JPS58162389A - 感熱記録材料 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は熱により浩儂が形成される感熱型の記碌材料に
関する。

従来、紫外線、可視光線、赤外線、白色党勢の光又はこ
の元を吸収して発生した熱に１つて漕儂が形成される感
光又は感熱記録材料として表面処理した支持体上に光架
橋性感光性物質とカーゼンブラックのような着色剤とを
有効成分とする感光層を設けたもの（４！開昭４８−１
１３３２８号公報）、支持体上にアルブミンのような熱
凝固性蛋白質とカーノンブラック、鉄粉等の、元を吸収
して熱に変換する光熱変換性物質とを主成分とする感熱
層を設けたもの（ｔ￥ｉ開昭５４−１０８７０号公１Ｍ
）等が知られている。このうち感光型のものは通常、紫
外線、を画像露光して露光部の感光性物質を光架槁させ
ることにより、この部分を水、アルカリ水溶液、アルコ
ール等゛の溶媒に対しａ溶化又は不溶化し、ついで元の
溶媒可溶性の非露光部をこの溶媒に溶解除去することに
より、画像が形成され、また感熱型のものは通常、赤外
線のような熱線をｌ１ＴＩ儂露光して露光部の光熱変換
性物質を発熱させることによυ、その部分の蛋白質を凝
固せしめ、次に感光部の場合とＮ様、こうして廁元部、
非露光郷関に溶媒（この場合は水）＃こ対する醪解度差
の生じた感光層に溶媒を適用して非島ｊｔ、部を溶解除
去することにより、画像が形成される。しかし感光型の
場合はｌ）共存する着色剤の遮光作用に呵って感光性物
質の光架槁反応が阻害される給米、感度が低下する、２
）最も手軽な水境像ができない（７ｔとえ水溶性の感光
層にしても、露光部の光による水不溶化が弱く、このた
め解儂性の良い１儂が得られない）、３）表面強度が弱
い、４）耐油性、耐水性及び耐＃＆品性が悪い等の欠点
があり、一方、感熱型の場合は前記１）及び２）の欠点
はないが、３）及び４）の欠点は解消できない。

本発明の目的は高感度でしかも水塊儂でき１上、ｐｓ像
性、表面強直、耐水性、耐油性及び耐薬品性共に優れ九
感熱記轍材料を提供することである。

即ち本発明の記録材料は支持体上に、アンモニア又はア
イ７と反応して水溶性のアンモニウム塩又はアミン塩と
なり祷る水不溶性樹脂のアンモニウム塩又はアミン塩と
元な吸収して熱に変換する光熱変換性物質とを主成分と
する感熱層を設けたことを特徴とするものである。

本発明の記録材料による１ｄｌ１１＃形成鳳珊は次の通
りである。即ち記録材料表面に光熱変換性物質が吸収し
得る光（通常、赤外線のような熱線）を画像露光して島
光部の光熱変換性物質を発熱せしめ、仁の熱によりその
部分の水不溶性樹脂のアンモニウム塩又はアミン塩（こ
れら塩はいずれも水溶性）を分解してアンモニア又はア
ばンを遊離せしめ、こうして露光部を選択的に水不溶化
するというものである。

本発明で使用される水不溶性樹脂のアンモニウム塩又は
アミン塩としてはアンモニア又はアイ７と反応して水溶
性のアンモニウム塩又はアミン塩となり得る水不溶性樹
脂のアンモニウム塩又はアゼン塩であればいずれも使用
できる。

このような水不溶性樹脂としては不飽和カルＩン酸系共
電合体、例えばアクリル酸、クロトン酸、メタクリル酸
、イソクロトン酸、マレイン酸、フマル酸、メチルマレ
イン酸、メチルフマル酸、イタコン酸等の不飽和カルゼ
ン酸と酢酸ビニル、スチレン、α−メチルスチレン、ア
クリル噴エステル、メタクリル酸エステル、エチレン、
プロピレン、フチレン、イソゾチレン、塩化ビニル等の
共重合性七ツマ−との共重合体ニレゾール型又はノゼラ
ック型フェノール樹脂：ポリビニルヒドロΦ７ペンゾエ
ート；ポリー二ルヒドロキシペ／ザル：酢酸セルロース
ハイドロジエンフタレート：ポリヒドロキシスチレン；
セラック；カゼイン；スルホン酸基含有上ツマ−系共重
合体、例えばスチレ／〜ｐ−）ルエンスルホン酸共重合
体、アクリル酸エステル〜ｐ−トルエンスルホン酸共重
合体等が挙げられる。

なおこれら水不溶性ｍ脂をアンモニウム塩又はアミン塩
とする場合は通常、感熱層形成液中でこの樹脂とアンモ
ニア水又はアミンと混合することによシ、特に塩として
単離せずにｇ＃ｓされる。

光熱変換性物質としてはＸ線、紫外線、可視光、赤外線
、白色光等の光を＠収して熱に変換し得る物質であれば
全て使用でき、例えばカーメンブラック、カーメングラ
ファイト、フタロシアニン系−料、鉄粉、黒鉛粉末、酸
化鉄粉、酸化鉛、燕化銀、酸化クロム、硫化鉄、硫化ク
ロム等が挙げられる。

なお感熱層中の水不溶性樹脂のアンモニウム塩又はアミ
ン塩と光熱変換性物質との比率はｌ；１Ｓ−１ｓＯ程度
（重量）が適当である。

本発明の感熱層には以上の成分の他、水不溶性樹脂を併
用することができる。このような樹脂としてはポリ酢酸
ビニル、ポリスチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニ
ル、ポリ塩化ビニリデン、ポリエチレ／、ポリアクーリ
ル酸ニス、チル等のホモポリマー又はコポリマーが挙げ
られる。これらはＩｌｌ形成時、エマルジョンの状態で
使用逼れる。

