JPS58152812A - 水性相中単層脂質顆粒の製造方法 - Google Patents

水性相中単層脂質顆粒の製造方法

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JPS58152812A
JPS58152812A JP2298983A JP2298983A JPS58152812A JP S58152812 A JPS58152812 A JP S58152812A JP 2298983 A JP2298983 A JP 2298983A JP 2298983 A JP2298983 A JP 2298983A JP S58152812 A JPS58152812 A JP S58152812A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、水性相中琳層脂質頒粒の製造方法に関する
脂質一粒については文献中に多くの記載が見られる−こ
の製造及び使用は多くの研究の対象となっている。1つ
の脂質二重膜を有する単層脂質顆粒は、球状に配置され
た複数の脂質二重膜を有する多層脂1IL顆粒から区別
される。
単層脂質顆粒は1つの球状核f11′に有し、そして例
えば約200〜sooool、好ましくは約200〜3
0000Xの直径を有する.球状被膜は、脂質成分、例
えば両親媒性脂質、例えば燐脂質、例えばホスファチノ
ン酸、レシチン又はり7アリン、そして場合によっては
中性脂質、例えばコレステロールの二重膜から成る。こ
の二重膜は、1つの水性相から成る内部空間を包囲して
いる。
単層脂質顆粒は又、「小胞」とも称される。
脂質顆粒の、橿々の活性物質の担体としての医薬への使
用に大きな関心が寄せられている。すなわち、脂質噴粒
は、蛋白質、例えば抗体もしくは酸承、ホルモン、一タ
iン又は遺伝子の担体として、あるいは標識され走化合
物の担体として分析目的への使用が提案されている.例
えば、米国特許第3993754号においては、担体と
して脂質顆粒を使用する腫瘍細胞の処理による化学療法
が記載されている。
所定の活性物質は、脂質顆粒の形成の際κ又はその後拡
散により封入する.脂質顆粒の形成と活性物質の封入は
橿々の方法によ)行われ、CareerTr@atm@
+at  Reviews  (  1  98  1
  )  $  s  27〜50のスタンレーB.カ
イエ( 8t. 8 K@y●)等の総説rLipos
omes−Proll@rmm  and  pret
m1s*  amisl*et1v+s drug w
arriors Jに記載されている。同様に、活性物
質の封入を目的とする脂質顆粒の多くの製造方法が、ノ
童しンホルッ(Bar@nh@lm)等によるBloa
h*oxiatry、第16巻、第12号、28 06
 〜28 1 0,並びにam特奸公開(00g)第2
8191F観カ号、同第2902672号、同第253
2317号及び同第2842608号、米国特許第40
53585号明細書、及び画一ロッ/l特許出願第36
676号明細書に記載されている。
例えば、脂質成分、例えば燐脂質、例えばホスファチノ
ン酸、レシチン又はケファリン、及び場合によっては中
性脂質、例えばコレステロールを有機溶媒、例えばクロ
ロホルム又はベンゼンに溶解する。#発の後、該当する
脂質成分の均質層、例えば膜層が残留する。次にこの脂
質成分を、例えば攪拌しながら、所定の活性物質を含有
する水性層に分散せしめる。これに続く超音波処理によ
シ活性物質を封入した単層脂質顆粒が形成される。
多くの常用法においては、単層脂質顆粒及び多層脂質顆
粒の1合物を伴なう水性相であって、該脂質−粒の構造
及び大きさが不ぞろいであって、はとんど影響を受けず
、そして著しく変化する可能性のあるものが得られる。
