JPS58176598A - 放射性物質を含む濃厚塩廃液の処理方法 - Google Patents
放射性物質を含む濃厚塩廃液の処理方法Info
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- JPS58176598A JPS58176598A JP5988182A JP5988182A JPS58176598A JP S58176598 A JPS58176598 A JP S58176598A JP 5988182 A JP5988182 A JP 5988182A JP 5988182 A JP5988182 A JP 5988182A JP S58176598 A JPS58176598 A JP S58176598A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の技術分野1
本発明は例えば原子力施設のように放射性物質を取り扱
う施設から排出される放射性物質を含む濃厚塩廃液の処
理方法に関する。
う施設から排出される放射性物質を含む濃厚塩廃液の処
理方法に関する。
[発明の技術的背景およびその問題点1一般に放射性物
質を取扱う施設から排出される放射性廃液中には、Cs
−134、Cs−137、Go−60、Mn−54、A
g−110m 、Cr−51、Zr −Nb −95
等の放射性核種が含まれているため、適当な手段で廃液
を濃縮させた後セメントやアスファルトにより固化して
保管することが行なわれている。
質を取扱う施設から排出される放射性廃液中には、Cs
−134、Cs−137、Go−60、Mn−54、A
g−110m 、Cr−51、Zr −Nb −95
等の放射性核種が含まれているため、適当な手段で廃液
を濃縮させた後セメントやアスファルトにより固化して
保管することが行なわれている。
一方海水を含む放射性廃液や床ドレン系の廃液等のよう
に数1001)l)−以上の濃厚塩廃液は、従来これを
そのままセメントと混合してセメント同化体として保管
されていた。
に数1001)l)−以上の濃厚塩廃液は、従来これを
そのままセメントと混合してセメント同化体として保管
されていた。
しかるに、このようなセメント固化による方法では、廃
液1 s3あたり10本程度のセメント同化体が発生す
るため、保管倉庫゛が多く必要となり保管上の問題が生
じていた。
液1 s3あたり10本程度のセメント同化体が発生す
るため、保管倉庫゛が多く必要となり保管上の問題が生
じていた。
また、海水を含む放射性廃液の場合には、耐海水性の濃
縮装置を用いて濃縮゛し、セメント固化する方法も採る
ことができるが、このように特殊な装置を用いて濃縮し
たとしても濃縮度はだがだが10倍程度であり、6価な
設備を必要とするうえに、結局海水1嘗3あたり1本強
、のセメント固化体が発生してしまうという難点があっ
た。
縮装置を用いて濃縮゛し、セメント固化する方法も採る
ことができるが、このように特殊な装置を用いて濃縮し
たとしても濃縮度はだがだが10倍程度であり、6価な
設備を必要とするうえに、結局海水1嘗3あたり1本強
、のセメント固化体が発生してしまうという難点があっ
た。
[発明の目的]
本発明はかかる従来の欠点を解消すべくなされたもので
、放射性濃厚塩廃液中の放射性核種を、他の化合物の結
晶の中に吸蔵させた状態で沈澱させて分離し、放射性核
種を含む沈澱のみを減容した。状態で固化処理すること
により、格別^価な設備を使用することなく同化体の発
生本数を著しく減少させた放射性物質を含む濃厚塩廃液
の処理方法を提供しようとするものである。
、放射性濃厚塩廃液中の放射性核種を、他の化合物の結
晶の中に吸蔵させた状態で沈澱させて分離し、放射性核
種を含む沈澱のみを減容した。状態で固化処理すること
により、格別^価な設備を使用することなく同化体の発
生本数を著しく減少させた放射性物質を含む濃厚塩廃液
の処理方法を提供しようとするものである。
[発明の概要]
すなわち本発明の放射性物質を含む濃厚塩廃液の処理方
