JPS58167063A

JPS58167063A - 連続鋳造の浸漬ノズル閉塞防止方法

Info

Publication number: JPS58167063A
Application number: JP4985582A
Authority: JP
Inventors: Tetsuya Fujii; 徹也藤井; Katsuo Kinoshita; 勝雄木下; Masao Oguchi; 征男小口
Original assignee: Kawasaki Steel Corp
Current assignee: JFE Steel Corp
Priority date: 1982-03-26
Filing date: 1982-03-26
Publication date: 1983-10-03

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は連続鋳造の浸漬ノズルＭ１１防止方法に係り、
％に、タンプッシュから鋳型に＃融金属を注入するため
のノズルのＭｌｌを防止する方法に関する。

溶融金属の連続鋳造では、一般に、タンプッシュから連
続鋳造機の鋳型との間の流路に耐大物を用いた浸漬ノズ
ルか用いられている。この場合、溶融金属の温度が凝固
温！１．に比べ十分に高いときには注入操作に何ら問題
は生じない、ところで、他の１楊のため、或いは鋳片の
品質上の項一からａ度に上＠を設定する等、低温を注入
する方が望ましいことかある。例えば、連鎖の連続鋳造
においては、鋳片の凝圃岨織やマク關偏析の観点からす
ると、注入温度はできるだけ低いことか望まれる。しか
し、このように低温注入を行なった場合には、ノズル内
１１ＫＩＩ鋼が凝固付着したり、或いは溶鋼中からアル
建す等の介在物が析出付着したりして、ついｋはノズル
を閉塞することがある。

このために、注入に先立ってノズルの予熱し、さらに注
入中においてもノズルを加熱し続けるととによって、ノ
ズルを構成する耐火物の温度を高い値に保持し、１１１
ｍあるいは析出付着を薩止する対策がとられている。こ
の加熱方法として従米採られていたものを示せば第１図
の如（である、りンデツシ！１ｆ）底部に設けられたノ
ズル２より、タンプ２シユ内の溶鋼３は鋳１１４に注入
される。

ノズル２の外周には所定長にわたって電磁鱒導用の水冷
銅パイプ５が巻回され、その両端部より高周波電流を印
加する。これにより水冷鋼パイプｚＫａｌ界が発生し、
この磁界によってノズル中の溶鋼にうず電流を生じさせ
、発生するジュール熱によりＩ４加熱を行なっていた。

かかる方法によればノズル閉慕効釆は顕著であるものの
、水冷鋼パイプ５をノズル２の外周に多ａ園巻（必畳が
あり、このためにノズル交換時の作業性が悪いという欠
点がある。また、ノズルに対する加熱部位がパイプ巻回
部分に限られ、しかも、設備上の制約からノズル全域に
わたって鋼パイプを巻くことができず、鋼パイプの巻か
れないノズル両端部での閉塞効果が落ちる欠点がある。

更には、高ｊｉｌ波を発生させるための電源設備が高価
であり、設備費が嵩むという欠点もあった。

本発明の目的は、連続鋳造における浸漬ノズルの閉塞を
防止し、上記した従来の欠点ｔＳ消する連続鋳造の浸漬
ノズル閉塞防止方法ＫｒＪＲする。

本発明は、少くとも１基のノズルを通過する電流循環路
を形成すべくノズル外周に商用ＩＥ源により働く変圧器
な備えると共に、ノズルを含む閉回路！構成し、腋閘剛
路を循曙する鱒導電流を生じさせ、該鐸導電ｍＫよって
生ずるジェール！ＩＩｋＫよってノズル内部の溶鋼を加
熱し、ノズルの閉塞を防止するよ５Ｋしたものである。

第２図は本発明の好適な実施例な示す正面断面図であり
、＃Ｉ３図は変圧器部の構成を示す平′Ｆｊ７Ｊ図であ
る。図に示すよ５に、タンデッシェＩＫ浸漬ノズル６．
７０２本のノズルなｔＬ設し、その一方のノズルの外局
ＫＲＥ器ｉｊ８を構成する磁心９を交叉させ、磁心９の
端部には商用電＃／ＩＡＫ豪統される一次巻線１０が４
１回されている５ｔａｆＩ４Ｉｓの注入中においては浸
漬ノズル６．７内は溶鋼が充溝し、かつタンダッシュ１
１７）底部および鋳雛内にも溶鋼が介在している。従っ
て、電気的に閉ループかで　　　ｌぎ、これが変圧器８
の２次導体として機能する。

かかる構成において、変圧器部８の一次巻砿１゜Ｋ商用
電源より電流を流すと、第２因に図示の署、ｂ、Ｃ，ｄ
（７）経路が２次巻線を形成し、この経絡Ｋ１１１導電
流が流れ、変圧器が構成される。纜〜ｄの経路のうちで
、ノズル部のす、ｄｉｉ路の断面積が最も小さいため、
この部分での電流密度が最大となる。従って、電流通電
によって発生するジュール熱はノズル部が主となり、浸
漬ノズル６、γは充分に加熱されるために、ノズル閉塞
は防止される。

