JPS5816311Y2 - 制御電圧調整回路 - Google Patents

制御電圧調整回路

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JPS5816311Y2
JPS5816311Y2 JP1278876U JP1278876U JPS5816311Y2 JP S5816311 Y2 JPS5816311 Y2 JP S5816311Y2 JP 1278876 U JP1278876 U JP 1278876U JP 1278876 U JP1278876 U JP 1278876U JP S5816311 Y2 JPS5816311 Y2 JP S5816311Y2
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JP
Japan
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variable resistor
adjustment
resistor
fixed
control voltage
Prior art date
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Application number
JP1278876U
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English (en)
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JPS52105045U (ja
Inventor
永井国生
Original Assignee
ソニー株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 カラーテレビジョン受像機などにあっては、周知のよう
にカラー調整を始めとして、輝度調整、ヒユー調整など
の各種の調整手段が設けられ、これらは共にメーカ側に
おいで最良受像状態となるようにプリセットされると共
に、外部からはこれを自在に調整できるよう゛てなされ
ている。
このような調整手段を説明の都合上、共に制御電圧調整
回路と総称すれば、この回路は第1図で示す如く構成さ
れるを普通とする。
図において、1及び2は固定抵抗器を夫々示し、これら
は図のように直列接続された状態で所望とする直流電源
子Bの供給端子4に接続される。
そして、電源側の抵抗器1と半固定抵抗器3との接続中
点t1から制御電圧の出力端子5が導出される。
中央に存する抵抗器3は製品を出荷する前において、メ
ーカー4JA!lが調整を行うための、つまりプリセッ
ト用の可変抵抗器であって、これは、最良点に調整され
た後、固定されるものである。
すなわち、半固定の抵抗器である。
プリセット用の半固定抵抗器3と接続点tlとの間には
プリセット−手動切換スイッチSWが設けられ、依って
その一方の固定接点Mと、図に示す他方の接続点t2と
の間には外部よりユーザが手動調整するための可変抵抗
器6が接続されている。
ところで、上述した手動調整用の可変抵抗器6にあって
は無調整のままユーザに渡るのが一般的であって、カラ
ーやヒユーなどを手動調整すべくスイッチSWを接点M
側に切換えた状態では出荷前の最良な調整状態(最良点
)とは一致しないことが多い。
この場合、手動調整用の可変抵抗器6としてBカーブの
ものを使用する場合にあっては、その機械的な回動範囲
の中心位置においてプリセット時の最良点に一致してい
ることが望ましく、この位置を中心にして手動調整でき
た方がユーザ側にとっては調整し易く且つ便利である。
ここで、可変抵抗器6としては半固定抵抗器3と同、規
格の抵抗器を使用するものではあるが、通常この抵抗値
は定格値に対し、±20係程鹿のバラツキがあるため、
仮え定格表示が同一の抵抗器を用いたとしても最大40
φバラツクおそれが多分にある。
そのため、スイッチSWを手動側に切換え、可変抵抗器
6の回動位置を中心にセツティングしても、このセツテ
ィング位置で得られる調整状態が、プリセット時の最良
点になることはまずあり得ない。
すなわち、第1図に示されるような構成では所期の目的
を十分に達成できるとは言い難い。
このような欠点を解決するには例えば第2図に示す如(
、可変抵抗器(541JAIIにセツティング位置調整
用の可変抵抗器γを設け、従って半固定抵抗器3側には
ダミー用の抵抗器9を設け、新たに付加した可変抵抗器
7にて上述の可変抵抗器6の可動中心位置において、プ
リセット時における最良点に一致するよう、メーカ側で
微調すれば、一応上記目的は達成できる。
しかし、このように構成すると、調整工数が増加するに
加え、部品点数が増大する火気がある。