本発明に使用される支持体としては紙、プラスチックフ
ィルム（例えばポリエチレン、ポリプロピレン、ポリス
チレン等のフィルム）ヲラミネートし九紙、合成紙、金
属板（例えばアルミニウム、亜鉛、鉄、銅等の板）、プ
ラスチックフィルム（例えば酢酸セルロース、硝酸セル
ロース、ポリエチレンテレフタンート、ポリスチレン、
ポリプロピレン、ポリカーゼネート等のフィルム）、前
述のような金ｍを蒸着、メツキ又は積層したプラスチッ
ク板又はプラスチックフィルム（プラスチックの具体例
は前述の遺り）等が挙げられる。

本発明の感熱記録材料を作るには一般にアンモニウム塩
又はアミン塩とな９得る水不溶性樹脂と光熱変換性物質
とアンモニア水又はアインと必要あれば他の水不溶性樹
脂とを均一に水に分散し、ξれを支持体上に乾燥後の厚
さが０２〜５０μ、奸才しくは１〜１５岸となるよう鐘
布し、３０〜５０℃の温度で乾燥して感熱層造設ければ
よい。

本発明の感光感熱記録材料は前述のように犬又は熱線に
よって＃＊を彫成憬、埃像剤で＃４儂することによｐｔ
ｍ葎が形成されるのであるが、この場合使用される光源
又は熱線源として・は水錯灯、螢光灯、アーク灯、キセ
ノンランプ、ハロゲンランプ、タングステンラｙゾ、赤
外線ランプ、各植フラッシュランプ等がある。なお熱線
源としては発光時間が約１／□００秒以下で、１つ赤外
領域の光強度が大館なフラッシュランプが好ましい０才
た半導体レーザー、ムｒ或いはＨ・−ＮＯ等のレーザー
光源を利用することもできる。一方、現儂剤としては水
を使用し、必要に応じて有機溶剤、界面活性剤等が感熱
１−中の素材に応じて使用される。なお＃Ｌ鰺後の記録
材料のＩＩＩｆ部は温調状態の才までも或いは乾燥状懇
であっても適当な受像シートに転耳する仁とができる。

ま友画像部及び非画像部の親水性又は親油性の差を利用
して現儂後の記―材料を平版印刷版として利用すること
に↓す、複数枚のコピーＹ＊ることができる。

以下に本発明の実施例を示す。なお部、％はいずれも重
量基準である。

実施例１ カー２７ブラツク　　　　　　　　　　　　　　　１０
部スチレン〜マレイン酸共重合体　　　　　　　　　１
部２５％アンモニア水　　　　　　　　　　　　　０．
５部水　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　３８．５部よりなる組成ｖｍを攪拌機で充分混合した
後、超音波分散機で約５分間分散して均一な分散液とし
、これを１００４屡のポリエチレンテレフタレートフィ
ルム上にワイヤーバー　ｔ−用いテ乾燥後の厚さが約５
μとなるよう繊布し、５０℃で乾燥して感熱層を設けた
。

コうシて得られた感熱記録材料にネガフィルム原稿を密
着し、キセノンフラッシュ元＃な用いて１．ＯＪ／ｍの
エネルギーで原稿側からｍｊｔし友０次にこれを水中に
浸漬し、露光面を脱脂綿でこすると、非ＪｌｌＩ光部分
が溶解除去されて黒色のｗ＃明なポジ１ＩＩｉ儂が形成
された。

実施例２ カー・ｋン！ラック　　　　　　　　　　　　　　　１
０部酢酸ビニル〜クロト／ｒＩＲ共重合体　　　　　　
　　１部２８％７７　モニア水　　　　　　　　　　　
　　ｏ、ｉ＠ポリ酢酢ビビニ１Ｖ５０％エマルジ冒７　
　　　　　　　　０．５１ｉ１水　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　３８ｓよシなるｍ酸物を
用いて実施例１と同様にして感熱記録材料Ｖｆｉ：成し
、以下実施例１と同様に農光及び境偉を行なったところ
、黒色の鮮明なポジ１１！ｉ１ｍが形成され友。

実施例３ カー２７ブラツク　　　　　　　　　　　　　　１部部
ノゼランク型フェノール樹脂　　　　　　　　　　　２
部２５％アンモニア水　　　　　　　　　　　　　　１
部水　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　３
７蔀よりなる組成物を用いて実施例１と同様にして分散
液を調製し、これを厚さ１５０μの表面感層したＡＬ板
（ムＬ板を砂目立て後、弗化ジルコニウームソーダの５
％水水液液中８０’Ｑ、３０秒間処通したもの）上に回
転塗布４Ｉ！を用いて乾燥後の厚さが３Ｊ１となるよう
塗布乾燥して感熱記録材料を作成し比。

以下この記録材料を用いて実施例１と同様にして露光及
び境像を行なったところ、黒色の鮮明なポジｌｊｉｌｉ
ｇＩＩが形成された。またこれをオフセラＦ版として市
販のオフセット印刷機で印刷したところ、鮮明な印刷物
が得られた。またこの印刷版は耐刷性にも優れ、１万枚
印刷しても何らの変化もなかった。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、　支持体上に、アンモニア又はアイ７と反応シテ水
   溶性のアンモニウム塩又はア（ｙ塩となり得る水不溶性
   樹脂のアンモニウム塩又はア建ン塩と光を吸収して熱に
   変換する光熱変換性物質とを主成分とする感熱層を設け
   てなる感熱記録材料。