JPS5817582B2 - サンカボウシザイニヨル カシヨクセイヒンノ アンテイカホウ - Google Patents

サンカボウシザイニヨル カシヨクセイヒンノ アンテイカホウ

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JPS5817582B2
JPS5817582B2 JP49064873A JP6487374A JPS5817582B2 JP S5817582 B2 JPS5817582 B2 JP S5817582B2 JP 49064873 A JP49064873 A JP 49064873A JP 6487374 A JP6487374 A JP 6487374A JP S5817582 B2 JPS5817582 B2 JP S5817582B2
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アレジヤンドロ・ザツフアロン
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    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23LFOODS, FOODSTUFFS, OR NON-ALCOHOLIC BEVERAGES, NOT COVERED BY SUBCLASSES A21D OR A23B-A23J; THEIR PREPARATION OR TREATMENT, e.g. COOKING, MODIFICATION OF NUTRITIVE QUALITIES, PHYSICAL TREATMENT; PRESERVATION OF FOODS OR FOODSTUFFS, IN GENERAL
    • A23L3/00Preservation of foods or foodstuffs, in general, e.g. pasteurising, sterilising, specially adapted for foods or foodstuffs
    • A23L3/34Preservation of foods or foodstuffs, in general, e.g. pasteurising, sterilising, specially adapted for foods or foodstuffs by treatment with chemicals
    • A23L3/3454Preservation of foods or foodstuffs, in general, e.g. pasteurising, sterilising, specially adapted for foods or foodstuffs by treatment with chemicals in the form of liquids or solids
    • A23L3/3463Organic compounds; Microorganisms; Enzymes
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
    • C08K9/00Use of pretreated ingredients

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は酸化防止剤の使用法に関する。
更に詳しくいえば、本発明は可食材料に入れて消費した
とき、胃腸管壁を通って吸収されず、従って本質的完全
に無毒性である。
酸化防止剤を含有させた可食製品の製造法に関するもの
である。
食品、飲料および医薬を含めて殆どすべての可食物質は
時が経つにつれて劣化を受けることが認識されている。
この劣化は、乾燥または微生物攻撃の結果起りうるが、
最も普通には可食物質の酸化によりひき起される。
この問題に対処するために、酸化過程を妨げる。
あるいは抑制する幾つかの物質、いわゆる酸化防止剤が
可食材料に添加される。
ブチル化ヒドロキシトルエン(BFT)、ベチル化ヒド
ロキシアニソール(BHA)、クエン酸、および没食子
酸プロピルは食品その他の喰べられる物に現在使われて
いる酸化防止剤の例である。
これら物質ならびにこれらに似た他の物質は、腐敗、変
敗および劣化の他の形式を遅らせるが、これらは健康上
の問題を提起する。
これらを食品などど一緒にやむを得ず摂取したとき、こ
