JPS58165725A - 魚網巻取機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 従来の魚網巻取機は常時一定の減速比、即ち通常４０１
１分の固定された速度で巻取られるものでしかない。と
ころで、巻取りの当初はν１ｊち荷が軽いときは比較的
に高速で早巻きしたいのであり、負荷が犬きくなると低
速に減速して高トルクで巻取ることが作業性能を飛躍的
に向上させることになる。従って、本発明では所有る考
察から簡単に高速及び低速の二段切替えが出来るように
なし、当初は高速で巻取り、負荷が大きくなってくると
低速に切替えて高トルクでの効率の良い巻取りを可能と
なした魚網巻取機を市販に供せんとするものである。

以下、本発明実施の一例を際附図面にもとづいて説明す
る。

１．１°は対面する一対の装置フレームであって、中央
部に巻取ドラム２を軸支するようｒ（なす。軸支に当っ
ては片方のフレーム、νＩ）（２・ ち図示例ではフレーム１ａの側壁に油圧モーター３を設
け、該油圧モーター３の回動を、ギヤー５及び６を介し
て両者間に水平架設した回転軸７に伝達させるようにな
すのである。このさい回転ｉ１！Ｉｌｌ’ｉ’は巻取ド
ラム２内を貫通するように設けしめてあり、甘た８はフ
レーム１１ｆ１１１のギヤーボックスを兼ねた軸承匣、
９はフレーム１１側の軸受である。

１０は回転１ｌＩｌｌ１７とキー溝１１及びキー（図示
せず）を介し軸方向に一定距離の摺動をしながら、該軸
の回動を次述する遊星歯車手段に伝達するようになすだ
めのクラッチであり、１２はクラッチギヤ、１３はその
操作用レバーで該レバー１３はフレーム１側から突出さ
せたブラケット支持板１４に対し、矢印＠）（ロ）方向
の揺動自在に軸支されてなる。

１５は遊星−車手段であって対向する一対の側壁板１５
ａ、　　１５ｂのうち、側壁板１５（Ｚの前記クラッチ
１０と対向する外側面には外接歯車１６が一体的に取付
けてあり、前記レバー操作でる。一方、側壁板１５ｂは
巻取ドラム２のフランジ２ａとボルト１７を介して一体
的に取付けてあり、且つ前記側壁板１！′Ｉａとの間に
固定した軸１日、１８°を中心に遊星−車１９．１９°
が回動自在に設けられると共に、該−車１９．１９１は
側壁板１ｈａ、　　１！Ｍ間で回転１１ｉ１ｊ１７と一
体的に取付けられた原動歯車２０と噛合して回動される
関係である。

他方、２１は遊星歯車１９．１９°の外側を該菌東と内
接噛合して自由回動される太陽−車であり、且つ該歯車
の外周には必要に応じ該回動で停止させるようになすだ
めのブレーキバンド２２が設けである。２３は該ブレー
キバンドを支持ｒるためのフレーム１側から突１４させ
て設けたブラケットである。なあ・、２４ａ、２Ａ−ｂ
　、　２４ｃはボールベアリングであ石。

これに対しフレーム１“の佃に於ては回転軸７を軸受９
で軸支させるだけの構成である。

なお、図面で２６、・２゛／は回転ｍ＋　７の両端縁部
に設けたキャプスタンである。

本光明装置は以上の如く構成してなり、使用にさいしク
ラッチ１０が入っていない場合、即ち操作用レバー１３
が図示例の状態位置にあるときは、油圧モーター３の回
動で回動軸７が回動されても、該回動は巻取ドラム２に
は伝達されなくて単に両端のキャプスタン２６．２７が
回転するのみである。