法は、放射性物質を取扱う施設から排出される放射性物
質を含む濃厚塩廃液から放射性物質を分離除去するにあ
たり、 前記濃厚塩廃液に対して (A)第4族陽イオンを添加する工程と、(B)前記第
4族陽イオンに対して等量以上のフェロシアン酸イオン
を添加する工程と、(C)前記フェロシアン酸イオンの
残留分に対して等曇以上の第2鉄イオンを添加する工程
と、 (D)前記廃液のP Hを8.5〜11に調整する工程
と (、E)イオウイオンを添加する工程と(F)イオウイ
オンと反応して沈澱を生ずる陽イオンを添加する工程と を、順にかつ沈澱を生成するに充分な時間をおき、しか
も前工程までに生じた沈澱が実質的に再溶解しない時間
範囲内で行った後、生成した沈澱と残菌廃液とを分離す
ることを特徴としている。
法は、放射性物質を取扱う施設から排出される放射性物
質を含む濃厚塩廃液から放射性物質を分離除去するにあ
たり、 前記濃厚塩廃液に対して (A)第4族陽イオンを添加する工程と、(B)前記第
4族陽イオンに対して等量以上のフェロシアン酸イオン
を添加する工程と、(C)前記フェロシアン酸イオンの
残留分に対して等曇以上の第2鉄イオンを添加する工程
と、 (D)前記廃液のP Hを8.5〜11に調整する工程
と (、E)イオウイオンを添加する工程と(F)イオウイ
オンと反応して沈澱を生ずる陽イオンを添加する工程と を、順にかつ沈澱を生成するに充分な時間をおき、しか
も前工程までに生じた沈澱が実質的に再溶解しない時間
範囲内で行った後、生成した沈澱と残菌廃液とを分離す
ることを特徴としている。
一般に放射性物質を取扱う施設、例えば原子力施設から
排中される濃厚塩廃液の中には、前述したような各種の
放射性核種が含まれているが、本発明の方法によれば、
前記した(A)〜(F)の各工程を行なうことにより、
次のようにして上記した各放射性核種が化合物の結晶中
に吸蔵されて放射性廃液から沈澱して分離される。
排中される濃厚塩廃液の中には、前述したような各種の
放射性核種が含まれているが、本発明の方法によれば、
前記した(A)〜(F)の各工程を行なうことにより、
次のようにして上記した各放射性核種が化合物の結晶中
に吸蔵されて放射性廃液から沈澱して分離される。
まず、(A)第4族陽イオン、すなわちZn 。
Mn”、Ni”+ またはCO゛1と(B)の工程で添
加されたフェロシアン酸イオンとの作用により、例えば
(1)式の反応により沈澱が生じ、このとき廃液中に存
在するCs−134、Cs−137およびイオン性のC
o−60が沈澱結晶中に取込まれる。
加されたフェロシアン酸イオンとの作用により、例えば
(1)式の反応により沈澱が生じ、このとき廃液中に存
在するCs−134、Cs−137およびイオン性のC
o−60が沈澱結晶中に取込まれる。
Ni Cs K [Fe (CN) s ]↓ +[
Fe(ON)6 ] ・・・・・・・・・(1)この
ときニッケル塩の添加鏝は、7硫酸ニツケル水和塩を用
いる場合には561)I)11以上、5601)l)−
以下、標準的には66pl)Im、その他の塩を用いる
場合には分子量換算で同程度の鰻とする。またフェロシ
アン酸塩は、ニッケル塩に対して1〜1゜5当鏝、フェ
ロシアン化カリ3水塩を用いる場合には1701)f)
l程度が適している。続いて(C)の工程で添加された
第2鉄イオンと残存するフェロシアン酸イオンとが(2
)式の反応により沈澱を生成してフェロシアン酸イオン
が除去される。
Fe(ON)6 ] ・・・・・・・・・(1)この
ときニッケル塩の添加鏝は、7硫酸ニツケル水和塩を用
いる場合には561)I)11以上、5601)l)−
以下、標準的には66pl)Im、その他の塩を用いる
場合には分子量換算で同程度の鰻とする。またフェロシ
アン酸塩は、ニッケル塩に対して1〜1゜5当鏝、フェ
ロシアン化カリ3水塩を用いる場合には1701)f)
l程度が適している。続いて(C)の工程で添加された
第2鉄イオンと残存するフェロシアン酸イオンとが(2
)式の反応により沈澱を生成してフェロシアン酸イオン
