JPS5816837Y2 - 冷却搬送コンベヤ - Google Patents
冷却搬送コンベヤInfo
- Publication number
- JPS5816837Y2 JPS5816837Y2 JP11395576U JP11395576U JPS5816837Y2 JP S5816837 Y2 JPS5816837 Y2 JP S5816837Y2 JP 11395576 U JP11395576 U JP 11395576U JP 11395576 U JP11395576 U JP 11395576U JP S5816837 Y2 JPS5816837 Y2 JP S5816837Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cooling
- conveyor
- molded product
- hollow
- molding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
- Chain Conveyers (AREA)
- Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は合成樹脂材料を押出機により可塑化溶融した
後にダイから管状体として下方に押出し、この管状体を
2つ割り金型で挟持し、引取りながら真空成形又は吹込
成形を行なって連続的に成形した中空異形物成形品の冷
却搬送コンベヤに関するものである。
後にダイから管状体として下方に押出し、この管状体を
2つ割り金型で挟持し、引取りながら真空成形又は吹込
成形を行なって連続的に成形した中空異形物成形品の冷
却搬送コンベヤに関するものである。
従来合成樹脂材料で成形した中空断面形状が成形方向に
変形している成形品(以下中空異形物成形品という)の
冷却搬送装置としては、 (1)成形用の2つ割り金型内で成形及び冷却の双方を
共に行う装置があるが、成形する場合は金型の温度があ
る程度高<(58〜60℃程度)なければならず、金型
温度が低いと金型内で充分膨みきれず変形しやすい欠点
があり、冷却を有効に行なうには金型を強制的に冷却し
てやる必要があり、これらのために金型数が非常に多く
なり、金型コンベヤを長くする必要がある。
変形している成形品(以下中空異形物成形品という)の
冷却搬送装置としては、 (1)成形用の2つ割り金型内で成形及び冷却の双方を
共に行う装置があるが、成形する場合は金型の温度があ
る程度高<(58〜60℃程度)なければならず、金型
温度が低いと金型内で充分膨みきれず変形しやすい欠点
があり、冷却を有効に行なうには金型を強制的に冷却し
てやる必要があり、これらのために金型数が非常に多く
なり、金型コンベヤを長くする必要がある。
また熱効率も悪く、金型の移動速度を速くするには限界
があり、製造能率が悪い。
があり、製造能率が悪い。
(2)金型内では成形のみを行ない、金型を出た後冷却
する装置もある。
する装置もある。
この場合冷却をベルトコンベヤ等を使用して移動しなが
ら行なうが、ベルトなどに接触する側が冷却差により歪
、変物を起す。
ら行なうが、ベルトなどに接触する側が冷却差により歪
、変物を起す。
(3)ベルト等を使用する場合は移動方向に水平か成形
品がすべり落ちない程度の傾斜にしなければならないた
め場所をとる。
品がすべり落ちない程度の傾斜にしなければならないた
め場所をとる。
また傾斜がきつくなると成形品は自重で伸び、特にター
ンロールなどを使用すると、その伸びがはなはだしく試
験の結果2mにつき約10%の伸びを生じた。
ンロールなどを使用すると、その伸びがはなはだしく試
験の結果2mにつき約10%の伸びを生じた。
(4)最も早く冷却する手段として水冷方法があるが、
製品に水を嫌うものがあるし、水を使用する場合、水を
除去する工程が必要となるので装置の構成が複雑になる
。
製品に水を嫌うものがあるし、水を使用する場合、水を
除去する工程が必要となるので装置の構成が複雑になる
。
