JPS58157593A - 高融点難溶性金属部品への鑞着方法 - Google Patents
高融点難溶性金属部品への鑞着方法Info
- Publication number
- JPS58157593A JPS58157593A JP3807382A JP3807382A JPS58157593A JP S58157593 A JPS58157593 A JP S58157593A JP 3807382 A JP3807382 A JP 3807382A JP 3807382 A JP3807382 A JP 3807382A JP S58157593 A JPS58157593 A JP S58157593A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ruthenium
- molybdenum
- parts
- meltability
- hard
- Prior art date
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- Pending
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23K—SOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
- B23K35/00—Rods, electrodes, materials, or media, for use in soldering, welding, or cutting
- B23K35/22—Rods, electrodes, materials, or media, for use in soldering, welding, or cutting characterised by the composition or nature of the material
- B23K35/24—Selection of soldering or welding materials proper
- B23K35/32—Selection of soldering or welding materials proper with the principal constituent melting at more than 1550 degrees C
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Other Surface Treatments For Metallic Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は難溶性金属部品特にマグネトロ管用複合モリブ
デンの電極材料への鑞着方法に係る。
デンの電極材料への鑞着方法に係る。
゛マグネトロン管は主として電子レンジの高周波発振源
として使用され、超高周波の強力な電磁波を多量に発生
放射するため、その加熱源である電熱線は高温に加熱さ
れ、これに耐えるためトリウ第1図はマグネトロン管の
内部構造の断面図を示し、コイル状のトリウム−タング
ステン1は上下両電極2,4に後述するように溶着され
ている。
として使用され、超高周波の強力な電磁波を多量に発生
放射するため、その加熱源である電熱線は高温に加熱さ
れ、これに耐えるためトリウ第1図はマグネトロン管の
内部構造の断面図を示し、コイル状のトリウム−タング
ステン1は上下両電極2,4に後述するように溶着され
ている。
上部電極2はコイル1の中心軸を通って電極2の中心に
穿設された孔に貫入するモリブデン製支持欅3の上端に
おりて溶着8され、支持棒3の下端は真空容器のステム
10を貫通して外部に導出され電熱電源の一端子を構成
する。下部電極4はモリブデン製電極支持棒5の上端に
おいて前記電極4の底部において溶着9され前記支持棒
4の下端はステムlOを貫通して外部に引き出され電熱
電源の他端子を構成する。
穿設された孔に貫入するモリブデン製支持欅3の上端に
おりて溶着8され、支持棒3の下端は真空容器のステム
10を貫通して外部に導出され電熱電源の一端子を構成
する。下部電極4はモリブデン製電極支持棒5の上端に
おいて前記電極4の底部において溶着9され前記支持棒
4の下端はステムlOを貫通して外部に引き出され電熱
電源の他端子を構成する。
第2図はモリブデン製電極4の断面図を示し中央部に支
持棒3を通すに充分な孔を有する断面凸状の筒状体で1
1はコイルを溶着する鑞材を示している。上部電極2は
下部電極を天地を逆にした構造であるが、支持棒3を貫
通して電極2を保持する孔は小径で支持棒3の先端を挿
入鑞着するに充分な大きさであればよし。
持棒3を通すに充分な孔を有する断面凸状の筒状体で1
1はコイルを溶着する鑞材を示している。上部電極2は
下部電極を天地を逆にした構造であるが、支持棒3を貫
通して電極2を保持する孔は小径で支持棒3の先端を挿
入鑞着するに充分な大きさであればよし。
電熱コイル1はマグネトロン管の稼動中小くとも150
0℃程度の高温となる。従って溶着に用いられる鑞材は
耐熱、良導電性でモリブデンに対する温性などの点から
白金属系金属−モリブデンの合金が選ばれ使用されてい
る。中でもモリブデンに対して良好な濡れ性をもつルテ
ニウム−モリブデン系の鑞材が広く使用されている。し
かしルテニウム−モリブデン合金系金属は加工性が悪く
。
