匹のラットを使用し、かつ10日のうち互に異
なった日に同一の投与量がラットに投与される。
当り10匹のラットを使用し、かつ10日のうち互に異
なった日に同一の投与量がラットに投与される。
又、主題の化合物の多くは、下痢防止作用に加え、アル
ツナイミツテル フオルシユング (Arzneimittel−Ferschung )
、13.502(1963)に記載されたラットの尾の
回避試験(Ta1l Withdrawal Te5t
)で示されるような鎮痛作用を有する。
ツナイミツテル フオルシユング (Arzneimittel−Ferschung )
、13.502(1963)に記載されたラットの尾の
回避試験(Ta1l Withdrawal Te5t
)で示されるような鎮痛作用を有する。
次の表には本発明の代表的化合物の下痢防止および鎮痛
作用に関するデータが記載されている。
作用に関するデータが記載されている。
こ\に列挙された化合物は、本発明の化合物を限定する
目的でな(、式(I)の範囲内のすべての化合物の有用
な性質を示すためのものにすぎないことを理解されたい
。
目的でな(、式(I)の範囲内のすべての化合物の有用
な性質を示すためのものにすぎないことを理解されたい
。
A−ED5o下痢防止値(m9/kg、経口)B=クラ
ット尾回避試験における経口ED50値(rv/kg) C=B/Aの比−相対便秘特性 これらの有用な下痢防止および鎮痛作用に鑑み主題化合
物とその治療上有用な酸付加塩類は、従来の薬学的技術
により、投薬目的のための例えば液剤、粉末剤、注射剤
、錠剤、カプセル剤等の種種の調剤形態に処方される。
ット尾回避試験における経口ED50値(rv/kg) C=B/Aの比−相対便秘特性 これらの有用な下痢防止および鎮痛作用に鑑み主題化合
物とその治療上有用な酸付加塩類は、従来の薬学的技術
により、投薬目的のための例えば液剤、粉末剤、注射剤
、錠剤、カプセル剤等の種種の調剤形態に処方される。
主題化合物に存在する不斉炭素により立体異性体(対掌
体)の形態の存在が可能なことは明らかである。
体)の形態の存在が可能なことは明らかである。
所望ならば、この分野で公知の一般原理と技術を適用し
て分割および単離または特別な形態の製造が達成できる
。
て分割および単離または特別な形態の製造が達成できる
。
かかる薬学的に活性な対掌体は当然本発明の範囲内に含
まれるものと考える。
まれるものと考える。
次の例は本発明を例示するためのもので本発明の範囲を
限定するためのものではない。
限定するためのものではない。
もし他に記載がなげれば、すべての部は重量による。
参考例 1
2−オキソ−3・3−ジフェニルテトラヒドロフラン2
3.6部を油浴中100℃で溶融し、これに臭化水素ガ
スを3時間導入する。
3.6部を油浴中100℃で溶融し、これに臭化水素ガ
スを3時間導入する。
反応混合物を冷却し、ベンゼン中で砕く。
生成物を1取し、石油エーテルで洗い、デシケータ−中
で乾燥し、4−ブロモ−2・2−ジフェニル酪酸を得る
。
で乾燥し、4−ブロモ−2・2−ジフェニル酪酸を得る
。
融点127.5℃。
4〜ブロモ−2・2−ジフェニル酪酸16部と、クロロ
ホルム150部との攪拌された懸濁液に塩化チオニル1
6部を滴下し、全体を2時間攪拌、還流する。
ホルム150部との攪拌された懸濁液に塩化チオニル1
6部を滴下し、全体を2時間攪拌、還流する。
溶媒を留去すると、残渣として4−ブロモ−2・2−ジ
フェニルブチリルクロライドを得る。
フェニルブチリルクロライドを得る。
参考例 2
ガス状塩化水素を4−メチル−2−ペンタノン200部
中の2−イミノ−3・3−ジフェニルテトラヒドロフラ
ン(J、Chem、Soc、、1949.517中に記
載)27部の攪拌、還流溶液に30分間導入する。
中の2−イミノ−3・3−ジフェニルテトラヒドロフラ
ン(J、Chem、Soc、、1949.517中に記
載)27部の攪拌、還流溶液に30分間導入する。
溶媒を留去し、残渣をトルエンに溶解する。
溶液を濾過し、f液を濃縮する。残渣を4−メチル−2
−ペンタノンから結晶化させれば、4−クロロ−2・2
−ジフェニルブチルアミド22部を得る。
−ペンタノンから結晶化させれば、4−クロロ−2・2
−ジフェニルブチルアミド22部を得る。
