JPS581759Y2 - 焼結層内の測温装置 - Google Patents

焼結層内の測温装置

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Publication number
JPS581759Y2
JPS581759Y2 JP11023580U JP11023580U JPS581759Y2 JP S581759 Y2 JPS581759 Y2 JP S581759Y2 JP 11023580 U JP11023580 U JP 11023580U JP 11023580 U JP11023580 U JP 11023580U JP S581759 Y2 JPS581759 Y2 JP S581759Y2
Authority
JP
Japan
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temperature
sintered layer
measuring device
temperature measuring
thermocouple
Prior art date
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Expired
Application number
JP11023580U
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English (en)
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JPS5733996U (ja
Inventor
茂 中路
Original Assignee
川崎製鉄株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 川崎製鉄株式会社 filed Critical 川崎製鉄株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は焼結層内の測温装置に係り、詳しくは、焼結鉱
のパレットからの落鉱時に測温検出器に焼結鉱等が付着
することなく耐用年数を大巾に延長できる測温装置に係
る。
従来から、製鉄所において粒鉱等の塊状化のために焼結
機が広く用いられている。
この焼結法は通常、連続的に帯状に連結したパレット内
に原料を装入し、このパレットが連続的に移動する間に
点火された原料が焼結されるものである。
良品質の焼結鉱を製造するため焼結層内の温度を測定し
その結果から焼結速度などを知り、焼結機の制御を行な
っている。
しかし、焼結層内の温度測定はエンドレスに動く焼結機
内で、原料装入、焼結落鉱過程を繰り返し行なっている
ため、焼結層内に設けられた温度測定装置は、落鉱の際
に破損され、何回も使用することが不可能に近い。
すなわち、焼結層内の温度を測定する場合の一例として
パレットの側壁、火格子(グレード)から熱電対等の測
温検出装置を複数本焼結層内に突き出して測定すること
が行なわれている。
しかし、この測温装置では焼結された焼結鉱がパレット
より落鉱する際に、この熱電対に焼結鉱が付着、からみ
付き熱電灯を曲げ変形させたり、破損して再使用が不能
である。
そのため補強する等の対処を行なっているが、数回の延
長にとどまり、長期使用に耐えられない欠点がある。
本考案は上記欠点の解決を目的として、具体的には、温
度測定するときのみ熱電対等の測温検出器を測定位置ま
で焼結層内に突き出し、測定の完了時には引っ込められ
るよう構成し、焼結機の焼結層内の焼結過程の温度測定
を任意の時期に連続かつ精度よく測定でき、焼結機の操
業制御を確実に実施でき、良質の焼結鉱を製造する焼結
層内の測温装置を提案する。
すなわち、本考案は粉状鉄鉱石の塊状鉱化を行なう焼結
機の焼結層内の温度を測定する測温装置において、焼結
の過程の温度変化を測温する測温検出器を焼結層内で垂
直方向に突き出し、この測温検出器を焼結後落鉱の寸前
に保護其内に引き込める手段を付加したことを特徴とす
る。
以下、図面によって本考案の実施態様について説明する
なお、第1図は本考案の一つの実施例に係る測温装置の
パレット部分の斜視図であり、第2図は測温検出器の引
き込め手段の一例の配置図であり、第3図は第2図のA
−A線上の断面図である。
また、第1図、第2図ならびに第3図において、符号1
はパレット、2は車輪、3はレール、4は建家等に固定
されたストライカ−15はレバー6は軸、7はスライド
軸受、8はテーパ状のカム、9はグレードバー、10は
測温検出器をガイドするガイドブラケツl−111は測
温検出器を保持する保持枠、12はガイドバー、13は
取付ポル)、14.15は止めボルト、16はグレート
パーの一部を或すカバー、17は熱電対等の測温検出器
、18は止めナツトを示す。
まず、第1図、第2図ならびに第3図において、焼結機
は複数個のパレット1がエンドレスに並べられて構成さ
れ、各パレット1はその車輪2を介してレール3に沿っ
て連続的に走行する。
各パレット1内には原料が入れられて、その走行の間に
原料中の炭材に着火され、常法の通りに焼結される。
これらパレット1のうちで、所望に応じて任意のパレッ
ト1にグレートパー9にはめ込み、このグレートパー9
には第3図に示す如く止めボルト14によってカバー1
6を取付け、そのカバー16内に熱電対等の測温検出器
17を組込み、熱電対17によって焼結層内の温度変化
の推移を連続的に測定する。
この場合、グレートパー9はカバー16が止めボルト1
4によって組立てられて分割式に構成すると、熱電対1
7の交換がきわめて容易に達成できる。
次に、グレートパー9の底にはガイドブラケツ)10を
止めボルト13によって止め、このガイドブラケット1
0には保持枠11が取付けられ、この保持枠11にはガ
イドバー12が取付けられ、ガイドバー12がガイドブ
ラケット10のガイド溝10aに沿ってガイドされるよ
う構成される。
この保持枠11には熱電対17を止めナツト18で取付
けられ、カバー16内で昇降自在に構成される。
従って、保持枠11がガイドブラケット10のガイド溝
10 aに沿ってガイドされて昇降すると、保持枠11
に取付けられた熱電対17が昇降し、とくに、熱電対1
7はグレートパーのカバー16の貫通穴を通してカバー
−16から突き出し若しくは引き込む。
また、熱電対17が突き出された時、カバー16からの
突き出し量は、測温する時にカバー16等の影響を受け
