JPS581722B2 - 核燃料集合体外枠検査装置 - Google Patents

核燃料集合体外枠検査装置

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JPS581722B2
JPS581722B2 JP52106062A JP10606277A JPS581722B2 JP S581722 B2 JPS581722 B2 JP S581722B2 JP 52106062 A JP52106062 A JP 52106062A JP 10606277 A JP10606277 A JP 10606277A JP S581722 B2 JPS581722 B2 JP S581722B2
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nuclear fuel
fuel assembly
outer frame
chuck
measuring device
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JPS5439657A (en
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井上芳信
宮岡健
高橋三郎
林清純
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Doryokuro Kakunenryo Kaihatsu Jigyodan
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Doryokuro Kakunenryo Kaihatsu Jigyodan
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

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  • A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)
  • Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、核燃料集合体外枠検査装置に関する。
一般に核燃料集合体10は、第1図に例示されるように
、燃料棒20がアツセンブリーされたものである。
また,燃料棒20は、核燃料物質を成形加工した多数の
ペレットを燃料チューブに充填したものである。
この燃料棒20は、その両端部を上部タイプレート11
と下部タイプレート12とに装着され、上部タイプレー
ト11と下部タイプレート12きを締結するタイロツド
13によって固定され、束状の核燃料集合体10とされ
ている。
この核燃料集合体10の中間部には、第2図に示される
ような燃料棒20の相互間隔を一定に保つためのスペー
サ14が備えられている。
また、この核燃料集合体10の上部タイプレート11に
は垂直吊下げ用のフック部15が設けられ、下部タイブ
レート12の下端には側面がテーバ状とされている着座
部16が設けられている。
こうして核燃料集合体10に配設されている燃料棒20
は、上部タイプレート11,下部タイプレート12およ
びスペーサ14によって第3図に示されるように隣接す
る燃刺棒20の相互間隔を一定に保持され、冷却材流路
断面積ならびに冷却材条件がほぼ均−化されることによ
り安全で効率の良い燃料構造配列とされている。
ところが、このような核燃料集合体10においては、燃
料棒20は原子炉内での使用中において照射による変形
を受け、曲り等を生じることがある。
この燃料棒20の曲りに基づく燃料棒20の相互間隔の
変化は燃料棒20を局部的に加熱させたり、燃料チュー
ブの破壊の原因になるという危険性がある。
そこで、核燃料集合体10は、定期的に外観形状の変形
度を検査し、原子炉の安全かつ効率的な運転を図る必要
がある。
しかしながら原子炉内で使用した後取出される核燃料集
合体10は、ホットラボ(放射能遮敞のための密閉した
部屋)および複雑な搬出装置を要せずに水による遮敞が
行なわれる燃料貯蔵プール50に保管されているので、
この核燃料集合体10の外観形状検査は水中において行
なわなければならない。
すなわち、従来の水中における核燃料集合体10の検査
の多くは、工業用テレビもしくはペリスコープ等によっ
て全く概略的に行なわれており、従って信頼性が低いと
いう問題点がある。
本発明は、上記従来の問題点に鑑みなされたものであっ
て、核燃料集合体の外層燃料棒が形成する外枠寸法ある