が除去される。
このとき、Go−60、Cr−51、Zn −Nb−9
5などのイオン性核種がとりこまれて沈澱する。なお、
Ni Cs K [Fe (CN) 6 ]とFe
4 tFe (CN)6 ] sとを比較した場合
、後晋の沈澱が安定であるので長時間放置しておくと前
者が溶解してくる。したがってベルリン青が生成した後
6時間以内に沈澱を分離することが望ましい。第2鉄イ
オンの添加量は、過剰のフェロシアン酸イオン対して1
〜1.5当量%とすることが望ましい。標準的には硫酸
第2鉄塩を用いる場合には220 ppmが適当である
。さらに(D)の工程においてアルカリを添加してPH
を調整することにより、過剰の第2族イオンが例えば(
3)式により水酸化第2鉄となって沈澱する。
5などのイオン性核種がとりこまれて沈澱する。なお、
Ni Cs K [Fe (CN) 6 ]とFe
4 tFe (CN)6 ] sとを比較した場合
、後晋の沈澱が安定であるので長時間放置しておくと前
者が溶解してくる。したがってベルリン青が生成した後
6時間以内に沈澱を分離することが望ましい。第2鉄イ
オンの添加量は、過剰のフェロシアン酸イオン対して1
〜1.5当量%とすることが望ましい。標準的には硫酸
第2鉄塩を用いる場合には220 ppmが適当である
。さらに(D)の工程においてアルカリを添加してPH
を調整することにより、過剰の第2族イオンが例えば(
3)式により水酸化第2鉄となって沈澱する。
÷十÷
Fe +3Na OH−→Fe (OH)s↓+
3Na ・・・・・・・・・(3) このときMn−54および粒子状のCo−60が共沈す
る。0r−51、Zn−65、Zr −Nb−95もこ
の段階でほぼ沈澱する。PH11整は、通常カセイソー
ダまたはカセイ丙りにより行なう。
3Na ・・・・・・・・・(3) このときMn−54および粒子状のCo−60が共沈す
る。0r−51、Zn−65、Zr −Nb−95もこ
の段階でほぼ沈澱する。PH11整は、通常カセイソー
ダまたはカセイ丙りにより行なう。
生成した水酸化第2鉄の沈澱も□非論に溶解度が小さい
のでこれもそのまま数時間放置するとベルリン肯を分解
してしまうので比較的短時間のうちに次の工程を行なう
ことが望ましい。使用するアルカリの纏はPH8,5〜
11、好ましくは9.5〜10.3になる量とする。カ
セイソーダを使用する場合標準的には240 DI)l
が適当であるが、計量誤差もあるのでPHメーターを用
いて正確に調整することが望ましい。このアルカリ性の
まま(E)の工程においてイオウイオン(S=)、例え
ば硫化ソーダの溶液が加えられる。
のでこれもそのまま数時間放置するとベルリン肯を分解
してしまうので比較的短時間のうちに次の工程を行なう
ことが望ましい。使用するアルカリの纏はPH8,5〜
11、好ましくは9.5〜10.3になる量とする。カ
セイソーダを使用する場合標準的には240 DI)l
が適当であるが、計量誤差もあるのでPHメーターを用
いて正確に調整することが望ましい。このアルカリ性の
まま(E)の工程においてイオウイオン(S=)、例え
ば硫化ソーダの溶液が加えられる。
一般にAa−1101は、非常に稀薄なA1110℃あ
るいはA(l Iのコロイドとして存在し、特に海水中
では高塩濃度中のためかなり安定化したコロイドとして
存在する。しかしてこれらのハロゲン化銀のコロイドは
、イオウイオンの添加により(4)式のように反応して
様子井戸の小さい硫化銀に変る。
るいはA(l Iのコロイドとして存在し、特に海水中
では高塩濃度中のためかなり安定化したコロイドとして
存在する。しかしてこれらのハロゲン化銀のコロイドは
、イオウイオンの添加により(4)式のように反応して
様子井戸の小さい硫化銀に変る。
2 AQ I + S−−一一一一今 AQ
Z S +2I−+ 8−−(M倉1) ・・・・・・・・・(4)I 添加するイオウイオンの曇は硫化ソーダ9水塩を用いる
場合には10ppm以上、150ppm以下、標準的に
