JPS5816260Y2 - Uhfチュ−ナの共振回路装置 - Google Patents
Uhfチュ−ナの共振回路装置Info
- Publication number
- JPS5816260Y2 JPS5816260Y2 JP1977116873U JP11687377U JPS5816260Y2 JP S5816260 Y2 JPS5816260 Y2 JP S5816260Y2 JP 1977116873 U JP1977116873 U JP 1977116873U JP 11687377 U JP11687377 U JP 11687377U JP S5816260 Y2 JPS5816260 Y2 JP S5816260Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transmission line
- coil
- microstrip
- resonant circuit
- circuit device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は例えばテレビジョン受像機等のUHFチューナ
の共振回路における共振周波数の調整範囲を拡大したU
HFチューナの共振回路装置に関する。
の共振回路における共振周波数の調整範囲を拡大したU
HFチューナの共振回路装置に関する。
一般に、テレビジョン受像機の電子同調UHFチューナ
では、第1図に示すように、入力端子1に加えられたア
ンテナからの入力信号を、共振線路L1.L2.L3.
L4、可変容量タオオードD I +02D3.D4及
びコンデンサCS 1 *CB2 、CR2、C84よ
りなる複数(第1図では4個)の共振回路と、高周波増
幅器2、局部発振器3とを備えた高周波段で、増幅する
と共に中間周波に変換して端子4に中間周波信号として
抽出している。
では、第1図に示すように、入力端子1に加えられたア
ンテナからの入力信号を、共振線路L1.L2.L3.
L4、可変容量タオオードD I +02D3.D4及
びコンデンサCS 1 *CB2 、CR2、C84よ
りなる複数(第1図では4個)の共振回路と、高周波増
幅器2、局部発振器3とを備えた高周波段で、増幅する
と共に中間周波に変換して端子4に中間周波信号として
抽出している。
このように複数の共振回路を持っており、各段が同一チ
ャンネルを受信する為に、製造の際に周波数のトラッキ
ング調整を必要とする。
ャンネルを受信する為に、製造の際に周波数のトラッキ
ング調整を必要とする。
このため、共振線路L1 、L2 +L3 、L41)
特性インピーダンスz。
特性インピーダンスz。
を可変するローディングコイルLC1,LC2* LC
3。
3。
LC4と終端容量を補正するトリマコンデンサTC1*
TC2*TC3によりトラッキング周波数を調正してい
る。
TC2*TC3によりトラッキング周波数を調正してい
る。
この場合、共振線路L1 、L2 、L3 。L4の特
性インピーダンスZ。
性インピーダンスZ。
を可変する方法として、従来、第2図aに示すようなキ
ャビイテイ力式と第2図すに示すようなマイクロストリ
ップ方式があった。
ャビイテイ力式と第2図すに示すようなマイクロストリ
ップ方式があった。
すなわち、第2図aでは空間(εSSi2に設けられた
共振線路L1とローディングコイルLC1との間隔dを
変えて特性インピーダンス2゜を変えていた。
共振線路L1とローディングコイルLC1との間隔dを
変えて特性インピーダンス2゜を変えていた。
また、第2図すではアースパターンE上に設けられた樹
脂積層板5(εSキ4)上にマイクロストリップ線路よ
りなる共振線路L1を設け、この共振線路L□と空間に
設けられたローディングコイルLC1との間隔dを変え
て特性インピーダンスZ。
脂積層板5(εSキ4)上にマイクロストリップ線路よ
りなる共振線路L1を設け、この共振線路L□と空間に
設けられたローディングコイルLC1との間隔dを変え
て特性インピーダンスZ。
を変えて特性インピーダンス2゜を変えていた。
しかしながら、このような調整では特性インピーダンス
Z。
Z。
の変化が小さくトラッキング周波数の調整が充分でなか
った。
った。
特に、第2図すに示すようなマイクロストリップ線路を
導入した共振回路では共振回路LlとアースパターンE
間に比誘電率εs:=4の誘電体があるため、間隔dを
変化させても特性インピーダンスzoの変化は小さくな
り、マイクロストリップ線路のトラッキング周波数調整
は部品や製造上のばらつきにより困難であった。
導入した共振回路では共振回路LlとアースパターンE
間に比誘電率εs:=4の誘電体があるため、間隔dを
変化させても特性インピーダンスzoの変化は小さくな
り、マイクロストリップ線路のトラッキング周波数調整
は部品や製造上のばらつきにより困難であった。
本考案は上記の事情に鑑みてなされたもので、マイクロ
ストリップ伝送線路と相互誘導結合するコイルを並列に
接続し、その相互誘導結合係数を変化させて共振周波数
を調整することにより、共振周波数の調整範囲を拡大し
得るUHFチューナの共振回路装置を提供することを目
的とする。
ストリップ伝送線路と相互誘導結合するコイルを並列に
接続し、その相互誘導結合係数を変化させて共振周波数
を調整することにより、共振周波数の調整範囲を拡大し
得るUHFチューナの共振回路装置を提供することを目
的とする。
以下図面を参照して本考案の実施例を詳細に説明すると
、第3図a、bに示すように、マイクロストリップ伝送
線路L’ 1 s L 2と並列にコイルL3を接続し
、このコイルL3’にマイクロストリップ伝送線路L
1 * L 2に相互誘導により結合させ、その相互誘
導係数を変化するようにコイルL3の位置を移動して共
振周波数を調整する。