0℃程度の高温となる。従って溶着に用いられる鑞材は
耐熱、良導電性でモリブデンに対する温性などの点から
白金属系金属−モリブデンの合金が選ばれ使用されてい
る。中でもモリブデンに対して良好な濡れ性をもつルテ
ニウム−モリブデン系の鑞材が広く使用されている。し
かしルテニウム−モリブデン合金系金属は加工性が悪く
。
かつ高融点金属であるため鑞材料としての金属体の入手
が困難であシ、高価であるという欠点がある。このため
実際に使用する場合にはルテニウム−モリブデンの混合
粉末をアルコール等で稀釈し。
が困難であシ、高価であるという欠点がある。このため
実際に使用する場合にはルテニウム−モリブデンの混合
粉末をアルコール等で稀釈し。
電極として形成されているモリブデンに霧状に吹きつけ
て1800℃乃至2000℃に加熱し鑞付するため材料
の逸散が多く歩留が悪い。また吹き付は直後に鑞付作業
を行う必要があるという不安定な前工程を特徴とする特
に吹き付は品を長期間保管中或は、製造工程においての
微振動に対して吹き付けた鑞材が剥離落下する惧がち夛
歩留が悪い。
て1800℃乃至2000℃に加熱し鑞付するため材料
の逸散が多く歩留が悪い。また吹き付は直後に鑞付作業
を行う必要があるという不安定な前工程を特徴とする特
に吹き付は品を長期間保管中或は、製造工程においての
微振動に対して吹き付けた鑞材が剥離落下する惧がち夛
歩留が悪い。
本発明の目的は上述の欠点に鑑み、長期の保管や材料の
移転、振動に対しても剥離落下せず安定に使用できる難
融性金属部品への鑞着方法を提供せんとするものである
。本発明は特にマグネトロン管の製作時に際して上述の
欠点を除去し2歩留よく耐久性のある電極材料を得んと
するものである。
移転、振動に対しても剥離落下せず安定に使用できる難
融性金属部品への鑞着方法を提供せんとするものである
。本発明は特にマグネトロン管の製作時に際して上述の
欠点を除去し2歩留よく耐久性のある電極材料を得んと
するものである。
本発明は難溶性金属部に予め、その表面全体またはその
一部に重量比で25乃至50チのルテニウムを含むルテ
ニウム−モリブデンの混合粉またハルテニウムーモリブ
デンの合金粉を有機結合剤および有機溶剤にて混練し、
塗布抜水素気流中で1000乃至1400℃にて加熱焼
き付は処理加工を施すことを特徴とする。
一部に重量比で25乃至50チのルテニウムを含むルテ
ニウム−モリブデンの混合粉またハルテニウムーモリブ
デンの合金粉を有機結合剤および有機溶剤にて混練し、
塗布抜水素気流中で1000乃至1400℃にて加熱焼
き付は処理加工を施すことを特徴とする。
次に本発明の実施例について説明する。
金属ルテニウム粉と金属モリブデン粉末を重量比で35
:65の割合に秤量し、擢遺器を用いて1時間の捕遺混
合を行った。このルテニウム−モリブデン混合粉にエチ
ル、セルローズとカービト一ルアセテートを比重比で6
:94の割合で混合した溶剤を適量注加し混練して泥状
とする。この泥状混合体を第2図に示す如き、あらかじ
め成形しておいたモリブデン電極のタングステンコイル
との鑞付位置付近に塗布した。次に150℃にて約5分
保持乾燥後400乃至1400℃の温度まで昇温し、1
00℃上昇毎に試料を取り出し、焼き付き程度を調査し
た。この際各温度での保持時間は10分とした。
:65の割合に秤量し、擢遺器を用いて1時間の捕遺混
合を行った。このルテニウム−モリブデン混合粉にエチ
ル、セルローズとカービト一ルアセテートを比重比で6
:94の割合で混合した溶剤を適量注加し混練して泥状
とする。この泥状混合体を第2図に示す如き、あらかじ
め成形しておいたモリブデン電極のタングステンコイル
との鑞付位置付近に塗布した。次に150℃にて約5分
保持乾燥後400乃至1400℃の温度まで昇温し、1
00℃上昇毎に試料を取り出し、焼き付き程度を調査し
た。この際各温度での保持時間は10分とした。
この結果は下記の第1表に示す如く焼付温度が第1表
×;かき落ちる ○ニ一部かき落ちる ◎:かき落ち無
し1000℃を超えると混線剤の落下が減少し、特に1
200℃を超えると爪によるかき落、ピンセット先によ
るかき落も無くなった。このうち1200℃焼き付けの
ものと1400℃の焼き付けのものについて各700個
づつ夫々のポリエチレン製1tビンに入れ30回転/毎
分にて回転後剥離落下を調査したところ1200℃焼き
付品も1400℃焼き付品も剥離に関しての異常は全く
認められなかった。ルテニウムとモリブデンの混合比率
については、ルテニウムの量が重量比で25チ以下にな
ると、鑞付に必要な温度が2200℃を越え焼付装置上
程々の問題が発生する。又ルテニウムの量が50チを越
えるとルテニウム原料の価格が高価となるため経済的に
は不適当である。最良の条件としてはルテニウム重量比
が40チ附近でありこの場合1800℃という最も低い
温度であった。
し1000℃を超えると混線剤の落下が減少し、特に1
200℃を超えると爪によるかき落、ピンセット先によ
るかき落も無くなった。このうち1200℃焼き付けの
ものと1400℃の焼き付けのものについて各700個
づつ夫々のポリエチレン製1tビンに入れ30回転/毎
分にて回転後剥離落下を調査したところ1200℃焼き
付品も1400℃焼き付品も剥離に関しての異常は全く
認められなかった。ルテニウムとモリブデンの混合比率
については、ルテニウムの量が重量比で25チ以下にな
ると、鑞付に必要な温度が2200℃を越え焼付装置上
