JPS58166935A - 炭酸ガス吸収シ−ト - Google Patents

炭酸ガス吸収シ−ト

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JPS58166935A
JPS58166935A JP4851982A JP4851982A JPS58166935A JP S58166935 A JPS58166935 A JP S58166935A JP 4851982 A JP4851982 A JP 4851982A JP 4851982 A JP4851982 A JP 4851982A JP S58166935 A JPS58166935 A JP S58166935A
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JP
Japan
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water
carbon dioxide
absorbing
sheet
powder
Prior art date
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Pending
Application number
JP4851982A
Other languages
English (en)
Inventor
Takayuki Imai
隆之 今井
Kiyotaka Omote
清隆 表
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toppan Printing Co Ltd filed Critical Toppan Printing Co Ltd
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Pending legal-status Critical Current

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  • Food Preservation Except Freezing, Refrigeration, And Drying (AREA)
  • Solid-Sorbent Or Filter-Aiding Compositions (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は炭酸ガス吸収シートに関する。
納豆等の発酵賞品、もしくはコーヒー豆や生パン粉等は
その保存中に炭酸ガスを発生することが知られており、
この炭酸ガスがその保存効果乞劣化させることも知られ
ている。
そこで、その保存用袋もしくは容器に、炭酸ガスを吸収
する物質を収容しておけば、発生する炭酸ガスはこの物
質に吸収されて、その害を防ぐことができるが、この炭
酸ガスを吸収する物質は水分と密接な関連を持っている
。例えば、アルカリ金属又はアルカリ土類金属の水酸化
物は炭酸ガスを吸収する物質として知られているが、水
分の存在下でないと、その能力を発揮しない。また、炭
酸ガス吸収剤として知られている水酸化バリウム11%
、水酸化カルシウム74%、水酸化カリウム5%、水分
10%より成る組成物(ケメトロン社製:バラライム)
は、これ以上の水分を必要とせずに炭酸ガスを吸収する
が、炭酸ガスを吸収する際に水分を放出する。いずれの
場合も炭酸ガスを吸収する物質と水分とは密接な関連を
持っており、この水分に対する処理をしておかないと、
不用意に保存用袋又は容器内部を濡らすことになる。
本発明は、かかる問題率の解決を計るべく僅々検討した
結果、吸水性樹脂が水を良く吸収し、体積乞増すと同時
にゲル状又は固体状で保持する事、多孔質無機質粉末が
その体積を変えずに細孔中に液体を吸収保持し、しかも
いずれも少々の圧力下においても液体を放出する事なく
、蒸気としての揮散性も少ない点に注目し、これら吸水
性樹脂あるいは多孔質無機質粉末との混合物からなる樹
脂層にアルカリ又はアルカリ土類金属の水酸化物乞保持
させ中間層とし、少なくとも片面に通気性層を使用した
炭酸ガス吸収シー)Y得るに至った。
すなわち本発明は、吸水性樹脂又はこの吸水性樹脂と吸
水・保水性を有する多孔質無機粉末との混合物に、アル
カリ金属又はアルカリ土類金属の水酸化物、あるいは炭
酸ガス吸収剤を混合して成る炭酸ガス吸収性組成物を、
二枚のシートの間に介在させて成る炭酸ガス吸堅シート
である。なお、本発明でいう吸水性樹脂は水溶性樹脂を
部分的に架橋した水不溶性吸水・保水性樹脂粉末のこと
で、以下単に「吸水性樹脂」と呼ぶ。
