JPH0131999B2 - - Google Patents

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JPH0131999B2
JPH0131999B2 JP59179369A JP17936984A JPH0131999B2 JP H0131999 B2 JPH0131999 B2 JP H0131999B2 JP 59179369 A JP59179369 A JP 59179369A JP 17936984 A JP17936984 A JP 17936984A JP H0131999 B2 JPH0131999 B2 JP H0131999B2
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JP
Japan
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turntable
molded product
powder
powder molded
measuring
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JP59179369A
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JPS6160297A (ja
Inventor
Takeshi Katagiri
Shiro Shirasaki
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Yoshizuka Seiki Co Ltd
Original Assignee
Yoshizuka Seiki Co Ltd
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Publication date
Application filed by Yoshizuka Seiki Co Ltd filed Critical Yoshizuka Seiki Co Ltd
Priority to JP17936984A priority Critical patent/JPS6160297A/ja
Publication of JPS6160297A publication Critical patent/JPS6160297A/ja
Publication of JPH0131999B2 publication Critical patent/JPH0131999B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B11/00Presses specially adapted for forming shaped articles from material in particulate or plastic state, e.g. briquetting presses, tabletting presses
    • B30B11/005Control arrangements

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
  • Powder Metallurgy (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は粉末成形プレスによつて成形された粉
末成形品の厚さや重量等を自動的に計測するため
の自動計測装置に関する。
(従来技術) 従来、粉末成形プレスは、上パンチ及び下パン
チを取付けたパンチプレート及び固定プレートや
ダイプレートをユニツト化してダイセツトとし、
このダイセツトを交換することにより様々な形状
の粉末成形品を成形できるようになつている。上
記粉末成形プレスにおいてダイセツトを交換し、
新たな粉末成形品を成形する場合には、まず試し
打ちが行なわれ、試し打ちされた粉末成形品の厚
さや重量等が検査される。ところで、粉末成形プ
レスによつて成形された粉末成形品は、粉末充填
時にフイーダーによつてダイプレートから該ダイ
プレートに近接配置されたベルトコンベヤに移送
され、該ベルトコンベヤによつて集積用のホツパ
等に運ばれるようになつている。そのため、上記
粉末成形品は、ベルトコンベヤでの移送途中にベ
