JP3308708B2 - 電子管及びその製造方法 - Google Patents

電子管及びその製造方法

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  • Manufacture Of Electron Tubes, Discharge Lamp Vessels, Lead-In Wires, And The Like (AREA)
  • Formation Of Various Coating Films On Cathode Ray Tubes And Lamps (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電子管及びその製造
方法に係わり、とくに電子管構成部材の表面上に熱吸収
又は熱輻射のすぐれた黒色被膜を形成した電子管及びそ
の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、X線管、クライストロ
ン、進行波管、マグネトロン、送信管、ガス・レーザ
管、或いはサイラトロンのような電子管は、陽極やコレ
クタ電極、グリッド電極、陰極等の各種電極、電極支持
体、或いは真空容器を構成する金属又はセラミックス等
からなる電子管構成部材の一部表面上に、熱吸収又は熱
輻射のすぐれた黒色被膜を形成して温度上昇を抑制する
構成を採る場合がある。なお、この明細書において、黒
色被膜とは純粋な黒色のみを指すものではなく、例えば
やや灰色や赤みがかった被膜等を含めて、比較的高い熱
吸収又は熱輻能を有する被膜を総称するものである。
【0003】上述のような電子管においては、電極やそ
の支持体、或いは真空容器等の電子管構成部材が、高温
に晒されるとともに、オンオフ動作の繰返しにより温度
が激しく変化することが多いため、黒色被膜の熱吸収又
は熱輻射性能が高いこと、及び被膜の付着強度が十分高
く且つクラック等が生じないことが必要である。また、
電子管内に黒色被膜を形成して用いるものにあっては、
管内を高真空に保つために、黒色被膜からのガス放出が
少ないことが必要である。さらにまた、空気や鉱物油等
の酸化又は炭化を生じやすい環境におかれる電子管の外
壁に黒色被膜を形成して用いるものにあっては、黒色被
膜の酸化又は炭化が生じにくいものでなければならな
い。
【0004】従来、電子管の黒色被膜としては、アルミ
ナ(Al23 )とチタニア(TiO2 )との混合粉末
等のプラズマ溶射被膜や、酸化クロム被膜、或いはタン
グステン(W)とアルミナとの混合粉末の焼結被膜等が
使用されてきた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで上記のような
黒色被膜は、電子管に実用されているが、熱吸収又は熱
輻射性能の一層の改善が求められており、また、電子管
の長時間使用に伴って徐々に熱吸収又は熱輻射性能が劣
化する材料も散見される。さらに、近来は、熱伝導率及
び熱膨張率が比較的大きい例えば銅、鉄、ニッケル、或
いはアルミニウム(この明細書においては、特に断らな
い限り、それぞれの合金を含むものとする)を、電極や
その支持体、真空容器の一部に使用する場合が多くなっ
てきている。とくにこのような素材に付着させた黒色被
膜は、熱膨張率との差等により、素材から黒色被膜が剥
がれたり、被膜自身にクラックを生じたり、或いは酸化
や炭化が生じやすい等物理的、化学的に不安定な不都合
がある。
【0006】この発明は、以上のような事情に鑑みてな
されたもので、黒色被膜の熱吸収又は熱輻射性能、及び
付着強度が十分高く、且つ物理的、化学的に安定な黒色
被膜を有する電子管、及びその製造方法を提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、電極、電極
支持体又は真空容器の少なくとも一部を構成する電子管
構成部材の表面上に形成した黒色被膜が、酸化鉄の溶射
被膜からなる電子管である。また、製造方法の特徴は、
電子管構成部材の表面上に酸化鉄の微粉末を溶射して黒
色被膜を形成することにある。
【0008】
【作用】この発明によれば、黒色被膜の熱吸収又は熱輻
射性能、及び付着強度が十分高く、且つ物理的、化学的
に安定であり、動作特性のすぐれた電子管が得られる。