れらは消化管内で消化されて大部分は腸壁から元の形で
あるいは未確定の消化生成物として全身的循環に入るが
、後者のどれもが毒物学的安全性を証明されていない。
本発明の目的は、食品寸たは他の喰べられる材料との混
合物として摂取したとき、毒物学的安全性の問題を提起
しない酸化防止剤材料を提供することにある。
酸化防止剤の毒性の危険を実質的に減らす方法がここに
発見された。
可食(食用にかなう)製品への応用において、重合体の
形で酸化防止剤を使用することにより、胃腸管壁からの
健康上の危険を伴う酸化防止剤の吸収が本質的に完全に
除かれる。
このようにして、胃腸管の粘膜壁の通過(吸収)を実質
的に阻止する分子形状と寸法をもつ安定化量の重合体酸
化防止剤を含む食用にかなった物質からなる安定化され
た可食物質が提供される。
これら酸化防止剤は二つの形をとることができ、;これ
らは式Iおよび■により表わされる。
(I) (II) (An全Rs An浸An学−An 両方の式における1−Anjは置換フェノール基を1個
以上有する酸化防止剤基を表わし、χは代、謝不可能な
共有結合または結合部分を表わす。
式I中のnは少くとも1の値をもつ数であり、Rsは胃
腸管の諸条件において代謝あるいは消化を受けない有機
部分であり、かつ(An序kRs分子の胃腸管の粘膜壁
の通過を実質的に阻止する大きさと形状をもつ三次元的
空間を占める有機基である制限基を表わす。
式■中のpは、p +2 An単位のオリゴマーがその
胃腸管の粘膜壁の通過を実質的に阻止する大きさと形状
をもつように、少くとも1の値を有する数である。
本質的に完全に無毒性である以外に、本発明に係る酸化
防止剤は非常に低揮発性であることと基質中で非常に低
拡散性であることの利点を示す。
このように、これらは処理加工中に揮発による損失を受
けないし丑た製品から滲出することもない。
このここは、これらの最も都合の良い食品における使用
に加えて、重合体やゴム用の酸化防止剤といった食品以
外の応用にも利用性を与える。
酸化防止剤基は天然の存在するものでも、あるいは合成
に由来するものでもよい。
酸化防止剤の基は、フェノール性部分からなりうる。
フェノール性酸化防止剤の基は一つ捷たはそれより多く
のフェノール部分を有することがで:きまた置換されて
いる。
本発明方法において、酸化防止剤の基として適した典型
的フェノールは構(ここに、Rはそれぞれ水素または1
ないし8炭素原子の低級アルキルまたは1ないし8炭素
原子の低級アルコキシ、例えばメチル、エチル、イソプ
ロピル、ヘキシル、エトキシ、t−7’トキシなどから
選ばれる)により表わされる化合物を含み、これがR基
を経て、または中央のメチル基を経て重合体分子中に共
有結合される。
代表的基にハ、ヒス(3、5−ジイソプロピル−4−ヒ
ドロキシフェニル)メタン、およびビス(3−8ee−
フチルー5−sec−アニル−4−ヒドロキシフェニル
)メタンが含寸れる。
他の適当なフェノール性酸化防止剤基には式: (ここに、Rはそれぞれ水素または1ないし7炭素原子
の低級アルキルである)の化合物、例えばN−シクロへ
キシル−N−(3−メチル−5−インプロビル−4−ヒ
ドロキシベンジル)アミンおよびN−メチル−N−(3
,5−ジインプロピル−4−ヒドロキシベンジル)アミ
ンが含脣れる。
特に適当な酸化防止剤基にはオキシ炭化水素モノフェノ
ール基が含まれる。
すなわち、芳香族環に直接結合する一つのヒドロキシル
基を有し、かつ炭素、水素並びに酸素の原子のみを含有
する単環式芳香族基である。
これらの一つの型は構造(ここに、各Rはそれぞれ水素
または1ないし7炭素原子の低級アルキルである)、例
えば2゜6−シーtert−ブチル−4−メチルフェノ
ールおよび2,6−ジイソプロピル−4−メチルフェノ
ールにより代表される。
特に適当なオキシ炭化水素フェノールの他の型は式: (ここに、各Rは水素または1ないし7炭素の低級アル
キルである)を有し、例えば2,5−ジー第三ブチル−
4−メトキシフェノールがある。
オキシ炭化水素フェノールの更に他の型は式:(ここに
、各Rは1ないし7炭素の低級アルキルである)を有し
、例えば2−第三ブチル−4−メトキシフェノールがあ
る。
他の適当なオキシ炭化水素フェノール性の基には没食子
酸および式:(ここに、Rは1ないし7炭素低級アルキ
ルである)を有するそのエステル;式: (ここに、Rは水素捷たは1ないし7炭素アルキルであ
