JPS58159475A - ベンゼン環置換基を有する新規な3−アミノインダゾ−ルおよびその製造法 - Google Patents

ベンゼン環置換基を有する新規な3−アミノインダゾ−ルおよびその製造法

Info

Publication number
JPS58159475A
JPS58159475A JP4069082A JP4069082A JPS58159475A JP S58159475 A JPS58159475 A JP S58159475A JP 4069082 A JP4069082 A JP 4069082A JP 4069082 A JP4069082 A JP 4069082A JP S58159475 A JPS58159475 A JP S58159475A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hydrogen atom
substituted
aminoindazole
amino
compound
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4069082A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadayuki Ibuki
伊吹 忠之
Tasuke Sugihara
杉原 太助
Hiroshi Kawakubo
弘 川久保
Takanori Sone
孝範 曽根
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Kasei Corp
Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Asahi Chemical Industry Co Ltd
Asahi Kasei Kogyo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Chemical Industry Co Ltd, Asahi Kasei Kogyo KK filed Critical Asahi Chemical Industry Co Ltd
Priority to JP4069082A priority Critical patent/JPS58159475A/ja
Priority to US06/475,945 priority patent/US4533731A/en
Priority to EP83102602A priority patent/EP0090972B1/en
Priority to DE8383102602T priority patent/DE3381617D1/de
Publication of JPS58159475A publication Critical patent/JPS58159475A/ja
Priority to US06/739,061 priority patent/US4751302A/en
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、治療学の分野で有用なベンゼン櫃置換基を有
する新規な6〜アミノインダゾールに関するものであり
、さらに詳しくは、炎症状態を輸減し、鎮痛作用を有し
、酸性非ステロイド性抗炎症薬の消化管の渭掲形成性の
副作用を抑制する能力を有する点で特に価値のある一連
の新規なベンゼン復tk換基を有する6−アミノインダ
ゾールおよびその製造用中間体に関する。
従来より、新油、かつ有用な抗炎症剤を得るために、有
機合成化学の分野で種々の試みが多くの研5し省によっ
てなされてきた。これらの試みのほとんどは、コルチコ
ステロイド類のような種々のステロイドホルモン化合物
あるいはフェニルブタシン、イントメサシ/等のようす
酸性の非ステロイド性物質の合成ならびに試験である。
しかし、さらに新規な、より優れた、よシ改善された抗
炎症剤の開発において、塩基性剤の効果についてはあま
り知られていなかった。ところが、塩基性非ステロイド
剤は、酸性非ステロイド化合物が通常壱する有用な点に
