JPS5815857Y2 - マルチペンレコ−ダ - Google Patents

マルチペンレコ−ダ

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Publication number
JPS5815857Y2
JPS5815857Y2 JP1979168472U JP16847279U JPS5815857Y2 JP S5815857 Y2 JPS5815857 Y2 JP S5815857Y2 JP 1979168472 U JP1979168472 U JP 1979168472U JP 16847279 U JP16847279 U JP 16847279U JP S5815857 Y2 JPS5815857 Y2 JP S5815857Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording
pen
sampling
signal
cycle
Prior art date
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Expired
Application number
JP1979168472U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5684710U (ja
Inventor
岡本光央
Original Assignee
日本電子科学株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 日本電子科学株式会社 filed Critical 日本電子科学株式会社
Priority to JP1979168472U priority Critical patent/JPS5815857Y2/ja
Publication of JPS5684710U publication Critical patent/JPS5684710U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はマルチペンレコーダに関する。
周知のようにこの種レコーダは記録紙の幅方向に沿って
ペンが移動して所要の記録を行なう場合、各ペンは記録
紙の移送方向に沿って位置をずらして配置しておくのが
普通である。
ところが同時刻に与えられる複数の入力信号に基いて記
録するとき、前述のように各ペンの位置がずれているの
で、記録紙上において同じ座標軸によって記録すること
ができない。
これを同じ時間軸によって記録しようとするには、各ペ
ンの位置ずれに応じた距離だけ記録紙が移送されたとき
に、さきに与えられた入力信号に基いてペンを移動させ
ればよい。
(以下これをペンずれ補正記録という。
)。しかしそのためには特別な構成を附加する必要があ
る。
又この種レコーダでは、ペンの駆動にサーボ系を使用す
るのを普通としているが、これは機械系であるため、成
る程度以上の連応性は期待できない。
したがって高い周波数の入力信号に対してはこれに速応
してペンを駆動させることができないことがある。
そこで高い周波数の入力信号をも記録可能とするには、
その入力信号をいったん記憶させ、そのあとサーボ系が
速応できる程度に再生させればよい(以下これを高速記
録という。
)。しかしこの場合でも特別な構成を附加する必要があ
る。
この考案はペンずれ補正記録及び高速記録のための構成
を共用することによって、装置の簡易化を図ることを目
的とする。
この考案の説明にさき立って前述したペンずれ補正記録
及び高速記録について改めて第2図、第3図によって詳
細に説明しておく。
第2図はペンずれ補正記録の説明図で、同時に与えられ
た複数の入力信号のうちひとつによって、成るひとつの
記録曲線Mが記録紙上に画かれるとする。
ここで他のひとつの入力信号Pによって更に別の記録曲
線を画がこうとするとき、各ペンの位置がずれているた
め、入力信号Pによって、記録曲線Mの記録と同時に記
録しようとすれば、図に示すようにペンの位置ずれに相
当する距離lだけ離れて記録曲線Nが画がかれてしまう
ことになる。
そこで入力信号Pによって曲線を記録するときは、前記
距離lだけ記録紙が移送されたときに入力信号Pによっ
て曲線の記録を開始すれば、記録紙上には記録曲線Nが
画がかれることになる。
ここに画記録曲線M、Nは同じ座標軸にしたがって画が
かれることになるのである。
ただし図の例は理解を容易とするため、時間軸(記録紙
の移送方向に沿う軸)は、各曲線毎に別のものとし、か
つ各時間軸は互いに平行するものとして示しである。
この考案では後記する説明から理解されるように、同時
に与えられる複数の入力信号を個々に記憶回路にいった
ん書き込むようにし、その書込み又は再生の際のいずれ
かのときに、記録紙が前記距離lを移動するのに要する
時間だけ順次遅らせるようにしである。
第3図は高速記録の説明図で、高い周波数の入力信号H
が与えられたとき、これにサーボ系が応答できない場合
に、これが応答できる程度の速さに変換して記録曲線り
のよう1こ記録する。
この考案では、入力信号Hをいったん記憶回路に書込み
、そのあとでこれをサーボ系が応答できる程度の速さで
再生して、これによりサーボ系を駆動するようにしてい
る。
次にこの考案の実施例を第1図によって説明する。
1a〜1nは記録しようとする入力信号が与えられる入
力端子、2a〜2nは各入力端子に与えられた入力信号
を記憶する記憶回路で、後記するようにサンプリング信
号によって各入力信号がサンプリングされ、そのサンプ
リング値を順次指定したアドレスに格納して記憶する。
このような記憶回路は周知のものが使用される。
33〜3nはペンを駆動するためサーボ系で、周知のよ
うに減算器4.サーボアンプ5.サーボモータ6゜位置
検出器7とにより横取される。
83〜8nは記録用のペンで、前記サーボ系3a〜3n
の各サーボモータ6によって駆動される。
9は記録紙でドラム10a、10bに張設され、後記す
る送り機構によって矢印方向に移送されるものとする。
ペン8a〜8nは記録紙9の移送方向に位置をずらして
配置しである。
11はタイミング制御回路で、クロック発振器12から