る)のパラベン類および式: (ここに、Rは工ないし7炭素低級アルキルである)の
トリヒト狛キシフェノン類が含捷れる。
Anとして使用できる他の酸化防止剤基には、エンジオ
ール、特に3−ケトグリコシドの2,3−エンジオール
;式R−8+CH2丸NH2(ここに、Rは水素原子ま
たは低級アルキルであり、nは1ないし5である)のチ
オエーテル;式%式% 素捷たは低級アルキル、水酸基で置換された低級アルキ
ル、捷たはアルキルスルフィド基であり、nばOないし
5である)のチオエーテル;式(ここに、R1はフェニ
ル基であり、R2はフェニレン基であり、そしてR3は
アルキル寸たはフェニレンである)を有するアリールア
ミン;アルキルアリールホスファイト・ジチオカルバメ
ートおよびベンゾフェノン類が含まれる。
これら物質の大部分は、毒性問題の故に今まで可食製品
に使われたことがなかったが、この問題は本発明方法に
より解決された。
一℃(共有結合または結合基)は活性酸化防止剤基An
を互に結びつけるか、あるいはこれらをRs部分に付け
て化合物(An テ茫(Rsを形づくる。
一般に、−\、即ち共有結合またはその機能的同等物、
にはAn (複数)を互に連結するかあるいはそれらを
Rsに結合することができかつ食品加工あるいは化学的
処理条件におかれたとき実質的;こ分裂に耐え、そして
Anにその酸化防止活性を発揮させる橋捷たは結合が含
まれる。
また八は重合体酸化防止剤が胃腸管を通過する間に酸性
加水分解および酵素分解に耐えなければならない。
一般に、結合の表示−【は、単共有結合、および直鎖ア
レキレン橋十CH2→K(ここに、nは1ないし18で
ある)のような非分解性、非開裂性の有機橋;および武
士CR1R2→−(ここに、R1およびR2は同じもの
か、または異るもので、水素、低級アルキル、低級アル
コキシ、低級アルケニル、ヒドロキシル、アシルおよび
ハロゲンからなる群から選ばれるが、ただし、R1およ
びR2の少くとも一つは水素以外のものであり、yは1
ないし12で、同じかまたは異る)を有する分枝または
置換二価アルキレン捷たはシクロアルキレン橋を含みう
る。
橋−〜はまたアルケニル結合−CH=CH−;アルキン
結合−C=C−;オキサ結合−0−: カルボニルジオ
キシ基 基−(R1)N−C−(ここに、R1は上記R0および
R2と同じである);式−0−(CR,、R2ザO−・
(ここに、yは工ないし12であり、R1およびR2は
水素、またはR1およびR2について上に定義された部
分の何れかである)を有するアルキレンジオキシ結合;
アルケニルジオキシ結合−0−(−CH=CH+−T−
0−; アルキレンオキ)す結合−〇+CR1R2→
Y (ここに、Zは1ないし4である);直鎖アザアル
キレン基 千CH2−+T−LCH2斗1 および −+CH2−+−N= CH−+CH2)2− ;チア
アルキレ基+CH2→−8−(−CH2÷およびスルホ
キシドやスルホンといったその酸化形;オキサアルキレ
ン基−+CH2→i0−+CH2廿;二価の芳香族基(
アリーレン)、例えばp−フェニレン−(Σト。
アルキレンオキシド結合−CHCH−・お\ /
′ よぴ二価の5員または6員複素環式基(ただし、この基
はチア環式、オキサ環式、寸たはアザ環式である)を含
みうる。
特に適当なλ基は簡単な共有結合、6−12炭素のアリ
ーレン橋および1ないし6炭素アルキレン橋からなる。
−具体例において酸化防止剤基Anを1によって結合さ
せる制限基RsはAnを胃腸管中で殆ど吸収させずに運
ぶ役目をする。
Rsはその分子寸法が、それに付着した酸化防止剤基の
消化管壁を横切る運動を支配し制限するので、制限基と
して分類される。
即ち、Rsは胃腸壁から全身循環へのAnの能動的寸た
は受動的吸収を阻止する。
基Rsは天然に生ずるか、合成による化学部分の何れか
で、消化および食品製造条件に耐え、かつその大きさに
よって、例えは受動的運搬、浸透、能動的運搬、例えば
細胞えん工作用および食菌現象などといった吸収機構に
よる消化管からの付着酸化防止剤基の吸収を阻止できる
ものである。
Rsは少くとも一つの三次元的空間を占める基、即ちそ
の次元の倒れかにおけるRsの分子全体の大きさが、消
化管の粘膜側から莱膜側への運動を実質的に制限するよ
うに、少くとも一つの非平面的原子と次元を有する基か
らなる。
このように、Rsにより占められた空間は常に腸の運搬
路より大とすべきである。
Rs、あるいはオリゴマーの具体例において互に結合さ
