JPS5815974A - ピロキシカムの製法 - Google Patents

ピロキシカムの製法

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JPS5815974A
JPS5815974A JP10464882A JP10464882A JPS5815974A JP S5815974 A JPS5815974 A JP S5815974A JP 10464882 A JP10464882 A JP 10464882A JP 10464882 A JP10464882 A JP 10464882A JP S5815974 A JPS5815974 A JP S5815974A
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JP
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methyl
dioxide
carboxamide
pyridyl
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ビンセンツオ・イアネラ
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は下記の式(I)でボされる4−ヒドロキシ−2
−メチル−28−1,2−ベンゾチアジン−3−CN−
(2−ピリジル)カルボキサミド〕−1゜1−ジオキシ
ドおよび式(6)で示されるその燐酸エステルの新規な
製造方法に関する。
H 0 1 0−P二〇 〇H 式(I)の化合物は、ピロキシカム(Piroxica
m ) (y)−船名で知られており、抗炎症剤として
使用されている。
式(6)の化合物は本発明者によって見い出された式(
I)の化合物の燐酸エステルであり、水に易溶であるの
で注射剤の製造に好適に使用される。
西独国特許出願(公告番号第1943265号)によれ
ば、式(I)の化合物は下記の式(2)でホされるメチ
ル3.4−ジヒドロ−2−メチル−4−オキソ−2H−
1,2−ベンゾチアジン−1,1−ジオキシド−3−カ
ルボキシレートを式■でボされる2〜アミノピリジンと
キシレン中で還流することにより製造される。出発物質
である式(至)の化合物は、文献に記載されている方法
で得ることかできる。
即ち、式Mでボされるメチル3−オキソ−1,2−ベン
ゾチアジン−1,1−ジオキシド−2−アセテートをジ
メチルスルホキシド中、ナトリウムメチラートで処理し
て異性化すると式(財)で示される3、4−ジヒドロ−
4−オキソ−2H−1,2−ベンゾチアジン−1,1−
ジオキシド−3−メチルカルボキシレートが得られ、こ
れをメタノール中、ヨウ化メチルと水素化ナトリウムを
用いてメチル化すると式(至)の化合物が得られる。
(■)(III) 米国特許第4074048号によれば、式(I)の化合
物はジメチルホルムアミド中、水素化ナトリウムの存在
下で、式(■)で示される4−ヒドロキシ−N−(2−
ピリジル)−2H−1,2−ベンゾチアジン−3−カル
ボキサミド−1,1−ジオキシドをヨウ化メチルと反応
させることにより得られる。
出発物質である式(■)の化合物は以下のルートで合成
される。
即ち、式(■)の2−カルボキシメチルサッカリンをテ
トラヒドロフラン中、ジシクロへキシルカルボジイミド
またはN−エトキシカルボニル−2−エトキシ−1,2
−ジヒドロキノリンの存在下で式(■)の2′−アミノ
ピリジンと反応させて式(IX)の2−C(N−2−ピ
リジルカルバモイル)−メチル−」サッカリンを得、次
いでこれを、ジメチルホルムアミドまたはジメチルスル
ホキシド中、ナトリウムメチラートの存在下で異性化し
て式(■)の化合物を得る。
この米国特許の方法を以下の反応式で示す: 0 (■)(■)  0 (■) 西独国特許出願第1943265号によれば、中間体(
VI)のメチル化の収率は約55チ、式(I)の化合物
を得る次の工程の収率は約78俤であるという。従って
、この方法によるピロキシカム製造の通算収率は約43
%である。米国特許第4074048号の方法において
は、中間体(■)の製造工程の収率は約68%、式(■
)の化合物をメチル化してピロキシカムを得る工程の収
率は約45%、通算収率は約31%である。
これらの先行技術の主たる欠点は、収率が非常に低いこ
とである(生成物の純度を上げようとすると収率はもつ
と悪くなる)。
本発明は、いわゆる相間移動触媒を用いてN−、メチル
化することにより4−ヒドロキシ−2−メチル−214