は80 ppm程度が適している。なお、このときイオ
ウイオンを加えて数時間以上おくと、前に沈澱している
Go−Mnが再溶解して硫化物に変化し、折角保持した
放射能核種を放出してしまうので次工程を手早く行なう
ようにする。
Z S +2I−+ 8−−(M倉1) ・・・・・・・・・(4)I 添加するイオウイオンの曇は硫化ソーダ9水塩を用いる
場合には10ppm以上、150ppm以下、標準的に
は80 ppm程度が適している。なお、このときイオ
ウイオンを加えて数時間以上おくと、前に沈澱している
Go−Mnが再溶解して硫化物に変化し、折角保持した
放射能核種を放出してしまうので次工程を手早く行なう
ようにする。
次いで(F)の工程においてイオウイオンと沈澱を生ず
る陽イオンを添加することにより(5)式のように過剰
のイオウイオンが沈澱として除去され5る。
る陽イオンを添加することにより(5)式のように過剰
のイオウイオンが沈澱として除去され5る。
イオウイオンと反応して沈澱を生ずる陽イオンとしては
、無害でかつ比較的安価なもの、例えばN 14 、c
o+4、Fe” 、cu” 、zn’?+等が適してい
る。
、無害でかつ比較的安価なもの、例えばN 14 、c
o+4、Fe” 、cu” 、zn’?+等が適してい
る。
イオウイオンを除去した後、生成した沈澱を遠心清澄機
あるいは濾過器等により分離する。
あるいは濾過器等により分離する。
以上のような本発明の方法によれば分離された母液は、
有害物質であるクロム酸および放射性物質が検出限界以
下となっており、中和してそのまま放出することが可能
である。
有害物質であるクロム酸および放射性物質が検出限界以
下となっており、中和してそのまま放出することが可能
である。
また分離したスラッジは、容積で原廃液の1/200以
下となっており、セメント固化等の安定化処理により安
全に保管することができる。
下となっており、セメント固化等の安定化処理により安
全に保管することができる。
王妃した本発明の方法によれば、生成した沈澱はその都
度有害物質を沈澱中に取込み、1浴で全有害物質を沈澱
させて1回の分離操作で廃液中の放射性物質を除去する
ことができる。
度有害物質を沈澱中に取込み、1浴で全有害物質を沈澱
させて1回の分離操作で廃液中の放射性物質を除去する
ことができる。
[発明の実施例]
次に本発明の実施例について説明する。図面は本発明に
使用する装置の一例を概略的に示す構成図である。
使用する装置の一例を概略的に示す構成図である。
この装置は、晶析調整槽1、遠心清澄機(または濾過器
)2、サンプル中和槽3、濃縮スラッジ槽4によりその
主体部分が構成されている。
)2、サンプル中和槽3、濃縮スラッジ槽4によりその
主体部分が構成されている。
晶析調整槽1とサンプル中和槽3の中には、水中攪拌ポ
ンプ(または攪拌&)5a 、5bおよび水中ポンプ5
a 、5bが設置され、また晶析調整槽の水中ポンプ6
aからサンプル中和槽3へ遠心清澄機2を介して廃液給
送管7が配設され、晶析調整槽1内の沈澱を含む廃液W
を濾過器2により濾過した上でサンプル中和槽3へ給送
するように構成されされている。遠心清澄機2の濃縮ス
ラッジ排出口には、スラッジ給送管8が接続されこのス
ラッジ給送管8の終端は濃縮スラッジ槽4に開口されて
おり、遠心清澄機2により分離されたスラッジはスラッ
ジ給送管8により濃縮スラッジ槽4に送られるように構
成されている。
ンプ(または攪拌&)5a 、5bおよび水中ポンプ5
a 、5bが設置され、また晶析調整槽の水中ポンプ6
aからサンプル中和槽3へ遠心清澄機2を介して廃液給
送管7が配設され、晶析調整槽1内の沈澱を含む廃液W
を濾過器2により濾過した上でサンプル中和槽3へ給送
するように構成されされている。遠心清澄機2の濃縮ス
ラッジ排出口には、スラッジ給送管8が接続されこのス
ラッジ給送管8の終端は濃縮スラッジ槽4に開口されて
おり、遠心清澄機2により分離されたスラッジはスラッ
ジ給送管8により濃縮スラッジ槽4に送られるように構
成されている。