れたp−2An基は400を越える分子量をもつべきで
あり、特に適当な分子量はi、oo。
以上である。
15,000ないし500,000の平均分子量を有す
るRsまたは合併Anが最も適当である。
基Rsに適した材料の代表例には、セルロースをアルカ
リと反応させてアルカリセルロースとすることにより・
アルカリセルロースをハロゲン化アルキルと反応させて
アルキルセルローストスることにより・アルカリセルロ
ースをアルキレンオキシ′ドと反応させてヒドロキシア
ルキルセルロースとすることにより、等々で、普通に製
造された市販セルロース類が含まれる。
解重合あるいは減成(分解)に抵抗性のある典型的なセ
ルロース重合体にはメチルセルロース、エチルセルロー
ス、エチルヒドロキシエチルセルロース、エチルメチル
セルロース ヒドロキシエチルメチルセルロース、およ
びカルボキシメチルセルロースナトリウムが舎外れる。
典型的な天然に生ずる物質には、寒天、アルギン酸塩、
プロピレングリコールアルギネート、フルセララン、ト
ラガントゴム、トリiもろこし外皮ゴムおよびデキスト
ランが含腫れる。
本発明の目的にかなった代表的な合成重合体材料には、
カルボキシビニル重合体、ポリビニルアルコール、ポリ
エチレングリコール、ホリエチレンオキシド、ポリエチ
レンソルビタントリステレ−1ト、ポリビニルピロリド
ン、フェノールアルデヒド重合体、フェノール−スチレ
ン重合体、および長期間後に、一般的には1年またはそ
れ以上の後ではじめて代謝される他の重合体材料が含ま
れる。
後者の重合体の代表例はポリアクリルアミド、アンクリ
ルアミド−アクリル酸共重合体、非生物分解性架橋ポリ
アクリルアミド重合体などである。
本発明に係る酸化防止剤は、酸化防止剤をRs上の官能
基へ−(を経て、酸化防止剤としての効果を生ずる能力
を本質的に妨害しない置換基を介シしであるいは倒れか
の位置によって共有結合させることにより合成できる。
酸化防止剤を合成するのに適した方法には、次の一般反
応式: %式% ) (ここに、Rsは重合体支柱であり、Mは陽イオン
であり、Anは酸化防止剤部分であり、そしてXは離脱
基である)の求核置換反応が含腫れる。
離脱基が重合体上にある逆の条件も任意に使用できる。
生成物はまた次の一般反応式25式% (ここに、Mは陽イオンであり、Yは置換基であり、Z
ばへテロ原子であり、Xは離脱基である)に従って進行
する求核置換によっても形づくられる。
9 酸化防止剤はまた Y Y 1 (c)RsM+An’C=Z−+An’−C−Z −M
D+ (ここに、Mは陽イオンであり、A n/は酸化防止剤
の陰イオン形であり、Yは置換基、例えば水素、アルキ
ルなどであり、Zは酸素、窒素またはイオウといったヘ
テロ原子である)のような求核付加またはカップリング
反応によっても合成できる。
他の合成は付加反応:(ここに、基は既に定義した通り
であり、BはRsと電子的に会合する部分電荷を含む官
能基である)による。
生成物idまた (ここに、記号に既に定義した通りであり、■は陰イオ
ンであり、Anは酸化防止剤基の陽イ討ン形である)の
ような親電子的カップリング反斤により一段階捷たは二
段階反応で、また のような親電子置換反応により合成できる。
本発明に適した他の使用可能な方法は、遊離基カップリ
ング反応である。
この方法は、水素原子を有する高分子量有機重合体物質
を、紫外光線で、反応性中心を生成するのに十分な時間
にわたり照射し、同時に、該反応性中心と反応して所望
の重合体生成物を生ずる活性部位を有する不飽和酸化防
止剤化合物と該重合体を接触させることからなる。
この方法は捷だ、複数のAn基を互に結合して重合体に
することにより重合体酸化防止剤をつくるためにも適す
る。
他の具体例においては、互に共有結合された々のAn部
分からなるオリゴマー、 An−An遥コーAn (ただし、pは0ないし15
.000である)、として非吸収性酸化防止剤を合成で
きる。
この具体例においては、An部分の少くとも一つあるい
は全部がオリゴマーの完全な成分を同時に留めながら酸
化防止剤効果を生じうる。
非吸収性酸化防止剤、(An 1又−RsおよびAn)
4An力r−Anは、基質中のそれらの溶解度、食品と
の融和性、その他の性質を変えるために、置換基を更に
含むことができる。
これら置換基はReにつけ加えてもあるいは酸化防止剤
分子のAn部分へ加えてもよく、または非吸収性酸化防
止剤上に既に存在する基から誘導することによりつくっ
てもよい。