いは核燃料集合体のチャンネルボックス等の外枠寸法(
以下核燃料集合体の外枠寸法という)を燃料棒を損傷変
形させることなく高い信頼度で定量的に検査する核燃料
集合体外枠検査装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、立設された架台と
;前記架台の垂直壁に沿って上下方向に摺動可能なメイ
ンスライド、前記メインスライドの上端部に配設され核
燃料集合体の上端部を把持する回動可能な上部チャック
、前記メインスライドの下端部に配設され前記核燃料集
合体の下端着座部を担持する回動可能な下部チャックを
備え、前記架台に配設されて前記核燃料集合体を保持す
る保持装置と;前記保持装置を遠隔操作して前記核燃料
集合体を回動させると共に上下方向に移動させる保持装
置用駆動制御装置と;水平面内で開閉可能でかつ前記保
持装置に保持された前記核燃料集合体の外周面に各々軽
接触される一対の外枠測定端子、前記外枠測定端子を非
接触位置に開動させる外枠測定端子逃がし機構、前記一
対の外枠測定端子が前記核燃料集合体の外周面に軽接触
されたとき該核燃料集合体の外枠寸法を測定する和差演
算型の外枠寸法測定器とを備えた外枠寸法測定装置と;
前記外枠寸法測定装置を水平面内で移動させる外枠寸法
測定装置用駆動装置と;を含むように構成したものであ
る。
この構成によれば、保持装置用駆動制御装置により保持
装置が遠隔操作されて保持装置に保持された核燃料集合
体が任意位置に移動され、外枠寸法測定用駆動装置によ
り外枠寸法測定装置が移動されて外枠寸法測定装置の外
枠測定端子が核燃料集合体の外周面に軽接触される。
そして、外枠測定端子が核燃料集合体の外周面に軽接触
されている状態で外枠寸法測定器により核燃料集合体の
外枠寸法が測定され、測定終了後に外枠測定端子逃がし
機構により外枠測定端子が非接触位置に開動され、外枠
測定端子と核燃料集合体の外周面とが非接触状態にされ
る。
以下本発明に係る核燃料集合体外枠検査装置の一実施例
を図面を参照して説明する。
原子炉から取出された使用済の核燃料集合体は燃料貯蔵
プールの水中に搬入され、該プール底部に設けられてい
る蜂の巣状の燃料貯蔵ラックに一時的に保管され,その
間に燃料チューブ内に集積されている放射能が減衰され
る。
その後、この核燃料集合体はプール側壁に設備されてい
る検査装置に移送されて、再使用の適否が検査される。
この検査装置は、第4図に示されるように、プール側壁
に沿って水中に立設されている架台100と、燃料貯蔵
ラックから移送されてきた核燃料集合体を一時的に支持
し測定位置に移送する中継装置200と、この中継装置
200から核燃料集合体を受け取り測定位置に保持する
保持装置300と、この保持装置300に保持されてい
る核燃料集合体の諸寸法を測定する測定装置500と、
プールの水上に備えられ前記中継装置200、保持装置
300ならびに測定装置500を遠隔操作する駆動制御
装置600とを有している。
また、前記中継装置200は、核燃料集合体の着座部を
保持する下部受台210と核燃料集合体の中間部を保持
する中間保持づめ220と、核燃料集合体のフック部1
5に係合するスイングアーム230とを備えている。
さらに、前記保持装置300は、核燃料集合体の中間部
を保持し水平方向の移動を規制する振れ止めつめ310
と、核燃料集合体の着座部を保持し回動可能な下部チャ
ック320と、核燃料集合体のフック部15を保持し回
動可能な上部チャック330とを備えている。
すなわち、本実施例においては、プールに保管されてい
る核燃料集合体は、図示されない燃料移送装置によって
水中での横振れを防ぎかつ水上に露出させないように検
査装置の中継装置200に移送されるようになっている
この中継装置200は、第5図に示されるように揺動駆
動部241ならびに開閉駆動部251が設けられている
この揺動駆動部241は、中継位置に搬入した核燃料集
合体10のフック部15にスイングアーム230を係合
させるように揺動し、さらに中継位置から測定位置に核
燃料集合体10を移動させるように集合体10を保持し
ている中間保持つめ220とスイングアーム230とを
同期して揺動させるものである。
また、この揺動1駆動部241は、検査を完了した核燃
料集合体10を測定位置から中継位置に復帰移動させる
ものでもある。
開閉駆動部251は、核燃料集合体10の中間部分の外
周を保持して移送時の横振れを防止するように中間保持
つめ220を動作させるものである。
揺動2駆動部241はウオーム及びウオーム歯車ならび
に歯車列を介して揺動駆動軸242を減速回転させ、こ