−1,2−ベンゾチアジン−CN−C2−ピリジル)カ
ルボキサミド’) −1,1−ジオキシド(I)を製造
する方法に関するものであり、この方法には多くの長所
がある。本発明方法は、E、V。
Dehmlow(Angew、Chem、 86 、1
87 (1974) 、Angew、Chem、Int
、 Ed、Engl、 13.170(1974))の
論文をヒントにして完成されたものであり、4−ヒドロ
キシ−28−1,2−ベンゾチアジン−3CN−(2−
ピリジル)カルボキサミド〕−1,1−ジオキシド(■
)およびそのエステル(XI[)を、触媒としてのテト
ラブチルアンモニウムプロミドおよび粉末状水酸化カリ
ウム(potassiumhydrate )の存在下
、ヨウ化メチルと反応させることからなる。
溶媒としては、アセトン、ジメチルホルムアミド、ジメ
チルスルホキシド、ジメチルエタン、アセトニトリルお
よびテトラヒドロフランなどを使用することができるが
、最後の2つの溶媒が好ましい。
本発明はまた、式(I)の化合物の燐酸エステルを製造
する方法に関する。
本発明に係る製造方法は、具体的には以下の反応式で示
すことができる。
OH□、1モルのしBu4N  )Br(■)    
    溶媒 相間移動触媒を用いる方法は、短時間で、かつ室温で、
高い収率を与えるという点で既知のN−アルキル化法よ
り遥かに優れたものである。
ピロキシカムの製造においては、ヘテロ環窒素の塩基性
が低いために、良質(最少限99%)な生成物を高収率
(約90%)で得たい場合、本発明方法は不可欠な方法
である。
本発明者は更に、中間体(■)および(XI[)を製造
するための新規で好都合な方法を検討し、た。即ち、2
−カルボキシメチルサッカリン(■)を、ジクロロメタ
ン中、1−メチル−2−クロロピリジンヨウ素(X)お
よびトリーn−ブチルアミン(X[)の存在下で2−ア
ミノピリジン(TV)と反応させた。2−〔(N−2−
ピリジルカルバモイル)メチルニlサッカリン(IX)
が得られ、これを常法により異性化して4−ヒドロキシ
−2H−1,2−ベンゾチアジン−3−CN−C2−ピ
リジル)カルボキサミドジ−1,1−ジオキシド(■)
を得た。この誘導体の燐酸エステルは、化合物(■)を
ピリジンの存在下でオキシ塩化燐と反応させることによ
り得た。
本発明方法による製造方法は以下の反応式で示される。
(■)(X) oCH3 (■) 本発明方法の実施例を以下に示すか、これは本発明を限
定するものではない。
実に例14−ヒドロキシ−2−メチル−2H−1,2−
ベンゾチアジン−3−〔八−(2−ピリジル)カルボキ
サミド’)−1,1−ジオキシド(I)4−ヒドロキシ
ーヘー(2−ピリジル)−2H−1,2−ベンゾチアジ
ン−3−カルボキサミド−1,1−ジオキシド(■)3
.17 fl (’0.01 モル)、ヨウ化メチル1
.42g(0,01モル)、テトラブチルアンモニウム
フロミド0.325g (0,001モル)、粉末状水
素化カリウム0.629 (0,011モル)およびテ
トラヒドロフラン80m1の混合物を室温で1時間激し
く攪拌する。溶媒を減圧下で留去し、残留物を水で希釈
した。HCIを加えてpHを7.0にし、不溶生成物を
戸取し、メタノールから再結晶すると式(I)の化合物
2.98gが得られる。
収率−98%、m、P、−195〜198℃冥施例24
−ホスホノオキシ−2−メチル−28−1,2−−ベン
ゾチアジン−3−〔ヘー(2−ピリジル)カルボキサミ
ドl−1,1−ジオキシド(n) 5−ホスホノオキシ−N−(2−ピリジル)=28−1
.2−ベンゾチアジン−3−カルボキサミド−1,1−
ジオキシ)’ (XIII) 3.98 fl (0,
01モル)、ヨウ化メチル1.42g(0,01モル)
、テトラブチルアンモニウムプロミド0.3259 (
0,001モル)、粉末状水素化カリウム1.86 f
l (0,033モル)およびアセトニトリル40TI
llの混合物を周囲温度で1時間激しく攪拌する。不溶
生成物をV取し、エタノールを加え、これを中性にする
。ナトリウム塩を沖取し、アセトンを加える。式(II
)の化合物3.739が沈殿する。収率−90%、m、
p。
=245°C(分解) 実施例3 2=c(rq−2−ピリジルカルバモイル)
メチル〕サッカリン(IX) 1−メチル−2−クロロピリジンヨウ素(X) 2゜8
9 g(0,012モル)に、2−アミノピリジン(I
V)O894f (0,01モル)、2−カルボキシメ
チルサッカリン(■)2.411 (0,01モル)お
よびトリーローブチルアミン4.459 (0,024
