JPS5816175B2 - シヤシンハロゲンカギンザイリヨウノゲンゾウホウ - Google Patents

シヤシンハロゲンカギンザイリヨウノゲンゾウホウ

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JPS5816175B2
JPS5816175B2 JP50159629A JP15962975A JPS5816175B2 JP S5816175 B2 JPS5816175 B2 JP S5816175B2 JP 50159629 A JP50159629 A JP 50159629A JP 15962975 A JP15962975 A JP 15962975A JP S5816175 B2 JPS5816175 B2 JP S5816175B2
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color
silver halide
compounds
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sodium
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JP50159629A
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カミユ・アンジエリーナ・ヴアンデプツテ
フランシス・ジヤンヌ・セル
ロベール・ジヨセフ・ポレ
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Agfa Gevaert NV
Original Assignee
Agfa Gevaert NV
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Publication date
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Publication of JPS5816175B2 publication Critical patent/JPS5816175B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C5/00Photographic processes or agents therefor; Regeneration of such processing agents
    • G03C5/26Processes using silver-salt-containing photosensitive materials or agents therefor
    • G03C5/29Development processes or agents therefor
    • G03C5/305Additives other than developers
    • G03C5/3056Macromolecular additives
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C323/00Thiols, sulfides, hydropolysulfides or polysulfides substituted by halogen, oxygen or nitrogen atoms, or by sulfur atoms not being part of thio groups

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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は現像賦活性ポリエチレングリコール誘導体を含
むハロゲン化銀現像液ならびにこういった現像液を露光
済みのハロゲン化銀素子の現像に利用することに関する
ものである。
化学増感剤例えば硫黄含有化合物、還元剤および金ある
いは他の貴金属の塩あるいはこれら化合物の組合せを加
えて写真乳剤の感度を増大せしめることは公知である。
かかる化学増感剤はハロゲン化銀と反応しハロゲン化銀
の表面上に /’%ロゲン化銀乳剤の感度を増大せしめ
る微量の硫化銀、あるいは銀、あるいは他の貴金属を作
るものと考えられている。
しかしながらこの種の化学増感法では、それ以上増感剤
を加えてもあるいは増感剤と共にそれ以上熟成を行って
も、単に乳剤のカプリが大きくなるだけでスピードは変
らずあるいは低下するようなある限界に達する。