、第3図a、bに示すように、マイクロストリップ伝送
線路L’ 1 s L 2と並列にコイルL3を接続し
、このコイルL3’にマイクロストリップ伝送線路L
1 * L 2に相互誘導により結合させ、その相互誘
導係数を変化するようにコイルL3の位置を移動して共
振周波数を調整する。
前記伝送線L1とコイルL3は結合係数に□で結合し差
の相互誘導接続になっており、前記伝送線路L2とコイ
ルL3は結合係数に2で結合し和の相互誘導接続になっ
ている。
の相互誘導接続になっており、前記伝送線路L2とコイ
ルL3は結合係数に2で結合し和の相互誘導接続になっ
ている。
この場合、第3図aでは結合係数に2が最大(結合係数
Klは最小)の時、共振周波数が最小となる。
Klは最小)の時、共振周波数が最小となる。
また、第3図すでは結合係数に□が最小(結合係数に2
は最小)の時、共振周波数が最小となる。
は最小)の時、共振周波数が最小となる。
今、第3図a、bにおいて、伝送線路L 1 、v L
2とコイルL3との相互インダクタンスMを、伝送線
路L1+L2、コイルL3と自己インダクタンスをL1
wL2+L3とし、結合係数に1.に2とした場合、第
3図aのインダクタンスLaは 又、 第3図すのインダクタンスLbは となる。
2とコイルL3との相互インダクタンスMを、伝送線
路L1+L2、コイルL3と自己インダクタンスをL1
wL2+L3とし、結合係数に1.に2とした場合、第
3図aのインダクタンスLaは 又、 第3図すのインダクタンスLbは となる。
今、ここで、自己インダクタンスL1=L2=L3−L
、相互インダクタンスM=0.1L(結合係数に□=に
2=0.1)とすると、調整範囲(インダクタンス)は
第3図aで、La=1.55L。
、相互インダクタンスM=0.1L(結合係数に□=に
2=0.1)とすると、調整範囲(インダクタンス)は
第3図aで、La=1.55L。
第3図すで、Lb= 1.37 Lとなり、この変化な
周波数に換算すると約5%の調整幅となる。
周波数に換算すると約5%の調整幅となる。
第3図a、b中、Cはコンデンサである。
第4図a s bは実際に製造する場合の共振回路を示
し、第4図aば第3図aと、第4図すは第3図すと夫々
対応している。
し、第4図aば第3図aと、第4図すは第3図すと夫々
対応している。
すなわち、マイクロストリップ伝送線路L1は直線状、
B2は略U字状に形成された曲線状を成し、この伝送線
路LlとB2の接続点と、伝送線路L2の一端との間に
は略U字状に曲ったコイルL3が接続される。
B2は略U字状に形成された曲線状を成し、この伝送線
路LlとB2の接続点と、伝送線路L2の一端との間に
は略U字状に曲ったコイルL3が接続される。
前記伝送線路L1の他端はアースに接続され、前記伝送
線路L2の一端はコンデンサC□を介して入力端子1に
接続されると共に可変容量ダイオードDのカソードに接
続される。
線路L2の一端はコンデンサC□を介して入力端子1に
接続されると共に可変容量ダイオードDのカソードに接
続される。
前記ダイオードDのアノードはコンデンサC2を介して
接地されると共に抵抗Rを介して同調電圧印加端子6に
接続される。
接地されると共に抵抗Rを介して同調電圧印加端子6に
接続される。
すなわち、ダイオードDに同調電圧vTが抵抗Rを通し
て共振器各段に共通に加えられる。
て共振器各段に共通に加えられる。
而して、コイルL3なその曲面部が第4図a、bのよう
に伝送線路L2の側もしくはL□の側に近づくように可
動することにより共振周波数を調整する。
に伝送線路L2の側もしくはL□の側に近づくように可
動することにより共振周波数を調整する。
このようにして共振周波数を調整することにより、第5
図に示すように、第4図a、bの共振回路装置による調
整範囲Aは第2図aのキャビィティ方式による調整範囲
B1第2図すのマイクロストリップ方式による調整範囲
Cに比べ拡大される。
図に示すように、第4図a、bの共振回路装置による調
整範囲Aは第2図aのキャビィティ方式による調整範囲
B1第2図すのマイクロストリップ方式による調整範囲
Cに比べ拡大される。
第6図a、bは実際に製造する場合の共振回路の他の例
であり、マイクロストリップ伝送線路L 1 ’+ L
2 ’al’直線状にし、この伝送線路LtとB2と
の接続点とアース間にコイルL3を接続したものである
。
であり、マイクロストリップ伝送線路L 1 ’+ L
2 ’al’直線状にし、この伝送線路LtとB2と
の接続点とアース間にコイルL3を接続したものである
。
第6図a、b中、第4図a、bと同一部分は同−付号を
付してその説明を省略する。
付してその説明を省略する。
この場合、伝送線路L1とコイルL3は和の相互誘導接
続、伝送線路L2とコイルL3は差の相互誘導接続とし
て動作し、第6図aでは共振周波数が低くなり、第6図
すでは共振周波数が高くなる。
続、伝送線路L2とコイルL3は差の相互誘導接続とし
て動作し、第6図aでは共振周波数が低くなり、第6図
すでは共振周波数が高くなる。
以上述べたように本考案によれば、マイクロスリップ伝
送線路を用いたUHFチューナの共振回路の共振周波数
を拡大でき、トラッキング調整範囲を拡大することがで
きる。
送線路を用いたUHFチューナの共振回路の共振周波数
を拡大でき、トラッキング調整範囲を拡大することがで
きる。
従って、特に、複数の共振回路を用いるテレビジョン受
像機のUHFチューナに用いて好適する。
像機のUHFチューナに用いて好適する。
【図面の簡単な説明】
第1図はテレビジョン受像機の電子同調UHFチューナ
の一例を示す構成説明図、第2図a、bは従来の共振回
路装置を示す断面図、第3図a。 bは本考案共振回路装置の一実施例を示す構成説明図、
第4図a、bは第3図a、bの具体的構成の一例を示す