この発明の方法によれば、開本な方法で多くの、そして
ほとんど定量的な量の単層脂質−粒を伴なう水性相を形
成することができ、この脂質−粒には、直径約200〜
600 Xt4jiする小形単層脂貢顆粒(1GJI、
 )及び直径約600〜30001を有する大形単層脂
質顆粒(GUL )が含まれる。この発明の方法の特有
の利点は、相対的に均一な大台さのKUL及びGULを
得ることができ、そして分散相中のKULとGULの量
比を変えることができる点にある。適当な分1ll11
苧段、例えばrルP通法又は限外濾過法により大形単層
脂質顆粒から小形単層脂質−粒を分離することができる
この発明は、次の成因 k120f( (式中、■は0又はlでめ9;基R4及び町の内の1つ
は水嵩、ヒドロキシ基、又は炭票原子数1〜4個の低級
アルキル基でめ)他方の基はそれぞれ炭素原子数10〜
20個のアルキル基、アルケニル基、アルコキシ基もし
くはアルケニルオキシ基、又は炭素原子610〜20個
の7シルオキシ基であり;R1は水嵩又は縦木原子数1
〜4個の低級アルキル基でアシ;そしてR4は水素、炭
素原子l1il〜7@の低級アルキル基、炭素原子数5
〜12個の炭水化物基であり、又はR1及び町が水素も
しくはヒドロキシ基でありR1が水素であるときはステ
ロイド基でおる) で表わされる脂質、及び適当な追加の脂質及び/又は脂
肪酸及びステロ−に以外の追加の脂質、あるいは、職が
0又は1であり;R1及びR2が相互に独立に、それぞ
れ炭素原子数10〜20個のアある式(4)の脂質、及
び場合によっては適当な追加の脂質tPH値が7より大
でおる水性相に分散せしめること、あるいは、 (b)  !11が0又はlであり;基R4及びR2の
内の1つが水素、ヒドロキシ基、炭素原子数1〜4個の
低級アルキル基であって他方の基がそれぞれ炭素原子数
10〜20111のアルキル基、アルケニル基、アルコ
キシ基もしくはアルケニルオキシ基、又は炭素原子fi
lO〜50個のアシルオキシ基でめり;8.が水嵩であ
り;七してR4はアンモニオ基でR換され友低級アルキ
ル基でめる式に)の脂質、及び場合によっては追加の脂
質、あるいは、醜がO又はlでろり;R4及び町が相互
に独立に、それぞれ炭素原子610〜20個のアルキル
基、アルケニル基もしくはアルケニルオキシ基、又は炭
素原子数10〜50個の7シルオキシ基で6す;札が水
素で6す;そして84はアンモニオ低級アルキルアンモ
ニオ基で置換された低級アルキル基でめる式(4)の脂
質、及び適当な追加の脂質tPH値が7よp小である水
性相に分散せしめ、そして必要であれば水性相を中和し
、そして所望により得られた単層脂質−粒t−績縮しそ
して/又は分離することt特徴とする単層脂質顆粒の製
造方法に関する。
この明細書において、前記のそして後記の一般的記載は
特に次の意味を有する。
方法(a) 炭素原子l111〜4個の低級アルキル基R,、R2又
はfL3は、例えば好ましくはメチル基、さらにはエチ
ル基、鳳−グロピル基、又はl−ブチル基である。
アル中ル基8.又は町は、好ましくはn−デシル基、n
−ウンデシル基、n−ドデシル基(ラウリル基)、−一
トリゾシル基、n−テトラデシル基(iリスチル基)、
飄−ペンタデシル基、n−へ中サブシル基(セチル基)
、n−オクタデシル基(ステアリル基)又はれ−エイコ
シル基(アルケニル基)、さらにf4m−へ!タデシル
基又はa−ノナデシル基である。
アルケニル基R4又はR2は、好ましくは9−シス−ド
デセニル基(ラウロレイル基)、9−シス−テトラデセ
ニル基(Zリストレイル基)、9−シス−へ午trセニ
ル基(パル()レイニル基)、6−7スーオクタデセニ
ル基(−e)ロセリニル基)、6−ドランスーオクタデ
セニル基(ペトロセライノニル基)、9−シス−オクタ
デセニル基(オレイル基)、9−)ランス−オクタデセ
