JPS58154350A - エアギヤツプワインデイング回転電機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、固定子側の磁気シールドのスロットなしの
内周部に固定子コイルを装着した、エアギャップワイン
ディング回転電機に関する。

近年、回転電機では、単機容量の増大と超電導回転電機
の進展によシ、固定子側にスロットをなくし固定子コイ
ルを装着したエアギャップワインディングが採用される
ようになつ九。

エアギャップワインディング回転電機の特徴線、固定子
鉄心の一部がない丸め、エアギャップ部に固定子コイル
を配置し占積率を高め、空所が有効に活用され、また、
固定子コイル部の磁束密度を高くできることなどである
。しかし、スロットがないことは、固定子コイルの保持
が困Ｊｌになる。

従来のエアギャップワインディング回転電機は、第１図
及び第２図にエアギャップワインディング部の縦断面図
及び拡大正面断面図で示すようになっていた。（１）は
例えばけい素鋼板を多数枚積層して一体の円筒状に形成
され九磁気シールドで、固定子わく（図示は略す）内に
保持されておシ、内周部はスロットなしになっている。

（２）は磁気シ−ルド（１）の両端を押え付けた端板、
（３）は磁気シールド（１）の内周部に装着された固定
子コイルで、単層−巻になっておシ、複数個宛に群絶縁
（４）が施され、逆台形にして保持されている。（５）
は回転子で、界磁コイルが装着されである。

上記各固定子コイル（３）群は、磁気シールド（１）の
多角形状の内周部に沿いくさび形にはめられ、接着剤に
より固定されている。

上記従来の回転電機において、固定子コイル（３）には
電磁力により大きな力が作用するが、磁気シールド（１
）はスロットがなく固定の信頼性が十分ではなかった。

このように、固定子コイル（３）の固定が不十分である
と、絶縁物の損傷、コイルの異常振動などが発生し、大
事故の原因となる。

この発明は、薄肉の絶縁内筒の外円局部に複数の固定子
コイルを配置し、これらの固定子コイルの外周側と磁気
シールドの内周−との間に、それぞれ厚さ方向に対し２
分割し九１対宛のテーパキー状のくさびを、円周方向に
対し多数個配し、それぞれ軸方向に打込み、固定子コイ
ル部ｔ−ａ気シールドに固定し、固定子コイルが信頼度
高く固定でき、故障をなくし品質を向上し九エアギャッ
プワインディング回転電機を提供することを目的として
いる。

第３図及び第４図はこの発明の一実施例によるエアギャ
ップワインディング回転電機を示す、エアギャップワイ
ンディング部の縦断面図及び正面断面図である。（６）
は例えばけい素鋼板を多数枚積層して一体の円筒状に形
成され九磁気シールドで。

両端が端板（２）に押えられ、固定子わく（図示は略す
）内に保持されておや、内周部はスロットなしに表って
いる。（２）は回転子（５）の外周部を間隔をあけて囲
う形状にされた薄肉の絶縁内筒で、例えば。

エポキシ樹脂ガラス繊維材やエポキシ樹脂ガラス布材な
どからなり、円筒状に巻付は形成されておシ、耐熱性で
絶縁がすぐれ、機械的強度が大なものにしである・０は
′軒縁内筒（２）の外周部に配置された多数個の固定子
コイルで、２層巻の場合を示し、上口（１−）と下口（
１３ｂ）からなる、（２）は各固定子コイル（至）の外
周部に当てられ九絶縁押え板で１円局方向に対し複数に
分割されておシ、耐熱性で絶縁がすぐれ、機械的強度が
大きな材料、例えば、エポキシ樹脂ガラス布積層板など
からなる。（至）は固定子コイにＯａの上口（１ｈ）と
下口（１３ｂ）間に入れられた層間絶縁板、（ト）は各
固定子コイル（至）間に入れられた絶縁間隔片、（２）
は磁気シールド（１）の内周部と絶縁押え板（２）との
間に軸方向に打込まれた１対宛のテーパキー状のくさび
で、厚さ方向に対し２分割された１対の双方の接合面が
勾配に形成されてあり、図の例では軸方向に対し２組に
分割されておシ、円周方向に対し全周にわたシ配設され
である。これらのくさび面は、耐熱性で機械強度の大な
絶縁材、例えばエポキシ樹脂ガラス布積層材からなる。