【0009】
【実施例】以下図面を参照してこの発明を回転陽極型X
線管に適用した実施例につき説明する。図1は完成状態
の要部をあらわしている。回転陽極型X線管11は、真
空容器21の内部に回転陽極ターゲット14及び陰極構
体15が相対向して配置されている。真空容器21は、
陽極ターゲット14及び陰極構体15を包囲する中央部
分が銅からなる金属容器16であり、その両端部にガラ
ス容器17,18がヘリアーク溶接部22,23でそれ
ぞれ気密接合されている。一方のガラス容器17の内側
には陰極支持体15bが延長配置され、他方のガラス容
器18の内側には陽極回転体14bが延長配置されてい
る。金属容器16の一部には、X線放射窓24が設けら
れている。
【0010】金属容器16は、図示の円内を拡大して示
すように、厚さが例えば3mmの無酸素銅からなる素材
16aの内周壁に、微細な凹凸面16hが形成され、こ
の微細凹凸面上に黒色被膜16bが付着形成されてい
る。そこで、この黒色被膜16bは、後述する方法によ
り被覆した酸化鉄の溶射被膜であり、その膜厚は約10
μmである。なお、この黒色被膜16bは、各ガラス容
器との接続部を内側で覆うコロナリング部16m,16
nの内面には形成していない。これらコロナリング部の
内面は、放電を防止するために平滑な金属面としてあ
る。これらコロナリングは、金属容器素材とは別の部品
として用意し、組み立ててもよい。
【0011】次に、図2も参照して、好ましい製造方法
を説明する。銅製の金属容器は、予め、陽極側の主要な
漏斗状部16Aと、陰極側の漏斗状部16Bとに別けて
製作する。各漏斗状部の両開口端部の所定位置に、薄肉
のステンレス鋼からなる封着リング25〜28を気密ろ
う接する。そして、各漏斗状部16A,16Bの内周壁
の黒色被膜を付着しない部分を、図示しないマスク材に
よりマスキングし、黒色被膜を付着する部分の表面にド
ライホーニング処理を施すことによって微細な凹凸面1
6hを形成する。このドライホーニング処理は、粒度が
60程度のアルミナ粉末により行うことが適当である。
このドライホーニング処理によって、後にこの微細凹凸
面上に形成する溶射黒色被膜の付着強度及び熱吸収・輻
射性能を一層高めることができる。
【0012】次に、各漏斗状部16A,16Bを脱脂洗
浄した後、これを図示しないプラズマ溶射装置の回転支
持体に取り付け、内周壁の微細凹凸面上にプラズマ溶射
により黒色被膜16bを付着形成する。黒色被膜の材料
として、平均粒径が20〜80μmの範囲の、例えば約
40μmの酸化鉄微粉末、例えば四酸化三鉄(Fe34
)の微粉末をプラズマ溶射する。プラズマ溶射は、ア
ルゴン及び水素をプラズマガスとし、被膜を形成する漏
斗状部を数百rpmで回転させながら数十cmの距離か
ら毎分約10g前後の溶射速度で、約10μmの厚さの
溶射被膜となるように溶射する。
【0013】このように黒色被膜を形成した各漏斗状部
16A,16Bを、次に非酸化性雰囲気のもとで加熱処
理する。具体的には、これらを真空中で約650〜85
0度Cの範囲の温度、例えば約700度Cで熱処理す
る。この熱処理は、不可欠ではないが、それによって不
所望なガスを放出させ、また黒色被膜自身の強度や素材
への付着力を一層高めることができる。
【0014】次に、このように製作した一方の漏斗状部
16Aの封着リング25に、ガラス容器18の先端封着
リング29を合致させ、ヘリアーク溶接部23において
気密接合する。なお、ガラス容器18には、予め、内側
所定位置に陽極ターゲット14及び回転体14bを組立
ててある。回転体14bは、図示しない固定体のまわり
に軸受を介して回転可能に支持されており、最外周の銅
からなる回転円筒の外周面に黒色被膜14cが付着形成
されている。この黒色被膜14cは、回転円筒からの熱
輻射を良好にするため、ガラス容器18の径小円筒部に
対応する領域にのみ付着形成してある。
【0015】さらに、他方の漏斗状部16Bの封着リン
グ28に、ガラス容器17の先端封着リング30を合致
させ、ヘリアーク溶接部22において気密接合する。漏
斗状部16Bには、予め、内側所定位置に陰極構体15
及びその支持体15bを組立て固定してある。なお、回
転円筒の外周面の黒色被膜14cは、同様にこの部分に
微細凹凸面を形成し、この凹凸面に酸化鉄の溶射被膜を