加えて、望ましくない制作用をほとんど有しないという
点で魅力的であった。
本発明者らは、特定の新規なべ/ゼン猿胤換基を有する
6−アミノインダゾールが、炎症状態を軽減させ、さら
に酸性非ステロイド性抗炎症薬の消化管の演傷形成性の
副作用を抑制するための非ステロイド治療剤として非帛
に有用であることを見出し、本発明を完成するに至った
すなわち、本発明の新規化合物は、一般式(T)(I) (式中、R1は水酸基が、ヨウ素原子が又はアミノ基で
あ[XR2はRよが水酸基又はヨウ素原子の場合は水素
原子であり、R工がアミン基の場合はR2もアミノ基で
あシ、Roが水酸基の場合置換位1νは4位か、5位か
、6位が、もしくは7位のいずれでもよく、R1がヨウ
素原子の場合は置換位置は5位か7位のいずれがであシ
、R1およびR2がアミノ基の場合は置換位置は4位な
らひに6位か又は5位ならひに7位である)で示される
ベンゼン項置換基を有する新規な6−アミノインダゾー
ルおよびその生理学的に許容しつる酸付加壌である。
本発明のベンゼン環置換基を有する新規なろ一アミノイ
ンダゾールとしては、例えば次のものを挙げることがで
きる。
(1)6−アミノ−4−ヒドロキシインダゾール(2)
  ろ−アミノ−5−ヒドロキシインダゾール(3j 
3−アミノ−6−ヒドロキシインダゾール(4)3−ア
ミノ−7−ヒドロキシインダゾール(5)6−アミノ−
5−ヨウドインダゾール(6)  ろ−アミノー7−ヨ
ウドインダゾール(713,5,7−)リアミノインダ
ゾールならひにこれらの臭化水素酸および塩酸付加塩の
ような生理学的に許容しうる酸付加塩である。
これらの特定化合物はすべて抗炎症活性が高く、酸性非
ステロイド性抗炎症系の消化管の潰脇形成性の副作用を
抑制する。
ろ−アミノインダゾールはBam berger 。
LiebigaAnn、、 305 、339 (18
99)t&初に報告された。
米国特許部6133081号には、フェニル環がハロゲ
ンまたはトリフルオロメチル基で置換され、かつ1位の
窒素原子に結合しているのが水素、メチル基またはフェ
ニル基である6−アミノインダゾール誘導体が記載され
ておシ、中枢神紗系活性および筋弛緩剤、鎮痛薬、トラ
ンキライサ゛−としての用途を開示している。しかし、
薬理データーは開示していない。しかも、これは未だ実
用医薬にはなっていない。
5ilvestrini et、 al、、 Arzn
eim−Forsch、 16 。
59(1966)には、1−ベンジル−6−(5−ジメ
チルアミノプロポキシ)インダゾールの塩酸塩が初期炎
症に有効であるとの報告がある。そして、これは塩酸ベ
ンジダミンとして実用医業になっている。
米国特許第6681682号には、1位の窒素原子上の
水素がアリール基で置換され、かつ6位が置換されたω
−アミノアルキル基(またはその窒素原子と共に5個壕
での炭素原子を有するω−複複素子アミノアルキル基で
あるか、あるいは6位が置換されたω−アミノアルキル
アミド基(またはその9素原子とともに5個までの炭素
原子を有するC・・−複素環アミノアルキルアミド基)
である5−アミノインダゾール誘導体が記載されており
、抗抑制剤および抗炎症剤としての用途を開示している
。しかし、薬理データーは開示していない。しかも、こ
れは未だ実用医薬にはなっていない0 以上のように化学文献にはいくつかのインダゾール誘導
体が記載されている。しかし、本発明に開示するように
、ベンゼン環の4.5.6又は7位が水酸基、ヨウ素原
子又は2個のアミン原子で置換された一般式(I)で示
されるぺ/ゼン穣置換基を有する新規な3−アミノイン
ダゾールは先行技術によって本発明以前に企図されたこ
とはない。
本発明の一般式[)で示される化合物の中で、例えばR
,=OH,R2=Hで、OHがベンセ’ンLJの4位ま
たは6位又は7位に置換している6−アミノインダゾー
ルは、ベンゼン環の4位または6位又は7位に塩素原子
を有する6−アミノインダゾールとマ〃゛オシウム、イ
ソプロビルプロミVX酸素、二酸化炭素をエーテル浴媒
中で反応させることによって得られた。
