JPS58177124A - 重質油分解工程からの排ガスよりエネルギ−を回収する方法 - Google Patents

重質油分解工程からの排ガスよりエネルギ−を回収する方法

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Publication number
JPS58177124A
JPS58177124A JP57060703A JP6070382A JPS58177124A JP S58177124 A JPS58177124 A JP S58177124A JP 57060703 A JP57060703 A JP 57060703A JP 6070382 A JP6070382 A JP 6070382A JP S58177124 A JPS58177124 A JP S58177124A
Authority
JP
Japan
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gas
exhaust gas
heavy oil
turbine
oil cracking
Prior art date
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Pending
Application number
JP57060703A
Other languages
English (en)
Inventor
Hironori Kosobe
古曽部 広紀
Shigeaki Urakawa
浦川 茂明
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IHI Corp
Original Assignee
IHI Corp
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Publication date
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  • Treating Waste Gases (AREA)
  • Production Of Liquid Hydrocarbon Mixture For Refining Petroleum (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、重質油分解工程からの排ガスよりエネルギー
を回収する方法に関する。
従来、硫黄化合物を含有しない高温の排ガスからエネル
ギーを回収する場合には、該高温排ガスを直接膨張ター
ビン等へ導くことにより行っている。一方硫黄化合物を
含有する高温の排ガスからエネルギーを回収する場合に
は、該高温排ガスを直接膨張タービンに導くさタービン
ブレード等の腐食を起すため、一旦低温にて脱硫した後
排熱ボイラ等にて熱回収する方法が採用されており、従
って熱回収効果が低かった。
また熱回収効果が低いにもかかわらず、冷却装置等の複
雑な設備も必要であった。
本発明は斯かる実情に鑑み、重質油分解工程からの硫黄
化合vaミラ有する高温排ガスを高温脱硫及び除塵して
クリーンガスと成し、該クリーンガスを動力回収系に導
くことにより、省エネルギー化、設備の簡略化を図るこ
と全目的として成した重質油分解工程からの排ガスより
エネルギーを回収する方法を提供すべく成したものであ
る。
以下、図面全参照して本発明の詳細な説明する。
図は本発明の方法を実施するための装置を示すもので、
重質油分解ガス化装置(1)にて発生した排ガス(cL
) ’x高温乾式脱硫装置(2)にて温度を低下させる
ことなく脱硫し、脱硫ガス(b) ’に更に除塵装置(
3)にて除塵してクリーンガス(c)と成し、該クリー
ンガス(c) ’!r動力回収系(4)に導くようにし
である。
前記重質油分解ガス化装置(1)は、高硫黄重質油をコ
ーカー、接触分解、水素化分解等により分解して軽質油
を生産する目的のもので、この装置(1)から析出する
コークス、タール等の残渣物及び触媒表面上に付着する
カーボン等を部分酸化等の方法で除去する際に硫黄化合
物を含有する排ガス(α)が発生するようになっている
高温乾式脱硫装置(2)は、夫々2段流動層式の吸収塔
(5)と再生塔(6)とその他の付属装置とから成って
いて、脱硫剤としての酸化鉄(F@ gas )の粒子
が吸収塔(5)上段流動層に供給されて溢流し下段流動
層に入り、そこを出た後、リフトガス(d)によシ再生
塔(6)上段に送られ、吸収塔(5)と再生塔(6)の
間を流動層を形成しながら循環されるようになっている
。又【質油分解ガス化装置(1)からの排ガス(α)は
、吸収塔(5)の下方から流入して下段及び上段の流動
層で前記脱流剤と接触し、ガス中の硫黄分(主としてH
2S)は硫化鉄(Fed)となって吸収され、上方から
脱硫ガス(6)として出て行く。一方、再生塔(6)で
は、吸収塔(5)で硫黄分を吸収し生成した硫化鉄を空
気により酸化再生して酸化鉄に戻す。脱硫剤に吸収され
ていた硫黄分はSO2となって再生塔(6)から出、該
SO2を含んだガス(−)は所要の回収装置にて回収さ
れる。
上記各反応塔の主要反応は次のとおりである。
○吸収塔(5):6Fe203+H2→2Fe304+
H20(酸化鉄の還元) : Fe3O4+ 3H,S+H2−+5FeS + 
4H20(硫黄の吸収) O再生塔(6) : 2FeS+101−+Fe2O3
+2SO2(脱硫剤の再生)更に、除塵袋#(3)は、
脱硫ガス(6)に含まれるダストを除去してクリーンガ
ス(c)と成し、動力回収系(4)へ送るようになって
いる。
除塵装置(3)からのクリーンガス(1)は、例えば膨
張タービン(7)、発電機(8)で動力を回収し、より
低温、低圧のガスとなり、その一部は、ガスタービン(
9)の燃料として使用され圧縮機(至)、発電機(ロ)
を駆動し、更にガスタービン(9)から排出された高温
ガスは排熱ボイラ(イ)で蒸気を発生させ、一方、膨張
タービン(7)出口の排ガスの残りの部分は、COボイ
ラσ浄で燃焼し、復水器α→がらの水を加熱して蒸気を
発生させ、これら両方の蒸気で蒸気タービン(ハ)と発
電機(至)を駆動する。
仕事をした蒸気は復水器α→で復水し、循環使用される
同、上記動力回収系は単に一例を示したに過ぎず、排ガ
スの温度、性状等によって膨張タービン、ガスタービン
、ボイラ等を適宜組合せて動力を回収することができる
ものである。又除塵装置(3)は、図面においては高温
乾式脱硫装置(2)の下流側に配置したが、上流側又は
両側に配置してもよい。更に本発明においては、コーカ
ー、接触分解、水素化分解等の種々の重質油分解装置か
ら発生した排ガスよシエネルギーを回収することに限定
されず、重質油、タール類のガス化装置からの排ガスよ
シェネルぎ−を回収することも包含するものである。
如上のように本発明によれば、重質油分解ガス化工程か
らの硫黄化合物を含有する排ガスの脱硫に、高温乾式膜
mを用いることにより、排ガスの温度エネルギーを失う
ことなく硫黄分を除去できるので、クリーンな高温ガス
にて動力回収を行うことができ、又従来の排ガスの脱硫
に使用されている低温脱硫に必要な予冷装置等の設備を
不要として、大幅に設備の簡略化が達成できる、等の優
れた効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の方法を実施するための装置を示す説明図で
ある。 (1)・・・重質油分解ガス化装置、(2)・・・高温
乾式脱硫装置、(3)・・・除塵装置、(4)・・・動
力回収系。 特許出願人 石川島播磨重工業株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1〕 重質油分解工程からの排ガスを高温乾式脱硫工程
    で脱硫した後動力回収系に導くことを特徴とする重質油
    分解工程からの排ガスよりエネルギーを回収する方法。
JP57060703A 1982-04-12 1982-04-12 重質油分解工程からの排ガスよりエネルギ−を回収する方法 Pending JPS58177124A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62244424A (ja) * 1986-04-16 1987-10-24 Nippon Kokan Kk <Nkk> 高炉・炉頂圧乾式発電における腐食性ガス除去システム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62244424A (ja) * 1986-04-16 1987-10-24 Nippon Kokan Kk <Nkk> 高炉・炉頂圧乾式発電における腐食性ガス除去システム
JPH0425046B2 (ja) * 1986-04-16 1992-04-28 Nippon Kokan Kk

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