ルトコンベヤから取り出され、人手によつてマイ
クロメータや天秤等を用いて厚さや重量が計測さ
れ、これらの計測値が予め定められた目標値と一
致しているかどうかの検査が行なわれる。上記計
測値が目標値と異なる場合には、粉末成形品の計
測値が目標値と一致するよう、ダイプレートの高
さ位置(粉末の充填深さ)、上パンチのストロー
ク量、粉末の充填量等のプレス条件が調節され、
再度試し打ちが行なわれる。
(発明が解決しようとする問題点) しかし、斯かる従来例の場合には、ダイセツト
を交換したり、該ダイセツトによつて成形された
粉末成形品の厚さが異なると、そのたびに粉末充
填時のダイプレートの高さ位置が変化する。その
ため、予め粉末充填時に同一平面となるよう調節
されたダイプレートの表面とベルトコンベヤの転
走面との間に段差が生じ、フイーダーによつてダ
イプレートからベルトコンベヤに粉末成形品を移
す際、ダイプレートよりベルトコンベヤの方が高
い場合には、粉末成形品がベルトコンベヤに移送
されなかつたり、ダイプレートよりベルトコンベ
ヤがかなり低い場合には、粉末成形品がダイプレ
ートからベルトコンベヤ上に落下して破損すると
いう問題点があつた。そこで、これを解決するた
めには、ダイセツトを交換したり、ダイプレート
の高さ位置を調節するたびに、ベルトコンベヤの
高さを多大の労力と時間をかけて適宜調節しなけ
ればならず、位置合わせが面倒で、正確な位置合
せも困難である。
殊に様々な形状および寸法の粉末成形品を成形
するためには、ベルトコンベアのダイプレートと
の位置合せを何度も行なう必要があり、位置合せ
作業に手間取ると生産能率も低下してしまう。こ
の位置合せの手間を省くために従来から特殊な移
送ロボツトを用いて、粉末成形品をダイプレート
からベルトコンベアに移送しているのが現状であ
る。しかし、このような特殊なロボツトを用いる
と装置構成も複雑化すると共にコストも嵩み、さ
らに上場設備のレイアウトも制約されてしまうと
いう問題点がある。また、粉末成形プレスによつ
て成形された粉末成形品を、ベルトコンベヤから
取り出し、人手によつて厚さや重量等を測定して
いたため、作業能率が悪く、粉末成形プレスの稼
動時には粉末成形品の検査及びプレス条件の調節
を行なう作業員を必要とするため、粉末成形プレ
スの稼動時間が制限され、生産性の向上が困難で
あるという問題点があつた。
本発明は、従来技術の斯かる問題点を解決する
ためになされたもので、その目的とするところ
は、ダイプレートから移送された粉末成形品の厚
さや重量等を自動的に測定可能とし、ひいては粉
末成形プレスの全自動化を可能とすることにあ
る。
(問題点を解決するための手段) そこで、本発明は、上記の目的を達成するため
に、上記テーブルをターンテーブルによつて形成
すると共に、該ターンテーブルの近傍に粉末成形
品の厚さや重量等を計測する計測手段を配置する
ように構成されている。
(実施例) 以下に本発明を図示の実施例に基づいて説明す
る。第1図乃至第6図において、1は粉末成形プ
レスであり、この粉末成形プレス1はダイセツト
2を交換することにより、様々な形状の成形品を
成形できるようになつている。上記ダイセツト2
は、上パンチ3を固定したパンチプレート4と、
引下プレート5にロツド6を介して固定連結され
るダイプレート7と、該ダイプレート7に設けら
れたダイス8と、固定プレート9上に設けた下パ
ンチ10と、前記引下プレート5上に設けたコア
ロツド11とより形成されている。このダイセツ
ト2は、固定プレート9を粉末成形プレス1のプ
レステーブル12上に載置固定することにより、
粉末成形プレス1に取付けられており、パンチプ
レート4及び引下プレート5は、粉末成形プレス
1の上ラムO及び下ラムPに自動的に連結される
ようになつている。前記ダイプレート7の一側に
は、粉末を供給するホツパー13及びフイーダー
14を移動可能に取付けたフイーダーテーブル1
5が連結されている。しかして、粉末成形プレス
1に設けられたフイーダーレバー16を作動する
ことにより、ホツパー13及びフイーダー14が
移動され、ダイス8内に自動秤量された粉末が充
填される。この充填が完了した後、上ラムO及び
下ラムPに連結されたパンチプレート4及び引下
プレート5の移動により、加圧押出が行なわれ、
粉末成形品17が得られる。なお、上記粉末成形