反応溶媒としては、ジエチルエーテル、テトラヒドロフ
ラン、シオキザンなどのようなエーテル類が用いられ、
反応温度としては0°Cから100℃であυ、望ましく
は0°Cから10°Cである0、又ろ一アミノインタ゛
ゾールをWt酸でスルホン化し、次にアルカリを反応さ
せることによって6−アミノ−5−ヒドロキシインダゾ
ールを得ることができた。
反応溶媒としては、水が用いられ、反応温度としては、
硫酸によるスルホン化段階はOoCからioo’cで、
望ましくは50°Cから100°Cであり、次のアルカ
リとの反応段階ではOoCから30000で、望ましく
は250°Cから600℃である。
アルカリとしては、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム
、水酸化カルシウムなどが用いられる。
5−ヨードアントラニル又はろ−ヨードアントラニルを
亜硝酸す) IJウムでジアゾ化し、次に還元剤で処理
することによって6−アミノ−5−ヨ−ドインダゾール
又はろ−アミノー7−ヨードインダゾールを得ることが
できた。
反応温度としては、0℃から100°Gで、望ましくは
、OoCから10°Cである。還元剤としては塩化第−
スズ−塩酸塩化第1鉄−塩酸、塩化第1亜鉛−塩酸、亜
硫酸ナトリウムなどが用いられる。
6−アミノインダゾールを硝酸、硫酸でジニトロ化し、
次に還元剤で処理することによって、6゜5.7−1リ
アミノインダゾールを得ることができた。反応温度とし
てジニトロ化の反応段階ではDoCから100’Oで、
望ましくは、0℃から1000であり、次の還元反応段
階では0℃から20000で、望ましくは50℃から8
0°Cである。
還元剤としては鉄−塩酸、亜鉛−塩酸、リチウムアルミ
ニウムハイドライド又は水素などが用いられる。
本発明のベンゼン壊置換基を有する新規な3−アミノイ
ンダゾールを製造するのに要する出発化合物は、はとん
ど公知化合物であって、市販の化学試薬を出発化合物と
して、有機合成化学の帛法で当業者が容易に合成できる
ものである。たとえばろ−アミノインダゾールは、C,
E、Kwartler et。
al、、、 J、Amer、Chem、 Soc、、 
65 + 1804(1943)に記載されている方法
にしたがい、以前に検討されている一般的合成法によっ
て容易に製造される。
本発明のベンゼン猿置換基を有する新規な6−アミノイ
ンダゾールの生理学的に許容しうる酸付加塩は、上記有
機塩基を薬理学上適当なアニオンを有する無毒性酸付加
塩を形成する褌々の鉱酸および有機酸で処理することに
よシ製造される。たとえば、つぎの酸塩、すなわち、塩
酸塩、臭化水素酸塩、沃化水素酸塩、硫酸塩またはl硫
酸塩、燐酸塩または酸性燐酸塩、硝酸塩、@酸塩、酢酸
塩、プロピオン酸塩、こはく酸塩、乳酸塩、マレイン酸
塩、フマール酸塩、マロン酸塩、蓚酸塩、くえん酸塩葦
たは酸性くえん酸塩、酒石酸塩またはl酒石酸塩、9ん
ど酸塩、粘液酸塩、グルコ/酸塩、安息香酸塩、サリチ
ル酸塩、ナフタレ/−1,5−ジスルホン酸塩、アスコ
ルビン酸塩、フェニル酢酸塩、p−アミンサリチル酸塩
、メタンスルホン酸塩、エタンスルホン酸塩、ヒドロキ
シェタンスルホン酸塩、ベンゼンスルホ7酸塩、p−ト
ルエンスルホン酸塩およびサッカラード等を形成する酸
で処理するだけで製造される。上記処理は、たとえば塩
形成段階において、実質的に等モル童の適当な酸を、水
性溶媒またはメタノールもしくはエタノールのような適
当な有機溶媒中で作用させることにより行うことかでき
る。上記溶媒を注意深く魚介させると、固体の塩生成物
が容易に得られる。
本発明の一般式(1)で示でれるベンゼン壊甑換基を有
する納規なろ−アミノインダゾールは、すべて特異的な
抗炎症剤および鎮痛剤としての治掠用途に使用できる。
竹に既知の6−アミノインダゾール誘導体知に比べ、扱
症によって生起せられた浮腫をひかせ、酸性非ステロイ
ド性抗炎柾楽の消化管の潰掲形成性の副作用を抑制する
という特異的な効力かある点で、本発明化合物は明らか
な違いを示す。多くの場合、本発明による新規化合物は
既知の6−アミノインダゾール誘導体よりも相当優れて
