JPS5817253Y2 - 金属管の内面磁気探傷装置 - Google Patents
金属管の内面磁気探傷装置Info
- Publication number
- JPS5817253Y2 JPS5817253Y2 JP1976131503U JP13150376U JPS5817253Y2 JP S5817253 Y2 JPS5817253 Y2 JP S5817253Y2 JP 1976131503 U JP1976131503 U JP 1976131503U JP 13150376 U JP13150376 U JP 13150376U JP S5817253 Y2 JPS5817253 Y2 JP S5817253Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hanger
- sample tube
- tube
- flaw detection
- longitudinal direction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Magnetic Means (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は金属管の内面磁気探傷装置に関する。
更に詳しくは、本考案は試料管の内面表層部を外上方か
ら励磁する励磁コイルと、漏洩磁界検出器及びその長手
方向両側の位置決めローラを装着台を介して取付は前記
励磁コイルに対応して試料管内を長手方向に平行移動で
きる内挿部材と、この内挿部材及び試料管の相対移動手
段とを備え、前記装着台が、一端を内挿部材に長手方向
に対して直角で水平な軸を中心に回転自在に固定され他
端をハンガーの平衡点に前記直角で水平な軸に平行な軸
を中心に回転ピンを介して支持されたアームと、このア
ームの一端からハンガーの隣接空間へ一体に延びる垂直
片と、この垂直片の上端に長手方向動力を伝える動力伝
達手段とを備えた金属管の内面磁気探傷装置に関する。
ら励磁する励磁コイルと、漏洩磁界検出器及びその長手
方向両側の位置決めローラを装着台を介して取付は前記
励磁コイルに対応して試料管内を長手方向に平行移動で
きる内挿部材と、この内挿部材及び試料管の相対移動手
段とを備え、前記装着台が、一端を内挿部材に長手方向
に対して直角で水平な軸を中心に回転自在に固定され他
端をハンガーの平衡点に前記直角で水平な軸に平行な軸
を中心に回転ピンを介して支持されたアームと、このア
ームの一端からハンガーの隣接空間へ一体に延びる垂直
片と、この垂直片の上端に長手方向動力を伝える動力伝
達手段とを備えた金属管の内面磁気探傷装置に関する。
金属部品の表面又は装置の探傷法の一つとして磁気探傷
法が知られている。
法が知られている。
この方法は、金属、例えば鉄鋼等の表面を磁化し、その
表面の傷の近辺、特に磁化の方向と直角の方向にある傷
の近辺にのみ生じる漏洩磁束をマグネティック・ダイオ
ード等の検出器によって検出するものである。
表面の傷の近辺、特に磁化の方向と直角の方向にある傷
の近辺にのみ生じる漏洩磁束をマグネティック・ダイオ
ード等の検出器によって検出するものである。
金属丸棒（中実）又は金属管の外表面の磁気探傷は、励
磁コイル及び漏洩磁界検出器を外方に設置することによ
って行うことができる。
磁コイル及び漏洩磁界検出器を外方に設置することによ
って行うことができる。
しかしながら、金属管の内面の磁気探傷では、漏洩磁界
検出器は金属管の狭い内側を移動させる必要があり、更
に金属管内面の形状変化に対応して近接距離を確保する
必要がある。
検出器は金属管の狭い内側を移動させる必要があり、更
に金属管内面の形状変化に対応して近接距離を確保する
必要がある。
また検出は金属管の端部から他の端部まで均一に且つな
めらかに行われることが望ましい。
めらかに行われることが望ましい。
本考案の主目的の一つは、これらの事情を簡便に解決で
きる金属管の内面磁気探傷装置の提供にある。
きる金属管の内面磁気探傷装置の提供にある。
本考案の主要な構成上の特徴の一つは、漏洩磁閉検出器
及びその長手方向両側の位置決めローラを装着したハン
ガーが、その平衡点を長手方向に対して直角で水平な軸
を中心に回転ピンを介して支持されたことにある。
及びその長手方向両側の位置決めローラを装着したハン
ガーが、その平衡点を長手方向に対して直角で水平な軸
を中心に回転ピンを介して支持されたことにある。
これによって細長い金属管（試料管）内面の形状変化に
常に対応して近接距離を確保することができる。