サンプル中和槽3の水中ポンプ6bの放出口には廃液給
送管9が接続され、この廃液給送管9は分岐してその一
方は放出ラインDとなり、他方は晶析調整槽1に開口し
ている。
送管9が接続され、この廃液給送管9は分岐してその一
方は放出ラインDとなり、他方は晶析調整槽1に開口し
ている。
また、サンプル中和槽3の上方には図示を省略した中和
剤供給装置の供給管10“が開口しており、また図示を
省略したPHメーターが装備されている。濃縮スラッジ
槽4の上層部にはデカントポンプ11が配置され、上澄
み液を供給管12によりは晶析調整槽1へ送るようにな
っている。また、濃縮スラッジ槽4の底部にはスラリー
ポンプ13が設置され、排出管14によりスラッジを排
出できるようになっている。
剤供給装置の供給管10“が開口しており、また図示を
省略したPHメーターが装備されている。濃縮スラッジ
槽4の上層部にはデカントポンプ11が配置され、上澄
み液を供給管12によりは晶析調整槽1へ送るようにな
っている。また、濃縮スラッジ槽4の底部にはスラリー
ポンプ13が設置され、排出管14によりスラッジを排
出できるようになっている。
しかして、^濃庸塩廃液(約10001)l)−以上)
Wは、廃液供給管15から晶析調整槽1に受は入れられ
、水中攪拌ポンプ5aで攪拌されつつ、前もって調整し
ておいた沈澱剤の水溶液が順次5〜20分の間隔をおい
て連続的に徐々に注入される。
Wは、廃液供給管15から晶析調整槽1に受は入れられ
、水中攪拌ポンプ5aで攪拌されつつ、前もって調整し
ておいた沈澱剤の水溶液が順次5〜20分の間隔をおい
て連続的に徐々に注入される。
これらの沈澱剤は例えば次のような基準で使用される。
B
(%) (+)I)l)
Ni 8047H201466
に4 Fe (CN) s 3H2014169Fe
2 (804) 39.7 216NaOH19
24O NazS 17 8ONi
8047H2011120 (注)へ二原液濃度、B:廃液中濃度 上記の沈澱剤の注入が終わり全ての沈澱が生成したとこ
ろで、たgちに水中ポンプ5aを駆動させて濾過機2で
沈澱を分離するとともに濾液をサンプル中和槽3に収集
する。
2 (804) 39.7 216NaOH19
24O NazS 17 8ONi
8047H2011120 (注)へ二原液濃度、B:廃液中濃度 上記の沈澱剤の注入が終わり全ての沈澱が生成したとこ
ろで、たgちに水中ポンプ5aを駆動させて濾過機2で
沈澱を分離するとともに濾液をサンプル中和槽3に収集
する。
サンプル中和槽3でサンプリング分析し、分離が完全で
あれば濾液は中和液を注入したうえで放出される。処理
不十分であれば再び晶析調整槽へ戻し、改めて薬剤の処
方を変えて晶析共沈を行なう。
あれば濾液は中和液を注入したうえで放出される。処理
不十分であれば再び晶析調整槽へ戻し、改めて薬剤の処
方を変えて晶析共沈を行なう。
分離した沈澱はスラリーとして濃縮スラッチ槽4へ集め
て沈澱させ、上澄み液は晶析調整槽1へ戻して処理し、
沈澱させてさらに濃縮されたスラッジは、スラリーポン
プで固化処理系へ送られ固化される。
て沈澱させ、上澄み液は晶析調整槽1へ戻して処理し、
沈澱させてさらに濃縮されたスラッジは、スラリーポン
プで固化処理系へ送られ固化される。
[発明の効果]
以上説明したように本発明によれば、以下に述べる種々
の効果を得ることができる。
の効果を得ることができる。
(1)濃厚塩廃液はこれまで蒸発、濃縮のうえセメント
同化、プラスチック同化が行われていたが、本発明によ
れば沈澱中に放射性物質を取込み回収するので、濾液中
のクロム酸および放射性同位元素は、検出限界以下にま
で除去され、中和のうえそのまま放出することができる
。
同化、プラスチック同化が行われていたが、本発明によ
れば沈澱中に放射性物質を取込み回収するので、濾液中
のクロム酸および放射性同位元素は、検出限界以下にま
で除去され、中和のうえそのまま放出することができる
。
(2)また、分離されたスラッジは容積で廃液の1 、