おり、したがって、これらはある釉の炎症の抑制上決定
的な治療上の利点を崩している。
以下、各種の試験結果に基づいて、本発明化合物の作用
効果について説明する。
抗炎症活性は、標準的なカラケゞ二/誘導うット肢浮腫
試験(C,A、Winter et、al、、Proc
、Soc、Exp。
Biox、Mea、 111 、544 (1962)
]の方法を使用して、1に?の動物体1当り本発明の化
合物を50〜100119の投与量で経口投与し、壱意
(たとえば40%)の浮腫阻止効果かラットにおいても
現われるか否かによって両足した。
テスト結果を表1に示す。      (共下余白)$
  1 ベンゼン壌置換基を有する新規な6−アミノインダゾー
ル・塩酸塩(100v=g/Ky・経口投与)のカラゲ
ニン誘導浮腫形成阻止チ 懺−1において、化合物(7)と比較例の化合物との比
較で明らかなように、ベンゼン環のジアミノ基は絶対に
必要であることを本発明者らは見出した。又、炎症とス
ーパーオキサイドとの関係は、犬柳善彦著[スーパーオ
キサイドと医学J P120〜P144(共立出版)で
明らかにされているようにスーパーオキサイドは炎症の
一因と1′われでいる。本発明者らは化合物(2)をア
七トニ) IJシル中ボツタシウムスーパーオキサイド
、クラウンエーテルと共存させたところ、ボツタシウム
スーパーオキサイVの1電子を化合物(2)が捕捉した
ことをESRスペクトル及びUVスペクトルにより確認
した。
すなわちP2 S Rスペクトル測定では、ボツタシウ
ムスーパーオキザイドとジシクロへキシル−18−クラ
ウン−6のアセトニトリル系中で、スーパーオキサイド
由来の単一のシグナルが測定され、前記の系に6−アミ
ノ−5−ヒドロキシインダゾールを添刀目すると6−ア
ミノ−5−ヒドロキシインダゾールが1電子を捕捉した
有機ラジカルの6本の超微細シグナルが測定された。
U■スペクトル測定においても、Transactio
nsof the Faraday 5ociety 
Vol、 59 (196′5)P20’l 6〜20
26に記載されているように、フェノキシラジカルのU
VスペクトルU380nmから430 nmである。
6−アミノ−5−ヒドロキシインダゾールとジシクロへ
キシル−18−クラウン−6のアセトニトリル系中では
λmaxは306 nmに検出され、前記の系にボツタ
シウムスーパーオキサイドを添加するとλmaxは40
3 rnrt、426 nmに検出された。またボツタ
シウムスーパーオキサイドとジシクロへキシル−18−
クラウン−6の糸および6−アミノ−5−ヒドロキシイ
ンダゾールとジシクロへキシル−18−クラウン−6の
系でf1350nmから450 nmのUV吸収は検出
できなかった。
ESRスペクトル及びUVスペクトルの測定結果よシボ
ツタシウムスーパーオキサイドの1を子を化合物(21
[3−アミノ−5−ヒドロキシインダゾール〕が捕捉す
ることを明らかにした。この結果より化合物(2)は炎
症に関与しているスーパーオキサイドを捕捉する可能性
があることを本発明者らは発見した。
以丁、実施例を挙りて説明するが、本発明は、これらの
実施例に限定されるものではない。
実施例1 ルブロミドと酸素、二酸化炭素全エーテル中で反応させ
ることによって得ることができた。
3−アミノ−4−クロロインダゾールはBeck 。
Gunktber、et at、、 Justus L
iebigs Ann、Chem、。
71647(1968)に記載されている方法に従い合
成した。
ろ−アミノ−4−ヒドロキシインダゾールはH,C,B
rown and G、Zweifel、 J、Am、
Chem、Soc+81247(1959)に記載され
ている一般的合成法に従い合成した。
マグネシウム600 mgとエーテル23 mlの浴液
に6−アミノ−4−クロロイ/ダゾール1.684+’
イソプロピルプロミド2.06 & 、エーテル201
Mの混合溶液を滴し、乾燥酸素、乾燥二酸化炭素を溶液
がリフラックスする程度に吹き込んだ。10時間吹き込
み12時間放置した。硫酸を0℃で崗下し、PHを4.
