JPS58162595A - 徐放性アルブミン複合体の製法 - Google Patents

徐放性アルブミン複合体の製法

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JPS58162595A
JPS58162595A JP57045066A JP4506682A JPS58162595A JP S58162595 A JPS58162595 A JP S58162595A JP 57045066 A JP57045066 A JP 57045066A JP 4506682 A JP4506682 A JP 4506682A JP S58162595 A JPS58162595 A JP S58162595A
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JP
Japan
Prior art keywords
albumin
physiologically active
active substance
complex
reacting
Prior art date
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Pending
Application number
JP57045066A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadakazu Suyama
須山 忠和
Takashi Shoji
隆 庄司
Hachiro Indo
八郎 印藤
Shozo Ishii
石井 昭三
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Tanabe Pharma Corp
Original Assignee
Green Cross Corp Japan
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Filing date
Publication date
Application filed by Green Cross Corp Japan filed Critical Green Cross Corp Japan
Priority to JP57045066A priority Critical patent/JPS58162595A/ja
Publication of JPS58162595A publication Critical patent/JPS58162595A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、生理活性物質全含有する医療用徐放性複合体
の製造方法に関する〇 徐放性複合体とは、初めに治療に必要な量の生薬を放出
し、その後長い時間にわたってゆつくシと連続的に生薬
を放出することで治療効果を延長せしめた持効性製剤で
ある。徐放性複合体とするための技術として最近、コル
ゲート、ゼラチン、蛋白質に生理活性物質を担持させて
徐放性複合体を製造する方法が開発されておシ、それら
は数時間〜10数日間の薬効持続時間の延長を可能とし
た。特に、アルブミンを微粒子化し、これ管生理活性物
質の担持体とする徐放性複合体が注目されている。
アルブミンは、今日人由来のものが多量に収得可能とな
っておシ、これを利用すれは医薬として用いた場合、抗
原性、毒性などにおいて非常に有利な点が多い。従来、
アルブミンを利用した徐放剤粒子の作9方としては加熱
処理法と2官能性化合物による凝集微粒子化の方法が中
心であった(特開昭52−47912)。しかし、残念
なことに従来法にて得られたアルブミン粒子L1動物に
投与した時その変性が原因でアナフイラキーシーショッ
クをおこすことが多く、医薬として安全に用いえなかっ
た。これは、製造条件が過激であった仁とによる過変性
を原因とするものと推量できる。
即ちアルブミンは、複雑な立体構造に4つ球状蛋白質で
あ)、その立体構造は熱処理、pH変化、化学的試薬に
よってたやすく崩壊し、立体構造の再構成が不可能にな
る。このように崩壊されたアルプミンはもはや生体内に
おいて代謝されることが困難とな夛、医薬における副作
用を生起するものと推察できる。
そこで本発明者らは、アルブミン會利用した徐放性複合
体で医薬としてもちいた場合に安全な製剤全完成すべく
種々検討した。その結果、アルブミンを活性化してから
生理活性物質と反応させるときわめて温和な状態で複合
体を製造することが可能で、かくして得られた複合体が
きわめて安全性の高いものであると馳う知見上沓て本発
明を完成した0 即ち、本発明は、天然アルブミン會活性化した後、これ
を2官能性化合物の存在下又は不存在下KX pH6〜
l 1.反応温度3〜25℃にて、生理活性物質と反応
させることt−%徴とする生理活性物質徐放性アルブミ
ン複合体の製造法に関する。
本発明にて使用される天然アルブミンは、その(?来に
は特に限定はなく、具体的に社鴫乳動物(ヒト、ウシ、
ウサキなど)、由来のもの、就中ヒト由来のものが使用
される。
当該アルブミンの活性化に際しては、pH6〜11、温
度30℃以下の条件下にてアルブミンを活性化しうる方
法上用いることが好ましい0ががる方法としては、たと
えばハロゲン化シアン(好ましくは臭化シアン)を用い
る方法、過ハロゲン酸(好ましくは過ヨウ素酸塩、就中
過ヨウ素醗ナトリウム)を用いる方法などがあげられる
。前者の方法は、たとえはアルブミンlIiに対して臭
化シアンを約0.05〜19の割合で添加して、そのP
H’t’約9〜llに調整して3〜25℃で約2〜10
分間反応させることによって行われる。また後者の方法
は、たとえばアルブミン119に対して約0.O2N2
.2ダの過ヨウ素酸ナトリウムを用い、約5〜20時間
処理することによって行われる。
活性化されたアルブミンは次いで生理活性物質との反応
に付される。当該反応は、pH6〜11゜反応温度3〜
25℃にて行われる。反応時間は通常3〜20時間であ
る。反応は、アルブミンのlダに対して0.01−14
の生理活性物質を混合、攪拌する仁とによって行われる
。又、反応は2官能性化合物(グルタルアルデヒド、カ
ルボジイミド、ジアミノメタンなど)の共存下に行って
もよく、この2官能性化合物を用いることによって、生
理活性物質の取り込み率の増大化、安定性の強化が期待
できる。
反応が完了した混合液から粒子画分を採取、精製するこ
とによってアルブミン微粒子が回収される。さらに医薬
品製造の常用手段に準じ、医療用徐放性アルブミン複合
体が提供される。
かくして提供された普合体のアルブミン微粒子は既知の
方法にて直径1〜100ミクロンの小球K111!され
る。この粒子径は、加工中のかきまぜ速度、かきまぜ時
間に依存してかなりの程度がきめられるのでかきまぜ速
度をタコメーターで測定し調製される。