モル)をジクロロメタン1001に入れた混合物を加え
る。
この混合物を、窒素気流下で1時間還流し、エーテル2
00dを加え、この混合物を5%塩酸で3同洗浄する。
有機相を減圧下で留去し、残留物をメタノールから再結
晶する。式(IX)の化合物2.68gが得られる。収
率−85%、”、P、−176〜178゛C 実施例44−ヒドロキシ−N=(2−ピリシル)−28
−1,2−ベンゾチアジン−3−カルボキサミド−1,
1−ジオキシド(■) ジメチルスルホキシド5鹸に式(IX)の化合物1゜6
17 (0,005モル)を加温溶解した溶液に、ナト
リウムメチラート0.80 fl (0,015モル)
を加える。この混合物を加熱し、80〜90°Cで15
分間攪拌した後氷水に注ぎ込み、酢酸で酸性化し、黄色
沈殿を戸数する。式(■)の化合物的0.7gが得られ
る。m、P、 −222〜224℃実施例54−ホスホ
ノオキシ−N−(2−ピリジル)−2H−1,2−ベン
ゾチアジン−3−カルボキサミド−1,1−ジオキシド
(XI[)オキシ塩化燐1.68 fl (0,011
モル)を20゛cでピリジンLowlに溶かす。20°
Cに保持したこの溶液に、式(■)の化合物3.17g
(0,01モル)を溶解したピリジン201を攪拌下に
5分間で添加する。この溶液を10分間20゛Cに保ち
、次いで温度を徐々に下降させ10分間で0゛cにした
。攪拌下に氷水10Tllを加え、pHか8.0になる
まで水酸化ナトリウムの10%溶液を加える。
水溶液を酸性化し、植物活性炭で処理し、濾過した後減
圧下で蒸発乾固する。残留物を無水アルコールに溶解す
る。アセトンを加えて沈殿した化合物(XI[)を濾過
する。収量4.3 g、 nl、p、=260〜261
°C 燐酸エステルについて薬理実験および臨床試験を行なっ
た結果、以下の事実か判明した。
ピロキサホス(Piroxafos )の活性成分、即
ちピロキシカムホスフェートは、マウスおよびラットに
おける経口、皮下および腹腔内投与の場合、弱い急性毒
性値を示した。
ピロキサホスを通常臨床的に使用される期間(45日)
よりずっと長い期間に渡ってラットに皮下投与した所、
8.3 DTD極大量に相当する投与量<2.5ry/
kq)において良好な耐薬性を示した。
15.5 DTD極大量に相当する量(5〜/kq)を
長期間投与した場合の死亡率は25%であり、種々の毒
性症状(体重減少、貧血、窒素血およびS G P T
(アラニンアミノトランスフェラーゼ)の増加、胃腸粘
膜の病変)が見られた。
2DTD 最大量を連続して45日間犬に皮下投与した
所、良好な耐薬性を示し、毒性はみられなかった。
10DTD最大量に相当する量のピロキサホスを、連続
30日間、生薬の形で家兎に直腸内投与した所、良好な
耐薬性を示し、全身性および局所的毒性効果は何ら観察
されなかった。
D−1’D最大量の5〜10倍量(4および8W/kq
 )をラットに180日間連続して経口投与した所、生
物学的および血液化学的な悪影響は見られなかった。胃
腸粘膜に対する刺激作用がみられたか、これは最大投与
量の場合だけであった。
51)TD最大量に相当する量を犬に180日間連続し
て経口投与した所、良好な耐薬性を示し、毒性はみられ
なかった。
5およびl Q DTD最大量に相当する量′めピロキ
サホスを、ラットに妊娠前8日間、妊娠後18日間投与
した所、生殖機能、妊娠率、胎児および新生児の発育に
何ら悪影響はみられなかった。
5およびI Q DTD最大量のピロキサホスを、家兎
に、妊娠5日目から17日間まで経口投与した場合、お
よびl QDTD最大量を直腸内投与した場合、催奇形
性はみられなかった。
ピロキサホスは、臨床で使用される平均DTSの10〜
30倍量、を経口、皮下および腹腔内投与しても、動脈
圧、呼吸基礎値およびECG基礎値に何ら変化は見られ
なかった。
ピロキサホスの潰瘍誘発作用は、50平均DTSに相当
する20Mg/kQの投与量の場合、インドメサチン1
0■/kti投与の場合より明らかに低かった。
マウスおよびラットについて種々の実験法で調べた所、
ピロキサホスは4および8■/kqの投与量で抗炎症作
用、鎮痛作用および上熱作用を示すことかわかった。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、式: 〔]式中、Xは水素または−P、、=Qを表わす〕H でホされる4−ヒドロキシ−2−メチル−2,H−1,
    2−ベンゾチアジン−3−CN−(2−ピリジル)カル
    ボキサミド〕−1,1−ジオキシドまたはその燐酸エス