融点183.2℃。参考例 3
35%メチルアミン水溶液100部、炭酸ナトリウム1
06部、水1000部およびトルエン800部の攪拌、
冷却混合物中に、温度を00〜5°Cに保持しながら3
0分間にわたりトルエン200部中ノ4−7”ロモー2
・2−ジフェニルブチリルクロライド337部の溶液を
滴下する。
06部、水1000部およびトルエン800部の攪拌、
冷却混合物中に、温度を00〜5°Cに保持しながら3
0分間にわたりトルエン200部中ノ4−7”ロモー2
・2−ジフェニルブチリルクロライド337部の溶液を
滴下する。
完了したならば冷却浴を除き、攪拌を2時間続ける。
沈澱した生成物を1取し、水中に懸濁させる。
固体を再び沢取し、クロロホルムに溶解する。
溶液を水洗し、有機層を乾燥後、溶媒を留去する。
どろどろの油状残渣を温い4−メチル−2−ペンタノン
上に攪拌しつつ注ぎ、生成物を結晶させる。
上に攪拌しつつ注ぎ、生成物を結晶させる。
これをr取、乾燥してN−(テトラヒドロ−3・3−ジ
フェニル−2〜フリリチン)メチルアミン臭化水素酸塩
を得る。
フェニル−2〜フリリチン)メチルアミン臭化水素酸塩
を得る。
融点154.4℃。N=(y) ラヒドロ−3・3−&
フェニルー2−フIJ IJデン)メチルアミン臭化水
素酸塩10部に水酸化ナトリウム水溶液25部とトルエ
ン80部を加え、抽出する。
フェニルー2−フIJ IJデン)メチルアミン臭化水
素酸塩10部に水酸化ナトリウム水溶液25部とトルエ
ン80部を加え、抽出する。
有機層を乾燥し、溶媒を留去し、残渣を4−メチル−2
−ペンタノンから結晶させ、N−(テトラヒドロ−3・
3−ジフェニル−2−フリリチン)メチルアミンを得る
。
−ペンタノンから結晶させ、N−(テトラヒドロ−3・
3−ジフェニル−2−フリリチン)メチルアミンを得る
。
融点89.4℃。
クロロホルム150部中のN−(テトラヒドロ−3・3
−ジフェニル−2−フリリチン)メチルアミン22.6
部の溶液に30分間にわたりガス状塩化水素を導入する
。
−ジフェニル−2−フリリチン)メチルアミン22.6
部の溶液に30分間にわたりガス状塩化水素を導入する
。
反応液を濃縮し、固体残渣をトルエンから結晶させ、4
−クロロ−N−メチル−2・2−ジフェニルブチルアミ
ドを得る。
−クロロ−N−メチル−2・2−ジフェニルブチルアミ
ドを得る。
融点152.3°C6
参考例 4
マグネシウム1.2部と乾燥エーテル中のp−ジブロモ
ベンゼン11.8部とから出発して常法によ’) 製a
した4−ブロモフェニルマグネシウムブロマイドの溶液
に、乾燥エーテル中の1−エトキシカルボニル−4−オ
キソピペリジン6部の溶液を添加し、全体を1時間、攪
拌、還流する。
ベンゼン11.8部とから出発して常法によ’) 製a
した4−ブロモフェニルマグネシウムブロマイドの溶液
に、乾燥エーテル中の1−エトキシカルボニル−4−オ
キソピペリジン6部の溶液を添加し、全体を1時間、攪
拌、還流する。
生成する錯化合物を冷却し、氷酢酸と砕氷との混合物上
に注ぎ入れる。
に注ぎ入れる。
水層を分離し、何度もエーテルで抽出する。
エーテル層を水洗、乾燥、濾過し、溶媒を留去する。
油状残渣は引掻いて固化させる。固体生成物を1取し、
少量のトルエン中で攪拌し1、再び濾過し、乾燥して1
−エトキシカルボニル−4−(4−ブロモフェニル)−
4−ヒドロキシピペリジンを得る。
少量のトルエン中で攪拌し1、再び濾過し、乾燥して1
−エトキシカルボニル−4−(4−ブロモフェニル)−
4−ヒドロキシピペリジンを得る。
これは更に精製せずに次の参考例5に用いられる。
参考例 5
1−エトキシカルボニル−4−(4−ブロモフェニル)
−4−ヒドロキシピペリジン4.65部、水酸化力!J
4.65部、2−プロパノール45部および水3部との
混合物を一夜攪拌、還流する。
−4−ヒドロキシピペリジン4.65部、水酸化力!J
4.65部、2−プロパノール45部および水3部との
混合物を一夜攪拌、還流する。
冷却後、反応混合物を水90部上に注ぎ入れる。
次に注意して当モル量の90%酢酸を添加する。
ガスが発生しなくなった時、溶媒を留去しく最高温度1
00℃)、残渣をクロロホルムで3回抽出する。
00℃)、残渣をクロロホルムで3回抽出する。