この考案は従来の冷却搬送装置の以上のような欠点を゛
除去することを目的とし、以上のような欠点のない冷却
搬送コンベヤを提供するものである。
除去することを目的とし、以上のような欠点のない冷却
搬送コンベヤを提供するものである。
以下に図面に基づいてこの考案を説明する。
第1図は中空異形物成形品を連続成形する装置の全体図
で、押出機1の先端には可塑化溶融した合成樹脂材料を
中空体すなわち管状体として下方に押出すクロスへラド
ダイ2が連結され、クロスへラドダイ2の垂直下方には
、スプロケット車3,4を掛巻して垂直面内で循環駆動
される無端チェーンを使用した成形コンベヤ5が設けで
ある。
で、押出機1の先端には可塑化溶融した合成樹脂材料を
中空体すなわち管状体として下方に押出すクロスへラド
ダイ2が連結され、クロスへラドダイ2の垂直下方には
、スプロケット車3,4を掛巻して垂直面内で循環駆動
される無端チェーンを使用した成形コンベヤ5が設けで
ある。
この成形コンベヤ5には所望の異形物形状を彫刻した2
つ割り金型6が通常定間隔で複数個取付けてあって、こ
れらの金型はカム部材等の使用により、クロスへラドダ
イ2の直下の点5aで閉じ、所定区間を移動した後、点
5bで開くように構成する。
つ割り金型6が通常定間隔で複数個取付けてあって、こ
れらの金型はカム部材等の使用により、クロスへラドダ
イ2の直下の点5aで閉じ、所定区間を移動した後、点
5bで開くように構成する。
したがって成形コンベヤ5と金型6とが成形装置7を形
成している。
成している。
成形装置7に次にこの考案による冷却兼引取用の冷却搬
送コンベヤ8を設け、冷却搬送コンベヤ8に続いて切断
装置9が設け、全体として中空異形物成形品の連続成形
装置を構成している。
送コンベヤ8を設け、冷却搬送コンベヤ8に続いて切断
装置9が設け、全体として中空異形物成形品の連続成形
装置を構成している。
冷却搬送コンベヤ8は第1図に示すように、機枠10に
回転可能に取付けられたスプロケット車11.12に掛
巻して垂直またはそれに近い傾斜面内で循環駆動される
無端チェノを使用した搬送コンベヤ13からなる無限帯
を備え、この搬送コンベヤ13には、第2ないし4図に
示すように、中空異形物成形品Mの首部15を支承する
凹溝14aを有する複数個の溝付き駒14を中空異形物
成形品Mの首部15のピッチと等しいピッチでがっ中空
異形物成形品Mの首部15より大きい胴部が搬送コンベ
ヤ13に接触しない高さを持って取付けている。
回転可能に取付けられたスプロケット車11.12に掛
巻して垂直またはそれに近い傾斜面内で循環駆動される
無端チェノを使用した搬送コンベヤ13からなる無限帯
を備え、この搬送コンベヤ13には、第2ないし4図に
示すように、中空異形物成形品Mの首部15を支承する
凹溝14aを有する複数個の溝付き駒14を中空異形物
成形品Mの首部15のピッチと等しいピッチでがっ中空
異形物成形品Mの首部15より大きい胴部が搬送コンベ
ヤ13に接触しない高さを持って取付けている。
冷却搬送コンベヤ8の搬送側すなわち中空異形物成形品
Mの通過側には、搬送コンベヤ13を包被するダクト1
6を設け、ダクト16の上端には冷却流体供給口17、
下端には排出口18を設け、ダクト内に冷却体(冷却風
)を流すようにしている。
Mの通過側には、搬送コンベヤ13を包被するダクト1
6を設け、ダクト16の上端には冷却流体供給口17、
下端には排出口18を設け、ダクト内に冷却体(冷却風
)を流すようにしている。
搬送コンベヤ13は搬送部だけでなく全体をダクト内に
収容してもよい。
収容してもよい。
中空異形物成形品Mを引取りながら首部15を切断する
装置9はギロチン式又はロータリ一式のカッタにより定
寸に切断する装置でよく、この考案の要旨外であるから
詳細な説明は省略する。
装置9はギロチン式又はロータリ一式のカッタにより定
寸に切断する装置でよく、この考案の要旨外であるから
詳細な説明は省略する。
次に作用を述べると、押出機1で可塑化溶融された合成
樹脂材料はクロスへラドダイ2に供給され、中空管状体