プレス1はコンピユータ18によつて制御され、
粉末成形品17の厚さや重量が予め定められた目
標値と異なつている場合には、該コンピユータ1
8によつて自動的にダイプレート7の高さ位置
(粉末の充填深さ)、上パンチ3のストローク量、
粉末の充填量が調節されるようになつている。
本発明では、上記ダイプレート7の近接位置に
ターンテーブル19が配設されていると共に、ダ
イプレート7の高さ位置の変化に対応して、粉末
充填時に該ダイプレート7の表面とターンテーブ
ル19の表面が同一平面となるよう該ターンテー
ブル19を昇降させる昇降手段20が設けられて
いる。また、上記ターンテーブル19の近傍に
は、粉末成形品17の厚さを計測する厚さ計測手
段21と、粉末成形品17の重量を計測する重量
計測手段22が配設されている。図示の実施例で
は、ターンテーブル19、厚さ計測手段21及び
重量計測手段22が、昇降手段20によつて昇降
される基盤23上に設けられている。
上記昇降手段20は、第5図及び第6図に示す
ように、床に敷設されたレール24上を移動する
台車25の上端部に設けられており、該昇降手段
20は、前記基盤23を昇降させるジヤツキ26
と、該ジヤツキ26をギヤ27,27及びチエー
ン28によつて駆動するモータ29と、該モータ
29に固着された回転板30aの回転数を光学的
パルスによつて検知することにより、モータ29
の回転数を検知する検知部30bと、基盤23を
昇降自在に案内支持する複数個のガイドロツド3
1とより形成されている。上記台車25はその下
端に取着されたローラ32によつてレール24上
を移動しうるようになつていると共に、位置決め
ピン33によりレール24の長手方向に沿つて任
意の位置にロツクできるようになつている。
また、前記ターンテーブル19は、第3図及び
第4図に示すように、基盤23上に回転自在に取
付けられており、該ターンテーブル19は、円盤
部34と、該円盤部34の中央より上下に突出し
た軸部35,36とから形成されている。このタ
ーンテーブル19は、その下方の軸部36を介し
て基盤23上に取着された間欠駆動装置37に連
結されており、該間欠駆動装置37は、プーリ3
8,39及びベルト40を介してモータ41に接
続されて該軸部36を間欠的に駆動する。また、
上記ターンテーブル19には、円盤部34上面
に、当該ターンテーブル19上に載置される粉末
成形品17を吸着する基板としての吸着盤42
が、円周方向に互いに90度をなすよう4個固着さ
れている。このターンテーブル19は、粉末充填
時に吸着盤42の表面がダイプレート7の表面と
一致するよう、前記昇降手段20によつて基盤2
3とともに昇降される。上記吸着盤42の吸引室
43は、ホース44と、円盤部34の中央部及び
上方の軸部35に穿設された通路45と、該軸部
35の通路45の上端に連結されたロータリーシ
ール46とを介して吸引機(図示せず)に連結さ
れており、該吸着盤42は、ターンテーブル19
が回転しているときにのみ粉末成形品17を吸着
するようになつている。すなわち、ターンテーブ
ル19が停止した状態にあつては、いずれかの吸
着盤42がダイプレート7に最も近接した第1位
置Aにあり、該ターンテーブル19は、第4図中
反時計回り方向に90度づつ間欠的に回転して、順
に第2位置B、第3位置C、第4位置Dにそれぞ
れ停止するものであり、該吸着盤42が各位置に
停止している際には、吸着が停止される。図中、
47は、間欠駆動装置37の回転角度を検知し
て、ターンテーブル9が90度回転した状態にてモ
ータ41をオン−オフするマイクロスイツチを示
している。
さらに、上記ターンテーブル19の近傍には、
前記の如く粉末成形品17の厚さを計測する厚さ
計測手段21と、粉末成形品17の重量を計測す
る重量計測手段22が配設されている。この厚さ
計測手段21は、粉末成形品17をターンテーブ
ル19の吸着盤42上に載せた状態で、一方の計
測部48にて吸着盤42の表面までの距離を、他
方の計測部49にて粉末成形品17の上端面まで
の距離を計測し、両者の差を求めることにより粉
末成形品17の厚さを計測するマグネスケール5
0からなり、該マグネスケール50は基盤23上
にあつてターンテーブル19の第2位置Bに取付
けられている。また、上記重量計測手段22は、
上皿51に粉末成形品17を載せることにより、
該粉末成形品17の重量を自動的に計測する電子