のクロックパルスを入力とし、各記憶回路に、与えられ
た入力信号をサンプリングするサンプリング信号、サン
プリングされたデータの格納個所を指定するアドレス信
号。
格納されたデータを読出すための読出信号及び読出すデ
ータの格納個所を指定するアドレス信号等を与えるよう
に動作する。
記録紙の移送はクロック発振器12からのクロックパル
スを分周回路13によって分周し、その分周パルスをド
ライバ(電流増巾器)14を経てステップモータ15に
与え、これによってドラム10aを駆動することによっ
て行なう。
16は記録紙の送り速度を設定する速度設定器で、その
設定値にしたがって分周回路13の分周値が決定される
これによってステップモータ15に与えられるパルスの
周期が決定され、その周期にしたがう速度でステップモ
ータ15は回転する。
17は各記憶回路のサンプリング周期を設定する周期設
定器で、この設定値にしたがってタイミング制御回路1
1から与えられるサンプリング信号の周期が変更される
18は記録態様切換器で、ペンずれ補正記録、高速記録
のいずれかの記録態様を選択するときに操作される。
次に動作について説明する。
まず記録態様切換器18によってペンずれ補正記録が選
択されている場合について説明する。
このときはタイミング制御回路11からのサンプリング
信号は記録紙の送り速度と同期して発せられる。
つまりこの周期はステップモータ15に与えられるパル
スの周期を基本として決定される。
入力信号はこのサンプリング信号によって順次サンプリ
ングされ、同じくタイミング制御回路11からのアドレ
ス信号で指定された個所に順番に格納されていく。
この場合の格納数(記憶数)は、ペンずれの補正に要す
る数であればよい。
各記憶回路に所要数のサンプリング値が格納されたあと
又はその格納の過程中に、第1番目の記憶量Wl、2a
の読出しを開始する。
そのためにはタイミング制御回路11から記憶回路2a
に格納時に最初に格納されたサンプリング値から順番に
読出しのための信号とアドレス信号を与える。
読出されたサンプリング値はサーボ系3aに与えられ、
これによってペン8aが、駆動されて、さきに入力端子
1aに与えられた入力信号が記録紙9に記録されていく
ことになる。
第1番目の記憶回路2aの読出しが開始され、これによ
る記録が開始されたときから、記録紙上のその記録開始
個所が記録紙の移送によって次のペン8b(ペン8aよ
り次に記録紙移送方向に並べであるペンを言う。
ただし図には示していないよの下方に到達したとき、第
2番目の記憶回路2b(図には示していない。
)にタイミング制御回路11から読出信号とアドレス信
号を送る。
これによって記憶回路2bは最初に格納されたサンプリ
ング値から順番に読出され、これによってペン8bによ
る記録が行なわれる。
以下同様にしてペン8aによる記録開始個所が各ペンの
下方に到達したときに各記憶回路に順番に読出信号及び
アドレス信号が与えられ、格納されているサンプリング
値を読出して各ペンによって記録する。
これによって各ペンによる記録曲線はすべて同じ座標軸
に画かれるようになり、各ペンの位置ずれによる支障は
何らなくなる。
ここで前述の例で言うところの、第2番目の記憶回路2
bへの読出信号、アドレス信号を与える時期は、前述の
ように記録紙上の記録開始位置がペン8bの下方に到達
する時期であるが、このことは記録紙9がペン8a 、
sb間の位置ずれの距離だけ記録紙9が移送されたとき
に記憶回路8bへの読出を開始すればよいことを意味す
る。
そしてこの距離の記録紙9の移送は、分周回路13から
のパルス数によって知ることができる。
これは分周回路13からのパルス数はステップモータ1
5の回転数、したがって記録紙9の移送距離に比例する
からである。
かくして分周回路13からのパルス数をカウントし、こ
のカウント値が一定値に到達する毎に次の記憶回路を読
出すようにすればよいことになる。
なお第1番目の記憶回路2aの読出しから第2番目の記
憶回路2bの読出しまでの間は、記憶回路2bはそれま
でのサンプリング値を格納しておく必要がある。
したがって記憶回路2bの格納数は最少限ペン8a 、
sbの位置ずれの距離にしたがって決定されることにな
る。
他の記憶回路についても同様である。次に記録態様切換
器1aによって高速記録が選択された場合について説明
する。
高速記録が選択される場合は、入力信号が、サーボ系の
応答速度より高速変化するときである。
このときは高速変化する入力信号を、その記録の前にい
ったん記憶回路2a〜2nに記憶する。
そのために前記入力信号のサンプリング周期を、その入
力信号を充分サンプリングし得るように周期設定器17
によって設定する。
これによって設定された周期どおりにタイミング制御回
路11から各記憶回路(入力信号がひとつの場合は成る
ひとつの記憶回路)にサンプリング信号が与えられる。
このサンプリング信号によって、入力信号は記憶回路(
(い−ったん格納される。
記録する場合は、サー号で系が応答できる程度の速さで
格納されているザン″′7°リング値を順次読出す。
この速さの設定は周期設定器17によって設定すること
も可能であるし、或いは前記したペンずれ補正記録時と
同じ周期であってもよい。
なおこのときの記録は、複数の入力信号が同時に与えら
れた場合には前記と同様のペンずれ補正記録も可能とな
る。
以上の説明から理解されるように、ペンずれ補正記録、
高速記録のいずれの場合でも記憶回路をともに使用する
したがって個々の記録のための記憶回路についてそれぞ
れ専用のものを用意する必要がない。
なおこれら記憶回路は他の回路と同じく記録計の内部に
内蔵しておく。
以上詳述したようにこの考案によればペンずれ補正記録
並びに高速記録がともに可能となり、しかも画記録のた
めの記録回路を兼用するので、構成が極めて簡単化され
、安価に製作することができる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例を示す回路図、第2図、第3
図は動作説明用の波形図である。 1a〜1n・・・・・・入力端子、2a〜2n・・・・
・・記憶回路、3a〜3n・・・・・・サーボ系、8a
〜8n・・・・・・ペン、9・・・・・・記録紙、11
・・・・・・タイミング制御回路O

