JPS58154310A

JPS58154310A - ガイドブロツクを使用した彎曲および水平両用のケ−ブル連続移動法

Info

Publication number: JPS58154310A
Application number: JP3629382A
Authority: JP
Inventors: 近江屋　桂一
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1982-03-08
Filing date: 1982-03-08
Publication date: 1983-09-13

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】この発明は、ケーブル類を移動して布設または撤去する
場合の方法の改良に関する。

従来、ケーブル類を移動して布設または撤去する場合往
復運動を繰返してケーブル類を断続的に移動するため作
業能率が悪く、特に地下ケーブルを布設または撤去する
場合はマンホール部分においてケーブルが甚だしく彎曲
し、作業能率が悪いばかりでなく危険でしかもケーブル
外皮が損傷することが多く撤去したケーブルを繰返して
使用する場合極めて不利である。また、ケーブルを撤去
する巻取り機は現在巻取り専用のトラックであるだめ特
注しなければならないことから、工事がない時は休転状
態となるにも拘らず輸送用トラックとして使用できない
現状であ・ろ：。

本発明は、これらの欠点を改良するため連続的にケーブ
ルを巻き取るメカニズムによって、例えば布設の状態か
らケーブルを損傷することなく撤去すると共に能率の向
上と危険の防止をはかり、円弧を形成した組立式ガイド
ローラーブロックを使用することによって直接地下ケー
ブルを撤去することを可能にし、かつ、既存のトラック
にも自在に着脱できる巻取り装置を構成し、地上および
地下におけるケーブルの彎曲移動を伴う布設、撤去等の
諸作業を安全に能率的に実施することを目的としたもの
である。

次に図に示すように°、地下室からケーブルを撤去する
場合の実施例により本発明の構成と作用について説明す
る。

（イ）　ガイドブロック（１）は複数のケーブル用みぞ
付きローラー（ａ）を平行に配列し、その両側の側板（
Ｃ）とローラーシャフト用ポル）（ｄ）によって組み立
てたローラーブロック（１２）をその両端の補助具（θ
ｔ　ｆ）に設けた連結用孔、１：１（ｇ、ｇ’）とボルト・：’、　（３／　）によって、
分解できるように多数連結して現地に適応した長さと円
弧状を形成する。

（鴫　地下室（５）の上盤（４）に設けられたマンホー
ル（５′）の内側に突起部（２′）を嵌め合せ、２この
支持フレーム（２）ｔ−マンホール（５’）の上下から
またがらせて組み合せ、長さを調整できるようにワイヤ
ロープ等の締め具（１３）によって締め付は定着する。

ｅウ　　固定用孔（ｇ、ｈ）によって２この支持フレー
ム（２）にボルト（５’）締めされたガイドブロック（
１）の下端部は、地下室（５）内において上下に圧着さ
れた支持ジヤツキ（３）と固定用孔（ｇ）をポル）（３
’）によって締め付けられ、ケーブル（４）にローラー
（ａ）を接線状に向き合わせて固定する。

に）　ガイドブロック（１）の上部を支持フレーム（２
）に前ｆ３項のようにボルト締めによって固定シ、ソノ
ローラー（ａ）からなる仮想曲面を案内面としてケーブ
ルライフ（１）のように、キャプスタンドラム（７）に
ロープを取り付けて駆動牽引することによりケーブル（
６）を引き出し、地上のキャプスタン式巻取り用トラッ
ク（１０）によってその上に設置されたキャプスタンド
ラム（７）を経て、地下のケーブル（６）をケーブルド
ラム（８）に連続的に巻き上げて移動し撤去する。

本発明は、以上のように構成されたガイドブロックを使
用した彎曲および水平両用のケーブル連続移動法である
。

本発明のローラー（ａ）の円周面はケーブル（６）の外
径に相応したみぞ付きローラーで、プラスチックまたは
ゴム等で作られ、側板（Ｃ）は上下のフランジ部分（ｂ
）によって補強し、硬アルミ゛製とする等軽量化を図っ
ている。まだ、補助具（、′θ、ｆ）にそれぞれ設けら
れた両面対称の３と宛の孔（ｇ１ｇ’）はローラーブロ
ック（１２）を多数連結する場合に用いられるほか、固
定用孔（ｈ）と同様支持フレーム（２）または支持ジヤ
ツキ（３）等にボルト締めするもので、取付はボルトよ
り孔径を多少大きくすることによってガイドブロック（
１）の円弧を調整できるようにしである。上部の孔（ｇ
ａｇ’）は旋回中心の役目を兼ね、下部の２この孔（ｇ
ｙｇ’）は１こ宛孔をずらしてボルトでローラーブロッ
ク（１２）を連結することにより二段階に使用できる。

なお、撤去工事が終了すると支持フレーム（２）および
支持ジヤツキ（３）は撤去され、マンホール（ｓ’）　
上取付部（１８）にマンホールカバーを取付けて復元さ
れる。

次に本発明の主な実施態様について述べる。

（・０　複数のケーブル用みぞ付きローラー（＆）の中
間に、両側の側板（Ｃ）に縦方向の調整用溝（Ｔ）を設
けてボルト締めされたみそ付きローラー（ａ）を、第４
図および第５図において二点鎖線で図示したように増設
すると、ローラー（ａ）からなる仮想曲面をより円滑に
してケーブル（６）の損傷を軽減できる。なお、この増
設ローラーを使用しない場合は代りにボルトを取付けて
ローラーブロック（１２）の組み立てを強化している：
１１口）　ケーブル用みぞ付きローラーの外周面に深さく
ｍ）なる深みぞの凹部を形成したローラー（ａ／　）を
使用すると、負荷時におけるケーブル（６）の外径の潰
れによる変形が少くなシ外皮の損傷を軽減できる。