上記固定子コイル（至）の組立て装着は、次のようにす
る。まず、絶縁内筒翰の外周部に各固定子コイル（至）
を配置し、層間絶縁板（至）及び絶縁間隔片（ト）をそ
う人し、各固定子コイル（至）の外周部に絶縁押え板（
ロ）を当てる。このように構成されたコイル組立体を磁
気シールドＩの内周部にそう人し、双方のすき間に両端
から上下１対宛のくさび鰭を一方向に打込み、全周にわ
たや配設し、強固に保持する。打込まれた各くさび面の
外端に押え部材などを当て、抜は止め手段（図示線路す
）を施す。

くさび面に加えられ九打込み力により、半径方向の圧縮
力が生じ固定子コイル四が強固に固定さ　　”れる。こ
のようにして、固定子コイル（至）部は極めて容易に組
立てられ、しかも確実に固定される。

絶縁内筒（転）は一般にヤング率が小さく、例えばエポ
キシ樹脂ガラス繊維材の場合、ヤング率は約２０００で
あｐ、くさび面の打込みによって絶縁内筒（２）の直径
が数勝縮少される。この絶縁内筒翰の直径の減少量に比
べ、経年による枯れ量は一般に小さいものであシ、固定
子コイル（ト）の半径方向の緩みは生じない。

万一組立ての不具合で固定子コイル（財）部に緩み　　
　〜が生じても、くさび（２）を再打込みすることによ
り、強固に押圧し固定することができる。

なお、上記実施例で杜、くさび面は１対宛管軸方向に対
し２分割し九が、必ＩＩＫ応じ一体のものにしてもよく
、あるいｔｉ３分割以上にしてもよい。

また、上記実施例では、くさび面は円周方向に全周にわ
たりそう人したが、必要に応じ配置数を減らしてもよい
。

以上のように、この発明によれば、絶縁内筒の外周部に
固定子コイルを配設し、この組立体を磁気シールドの内
周側に入れ、磁気シールドの内周部と固定子コイルの外
周側との間に、厚さ方向に対し２分割したテーバ状のく
さびｔ軸方向に打込んだので、固定子コイル部が磁気シ
ールドに強固に保持され、信頼性を向上することができ
る。また、固定子コイル部の保持が緩んだ場合には、く
さびの再打込みにより容易に緩みをなくすることができ
る・

【図面の簡単な説明】

第１図は従来のエアギャップワインディング回転電機を
示すエアギャップワインディング部の縦断面図、第２図
は第１図の田−■線における拡大断面図、＠３図はこの
発明の一実施例によるエアギャップワインディング回転
電機を示すエアギャップワインディング部の縦断面図、
第４図は第３図のＩＶ−Ｆ／線における拡大断面図であ
る。 ５・・・回転子、１１・・・磁気シールド、１２・・・
絶縁内筒、１３・・・固定子コイル、１４・・・絶縁押
え板、１７・・・くさびなお、図中同一符号は同−又は
相当部分を示す。 代理人　葛野信−（外１名） ）：：

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）　　磁性材からなシ円筒状に形成され固定子わく
   内に保持された磁気シールド、回転子の外周部に間隔を
   あけて囲う薄肉の円筒状に形成された絶縁内筒、この絶
   縁内管の外周部に配置された複数の固定子コイル、これ
   らの固定子コイルの外周部に轟てられた絶縁弁え板、及
   び絶縁材からなり、厚さ方向に２分割された１対がテー
   パキー状をなしており、上記磁気シールドの内周部と上
   記絶縁弁え板との間に円周方向に対し多数個所に配置さ
   れ、それぞれ軸方向に打込まれ、上記固定子コイル部を
   上記磁気シールドに固定する多数個のくさびを備えたエ
   アギャップワインディング回転電機。
2. （２）　　絶縁内筒はエポ奔シ樹脂ガラス繊維材からな
   ることｔ−特徴とする特許請求の範囲３ｉ１１項記載の
   エアギャップワインディング回転電機。