’ 200以下となっているので、固化体の発生を著し
く減少させることができ特に、プラスチック同化のよう
に乾燥のうえ固化する場合には、廃液1嘗3あたり沈澱
の生成量は最大200Q程度であるので、約1000
*3の廃液を1本のドラム管に固化することが可能とな
る。
’ 200以下となっているので、固化体の発生を著し
く減少させることができ特に、プラスチック同化のよう
に乾燥のうえ固化する場合には、廃液1嘗3あたり沈澱
の生成量は最大200Q程度であるので、約1000
*3の廃液を1本のドラム管に固化することが可能とな
る。
これは蒸発、濃縮セメント同化の場合に比較して、1/
1000の減容に相当する。
1000の減容に相当する。
(3)さらに、公知の沈澱法に比べてそれぞれの放射性
核種に合せて沈澱剤を順に加えていくので、その分離性
は極めてよく、海水中の放射性物質およびクロム酸につ
いては、検出限界以下に処理することが可能である。
核種に合せて沈澱剤を順に加えていくので、その分離性
は極めてよく、海水中の放射性物質およびクロム酸につ
いては、検出限界以下に処理することが可能である。
(4)また、通常の凝集沈澱法とは異なり、放射性核種
が結晶中に取込まれるので分離性能がよいばかりでなく
、高段の濾過分離に都合のよいように結晶成長条件を調
整して、分離しやすい結晶を沈澱させることが、でき、
しかも放射能の吸蔵性能のよい結晶を成長させて分離回
収を完全にすることができる。
が結晶中に取込まれるので分離性能がよいばかりでなく
、高段の濾過分離に都合のよいように結晶成長条件を調
整して、分離しやすい結晶を沈澱させることが、でき、
しかも放射能の吸蔵性能のよい結晶を成長させて分離回
収を完全にすることができる。
(5)また、放射能を吸蔵する結晶の生成順序を毎回分
離しなくてもすむようにしたから、次の結晶生成のとき
前の結晶が破壊されるようなことはなく、多くの放射性
物質を1浴に1回分離で回収除去することができる。
離しなくてもすむようにしたから、次の結晶生成のとき
前の結晶が破壊されるようなことはなく、多くの放射性
物質を1浴に1回分離で回収除去することができる。
(6)さらにまた、沈澱晶析槽は1つですむので設備構
成が簡単であり、移動、架設も可能である。
成が簡単であり、移動、架設も可能である。
図面は本発明に使用する装置を概略的に示す構成図であ
る。 1・・・・・・・・・・・・・・・晶析調整槽2・・・
・・・・・・・・・・・・濾過器3・・・・・・・・・
・・・・・・サンプル中和槽4・・・・・・・・・・・
・・・・濃縮スラッジ槽6a 、5b・・・水中ポンプ 2、発明の名称 放射性物質を含む濃厚塩廃液の処理
方法3、 補正をする者 事件との関係 特許出願人 3−−1#IttJffi 1m−4LJdL正41ゐ
1シ)明細書の発明の詳細な説明を以下の通り補正−る
。 ■ 6頁18行目の「zn」 を[ZrJと補正する。 ■ 7頁6行目の1当量%」を「当量」と補正する。 ■ 7頁10行目の「第2族」を1第2鉄」と補正する
。 ■ 8負14行目の「様子井度」を「溶解度」と補正す
る。 3)図面を別紙の通り補正する。 以上
る。 1・・・・・・・・・・・・・・・晶析調整槽2・・・
・・・・・・・・・・・・濾過器3・・・・・・・・・
・・・・・・サンプル中和槽4・・・・・・・・・・・
・・・・濃縮スラッジ槽6a 、5b・・・水中ポンプ 2、発明の名称 放射性物質を含む濃厚塩廃液の処理
方法3、 補正をする者 事件との関係 特許出願人 3−−1#IttJffi 1m−4LJdL正41ゐ
1シ)明細書の発明の詳細な説明を以下の通り補正−る
。 ■ 6頁18行目の「zn」 を[ZrJと補正する。 ■ 7頁6行目の1当量%」を「当量」と補正する。 ■ 7頁10行目の「第2族」を1第2鉄」と補正する
。 ■ 8負14行目の「様子井度」を「溶解度」と補正す
る。 3)図面を別紙の通り補正する。 以上
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 放射性物質を取り扱う施設から排出される放射性物質を