天秤52からなり、該電子天秤52は基盤23上
にあつてターンテーブル19の第3位置C近傍に
載置されている。この重量計測手段22は、ター
ンテーブル19から粉末成形品17を移して該粉
末成形品17の重量を計測するものであるため、
上記ターンテーブル19と重量計測手段22との
間には、粉末成形品17を移送する移送手段53
が設けられている。該移送手段53は、移送腕5
4と、該移送腕54を間欠的に回転駆動する間欠
駆動装置55と、該回転駆動装置55にプーリ5
6,57及びベルト58を介して接続されたモー
タ59とより形成されている。上記移送腕54
は、直径方向に延びた2本の腕部60と、両腕部
60の中心より上下に突出した軸部61,62と
からなつており、下方の軸部62に介して基盤2
3上に取着された間欠駆動装置55に連結されて
いる。また、移送腕54の腕部60先端には、下
端面に粉末成形品17を吸着保持する吸着盤63
がそれぞれ固着されており、該吸着盤63の吸引
室64は、ホース65と、上方の軸部61に穿設
された通路66と、該軸部61の通路66の上端
に連結されたロータリーシール67とを介して吸
引機(図示せず)に連結されている。上記移送手
段53は、ターンテーブル19の第3位置Cにあ
る粉末成形品17を一方の腕部60先端の吸着盤
63によつて吸着保持し、この状態にて移送腕5
4を180度回転させて停止させ、吸着盤63によ
る粉末成形品17の吸着状態を徐々に解除して、
粉末成形品17を電子天秤52の上皿51上に静
かに載置する。この電子天秤52にて粉末成形品
17の重量の計測が終了した後、移送手段53
は、上記と同一の腕部60先端の吸着盤63に
て、該電子天秤52の上皿51上の粉末成形品1
7を吸着保持すると共に、他方の腕部60先端の
吸着盤63にて、ターンテーブル19の第3位置
Cにある粉末成形品17を吸着保持する。この状
態にて移送腕54を180度回転させて停止させ、
両方の吸着盤63による粉末成形品17の吸着保
持を徐々に解除して、電子天秤52の上皿51上
にあつた粉末成形品17をターンテーブル19の
第3位置Cに戻すと共に、当該ターンテーブル1
9の第3位置Cにあつた粉末成形品17を電子天
秤52の上皿51上に載置する。上記の説明から
明らかなように、移送手段53にて粉末成形品1
7をターンテーブル19から電子天秤52へ、あ
るいはその逆に粉末成形品17を電子天秤52か
らターンテーブル19へ移送する間は、ターンテ
ーブル19が停止状態にある。図中、68は、間
欠駆動装置55の回転角度を検知して、移送腕5
4が180度回転した状態にてモータ59をオン−
オフするマイクロスイツチを示している。
以上の構成において、粉末成形プレス1に所定
のダイセツト2を装着し、該ダイセツト2によつ
て成形された粉末成形品17の厚さ及び重量の計
測は、次のようにして自動的に行なわれる。ま
ず、適宜手段によりダイセツトが交換され、新た
なダイセツト2が粉末成形プレス1に装着される
と、該ダイセツト2の粉末充填時におけるダイプ
レート7の高さ位置がコンピユータ18によつて
検出され、このダイプレート7の高さ位置に対応
して、該ダイプレート7の表面とターンテーブル
19の吸着盤42表面とが同一平面となるよう、
コンピユータ18によつて作動された昇降手段2
0により、ターンテーブル19が昇降される。し
かる後、粉末成形プレス1に装着されたダイセツ
ト2の試し打ちによつて、加圧成形されてダイプ
レート7上に押出された粉末成形品17は、次回
の成形のための粉末を充填するフイーダー14の
先端に設けられた吸着部69によつて吸着保持さ
れ、該フイーダー14によつてターンテーブル1
9の第1位置Aにある吸着盤42上に移送され
る。このフイーダー14による粉末成形品17の
移送が完了すると、コンピユータ18の制御によ
つて粉末成形プレス1は停止する。上記ターンテ
ーブル19への粉末成形品17の移送がフイーダ
ー14の動きによつてコンピユータ18により検
知されると、該ターンテーブル19は粉末成形品
17を吸着盤42に吸着した状態にて反時計回り
方向に90度回転し、第2位置Bに停止する。上記
粉末成形品17は、その厚さがターンテーブル1
9の第2位置Bにてマグネスケール50により計
測され、該マグネスケール50による計測値はコ
ンピユータ18に送られる。上記マグネスケール