本考案はこのような欠点を構成簡単にして一掃せんとす
るもので、以下図面を参照して本考案回路を詳細に説明
する。
第3図は本考案回路の一例である。
本例では第1図に示す従来例とは異り、プリセット用の
半固定抵抗器3と手動用の可変抵抗器6は直列接続され
た状態で、固定抵抗器1を通じて電源端子4に接続され
ると共に、中間に存する可変抵抗器6にはこれと並列に
、第1及び第2の固定抵抗器11AtllBからなる直
列回路11が接続される。
これら抵抗器11AlllBの値は同じくなされる。
その値を便宜的にR1t R2とする。直列回路11の
接続中点t3からは図のように出力端子5が導出される
と共に、この接続中点ねと可変抵抗器6の可動子12a
との間には切換スイッチSWが設けられる。
この切換スイッチSWが上述したプリセット−手動切換
えのためのスイッチとなる訳であるが、このスイッチと
しては1回路1接点型のスイッチが使用され、図のよう
にその固定接点Mが上述した可変抵抗器6の可動子12
aに接続されるものである。
なお、抵抗器3と6とは並列的に接続してもよい0 このように構成された調整回路10の調整動作を説明す
るも、切換スイッチSWの開放状態において、受像機が
最良状態となるように調整され、すなわちプリセットさ
れるは言うまでもない。
切換スイッチSWを閉合すると、手動切換状態トするが
、このスイッチオンによる抵抗器6.11A及びIIB
で形成される並列回路、この例ではブリッジ15につい
て次に考察する。
今、可動子12aが図の位置にある状態のときこの可動
子12aによって分割された抵抗器を符号5A。
6Bで示し、夫々の抵抗値をRa s Rbとすれば、
出力端子5側に接続される回路のにカインピーダンスが
この調整回路10のインピーダンスに比し充分大きい場
合には、ブリッジ15の平衡条件は次式で求められる。
Ra−R2=Rb−R1−・・(1) 抵抗値R1、R2は上述したように等しく選ばれている
ので、可動子12aがその回動角範囲の中心位置にあれ
ば、必然的にRa二Rb−R0/(Roは可変抵抗器6
の全抵抗値である)となるから、(1)式に示す平衡条
件が成立する。
この平衡条件が成立すると、切換スイッチSWの開閉に
拘わらず、出力端子5に得られる制御電圧は一定になる
このことは切換スイッチSWを閉じた手動調整時におい
ても、プリ+71時の制御電圧が得られることを意味す
るものであるから、可動子12aが回動中心に在る限り
、プリセット時と全く同じ受像状態を再現できるもので
ある。
なお可変抵抗器6の抵抗値Roにあっても冒頭で述べた
ように、定格値に対するバラツキがあるが、このバラツ
キはブリッジ15の平衡条件には全く影響を与えない。
すなわち、定格値に対し、仮に20%だけずれた値の可
変抵抗器6を使用した場合には、分割された抵抗値Ra
、Rbも同じく20係ずれた値をとるからである。
又、上述の可変抵抗器6にあっては、可動子12aの回
動中心を求め易くするため、この可変抵抗器6の可動端
子の機械的中心を示す手段、例えばセンタークリックを
付加したり、あるいは可変抵抗器6が取付は固定される
板面に中心位置を表示すると共に、可動子12aの嫡子
に対応するマークを付したりすれば、回動中心の判別が
容易になる。
ところで、ブリッジ15において、可変抵抗器6の値よ
りも、直列回路11の抵抗値R1(−R2)の方を充分
大きくとると、例えばR1≧5Roのように選定すると
、出力端子5に得られる制御室Wはほぼ可変抵抗器6の
可変状態に依存するようになる。
従って、前述の通りBカーブの可変抵抗器6を使用する
場合では、可動子12aの回動角θに対する制御電圧は
第4図の符号16で示す如く直線的に変化する。
これに対し、抵抗値R1を抵抗値式と同じ位かそれ以下
に設定すると、直列回路11の影響を無視することがで
きず、制御電床は例え&f曲線17で示すように変化す
る。
この場合、特に回動中心近傍においては直列回路11の
分割電圧の影響が強く、可変抵抗器6を調整しても制御
電圧はあまり変化しなくなる。
依って、曲線17のような制御電圧は例えばヒユー調整
用の電圧として使用して好適である。
坦上謀明したように、本考案によればメーカー側に於て
手動調整用の可変抵抗器6の可動子12aをその回動中
心(機械的中心)に位置させた状態でプリセット用可変
抵抗器3を調整して最良調整状態にしてプリセット用可
変抵抗器3を固定した後出荷することにより、使用渚i
llで手動調整時に最良調製位置がわからなくなった時
は手動調整用の可変抵抗器6の可動子12aを機械的中
心の指示に基づいてその回動中心(機械的中心)に位置
させることにより最良調整状態にすることができる。
従って、手動調整時における最良調整位置(標準位置)
を簡単かつ確実にみつげることができる。