形成したものでもよいし、或いは別の黒色被膜であって
もよい。
【0016】そして、陽極側の組立体と陰極側の組立体
とを、各々の漏斗状金属容器の同一内径の開口部にろう
接してある2つの封着リング26,27を密に嵌合さ
せ、各先端をヘリアーク溶接により気密接合して一体化
する。そのヘリアーク溶接部を図1に符号31であらわ
している。その後、X線管の排気、エージング工程等を
経て完成する。
【0017】このような構造の回転陽極型X線管の動作
においては、回転陽極ターゲット14は、室温から、X
線を放射している時の温度である千数百度Cまでオンオ
フ動作に伴って変化する。陽極ターゲットから輻射され
た熱の一部は、金属容器壁内面上り酸化鉄溶射被膜から
なる黒色被膜16dに吸収され、その基板である銅素材
中を経て管外に至り、図示しないX線管収容容器内に充
填された絶縁油中に放散させられる。このように、真空
容器の内面で反射して陽極ターゲットに戻る熱線を少な
くでき、陽極ターゲットの過熱を抑制することができ
る。
【0018】さて、上述のように溶射した酸化鉄被膜
は、X線回折パターンによりその組成を調べたところ、
図3に示すように、主として四酸化三鉄(Fe34
と酸化鉄(FeO)との混在であることが確認された。
この被膜は、高温で酸化が進行していわゆる赤さびにな
る三酸化二鉄(Fe23 )等をほとんど含まないの
で、高温でも酸化しにくく、またクラックや剥がれ等が
起こらず、物理的、化学的に安定である。
【0019】また、この溶射した酸化鉄被膜は、可視光
線から赤外線、とくに近赤外から遠赤外にわたる熱線の
吸収又は輻射性能がすぐれていることを確認した。例え
ば、およそ2μmから24μmの近赤外線から遠赤外線
波長領域における光吸収度を調べた結果、図4に示す結
果が得られた。縦軸の吸収度は、アルミニウムの鏡面で
の吸収を0とした。そして、比較例は、アルミナとチタ
ニアとの混合粉末の溶射被膜であり、膜厚は同等のもの
である。同図から、この発明による黒色被膜は、とくに
遠赤外波長領域まで高い吸収度を示すことが明らかであ
る。したがって、この発明による黒色被膜は、従来の黒
色被膜に比べて十分高い熱吸収又は熱輻射性能を有す
る。なお、この酸化鉄の溶射黒色被膜の表面は、アルミ
ナ及びチタニアの溶射被膜に比べて粗面を呈しており、
このことも、高い熱吸収又は熱輻射性能を発揮する一因
であると思われる。
【0020】なお、上記実施例のX線管において、金属
容器16の外周面に、同様に、微細凹凸を形成し、その
面上に酸化鉄の溶射黒色被膜を形成してもよい。それに
よって、金属容器から外への熱放散性を高めることがで
きるとともに、酸化鉄溶射被膜を金属容器外面の酸化や
炭化を防止する保護層を兼ねさせることもできる。ま
た、金属容器の素材と酸化鉄溶射被膜との間に、例えば
酸化鉄溶射被膜の付着強度をさらに高めるための他の中
間層を形成してもよい。
【0021】なおまた、酸化鉄被膜の溶射法としては、
プラズマ溶射が四酸化三鉄微粉末の溶融及び緻密な被膜
を形成できる点で好ましいが、それに限らず、アーク溶
射や、レーザ溶射、ガス溶射等、他の溶射方法を採用す
ることもできる。さらに、溶射する酸化鉄微粉末には、
上記の四酸化三鉄(Fe34 )に他の数%以下の不純
物が含まれてもよい。また、溶射する酸化鉄微粉末の平
均粒径は、5μmから100μmの範囲のものを使用し
得るが、形成する溶射被膜の厚さに対応して例えば比較
的薄い被膜とする場合はより小さい平均粒径で且つ粒径
分布の酸化鉄微粉末を使用し、逆に比較的厚い被膜とす
る場合は大きい平均粒径の酸化鉄微粉末を使用すること
が、均一で比較的平滑な溶射被膜を形成できる点で望ま
しい。
【0022】なお、酸化鉄の溶射黒色被膜を形成する基
板材料は、電子管に通常使用される銅、鉄、ステンレス
鋼、ニッケル、アルミニウム、モリブデン、タングステ
ン、ベリリウム等の金属材料(それらを主体とする各々
の合金を含む)、或いはアルミナセラミックス、ジルコ
ニアセラミックス、ベリリアセラミックス、石英、サフ
ァイア等の各種の誘電体や絶縁体であってもよい。
【0023】酸化鉄の溶射黒色被膜の厚さは、約1μm
以上であれば、熱吸収又は輻射性能の優劣にあまり影響
しないが、溶射法による膜形成の性格上、それ以下の薄