0にし、水5 Q rnlを加え、ろ過し、ろ過液の水
層に炭酸カリウム水を加え、析出する結晶を戸数し、乾
燥してろ一アミノー4−ヒドロキシイ/ダゾール0.6
26yを得た。(収率42φ) IR(シma−x、 cm ”)  3580 、29
70.161558O NMR(c、CD30D)7.20 (m、3H’)m
ass(m/e)    149 (M+)、132 
(M −17)、 71 (M−78)。
58 (M−91’) 6−アミノ−4−ヒドロキシインダゾール6.5yを無
水エタノール50 mlに浴解し、これに乾燥塩化水素
ガスを水冷にて吹き込んだ。さらに無水エーテルを加え
、析出する結晶を戸数し、乾燥して、6−アミノ−5−
ヒドロキシインダゾール塩酸塩を侍た。
元素分析値 C,H80N、42 ン1111す、イ的  045.3D   H4,34
N22.64  ct 19.1 0実演リイ@  C
45,21H4,38N22.61   CJ、191
8実施例2 6−アミノ−5−ヒドロキシインダゾールハ水浴媒中で
3−アミノインダゾールと硫酸を反応させ、次にアルカ
リと反応させることによって得ることができた。
6−アミノインダゾールはC,E、Kwartler 
et。
al、、 J、Am、Chem、Soc、165 、1
804 (1943)に記載されている方法に従い合成
した。
6−アミノ−5−ヒドロキシインダゾールはR,L、F
rank et al、、 J、Am、Chem、So
c、、 713891(1949)に記載されている方
法に従い合成した0 5−7ミノイ7Fゾール59 ト95 % Mj& 4
.3yを80’Oにて6時間攪拌した。水を1”)ml
入れ、水酸化カリウムでpH14にする。クロロホルム
20m1で2回洗浄後、水を減圧留去した。水酸化カリ
ウム12.5 j 、水0.6rnlを加え250 ’
Cにて8時間攪拌した。冷却後塩酸を加え、析出する結
晶を戸数し、乾燥して6−アミノ−5−ヒドロキシイン
ダゾール2.86 Fを得た。
IR(シmax、cm−1)3600.2980,1 
620゜1590 14MR((、CD30D)7.1 9  (m、 3
H)ma、ss(m7e)   1 49  (M”)
、1 32  (M−17)。
7 1  ()a−78)、58  (M−91)ろ−
アミノ−5−ヒドロキシインダゾール6.5Vを無水エ
タノール53 mlに溶解し、これに乾燥塩化水素ガス
を水冷にて吹き込んだ。さらに無水エーテルを加え、析
出する結晶を沖取し、乾燥して、ろ−アミノー5−ヒド
ロキシインダゾール塩酸塩を得た。
元素分析値 C7H80N3C/。
計算値 C45,30H4,34N22.64  (J
19.10実測値 c45.27  H4,68N22
.58  CuI2.17実施例6 ローアミノ−6−ヒドロキシインダゾールと6−アミノ
−7−ヒPロキシイ/ダゾールは実施例1の6−アミノ
−4−クロロインダゾール1,68yの代わりに3−ア
ミノ−6−クロロインダゾール1.68yXろ−アミノ
ー7−クロロインダゾール1.68yを用いる以外は全
く同様にして合成できた。
6−アミノ−6−クロロインダゾールは市販の4−クロ
ロアントラニトリルを、ろ−アミノ−7−クロロインダ
ゾールは市販の6−クロロアントラニトリルを原料にし
てC,E、Kwart、ier et al。
J、Am、Cbem、Soc、+ 65 、1804 
(1943)に記載されている方法に従い合成した。
結果を表2、分析結果を表6に示した。
表 2 表6 実施例5 6−アミノ−5−ヨードインダゾールは市販の5−ヨー
ドアント2ニトリルと塩化第1スズ−塩酸とを反応する
ことによって得られる。この方法はC,E、Kwart
ler et at、、 J、Am、Chem、Soc
、、 65+1804(1943)に記載されでいる方
法とI?l11様であるO 5−ヨードアントラニトリル3.5&、塩酸18Nを1
時間攪拌(7た。反応温度ケD°OVC保ち亜硝酸ナト
リウム1.95Y、水3 tnlを滴下し、塩化第1ス
ズ21.611地酸281ntを加え、4時間撹拌した
。1[)N−水酸化ナトリウム水でアルカリにしクロロ
ホルム601で311gI抽出した。クロロホルムは芒
硝で乾燥後、減圧留去した。残漬をシリカゲル(90y
)によってクロマトグラフィーを行い(展開溶媒、クロ
ロホルム)3−7ミ/−5−ヨードインダゾールン、0
29を得た。(収率54%) IR(νmax、 cm−1)ろ400.3260,2
950゜ 61 O NMR(c、D6−DMSO’)  7.03 (d、
 IH)、 7.36 (d、 1B)8、06 (S