このような誘導は酸官能基のエステルまたは塩を形成す
ること、水酸基をエステル化すること、あるいは水酸基
をエーテル化することを含みうる。
本発明に係る酸化防止剤は、液体および固体、調理法ま
たは未調理の食品、および飲料に添加できる。
これらは1だ他の典型的な食用の用途として医薬ないし
製薬組成物または動物飼料に添加でき、また典型的な非
食用の用途としてゴム、プラスチックなどに添加できる
これらはまたゴム、プラスチック、などに添加して典型
的な非食用の応用を指名できる。
使用しうる本発明に係る酸化防止剤の量は有効な量を使
用する限り重要でない。
通常は、これは他の酸化防止剤と同程度の保護を与える
量である。
酸化防止剤の量は特定の食品などにより変化し、本発明
に係る酸化防止剤を含む組成物の全重量の約0.000
1%ないし10%にわたるのが普通である。
一般に、大抵の食品(あらかじめ調理したもの、調理し
たてのもの、冷凍したものなど)のための、また固体お
よび液体食品のための添加量は1 ppm (ここで、
ppmは重量で100万部当シの部数である)ないし1
0,000 ppmまたはそれ以上にわたり、約1 p
pmないし約5.000 ppmの添加を用いるのが特
によい。
捷た、酸化防止剤は、食品などを実質的に保護するのに
有効な量で、本発明の他の酸化防止剤の何れかと組み合
わせて、あるいは単独で使用できる。
例えば、本発明に準じてRs分子に共有結合された2お
よび3−第三ブチル−4−ヒドロキシアニソールの混合
物からなる酸化防止剤は、ゼラチンデザートへは0.0
004%ないし0.0002係、ポテトフレークへは0
.005%、そして、肝脂およびショートニングへは0
.05 %迄の使用濃度で添加される。
本発明方法を次の実施例により更に説明する。
実施例 1 制限基材料への酸化防止剤基の共有結合形成を、強塩基
、あるいは任意に強酸、そして痕跡量の触媒、n−オク
チルチオール、の存在下に、2,4−ジメチルフェノー
ル2モルと分子量約1.000のポリメタアクロレイン
1モルとの縮合により説明する。
この反応は有機溶媒ピリジン中で行われ、それに続いて
塩基水溶液での抽出により未反応フェノールを除去する
最終生成物は約2,500の平均分子量をもつ。
実施例 2 重合体へ酸化防止剤を共有結合させて非吸収性酸化防止
剤をつくる反応も次のように行うことができる。
先ず、メタノール50m1:テトラヒドロフラフ50屑
/中水素化シアンホウ素ナトリウム0.1モルおよヒ塩
化アンモニウム0.2モルへ、溶液1滴を湿った万能指
示薬紙へ触れさせて確かめながら、5ないし7のpHを
与えるのに十分な濃水酸化アンモニウムおよび濃塩酸を
交互に加える。
次に、3 、5− di −tert−ブチル−4−ヒ
ドロキシベンズアルデヒド0エ 反応容器のpHを5ないし7に保ちつつ反応物を約4時
間かきまぜる。
次に、反応物を20m/の1モル水酸化ナトIJウムで
処理し、酸化エチル:ヘキサン10:1体積の混合物2
00m/で抽出すると、3,5−ジーtertーブチル
ー4ーヒドロキシベンジルアミンが得られ、このものは
、シリカゲルカラムクロマトグラフィーによシ精製され
る。
次に、トリエチルアミン0. 1 mlを含む還流しつ
つある1,2−ジメトキシエタン中で、調製したてのベ
ンジルアミン0.08モルを0,1モル相当量の分子t
2 5, 0 0 0のメチルビニルニー7 ルー
無水マレイン酸共重合体(GAFからGantrezR
−119として市販されている)と12時間反応させる
反応混合物を室温に冷却後、蒸留無水酢酸0、2モルを
加える。
混合物を4時間還流すると次の重合体アミドが得られる
: 実施例 3 分子量500のポリビニルアルコールヲ、N−メチルピ
ロリドン中で、モル過剰の1−ブチルベンゾキノンと2
4時間接触させることにより還元的付加生成物をつくる
反応生成物の一部は、反応混合物中に酸化銀および無水
硫酸マグネシウムをまぜ込むことにより殆ど定量的に酸
化されて次の反応生成物を生ずる: 他の部分を炭素支持体上のパラジウムと水素ガスを用い
50ポンド/平方インチで12時間以以内光すると次の
生成物を生ずる: 実施例 4 ジメチルスルホキシド150771/中塩化物含量0、
3モルを有するポリエピクロルヒドリンを先スガス抜き
し、次に不活性雰囲気下に(窒素またはアルゴン)ジメ
チルスルホキシド250m1、水素化ナトリウム0.3
モル、および2,6−ジーt−プチルヒドロキノン0.
