JPS5816500A - リングサイクロトロン用磁場発生装置 - Google Patents

リングサイクロトロン用磁場発生装置

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JPS5816500A
JPS5816500A JP11295381A JP11295381A JPS5816500A JP S5816500 A JPS5816500 A JP S5816500A JP 11295381 A JP11295381 A JP 11295381A JP 11295381 A JP11295381 A JP 11295381A JP S5816500 A JPS5816500 A JP S5816500A
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JP
Japan
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coil
main coil
yoke
field generator
magnetic field
Prior art date
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JP11295381A
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JPH0315320B2 (ja
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豊田 英二郎
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Sumitomo Heavy Industries Ltd
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Sumitomo Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はリングサイクロトロン用の磁場発生装置に関す
るものである。
一般に、この種のリングサイクロトロン用磁場発生装置
は断面略C字形の複数のダイポールマグネットを磁極空
間が対向するように放射状に配列し粒子を加速する空間
を形成させている。
また、各マグネットの磁極部には一対の主コイルが巻線
されている。この場合、各磁極に巻線された主コイルは
他のマグネットの主コイルと空間内で接触しないように
巻線されなければならない。したがって、各主コイルの
空間を狭くする方向(ここでは1幅方向と呼ぶ)への積
層(即ち9幅)は出来るだけ薄い方が望ましい。
言い換えれば、リングサイクロトロンのマグネット配置
の中心部に規定される空間の制約を考慮した場合、各主
コイルの幅は薄い方が好ましい。
一方、磁場発生装置の起磁力は各主コイルの幅及び高さ
によって定まる断面積に依存している。前述したように
、主コイルげ幅を薄くした場合、起磁力に変化がなけれ
ば、主コイルの高さを高くする必要がある。このことは
磁極の主コイル巻線部分が長く(高く)なることを意味
している。しかしながら、磁極の主コイル巻線部分を長
くすると、ヨークと磁極の磁路長は相対的に長くなる。
したがって、ヨークの重量は磁路の長さに応じて不可避
的に重くなる。
一般に、リングサイクロトロンの磁場発生装置の総重量
は数百トン−数千トンにも達するのが普通であるから、
ヨークの重量を軽減することは経済性の面で無視できな
い重大な問題である。
本発明の目的は与えられた励磁電力の下で。
比較的小さな重量の軽いヨークを使用することができる
リングサイクロトロン用磁場発生装置を提供することで
ある。
本発明によれば、断面略C字状の複数のマグネットを磁
極空間が対向するように放射状に配列し、各磁極部に主
コイルが巻線されているす/グサイクロトロン用磁場発
生装置において。
隣接するマグネットの主コイルと近接する位置にある主
コイルの断面形状と、各ヨークの内側のスペース側の断
面形状とが互いに異なっているリングサイクロトロン用
磁場発生装置が得られる。具体的に言えば、主コイルは
C字状ヨークの開口先端側において、第1の幅と第1の
幅及び起磁力より定まり、一般に第1の幅寸法よりはる
かに大きい第1の高さを有し、ヨークの内部スペース側
において、第1の幅より大きい第2の幅と第1の高さよ
り寸法の小さい第2の高さを有している。この構成によ
り、C字状ヨークの開口先端側の主コイルの幅はヨーク
の内部スペースより薄いから、他のマグネット主コイル
と接触することなく、且つ、C字状ヨークの内部空間側
の主コイルの断面形状を選択することによし、ヨークの
重量を最小限に留めることができる。
、以下1図面を参照して説明する。
第1図及び第2図を参照すると1本発明の適用されるリ
ングサイクロトロンの磁場発生装置は複数(第1図では
4個)のマグネットヨークを備えており、マグネットは
略O字状のマグネットヨーク10と磁極14ならびに主
コイル15からなる。第1図に示すように、4個のマグ
ネットの中央部には加速粒子を入射するために必要な空
間11が規定されており、且つ、隣接する2つのヨーク
10間には2つの加速用高周波電極12が設置されてい
る。
また、第2図に示すように、マグネットは空隙を挾んで
互いに対向した1組の磁極14と、磁極14から断面略
C字状に延在するヨーク部分とを有し、ヨーク部分の内
側には内部スペース13が磁極背面の空隙と連続する形
で設けられている。磁極14の周囲には、それぞれ主コ
イル15が巻線されている。
この構成では、各ヨーク10の主コイル15が他のヨー
クの主コイルあるいは高周波電極12等と接触しないよ
うに巻線されなければならない。
したがって、主コイル15の空間11側のコイル幅は薄
い方が望ましい。しかし、励磁電力は主コイル15の断
面積によって定まるから、励磁電力を維持するためには
、第2図の磁極とヨークの上下方向の寸法を高くする必
要がある。このため、従来では、磁極部の寸法を高くす
る方法が採用されている。
第3図を参照して9本発明を原理的に説明する。第3図
において、各磁極14に巻線された主コイル15の断面
積Aは各磁極部の空間11側及び内部スペース13側に
おいて互いに等しいものと仮定する。この場合、主コイ
ル15の幅及び高さをそれぞれb及びhとすれば、断面
積Aは(bh)によってあられすことができる。
ここで、ヨーク10の重量を軽減するためには。
2つの主コイル15と関連して定められるヨークおよび
磁極の領域(ハツチング部分)の体積を最小にすればよ
い。尚、ヨークおよび磁極の磁路に垂直方向の断面積は
一定とする。図からも明らかな通り、主コイル15の幅
すによりて定まるヨーク10の領域が上下に2つ(21
,22)あり、主コイル15゛の高さhに依存する領域
が4つ(23,24、25、26)ある。したがって、
マグネットを最軽量化することは、ハツチングされた領
域(21〜26)を最小にすることにほかならない。言
い換えれば、  2b+4h=2b+(4A/b)・・
・・・・(1) を最小にすればよい。
で与えられる。
(2)式からも理解できる通り、主コイル15の幅すを
その高さhの2倍にすれば、ハツチングされた領域(2
1〜26)の面積を最小にし、したがって、ヨーク10
の重量を最も軽くすることができる。しかしながら、外
側空間11に位置する主コイルの断面形状を(2)式に
より決定することは前述した通り望ましくない。
本発明では上述した点を考慮して、外部空間11側の主
コイル15の断面形状と内部スペース13側の主コイル
の断面形状とを変化させ、マグネットの重量を軽減する
と共に外部空間11側への主コイルの突出を出来るだけ
小さくすることを企図している。
第4図を参照すると1本発明の一実施例に係る主コイル
15は外側空間11側では6層2列に巻線されており、
内部スペース13側では3層4列に巻線されている。し
たがって、主コイル15の外側空間11側と内部スペー
ス13側の中間部において、主コイル15の一部に巻き
かえ部30が与えられている。この例の場合、外側空間
11側に配列された6層2列の主コイル15のうち、上
半分の主コイル15が巻きかえられて3層4列の形に並
べ換えられている。
第5図を参照すると9本発明の他の実施例に係る主コイ
ル15は外側空間11側で4層2列に巻線され、内部ス
ペース13側で2層4列の形になっている。また、外側
空間11側では幅すが薄くなっており、外側空間11側
では他の主コイルとの接触を防止できる。したがって、
この実施例はヨークの重量を増加することなく、リング
サイクロトロン用磁場発生装置に対する要求を満たすこ
とができる。同1図示された主コイル15では、第4図
と同様に、外側空間11側の上半分のコイルが巻きかえ
られC1内部スペース13側に2層4列の形で再配列さ
れている。
リングサイクロトロンでは主コイルの重量はヨークの重
量の1/100前後であり、主コイルの磁場発生装置全
体の重量に占める割合は極めて低いから1本発明のヨー
ク重量低減の効果は巻線加工の複雑化とは比較にならな
い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の適用されるリングサイクロトロン用磁
場発生装置を説明するだめの図、第2図は第1図の2−
2線に沿う断面図、第3図は本発明を原理的に説明する
ための図、第4図は本発明の一実施例に係る主コイルを
説明するための図、及び第5図は本発明の他の実施例に
係る主コイルを説明するための図である。 記号の説明 10:ヨーク 11:ヨークの外側空間12:高周波電
極 13:ヨークの内部スペース14:磁極    1
5:主コイル

