JPS5817242B2 - 高炉々頂ホツパ−における充填原料の棚吊り検知方法 - Google Patents
高炉々頂ホツパ−における充填原料の棚吊り検知方法Info
- Publication number
- JPS5817242B2 JPS5817242B2 JP53059877A JP5987778A JPS5817242B2 JP S5817242 B2 JPS5817242 B2 JP S5817242B2 JP 53059877 A JP53059877 A JP 53059877A JP 5987778 A JP5987778 A JP 5987778A JP S5817242 B2 JPS5817242 B2 JP S5817242B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- blast furnace
- furnace
- filling material
- top hopper
- hopper
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、高炉々頂ホッパーにおける充填原料の棚吊
り検知方法に関し、とくに炉頂部に装入物貯蔵用のホッ
パーを具えてなるベルレス高炉に適用する方法である。
り検知方法に関し、とくに炉頂部に装入物貯蔵用のホッ
パーを具えてなるベルレス高炉に適用する方法である。
一般に、ベルレスタイプの高炉の場合、その炉頂部の構
造は、分配シュートの上方に垂直シュートをもち、さら
にその上方には複数に分岐した貯蔵ホッパーを具えたも
のとなっている。
造は、分配シュートの上方に垂直シュートをもち、さら
にその上方には複数に分岐した貯蔵ホッパーを具えたも
のとなっている。
そして、装入物の切出しはタイマーによって作動装置を
動かし、炉内に原料を装入している。
動かし、炉内に原料を装入している。
ところが上述したように、貯蔵ホッパーから垂直シュー
トへの接続部は狭く形成しであるため、大塊の鉱石やコ
ークスが装入されるとしばしば詰り（棚吊り）を引起し
、ひいては炉内への原料の装入が不可能となる。
トへの接続部は狭く形成しであるため、大塊の鉱石やコ
ークスが装入されるとしばしば詰り（棚吊り）を引起し
、ひいては炉内への原料の装入が不可能となる。
従来、これに対処するために前記ホッパーにロードセル
を取付け、重量指示値の推移によりホッパー内の空満を
確認し、かつ装入終了時点を検知していた。
を取付け、重量指示値の推移によりホッパー内の空満を
確認し、かつ装入終了時点を検知していた。
しかし、このような炉外からの計数器による測定の場合
、実際に原料が炉内に完全装入されているかどうかを確
認するのは極めて困難であること、および高炉のトラブ
ルによって炉頂温度が上昇することに対応してホッパー
内へ水蒸気吹込みを行なった場合、前記ロードセルの指
示値が不正確となり、所謂棚吊り検知を困難にする欠点
があった。
、実際に原料が炉内に完全装入されているかどうかを確
認するのは極めて困難であること、および高炉のトラブ
ルによって炉頂温度が上昇することに対応してホッパー
内へ水蒸気吹込みを行なった場合、前記ロードセルの指
示値が不正確となり、所謂棚吊り検知を困難にする欠点
があった。
この発明は、現在の上述のような炉頂ホッパー内堆積原
料の棚吊り検知方法がもつ欠点の克服を目的として案内
した方法に係り、照射なしでも観察できる暗視装置など
を炉頂部に設置し、受像器の映像を監視することにより
原料装入の有無を確実に検知し、原料排出時間について
の基準値との比較にもとずき、炉頂ホッパー内堆積原料
についての、そのホッパー内における棚吊りの有無を検
知する方法である。
料の棚吊り検知方法がもつ欠点の克服を目的として案内
した方法に係り、照射なしでも観察できる暗視装置など
を炉頂部に設置し、受像器の映像を監視することにより
原料装入の有無を確実に検知し、原料排出時間について
の基準値との比較にもとずき、炉頂ホッパー内堆積原料
についての、そのホッパー内における棚吊りの有無を検
知する方法である。
以下にその構成の詳細を説明する。
図面の第１図はベルレス高炉の炉頂設備を示し、１．１
′は貯蔵ホッパー、２は流調ゲート、３は垂直シュート
、４は分配シュートである。
′は貯蔵ホッパー、２は流調ゲート、３は垂直シュート
、４は分配シュートである。
炉体５上部のマンテル部５ａにはシリコンビジコンカメ
ラのような暗視装置、あるいは光源と併用する撮影装置
６が設置してあり、この撮影装置６によって分配シュー
ト４からの原料の投入および、装入物の堆積状態が観察
できる。
ラのような暗視装置、あるいは光源と併用する撮影装置
６が設置してあり、この撮影装置６によって分配シュー
ト４からの原料の投入および、装入物の堆積状態が観察
できる。
その様子はモニター受像器８に映出して、映像として見
えるように構成しである。
えるように構成しである。
この発明は、本来は炉内の表面堆積層の状況を監視する
のに用いる撮影装置６を利用し、その撮影装置の映像（
明暗差で指示する。
のに用いる撮影装置６を利用し、その撮影装置の映像（
明暗差で指示する。
）を映像解析装置９を使って分配シュート４からの流出
時間係数として検出する。
時間係数として検出する。
すなわち、モニター受像器８の装入開始〜装入完了間に
限って映出す画像の生滅時間を前記解析装置９に読み取
らせ、これを適宜校正して時間係数とするのである。
限って映出す画像の生滅時間を前記解析装置９に読み取
らせ、これを適宜校正して時間係数とするのである。
その測定した時間係数は、予め正常状態の時間係数を設
定しである比較演算装置１０に入力して比較演算させる
ことにより、棚吊りの有無ならびに炉内への装入物流出
状況を判定させて、制御装置１１に出力し必要な動作を
行わせる。
定しである比較演算装置１０に入力して比較演算させる
ことにより、棚吊りの有無ならびに炉内への装入物流出
状況を判定させて、制御装置１１に出力し必要な動作を
行わせる。
この過程については第２図に示すとおりであり、とくに