当業者に衆知の如く、写真再現システムのスピードをさ
らに増大させるためには現像中にアルキレンオキサイド
ポリマー例えばポリオキシエチレン化合物、チオエーテ
ル化合物および/またはアンモニウム、フォスフオニウ
ムあるいはスルホニウム型のオニウムあるいはポリオニ
ウム化合物を存在せしめることにより目的が達成される
こういった化合物は促進により乳剤を増感し、乳剤ある
いは現像液例れかに用いられる。
本発明者等は露光済みハロゲン化銀乳剤の現像が下記一
般式 %式% (式中R1は水素、C1〜C5アルキル例えばメチル、
あるいはX−A−Y−R2基であり;nは少なくとも4
の整数であり;XはCO,S02.C0NHあるいはR
1がX−A−Y−R2の場合に一価の化学結合であり:
Aはアルキレン、好ましくはC1〜C5アルキレン、あ
るいはアリーレン例えばフェニレンであり:YはSある
いはSeであり;またR2はアルキル、好ましくはC7
〜C5アルキルで例えばヒドロキシアルキル、カルボキ
シアルキルの如く置換基を有しうるものを表わす)で表
わされ平均分子量が少なくとも200のポリエチレング
リコールの誘導体あるいはそのモノ01〜C,アルキル
エーテルを含む現像液を用いることにより賦活されうろ
ことを見出した。
従って本発明は現像可能ハロゲン化銀を含む写真素子を
、上記一般式に対応するポリエチレングリコール誘導体
を含むハロゲン化銀現像組成物により現像する方法を提
供する。
本発明はまたハロゲン化銀現像薬と上記一般式で表わさ
れるポリエチレングリコール誘導体を含むハロゲン化銀
現像組成物を提供する。
上記一般式で表わされるポリエチレングリコールの誘導
体あるいはそのモノアルキルエーテルは後段の製法例に
示される如くポリエチレングリコールあるいはモノアル
キルエーテルの末端ヒドロキシル基(群)の部分的ある
いは完全転換により作られる。
多くのこういったポリエチレングリコール類およびモノ
アルキルエーテルが一般に種々の分子量の混合物の形で
市販されている。
上記一般式に対応する誘導体の製造にはこういったポリ
エチレングリコールあるいはそのモノアルキルエーテル
の平均分子量は少なくとも200のものである。
上記一般式に対応するポリエチレングリコール誘導体の
代表的なものが下記製法例に示されている。
製法例 1 150gのポリエチレングリコール(平均分子z15o
o)を900m1のベンゼンにとかした液(!:27、
7 gのメチルチオプロピオニルクロライドを150m
1のベンゼンにとかした液を混合し、ここへ10℃以下
の温度で202gのトリエチルアミンを100m1のベ
ンゼンにとかした液を滴下した。
混合物を室温で15日間放置し、トリエチルアミン塩酸
塩沈澱物を吸引沖過で除いた。
涙液を蒸発させた。
収量: 17 ] g。製法例 2 10gのポリエチレングリコール(平均分子量200)
を100m1のベンゼンにとかした液と23.3gのp
−メチルチオベンゾイルクロライドを150m1のベン
ゼンにとかした液を混合し、ここへ20℃以下の温度で
、101gのトリエチルアミンを60m1のベンゼンに
とかした液を滴下した。
混合物を室温で5日間放置し、トリエチルアミン塩酸塩
の沈澱を吸引−過を除去し、泥液を、蒸発させた。
収量:29g0製法例 3 150gのポリエチレングリコール(平均分子1150
0)を10100Oのベンゼンにとかした液々373g
のp−メチルチオベンゾイルクロライドを300m1の
ベンゼンにとかした液を混合しここへ室温で、20.2
gのトリエチルアミンを1001rllのベンゼンにと
かした液を滴下した。
混合物を室温で20日間放置し、トリエチルアミン塩酸
塩の沈澱を沢過し除いた。
泥液を蒸発させた。収量:180g0 製法例 4 製法例3を繰返した。
ただし平均分子量200のポリエチレングリコールを用
いた。
収量:50g。
製法例 5 75gのポリエチレングリコール(平均分子量1500
)と188gのブナルチオ無水コハク酸ヲ600712
1のトルエンに加えた混合物を10時間沸騰させ次に蒸
発濃縮させた。
収量:94g製法例 6 150gのポリエチレングリコール(分子量1500)
と28.9gのエチルチオエチルイソシアネートを10
100Oのベンゼンに加えた混合物を6時間沸騰させ次
に蒸発濃縮させた。
残渣を加温ヘキサンで抽出し乾燥させた。
収量: 126g製法例 7 製法例6を繰返した。
ただし60gのポリエチレングリコール(分子量400
)と39.3gのエチルチオエチルイソシアネートを5
00m1のトルエン中で反応させた。
収量:98g0製法例 8 製法例6を繰返し実施した。