の揺動,駆動軸242の回転はベベルギャを介してボー
ルねじ軸243に伝達されている。
このボールねじ軸243にはラツク244が螺合されて
おり、ボールねじ軸243の回転によって往復動可能と
なっている。
このラツク244の往復動はピニオン245を介してゼ
ネバドライバー246および247を回転させるように
なっている。
ゼネバドライバー246にはゼネバホイール248が連
結され、このゼネバホイール248は歯車を介してスイ
ングアーA230に連結されている。
また,ゼネバホイール249は歯車を介して中継アーム
250に連結され、この中継アーム250は中間保持づ
め220が備えられている。
ゼネバドライバー246とゼネバドライバー247とに
は、第6図に示されるように,ピニオン245の回転角
に対して同位置に対応するそれぞれ一対の第1のピン2
46A,247Aならびに第2のピン246B,247
Bが植設されている。
ゼネバホイール248とゼネバホイール249は同軸で
あって、それぞれ前記ゼネバドライバー246およびゼ
ネバドライバー247の第1のピン246A,247A
−と第2のピン246B,247Bに係合する第1のゼ
ネバ溝248A,249Aと第2のゼネバ溝248B,
249Bが設けられているが、ゼネバホイール249の
第1のゼネバ溝249Aのみはゼネバドライバー247
の第1のピン247Aとの係合位置においてゼネバピン
の回転軌跡上に刻設され、ゼネバホイール248の第1
のゼネバ溝248Aおよび第2のゼネバ溝248Bなら
びにゼネバホイール249の第2のゼネバ溝249Bは
、それぞれ半径方向に刻設されている。
従って、スイングアーム230は、ゼネバドライバー2
46の第1のピン246Aがゼネバホイール248の第
1のゼネバ溝248Aに係合回転することにより待機位
置から中継位置に揺動され、ゼネバドライバー246の
第2のピン246Bがゼネバホイール248の第2のゼ
ネバ溝248Bに係合回転されることにより、中継位置
から測定位置に揺動される。
また、中間保持づめ220は、中継アーム250を介し
て、ゼネバドライバー247の第1のビン247Aがゼ
ネバホイール249の第1のゼネバ溝249Aと係合す
るときはなんらの回転を与えられることなく中継位置に
停留し、ゼネバドライバー247の第2のピン247B
がゼネバホイール249の第2のゼネバ溝249Bに係
合回転されることによって中継位置から測定位置に揺動
される。
つぎに、開閉駆動部251は歯車列を介して開閉、駆動
軸252に連結され、この開閉,駆動軸252は,ベベ
ルギャを介して中間軸253に連結されている。
この中間軸253はベベルギャ254Aを介シてスイン
グアーム230、中継アーム250に同軸的に組み込ま
れている従動軸254に連結され,この従動軸254に
は円筒状に歯切りされたラック部254Bが設けられて
いる。
このラック部254Bには、前記中継アーム250に支
持されているビニオン255が噛合わされ、ピニオン2
55の回転はクランクリンク256を介してラックリン
ク257を往復動させ、このラックリンク257には噛
合い回転されるビニオン258が連結され、このビニオ
ン258には反対方向に回転するピニオン259が接続
されている。
ビニオン258およびピニオン259には一対の中間保
持づめ220が備えられており、開閉駆動部251の正
逆回転により開閉運動して核燃料集合体10を把持する
ようになっている。
なお、揺動駆動部241ならびに開閉駆動部251の出
力端にはそれぞれ検出軸26L262が備えられており
、これら検出軸26L262は、スイングアーム230
と中間保持づめ220の揺動位置ならびに中間保持づめ
220の開閉位置を検出制御可能としている。
なおこの中継装置200において、下部受台210は後
述するメインスライド311と連動して多少上下動する
ようになっている。
すなわち、この燃料移送装置によって中継位置に搬入さ
れる核燃料集合体10は、待機位置に逃げているスイン
グアーム230の側方ならびに中継位置において開放さ
れている中間保持づめ220の中央部を下降して前記下
部受台210に担持される。
その後、開閉駆動部251の作動により中間保持づめ2
20を閉鎖させて核燃料集合体10を保持し、この核燃
料集合体10のフック部を吊下げている燃料移送装置を
解除させて,その原位置に復帰させる。
次いで、揺動駆動部241を駆動させることによって,
スイングアーム230を待機位置から中継位置に揺動さ
せてスイングアーム230の係止部を核燃料集合体10
のフック部15に係合させる。
スイングアーム230が核燃料集合体10を係合すると