    テルの製造方法であって、式:〔式中、Xは前記と同意
    義である〕 でホされる化合物を相間移動触媒の存在下でへ一メチル
    化することを特徴とする方法。 2、非プロトン性溶媒中、粉末状水酸化カリウムおよび
    相間移動触媒の存在下、ヨウ化メチルを用いてN−メチ
    ル化を行なう第1項に記載中製造方法。 3、非プロトン性溶媒がテトラヒド−ロフランまたはア
    セトニトリルである第2項に記載の製造方法。 4、相間移動触媒がテトラブチルアンモニウムプロミド
    である第2項〜第3項のいづれかに記載の製造方法。 5、原料物質/粉末状水酸化カリウムのモル比が1/1
    .1〜1 /3.3であることを特徴とする第2項〜第
    4項のいづれかに記載の製造方法。 6.1−メチル−2−クロロピリジンヨウ素を縮合剤と
    して使用することを特徴とする2−CN−2−ピリジル
    カルバモイル)メチル〕サッカリンの製造方法。 7、ピリジン中、4−ヒドロキシ−N−(2−ピリジル
    )−28−1,2−ベンゾチアジン−3−カルボキサミ
    ド−1,1−ジオキシドをオキシ塩化燐と反応させるこ
    とを特徴とする4−ボスボッオキシ N−(2−ピリジ
    ル)〜2H−1.2−ベンゾチアジンー3−カルボキサ
    ミド−1,1−ジオキシドの製造方法。 o−p=。 ゝOH でホされる4−ヒドロキシ−2−メチル−2H−1,2
    −ベンゾチアジン−3−CN−C2−ピリジル)カルボ
    キサミド)−1,1−ジオキシドの燐酸エステル。 9、式:OO 7 17、晶 で示される4−ヒドロキシ−2−メチル−28−1,2
    −ペンゾチアジンー:3−CN−(2−ピリジル)カル
    ボキサミドシー1.1−ジオキシドの燐酸エステルを有
    効成分とする抗炎症剤。
JP10464882A 1981-06-17 1982-06-16 ピロキシカムの製法 Granted JPS5815974A (ja)

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IT22364A/81 1981-06-17
IT22364/81A IT1167793B (it) 1981-06-17 1981-06-17 Estere fosforico del 4-idrossi-2-metil-2h-1,2-benzotiazina-3(n-(2-piridil)-carbossamide)-1,1-diossido,suoi sali,procedimenti per ottenerli e preparati farmaceutici che li contengono come principi attivi
IT23432A/81 1981-08-07

Publications (2)

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JPH0428713B2 JPH0428713B2 (ja) 1992-05-15

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IT (1) IT1167793B (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4074048A (en) * 1976-05-10 1978-02-14 Warner-Lambert Company Process for the preparation of 4-hydroxy-2H-1,2-benzothiazine-3-carboxamide 1,1-dioxides

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4074048A (en) * 1976-05-10 1978-02-14 Warner-Lambert Company Process for the preparation of 4-hydroxy-2H-1,2-benzothiazine-3-carboxamide 1,1-dioxides

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IT1167793B (it) 1987-05-13
JPH0428713B2 (ja) 1992-05-15
IT8122364A0 (it) 1981-06-17

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