含む濃厚塩廃液から放射性物質を分離除去するにあたり
、 前記濃厚塩廃液に対して (A>第4族陽イオンを添加する工程と、(B)前記第
4族陽イオンに対して等−以上のフエ自シアン酸イオン
を添加する工程と、(C)前記フ10シアン酸イオンの
残留分に対して等量以上の第2鉄イオンを添加する工程
と、 (D>前記廃液のP )−1を8.5〜11に調整する
工程と、 (E)イオウイオンを添加する工程と、(F)イオウイ
オンと反応して沈澱を生ずる陽イオンを添加する工程と を、順にかつ沈澱を生成するに充分な時間なおき、しか
も前工程までに生じた沈澱が東質的に再溶解しない時間
範囲内で行った後、生成した沈澱と残留廃液とを分離す
ることを特徴とする放射性物質を含む濃厚塩廃液の処理
方法。 (2)第4族陽イオンは、ニッケルイオンまたはコバル
トイオンからなる特許請求の範囲第1項記載の放射性物
質を含む濃厚塩廃液の処理方法。 (3)(A)〜(F)の全工程は6時間以内に行なわれ
る特許請求の範囲第1項記載の放射性物質を含む濃厚塩
廃液の処理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5988182A JPS58176598A (ja) | 1982-04-10 | 1982-04-10 | 放射性物質を含む濃厚塩廃液の処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5988182A JPS58176598A (ja) | 1982-04-10 | 1982-04-10 | 放射性物質を含む濃厚塩廃液の処理方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58176598A true JPS58176598A (ja) | 1983-10-17 |
JPS642916B2 JPS642916B2 (ja) | 1989-01-19 |
Family
ID=13125925
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5988182A Granted JPS58176598A (ja) | 1982-04-10 | 1982-04-10 | 放射性物質を含む濃厚塩廃液の処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58176598A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008286525A (ja) * | 2007-05-15 | 2008-11-27 | Toshiba Corp | 放射性廃棄物の固化処理方法及び固化処理装置 |
JP2014052287A (ja) * | 2012-09-07 | 2014-03-20 | Jikei Univ | 除染用粒子、除染用粒子分散液、及びそれらの製造方法、並びに除染用磁性複合粒子 |
-
1982
- 1982-04-10 JP JP5988182A patent/JPS58176598A/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008286525A (ja) * | 2007-05-15 | 2008-11-27 | Toshiba Corp | 放射性廃棄物の固化処理方法及び固化処理装置 |
JP2014052287A (ja) * | 2012-09-07 | 2014-03-20 | Jikei Univ | 除染用粒子、除染用粒子分散液、及びそれらの製造方法、並びに除染用磁性複合粒子 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS642916B2 (ja) | 1989-01-19 |
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