JPS58165591A - タイミングギヤ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はドライスクリュー圧縮機、ルーツプロワ等に用
いられるタイミングギヤに関する。

従来のタイミングギヤの一例ｔ−第１図、第２図、第３
図および第４図のドライスクリュー圧縮機について説明
する。ドライスクリュー圧縮機は第１図に示すように、
吸込口３および吐出路４を有するケーシング１に設けら
れたロータ室２内に、第２図に示すような互にかみ合う
一対のおすスクリューロータ９およびめすスクリューロ
ータ１０（以下おすロータおよびめすロータと称す）を
収納し、その一方何端部に前記吸込口３に連通する吸込
路５を設けた吸込ケーシング６′！！−１他方側端部に
前記吐出路４に連通ずる吐出ロアを設けた吐出ケーシン
グ８ｔ−それぞれ一体に結合して構成されている。

上記ロータ１０の軸（図示せず）およびロータ９の軸１
３および１４は吸込ケーシング６および吐出ケーシング
８にそれぞれ取付けた軸受１１゜１２によシ支持され、
かつ前記軸１３は吸込ケーシング６を貫通して突出し、
その端部にはカップリング１７が取付けられ、駆動原動
機（図示せず）により駆動される。またおすロータ９の
吐出側軸１４にはおすタイミングギヤ１５が取付けられ
ており、このおすタイミングギヤ１５はめすロータＪ、
０の軸に取付けられためすタイミングギヤ１６（図示せ
ず）にかみ合っている。

第３図におすロータ９、めすロータ１０とおすタイミン
グギヤ１５およびめすタイミングギヤ１６の位相関係を
示す。図はタイミングギヤの駆動歯面同士が当った状態
を示しており、この状態でロータの前進Ｉｉｉ側のクリ
アランスＡと後進面側のクリアランスＣとがほぼ等しく
なるようにタイミングギヤをセットする。しかしタイミ
ングギヤのバックラッシＢが大きいと何らかの原因でタ
イミングギヤの反駆動面が当ると後進面側のクリアラン
スＣが小さくなシおすロータ９と）ｂすロータ１０の接
触の危険が生ず、る。従ってタイミングギヤのバツクラ
ツシＢはある許容範囲内に小さくおさえなければならな
い。従来タイミングギヤのバツクラツシをｖ＠Ｗする方
法として第４図に示すよ□ うなタイミングギヤ１６が用いられていた。タイミング
ギヤ１６はギヤ１８と調整ギヤ１９とをボルト２０によ
シ締付は一体化したもので、ギヤ１８とａ４ｕギヤ１９
とは同時に歯切、歯研される。

バツクラッシ調整はポル）２０をゆるめて調整ギヤ１９
を円周方向にずらせることによシ行う。

しかし従来のタイミングギヤ１６では、調整ギヤ１９を
円周方向に回す必要上からインロー２１はすきまばめで
なければならず、従ってバックラツシＩＩＩ整の際にギ
ヤ１８と調整ギヤ１９との偏芯が生じ、おすタイミング
ギヤ１５とめずタイミングギヤ１６とのかみ合位置によ
シバックラッンが異なプ、バックラッシを許容範囲内に
小さくおさえることができない。さらに小形のタイミン
グギヤではボルト２０を使用するスペースがとれないな
どの欠点を有する。

本発明の目的はバツクラッシを小さくおさえることがで
き、ま／：たその回転位置によるバラツキが小さく、さ
らｋ）小形のタイミングギヤにも適用可工□イオ、グ蕎
１．ヤオヮヶオ、３よあ、。

本発明はギヤにきつく嵌め込まれたタイミングギヤにお
ける１１！Ｉギヤを高圧油を用いて軸方向あるいは円周
方向に動かすことによシタイミングギヤのバツクラツシ
Ａ整を行うことを％徴とする。

以下、本発明の一実施例を第５図、第６図によシ説明す
る。

タイミングギヤ１６はギヤ１８とギヤ１８のインロー２
６に焼ばめされたｖ４整ギヤ１９および前記両ギヤの側
面をシールする０す／グ等の輪形状の密封装置１１２２
よシなる。調整ギヤ１９には高圧油の導入ねじ穴２３が
うがたれ、インロー２６、ギヤ１８の側面およびｇＩ４
整ギヤ１９の面取り部によ多形成される油圧室２５に導
孔２４１ｒ介して連通している。調整ギヤ１９は、ギヤ
１８に耐熱性のＯリングを入れた後にきつく嵌め込まれ
（たとえば焼ばめされ）、その後ギヤ１８と同時に歯切
、歯研を行われる。高圧油の導入ねじ穴２３および導孔
２４は第５図では調整ギヤにうがたれているが、ギヤ１
８の方に設けてもよい。