、 1H) Mass(m/el   259(M”)、 258(
M−1)、 242(M−17)、 228(勧−31
)、149(M−110)、 131 (M−128)
6−アミノ−5−ヨードインダゾール6.6yを無水エ
タノール50μに浴解し、これに乾に塩化水素ガスを水
冷にて吹き込んだ。さらに無水エーテルを加え、析出す
る結晶を沖取し、乾燥して、6−アミノ−5−ヨードイ
ンダゾール地酸塩を得たO 元素分析値 C7H7N、I(J 計算値 C28,45N2.69  N14.22  
 I42.94cz12.o。
実測値 C28,31N2.ろI  N14.41  
I42.89cz12.08 実施例6 ローアミノ−7−ヨードインダゾールは実施例5の5−
ヨードアントラニトリル6.5yの代わ9に6−ヨード
アントラニトリル6.5yを用いる以外は全く同様にし
て2.1211 ’!+−得た。(収率57%) IR(シmax、am−”)3390+ 3270.2
960゜62O NMR(c、D6−DMSO)  7.01 (d、I
H)、 7.32 (d−IH’)、 7.69 (a
、1H) Ma、ss(m/e)259 (M+)、 242 (
M−17)228  (M−31’)、  1 49 
 (M−110)。
1 31  (M、−123) 3−アミノ−7−ヨードインダゾール6.6yを無水エ
タノール50μに溶解し、これに乾燥塩化水素ガスを水
冷にて吹き込んだ。さらに無水エーテルを加え、析出す
る結晶を戸数し、乾燥して、6−アミツーツーヨードイ
ンダゾール塩酸塩を得た0 元素分析値 C,H7N3I(J 計算値 028.45  N2.39  N14.22
  I42.94CJI 2.00 実測値 028.51  N2.42  N13.99
  I42.98CJ12.10 実施例7 3.5.71リアミノインダゾールは6−アミノインダ
ゾールに硝酸、硫酸でジニトロ化し、次に鉄、塩酸で還
元することによって得られる。
3−アミノインダゾールはC,E、Kwartler 
et。
al、、 J、Am、Chem、Soc、、  65 
、1804 (1943)に記載されている方法に従い
合成した。
6−アミノインダゾール20y1倣酸3QmA浴液を0
°Cに惺ち、硝酸10.2に/、’JA 酸10.2 
ml f滴下した。1時間攪拌後、アンモニア水をガロ
えP1′110.4にした。クロロホルム5Q+iAで
6回抽出したクロロホルム層は水洗後、芒硝で軟焼し、
減圧留去した。残漬をアルミナ(200y)によってク
ロマトグラフィーを行い(展開溶媒、クロロホルム)3
−アミン5.7−シニトロインダゾール5.661を得
た。(収率11%) IR(シ+nax、cm”)3460.5370,31
00゜615 NMR(c、a6−DMSO’)  7.86 (8,
IH)、 8. I Q (S、IH)Mass(ml
e1.  225 (M”)177 (M−46)13
1 (M−92)  115(M−108)6−アミノ
−5,7−ジニトロインダゾール691鉄18y1メタ
ノール(5Q tnl 、水3QmA、塩酸6計を70
°Cにて1.5時間攪拌した。冷却後ろ過し、ろ過液に
炭酸カリウム水をカロえPi−111にし、酢酸エチル
53 mlで6回抽出した。酢酸エチル層は水洗し、芒
硝で乾&彼、減圧留去し残渣をアル27− ミナ(200M)によってクロマトグラフィーを行い、
(展開溶媒;クロロホルム’)3.5.7−トリアミノ
インダゾール0.85 gを得た。(収率19%) IR(シmax、am−1)3460.3370.31
80゜1655.1610,153O NMR(c、d6−DMSO’)  3.38 (bs
、6H’)  6−8.p(m、2H) Mass(m/e’)   163 (M”l 147
 (M−16)。
1ろ1 (M−32)、 115 (シー48)3.5
.7−ドリアミノイ/り゛ゾールi、oyを無水エタノ
ール20 mgに浴解し、これに乾燥塩化水素ガスを水
冷にて吹き込んだ。さらに無水エーテルを加え、析出す
る結晶を戸数し、乾燥して、ろ、5.7−)リアミノイ
ンダゾール3塩酸塩を得た。
元素分析値 07H□2N5C13

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)一般式(I) (I) 〔式中、R1は水酸基か、ヨウ素原子か又はアミノ基で
    あシ、1(2はRoが水酸基又はヨウ素原子の場合は水
    素原子であ)、R1がアミノ基の場合はR2もアミン基
    であυ、R1が水酸基の場合置換位置は4位か、5位か
    、6位か、もしくは7位のいずれでもよく、R1がヨウ