ところで、今操作レバー１３を矢印（イ）方向に移動さ
せると、クラッチギヤー１２と遊星−車手段の１；４す
壁板１５（２に固定された外接歯車１６とが噛合して、
回転ＩＩＩＩＩＩ７の回動を固定軸１日、ＩＥＩ’及び
側壁板１５ｂ−＞介し、フラン′）２ａに伝え巻取りド
ラム２全体が回動されるようになるのである。このさい
の巻取り速度は凡そ１００回／分の尚遠巻取りであって
、魚網の巻初めに摘片される。次に網が成る程度巻取ら
れて置負荷となってくると、操作レバー１３を矢印（ロ
）方向に移動させてクラッチギヤー１２と外接歯車１６
との噛合を外すと共に、ブレーキバンド２２を（５） 締め付けるようになすのであり、これにより遊星歯車手
段の太陽歯車２１が固定される。しかして、回転軸７の
回動は歯車２０を介して遊星歯車１９．１９゛を太陽歯
車２１に内接させた状態で緩徐に回動するようなるので
あり、これに伴って固定軸１日、１８°を介しフランジ
２ａが共に回動し、巻取りドラム２全体が減速回動に変
換されるのである。このさいの巻取り速度は凡そ３０Ｗ
分の低速となるように設計されである。

本発明は以上の如く構成してなるものであって、従来海
中に投下した魚網の引上げのさい、凡そＳ程度捷では余
り荷がか＼らなくて残す、Ｓ程度が高負荷となるのであ
り、従って本発明では当初に操作レバーを０）方向に移
動させ、即ちクラッチ１０を入れることにより高速巻取
りで行われるようになし、あとの残りＳ程度の巻取りに
は操作レバーを（ロ）方向に移動させてクラッチを外す
と共にブレーキバンド２２を締付けて太陽歯車２１を固
定することにより−６） 減速させ、−トルク下で巻取るようになすのであって、
効率の良い巻取り作業が遂行できるのである。

本発明者の実験によれば今迄に凡そ４０分程のであり、
作東時間を半減させると共に作東性能の向上に寄与する
こと極めて犬となすものである。

本発明の魚網巻取機は専ら１５トン程度の小型漁船に積
載されるのであるが、この場合に於ける巻取りドラム中
間距離はｌ・５　ｍ　、フランジ住１．２ｍ程度のもの
である。なお・、フランジの材質にはアルミ材を使用し
て防錆効果が図られるようになすのである。

図示例では遊星歯車１９．１９’を断面図の関係から２
固使用したものについて説明したが、実際には正三角形
配置の３丙使用されるのである。

【図面の簡単な説明】

（７） 図面は本発明装置の一部破断詳細図である。 １．１“・・・装置フレーム　　２　・・・・・巻取り
ドラム２ａ、２ｂ・・・フランジ　　　３　・・・・・
油圧モーター５６・・・ギヤー　　　７・・・・・回転
軸１０　・・・・・　クラッチ　　　１３・・・・・操
作用レバー化　・・・・・遊星歯車手段　　１９．１９
°・・・遊星歯車２１、、、、、太陽歯ｊ車　　２２゜
００１．ブレーキバンド実用新案登録出願人　　　下　
　　克　美（８）

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）一対の対向する装置フレーム間に巻取ドラムを回
   動自在に架設するにさいし、巻取ドラム内には回転軸を
   水平貫通させると共に、該回転軸は油圧モーターにより
   回動されるようＶＣなされてあり、目、つ巻取ドラムの
   対向するフランジの１つには、その外側面に遊星歯車手
   段を一体となした回動状態に取付けせしめ、且つ該遊星
   歯車手段の太陽歯車外周には必要に応じ該回動を停止す
   るだめのブレーキバンドを配設し、一方回転軸には操作
   レバーの作動で該軸上の一定距離を移動するクラッチギ
   ヤーが設けてあり、クラッチギヤーと前記遊星歯車手段
   の噛合状態下ではブレーキバンドを不作用の状態として
   巻取ドラムを高速回転させ、他方離合状態下でブレーキ
   バンドを締付けるときは、巻取ドラムが低速回転するよ
   うに構成されていることを特徴とした魚網巻；　１　） 散機。