、下部受台210は下降して、核燃料集合体10はこの
中継位置において中間保持づめ220とスイングアーム
230によって完全に保持される。
この状態からさらに揺動駆動部241を駆動させること
によって、中間保持づめ220とスイングアーム230
とを中継位置から測定位置に揺動させて核燃料集合体1
0を測定位置における保持装置300に受け渡すように
なっている。
第7図は中継位置における中間保持づめ220によって
核燃料集合体10を把持した後、測定位置において架台
100の垂直壁に沿って上下動可能なメインスライド3
11に設けられている保持装置300の振れ止めつめ3
10にこの核燃料集合体10を受け渡す状態を示してい
る。
この保持装置300は、第8図に示されるように、下部
チャック320ならびに上部チャック330が備えられ
ているメインスライド311を架台100の垂直壁に沿
って上下する巻上げ駆動部341と、上部チャック33
0を上部メインスライド346に対して上下動させる上
部チャック上下1駆動部361と、上部チャック330
を開閉させる上部チャック開閉駆動部371と、下部チ
ャック320ならびに上部チャック330を回転させる
チャック回転駆動部391と、振れ止めつめ310を開
閉させる振れ止めつめ開閉駆動部401とを有している
巻上げ駆動部341は、ウオーム342、ウオームホイ
ール343を介して巻上げドラム344を回転させるよ
うになっている。
巻上げドラム344には巻上げロープ345が巻き回さ
れており、この巻上げロープ345は上部メインスライ
ド346に連結され、この上部メインスライド346を
架台100の垂直壁に沿って上下動させるようになって
いる。
この上部メインスライド346には連結パイプ347を
介して下部メインスライド348が連結されている。
さらに、上部メインスライド346には上部チャックボ
ックス349が摺動可能に設けられ、下部メインスライ
ド348には下部チャックボックス350が固定されて
いる。
なお、この巻上げ駆動部341の出力端には検出軸35
1が接続され、巻上げ駆動部341の出力値を検出制御
可能としている。
上部チャック上下駆動部361は、歯車列を介して上部
チャック上下駆動軸362に連結されており、この上部
チャック上下駆動軸362は、歯車列を介してボールね
じ軸363と連結されている。
このボールねじ軸363のボールねじ部は、上部チャッ
クボックス349とねじ結合されており、上部チャック
上下駆動部361の正逆回転によって、この上部チャッ
クボックス349を上部メインスライド346に対して
上下動させるようになっている。
また、この上部チャックボックス349には上下方向の
移動を制限されているピニオン364が備えられており
、このピニオン364には上部チャックボックス349
に対して回転自在なブラケット365が固定されている
このブラケット365は、第9図に示されるように、さ
らにピン366を介して上部チャック330に連結され
ている。
すなわち、上部チャック上下駆動部361の作動によっ
て、上下動される上部チャックボックス349の変位は
、これらのピニオン364ならびにブラケット365を
介して上部チャック330に伝達されることとなる。
この上部チャック上下駆動部361の出力端には検出軸
367が備えられて、上部チャック330の上下動を検
出制御可能としている。
上部チャック開閉駆動部371は、歯車列を介して上部
チャック開閉駆動軸372に連結されており、この上部
チャック開閉駆動軸372はベベルギャを介して中間軸
373に連結されている。
この中間軸373は、べベルギャを介してカム軸374
を駆動させるようになっており、このカム軸374には
溝カム375が固定されている。
この溝カム375は、上部チャックボックス349に揺
動自在に支持されているカムレパー376を揺動させる
ようになっている。
このカムレパー376にはカムフオロワ377が設けら
れており,このカムフオロワ377は、係止部378を
介してチャック軸379を上部チャックボックス349
に対して上下動させるようになっている。
また、このチャック軸379には、第9図に示されるよ
うにピン380を介して開閉リンク381が連結され、
この開閉リンク381はピン382を介して上部チャッ
ク330に滑接合されている。
チャック軸379は、前記ピニオン364と軸方向にキ
ー結合され、このピニオン364に対して軸方向に摺動
自在とされている。
すなわち、この上部チャック開閉駆動部371の駆動に
よって、チャック軸379が上部チャックボックス34