棚吊り状態を検出したときは流調ゲート２の開度調整と
ともに、ホッパー１に取付けたパイブレーク−７を作動
させて棚吊りを解消させる。
棚吊り状態を検出したときは流調ゲート２の開度調整と
ともに、ホッパー１に取付けたパイブレーク−７を作動
させて棚吊りを解消させる。
以上説明したようにこの発明によれば、撮影装置を用い
ることで原料の装入とその完了を明確に知ることができ
、そのため原料の流出時間を正確に検出することが可能
となり、ホッパー内原料の棚吊り状態を迅速に杷握し得
る。
ることで原料の装入とその完了を明確に知ることができ
、そのため原料の流出時間を正確に検出することが可能
となり、ホッパー内原料の棚吊り状態を迅速に杷握し得
る。
したがって、早い機会に棚吊りを解消することができ、
またその予防にも効果がある。
またその予防にも効果がある。
このことから、高炉操業に頗るよい結果を与える。
図面の第１図はベルレス高炉の炉頂部の断面図、第２図
はホッパー内棚吊り検知作動状況を示すブロック線図で
ある。 １・・・・・・貯蔵もツバ−１２・・・・・・流調ゲー
ト、３・・・・・・垂直シュート、４・・・・・・分配
シュート、５・・・・・・炉体、５ａ・・・・・・炉体
のマンテル部、６・・・・・・撮影装置、７・・・・・
・バイブレータ−１８・・・・・・モニター受像器、９
・・・・・・映像解析装置、１０・・・・・・比較演算
装置、１１・・・・・・制御装置。
はホッパー内棚吊り検知作動状況を示すブロック線図で
ある。 １・・・・・・貯蔵もツバ−１２・・・・・・流調ゲー
ト、３・・・・・・垂直シュート、４・・・・・・分配
シュート、５・・・・・・炉体、５ａ・・・・・・炉体
のマンテル部、６・・・・・・撮影装置、７・・・・・
・バイブレータ−１８・・・・・・モニター受像器、９
・・・・・・映像解析装置、１０・・・・・・比較演算
装置、１１・・・・・・制御装置。
Claims (1)
- １ 高炉、頂部に炉内監視用撮影装置を具える高炉にあ
って、その高炉の炉頂ホッパー内における充填原料の棚
吊り状況を、まず分配シュートから炉内へ分配装入され
る装入物流出の有無を上記撮影装置により受像器上の映
像として示し、その映像を映像解析装置を使って時間係
数として出力させ、その出力を比較演算器を使って基準
設定値と比較させることにより、炉頂ホッパー内充填原
料の棚吊りの有無を判定するようにしたことを特徴とす
る高炉々頂ホッパーにおける充填原料の棚吊り検知方法
。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP53059877A JPS5817242B2 (ja) | 1978-05-22 | 1978-05-22 | 高炉々頂ホツパ−における充填原料の棚吊り検知方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP53059877A JPS5817242B2 (ja) | 1978-05-22 | 1978-05-22 | 高炉々頂ホツパ−における充填原料の棚吊り検知方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS54151501A JPS54151501A (en) | 1979-11-28 |
| JPS5817242B2 true JPS5817242B2 (ja) | 1983-04-06 |
Family
ID=13125811
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP53059877A Expired JPS5817242B2 (ja) | 1978-05-22 | 1978-05-22 | 高炉々頂ホツパ−における充填原料の棚吊り検知方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5817242B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2022224592A1 (ja) * | 2021-04-20 | 2022-10-27 | 日立造船株式会社 | 検知装置、検知方法、検知プログラム、および検知システム |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS52111805A (en) * | 1976-03-17 | 1977-09-19 | Anshien Ets Pooru Waasu Sa De | Method and apparatus for measurement of surface contour of charge piled in shaft furnace |
-
1978
- 1978-05-22 JP JP53059877A patent/JPS5817242B2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS52111805A (en) * | 1976-03-17 | 1977-09-19 | Anshien Ets Pooru Waasu Sa De | Method and apparatus for measurement of surface contour of charge piled in shaft furnace |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2022224592A1 (ja) * | 2021-04-20 | 2022-10-27 | 日立造船株式会社 | 検知装置、検知方法、検知プログラム、および検知システム |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS54151501A (en) | 1979-11-28 |
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