程々の問題が発生する。又ルテニウムの量が50チを越
えるとルテニウム原料の価格が高価となるため経済的に
は不適当である。最良の条件としてはルテニウム重量比
が40チ附近でありこの場合1800℃という最も低い
温度であった。
また粘性材を使用し、水素中にて焼き付けを行えば粘性
材が約1000℃で完全分解し水素とともに散逸するた
めマグネトロン管の組立工程中に不純ガスやカーデン等
が混入しないという結果が認められた。
材が約1000℃で完全分解し水素とともに散逸するた
めマグネトロン管の組立工程中に不純ガスやカーデン等
が混入しないという結果が認められた。
上述の如く本発明によれば電極部品の長期保管が可能と
なシ、また振動、工場間の移動に際しても剥離落下の惧
もないためマグネトロン管の電極部品が得られその歩留
も98%に達し長寿命のものを大量生産することができ
た。更に従来の噴霧吹き法に比して約1/4乃至115
鑞材を節約することもできた。
なシ、また振動、工場間の移動に際しても剥離落下の惧
もないためマグネトロン管の電極部品が得られその歩留
も98%に達し長寿命のものを大量生産することができ
た。更に従来の噴霧吹き法に比して約1/4乃至115
鑞材を節約することもできた。
第1図盤に第2図は本発明を説明するためのマグネトロ
ン管の内部を示す断面図。 図において 1:トリウム−タングステンよりなる電熱コイル線、2
:上部電極、3:上部電極支持棒兼電源入力、4:下部
電極、5:下部電極支持棒兼電源入力、6:コイルと上
部電極2との溶着部、7:コイルと下部電極溶着部、8
:上部電極と支持棒3の溶着部、9:下部電極と支持棒
5の溶着部。 10:マグネトロン管のステム、11:鑞材。 第1図 第2図
ン管の内部を示す断面図。 図において 1:トリウム−タングステンよりなる電熱コイル線、2
:上部電極、3:上部電極支持棒兼電源入力、4:下部
電極、5:下部電極支持棒兼電源入力、6:コイルと上
部電極2との溶着部、7:コイルと下部電極溶着部、8
:上部電極と支持棒3の溶着部、9:下部電極と支持棒
5の溶着部。 10:マグネトロン管のステム、11:鑞材。 第1図 第2図
Claims (1)
- (1)表面に重量比で25乃至50チのルテニウムを含
むルテニウム−モリブデンの混合粉またはルテニウム−
モリブデンの合金粉を有機結合剤及び有機剤にて混練し
、これを鑞材として難溶性金属の表面に塗布した後、不
活性ガス中にて1000℃乃至1400℃にて加熱焼付
加工を施すことを特徴とする高融点難溶性金属部品への
鑞着方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3807382A JPS58157593A (ja) | 1982-03-12 | 1982-03-12 | 高融点難溶性金属部品への鑞着方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3807382A JPS58157593A (ja) | 1982-03-12 | 1982-03-12 | 高融点難溶性金属部品への鑞着方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58157593A true JPS58157593A (ja) | 1983-09-19 |
Family
ID=12515306
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3807382A Pending JPS58157593A (ja) | 1982-03-12 | 1982-03-12 | 高融点難溶性金属部品への鑞着方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58157593A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102007050487A1 (de) | 2007-10-19 | 2009-04-30 | W.C. Heraeus Gmbh | Zur Schmelzpunktabsenkung modifiziertes MoRu-Hochtemperaturlot |
CN103003909A (zh) * | 2010-07-16 | 2013-03-27 | 株式会社东芝 | 用于磁控管的端帽、其制造方法以及磁控管 |
-
1982
- 1982-03-12 JP JP3807382A patent/JPS58157593A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102007050487A1 (de) | 2007-10-19 | 2009-04-30 | W.C. Heraeus Gmbh | Zur Schmelzpunktabsenkung modifiziertes MoRu-Hochtemperaturlot |
CN103003909A (zh) * | 2010-07-16 | 2013-03-27 | 株式会社东芝 | 用于磁控管的端帽、其制造方法以及磁控管 |
CN103003909B (zh) * | 2010-07-16 | 2015-08-19 | 株式会社东芝 | 用于磁控管的端帽、其制造方法以及磁控管 |
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