次にタイミング調整法につき説明する。

第６図は、第５図に示すめすタイミングギヤ１６とおす
タイミングギヤ１５とをかみ合せ、第３図の■−■矢視
の方向の断面を示したものである。

おすタイミングギヤ１５とめずタイミングギヤ１６とを
かみ合せ、導入ねじ穴２３よシ高圧油を導孔２４を通っ
て油圧室２５に導くと、油圧によジインロー２６での焼
ばめ面圧は減じ、他方部圧油はＯリング２２でシールさ
れ、インロー径とＯリング溝との間の高圧油により調整
ギヤ１９は軸方向に押され、ついには焼はめ部の１４１
擦力に打勝って調整ギヤ１９は軸方向（または円周方向
）に動く。この′ｔまではバツクラツシがなくなるので
、第６図に示すように調整ギヤ１９の動く方向の歯面に
シム２７にはさんでおけば、シム２７の厚さだけのバツ
クラツシは確保することができる。その後油圧をぬき、
おす、めすタイミングギヤ１５゜１６ｆ：回転させれば
シム２７は容易にぬき取ることができる。

以上の実施例によれば、シムの厚さを選ぶことにヨシ必
要最少限のバツクラツシにおさえるコトができ、またギ
ヤ１８とａｌｌ整ギヤ１９とは焼ばめされているので１
．；ｌｉｌ！Ｉギヤ１９の偏芯は生ぜず、おす、めすタ
イミングギヤの回転位相が変ってもバツクラツシのバラ
ツキをギヤの加工ＩＦ＋［に基づく程度におさえること
ができる。さらに調整ギヤ１９には高油圧の導入ねじ穴
とその導孔とが加工できれば良く、小形のタイミングギ
ヤにも適用可能である。

以上のように本発明によれば、タイミングギヤのバツク
ラツシを小さくおさえることができ、またその回転位置
によるバラツキが小さくでき、さらに小形のタイミング
ギヤにも適用可能なタイミングギヤを提供できる。

【図面の簡単な説明】

第１図はドライスクリュー圧縮機の縦断面図で第２図の
１−１１９ｒ面図、第２図は第１図の■−■断面図、第
３図はおすロータ、めすロータとおすタイミングギヤお
よびめす夕、イミングギャの位相１、・１１ 関係を示す図、第４図は従来Ｑタイミングギヤを示す断
面図、第５図は本発明のタイミングギヤの一実施例を示
す断面図、第６図は本発明のタイミングギヤのバツクラ
ッシｇ４整法を示す断面図である。 １・・・ケーシング、９・・・おすロータ、１０・・・
めすロータ、１５・・・おすタイミングギヤ、１６．１
６−・・めすタイミングギヤ、１８・・・ギヤ、１９・
・・ａｌｉ！ｊ！１１ギヤ、２３・・・導入ねじ穴、２
４・・・導孔、２５・・・油圧室、２２・・・密封装置
、２７・・・シム。 Ｘ　１　　図 π Ｙ−）２　　図 １コ 、」２ η　３　図 （−一、−ｍ−） 蚤

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、ギヤｔ１８とｇ１１ｍギアＩとよシなるタイミング
   ギヤ（１ｅにおいて、ギヤＱｌとａｌｌ螢ギヤＬ１９と
   が互いにインロー（至）にてはめ込まれ、両ギヤの合せ
   側面にインロー（至）より外周に輪形状の密封装置骨が
   設けられ、インロー（至）と前記密封装ｆ＠との間に形
   成された油圧室＠に高圧油を導く導孔（２）。 ■がギヤ１１Ｂあるいは調整ギヤ（１９に設けられてい
   ることを特徴とするタイミングギヤ。 ２、ｖｉｉｆ’Ｆ請求の範囲第１項において、前記導孔
   （至）、＠よシ嵩圧油を油圧室（至）に導いたとき、調
   整ギヤ四を軸方向に動かす力がギヤｕ８）とａ４壷ギヤ
   ４１１との間に作用するように密封装置＠が配置されて
   いることｔ％黴とするタイミングギヤ。