ただし200gのポリエチレングリコール(分子量40
00)と14.4gのエチルチオエチルインシアネート
を6007711のトルエン中で反応させた。
収量:210 g。
製法例 9 Hs CO(CH2CH20) n 0CNHCH2C
H28C2H6 本製法例は500rIllのトルエンに75gのメトキ
シポリエチレングリコール(分子量750)と14.4
gのエチルチオエチルイソシアネートを加えたものを用
い製法例6と同様に実施した。
収量:87g。
製法例 10 6007711のエタノールに127、5 gのポリエ
チレンクリコール(分子量200)のビストルエンスル
ホン酸エステルをとかした溶液に、11.5gのナトリ
ウムと39gのメル男ブトエタノールを4001Llの
エタノールにとかした溶液を40℃で添加した。
この混合物を8時間沸騰させ、次に蒸発濃縮せしめた。
残渣をアセトンにとり、ナトリウムトルエンスルホネー
トの沈澱を吸引流過で除いた。
流過を蒸発濃縮せしめた。収量:63g0製法例 11 製法例10を繰返した。
ただし177、5 gのポリエチレングリコール(分子
量400)のビストルエンスルホン酸エステルを用いた
収量:125 g。
所望により本発明のポリエチレングリコール誘導体は少
なくとも一つのチオエーテルS−原子をスルホニウム原
子にかえるため各種のアルキル化剤例えばアルコールと
強酸のエステル例えば硫酸、リン酸、塩酸、臭化水素酸
、沃化水素酸、ベンゼンスルホン酸、p−トルエンスル
ホン酸等のメチルあるいはエチルエステルで処理するこ
とができる。
一般に、ポリエチレングリコール誘導体とアルキル化剤
を単に加熱するだけで充分である。
三元化スルホニウム原子の存在により水あるいは各種の
水混和性溶剤に対する溶解度が良好になる。
上記一般式で表わされる化合物は黒白現像薬例えばハイ
ドロキノン、ハイドロキノン/1−フェニル−3−ピラ
ゾリジノン、ハイドロキノン/p−モノメチルアミンフ
ェノールサルフェートあるいは発色現像薬、さらに詳し
くは芳香族第一アミノ発色現像薬例えばp−フェニレン
ジアミン発色現像薬を含む現像組成物中に用いることが
できる。
それらは特に発色現像液中に用いるのが好適である。
本発明の現像促進性化合物は所望の効果、使用せられる
ハロゲン化銀乳剤の種類、乳剤層の厚み、乳剤中のハロ
ゲン化銀の濃度、現像液中の現像薬の濃度、現像液のp
H等により種々の濃度で用いられる。
ある特定化合物についての最適量は、特定乳剤あるいは
現像液について一連の試験を行いその量をある範囲内で
変えることにより決定される。
一般に、現像液中のチオエーテル化合物濃度が1リット
ル当り約50mg〜約10gの場合に有用な結果が得ら
れる。
現像液の活性度は明らかに現像中の現像温度(室温ある
いは高温、例えば30℃以上〕等によるものである。
現像液にはまた通常の添加剤例えばアルカリ塩(炭酸ナ
トリウム、炭酸カリウム、水酸化ナトリウム、ナトリウ
ムメタボレート等)、現像抑制剤例えば臭化カリウム、
ヒドロキシルアミンならびに誘導体、アルカリ金属サル
ファイド例えばナトリウムサルファイド、カルシウム金
属イオン封鎖化合物例えばエチレンジアミンテトラ酢酸
およびその塩およびナトリウムピロフォスフェート、現
像促進性オニウム化合物例えば米国特許第368263
4号等に記載されている型の化合物カプリ防止剤例えば
英国特許出願筒43517771に記載されているアル
カリ可溶性化合物を含有せしめうる。
本発明に従い現像せられるハロゲン化銀乳剤は感光性塩
として臭化銀、沃化銀、塩化銀あるいは混合ハロゲン化
銀例えは塩臭化銀、塩臭沃化銀あるいは臭沃化銀を含む
これら乳剤は任意の容認されている方法で化学増感する
ことができる。
乳剤を天然活性ゼラチンと共にあるいは硫黄含有化合物
例えばアリルイソチオシアネート、アリルチオ尿素ある
いはナトリウムチオサルフェートと共に熟成することが
できる。
乳剤はまた還元剤例えばベルギー特許第493464号
および同第568687号に記載されている錫化合物、
英国特許第789823号に記載されているイミノアミ
ンメタンスルフィン酸化合物、ポリアミン例えばジエチ
レントリアミン、スペルミンおよびビス(β−アミノエ
チル)サルファイドの存在下に熟成することもできる。
それらはさらにまた貴金属化合物例えばアール・コスロ
ウスキーによりツアイトシュリフト・ヴイツセンシャフ
ト・フォート46.65〜72(1951)に記載の如
くルテニウム、ロジウム、パラジウム、イリジウム、白
金および金の化合物の存在下に熟成することもできる。
代表的化合物はアンモニウムクロロパラデート、カリウ
