JPS5816741B2 - カラ−受像管 - Google Patents
カラ−受像管Info
- Publication number
- JPS5816741B2 JPS5816741B2 JP12819978A JP12819978A JPS5816741B2 JP S5816741 B2 JPS5816741 B2 JP S5816741B2 JP 12819978 A JP12819978 A JP 12819978A JP 12819978 A JP12819978 A JP 12819978A JP S5816741 B2 JPS5816741 B2 JP S5816741B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- leaf spring
- mask frame
- mask
- color picture
- picture tube
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J29/00—Details of cathode-ray tubes or of electron-beam tubes of the types covered by group H01J31/00
- H01J29/02—Electrodes; Screens; Mounting, supporting, spacing or insulating thereof
- H01J29/06—Screens for shielding; Masks interposed in the electron stream
- H01J29/07—Shadow masks for colour television tubes
- H01J29/073—Mounting arrangements associated with shadow masks
Landscapes
- Electrodes For Cathode-Ray Tubes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、シャドウマスクおよびマスクフレームを、そ
の熱膨張量に応じて螢光体スクリーン側へわずかに移動
させることによって、いわゆる熱補正を行なわしめるよ
うに構成したカラー受像管に係り、螢光体スクリーン側
へ移動する過程のシャドウマスクおよびマスクフレーム
が、熱補正機構によって回転方向への応力を受ける弊害
、とくに色ずれの発生を防止したものである。
の熱膨張量に応じて螢光体スクリーン側へわずかに移動
させることによって、いわゆる熱補正を行なわしめるよ
うに構成したカラー受像管に係り、螢光体スクリーン側
へ移動する過程のシャドウマスクおよびマスクフレーム
が、熱補正機構によって回転方向への応力を受ける弊害
、とくに色ずれの発生を防止したものである。
一般に、カラー受像管においては、第１図に示すように
、矩形状のシャドウマスク１およびこれを装着したマス
クフレーム２を、同マスクフンーム２の側壁の一方の短
辺に設けた第１のリーフスプリング３と、他方の短辺に
設けた第２のリーフスプリング４と、一方の長辺に設け
た第３のリーフスプリング５とによってフェイスパネル
６内に３点で支持させることが行なわれている。
、矩形状のシャドウマスク１およびこれを装着したマス
クフレーム２を、同マスクフンーム２の側壁の一方の短
辺に設けた第１のリーフスプリング３と、他方の短辺に
設けた第２のリーフスプリング４と、一方の長辺に設け
た第３のリーフスプリング５とによってフェイスパネル
６内に３点で支持させることが行なわれている。
なお、？、８．９はフェイスパネル６の側壁内面に突出
形成されたピンを示す。
形成されたピンを示す。
熱補正手段としては種々の方式のものが知られているが
、第１、第２および第３のリーフスプリング３，４．５
に第２図図示のようなバイメタル片を使用すると、きわ
めて良好な熱補正効果を得ることができる。
、第１、第２および第３のリーフスプリング３，４．５
に第２図図示のようなバイメタル片を使用すると、きわ
めて良好な熱補正効果を得ることができる。
すなわち、第１のリーフスプリング３は、高膨張金属の
板１０と低膨張金属の板１１とを、幅方向に突き合わせ
た複合金属片からなり、高膨張金属としては通常、ステ
ンレス（熱膨張係数は約１８０ｘｌＯ−７／’Ｃ）が、
そして低膨張金属としては通常、インバー（Ｎｉ３６％
含有Ｆｅ 、熱膨張係数は約１０×１０−７／℃）がそ
れぞれ用いられる。
板１０と低膨張金属の板１１とを、幅方向に突き合わせ
た複合金属片からなり、高膨張金属としては通常、ステ
ンレス（熱膨張係数は約１８０ｘｌＯ−７／’Ｃ）が、
そして低膨張金属としては通常、インバー（Ｎｉ３６％
含有Ｆｅ 、熱膨張係数は約１０×１０−７／℃）がそ
れぞれ用いられる。
なお、図中にＸ印を付した個所は溶接点を示し、リーフ
スプリング３の先端部に穿設された孔１２は、ピン７と
嵌合する。
スプリング３の先端部に穿設された孔１２は、ピン７と
嵌合する。
また、第２および第３のリーフスプリング４，５も、第
１のリーフスプリング３と同様の形状を有し、第１のリ
ーフスプリングと同様の要領によってとりつけられてい
る。
１のリーフスプリング３と同様の形状を有し、第１のリ
ーフスプリングと同様の要領によってとりつけられてい
る。