3モルの混合物へ加える。
反応を24時時間性させると、次の重合体ヒドロキノン
(I)(ここに、nは10ないしioo、oo。
またはそれ以上である)を生ずる。
実施例 15 クロル−2,4−ジニトロベンゼンの等モル量へ、エタ
ノール中ナトリウムエトキシドを加えて2.4−ジニト
ロフェニルエチルエーテルをつくる。
次に、エタノール300m1中重合体0.2モルを含む
ポリ(グリシドール)の秤量した一部分に0.2モルの
2 、4−ジニトロフェニルエチルエーテルを加え、反
応体を加熱して還流させ、還流反応条件に1ないし2時
間保つ。
次に、乾燥ベンゼンを加え、蒸留を開始し、殆ど全部の
エタノールと水が共沸的に除去されるまで続けると、(
1)で示される生成物(nは10より犬)を生ずる。
実施例 6 アリールアミンの重合体への共有結合形成を、分子量1
0,000の市販ポリ(クロルメチルメチ1/ン)0.
25当量と新しく昇華したN−β−ナフチル−p−フェ
ニレンジアミン0.3モルトノ反応により説明する。
反応を、ベンゼン200m1および6N水酸化ナトリウ
ム50m/中不活性雰囲気下にかき丑ぜることにより行
う。
実施例 7 実施例1−6でつくられた重合体物質の各々をビーフラ
ード、植物油およびマヨネーズに添加し、75°に保つ
ことにより促進安定度試験に付す。
酸素の吸収により測った酸化速度を決定し、ラード、油
およびマヨネーズの対照試料の酸化速度と比較する。
本発明の物質は、酸化速度を遅らせるので、酸化防止剤
として働くことがわかる。
実施例 8 実施例1−6に準じてつくられた、ただし、放射性標識
を含む物質を実験室ラットの飼料に添加する。
ラットの糞および尿を放射線について監視する。
尿中には本質的に放射線が認められず、糞の中に本質的
に定量的な放射線回収がなされた。
このことは、本酸化防止剤が胃腸管壁を経て同化される
ことが殆ど無いことを示す。
相当する放射性標識付単量体を用いて実験をくり返した
とき、相当な放射線がラットの尿に見出されたが、この
ことは酸化防止剤のラットの全身循環中への相当な吸収
が起ったことを示す。
本発明は次の態様を包含する。
(1)可食物質が食品、飲料寸たは医薬品である特許請
求の範囲第1項記載の方法。
(2)重合体酸化防止剤が式: %式%( (式中、Anは置換フェノール基を1個以上有する酸化
防止剤基を表わし、λは代謝不可能な共有結合部分を表
わし、nは少くとも1の値をもつ数であり、Rsは胃腸
管の諸条件で代謝を受けない有機性部分からなり、そし
て重合体酸化防止剤が胃腸管の粘膜壁を通過することを
実質的に阻止する大きさと形状をもつ三次元的空間を占
める基である制限基を表わす)により表わされる上記第
1項記載の方法。
(3)Rsが400を越える分子量をもつ上記第2項記
載の方法。
(4)Anがフェノール性部分を表わす上記第3項記載
の方法。
(5) −℃が共有結合を表わす上記第4項記載の方法
(6)重合体酸化防止剤が式An NAn 力F−An
(ここに、Anは置換フェノール基を1個以上有する酸
化防止剤基を表わし、−Nは代謝不可能な共有結合部分
を表わし、pはp+2An単位のオリゴマーが胃腸管の
粘膜壁の通過を実質的に阻止する大きさと形状になるよ
うに、少くとも1の値を有する数である)により表わさ
れるオリゴマーである上記第1項に記載の方法。
(7)オリゴマーが400を越す分子量をもつ上記第6
項記載の方法。
(8)Anがフェノール性部分を表わし、−℃が共有結
合を表わす上記第7項記載の方法。
(9)食品を、胃腸管の粘膜壁の通過を実質的に阻止す
る分子寸法と形状をもつ重量で1ないし10、000
p、p、m、の範囲内の安定化量の重合体酸化防止剤と
合わせることを特徴とする特許請求の範囲第2項記載の
方法。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 可食物質に、胃腸管の粘膜壁を実質的に通過しない
    分子寸法と形状をもつ置換フェノール基を1個以上有す
    る酸化防止剤基の単位を有する重合体からなる酸化防止
    剤の安定化量を含めることを特徴とする、安定化された
    可食製品の製造法。
JP49064873A 1973-06-07 1974-06-07 サンカボウシザイニヨル カシヨクセイヒンノ アンテイカホウ Expired JPS5817582B2 (ja)

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JPS5035356A JPS5035356A (ja) 1975-04-04
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