ムクロロオーレ−ト、ナトリウムクロ0/々ラダイト、
カリウムクロロオーライト、カリウムオーリチオシアネ
ート、カリウムクロロオーレート、塩化金(III)、
硫化金(1)等である。
乳剤は乳剤安定剤およびカブリ防止化合物例えばベルギ
ー特許第524121号、同第677337号、公開オ
ランダ特許出願第67715932号。
に記載されているような水銀化合物、銀イオンとで不溶
性銀塩を作る有機硫黄含有化合物、複素環式含窒素チオ
キソ化合物あるいはその誘導体例えハペンゾチアゾリン
ー2−チオン、■−フェニルー2−テトラゾリンー5−
チオンおよび2−エト。
キシカルボニルチオ−5−アミノ−チアジアゾール、ベ
ルギー特許第571916号および同第571917号
に記載されている化合物、プロダクト・ライセンシング
・インデックス1971年12月号、90〜91に記載
されている型のチアゾリニウム化合物、ベンゾチアゾリ
ニウム化合物例えば2,3−ジメチル−5−メトキシカ
ルボニルベンズチアゾリウムp−トルエンスルホネート
およびテトラ−あるいはベンツアザインデン類特にピル
によりツアイトシュリフト・ヴイツシエンシャフト・フ
ォート47,2〜58(1952)に記載されているよ
うなヒドロキシルあるいはアミ7基で置換されたものを
含みうる。
極めて有効なアザインデン乳剤安定剤は5−メチル−7
−ヒドロキシ−8−トリアゾロ(:]、、5−a)ピリ
ミジンでこのものは他の乳剤安定剤例えば上述の如きも
のと共に用いることができる。
乳剤はX−線線受感受性乳剤び他の非光学的増感乳剤で
あってもまたオルトクロマチック、パンクロマチック乳
剤あるいは赤外線感受性乳剤であってもかまわない。
乳剤はエム・エム・ハマーにより[シアニン染料および
開脚化合物J(1,954)に記載されている如くニュ
ートロシアニン、カルボキシシアニン、ローダシアニン
、ヘミシアニン、メロシアニン、オキソノール染料、ス
チリル染料等で光学増感することができる。
乳剤にはさらに現像促進により乳剤を増感する他の化合
物例えばアルキレンオキサイドポリマーを含有せしめつ
る。
こういったアルキレンオキサイドポリマーは例えは分子
量1500あるいはそれ以上のポリエチレングリコール
、米国特許第1970578号、同第2240472号
、同第2423549号、同第2441389号、同第
2531832号、同第2533990号、英国特許第
920637号、同第940051号、同第94534
0号、同第991608号、同第1015023号に記
載の如きアルキレンオキサイド縮合生成物あるいはポリ
マーの様な種々の型のものでありうる。
こういった現像促進性化合物もハロゲン化銀現像液中に
存在せしめうる。
他の現像促進性化合物はオニウムおよびポリオニウム化
合物好ましくはアンモニウム、フォスフオニウムおよび
スルフオニウム型のものである。
他の添加剤例えば硬化剤例えばホルムアルデヒド、ムコ
クロル酸 ムコブロム酸、ジアルデヒド類等、湿潤剤、
可塑剤、マツチ剤例えばポリメチルメタアクリレートお
よびシリカ粒子、遮光染料等も本発明に従い用いられる
感光性材料のハロゲン化銀乳剤層あるいは他の層中に存
在せしめうる。
上記一般式で表わされる化合物は各種の写真ハロゲン化
銀素子例えば黒白用乳剤、X−線用乳剤、リス型乳剤、
カラー乳剤等のための現像液中に用いられる。
それらは銀錯塩拡散転写法に用いられ、またネガ現像に
有用であるだけでなく反転現像にも用いられる。
最初の黒白現像のあと残存ノsoゲン化銀が均一再露光
あるいは化学処理により現像可能となされ次に黒白ある
いはカラー何れかの二次現像により現像される反転処理
において本発明の化合物は二次現像液中に用いられ現像
可能とされた残存ハロゲン化銀の現像を賦活し最大濃度
を犬ならしめるようにすることが好ましい。
上記一般式で表わされる化合物は写真カラー素子の現像
特に反転現像に有用であることが見出されている。
それらは多色像の再現にまた単色像の再現例えば米国特
許第3734735号および米国特許出願第21056
6号(公開独乙特許出願第2165193号)に記載の
方法による単色放射線写真染料像の再現に用いられる。
それらはまたカラー拡散転写法にも用いられる。
ハロゲン化銀カラー写真分野で衆知の如く、染料像は適
当なカラー形成性カップラーと芳香族第一アミノ発色現
像薬特にp−フェニレンジアミン発色現像薬の酸化生成
物とのカップリングにより。
作られる。
発色現像液中に本発明の新規現像促進剤を存在せしめる
ことにより、染料像の最大濃度およびコントラストが増
大しその結果良好な色飽和を与える。