常に対応して近接距離を確保することができる。
本考案のもう一つの特徴は、アームの一端から特定空間
に一体に延びる垂直片を設け、その垂直片の上端に長手
方向動力を伝達することであり、これによって金属管内
の伝達に適した長手方向動力から検出器を金属管内面に
垂直に近接させる動力をわずかなスペースを利用して得
ることができる。
に一体に延びる垂直片を設け、その垂直片の上端に長手
方向動力を伝達することであり、これによって金属管内
の伝達に適した長手方向動力から検出器を金属管内面に
垂直に近接させる動力をわずかなスペースを利用して得
ることができる。
以下図に示す実施例に基いて本考案を詳述する。
なおこれによって本考案が限定されるものではない。
第１図において１は金属管の内面磁気探傷装置で、試料
管Ｓを水平に保持でき且つその水平中心軸の廻りの回転
運動を付与することができる回転保持装置（図示省略）
と、試料管Ｓの外表面に近接するように土アシリング２
を介して垂下された励磁コイル３と、この励磁コイルを
試料管Ｓの外面で支持するローラ４．ｌと、試料管Ｓ内
に挿入できる内挿部材５と、この内挿部材と前記励磁コ
イル３とを水平に平行移動させる連動装置６とから主と
して構成されている。
管Ｓを水平に保持でき且つその水平中心軸の廻りの回転
運動を付与することができる回転保持装置（図示省略）
と、試料管Ｓの外表面に近接するように土アシリング２
を介して垂下された励磁コイル３と、この励磁コイルを
試料管Ｓの外面で支持するローラ４．ｌと、試料管Ｓ内
に挿入できる内挿部材５と、この内挿部材と前記励磁コ
イル３とを水平に平行移動させる連動装置６とから主と
して構成されている。
この金属管の内面磁気探傷装置１は内径約２００〜４０
０朋φ、長さ約１０〜１５ｍの金属管、特に鋼管の内面
探傷を連続的に行うことができるものである。
０朋φ、長さ約１０〜１５ｍの金属管、特に鋼管の内面
探傷を連続的に行うことができるものである。
前記内挿部材５は、第１〜６図において後述する台車Ｔ
に取付具８によって水平に固定された内挿管９と、この
内挿管を試料管Ｓ内に位置決めする先端部位置決めロー
ラ手段１０と、漏洩磁界検出器１１と、この長手方向両
側の位置決めローラ１２．１２’と、この検出器と両口
ニラの装着台１３とを主として備えている。
に取付具８によって水平に固定された内挿管９と、この
内挿管を試料管Ｓ内に位置決めする先端部位置決めロー
ラ手段１０と、漏洩磁界検出器１１と、この長手方向両
側の位置決めローラ１２．１２’と、この検出器と両口
ニラの装着台１３とを主として備えている。
前記先端部位置決めローラ手段１０は、上固定ローラ１
４と、垂直移動可能な二つの可動脚ローラ１５，１６等
を備えている。
４と、垂直移動可能な二つの可動脚ローラ１５，１６等
を備えている。
而して前記装着台１３は、一端１７を内挿管９に長手方
向に対して直角で水平な軸を中心に回転可能に固定され
長手方向水平に延びるアーム１８と、このアームの他端
１９に重量平衡点を前記一端１７の回転軸に平行な軸を
中心に回転ピン２０を介して支持され前記漏洩磁界検出
器１１及びその両側の位置決めローラ１２，１２’を装
着したハンガー２１と、前記アームから一体にハンガー
２１の隣接空間へ延びそのアームに一端１γを中心とし
て回転力を伝える垂直片２２と、これに回転ピン２３を
介して連結された水平片２４と、そのエアシリンダ２５
とを備え、更に前記ハンガー２１の台車７側端部に付設
された垂直辺２６と、それをロックする押えローラ２７
と、このローラを装着し長手方向水平に移動させるアー
ム２８と、このアームのエアシリンダ２９とを備えてい
る。
向に対して直角で水平な軸を中心に回転可能に固定され
長手方向水平に延びるアーム１８と、このアームの他端
１９に重量平衡点を前記一端１７の回転軸に平行な軸を
中心に回転ピン２０を介して支持され前記漏洩磁界検出
器１１及びその両側の位置決めローラ１２，１２’を装
着したハンガー２１と、前記アームから一体にハンガー
２１の隣接空間へ延びそのアームに一端１γを中心とし
て回転力を伝える垂直片２２と、これに回転ピン２３を
介して連結された水平片２４と、そのエアシリンダ２５
とを備え、更に前記ハンガー２１の台車７側端部に付設
された垂直辺２６と、それをロックする押えローラ２７
と、このローラを装着し長手方向水平に移動させるアー
ム２８と、このアームのエアシリンダ２９とを備えてい
る。
前記連動装置６は、内挿部材５を試料管Ｓ内に出入移動
させることができる台車７と、その取付具８と、その台
車と前記励磁コイル３とを連結する連結棒３０と、励磁
