JPS58175249A - 回転陽極x線管 - Google Patents
回転陽極x線管Info
- Publication number
- JPS58175249A JPS58175249A JP5650782A JP5650782A JPS58175249A JP S58175249 A JPS58175249 A JP S58175249A JP 5650782 A JP5650782 A JP 5650782A JP 5650782 A JP5650782 A JP 5650782A JP S58175249 A JPS58175249 A JP S58175249A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- anode target
- glass bulb
- ray tube
- anode
- rotor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J35/00—X-ray tubes
- H01J35/02—Details
- H01J35/04—Electrodes ; Mutual position thereof; Constructional adaptations therefor
- H01J35/08—Anodes; Anti cathodes
- H01J35/10—Rotary anodes; Arrangements for rotating anodes; Cooling rotary anodes
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発fJiIFi電子の射突によってxMIを発生させ
る陽極ターゲットとこの#極ターゲットを回転させるロ
ータ等が真空状のガラスパルプ内に収納されてなる回転
陽極X線管に係り、特に回転陽極X線管の大容量化に好
適な回転陽極構造に関する。
る陽極ターゲットとこの#極ターゲットを回転させるロ
ータ等が真空状のガラスパルプ内に収納されてなる回転
陽極X線管に係り、特に回転陽極X線管の大容量化に好
適な回転陽極構造に関する。
従来のこの種のX線管のxm発生効率は非常に小さく、
隘極−*m関電気入力の約1%がX線となシ、残シの約
99%は陽極ターゲットで熱となる。このため陽極ター
ゲットは高温になり、連続的使用に近いコンピュータ断
#撮影時にはターゲット平均温度は800〜1000r
となる。この結果、ガラスパルプ首部が輻射加熱され3
00C以上に遍し、ガラスパルプから脱着した気体分子
のたち陰極−陽極間に高電位差を維持できなくなシ、X
線が発生しなくなる。これの防止対策として例えば陽極
ターゲットとガラスバルブとの間に熱遮蔽円筒を配設す
ることも提案されている。
隘極−*m関電気入力の約1%がX線となシ、残シの約
99%は陽極ターゲットで熱となる。このため陽極ター
ゲットは高温になり、連続的使用に近いコンピュータ断
#撮影時にはターゲット平均温度は800〜1000r
となる。この結果、ガラスパルプ首部が輻射加熱され3
00C以上に遍し、ガラスパルプから脱着した気体分子
のたち陰極−陽極間に高電位差を維持できなくなシ、X
線が発生しなくなる。これの防止対策として例えば陽極
ターゲットとガラスバルブとの間に熱遮蔽円筒を配設す
ることも提案されている。
しかし、このような円筒には、問題がある。すなわち、
円筒を固定部に接合固定する構造のものは、ガラスパル
プと回転ロータとの距離が大となり、モータ効率が極度
に低下する。一方、円筒を回転ロータに接合固定する構
造のものは、円筒が陽極ターゲットよシも大径であるた
め回転機能を維持することが現状技術では困難である。
円筒を固定部に接合固定する構造のものは、ガラスパル
プと回転ロータとの距離が大となり、モータ効率が極度
に低下する。一方、円筒を回転ロータに接合固定する構
造のものは、円筒が陽極ターゲットよシも大径であるた
め回転機能を維持することが現状技術では困難である。
本発明は以上の問題点に鑑み、ガラスバルブ首部内側の
温度を低減し、X線管の大容量化、長寿命化を図ること
を目的としている。
温度を低減し、X線管の大容量化、長寿命化を図ること
を目的としている。
以下、本発明のX線管の一実施例を第1図に示す0図に
おいてlは陰極、2は陰極からの電子が衝突してX線を
出す陽極ターゲットで、XNi連続発生時には800〜
1000tll’に達する。3は電動機でそのロータ3
mに陽極ターゲット2が職付けられておシ、陽極ターゲ
ット2を回転させて陽極ターゲット20局所過熱防止を
図っている。4はガラスパルプで上記の#1極11陽極
ターゲット2、電動機3をその内部に収納し、また、内
部を真空(10−丁Torr)に保ちX線発生を可能に
している。
おいてlは陰極、2は陰極からの電子が衝突してX線を
出す陽極ターゲットで、XNi連続発生時には800〜
1000tll’に達する。3は電動機でそのロータ3
mに陽極ターゲット2が職付けられておシ、陽極ターゲ
ット2を回転させて陽極ターゲット20局所過熱防止を
図っている。4はガラスパルプで上記の#1極11陽極
ターゲット2、電動機3をその内部に収納し、また、内
部を真空(10−丁Torr)に保ちX線発生を可能に