50による粉末成形品17の厚さの計測が完了す
ると、コンピユータ18から出される厚さ計測完
了信号により、ターンテーブル19は粉末成形品
17を吸着盤42にて吸着した状態にて反時間回
り方向にさらに90度回転し、第3位置Cに停止す
る。上記粉末成形品17は、移送手段53の移送
腕54先端に設けられた吸着盤63にターンテー
ブル19上より吸着され、該移送腕54の回転に
より電子天秤52の上皿51上に載置されて、重
量が計測される。この電子天秤52での計測値が
コンピユータ18に送られ、該コンピユータ18
から重量計測完了信号が出力されると、移送手段
53はその移送腕54の先端に設けられた吸着盤
63にて、電子天秤52上の計測済みの粉末成形
品17を吸着すると共に、移送腕54を180度回
転させ、計測値済みの粉末成形品17を、ターン
テーブル19へ移送する。この移送が完了する
と、ターンテーブル19は第4位置Dへと回転す
る。上記マグネスケール50及び電子天秤52に
よつて計測された厚さ及び重量の計測値は、コン
ピユータ18に送られ、該コンピユータ18によ
つて予め定められた目標値と比較される。そし
て、上記計測値と目標値が一致しない場合には、
その誤差がコンピユータ18によつて演算され、
該コンピユータ18は、上記の計測値が目標値と
一致するように、ダイプレート7の高さ位置(粉
末の充填深さ)、上パンチ3のストローク量及び
粉末の充填量等のプレス条件を、制御系70によ
つて調節するようになつている。しかして、コン
ピユータ18によつて粉末充填時のダイプレート
7の高さ位置が調節された場合には、該コンピユ
ータ18は昇降手段20を駆動して、上記ダイプ
レート7の高さ位置の変化に対応して、粉末充填
時にダイプレート7の表面とターンテーブル19
の吸着盤42の表面が同一平面となるよう、該タ
ーンテーブル19を昇降させる。
上記の如く粉末成形プレス1にて試し打ちされ
た粉末成形品17の厚さ及び重量の計測値が、予
め定められた目標値と一致した場合には、コンピ
ユータ18の指令により上記粉末成形プレス1に
て粉末成形品17が連続して成形される。また、
試し打ちされた粉末成形品17の計測値が1つで
も目標値と一致しない場合には、コンピユータ1
8によつて前記の如くプレス条件が調節されて、
再び粉末成形品17の試し打ちが行なわれ、第1
回目の試し打ちと同様にして厚さ及び重量が計測
される。上記試し打ちされた粉末成形品17の計
測値が目標値と一致した場合にはじめて連続した
成形が行なわれる。
しかして、連続して成形された粉末成形品17
は、試し打ちの場合と同様に、ダイプレート7か
らターンテーブル19の各吸着盤42に順次移送
され、該ターンテーブル19によつて第1位置A
から第2位置Bへと回動されて、マグネスケール
50にて厚さが計測される。その後、ターンテー
ブル19によつて第3位置Cへと移送され、ここ
で移送手段53によつて電子天秤52へと移送さ
れて、重量が計測される。その際、この電子天秤
52は状態が安定して正確な計測が可能となるま
で数秒の時間を必要とするため、ターンテーブル
19は電子天秤52での計測の完了を待たずに、
第4位置Dへと順次回転する。上記電子天秤52
での計測値がコンピユータ18に送られ、該コン
ピユータ18から重量計測完了信号が出力される
と、移送手段53は、その移送腕54の両端に設
けられた吸着盤63にて、電子天秤52上の重量
計測済みの粉末成形品17とターンテーブル19
の第3位置Cに停止した重量未計測の粉末成形品
17とをそれぞれ吸着すると共に、移送腕54を
180度回転させ、重量計測済みの粉末成形品17
をターンテーブル19の第3位置Cへ、重量未計
測の粉末成形品17を電子天秤52へと移送す
る。この移送が完了すると、ターンテーブル19
は第4位置Dへと回転する。ところで、ターンテ
ーブル19には連続してダイプレート7より粉末
成形品17が移送されるが、前記の如く重量の計
測は、ある程度の時間を要するため、すべての粉
末成形品17に対して行なわれるわけではなく、
数個に1個の割合で行なわれ、他の粉末成形品1
7は厚さのみ計測される。
前記ターンテーブル19の第4位置Dへ移送さ
れた粉末成形品17は、搬送ロボツト(図示せ
ず)によつて別のテーブル(図示せず)に整列配
置される。そして、連続した粉末成形品17の成