ｅラ　　ローラーブロック（１２）の両端の補助具（、
、ｆ）の連結方法は、第８図に示すように上部・の連結
孔（ｇａｇ’）から半径（Ｒ）にて下部にカーブ状のみ
ぞ（Ｐ）を設けると、ガイドブロック（１）の円弧は広
範囲に微調整できる。また、第９−１０図において、第
８図のカーブ状のみぞ（Ｐ）の代りにみぞ（Ｐ′）を設
け、みぞ（Ｐ′）のよ下側側に歯形（ｎ“）を形成しこ
れにかみあう歯形（ｎ′）と回転できるように遊嵌した
ナツト（ｎ）によって、ポル）（３’）を締め付けると
滑べりを防止することができる。そして、ナラ）（ｎ）
を弛め歯形（ｎ’、ｎ“）の位置を左右に移動してかみ
あわせ、ナツト（ｎ）をボルト（３′）に締め付けると
、歯形（ｎ／　、　ｎ／／　）のピッチに適応した自在
な調整を行うことがで＾る。

＝１　□ に）　キャプスタンＰう８ム（７）とケーブルドラム（
８）をフレーム（１４）にて固定し、かつ、ケーブルド
ラム（８）がケーブル（６）を引張って巻き付けるため
ケーブルドラム（８）の周速ハキャプスタンドラム（７
）の周速より多少早くなるような回転で、しかも１この
油圧操作用手動ハンドル（１１）により巻取り又は巻戻
しが可能なように連動した巻取り装置（１６）を油圧回
路によって形成しであるから、一般の輸送トラックに着
脱可能となり巻取り専用トラックを設備した場合の休転
損失を大きく改善できる。

従来の巻取り専用トラックは、エンジン出力を利用した
油圧ポンプを２台装備し両ドラムを単体側に駆動してい
たが、本発明は１台の油圧ポンプでレリーフパルプの作
動によって両ドラムを異なった速度で回転すると共に、
必要な牽引力を付加し過負荷の場合側ドラムは自動停止
する。

上述の如く、現地に対応できるようにローラーブロック
（１２）の組み合一数量を増減して、円弧の状態とその
長さを調整できる本発明のガイドブロック（１）と巻取
り装置（１６）の併用は、地下ケーブルの撤去は勿論布
設する場合にも同様の効果を有し、その信地上における
架線の布設または撤去工事にも利用できるから、安全と
能率とケーブルの損傷防止等その効果は大きく、更に休
転中は巻取り装置（１６）を取外してトランクを輸送用
として利用できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明によるケーブルを撤去する場合の部分断
面側面全体図、第２図はＡ−Ａ断面平面図・、第３図は
ケーブル撤去中の平面全体図、第４ぼはローラーブロッ
クの側面図、第５図はローラーブロックの平面図、第６
図はＢ−Ｂ断面正面図、第７図は第６図の場合の実施例
（その１）、纂８図は補助具の実施例（その２）、第９
図は蕗８図の場合の実施例（その５）、第１０図はＣ−
０断面左側面拡大図である。９；ケーブル布設用孔１７；クレーン１９；ケーブルガイド装置２０；ドラム用定着装置蓼？凶ｌ

Claims

【特許請求の範囲】

（１）　　複数のケーブル用みぞ付きローラー（ａ）を
両側の側板（Ｃ）の間に配列してポル）（ｄ）によって
組み立てたローラーブロック（１２）ｔ−１その両端の
取外し自在な補助具（θ＋　　ｆ）に設けた連結用孔（
ｇ＋ｇ’）とポル）（３’）によって多数連結して円弧
状を形成したガイドブロック（１）の上部を、上盤（４
）に設けられたマンホール（５′）の内側に突起部（２
′）を嵌め合わせてまたがらせ上下より締め具（１３）
にて定着された２この支持フレーム（２）に固定し、か
つ、ガイドブロック（１）の下端部をボルト（３′）に
よって保持した支持ジヤツキ（３）をケーブル（６）に
向き合わせて定置されたガイドブロック（１）のローラ
ー（（’）を案内として、キャプスタン式巻取シ用トラ
ック（１０）によってケーブル（６）を連続的に巻取る
ことを特徴とするガイドブロックを使用した彎曲および
水平両用のケーブル連続移動法。
（２）複数のケーブル用みぞ付きローラー（ａ）の中間
に、両側の側板（Ｃ）に調整用溝（Ｔ）を設けて取付け
られたみそ付きローラー（ａ）を有する特許請求の範囲
、第（１）項記載のガイドブロックを使用した彎曲およ
び水平両用のケーブル連続移動法。
（３）　　ケーブル用みぞ付きローラーの外周に深さく
ｍ）なる深みぞの凹部を形成したローラー（ａ／）から
なる特許請求の範囲第（１）項、または第（２）項記載
のガイドブロックを使用した彎曲および水平両用のケー
ブル連続移動法。
（４）　　キャプスタンドラム（７）とケーブルドラム
（８）をフレーム（１４）にて固定して油圧駆動装置（
１５）に連動し、かつ、その１このノ・ンドル（１１）
によって巻取りまたは巻戻し両用の巻取り装置（１６）
を形成して着脱できるようにした特許請求の範囲第（１
）項、または第（２）項、または第（３）項記載のガイ
ドブロックを使用した彎曲および水平両用のケーブル連
続移動法。