9に対して上下動し、上部チャック330は、前記ブラ
ケット365に対して開閉動作するようになっている。
なお、この上部チャック開閉駆動部371の出力端には
検出軸383が連結され、上部チャック330の開閉度
を検出制御可能としている。
チャック回転駆動部391は、ウオーム歯車等の歯車列
を介して中間軸392に連結され、この中間軸392は
歯車列を介してチャック回転軸393に連結されている
このチャック回転軸393は、上部メインスライド34
6および連結パイプ347ならびに下部メインスライド
348に遊挿されており、上部メインスライド346の
内部においてピニオン394と連結され、ピニオン39
4は、遊び歯車を介して前記ピニオン364に連結され
ている。
チャック回転軸393は、下部メインスライド348の
内部においてピニオン395に連結され、このピニオン
395は、遊び歯車を介してピニオン396に連結され
、ビニオン396は、下部チャック320に備えられて
いる従動軸397に固定されている。
すなわち、チャック回転駆動部391の駆動によって上
部チャック330はピニオン394およびピニオン36
4を介して回転され、下部チャック320は上部チャッ
ク330の回転と同期的にピニオン395およびピニオ
ン396を介して回転されるようになっている。
また、振れ止めつめ開閉駆動部401は、歯車列を介し
て駆動軸402に連結され、駆動軸402はベベルギャ
を介して中間軸403に連結されている。
中間軸403は、さらに歯車を介してボールねじ軸40
4に連結されている。
このボールねじ軸404のボールねじ部は,スライドブ
ロック405に連結されて,スライドブロック405を
ボールねじの回転によって前後移動させるようになって
いる。
さらに、スライドブロック405には左右一対の揺動リ
ンク406を介して一対の振れ止めつめ310が連結さ
れており、この振れ止めつめ310は連動軸407によ
って上下に二組備えられている。
すなわち、振れ1トめつめ開閉駆動部401の1駆動は
、ボールねじ軸404の回動ならびにスライドブロック
405の往復動を介して揺動リンク406を揺動させ、
さらに一対の振れ止めつめ310を開閉動作させるよう
になっている。
なお、振れ止めつめ開閉駆動部401の出力部には検出
軸408が連結され、振れ止めつめ310の開閉度を検
出制御可能としている。
また、下部チャックボックス350には、第10図に示
されるように、前言己従動軸397ならびに下部チャッ
ク320が挿通されているハウジング411が固定され
ており、このハウジング411はベアリング412を介
して従動軸397を回転自在に支持している。
このベアリング412の上部にはスプリング受け413
が設けられ、スプリング受け413と下部チャック32
0の下端との間にはスプリング414が備えられており
、この下部チャック320に担持される核燃料集合体1
0を鉛直上方に付勢支持している。
また、下部チャック320の内部チャック面は、テーパ
状の収容部415とされ、収容部415は、核燃料集合
体10の着座部16と同一テーパ角とされ、この下部ヂ
ャツク320に収容される核燃料集合体10が求心され
るようになっている。
以上のように構成されている保持装置300が備えられ
ている測定位置に前記中継装置200の揺動によって移
送されてきた核燃料集合体10は、中継装置200の中
間保持づめ220ならびにスイングアーム230に上っ
て担持された状態で、振れ止めつめ開閉駆動部401の
作動によって振れ止めつめ310を閉鎖されて振れ止め
つめ310によって把持される。
つぎに巻上げ駆動部341を駆動して下部メインスライ
ド348ならびに下部チャックボックス350を上昇さ
せ、下部チャック320の収容部415に核燃料集合体
10の着座部16を担持する。
こうして振れ止めつめ310と下部チャック320とに
よって保持されている核燃料集合体10からは、中間保
持づめ220とスイングアーム230とが中継装置20
0の開閉駆動部251および揺動駆動部241の動作に
よって開放されて中継位置に復帰する。
つぎに、上部チャック上下駆動部361の作動によって
、上部チャック330をスイングアーム230が取り除
かれた核燃料集合体10のフック部15に下降させ、さ
らに上部チャック開閉駆動部371の作動によって、フ
ック部15を係止固定する。
この状態で上部チャック上下駆動部361を若干上昇さ
せることによって、上部チャック330に核燃料集合体
10を吊り下げて、その求心作用を行なう。
このとき下部チャック320は前記スプリング414の
付勢力によって追随して浮上し核燃料集合体10の下端