形途中で、厚さ又は重量の計測値が予め定められ
た目標値と一致しない粉末成形品17が生じた場
合には、コンピユータ18が作動して粉末成形プ
レス1を停止させ、試し打ちの場合と同様にプレ
ス条件を調節して、試し打ちを行ない、計測値が
目標値と一致した時に連続した成形を再開する。
また、計測値が目標値と一致しない不要な粉末成
形品17は、前記搬送ロボツト(図示せず)によ
つてターンテーブル19の第4位置Dから前記良
品とは別のテーブル(図示せず)に移される。
なお、図示の実施例では、粉末成形品17の厚
さ及び重量を計測する場合について説明したが、
これに限定されるわけではなく、フランジ部を有
する粉末成形品にあつては、フランジ部の厚さを
計測する計測手段を別途に設け、該フランジ部の
厚さと全体の厚さを個別に計測するなど、任意の
形状の計測などが可能なことはもちちんである。
また、粉末成形品17をダイプレート7からタ
ーンテーブル19に移送する際、該粉末成形品1
7をフイーダー14に設けた吸着部69によつて
吸着するようにした場合について説明したが、こ
れに限定されるわけではなく、上記フイーダー1
4に1対のクランプによるつかみ手段を設け、該
つかみ手段によつて粉末成形品17をつかんでタ
ーンテーブル19に移送するようにしてもよい。
また、前記の説明では、粉末成形プレス1の調
節が完了した後は、連続して粉末成形品17を成
形する場合について説明したが、これに限定され
るわけではなく、該粉末成形品17が超硬合金製
の切削工具のように高価なものである場合には、
常時、試し打ちと同様に1個の粉末成形品17を
成形するたびに、粉末成形プレス1を停止させ、
該粉末成形品17の厚さや重量の計測が完了し、
計測値が予め定められた目標値と一致した場合の
み、次回の成形を行ない、不良品の発生を極力お
さえるようにしても良い。
さらに、図示の実施例では、ターンテーブルを
用いた場合について説明したが、ターンテーブル
に限定されるわけではなく、粉末成形品を載置可
能なものであれば任意のテーブルで良く、また、
粉末成形品の厚さや重量等の計測はさらに別の所
で行なつても良い。
(発明の効果) 本発明は以上の構成及び作用よりなるもので、
上記テーブルをターンテーブルにより形成すると
共に、該ターンテーブルの近傍に粉末成形品の厚
さや重量等を計測する計測手段を配設したので、
該ターンテーブルにて粉末成形品を移動させる間
に、粉末成形品の厚さや重量等を自動的に計測す
ることができ、作業能率が向上する。依つて、こ
の第2発明の自動計測装置をコンピユータと組み
合せて粉末成形プレスを制御することにより、粉
末成形プレスの全自動化が可能となり、生産性を
飛躍的に向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る粉末成形品の移送装置及
び自動計測装置を粉末成形プレスに装着した状態
を示す概略正面図、第2図はダイセツトを示す縦
断正面図、第3図はターンテーブル及び計測手段
を示す一部破断の正面図、第4図は同平面図、第
5図は昇降手段を示す縦断正面図、第6図は同平
面図である。 符号の説明、1……粉末成形プレス、7……ダ
イプレート、17……粉末成形品、19……ター
ンテーブル、20……昇降手段、21,22……
計測手段。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 粉末成形プレスのダイプレートに近傍させて
    配設されるターンテーブルと、該テーブルを昇降
    させる昇降手段と、ダイプレートの高さ位置の変
    化に対応して、粉末充填時に該ダイプレートの表
    面とターンテーブルの表面が同一平面となるよう
    該ターンテーブルの昇降量を制御する制御手段
    と、前記ターンテーブルの近傍に配設され、前記
    ダイプレートからターンテーブルの基板上に移送
    された粉末成形品の厚さを計測すべく基板の表面
    までの距離を計測する一方の計測部及び粉末成形
    品の上端部までの距離を計測する他方の計測部を
    有する厚さ計測手段と、粉末成形品の重量を自動
    的に計測する重量計測手段とからなることを特徴
    とする粉末成形品の自動計測装置。
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