として下方に押出される。
樹脂材料はクロスへラドダイ2に供給され、中空管状体
として下方に押出される。
中空管状体は無端チェーンを使用した成形コンベヤ5に
取付けられ、点5aで閉じる2つ割り金型6の凹所に真
空又は吸込により圧着されて、所望の形状の中空異形物
成形品Mに成形される。
取付けられ、点5aで閉じる2つ割り金型6の凹所に真
空又は吸込により圧着されて、所望の形状の中空異形物
成形品Mに成形される。
成形された中空異形物成形品Mは首部15により互いに
連結された連続体として点5bで開いた金型6から去り
、冷却搬送コンベヤ8に送られる。
連結された連続体として点5bで開いた金型6から去り
、冷却搬送コンベヤ8に送られる。
冷却搬送コンベヤ8の無端チェーンを使用した搬送コン
ベヤ13に所定ピッチで取付けられている複数の駒14
はその凹溝14aに中空異形物成形品Mの首部15を支
承することによって、中空の異形物成形品Mをそれぞれ
1個づつ支持しダクト16内で搬送する。
ベヤ13に所定ピッチで取付けられている複数の駒14
はその凹溝14aに中空異形物成形品Mの首部15を支
承することによって、中空の異形物成形品Mをそれぞれ
1個づつ支持しダクト16内で搬送する。
ダクト内には上端の供給口17から冷却風を供給し、中
空異形物成形品Mの搬送方向と反対に冷却風を流し、排
出口18から排出し、中空異形物成形品Mの冷却を行な
う。
空異形物成形品Mの搬送方向と反対に冷却風を流し、排
出口18から排出し、中空異形物成形品Mの冷却を行な
う。
中空異形物成形品Mは駒14と隣接する駒14との間に
成形品M′に相当する1個分が規制され、かつ冷却が開
始されるがら中空異形物成形品Mの外周壁部が最初に冷
却固化し徐々に内部まで冷却される。
成形品M′に相当する1個分が規制され、かつ冷却が開
始されるがら中空異形物成形品Mの外周壁部が最初に冷
却固化し徐々に内部まで冷却される。
冷却搬送コンベヤ8によって冷却固化された中空異形物
成形品Mは切断装置9に送られて所定寸法に連続的に切
断されて個々の成形品M′となる。
成形品Mは切断装置9に送られて所定寸法に連続的に切
断されて個々の成形品M′となる。
したがって冷却固化するまでの変形を避けるために冷却
搬送コンベヤ8の無限帯の速度と成形装置7の金型速度
とを等速にする必要がある。
搬送コンベヤ8の無限帯の速度と成形装置7の金型速度
とを等速にする必要がある。
等速に保つには各々に電動機変速機を設けて電気的に制
御する方法もあるが、金型6を設けた成形コンベヤ5を
駆動する回転軸と冷却搬送コンベヤ8の無限帯を駆動す
る回転軸とを機械的に連動させることも、公知の伝動装
置を用いて行いうろことが容易に理解されるであろう。
御する方法もあるが、金型6を設けた成形コンベヤ5を
駆動する回転軸と冷却搬送コンベヤ8の無限帯を駆動す
る回転軸とを機械的に連動させることも、公知の伝動装
置を用いて行いうろことが容易に理解されるであろう。
この考案によると、(1)中空異形物成形品Mのピッチ
に合わせて取付けた駒によってそれぞれの成形品Mの首
部15を駒14と駒14との間で1個づつの軽量の成形
品として受け、垂直面又は傾斜面内でも全体の重量を分
担して支承して支持するがら、冷危風による搬送中の冷
却と相俟って成形品の熱及び自重による伸びの累積を防
止できる。
に合わせて取付けた駒によってそれぞれの成形品Mの首
部15を駒14と駒14との間で1個づつの軽量の成形
品として受け、垂直面又は傾斜面内でも全体の重量を分
担して支承して支持するがら、冷危風による搬送中の冷
却と相俟って成形品の熱及び自重による伸びの累積を防
止できる。
(2)また中空異形物成形品Mの胴部に搬送コンベヤ1
3が接触しないから、接触による中空異形物Mの容積変
化を生じ勝ちな胴部の形のくずれを防止しうる。
3が接触しないから、接触による中空異形物Mの容積変
化を生じ勝ちな胴部の形のくずれを防止しうる。
(3)垂直方向にも搬送しうるがら装置に場所をとらな
い。
い。
