JPS58163463A - アーク溶射方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は１正極側の心線および負極側の心線間に発生
したアークにより心線を溶融させ、溶融金１＾に空気ま
たはアルゴンガスなどの気体を吹付け、浴融金属を被溶
射面に密着させるアーク溶射方法に関し、アーク溶射を
安定に行なうとともに溶融金属と被溶射面との付着力を
良好にすることを目的とする。

従来のアーク溶射方法は、正極側の心線の送給と負極側
の心線の送給とを単一のモータにより行なっているため
、正極側の心線の送給４度と負極側の心線の送給速度と
が等しくなり、同一の送給速度の溶射条件で行なわれて
いる。しかし、同一の送給速度の溶射条件では、必ずし
も良好で安定した溶射が行なわれるとは限らない。

この原因をアーク現象力）ら考皺すると、負極側の心線
の先端すなわち負極側の成極先端からは、常に電子が放
出され、負極側の成極先端は冷陰極となり、そこでの負
極側の心線が溶融して消耗していく量は、正極側の心、
腺が浴融して消耗していく量に比し少ないからと考えら
れる。

この発明は、前記の点に留意してなされたものであり、
つぎにこの発明をその１実施例を示した図面とともに詳
細に説明する。

正極側の心線ｆｉ＋および負極側の心線（２）を線径１
．０〜２．４圏のアルミニウムまたは若干の添加元素を
含むアルミニウムとし、両心線ｉｌｌ　、　＋２１間の
アークを圧Ｖｋ２０〜４０　Ｖ　、　７−１［流Ａｒｉ
：１００〜４０ＯＡとし、正極側の心ｄ　（１１の送給
モータと負極側の心線（２）のモータとが別個になった
ものを用い、両心線（１）・（２）の送給速度を種々に
変えられるようにし、正極側のＩし緑（１）の送給速度
を４〜１０ψｉｎとするとともに、負極側の心線（２）
の送給速度を正極側のノＬ？線（２）の送給速度に比し
４ルｔｉｎ程度以［に小さくし、両心線ｉｌ＋　、　［
２１間に直流アーク（３）を発生させ、その発生したア
ークにより両心線ｉｌｌ　、　＋２１を浴融させ、その
溶融部に空気またはアルゴンガスなどの気体（５）を吹
付け、両心線の浴融金属（４）を軟鋼素材等の被溶射面
に密着させる。

したがって、負ｆｉ側の心線（２）の送給速度が正極側
の心！　＋１１の送給速度に比し、４　ｎＪｍｉｎ程度
以「に小さくなっているため、アーク溶射を安定に行な
うことができるとともに、浴融金属（４）と被溶射り　
　　而との付着力を良好にすることかできる。

つきに、この発明の実測結果を第２図ととも番こ説明す
る。

両、Ｌ？線ｔｌ）　、　ｔ２＋に線径１．６謹の９９．
７チ以上の純アルミニウムを用い、アーク電圧２５■、
アーク亀流１００〜４００Ａ、　２ｐ気の吹付は圧力５
　ｋｇｆ／ｃｒＡで、両心１（１）　、　＋２１の送給
速度を反えてアーク溶射を行ない、アークの安定性を調
べた結果、第２図の結果が得られた。同図において、◎
印、○印、Δ印は溶射時の電流、１！圧変動がそれぞれ
小・中・大であり・Ｘ印は溶射時４−ト発生で了−り不
連続を示し、両心線ｉ１１・（２）の送給速度が同一の
場合を示す！Ａより上方側、すなわち、正極側の心線ｆ
ｉ＋の送給速度に比し、負極側の心線（２）の送給速度
を若干小さくした点にアークの安定域がある。なお、同
図のＢはアーク不安定域、Ｃはアーク自己ｔＡ整域、Ｄ
はアーク準安定域、Ｅはアーク安定域、Ｆはアーク不安
定域を示す。

なお、前記実施例は、心線がアルミニウムの場合につい
て説明したが、心線が他の金属たとえばステンレス鋼な
ど番こおいても、同様の結果カ１得ぺれた。

以上のように、この発明のアーク溶射方法によると、正
極側の心線・および負極側の心線の線径を１．０〜２．
４腔とし、前記両心線間のアーク亀圧を２０〜４０　Ｖ
　、　Ｔ−りｎ流”ｒ：　１００〜４００Ａ（！：　Ｉ
、、Ｍｆｆ記正極側の心線の送給速度を４〜１０　ｍ１
ｍ１ｎとするとともに、ａ記負極側の心線の送給速度を
前記正極側の心魂の送給速度に比し４　ｍ１ｍ１ｎ程度
以下に小さくし、前記両心；誠間に直流アークを発生さ
せ前記発生したアークにより前記両心線を溶融させ該浴
融部に空気その他の気体を吹付け、前記両心線の４鯉金
属を被溶射面に密着させることにより、アーク溶射を安
定に行なうことができるとともに、浴１触金属と被溶射
面との付７青力を良好にすることかできる。

【図面の簡単な説明】

図面はこの発明のアーク溶射方法の１実施例をボし、第
１図は概略図、第２図は心線の送給速度とアーク安定性
の関係図である。 ＋１］・・・ＩＥ極側の心線、（２）・・・負極側の心
、課、（３）−・・アーク、（４）・・浴融金属、（５
）・・・気体。 第１図 第　２ｗＪ １ｒ４＋＠＋＋ｏ、しｍ、ｎＪ４ｓ遵Ａ　（ｍ／ｍｉｎ
）第１頁の続き ０発　明　者　中島宏幸 大阪市西区江戸堀１丁目６番１４ 号日立造船株式会社内

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ■　正極側の心線および負極側の６竺の線径を１Ω〜２
   ．４謳とし、前記両心線間のアーク電圧を２０〜４０Ｖ
   、アーク電流を１００〜４００Ａとし、前記正極側のノ
   し磯の送給速度を４〜１０　ｗｖ’ｍｉｎとするととも
   に、前１己負極側の心線の送給速度を前記正極側の心線
   の送給速度に比し４ル情Ｉｎ程度以「に小さくシ、前記
   両心線間に直流アークを発生させ、前記発生したアーク
   番こより前記両心線を溶融させ、該廖融部に空気その他
   の気体を吹付け、前記両心線の溶融金属を被溶射面に密
   着させることを特徴とするアーク溶射方法。