JPS58158347A

JPS58158347A - 自動車用エンジン制御方式

Info

Publication number: JPS58158347A
Application number: JP4206682A
Authority: JP
Inventors: Haruo Furuya; 古屋　晴雄; Masahiro Watanabe; 雅弘渡辺
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 1982-03-16
Filing date: 1982-03-16
Publication date: 1983-09-20

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は自動車用エンジンをマイクロコンビーータ等の
電子装置を用いて制御する自動車用エンジン制御方式に
関し、エアフィルターの目づまり等によるエンジン基本
制御量への影響を補正し、エンジンを最適運転状態に制
御する自動車用エンジン制御方式を提供するものである
。

マイクロコンビーータ等の電子装置を用いて自動車用エ
ンジンを制御する自動車用エンジン制御装置は、エンジ
ンの運転状態を知る基本情報として、エンジン回転数お
よび吸入空気量を用い、これら基本の２情報（入力）に
より基本燃料噴射量、基本点火進角値、基本トウニル角
値等のエンジン制御に必要な基本制御量を決定するもの
である。

例えば、マイクロコンビーータ等の電子ｉｔを用いた燃
料噴射制御装置においては、エンジンの回転数を回転数
検出センサで検出するとともに、エンジンの吸入空気量
を、吸気マンボールド内に設けられたスロットルバルブ
に連動するスロットルバルブ開度センサで検出し、この
２つの情報より基本燃料噴射量を決定し、インジェクタ
を制御するものである。

ｔｌ、マイクロコンビーータ等の電子装置を用いた点火
進角制御装置、トウエル角制御装置においても、前記回
転数検出センサおよびスロットルバルブ開度センサから
の２つの検出情報により基本点火進角値、基本ドウニル
角値を決定し、イグナイタを制御するものである。

従来、エンノン制御のだめの基本情報の一つである吸入
空気量を知る方法として次の三つがある。

（方式１）：　吸気管中に設けたエアクリーナ／すを用
いる方法（Ｌ−ジェトロニック）。

（方式２）：　吸気管中のスロットルバルブ付近に設け
た圧力センサによる吸気管負圧とエンジン回転数から間接的に求める方法（Ｄ−ジェトロニック）。

（方式３）：吸気管中に設けたスロットルバルブと連動
するスロットルバルブ開度センサによりスロットルバルブ開度とエンジン回転数から間接的に求める方法。

これら（方式１〜３）の内、（方式１）、（方式２）は
、エアフィルターの目づまり、劣化、バラツキ等の状態
に応じた吸入空気量を決定スるだめ、エアフィルターの
状態による吸入空気量の補正を必要としない。しかしな
がら、これらはいづれも応答性およびコストに問題があ
る。該応答性およびコストの問題を改善する方法として
（方式３）があるがエアフィルターノ目ツー＊り等の影
響により、スロットルバルブ開度が一定でも吸入空気量
が変化することがある。このため、あらかじめ求めたス
ロットルバルブ開度とエンジン回転数の関係より得られ
る吸入空気量と実際にエンジンのシリンダ内に吸入され
る吸入空気量とが相異する。該相異を補正するため例え
ば、０２センサを用いて空燃比補正制御を行なう方法が
あるが、これはエアフィルターの状態によっては０２セ
ンサの制御可能範囲外になる欠点がある。

本発明は上記従来の欠点を除去するものであり、以下に
本発明を燃料噴射制御装置に適用しだ一実施例について
第１図とともに説明する０第１図において、１はエンジ
ン、２はエアクＩＪ−す、３ハエアフイルターである。

吸気マンホールト４は前記エアクリーナ２をエンジン１
の吸入側に接続している。スロットルバルブ６、スロッ
トルバルブ開度センサ６ａは軸５の同軸上にあり前記吸
気マンホールド４の途中に位置する。７はインジェクタ
８への燃料供給系を示す。

回転数検出センサー３はエンジン１のクランク軸１１に
同期して回転する突起１２ａ　Ｃ４気筒４サイクルエン
／ノ〕を有する円板１２に対向して設けたピックアップ
コイルからなり、該突起］、２ａが該回転数検出センサ
ー３と近接したときパルス信号を発生する。１０は水温
センサ、１４は吸気温センサである。１６は圧力センサ
ＰＡで前記エアフィルター３の前に、１７は圧力センサ
ＰＢで前記エアフィルター３とスロットルバルブ６の間
ニ各々位置する。１８は制御部で内部には、あらかじめ
、スロットルバルブ開度とエンジン回転周期（α１／工
ン／ン回転数）に対応した基本燃料噴射量（τ）のテー
ブル値が記憶されている。また、制御部１８は、前記ス
ロッ）・ルバルブ開度センサ６ａ水温センサ１０、回転
数検出センサ１３、吸気温センサ１４、圧力センサＰＡ
、　ＰＢ　１６．１７の検出信号を入力とし、インジェ
クタ８への制御信号を出力している。なお、第１図にも
・いて、７ａは燃料タンク、７ｂは燃料フィルタ、７ｃ
は燃料ポンプ、７ｄはグレアシャレギュレータ、ｌ；ｊ
：排気マニホールド、１５はサージタンクである。