コイル３の一方の支持ローラ３１，３１’と、そのレー
ル３２とを備えている。
させることができる台車７と、その取付具８と、その台
車と前記励磁コイル３とを連結する連結棒３０と、励磁
コイル３の一方の支持ローラ３１，３１’と、そのレー
ル３２とを備えている。
次に以上のような構成を備えた金属管の内面磁気探傷装
置１の動作を説明する。
置１の動作を説明する。
まず試料管Ｓは水平に保持され且つその中心軸の廻りの
回転運動が付与される。
回転運動が付与される。
そして台車７の一定速度の直線移動によって内挿部材５
を試料管Ｓ内に挿入し検出を始める。
を試料管Ｓ内に挿入し検出を始める。
つまり励磁コイル３及び漏洩磁界検出器１１が試料管Ｓ
に対して相対的にスパイラル運動を行い試料管Ｓ内面全
体について検出を行うものである。
に対して相対的にスパイラル運動を行い試料管Ｓ内面全
体について検出を行うものである。
ところで、漏洩磁界検出器１１は試料管Ｓの内面にこと
ごとく対応して一定距離で近接させる必要があるが、そ
れはおよそ次のようにして達成される。
ごとく対応して一定距離で近接させる必要があるが、そ
れはおよそ次のようにして達成される。
まず内挿部材５がその先端部位置決めローラ手段１０と
しての上固定ローラ、１４、二つの可動脚ローラ１５，
１６の三点支持によって試料管Ｓ内に位置決めされる。
しての上固定ローラ、１４、二つの可動脚ローラ１５，
１６の三点支持によって試料管Ｓ内に位置決めされる。
次いでエアシリンダ２５を作動させて水平片２４により
長手方向動力を垂直片２２の上端に加え、それによって
アーム１８の他端１９を上方へもち上げる。
長手方向動力を垂直片２２の上端に加え、それによって
アーム１８の他端１９を上方へもち上げる。
かくしてハンガー２１が上方へもち上げられ、その位置
決めローラ１２，１２’が試料管Ｓ内面に弾圧当接し漏
洩磁界検出器１１との近接距離を確保する。
決めローラ１２，１２’が試料管Ｓ内面に弾圧当接し漏
洩磁界検出器１１との近接距離を確保する。
ここでハンガー′２１が平衡点１９において弾圧力を受
けているので、試料管Ｓ内面形状に対応した近接が可能
になる。
けているので、試料管Ｓ内面形状に対応した近接が可能
になる。
ところが検査の初め、つまり試料管Ｓ内に内挿部材５を
挿入して試料管Ｓの端部Ｇが位置決め口−ラ１２′の接
点位置に至らないときは、エアシリンダ２９を作動させ
て垂直辺２６に押えローラ２７を弾圧してロックし、ハ
ンガー２１を上方へ持ち上げ検出を行う。
挿入して試料管Ｓの端部Ｇが位置決め口−ラ１２′の接
点位置に至らないときは、エアシリンダ２９を作動させ
て垂直辺２６に押えローラ２７を弾圧してロックし、ハ
ンガー２１を上方へ持ち上げ検出を行う。
そうしてハンガー２１の上方へもち上げによって、片側
の押えローラ１２のみが試料管Ｓの内面に当接し、一方
の押えローラ１２′が自由となり平衡点１９を中心にし
て大きく回転揺動し、試料管Ｓ内面及び各部品を傷つけ
るに至るという危険を防止している。
の押えローラ１２のみが試料管Ｓの内面に当接し、一方
の押えローラ１２′が自由となり平衡点１９を中心にし
て大きく回転揺動し、試料管Ｓ内面及び各部品を傷つけ
るに至るという危険を防止している。
第１図は本考案に係る金属管の内面磁気探傷装置の一実
施例を示す概略説明図、第２図はその漏洩磁界検出器及
びその位置決めローラの装着台付近の拡大断面図、第３
図はその左半分がＢ−Ｂ断面図、右半分がＣ−Ｃ断面図
、第４図はＤ−Ｄ断面図、第５図はＥ−Ｅ断面図、第６
図はＦ−Ｆ断面図である。 １・・・・・・金属管の内面磁気探傷装置、３・・・・
・・励磁コイル、５・・・・・・内挿部材、１１・・・
・・・漏洩磁界検出器、１２．１２’・・・・・・位置
決めローラ、１３・・・・・・装着台、１７・・・・・
・一端、１８・・・・・・アーム、１９・・・・・・他
端、２０・・・・・・回転ピン、２１・・・・・・ハン
ガー、２２・・・・・・垂直片、２４・・・・・・水平
片、２５・・・・・・エアシリンダ、２６・・・・・・
垂直辺、２９・・・・・・エアシリンダ、Ｓ・・・・・
・試料管。
施例を示す概略説明図、第２図はその漏洩磁界検出器及
びその位置決めローラの装着台付近の拡大断面図、第３
図はその左半分がＢ−Ｂ断面図、右半分がＣ−Ｃ断面図
、第４図はＤ−Ｄ断面図、第５図はＥ−Ｅ断面図、第６
図はＦ−Ｆ断面図である。 １・・・・・・金属管の内面磁気探傷装置、３・・・・
・・励磁コイル、５・・・・・・内挿部材、１１・・・
・・・漏洩磁界検出器、１２．１２’・・・・・・位置
