JPS58167478A - セラミツク質断熱材の製造技法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 従来のセラミック質断熱材は、軽石、抗火石、パーライ
ト等にセメント、耐火モルタルあるいは各種粘結剤等を
添加混練して、現場施工または板状材等を製造して、そ
の用に供されて釆たが、重量の増加、断熱保温性、耐熱
性の劣化をまぬがれず、Ｅた柔軟性の有る断熱材の製造
が不可能であった。

本発明は、従来のものに関して生じている上記した欠点
を簡易に改善するとともに、セラミック質ファイバーと
同様に柔軟性に富み、施工性の高いフェルト状、あるい
はブランケット状の断熱材、あるいは曲げ強度の大きな
ボード等を製造することを目的とし、成功したものであ
って、この発明を先ずその要旨について説明すると次の
とおりである。　即ち、 セラミック繊維と骨材とを炉外に取シ出した直後に飛散
混合あるいは積層して、相互の熔融粘着性により融着さ
せるか、または、常温において、セラミック繊維と骨材
を飛散混合あるいは積層したのち加熱炉において相互の
素材表面を熔融して融着させる技法である。

上記した発明の要旨を更に明白にするとともに、この発
明の構成と効果を明白にするため、この発明による製造
技法の実施例を１図面を利用して詳述すると次のとおり
である。

第１図はこの発明の装置の、一連の工程を示す正面図で
、セラミック質細繊紬原料として２４メツシユ（篩目開
き０．７　ｍ　）に調整した黒′ｉ習石粉末１を溶解炉
２において熔融し、ノズル８により細流として引き出し
、９００°Ｃの恒温加熱室内４において高速蒸気噴射ノ
ズル５により飛散する。ついで同じくセラミ・ツク質発
泡材原料と１８メツシユ（−目の開き０．８５１１１）
に調整した黒・温石粉末６を、耐熱鋼製ロータリーキル
ン７において加熱発泡させた発泡骨材をホッパー８より
恒温加熱室内に供給し、高速水蒸気ノズル５の気流に乗
せて飛散させ、繊維−と均等に混合して、下面を移行す
る耐熱金網コンベヤー９上に収積する。しかるのち填圧
帯１０に移行し、このコンベヤーの上部に、同速度にし
て移行先に向けて、下９勾配に設置した耐熱金網コンベ
ヤー１１により填圧し、相互の素材表面の粘着性により
融着させ所望の厚さ、あるいは嵩比重に調整して、フェ
ルト状のセラミック質断熱材を得る。

以上の様な装置と技法により、次の様な作用と効果を生
ずるのである。

（１）繊維と発泡骨材が高温においでそれ自体の表面熔
融により接着しているので、４脹強度や曲げ強度が高ｔ
ｐ、耐風速性に強い。

（２）発泡骨材を含有するため断熱材の線収縮率が低下
する。

（８）発泡骨材相互の空間が細繊維により埋められ空気
の流通空間がせはめられる。

（４）発泡骨材の中空真空にま夛断熱性能が高められる
。

（５）セメント、耐火モルタル等を使用しないため極め
て軽量の断熱保温剤とな９、断熱効果が著しく高められ
る。

（６）柔軟性に富むパーライト板状材が得られるので施
工が容易になる。

尚、この発明において使用するセラミック原料のＩＩ類
、繊維あるいは骨材の寸法、繊維と骨材の混合あるいは
積層方法、粘着性保持のための加熱時間・温度、！たは
恒温加熱炉内で混合積層するかあるいは常温において混
合積層させて、加熱室に移行させるかの差異、等は、こ
の発明の前記した目的と、上記した作用効果の達成され
る範囲内においで夫々適当に定められてよいことは申す
までもない。

【図面の簡単な説明】

１１１図は一連の工程を示す正面図 向１図面中の主な符号について説明すると次のとおりで
ある。 ｌ・・・・・・・・・・・・繊維用黒煽石の粉末原料２
・・・・・・・・・・・・繊維用溶解炉８・・・・・・
・・−・・細流取出しノズル４・・・・・・・・・・・
・恒温加熱室ｂ・・・・・・・・・・・・高速蒸気噴射
ノズル６・・・・・−・−・・発泡骨材用粉末原料７・
・・・・−・・・・・耐熱鋼製ロータリーキルン８・・
・・・・・・・・・・発泡骨材供給ホッパー９・・・・
・・・・・・・・収積用耐熱鋼製金網コンベヤー１０・
・・・・・・・・・・・填圧帯 １１・・・・・・・・・・・・填圧用耐熱銅製金網コン
ベヤー特許出願人　　永　井　　　了 他　　　２　　　名

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 熔融し細流として炉外に取り出したセラミ・ツク質繊紬
   と、セラミック質発泡骨材とを飛散混合または積層し、
   その表面粘着性を保持する高温状態において融着させた
   セラミック質断熱材の製造技法。