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、略C序型断面を有する複数のダイポールマグネット
    を、磁極空間が対向するように放射状に配列し円形加速
    空間を形成し各磁極部に主コイルが巻線されているリン
    グサイクロトロン用磁場発生装置におい)隣接するマグ
    ネットが最も近接する部位においてマグネット相互の近
    接空間から規制されるコイル幅と必要々起磁力と該コイ
    ル幅から一義的に定まるコイル高さを備える第1の断面
    形状を有し、ヨーク湾曲部内側において前記コイル幅寸
    法より大きいコイル幅と。 前記コイル高さより小さいコイル高さを備える第2の断
    面形状を有す”るよう、前記各主コイルが巻線されてい
    ることを特徴とするリングサイクロトロン用磁場発生装
    置。
JP11295381A 1981-07-21 1981-07-21 リングサイクロトロン用磁場発生装置 Granted JPS5816500A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11295381A JPS5816500A (ja) 1981-07-21 1981-07-21 リングサイクロトロン用磁場発生装置

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JP11295381A JPS5816500A (ja) 1981-07-21 1981-07-21 リングサイクロトロン用磁場発生装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5816500A true JPS5816500A (ja) 1983-01-31
JPH0315320B2 JPH0315320B2 (ja) 1991-02-28

Family

ID=14599657

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11295381A Granted JPS5816500A (ja) 1981-07-21 1981-07-21 リングサイクロトロン用磁場発生装置

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JP (1) JPS5816500A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011258427A (ja) * 2010-06-09 2011-12-22 Waseda Univ 空芯型サイクロトロン

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011258427A (ja) * 2010-06-09 2011-12-22 Waseda Univ 空芯型サイクロトロン

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Publication number Publication date
JPH0315320B2 (ja) 1991-02-28

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