部における求心作用を行ない、振れ止めつめ310を完
全に閉止して核燃料集合体10を保持する。
以上のようにして測定位置における核燃料集合体10の
保持装置300への設定が完了される。
つぎに、第11図は、測定装置ら00を示す説明図であ
り、この測定装置500は、前記保持装置300に隣接
して架台100の垂直壁面に固着されるコラム501と
、このコラム501に水平方向に突設されそれぞれX一
方向およびY一方向に移動可能なX−テーブル502な
らびにY−テーブル503と、該X−テーブル502お
よびY一テーブル503に載置されている測定部504
とを有している。
この測定部504には、外枠測定装置560が防水ボッ
クス505の内部にその機構部を内蔵して設けられてい
る。
この測定部504の上部には工業用テレビ506が備え
られ、この工業用テレビ506は外枠測定装置560の
核燃料集合体10に対する動作状態を観察できるように
なっている。
すなわち、核燃料集合体10は、前記保持装置300に
よってこの測定位置に保持されながら、測定部504に
対して回動もしくは上下動されて、所望の検査位置でそ
の外枠寸法を測定されるようになっている。
第12図はこの測定装置500のX−テーブル502な
らびにY−テーブル503の駆動系統を示すものであり
、X一駆動部511はウオーム歯車等の歯車列を介して
中間軸512に連結され、この中間軸512はべベルギ
ャを介してX−ボールねじ513に連結されている。
X−ボールねじ513のボールねじはX−テーブル50
2と結合され、X一駆動部511の駆動によってとのX
ーテーブル502をX一方向に移動させるようになって
いる。
また、Y一駆動部521はウオーム歯車列を介して中間
軸522に連結され、この中間軸522はべベルギャな
らびに歯車列を介してY一ボールねじ523に連結され
ている。
Y一ボールねじ523はY−テーブル503と結合され
、Y一駆動部521の駆動によってこのY−テーブル5
03をY一方向に移動可能としている。
なお、X一駆動部511ならびにY一駆動部521の出
力端にはそれぞれX一検出軸514ならびにY 一検出
軸524が連結され、それぞれX−テーブル502なら
びにY−テーブル503の移動量を検出制御可能として
いる。
上述した駆動系統は、外枠寸法測定装置用駆動装置とし
て作用する。
第13図は、外枠測定装置560を示すものであり、こ
の外枠測定装置560は核燃料集合体10の外層燃料棒
20の外枠に接触する相互に独立して移動可能な一対の
外枠測定端子561を有している。
外枠測定端子561の後端部には鋸ンド562が備えら
れ、このロツド562は防水ボックス505に担持され
て摺動可能にされ、その両端部にはベロフラム563が
装着されて防水ボックス505内への水の侵入が防がれ
ている。
またこのロツド562の中央部には、防水ボックス50
5に対して揺動可能なLレバー564の一端が滑接合さ
れている。
このLレバー564にはスプリング565が結合され、
スプリング565はロツド562を介して外枠測定端子
561に閉じ方向の測定圧を与えるようになっている。
またLレバー564の他端部にはエスケーパ566が当
接可能とされ、エスケーパ566はカムレバー567に
よって往復動されるようになっている。
カムレバー567は、スプリング568によってカム5
69に押しつけられ、カム569はカムレパー567を
介して非測定時にはエスケーパ566をLレバー564
の他端部に押圧させ外枠測定端子561を開放状態に作
動させるようになっている。
従って、カム569およびカムレバー567を含んで外
枠測定端子逃がし機構が構成されている。
またLレバー564の他端近傍にはヘッド570が設け
られ、このヘッド570はマイクロ検出ヘッド571に
当接可能となっている。
マイクロ検出ヘッド571は和差演算型の外枠寸法測定
器に連結されて、外枠測定端子561の移動量によって
核燃料集合体10の外枠寸法を検出するようになってい
る。
上記実施例に係る核燃料集合体外枠検査装置によれば、
核燃料集合体10は,保持装置300によって正しい測
定姿勢を付与され、外枠測定端子561によつて軽い接
触圧で燃料棒20に接触測定されるので、燃料朴20を
損傷変形させることなく信頼度の高い外枠寸法を測定さ
れることになる。
また、この核燃料集合体は、保持装置300によって回
動ならびに上下動されるので、所望の検査位置における
外枠寸法が迅速適確に測定される,なお、この外枠測定
装置560は、核燃料集合体10の外枠形状が円形のも
のに限らず、四角形状もしくは六角形状等他の外枠形状