次に上記実施例の動作について第１図とともに説明する
。第１図において、エンジン１の運転状態ヲ、スロット
ルバルブ開度センサ６ａの出力と回転数検出センサ１４
により得られる１７７７回転数とから求め、制御部１８
内に記憶されているエンジン回転周期とスロットルバル
ブ開度に対応した基本燃料噴射量（τ）のテーブルから
基本燃料噴射量（τ）を決定し、これに水温セッサ１０
、吸気温センサ１４による温度補正ならびにエアフィル
ター３の前後に位置する圧カセ／すＰＡ、ＰｂＩ２．１
７の出力差あるいは圧力センサＰＢ１７の出力７のいずれかの出力により第２図に示すような前記エアフ
ィルター３の目づまり等による基本燃料噴射量（τ）へ
の補正係数（Ｋ）を求め、補正後の燃料噴射量（τ’＝
Ｋ・τ）を制御部１８内にてインジェクタ駆動用制御信
号としてインジェクタ８に出力する。

なお、上記実施例は燃料噴射制御装置に適用した例であ
るが、本発明は燃料噴射制御装置に限らず、点火進角制
御装置、ドウエル角制御装置等へも同様に適用できるも
のである。

本発明は上記のような構成であり、本発明によれば以下
に示す効果が得られるものである。

（１）　　あらかじめ制御部内に記憶しているエンジン
回転周期とスロットルバルブ開度との関係により得られ
る燃料噴射量、点火進角値、ドウニル角値等の基本制御
量とエアフィルターの目づ壕り等の影響下でのエンジン
運転状態における実際にエンジンが要求する制御量とが
相異するよつな不具合が行なわれないためエンジンの安
定した制御が可能である。この結果、燃料効率も向上し
、その上排ガス中のＣｏ、、ＨＣ！１ＮＯｘも大幅に減
少することが可能である。

（２）　　０２センサを並用する場合、０２センサによ
る空燃比制御可能範囲内になるようにエアフィルター状
態を圧力センサにより概略検知し、補正をすればよいた
め高精度の圧力センサを必要としない。

（３）　　エアフィルターの目づまり等による状態は急
変することがないため、圧力センサ出力を常時検出する
必要がない。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例における自動車用エンジン制
御方式の概略構成図、第２図は同実施例における圧力セ
ンサ出力と補正係数の関係を示す特性図である。 ■・・・エンジン、２・・・エアクリーナ、３・・・エ
アフィルタ、４・・・吸気マニホールド、５・・・軸、
６・・・スロットルバルブ、６ａ・・・スロットルパル
７”　開度センサ、７・・・燃料供給系、７ａ・・・燃
料タンク、７ｂ・燃料フィルタ、７ｃ・・燃料ボンダ、
７ｄ・・・ブレ。シャレギュレータ、８・・・インジェクタ、９・・・排
気マニホールド、１０・・水温センサ、１１・・・クラ
ンク軸、１２・・円板、１２ａ・・・突起、１３・・・
回転数検出センサ、】４・・吸気温センサ、１５・・・
サージタンク、１６・・・圧力センサＰＡ、１７・・・
圧力センサＰＢ１１８・・・制御部。代理人の氏名弁理土中　尾　敏　男はが１名第１図

Claims

【特許請求の範囲】

自動車用エンジンの回転数情報およびスロットルバルブ
開度情報に基づいて、基本燃料噴射量、基本点火進角値
、基本ドウニル角値等のエンジン制御に必要な基本制御
量を決定し、インジェクタ等のエンジン制御手段を制御
する制御部を有し、上記自動車用エンジンの吸気系に設
ケラれたエアフィルターとスロットルバルブとの間に設
置された圧カセ／すの出力により、まだはエアフィルタ
ーの前に設置された第１の圧カセノサの出力とエアフィ
ルタとスロットルバルブとの間に設置された第２の圧力
センサの出力との差により上記基本制御量を補正するこ
とを特徴とする自動車用エンジン制御方式。