また良好な現像促進作用以外にこういった化合物は、第
四級アンモニウムの如き現像3促進性オニウム化合物を
用いる際に屡々みられるような銀像の次の漂白における
困難性を生じない°。
多色像再現のためのカラー写真に用いられる多層写真素
子には通常、フィルムあるいは紙の如き写真支持体の同
一側面に三つの選択的感受性を有、する乳剤層(それぞ
れがことなるスピード値に仕上げられたいくつかの層か
らなるものでもかまわない)が塗布されている。
かかる多層素子にはまたゼラチンあるいは他の下引き層
、ハレーンヨン防止層、保護被覆等を含めた特定目的の
ための他・のいくつかの層をもうけうる。
三つの選択的感受性乳剤層は青感性乳剤層、スペクトル
の縁域に増感されている乳剤層およびスペクトルの赤誠
に増感されている乳剤層である。
多くの写真ハロゲン化銀乳剤は固有の青感性を有してい
るので、写真素子には通常青感性の最上乳剤層の下に黄
色フィルタ一層がもうけられ、このフィルタ一層がなけ
れば緑増感および赤増感乳剤層まで透過するであろう青
色光を実質的に全て吸収せしめる。
本発明は主として、カラー形成性カップラーがハロゲン
化銀乳剤内におかれているものの発色現像に関するもの
である。
しかしながら当業者衆知の如く、カラー形成性カップラ
ーが発色現像液中に存在せしめられる発色現像であって
もかまわない。
カラー形成性カップラーはカラー写真で通常用いられる
型のもの、すなわちマゼンタ像形成のためのピラゾロン
カップラー、シアン像形成のためのフェノール系あるい
はナフトール系カップラーおよび黄色像形成のための反
応性メチレン基をもつ開鎖化合物である。
多色素子にカラーカップラーを含む場合、青感性乳剤層
は黄色形成性カラーカップラーを、緑増感乳剤層はマゼ
ンタ形成性カラーカップラーを、また赤増感乳剤層はシ
アン形成性カラーカップラーを含む。
ハロゲン化銀乳剤中にカラー形成性カップラーを加える
ためには通常の方法が適用され、例えばそれらをジ−n
−ブチルフタレートおよびトリクレジルフォスフェート
の如き高沸点の幾分水と混和性の溶剤あるいはエチルア
セテート、メチレンクロライド、クロロホルム等の如き
低沸点の幾分水と混和性の溶剤あるいはその両者の型の
溶剤混合物にとかした溶液として添加される。
この場合、こういった溶液は好ましくは湿潤剤あるいは
分散剤の存在下に親水性コロイド媒体中に非常に微小の
液滴状に分散され、次に蒸発により低沸点の幾分水と混
和性の溶剤が除去される。
勿論コロイド組成物中にカラーカップラーを導入するた
め当業者衆知の他の方法も用いられる。
例えば水溶性カラーカップラーすなわち水溶化スルホ基
を酸あるいは塩の形で含むカラーカップラーを水性ある
いはアルカリ性溶液とし問題の層の被覆組成物中に導入
せしめることができる。
その中にカラーカップラーが分散あるいは溶解されてい
る親水性コロイド組成物は必ずしも、カラーカップラー
を存在せしめんとするハロゲン化銀乳剤層の被覆組成物
そのものである必要はなG゛こういった化合物を先ず水
性非感光性親水コロイド溶液に分散あるいは溶解させ、
使用せる有様溶剤を場合により除去した後感光性ハロゲ
ン化針乳剤層の塗布直前に該乳剤組成物と密に混合する
ことが有利である。
カラーカップラーを写真材料のハロゲン化銀乳剤層中に
導入するため用いられる特に有効な方法の詳細について
は例えば米国特許第2269158号、同第22848
87号、同第2304939号、同第2304940号
、同第2322027号、英国特許第791219号、
同第1098594号、同第1099414号、同第1
099415号、同第1099416号、同第1099
417号、フランス特許第1555663号、ベルギー
特許第722026号、独乙特許第1127714号お
よび英国特許出願14763/69号に記載されている
発色現像にはその酸化された形でカラー形成性カップラ
ーとのカップリングでアゾメチン染料を作りうる芳香族
第一アミノ現像性物質が用いられる。
好適な現像薬はp−フェニレンジアミンおよびその誘導
体例えばN、N−ジアルキル−p、−フェニレンジアミ
ン、N、N−ジアルキル−N′−スルホメチル−p−フ
ェニレンジアミン、N、N−ジアルキル−N/ カル
ボキシメチル−p−フェニレンジアミン、米国特許第2
548574号に記載されているようなスルホンアミド
置換p−フェニレンジアミン、および米国特許第256
6271号に記載されているような他の置換p−フェニ
レンジアミン類である。
p−フェニレンジアミンの代表例はN、N−ジエチル−
p−フェニレンジアミン、2−アミノ−5−ジエチルア