図、第5図は本考案共振回路装置の共振周波数調整範囲
を従来のものと比較して示す特性図、第6図a、bは本
考案共振回路装置の具体的構成の他の例を示す図である
。 L 1 s L 2・・・・・・マイクロストリップ伝
送線路、L3・・・・・・コイル、C□、C2・・・・
・・コンデンサ、D・・・・・・可変容量ダイオード、
R・・・・・・抵抗、1・・・・・・入力端子、6・・
・・・・同調電圧印加端子。
の一例を示す構成説明図、第2図a、bは従来の共振回
路装置を示す断面図、第3図a。 bは本考案共振回路装置の一実施例を示す構成説明図、
第4図a、bは第3図a、bの具体的構成の一例を示す
図、第5図は本考案共振回路装置の共振周波数調整範囲
を従来のものと比較して示す特性図、第6図a、bは本
考案共振回路装置の具体的構成の他の例を示す図である
。 L 1 s L 2・・・・・・マイクロストリップ伝
送線路、L3・・・・・・コイル、C□、C2・・・・
・・コンデンサ、D・・・・・・可変容量ダイオード、
R・・・・・・抵抗、1・・・・・・入力端子、6・・
・・・・同調電圧印加端子。
Claims (2)
- (1)線状を成しその一端部から中間部に第1の伝送線
路を形成し、他端部から中間部に第2の伝送線路を形成
するようにしたマイクロストリップ伝送線路と、 前記マイクロストリップ伝送線路の一力の端部と前記中
間部との間に並列に配置され前記マイクロストリップ伝
送線路に対して相互誘導結合し、かつ曲面を有するコイ
ルであって、その曲面部が前記第1の伝送線路の側もし
くは第2の伝送線路の側に任意に近づけられるように位
置調整自在なコイルとを有し、 前記コイルの位置を調整することにより前記マイクロス
トリップ線路に対する相互誘導結合係数を変化するよう
にしたことを特徴とするUHFチューナの共振回路装置
。 - (2)前記マイクロストリップ伝送線路のうち第1の伝
送線路を中間部から一端部にかげて略U字状に折曲した
曲線状と成し、その中間部と一端部との間に前記位置調
整自在なコイルを接続配置したことを特徴とする実用新
案登録請求の範囲第1項に記載のUHFチューナの共振
回路装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1977116873U JPS5816260Y2 (ja) | 1977-08-31 | 1977-08-31 | Uhfチュ−ナの共振回路装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1977116873U JPS5816260Y2 (ja) | 1977-08-31 | 1977-08-31 | Uhfチュ−ナの共振回路装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5443903U JPS5443903U (ja) | 1979-03-26 |
JPS5816260Y2 true JPS5816260Y2 (ja) | 1983-04-02 |
Family
ID=29069803
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1977116873U Expired JPS5816260Y2 (ja) | 1977-08-31 | 1977-08-31 | Uhfチュ−ナの共振回路装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5816260Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1997023953A1 (fr) * | 1995-12-25 | 1997-07-03 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Dispositif haute-frequence |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5193101A (ja) * | 1975-02-13 | 1976-08-16 |
-
1977
- 1977-08-31 JP JP1977116873U patent/JPS5816260Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5193101A (ja) * | 1975-02-13 | 1976-08-16 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1997023953A1 (fr) * | 1995-12-25 | 1997-07-03 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Dispositif haute-frequence |
US6052571A (en) * | 1995-12-25 | 2000-04-18 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Tuner for PSK or PAM data applications |
US6072992A (en) * | 1995-12-25 | 2000-06-06 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | High-frequency device |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5443903U (ja) | 1979-03-26 |
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