い被膜を均一な厚さに成形することは困難である。した
がって、この酸化鉄溶射被膜の厚さの実用的な下限は約
1μmである。
【0024】一方、熱膨張率(0〜300度Cにおける
線膨脹率)が、約10×10-6以上の比較的大きい銅や
鉄、ニッケル、或いはアルミニウム等の基板の表面に酸
化鉄の溶射被膜を形成する場合は、基板と溶射被膜との
熱膨脹差による被膜のクラックや剥がれの発生を防止す
るために、被膜の厚さはできるだけ薄い方がよく、実用
上の上限はおよそ100μmであり、なおその最好適範
囲は5〜50μmの範囲である。なお、熱膨張率が比較
的小さいモリブデンや誘電体、絶縁体の面上に形成した
酸化鉄溶射被膜の厚さは、100μm以上であっても差
支えない。
【0025】なおまた、酸化鉄の溶射黒色被膜を形成し
た後の熱処理は、真空、又は不活性ガスのような非酸化
性雰囲気のもとで、500〜1000度Cの範囲の温
度、より好ましくは600〜900度Cの範囲の温度で
熱処理する。但し、基板素材の融点が非常に高い材料で
ある場合は、1000度C以上であってもよい。
【0026】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
電子管構成部材の一部の表面に形成した黒色被膜の熱吸
収又は熱輻射性能、及び付着強度が十分高く、且つ物理
的、化学的に安定であり、動作特性のすぐれた電子管が
得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示す半縦断面図。
【図2】図1のものの組立て状態を示す分解半縦断面
図。
【図3】この発明の溶射黒色被膜のX線回折パターンを
示す特性図。
【図4】黒色被膜の赤外線領域における吸収度を示す特
性図。
【符号の説明】
11…X線管 15…陰極構体 14…回転陽極ターゲット 21…真空容器 16…金属容器 16a…素材 14b…回転円筒 14c、16d…黒色被膜
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H01J 9/20 H01J 9/20 A 9/24 9/24 A 35/16 35/16 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01J 1/00 - 1/98 H01J 5/00 - 5/62 H01J 9/00 - 9/44 H01J 35/00 - 35/32 C23C 4/00 - 6/00

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電極、電極支持体又は真空容器の少なく
    とも一部を構成する電子管構成部材の表面上に黒色被膜
    が形成されてなる電子管において、 上記黒色被膜は酸化鉄の溶射被膜からなることを特徴と
    する電子管。
  2. 【請求項2】 黒色被膜が形成された電子管構成部材は
    その熱膨張率が10×10-6以上であり、この面上に形
    成された酸化鉄の溶射被膜はその膜厚が1μmから10
    0μmの範囲である請求項1記載の電子管。
  3. 【請求項3】 電子管構成部材は、その表面に微細凹凸
    面が形成されており、この微細凹凸面上に酸化鉄の溶射
    被膜が形成されてなる請求項1又は請求項2記載の電子
    管。
  4. 【請求項4】 電極、電極支持体又は真空容器の少なく
    とも一部を構成する電子管構成部材の表面上に黒色被膜
    を形成する電子管の製造方法において、 上記電子管構成部材の表面に酸化鉄の微粉末を溶射して
    上記黒色被膜を形成することを特徴とする電子管の製造
    方法。
  5. 【請求項5】 黒色被膜を形成する電子管構成部材の表
    面に予め微細凹凸面を形成し、この微細凹凸面上に酸化
    鉄の溶射被膜を形成する請求項4記載の電子管の製造方
    法。
  6. 【請求項6】 電子管構成部材の表面に酸化鉄の溶射被
    膜を形成した後、この電子管構成部材を非酸化性雰囲気
    中において500度C以上の温度で熱処理する請求項4
    又は請求項5記載の電子管の製造方法。
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