又切換スイッチSWをシリセット状態に切り換えた時に
は手動調整用の可変抵抗器6の可動子12aの位置とは
無関係に最良調整状態に対応する制御電圧を発生させる
ことができ、そして手動調整用の可変抵抗器を好みの調
整状態に設定しておくことで、切換スイッチSWを切換
えるだけで標準状態と好みの状態とを瞬間的に選択する
ことができる。
調整工数及び部品点数の大巾な削減を図り得るは勿論で
ある。
又、本考案構成によれば、可変抵院器6の抵抗値がばら
ついても上述した平衡条件がくずれるようなことがない
ので、定格値に対する厳密なる要求は全くない。
そのため、調整回路100歩留りが向上し、斯種回路を
安価に提供しうる実用上の効果を有する。
従って、調整回路10が多数使用されるカラーテレビジ
ョン受像機に適用して極めて好適でアル。
勿論、DC制御を行う他の電子機器にも適用できる。
なお、可動子12aの回動角変化に対し、制御重臣が直
線的に変化しない場合には、抵抗器2及び19の抵抗値
を適宜選定することによって、旧線的な変化に修正する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は夫々本考案の説明に供する回路接続
図、第3図は本考案回路の一例を示す接続図、第4図は
その動作説明に供する図である。 3はブリセント用の、6は手動調整用の各抵抗器、11
は直列回路、15は並列回路である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電源側に接続される第1の固定端子、接地側に接続され
    る第2の固定端子及び可動端子を有すると共に該可動端
    子の機械的中心を示す手段を有する手動調整用の可変抵
    抗器と、該可変抵抗器の上記第1の固定端子と上記第2
    の固定端子との間に該可変抵抗器に対して並列接続され
    た2個の互いに直列接続された値の等しい固定抵抗器よ
    りなる直列回路と、上記可変抵抗器と上記直列回路との
    並列回路に対して直列または並列に接続されたフリセッ
    ト用半固定抵抗器と、上記2個の固定抵抗器の接続中点
    に接続された制御電圧を取り出す為の出力端子と、該出
    力端子と上記可変抵抗器の可動端子との間に接続され、
    かつプリセット状態時にオフとなり手動調整時にオンと
    なる切換スイッチとを有する制御電圧調整回路。
JP1278876U 1976-02-06 1976-02-06 制御電圧調整回路 Expired JPS5816311Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1278876U JPS5816311Y2 (ja) 1976-02-06 1976-02-06 制御電圧調整回路

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JP1278876U JPS5816311Y2 (ja) 1976-02-06 1976-02-06 制御電圧調整回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS52105045U JPS52105045U (ja) 1977-08-10
JPS5816311Y2 true JPS5816311Y2 (ja) 1983-04-02

Family

ID=28473105

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1278876U Expired JPS5816311Y2 (ja) 1976-02-06 1976-02-06 制御電圧調整回路

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JP (1) JPS5816311Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019071526A (ja) * 2017-10-06 2019-05-09 ザインエレクトロニクス株式会社 合成抵抗回路および可変利得増幅回路

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019071526A (ja) * 2017-10-06 2019-05-09 ザインエレクトロニクス株式会社 合成抵抗回路および可変利得増幅回路

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JPS52105045U (ja) 1977-08-10

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