にも適用可能であり、さらには核燃料集合体を収納して
いるチャンネルボックス等の外形寸法の測定等にも利用
可能である。
なお上述の中継装置200、保持装置300、測定装置
500の駆動制御は、プール上面に設けられているフロ
アデッキ上に設備される駆動制御装置600においてオ
ペレータによって観察制御されるかもしくは自動制御さ
れるようになっている。
この駆動制御装置600は、揺動駆動部241,開閉駆
動部251、巻上げ駆動部341、上部チャック上下,
駆動部361、上部チャック開閉1駆動部371、チャ
ック回転駆動部391、振れ止めつめ開閉駆動部401
、X一駆動部511、Y−駆動部521などから構成さ
れている。
また前記中継装置200、保持装置300ならびに測定
装置500はそれぞれユニット化されて架台100に取
付けられているので、それらの保守点検時においては架
台100から容易に分離して水上に搬出することができ
るようになっている。
以上説明したように本発明によれば、核燃料集合体の外
層燃刺棒が形成する外枠寸法を高い信頼度で定量的に検
査することができる、という優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は核燃料集合体を示す一部を断面とした側面図、
第2図は第1図の■一■線に沿う断面図、第3図は第1
図の■一■線に沿う断面図、第4図は本発明に係る核燃
料集合体水中検査装置の−実施例を示す全体斜視図、第
5図は同中継装置の駆動系統を示す斜視図、第6図は同
中継装置のゼネバ駆動部を示す要部乎面図、第7図は同
中継位置から測定位置への核燃刺集合体の受授状態を示
す平面図、第8図は同保持装置の1駆動系統を示す斜視
図、第9図は同上部チャックを示す断面図、第10図は
同下部チャックを示す一部を断面とした側面図、第11
図は回測定装置を示す斜視図、第12図は同測定装置の
1駆動系統を示す斜視図、第13図は同外枠測定装置を
示す断面図である。 10・・・・・・核燃料集合体、20・・・・・・核燃
料棒、100・・・・・・架台、200・・・・・・中
継装置、210・・・・・・下部受台、220・・・・
・・中間保持づめ、230・・・・・・スイングアーム
、241・・・・・・揺動駆動部、251・・・・・・
開閉駆動部、300・・・・・・保持装置、310・・
・・・・振れ止めつめ、311・・・・・・メインスラ
イド、320・・・・・・下部チャック、330・・・
・・・上部チャック、341・・・・・・巻上げ1駆動
部、346・・・・・・上部メインスライド、348・
・・・・・下部メインスライド、361・・・・・何二
部チャックL下,駆動部、371・・・・・・上部チャ
ック開閉1駆動部、391・・・・・・チャック回転,
駆動部、401・・・・・・振れ止め一つめ開閉1駆動
部、500・・・・・・測定装置、502・・・・・・
X−テーブル、503・・・・・・Y−デーブル、50
4・・・・・・測定部、560・・・・・・外枠測定装
置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 立設された架台と;前記架台の垂直壁に沿って上下
    方向に摺動可能なメインスライド、前記メインスライド
    の上端部に配設され核燃料集合体の上端部を把持する回
    動可能な上部チャック、前記メインスライドの下端部に
    配設され前記核燃料集合体の下端着座部を担持する回動
    可能な下部チャックを備え、前記架台に配設されて前記
    核燃料集合体を保持する保持装置と;前記保持装置を遠
    隔操作して前記核燃料集合体を回動させると共に上下方
    向に移動させる保持装置用駆動制御装置と;水平面内で
    開閉可能でかつ前記保持装置に保持された前記核燃料集
    合体の外周面に各々軽接触される一対の外枠測定端子、
    前記外枠測定端子を非接触位置に開動させる外枠測定端
    子逃がし機構、前記一対の外枠測定端子が前記核燃料集
    合体の外周面に軽接触されたとき該核燃料集合体の外枠
    寸法を測定する和差演算型の外枠寸法測定器とを備えた
    外枠寸法測定装置と;前記外枠寸法測定装置を水平面内
    で移動させる外枠寸法測定装置用駆動装置と、を含む核
    燃料集合体外枠検査装置。
JP52106062A 1977-09-02 1977-09-02 核燃料集合体外枠検査装置 Expired JPS581722B2 (ja)

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