合一した抽出液を乾燥し、溶媒を減圧留去する。
固体残渣をトルエンから再結晶し、4−(4−ブロモフ
ェニル)−4−ヒドロキシピペリジンを得る。
ェニル)−4−ヒドロキシピペリジンを得る。
実施例 1
4−(p−クロロフェニル)−4−ピペリシノール6.
33部、炭酸ナトリウム8部、沃化カリ0、1 部およ
び4−メチル−2−ペンタノン240部の混合物を共沸
的に蒸留、乾燥する。
33部、炭酸ナトリウム8部、沃化カリ0、1 部およ
び4−メチル−2−ペンタノン240部の混合物を共沸
的に蒸留、乾燥する。
80℃に冷却後、4−クロロ−N−メチル−2・2−ジ
フェニルブチルアミド10.5部を添加し、全体を2日
間、水分離器を付して攪拌、還流する。
フェニルブチルアミド10.5部を添加し、全体を2日
間、水分離器を付して攪拌、還流する。
さらに4−クロロ−N−メチル−2・2−ジフェニルブ
チルアミドl005部を添加し、還流温度で水分離器を
付して一夜攪拌を続ける。
チルアミドl005部を添加し、還流温度で水分離器を
付して一夜攪拌を続ける。
反応混合物を80°Cに冷却し、水を加える。
有機層を分離、乾燥し、温時1過しp液を冷却すれば生
成物が沈澱する。
成物が沈澱する。
これを沢取し、4−メチル−2−ペンタノンから結晶さ
せて、純度の低い4−(p−クロロフェニル)−4−ヒ
ドロキシ−N−メチル−α・α−ジフェニル−1−ピペ
リジンブチルアミド5.5部を得る。
せて、純度の低い4−(p−クロロフェニル)−4−ヒ
ドロキシ−N−メチル−α・α−ジフェニル−1−ピペ
リジンブチルアミド5.5部を得る。
融点216.2〜220.8℃。この遊離塩基をアセト
ン中で塩酸塩に変換し、4−(p−クロロフェニル)−
4−ヒドロキシ−N−メチル−αα−ジフェニル−1−
ピペリジンブチルアミド塩酸塩4.5部r得る。
ン中で塩酸塩に変換し、4−(p−クロロフェニル)−
4−ヒドロキシ−N−メチル−αα−ジフェニル−1−
ピペリジンブチルアミド塩酸塩4.5部r得る。
融点236.9℃。実施例1の方法を反復し、4−(1
)−クロロフェニル) −4−ピペリジツールを当量の
4−フェニル−4−ピペリジツールによって置換し、次
の化合物を得る。
)−クロロフェニル) −4−ピペリジツールを当量の
4−フェニル−4−ピペリジツールによって置換し、次
の化合物を得る。
4−ヒドロキシ−N−メチル−α・α・4−トリフェニ
ル−1−ピペリジンブチルアミド塩酸塩融点21&5℃
。
ル−1−ピペリジンブチルアミド塩酸塩融点21&5℃
。
実施例 2
4−(p−クロロフェニル)−4−ピペリシノール10
.5部と沃化カリ0.5部を4−メチル−2=ペンタノ
ン160部中に溶解し、これに4−クロロ−2・2−ジ
フェニルブチルアミド685部を添加し、全体を一夜攪
拌、還流する。
.5部と沃化カリ0.5部を4−メチル−2=ペンタノ
ン160部中に溶解し、これに4−クロロ−2・2−ジ
フェニルブチルアミド685部を添加し、全体を一夜攪
拌、還流する。
反応混合物を温時1過する。
涙液を水洗、乾燥し、溶媒を留去する。
油状残渣をアセトン中で塩酸塩に変換する。
塩は結晶しない。全体をp過し、p液を濃縮する。
油状残渣を4−メチル−2−ペンタノンから再結晶する
。
。
固体生成物をアセトンと、4−メチル−2−ペンタノン
との混合物中で煮沸する。
との混合物中で煮沸する。
不溶部分を沢去し、f液を小容積に濃縮し、結晶させる
と、4−(p−クロロフェニル)−4−ヒドロキシ−α
・α−ジフェニル−1−ピペリジンブチルアミド塩酸塩
1部を得る。
と、4−(p−クロロフェニル)−4−ヒドロキシ−α
・α−ジフェニル−1−ピペリジンブチルアミド塩酸塩
1部を得る。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 一般式 〔式中Ar1およびAr2はフェニルであり、−N=Z
、ば−NH2および−NH(低級アルキル)よりなる群
から選ばれた1員である。 〕の化合物と、 一般式 〔式中、Rは水素であり、Ar3 はフェニルおよび
ハロ置換フェニルよりなる群から選ばれた1員である。 〕の化合物とを縮合反応させることを特徴とする、 一般式 35によって表わされる2・2−ジアリール−4−ピペ