している。
4為はガラスパルプ4において、陽極ターゲット2によ
り最も輻射熱を受ける恐れがあるガラスバルブ首部であ
る。5は電動機3のロータ3aの陽極ターゲラ)2に対
向する部分に形成された熱遮蔽部である。この実施例に
おいて、熱遮蔽部5はロータ31の陽極ターゲット2に
対向する部分を他の部分より大径とし、その直径はガラ
スバルブ貫部4mの直径よ)大きく、陽極ターゲット2
の直径に等しいか、やや小さく選定される。、また、陽
極ターゲット2に面した表面は光沢表面処理を施してあ
シ、輻射率は0.2以下である。
り最も輻射熱を受ける恐れがあるガラスバルブ首部であ
る。5は電動機3のロータ3aの陽極ターゲラ)2に対
向する部分に形成された熱遮蔽部である。この実施例に
おいて、熱遮蔽部5はロータ31の陽極ターゲット2に
対向する部分を他の部分より大径とし、その直径はガラ
スバルブ貫部4mの直径よ)大きく、陽極ターゲット2
の直径に等しいか、やや小さく選定される。、また、陽
極ターゲット2に面した表面は光沢表面処理を施してあ
シ、輻射率は0.2以下である。
本発明において陽極ターゲットの温度を1000C5ガ
ラスバルブ外壁強制対流冷却のための油の平均°温度を
700.陽極ターゲットと容器の平均距離を40■、陽
極ターゲットの輻射率を0.9、ガラスパルプの輻射率
を1、ガラスパルプ厚さを2■と仮定する。計算によれ
ば、熱遮蔽板がない場合、ガラスバルブ首部の内面の温
度はaoocをはるかにこえ、このままではガラスバル
ブ壁からのガス分子の脱着のためガラスバルブ内部の真
空度が劣化し、先に述べ丸ようにxMIが発生しなくな
る。
ラスバルブ外壁強制対流冷却のための油の平均°温度を
700.陽極ターゲットと容器の平均距離を40■、陽
極ターゲットの輻射率を0.9、ガラスパルプの輻射率
を1、ガラスパルプ厚さを2■と仮定する。計算によれ
ば、熱遮蔽板がない場合、ガラスバルブ首部の内面の温
度はaoocをはるかにこえ、このままではガラスバル
ブ壁からのガス分子の脱着のためガラスバルブ内部の真
空度が劣化し、先に述べ丸ようにxMIが発生しなくな
る。
熱遮蔽板がある場合は熱遮蔽板自体は約6000となシ
、容器首部は5oocO熱遮蔽板から輻射により加熱さ
れる。周知のように二物体間の輻射伝熱量は両物体の絶
対温度の4乗の差に比例する。すなわち QαTs’ T−・・・・・・・・・・・・・・・
・・・(1)ここで、Qは輻射伝熱量、Tl m Ts
は放熱側並びに受熱側の絶対温度である。
、容器首部は5oocO熱遮蔽板から輻射により加熱さ
れる。周知のように二物体間の輻射伝熱量は両物体の絶
対温度の4乗の差に比例する。すなわち QαTs’ T−・・・・・・・・・・・・・・・
・・・(1)ここで、Qは輻射伝熱量、Tl m Ts
は放熱側並びに受熱側の絶対温度である。
比例式(1)に前記熱遮蔽板有無の場合の温度を代入す
ると、熱遮蔽板有無の場合の輻射伝熱量の比は次のよう
になる。
ると、熱遮蔽板有無の場合の輻射伝熱量の比は次のよう
になる。
すなわち、熱遮蔽板をつけることにより輻射伝熱量は1
/9になる。この時、ガラスバルブ壁内側温度は約12
0cとなシ、ガス分子脱着による真空度劣化の問題が解
戻される。
/9になる。この時、ガラスバルブ壁内側温度は約12
0cとなシ、ガス分子脱着による真空度劣化の問題が解
戻される。
ところで、熱遮蔽板をロータへ固定することにより、ロ
ータの重量が増加し、ロータ軸振動の共振点が低下する
ことが懸念される。しかし、実際には、このロータ系の
撮動形態は主に陽極ターゲットに依存し、熱ati板の
影響は非常に小さい。
ータの重量が増加し、ロータ軸振動の共振点が低下する
ことが懸念される。しかし、実際には、このロータ系の
撮動形態は主に陽極ターゲットに依存し、熱ati板の
影響は非常に小さい。
よって、熱遮蔽板をロータに固定することは、熱的に大
幅な改良を得ることができる一方、振動的には何ら悪影
響を与えることはない。
幅な改良を得ることができる一方、振動的には何ら悪影
響を与えることはない。
また、ロータに固定した熱遮蔽板は陽極ターゲット並び
にロータからなる回転系のパラ/ス取りに利用できる。
にロータからなる回転系のパラ/ス取りに利用できる。
すなわち、回転系では、軸方向に相はなれた、軸Kli
直な二つの断面でバランスをとることが望ましい、第1
図のX線管では陽極ターゲットと熱遮蔽板の二つを上記
の二つの断面として使うことができ、バランスとシがき
わめて容易となる。
直な二つの断面でバランスをとることが望ましい、第1
図のX線管では陽極ターゲットと熱遮蔽板の二つを上記
の二つの断面として使うことができ、バランスとシがき
わめて容易となる。
第2図および第3図は本発明の他の実施例を示すもので
ある。第2図に示す例は熱遮蔽5は第1図の例に示すよ
うにロータ3aと一体に形成せずに、關−夕31にはロ
ータ3aに比べて耐熱性がよい材料、例えばステンレス
鋼などの熱遮蔽体6を取付けて構成したことを%徴とし
てhる。
ある。第2図に示す例は熱遮蔽5は第1図の例に示すよ
うにロータ3aと一体に形成せずに、關−夕31にはロ
ータ3aに比べて耐熱性がよい材料、例えばステンレス
鋼などの熱遮蔽体6を取付けて構成したことを%徴とし