決めローラ、１３・・・・・・装着台、１７・・・・・
・一端、１８・・・・・・アーム、１９・・・・・・他
端、２０・・・・・・回転ピン、２１・・・・・・ハン
ガー、２２・・・・・・垂直片、２４・・・・・・水平
片、２５・・・・・・エアシリンダ、２６・・・・・・
垂直辺、２９・・・・・・エアシリンダ、Ｓ・・・・・
・試料管。
Claims (1)
- 試料管の内面表層部を外上方から励磁する励磁コイルと
、漏洩磁界検出器及びその長手方向両側の位置決めロー
ラを装着台を介して取付は前記励磁コイルに対応して試
料管内゛を長手方向に平行移動できる内挿部材と、この
内挿部材及び試料管の相対移動手段とを備え、前記装着
台が、前記漏洩磁界検出器及び位置決めローラを装着し
たハンガーと、一端を内挿部材に長手方向に対して直角
で水平な軸を中心に回転自在に固定され他端をハンガー
の平衡点に前記直角で水平な軸に平行な軸を中心に回転
ピンを介して支持されたアームと、このアームの一端か
らハンガーの隣接空間へ一体に延びる垂直片と、この垂
直片の上端に長手方向動力を伝える動力伝達手段とを備
えたことを特徴とする金属管の内面磁気探傷装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1976131503U JPS5817253Y2 (ja) | 1976-09-29 | 1976-09-29 | 金属管の内面磁気探傷装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1976131503U JPS5817253Y2 (ja) | 1976-09-29 | 1976-09-29 | 金属管の内面磁気探傷装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5348686U JPS5348686U (ja) | 1978-04-25 |
| JPS5817253Y2 true JPS5817253Y2 (ja) | 1983-04-07 |
Family
ID=28740590
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1976131503U Expired JPS5817253Y2 (ja) | 1976-09-29 | 1976-09-29 | 金属管の内面磁気探傷装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5817253Y2 (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3535623A (en) * | 1967-05-09 | 1970-10-20 | American Mach & Foundry | Method and apparatus for inspecting a tubular member for inside and outside anomalies utilizing magnetic field detector means positioned on both the inside and outside surfaces |
| JPS4911387A (ja) * | 1972-06-01 | 1974-01-31 |
-
1976
- 1976-09-29 JP JP1976131503U patent/JPS5817253Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3535623A (en) * | 1967-05-09 | 1970-10-20 | American Mach & Foundry | Method and apparatus for inspecting a tubular member for inside and outside anomalies utilizing magnetic field detector means positioned on both the inside and outside surfaces |
| JPS4911387A (ja) * | 1972-06-01 | 1974-01-31 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5348686U (ja) | 1978-04-25 |
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