リジノブチルアミド類、またはその治療的に活性な酸付
加塩類の製造方法。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US4253070A | 1970-06-01 | 1970-06-01 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56127355A JPS56127355A (en) | 1981-10-06 |
JPS5817749B2 true JPS5817749B2 (ja) | 1983-04-09 |
Family
ID=21922423
Family Applications (3)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP406380A Expired JPS5936991B2 (ja) | 1970-06-01 | 1980-01-17 | 3,3−ジフエニル−テトラヒドロ−2−フリリデンアンモニウム塩類 |
JP406280A Expired JPS5914467B2 (ja) | 1970-06-01 | 1980-01-17 | 3,3−ジアリ−ル−テトラヒドロ−2−フリリデンアンモニウム塩類 |
JP15201380A Expired JPS5817749B2 (ja) | 1970-06-01 | 1980-10-29 | 2,2−ジアリ−ル−4−(4′−アリ−ル−4′−ヒドロキシピペリジノ)ブチルアミド類の製造方法 |
Family Applications Before (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP406380A Expired JPS5936991B2 (ja) | 1970-06-01 | 1980-01-17 | 3,3−ジフエニル−テトラヒドロ−2−フリリデンアンモニウム塩類 |
JP406280A Expired JPS5914467B2 (ja) | 1970-06-01 | 1980-01-17 | 3,3−ジアリ−ル−テトラヒドロ−2−フリリデンアンモニウム塩類 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
JP (3) | JPS5936991B2 (ja) |
SU (1) | SU845776A3 (ja) |
YU (1) | YU37330B (ja) |
ZA (1) | ZA713471B (ja) |
-
1971
- 1971-05-26 SU SU711666802A patent/SU845776A3/ru active
- 1971-05-28 ZA ZA713471A patent/ZA713471B/xx unknown
- 1971-05-31 YU YU137671A patent/YU37330B/xx unknown
-
1980
- 1980-01-17 JP JP406380A patent/JPS5936991B2/ja not_active Expired
- 1980-01-17 JP JP406280A patent/JPS5914467B2/ja not_active Expired
- 1980-10-29 JP JP15201380A patent/JPS5817749B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55120577A (en) | 1980-09-17 |
JPS5936991B2 (ja) | 1984-09-06 |
ZA713471B (en) | 1973-01-31 |
YU137671A (en) | 1983-04-27 |
YU37330B (en) | 1984-08-31 |
JPS5914467B2 (ja) | 1984-04-04 |
SU845776A3 (ru) | 1981-07-07 |
JPS56127355A (en) | 1981-10-06 |
JPS55120576A (en) | 1980-09-17 |
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