管動作の開始によってシャドウマスク１およびマスクフ
レーム２が温度上昇すると、バイメタル片からなる第１
．第２および第３のリーフスプリング３，４．５が彎曲
し、それぞれの先端部が図の下方へ移動する。
レーム２が温度上昇すると、バイメタル片からなる第１
．第２および第３のリーフスプリング３，４．５が彎曲
し、それぞれの先端部が図の下方へ移動する。
しかし同先端部の孔は当該ピンに嵌合しているから、各
リーフスプリングは前記ピンを支点として回動し、基端
部が図の上方へ移動し、これに溶着されたマスクフレー
ム２旧よびシャドウマスク１が螢光体スクリーン１３側
へ移動することになる。
リーフスプリングは前記ピンを支点として回動し、基端
部が図の上方へ移動し、これに溶着されたマスクフレー
ム２旧よびシャドウマスク１が螢光体スクリーン１３側
へ移動することになる。
この移動の量はごくわずかであるが、第３図に示すよう
に、シャドウマスク１が１′で示す熱膨張をなしでアパ
ーチャａがＸだけ偏倚しても、シャドウマスク１がｙだ
け螢光体スクリーン側へ移動するがために、偏倚したア
パーチャａを通過した電子ビームｅは、予定の螢光体ｐ
を刺激発光させるのであり、ここに熱補正効果が得られ
る。
に、シャドウマスク１が１′で示す熱膨張をなしでアパ
ーチャａがＸだけ偏倚しても、シャドウマスク１がｙだ
け螢光体スクリーン側へ移動するがために、偏倚したア
パーチャａを通過した電子ビームｅは、予定の螢光体ｐ
を刺激発光させるのであり、ここに熱補正効果が得られ
る。
ところで、バイメタル片からなるリーフスプリングの長
さ方向の熱膨張係数は、高膨張金属の板１０の熱膨張係
数と低膨張金属の板１１の熱膨張係数との比および孔１
２の穿設位置によって決まり、通常は画板１０．１１の
熱膨張係数の間の値をとる。
さ方向の熱膨張係数は、高膨張金属の板１０の熱膨張係
数と低膨張金属の板１１の熱膨張係数との比および孔１
２の穿設位置によって決まり、通常は画板１０．１１の
熱膨張係数の間の値をとる。
そして、この値は低炭素鋼からなるマスクフレーム２の
熱膨張係数（１，１５Ｘ１０″／℃）よりも小さいので
、温度上昇したマスクフレーム２の３辺は、当該リーフ
スプリングの固着点から第１図に矢印で示す方向へ偏倚
し、この非対称偏倚はシャドウマスク１に回転方向の応
力を与え、回転歪を生じたシャドウマスクは色ずれを発
生させる。
熱膨張係数（１，１５Ｘ１０″／℃）よりも小さいので
、温度上昇したマスクフレーム２の３辺は、当該リーフ
スプリングの固着点から第１図に矢印で示す方向へ偏倚
し、この非対称偏倚はシャドウマスク１に回転方向の応
力を与え、回転歪を生じたシャドウマスクは色ずれを発
生させる。
この対策として、マスクフレーム２の長辺に対して設け
られるリーフスプリング５の長さ方向における熱膨張係
数を、マスクフレーム２の熱膨張係数に合致させること
が考えられるが、この場合、バイメタル片材料の選定に
さいして大きい制約を受け、実用的でない。
られるリーフスプリング５の長さ方向における熱膨張係
数を、マスクフレーム２の熱膨張係数に合致させること
が考えられるが、この場合、バイメタル片材料の選定に
さいして大きい制約を受け、実用的でない。
本発明は、前記非対称偏倚の発生を防ぐ目的でなされた
もので、本発明のカラー受像管を以下図面に示した実施
例とともに説明する。
もので、本発明のカラー受像管を以下図面に示した実施
例とともに説明する。
第４図に示す本発明の構成が、第１図に示した従来の構
成と異なるところは、マスクフレーム２の長辺（上辺）
側に単一金属からなる第４のリーフスプリング１４を、
第３のリーフスプリング５とは対称形となるように設け
ている点と、第５図に示すように高膨張金属の板１０′
と低膨張金属の板１１′とからなる第３のリーフスプリ
ング５の先端部に、同リーフスプリング５の長さ方向に
長い孔１２′を設けている点である。
成と異なるところは、マスクフレーム２の長辺（上辺）
側に単一金属からなる第４のリーフスプリング１４を、
第３のリーフスプリング５とは対称形となるように設け
ている点と、第５図に示すように高膨張金属の板１０′
と低膨張金属の板１１′とからなる第３のリーフスプリ
ング５の先端部に、同リーフスプリング５の長さ方向に
長い孔１２′を設けている点である。
第４のリーフスプリング１４の熱膨張係数は、マスクフ
レーム２の熱膨張係数にほぼ等しく、その材料としては
鋼板または１７−７ＰＨ鋼（１７Ｃｒ−７Ｎｉ−１，１
５Ａ鋼）等を用いうる。
レーム２の熱膨張係数にほぼ等しく、その材料としては
鋼板または１７−７ＰＨ鋼（１７Ｃｒ−７Ｎｉ−１，１
５Ａ鋼）等を用いうる。
第４のリーフスプリング１４の先端部に穿設された孔１
５は、同リーフスプリング１４の幅方向に長い楕円形と
なされ、ピン９は第４および第３のリーフスプリング１
４，５の各孔１５，１２’に嵌合する。
５は、同リーフスプリング１４の幅方向に長い楕円形と
なされ、ピン９は第４および第３のリーフスプリング１
４，５の各孔１５，１２’に嵌合する。
このように構成された本発明実施のカラー受像管におい
ては、第３のリーフスプリング５の長さ方向における熱
膨張係数がマスクフレーム２の熱膨張係数よりも小さい
ので、前者は後者に比して小さい率で熱膨張するが、マ
スクフレーム２の上辺中央部が図の左方へ偏倚すること
は、第４のリーフスプリング１４による突っ張りで阻止
され、マスクフレーム２よりも小さい率で伸長した第３