(4)連続成形における金型6の加熱冷却が不必要で熱
効果がよくなる。
効果がよくなる。
(5)金型6は成形のみに使用するからその数が少くて
よい。
よい。
(6)シたがって成形能率を高めることができる。
第1図はこの考案による冷却搬送コンベヤを用いて中空
異形物成形品を連続成形する装置の全体図、第2図はこ
の考案の搬送コンベヤの無限帯の一部を示す部分側面図
、第3図は第2図の部分を矢印III方向に見た平面図
、第4図は無限帯に取付ける駒の斜視図である。 1・・・・・・押出機、2・・・・・・クロスへラドダ
イ、3,4・・間スプロケット車、5・・・・・・成形
コンベヤ、6・・回合型、7・・・・・・成形装置、8
・・・・・・冷却搬送コンベヤ、9・・開切断装置、1
0・・・・・・機枠、11.12・聞・スプロケット車
、13・・・・・・搬送コンベヤ、14・・・・・・駒
、14a・・曲回溝、15・・・・・・首部、16・・
・・・・ダクト、17・・・・・・供給り、18・・曲
排出口。
異形物成形品を連続成形する装置の全体図、第2図はこ
の考案の搬送コンベヤの無限帯の一部を示す部分側面図
、第3図は第2図の部分を矢印III方向に見た平面図
、第4図は無限帯に取付ける駒の斜視図である。 1・・・・・・押出機、2・・・・・・クロスへラドダ
イ、3,4・・間スプロケット車、5・・・・・・成形
コンベヤ、6・・回合型、7・・・・・・成形装置、8
・・・・・・冷却搬送コンベヤ、9・・開切断装置、1
0・・・・・・機枠、11.12・聞・スプロケット車
、13・・・・・・搬送コンベヤ、14・・・・・・駒
、14a・・曲回溝、15・・・・・・首部、16・・
・・・・ダクト、17・・・・・・供給り、18・・曲
排出口。
Claims (1)
- 押出機に続く成形装置によって連続して成形される合成
樹脂材料の中空異形物成形品を搬送する冷却搬送コンベ
ヤにおいて、前記中空異形物成形品を切断するべき首部
のみを支承する複数の溝付き駒が前記中空異形物成形品
のピッチに等しい□ピッチで取付けられ、垂直または垂
直に近い急傾斜面内で循環する無限帯と、この無限帯の
搬送部のほぼ全域を覆って内部に冷却流体を流すダクト
とを備え、前記異形物成形品の冷却を行うことを特徴と
する冷却搬送コンベヤ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11395576U JPS5816837Y2 (ja) | 1976-08-27 | 1976-08-27 | 冷却搬送コンベヤ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11395576U JPS5816837Y2 (ja) | 1976-08-27 | 1976-08-27 | 冷却搬送コンベヤ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5332868U JPS5332868U (ja) | 1978-03-22 |
JPS5816837Y2 true JPS5816837Y2 (ja) | 1983-04-05 |
Family
ID=28723624
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11395576U Expired JPS5816837Y2 (ja) | 1976-08-27 | 1976-08-27 | 冷却搬送コンベヤ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5816837Y2 (ja) |
-
1976
- 1976-08-27 JP JP11395576U patent/JPS5816837Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5332868U (ja) | 1978-03-22 |
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