ミノトルエン、N−ブチル−N −スルホフチルーp−
フェニレンジアミン、2−アミノ−5−(N−エチル−
N(β−メチルスルホンアミド)エチル〕アミントルエ
ン、N−エチル−N−β−ヒドロキシエチル−p−フェ
ニレンジアミン等である。
こういった現像薬は通常塩の形例えば塩酸塩あるいは硫
酸塩として用いられる。
以下実施例により本発明を説明する。
実施例 シアン、マゼンタおよび黄色分離画像のためのカラーカ
ップラ一群を含む通常の多色反転フィルム材料の細片群
をヘルンフエルドセンシトメーター中で灰色連続ウェッ
ジを通して白色光に露光した。
露光ずみ細片群を次のように現像処理した。
下記組成 水 800m1エチ
レンジアミンテトラ酢酸 テトラナトリウム塩 2g無水硫酸
ナトリウム 100gはう砂
15g 水を加えて 100Tllとする。
(pH9,30) の予備処理浴中25℃で10秒間処理、15秒間水洗し
、裏面をブラシかけしハレーション防止層を除去、 下記組成 N−メチル−p−アルミノフェノール サルフェート 3gハイドロ
キノン 6gナトリウムメタビ
サルファイト 0.5gナトリウムへキサメタホス
フェート 2gナトリウムサルファイド
50g無水炭酸ナトリウム 40g臭
化カリウム 2,3gカリウム
チオシアネート 2.5g沃化カリウム
6■水を加えて 1
0100Oとする。
(+)Hlo、2) の黒白現像液中25℃で3分45秒間現像、下記組成 カリウムみょうばん 15gホウ酸
6gナトリウム水素ジアセテ
ート 15gナトリウムメタビサルファイト
1g水を加えて 10001nlとす
る。
(pH4,2) の停止浴中2分間処理、 3分間水洗し、この材料を25℃で1分間全体的に再露
光、 下記組成 ナトリウムへキサメタホスフェート 1gナトリウム
サルファイド 4g無水炭酸ナトリウム
25g臭化カリウム
2.2g水酸化ナトリウム
0.6、ヒドロキシルアミン塩酸塩 1,2
gN、N−ジエチル−p−フェニレン ジアミン塩酸塩 2.7g沃化カリ
ウム 4m9後述の表に示され
た現像賦活剤 250.%1水を加えて
10100Oとする。
(pH10,7) の発色現像液中25℃で4分間発色現像、25℃で10
秒間水洗、 下記組成 カリウムみょうばん 15g酸性硫酸ナ
トリウム 13、ナトリウムアセテート
3水和物 25gナトリウムビサルファイト
12gナトリウムチオサルフェート 200
g水を加えて 10100Oとする。
(pH3,9) の定着液中25℃で3分間定着、 25℃で2分間水洗、 下記組成 臭化カリウム 15、カリウムみ
ょうばん 45g酸性硫酸カリウム
2、ナ) IJウムアセテート3水和
物 5gナトリウム水素ジアセテート 1
0gカリウムへキサシアノフエレート(III)75g
水を加えて 10100Oとする。
(pH3,9) の漂白浴中25℃で4分間銀漂白、 25℃で3分間水洗、 上述の定着液中25℃で3分間処理、 25℃で5分間水洗、さらに 1リットル陥り40係ホルムアルデヒド水溶液13m1
と湿潤剤を含む安定化浴中25℃で8秒間安定化処理。
下記の表にはカブリ上070の濃度に対応する点から始
めへlOgIt=0.60の露光域にわたり測定された
特性曲線の最少濃度、最大濃度および平均傾斜度の値を
示しである。
上記結果は本発明にかかる化合物の存在下に発色現像を
行った場合、高いコントラストと犬なる最大濃度の得ら
れるこ々を示している。
カラー再現の選択性も良好である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 下記一般式 %式% (式中R1は水素、C1〜C5アルキルあるいはX−A
    −Y−R2基であり;nは少なくとも4の整数であり:
    XはCO、SO2,C0NHあるいはR1がX−A−Y
    −R2の場合には一価の化学結合を表わし;Aはアルキ
    レンあるいはアリーレンであり;Yは硫黄あるいはセレ
    ン原子であり:またR2はアルキルあるいは置換アルキ
    ル)で表わされるポリエチレングリコールの誘導体ある
    いはそのC1〜C5モノアルキルエーテル。 を含むハロゲン化銀現像組成物で、現像可能ハロゲン化
    銀を含む写真ハロゲン化銀素子を現像することを特徴と
    する写真ハロゲン化銀素子の現像法。
JP50159629A 1975-01-22 1975-12-29 シヤシンハロゲンカギンザイリヨウノゲンゾウホウ Expired JPS5816175B2 (ja)

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