吸水性樹脂は具体的には、デンプン−アクリル酸ソーダ
グラフト重合体、デンプンーアク二ロニトリルグラフト
重合体の加水分解物、一部架橋されたデンプン−ポリ(
メタ)アクリル酸共重合体、一部架橋されたデングンー
ポリメタクリル酸メチルの加水分解物及び上記物質の塩
等のデンプン−グラフト重合系のもの、あるいは、メタ
クリル酸メチル−酢酸ビニル共重合体の加水分解物に代
表される架橋合成樹脂系のもの等があげられる。これら
吸水性樹脂は自重の数百倍から数千倍の水を吸収・保持
する性質を有している。
又、多孔質無機粉末としては、細孔あるいは花びら等特
殊な形状を有する無機粉末であり、例えばゼオライト、
パーライト、ケイ酸カルシウム、活性白土等があげられ
る。
アルカリ金属の水酸化物としては水酸化ナトリウム、水
酸化カリウムなeがあり、アルカリ土類金属の水酸化物
としては水酸化カルシウム、水酸化パ1ノウム等がある
。また、前述の組成物のように、炭酸ガス吸収剤として
知られている物5!tVc、   □バラライム(米国
、ケメトロン社製)、等がある。
吸水性樹脂又は吸水性樹脂と無機粉末との混合物に、ア
ルカリ金属又はアルカリ土類金属の水酸化物、あるいは
炭酸ガス吸収剤を混合して成る炭酸ガス吸収性組成物を
、非水系樹脂バイ/グーと共に非水性塗工液としてシー
トに塗布する。樹脂バインダーとしては、吸収すべ″き
液体、すなわち水に溶解性が低く、かつ吸水性樹脂の吸
水膨潤時の体積増加に対しても強固な接着性を示す柔軟
な樹脂が好ましく、エチレン−酢酸ビニル共重合体、塩
素化ポリプロピレン、ウレタン樹脂、線状熱可塑性ポリ
エステル樹脂等があげられるが、特に限定されない。
本発明に係る炭酸ガス吸収性組成物と樹脂バインダーか
ら成る塗工液は任意の方法でシートに塗工される。塗工
はグラビア方式を用いることが望ましいが、シルクスク
リーン方式、ロールコート方式も可能である。塗工液は
樹脂バインダー100部に対して、炭酸ガス吸収性組成
物20部以上、好ましくは50部以上混合して成り、塗
工は部分的に行なわれることが望ましい。図面の第1図
はこの例を示す斜視図で、(1)及び(41は二枚のシ
ート、(2)は塗工液、(3)は塗工液の塗工されてい
ない部分に適用された接着剤を示しており、この接着剤
に3)により二枚のシー) fllf4)が接着されて
いる。第2図、第6図は塗エバターンの別の例を示すも
のである。
炭酸ガス吸収性組成物をはさむ二枚のシート(1)及び
(4)は通気性のシートと非通水性のシートから成って
いることが望ましい。炭酸ガスは通気性のシー)Y通っ
て吸収され、余分の水分は非通水性のシートに遮られて
、この方向に透過することがない。
非通水性シートには、比較的吸水性の低い基材例えば塩
化ビニリデン又は酢酸ビニル、弗素樹脂等の塗布された
紙、不織布、綿布、ガラスクロス布や金属、プラスチッ
ク等であれば制限はない。
又、通気性シートとしては、中間層Z形成する粉末より
小さい開口径乞有するもので、連通孔径は5μ以下のも
のであり、柔軟で伸縮性のあるものが特に好ましい。
上記の炭酸ガス吸収シートは、氷酸化カルシウム、水酸
化マグネシウムなどの様に水分の存在下で炭酸ガスを吸
収する物質乞中間層内に含まれる炭酸ガス吸収物質とし
て適用する際には、あらかじめ炭酸ガス吸収シートを含
水せしめた後使用することにより、吸水性樹脂に保水・
保持された水分で、炭酸ガス吸収能力が発揮される。又
、前述の組成物あるいはノ5ラライλのように、炭酸ガ
スを吸収することによって水分を放出する炭酸ガス吸収
剤を適用する際には、含水せしめない状態で炭酸ガス吸
収シートラ使用し、両面に非通水性層を設けることによ
り、当シート外部への水分の浸み出しを防止することが
でき、また水分を保水・保持する為水分を適正に調整す
る作用もする。
本発明の炭酸ガス吸収シートは■炭酸ガス吸収シートで
包装袋を形成する。■炭酸ガス吸収シートヲ適当な大き
さに切り、包装袋内に入れる。■炭酸ガス吸収シートで
パウチ、トレー等の一部を構成する等の形態で炭酸ガス
吸収機能を有する包装容器を作製することができる。
以下、実施例により本発明を説明する。
〈実施例1〉 架橋アクリル系吸水性樹脂微粉末(アクアキープ−4S
製鉄化学工業製)の粒径40μ以下を選別したものと、
炭酸ガス吸収物質粉末(バラライム(至)ケメトロン社
製)の粒径100μ以下のものを、熱可塑性線状ポリエ
ステル樹脂(バイロン≠200東洋紡績11)を酢酸エ
チルに溶解したバインダー中に混合分散させ、重量固型
分比で吸水性ポリマ/炭酸ガス吸収物質/バインダー樹
脂−50150/100、液全体の固型分30%の塗工
液を作成し、6 o、a/ in −150n深度のス