てhる。
また、第3図に示す例は第1図の例において、熱遮蔽板
5の表面に金属光沢を与えやすい材料7をうすくメッキ
したものである。なお、図示はしていないが、第2図に
示す例において熱遮蔽体6を取付けてなる熱遮蔽部50
表面に第3図のような材料7をうずくメッキしても第3
図と同様の効果がある。
5の表面に金属光沢を与えやすい材料7をうすくメッキ
したものである。なお、図示はしていないが、第2図に
示す例において熱遮蔽体6を取付けてなる熱遮蔽部50
表面に第3図のような材料7をうずくメッキしても第3
図と同様の効果がある。
本発明によればガラスバルブ首部内側の温度を低減でき
、ガラスバルブ内表面からのガス分子の脱着が防止でき
るのでガラスバルブ内真空度劣化防止、すなわち、X線
管長寿命化の効果がある。
、ガラスバルブ内表面からのガス分子の脱着が防止でき
るのでガラスバルブ内真空度劣化防止、すなわち、X線
管長寿命化の効果がある。
第1図は本発明の回転陽極X線管の一実施例を示す縦断
面図、第2図および第3図は本発明の回転陽極X線管の
他の例の要部を示す縦断面図である。 l・・・陰惨、2・・・陽極ターゲット、3・・・電動
機、3a・・・ロータ、4・・・ガラスバルブ、4m・
・・カラスバルブ首部、5・・・熱遮蔽部。 ¥ 1 (2) 第 2 図 第1頁の続き ■出 願 人 株式会社日立メディコ 東京都千代田区内神田−丁目1 番14号
面図、第2図および第3図は本発明の回転陽極X線管の
他の例の要部を示す縦断面図である。 l・・・陰惨、2・・・陽極ターゲット、3・・・電動
機、3a・・・ロータ、4・・・ガラスバルブ、4m・
・・カラスバルブ首部、5・・・熱遮蔽部。 ¥ 1 (2) 第 2 図 第1頁の続き ■出 願 人 株式会社日立メディコ 東京都千代田区内神田−丁目1 番14号
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、電子の射突によってX*を発生させる陽極ターゲッ
トとこの陽極ターゲットを回転させるQ−夕等が真空状
のガラスパルプ内に収納されてなる回転陽極X線管にお
いて、前記ロータの前記陽極ターゲットと対向する部分
に、ガラスパルプ首部直径よシ大きく、陽極ターゲット
直径より小さい熱遮蔽部を形成したことを特徴とする回
転陽極X線管。 2、熱遮蔽部はロータ部材と一体に構成したことを特徴
とする特許請求の範囲第1項記載の回転陽極X線管。 3、熱遮蔽部はロータ部材と異なる耐熱性材料によシ構
成したことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の回
転陽極X線管。 4、熱遮蔽部はその陽極ターゲットに対向する面に光沢
表面処理層を形成したことを特徴とする特許請求の範囲
第1項ないし第3項のいずれかに記載の回転陽極X線管
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5650782A JPS58175249A (ja) | 1982-04-07 | 1982-04-07 | 回転陽極x線管 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5650782A JPS58175249A (ja) | 1982-04-07 | 1982-04-07 | 回転陽極x線管 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58175249A true JPS58175249A (ja) | 1983-10-14 |
Family
ID=13029033
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5650782A Pending JPS58175249A (ja) | 1982-04-07 | 1982-04-07 | 回転陽極x線管 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58175249A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0563367A1 (en) * | 1991-10-18 | 1993-10-06 | Varian Associates | IMPROVED X-RAY TUBE HAVING A METALLIC CENTER SECTION. |
-
1982
- 1982-04-07 JP JP5650782A patent/JPS58175249A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0563367A1 (en) * | 1991-10-18 | 1993-10-06 | Varian Associates | IMPROVED X-RAY TUBE HAVING A METALLIC CENTER SECTION. |
EP0563367A4 (ja) * | 1991-10-18 | 1994-03-16 | Varian Associates, Inc. |
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