なお、＃Ｉ２図では浸漬ノズルが２本の例を示したが、
必要に応じ複数本としてもよい、ＪＩ４Ｂは本発明の＠
２の実施例を示す正面断面図である。第２図の実施例で
は変圧器を内鉄形に構成する例を示したが、本実施例は
外鉄形Ｋ１１ｌ成した例であるｅＪＩＥ［ｎｃおける変
圧器の構成を変えたのみで、他の構成は同一であるので
詳ｌｌｌ１！明は省略する。第４図および第１！１ｍＫ
示すように。

”日“の字形の磁心１１が浸漬ノズル６．７の各々の外
周に介在するようにし、磁心１１の橋絡１１に一次４１
＊　１０　ｔｌｌｋＵシｆ、＝モｆ）テｈ；ｊｂ。

本実施例によれば、変圧器の帥導礎昇は浸漬ノズル６．
７の各々に印加され、第２図の実施例に対し通電効果は
倍加される。

発明者らは溶鋼の連続鋳造において本ｇ４＠を適用した
ところｊＩｋｊＬの結果を得た。実施に際しては第２Ｗ
Ｊに示した構成を用い、浸漬ノズルとしてアル建グラフ
ァイト製の内１１５０ｍ、外＠１２０鴫を用い、２００
ＸＬＯ５０■の断面を有する鋳瀝に約１００トンのアル
ミキルド鋼を８０分間で注入した。また、電源として５
９Ｈｇの商用周波数を有した３　Ｑ　Ｑ　ＫＶＡの容量
の電力間１１１１ＩＩを用いて加熱電力＆１ｍ１ｌＩし
た。Ｓらに、加熱用の変圧ｌ）部の一次＊ｔａは磁゛心
に２０１１壱回し、これに対する通電は２次＊＊が形成
される１ｌＤＩ注入開始直後より行なった。比較検討に
際しては、浸漬ノズルを２本鋏着したまま、加熱を行な
わない場合（但し、従来手法により使用前のノズルに対
しガスバーナによる予熱を実施した）と加熱した場合（
即ち本発明の適用）とを比Ｉ２対象とした。

この結果、従来手法では５〜１０％１度の注入速度低下
が見られたのく対し、本発明によれば５％以下の注入速
度低下であることが確認され、極めて安定した注入が可
能であることかわかった。

以上詳述したように本発＠によれば、浸漬ノズルを電流
通路とする閉ループを形成可能とし、このループを変圧
器の２次４１ｉＩとして機能させることＫより、浸漬ノ
ズル内に＃ける溶鋼のｌＩ固付着を防止し、ノズル閉塞
を防ぐことかで参る。加えて、電源周波数を下げること
ができるので電源設備を安価にし５ると共に、ノズルに
コイルを４１呵する必要が無いた４に作業性を向上させ
ることができる。

なお、以上の説明では、連続鋳造におけるノズル内閉塞
防止について説明したが、例えば、取鍋かもタンプッシ
ュに注入する溶鋼を加熱するためＫも用いることができ
る。即ち、取鍋からタンプッシュへの溶鋼の注入に＠し
て、注入流を２本設け、一方の注入流を前述した如くに
磁心によって囲繞し磁界を発生させることＫより、第２
ｗＡに示した実施例と同様に溶鋼を加熱することができ
る。

続鋳造の注入に支障をきたす場合でも、本発明を適用し
て溶鋼を加熱することにより解決することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の浸漬ノズル閉塞防止を図った連続鋳造設
備の正面断面図、第２図は本発明の第１の実施例を示す
正面断面図、＃！３図は第２図の実施例における■−■
面断面図、第４図は本発明の第２の実施例を示す正面断
面図、１８５図は第４図の実施例における■−■面断面
図である。ｌ・・・タンプッシュ、３・・・溶鋼、４・・・鋳朦、
６・７・・・浸漬ノズル、８・・・変圧器部、９・１１
・・・磁心、ｌＯ・・・−次巻線、１２・・・電極、１
３・・・堰。代瑠人　　鵜　沼　辰　之（ほか２名）第１図Ｗ、第３図旦第４図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）　　連続鋳造のための中間容器と一部との関に設
けられた少な（とも１基の浸漬ノズル内の溶湯、前記中
間容器内の溶湯、前記鋳型内の溶湯の缶々を通流してな
る電気的閉回路を形成すると共に、該閉回路を２次回路
とする相互誘導結合回路を形成し前記２次囲路に交番電
流を発生せしめることな特徴とする連続鍔環の浸漬ノズ
ル閉塞防止方法。偉）　前記浸漬ノズルを２基以上併設し、各浸漬ノズル
内の溶湯を前記２次回路の一部とすることを特徴とする
特許請求の範囲Ｍ１項記載の連続鋳造の浸漬ノズル閉塞
防止方法。