トライプ状パターングラビア版を用いて塩化ビニリデン
コーティングポリプロピレンフィルム20μに部分的に
塗工・乾燥し、その後10 DA/ 1n−60n深度
のストライプ状パターングラビア版を用いて、塩化ビニ
リデンコーティングポリプロピレンフィルムの非塗工部
分に、湿度硬化型−液性ウレタン接着剤をストライプ状
に塗布し、溶剤除去後穿孔処理されたポリエチレ750
μフィルムとドライラミネートして片面通気性シートを
得た。塗工液の塗布量は20f/m’であった。
このようにして得た炭酸ガス吸収シートY用いて、11
00X100+の大きさのシートY作成した。200X
300mの塩化ビニリデンコーティングポリプロピレン
フィルムとポリエチレンフィルムの積層フィルムから成
る袋内へこの炭酸ガス吸収シート10枚と、空気1oo
cc、炭酸ガス1ooccy導入し、炭酸ガス濃度を炭
酸ガス濃度計(北海道東科計器製)で経時的に測定した
ところ、1日後に炭酸ガス濃度は1%以下となった。
更に、実施例1で完成させた炭酸ガス吸収シートY用い
て、内側を通気性層とし200X300鬼の包材を作成
し、その中にほそ挽きしたコーヒー粉末301を入れシ
ールし空気量が30ccとなるように調整した。焙煎し
たコーヒー豆は豆11当り3〜3.5 CC,の炭酸ガ
スを放出することが知られているが、この炭酸ガス吸収
シートラ用いた包材を適用することにより、炭酸ガスに
よる外包材のふくらみがなく、良好なコーヒー保存状態
が得られた。
〈実施例2〉 架橋デンプングラフト重合系吸水性樹脂微粉末及び水酸
化カルシウム(関東化学展)を、実施例1同様バインダ
ー中に混合分散させ、吸水性樹脂/水酸化カルシウム/
バインダー=50150/100とし、液全体の固型分
60%の塗工液を作成し、実施例1同様塩化ビニリデン
コーテイングポリプロピレンフイルムに塗工乾燥後、実
施例1と同様に接着剤を非塗工部分に塗布し、溶剤除去
後、無サイ・ズ紙80P/WX(名古屋パルプ製)とド
ライラミネートして、片面通気及び通水性シートを得た
。塗工液の塗布量は20P/mであった。
このようにして得られたシートy、i ooxi n。
IDIに切断した後、純水中に3時間浸漬して充分水を
含有させて炭酸ガス吸収シートラ完成させた。
200X150mの塩化ビニリデンコーティングポリプ
ロピレンフィルムとポリエチレンフィルムの積層フィル
ムから成る袋内に上記炭酸ガス吸収シート10枚と空気
5occy導入したところ、1日後に炭酸ガス濃度は1
%以下となった。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示し、第1図は炭酸ガス吸収シ
ートの一部断裁した斜視図。第2図、第6図は炭酸ガス
吸収性組成物と接着剤の塗布形状を示す説明図。 fllf41・・・シ − ト(2)・・・塗 工 液
(3)・・・接  着 剤。 特許用、願人 凸版印刷株式会社 第1図 第2図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)水溶性樹脂を部分的に架橋した水不溶性吸水・保
    水性樹脂粉末(昼下「吸水性樹脂」と呼ぶ)又はこの吸
    水性樹脂と吸水・保水性を有する多孔質無機粉末との混
    合物に、アルカリ金属又はアルカリ土類金属の水酸化物
    、あるいは炭酸ガス吸収剤を混合して成る炭酸ガス吸収
    性組成物を、二枚のシートの間に介在させて成る炭酸ガ
    ス吸収ノート。
  2. (2)炭酸ガス吸収性組成物を通気性シートと、非通水
    性シートの間に介在させたことを%徴とする炭酸ガス吸
    収シート。
JP4851982A 1982-03-26 1982-03-26 炭酸ガス吸収シ−ト Pending JPS58166935A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8178141B2 (en) * 2005-01-27 2012-05-15 The Folger Coffee Company Articles of manufacture and methods for absorbing gasses released by roasted coffee packed in hermetically sealed containers
CN110614020A (zh) * 2019-07-05 2019-12-27 湖南佰裕科技股份有限公司 一种新型高强度氢氧化钙型二氧化碳吸收剂及其制备方法

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