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 多入力信号を、移送されてくる記録の移送方向に沿って
    互いに位置をずらして配置されである複数のペンのそれ
    ぞれによって前記記録紙に記録するマルチペンレコーダ
    において、前記入力信号毎に、そのそれぞれをサンプリ
    ング信号によってサンプリングして格納する記1意回路
    と読出信号により前記各記憶回路から読出されたサンプ
    リング値により前記各ペンを駆動するためのサーボ系と
    を設けるとともに、前記各記憶回路に前記サンプリング
    信号及び前記記憶回路毎に前記各ペンの位置ずれに応じ
    た遅れをもち、かつ前記サーボ系が応答できる周期をも
    つ読出信号を与えるタイミング制御回路と、前記サンプ
    リング信号の周期を、前記記録紙の移送速度と同期する
    第1の周期と、前記サーボ系が応答できない程度の高い
    周波数の入力信号に対してそのサンプリングが可能な第
    2の周期とに選択的に設定する周期設定器とを設けてな
    るマルチペンレコーダ。
JP1979168472U 1979-12-04 1979-12-04 マルチペンレコ−ダ Expired JPS5815857Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1979168472U JPS5815857Y2 (ja) 1979-12-04 1979-12-04 マルチペンレコ−ダ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1979168472U JPS5815857Y2 (ja) 1979-12-04 1979-12-04 マルチペンレコ−ダ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5684710U JPS5684710U (ja) 1981-07-08
JPS5815857Y2 true JPS5815857Y2 (ja) 1983-03-31

Family

ID=29679302

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1979168472U Expired JPS5815857Y2 (ja) 1979-12-04 1979-12-04 マルチペンレコ−ダ

Country Status (1)

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JP (1) JPS5815857Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49103453U (ja) * 1972-12-26 1974-09-05

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5684710U (ja) 1981-07-08

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