    素原子の場合は置換位置は5位か7位のいずれかであり
    、R□およびR2がアミノ基の場合は置換位置は5位な
    らびに7位である〕で示されるベンゼン環置換基を有す
    る砦1規な6−アミノインダゾールおよびその生理学的
    に許容しうる酸付力I′l墳。 (2)Rユが水酸基であり、4位の水素原子と置換して
    おり、R2が水素原子である特許請求の範囲第1項記載
    の化合物。 (31R1が水酸基であり、5位の水素原子と置換して
    お9、R2が水素原子である特許請求の範囲第1項記載
    の化合物。 (4)  R1が水酸基であり、6位の水素原子と置換
    してお9、R2が水素原子である特許請求の範囲第1項
    記載の化合物。 (5)R□が水酸基であシ、7位の水素原子と置換して
    おり、R2が水素原子である%許請求の範囲第1項記載
    の化合物。 (61R工がヨウ素原子であり、5位の水素原子と置換
    しておυ、R3が水素原子である特許請求の範囲第1項
    記載の化合物。 (71R1がヨウ素原子であり、7位の水素原子と置換
    しており、R2が水素原子である特許請求の範囲第1項
    記載の化合物。 (81R,がアミノ基であり、5位の水素原子と澹換し
    ており、R2がアミン基であり、7位の水素原子と置換
    し−でいる特許請求の範囲ゲ1項記載の化合物。 (9)  ベンゼン填4位、6位又は7位に塩素原子を
    有する6−アミノインダゾールとマグネシウム、イソプ
    ロピルプロミド、酸素、二酸化炭素をエーテル浴媒中で
    反応させることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
    の一般式(■)の中で、R,=OH。 R2=Hであり、OHが4位、6位又は7位の水素原子
    と置換している化合物の製造法。 (IO+  反応溶媒として、ジエチルエーテル、テト
    ラヒドロフランなどのようなエーテル類を、反応温度と
    して0°0から100’Oを用いる%計1N求の範囲第
    9項記載の製造法。 01)6−アミノインダゾールを+M、酸でスルポン化
    し、次にアルカリと反応させることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載の一般式(1’)の中で、R□=O
    H,R2=Hであり、OHが5位の水素原子と置換して
    いる化合物の製造法。 (12;  反応温度としてoocがら300’Cを用
    いる特許請求の範囲第11虫記載の製造法。 (13・ 5−ヨードアントラニトリル又は6−ヨード
    アントラニトリルを亜硝酸ナトリウムでジアゾ化し、次
    に還元することを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
    の一般式(■)の中で、R1” ■+ ’R2=Hであ
    り、■が5位又は7位の水素原子と置換している化合物
    の製造法。 0優 反応温度としてOoCから100°Cを用いる特
    許請求の範囲第13項記載の製造法。 05)  ろ−アミノインダゾールを硝酸、伽゛酸でジ
    ニトロ化し、次に、還元することを特徴とする特許請求
    の範囲第1項記載の一般式(I)の中で、R0= R2
    = NH2であシ、NH2が5位及び7位の水素原子と
    置換している化合物の製造法。 06ノ  反応温度としてOoCから100℃を用いる
    特許請求の範囲第15項記載の製造法。
JP4069082A 1982-03-17 1982-03-17 ベンゼン環置換基を有する新規な3−アミノインダゾ−ルおよびその製造法 Pending JPS58159475A (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4069082A JPS58159475A (ja) 1982-03-17 1982-03-17 ベンゼン環置換基を有する新規な3−アミノインダゾ−ルおよびその製造法
US06/475,945 US4533731A (en) 1982-03-17 1983-03-16 Aminoindazole derivatives
EP83102602A EP0090972B1 (en) 1982-03-17 1983-03-16 Indazole derivatives
DE8383102602T DE3381617D1 (de) 1982-03-17 1983-03-16 Indazol-derivate.