のリーフスプリング５は、その横長の孔１２′内で当該
ピン９との嵌合部位置を摺動する。
ては、第３のリーフスプリング５の長さ方向における熱
膨張係数がマスクフレーム２の熱膨張係数よりも小さい
ので、前者は後者に比して小さい率で熱膨張するが、マ
スクフレーム２の上辺中央部が図の左方へ偏倚すること
は、第４のリーフスプリング１４による突っ張りで阻止
され、マスクフレーム２よりも小さい率で伸長した第３
のリーフスプリング５は、その横長の孔１２′内で当該
ピン９との嵌合部位置を摺動する。
すなわち、第３のリーフスプリング５は、マスクフレー
ム２およびシャドウマスク１を管軸方向へ移動させる熱
補正作用を営み、第４のリーフスプリング１４は、マス
クフレーム２およびシャドウマスク１が管軸と直角な方
向へ偏倚するのを阻止するのであり、熱補正作用を受け
たマスクフレーム２およびシャドウマスク１が回転方向
へ偏倚することによる色ずれの発生が防止される。
ム２およびシャドウマスク１を管軸方向へ移動させる熱
補正作用を営み、第４のリーフスプリング１４は、マス
クフレーム２およびシャドウマスク１が管軸と直角な方
向へ偏倚するのを阻止するのであり、熱補正作用を受け
たマスクフレーム２およびシャドウマスク１が回転方向
へ偏倚することによる色ずれの発生が防止される。
第１図は従来のカラー受像管のフェイスパネル部を管内
側から眺めた平面図、第２図は同フェイスパネル部の一
部被断斜視図、第３図は同カラー受像管の熱補正機構の
動作を説明するための図、第４図は本発明を実施したカ
ラー受像管のフェイスパネル部を管内側７Ｊ）ら眺めた
平面図、第５図は同カラー受像管の要部の分解斜視図で
ある。 １・・・・・・シャドウマスク、２・・・・・・マスク
フレーム、３．４．５・・・・・第１乃至第３のリーフ
スプリング、１４・・・・・・第４のリーフスプリング
。
側から眺めた平面図、第２図は同フェイスパネル部の一
部被断斜視図、第３図は同カラー受像管の熱補正機構の
動作を説明するための図、第４図は本発明を実施したカ
ラー受像管のフェイスパネル部を管内側７Ｊ）ら眺めた
平面図、第５図は同カラー受像管の要部の分解斜視図で
ある。 １・・・・・・シャドウマスク、２・・・・・・マスク
フレーム、３．４．５・・・・・第１乃至第３のリーフ
スプリング、１４・・・・・・第４のリーフスプリング
。
Claims (1)
- １ 矩形状のシャドウマスクを装着したマスクフレーム
をフェイスパネル内に弾性的に支持するための支持手段
が、高膨張金属の板と低膨張金属の板とを幅方向に突き
合せた複合金属片からなる第１乃至第３のリーフスプリ
ングと、前記マスクフレームとほぼ同等の熱膨張係数を
有する単一金属片からなる第４のリーフスプリングとか
らなり、前記第１および第２のリーフスプリングは前記
マスクフレームの２短辺にそれぞれ設けられ、前記第３
および第４のリーフスプリングは前記マスクフレームの
１長辺に互いに対向するように設けられていることを特
徴とするカラー受像管。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12819978A JPS5816741B2 (ja) | 1978-10-17 | 1978-10-17 | カラ−受像管 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12819978A JPS5816741B2 (ja) | 1978-10-17 | 1978-10-17 | カラ−受像管 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5553852A JPS5553852A (en) | 1980-04-19 |
| JPS5816741B2 true JPS5816741B2 (ja) | 1983-04-01 |
Family
ID=14978905
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12819978A Expired JPS5816741B2 (ja) | 1978-10-17 | 1978-10-17 | カラ−受像管 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5816741B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4572983A (en) * | 1984-03-29 | 1986-02-25 | Rca Corporation | Color picture tube having an improved support structure for a color selection electrode |
| JP5939628B2 (ja) * | 2012-05-16 | 2016-06-22 | アルパイン株式会社 | 表示装置 |
-
1978
- 1978-10-17 JP JP12819978A patent/JPS5816741B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5553852A (en) | 1980-04-19 |
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