ない距離とするのが好ましく、その突出長さは通常約3
Qmm以上にするのが好ましい。
また、保持枠11の昇降機構は何れにも構成できるが、
測温検出器の引き込め機構と関連して、第1図に示す通
りに構成するのが好ましい。
すなわち、離京等に取付けたストライカ−4にレバー5
がパレット1の移動により接触すると、その両者のかさ
なり量だけ、レバー5に連結する軸6が押し込められる
その動きによって軸6はスライド軸受7に対して摺動し
、テーパ状のカム8が動かされる。
テーパ状のカム8は第2図に示す如く、保持枠11どか
み合っており、テーパ状のカム8により保持枠11は上
下に昇降される。
従って、このように昇降機構と引き込め機構を構成し、
ストライカ−4とそれに衝突するレバー5との関係を、
熱電対が所定のところで突き出し、その後、所定のとこ
ろで引き込まれるよう構成すると、焼結機において、必
要なところで熱電対17を突き出し、測定完了すると引
き込めることができる。
また、この際、ストライカ−4は離京等に取付けて、そ
れは動かせる構造にすることもでき、このように構成す
ると、測定しない時はストライカ−4を引き込めて、熱
電対17はカバー16から引き込んだままの状態に保持
することもできる。
つまり、測定を希望するときにのみ測定できる。
また、上記の如く引き込め機構を構成する場合、通常は
、焼結鉱が落鉱する前に熱電対17が引き込まれるよう
構成するのが好ましく、このように構成すると、熱電対
17の変形、破損が防止でき、寿命アップがはかれ、長
期に渡って測温ができる。
また熱電対17よりの補償導線はフレキシブルに配線し
、パレット1に取付けた無線発信器やシュータイブの有
線配線に送電するよう構成すれば十分であり、グレート
パーは上記の通りに構成すると、カバー16を外すのみ
で、熱電対17が交換でき、交換時にパレット1を外し
、しかも、焼結機を休止させる必要がない。
以上詳しく説明した通り、本考案は焼結過程の温度変化
を検出する測温検出器をその保護具の中に引き込められ
るよう構成して成るものであるから、その熱電対等の測
温検出器を曲げたり、破損で短時間で寿命にいたらされ
ることがなく、正確に温度が測定できる。
また熱電対等の交換が容易なため、この交換時に少ない
工数で短時間で焼結機を休止することな〈実施できる。
すなわち、従来例であると、熱電対の突出部分が曲げら
れたり、破損し測定不能となるときには、その交換のた
めに、焼結機を止めて交換を行なう必要があり、多数の
工数と休止時間が必要となり生産性にもよくないが本考
案によるとかかる問題がない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一つの実施例に係る測温装置のパレッ
ト部分の斜視図、第2図は測温検出器の引き込め手段の
一例の配置図、第3図は第2図のA−A線上の断面図で
ある。 符号1・・・・・・パレット、2・・・・・・車輪、3
・・・・・・レール、4・・・・・・離京等に固定され
たストライカ−15・・・・・・レバー、6・・・・・
・軸、7・・・・・・スライド軸受、8・・・・・・テ
ーパ状のカム、9・・・・・・グレードバー、10・・
・・・・測定検出器をガイドするガイドブラケット、1
1・・・・・・測温検出器を保持する保持具、12・・
・・・・ガイドバー、13・・・・・・取付ポル)、1
4.15・・・・・・止めボルト、16・・・・・・グ
レートバーの一部を或すカバー、17・・・・・・熱電
対等の測温検出器、18・・・・・・止めナツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 粉状鉄鉱石の塊状鉱化を行なう焼結機の焼結層内の温度
    を測定する測定装置において、焼結の過程の温度変化を
    測温する測温検出器を焼結層内で垂直方向に突き出し、
    この測温検出器を焼結後落鉱の寸前に保護其内に引き込
    める手段を付加したことを特徴とする焼結層内の測温装
    置。
JP11023580U 1980-08-05 1980-08-05 焼結層内の測温装置 Expired JPS581759Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP11023580U JPS581759Y2 (ja) 1980-08-05 1980-08-05 焼結層内の測温装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP11023580U JPS581759Y2 (ja) 1980-08-05 1980-08-05 焼結層内の測温装置

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Publication Number Publication Date
JPS5733996U JPS5733996U (ja) 1982-02-23
JPS581759Y2 true JPS581759Y2 (ja) 1983-01-12

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ID=29471381

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JP11023580U Expired JPS581759Y2 (ja) 1980-08-05 1980-08-05 焼結層内の測温装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107388841A (zh) * 2017-08-02 2017-11-24 郑州登电科诚新材料有限公司 一种温度在线检测装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107388841A (zh) * 2017-08-02 2017-11-24 郑州登电科诚新材料有限公司 一种温度在线检测装置
CN107388841B (zh) * 2017-08-02 2019-03-05 郑州登电科诚新材料有限公司 一种温度在线检测装置

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JPS5733996U (ja) 1982-02-23

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