JPS5816365Y2 - 米洗い器 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は米洗い器に関し、その目的は、米を容易にか
つ良好にもみ洗いすることができる米洗い器を提供する
ことである。

以下、この考案の一実施例を図面に従って説明する。

第１図において、米洗い用の水が留められる容器７には
、米が入れられる網目ざる５が収容され、この網目ざる
５の上縁には平帯状の支持板２が取外し自在に横架され
ている。

支持板２の中央部には鉛直方向の回転軸３が回転可能に
嵌挿されており、この回転軸３の上端には該軸３を回転
させるためのハンドル１が設けられている。

上記回転軸３の下部には複数本（第２図では３本）の支
軸６が水平状にかつ放射状に取りつけられており、これ
ら支軸６には攪拌ローラ４が遊嵌回転自在に取りつけら
れている。

攪拌ローラ４は、その基端から先端にかけて遂次外径が
大きくなるテーパローラ状に形成され、その外周面には
、第３図に示すように螺旋状の突条８が同ローラ４と一
体状に形成されている。

上記したように構成される米洗い器において、ハンドル
１を介して回転軸３を所定方向へ回転させると、この回
転軸３と一体状をなして回転軸３の軸回り方向へ支軸６
が回転するとともに、この支軸６に遊嵌回転自在に取り
つけられた攪拌ローラ４が、その外周面に形成される螺
旋状の突条８と網目さ゛る５内の米との間に生じる摩擦
抵抗によって支軸６の軸回り方向へも回転する。

このため、網目ざる５内の米は、攪拌ローラ４によって
良好にもみ洗いされる。

また、上記米に混入された小石、ゴミ等は網目ざる５に
よりその網目を通して除去される。

すなわち、この考案は、網目ざるの上縁に横架できる支
持板と、該支持板の中央部に回転可能に嵌挿されかつ上
端にハンドルを有する鉛直方向の回転軸と、この回転軸
の下部に放射状に取りつけられる複数本の水平方向の支
軸と、これら支軸に遊嵌回転自在に取りつけられかつ外
周面に螺旋状の突条を有する攪拌ローラとを備えてなる
を特徴とする米洗い器である。

従って、ハンドルを介して回転軸を回転させることで、
同回転軸と一体状をなして回転軸の軸回り方向へ支軸が
回転するとともに、攪拌ローラが支軸の軸回り方向へも
回転する。

このため、米を容易にかつ良好にもみ洗いすることがで
きて、水温の低い冬時期においてはその効果が大きい。

【図面の簡単な説明】

図面はこの考案の一実施例を示すもので、第１図は米洗
い器の使用状態を示す側面図、第２図は平面図、第３図
は攪拌ローラを拡大して示す側面図である。 １・・・・・・ハンドル、２・・・・・・支持板、３・
・・・・・回転軸、４・・・・・・攪拌ローラ、５・・
・・・・網目ざる、６・・・・・・支軸、７・・・・・
・容器、８・・・・・・突条。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 網目ざるの上縁に横架できる支持板と、該支持板の中央
   部に回転可能に嵌挿されかつ上端にハンドルを有する鉛
   直方向の回転軸と、この回転軸の下部に放射状に取りつ
   けられる複数本の水平方向の支軸と、これら支軸に遊嵌
   回転自在に取りつけられかつ外周面に螺旋状の突条を有
   する攪拌ローラとを備えてなるを特徴とする米洗い器。