US06/739,061 US4751302A (en) 1982-03-17 1985-05-29 Indazole derivatives

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4069082A JPS58159475A (ja) 1982-03-17 1982-03-17 ベンゼン環置換基を有する新規な3−アミノインダゾ−ルおよびその製造法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS58159475A true JPS58159475A (ja) 1983-09-21

Family

ID=12587547

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4069082A Pending JPS58159475A (ja) 1982-03-17 1982-03-17 ベンゼン環置換基を有する新規な3−アミノインダゾ−ルおよびその製造法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS58159475A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010086657A (ko) * 2000-03-02 2001-09-15 성재갑 아미노인다졸 유도체 및 이를 함유하는 싸이클린 의존키나아제 저해제 조성물

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010086657A (ko) * 2000-03-02 2001-09-15 성재갑 아미노인다졸 유도체 및 이를 함유하는 싸이클린 의존키나아제 저해제 조성물

Similar Documents

Publication Publication Date Title
SU820659A3 (ru) Способ получени производных 4-амино- 5-АлКилСульфОНилОАНизАМидОВ, иХ СОлЕй,ОКиСЕй, лЕВО- и пРАВОВРАщАющиХизОМЕРОВ /иХ ВАРиАНТы/
EP2970123B1 (en) Salt of omecamtiv mecarbil and process for preparing salt
AU2009226151A1 (en) Modulators of the prostacyclin (PGI2) receptor useful for the treatment of disorders related thereto
TW470742B (en) Benzimidazole derivatives, preparation and pharmaceutical compositions thereof
WO2013007184A1 (zh) 抗肿瘤药物四氢化萘酰胺类化合物及其药学上可接受的盐及制备方法和应用
JPH06506448A (ja) 新規な活性化合物
JPS5931755A (ja) 置換ジフエニルエ−テル類
JPH01503786A (ja) プロスタグランジン誘導体,それらの製法及びそれらを含有する医薬組成物
IL24007A (en) Substituted benzimidazoles
US20120309990A1 (en) Processes for the Purification of Lubiprostone
PL72567B1 (ja)
JPH0251914B2 (ja)
JPS58159475A (ja) ベンゼン環置換基を有する新規な3−アミノインダゾ−ルおよびその製造法
JPH0273081A (ja) 抗潰瘍性(アルキルジチオ)キノリン誘導体
AU610218B2 (en) Improvements in or relating to leukotriene antagonists
JPH0559117B2 (ja)
CN108017643A (zh) 一种含有氮杂环螺旋结构的高效ido/tdo双抑制剂
JPS596308B2 (ja) テトラゾ−ルチオ−ル誘導体
CS216205B2 (en) Method of making the derivatives of the 1,4-diphenylpyrazole
JPH02275846A (ja) カルボン酸誘導体
JPS6061569A (ja) 新規な3位置換アミン誘導体
AU2020274362B2 (en) Substituted fluorine-containing imidazole salt compound, preparation method therefor, pharmaceutical composition thereof and use thereof
NO137727B (no) Analogifremgangsm}te for fremstilling av terapeutisk aktive 1-fenyl-3-hydroksy-3-metyltriazener
JPS58159477A (ja) 新規なベンゼン環置換基を有する1,3位ジ置換3−アミノインダゾ−ル誘導体およびその製造法
JPH0249298B2 (ja)