当該複合体は、通常1〜5ミクロンの場合は静脈内又は
筋肉内投与用注射液としても用いうるし、5〜100ミ
クロンこのものは筋肉内投与用注射液又は経日剤(例え
ば腸溶剤)として用1八られる0 本発明で使用噺れる生理活性物質は、活性化されたアル
ブミンと前記条件下にて反応しうるものであればよく、
具体的にはプレオマイシン、マイトiイシンC1アント
ラマイシン、5〜フルオロウ2シル等の制癌剤、デキサ
メサゾン、インドメタシン等の抗炎症剤、カリクーイン
、ウロキナーゼ等の酵累製剤、インシニリン、アドレナ
リン、成長ホルモン等のホルモン製剤、インターフェロ
ン、各種インターフェロンインデューサー、および血液
凝固第8因子、第9因子、第13因子などが好適に用い
られる。しかしこれらに限定するも+7)?Lカ・V噂
、遣゛たこれらは併用してもよい。
以下で実施例によって本発明をさらに説明する。
実施例1 人血清アルブミン(200”I) ’c 0.1m1v
lQ 121m2緩衝液(pH7,5)l odi加え
て溶解する。この溶液t−4℃に冷却し、これにブロム
シアン60ダを加え、5分間攪拌する。このとき5Mの
NaOHを用いて反応液ff1PH11,0に保ちアル
ブミンの活性化金おこなう。この溶液についで、生理活
性物質としてウロキナーゼ50万IUトマイトvイシン
C500■を激しく攪拌しながら加えてその後4℃にて
3時間攪拌をつづける。この溶液はついでとうもろこし
油二石油エーテル(1:4)混液の150mに注入し、
約15分間攪拌する。上層の混液を除去し、アルブミン
粒子を石油エーテルで3回洗浄し、次いでアルブミン粒
子を真空デシケータ−で乾燥した。次いで乾燥された粒
子は、0、 l w/ v血清アルブミン溶液(0,0
5M)リス塩酸緩衝液pH8,6)−25dで約15分
間インキユペートシ、次いで1mM塩酸溶液約500m
で洗浄した。蒸留水でさらに洗浄し、次いで真空デシケ
ータ−で乾燥し、乾燥アルブミン複合体の微粒子製剤を
うる。
粒子中、直径1〜100ミクロンのもの全分取し、注射
用展剤をうる。この製剤は、その100Ivtl”1O
slの大豆油に懸濁し体重的4rlのウサギ5匹に筋肉
内投与したが、1ヶ月軽過後死亡例は全くなかった。
実施例2 アルブミン111に蒸留水9Kl’i加えて溶かし、こ
れに101Mヨウ素酸ナトリウム1sdi加え4℃の暗
所に1夜靜置して活性化反応を行う。このうち3ts重
亜硫酸ナトリウム3dを加えて活性化反応を停止させ、
蒸留水で1夜透析したのち凍結乾燥して活性化アルブミ
ン末を得る。インター7zoya1.ooo万IUに上
記活性化アルブミン末10011Ft−加え、pH9,
5にて4℃で約4時間はげしく攪拌混合を行う。その後
実施例1と同様にとうもろこし油:石油エーテル(1:
4)の混液に注入し、以下同様の操作を行い、粒子径1
〜100ミクロンのアルブミン複合体の微粒子製剤をう
る。
実施例3 アルブミンINに蒸留水40dを加えて溶かし、これに
10ムシアン150■をシアン化メタン5dに溶かし友
液を滴下して十分に攪拌する。この間IN水酸化ナトリ
ウムにてpH10,2〜l015に維持する。反応開始
よ95分経過後に濃塩酸にてpH12に下げ、ジアミノ
エタン2df加えてpH9,5に上け、pH9,5に保
って4℃で1夜靜置する。この後蒸留水に対して透析し
たのち凍結乾燥する。次にこれ!−0,1M IJン酸
緩衝液(pH7,0)25−に溶解し、ブロムアセチル
プロミド1sQ−滴下し、約2時間IN水酸化ナトリウ
ムでpH7,0に保ったのち蒸留水で透析し、凍結乾燥
して活性化アルブミン末を得る。その5059に−0,
1M炭酸緩衝液(pH9,5)o、4*に溶かし、アス
ピリン・リジン誘導体のlft加え、約5℃にて50時
間はげしく攪拌混合する。次いで反応混合物音とうもろ
こし油二石油エーテル(1:4)の混液に注入し、以下
実施例1と同様の操作全行い粒子径1〜100ミクロン
のアルブミン複合体の微粒子製剤會うる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 天然アルブミン會活性化した後、これll−2官能性化
    合物の存在下又は不存在下に、pH6〜11゜反応温度
    3〜25℃にて、生理活性物質と反応させることを特徴
    とする生理活性物質徐放性アルブミン複合体の製法0
JP57045066A 1982-03-19 1982-03-19 徐放性アルブミン複合体の製法 Pending JPS58162595A (ja)

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JP57045066A JPS58162595A (ja) 1982-03-19 1982-03-19 徐放性アルブミン複合体の製法

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JP57045066A JPS58162595A (ja) 1982-03-19 1982-03-19 徐放性アルブミン複合体の製法

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JPS58162595A true JPS58162595A (ja) 1983-09-27

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ID=12708972

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JP57045066A Pending JPS58162595A (ja) 1982-03-19 1982-03-19 徐放性アルブミン複合体の製法

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2635459A1 (fr) * 1988-08-17 1990-02-23 Cird Procede de fabrication de microspheres par reticulation de proteines, microspheres ainsi obtenues et leurs utilisations

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4874549A (ja) * 1972-01-08 1973-10-08
JPS5247912A (en) * 1975-10-09 1977-04-16 Minnesota Mining & Mfg Solid serum albumin circles and its production

Patent Citations (2)

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