ニル基(エイコシル基) 父は9−シス−ドデセニル基
(iドレイニル基)、さらにl−デセニル基、l−ウン
デセニル基、l−ドデセニル基、1−トリデセニル基、
1−テトラデセニル基、l−(ノナデセニル基、l−へ
キサデセニル基、l−へf!デセニル基、1−オクタデ
セニル基、9−シス−12−トランス−オクタデカジェ
ニル基(リノリル基)、9−トランス−12−トランス
−オクタf 力p !ニル基(リノライジニルa)、g
−シス−12−シス−オクタデセニル基(リルイル基)
、9−シス−11−トランス−13−トランスーオクタ
デカトリエニル基(β−エロイステアリニル基)、9−
シス−12−シス−15−シスーオタタデカトリヱニル
基(リルニル基)%9−111−、13−、15−オク
タデカテトラエニル(/#リナリル基)、l−ノナデセ
ニル基、l−エイコシル基、5−.11−.14−エイ
コサトリエニル又は5−.8−.11−.14−エイコ
サテトラエニル基(アラキトニル基)である。
アルコキシ基R1又はR2は、好ましくは馳−デシルオ
キシ基、a−ドデシルオキシ基(ラウリルオキシ基)、
聰−テトラデシルオキシ基(きりスチルオキシ基)、n
−ヘキサデシルオキシ基(セチルオキシ基)、鳳−オク
タデシルオ中シ基(ステアリルオキシ基)、又はn−エ
イコシルオキシ基(アラキニルオキシ基)、さらにn−
ランデシ/’ ;t * シ4 、tr −) リゾシ
ルオキシ基、鳳−ペンタデシルオキ7基、n−へ!タデ
シルオキシ基又スートデセニルオキシ基(ラウロレイル
オキシ基)、9−シス−テトラデセニルオキシ基(iリ
ストレイルオキシ基)、9−7ス一ヘキサデセニルオキ
シMC”ルオトレイニルオキシM)、6−シス−オクタ
デセニルオキシ基(−e ) a七すニルオキシ基)、
6−)テンスーオクタrセニルオキシ基((トロセライ
ノニルオキシ基)、9−シス−オクタデセニルオキシ基
(オレイルオキシ基)、9−トランスーオクタrセニル
オキク1fI(エイコシルオキシ基)、又は9−シス−
ドデセニル基(ガドレイニルオキシ基)、さらにはl−
デシルオキシ基、1−ウンデセニルオキシ基、l−ドデ
シルオキシ基、1−)すrセニルオキシ基、l−テトラ
デセニルオキシ基、1−ペンタデセニルオキシ基、1−
へキサデセニルオキシ基、1−へ!りrセニルオキシ基
、l−オクタデセニルオキシ基、9−シス−12−)ラ
ンスーオクタテカノエニルオキシ基(リゾシルオキシ基
)、9−)ランス−12−)ランスーオクタデカノエニ
ルオキシ基(リノライノニルオキシ基)、9−シス−1
2−7スーオクタジヱニルオキシ基(リゾシルオキシ基
)、9−シス−11−トランス−13−トランスーオク
タデカトリエニルオキシ基(β−エレオステアリニルオ
キシ基)、9−シス−12−シス−15−シスーオクタ
デカトリエニルオキシ基(リゾシルオキシ基)、9−.
11−。
ta−、ts−オクタデカテトラエニルオキシ基(l豐
すナリルオキシ基)、l−ノナデセニルオキシ基、l−
エイコシルオキシ基、5−.11−。
14−エイコサトリエニルオキシ基又は5−18−.1
1−.14−エイコテテトラエニルオキシ基(アラ中ド
ニルオキ7基)である・ 炭素原子数lO〜50偵を有するアシルオキシ基R1又
はR8は、好ましくはアルカノイルオキシ基、芳香族環
系によシ置換されたアルカノイルオキシ基、又はアルケ
ノイルオキシ基である。
アルカノイルオキシ基R4又はR2は、好ましくはa−
デカノイルオキシ基、n−ドデカノイルオキ7基(ラウ
ロイルオキシ基)、n−テトラゾカッイルオキシ基(i
リストイルオキシ、l)、n−ヘキサデカノイルオキシ
基、n−ヘキサデカノイルオキシ基()譬ルイトイルオ
キシts)、鳳−讐りタデカッイルオキシ基(ステアロ
イルオキシ基)又は鳳−エイコソイルオキシ基(アラキ
ノイルオキシ基)、さらにはn−ウンデカノイルオキシ
基、m−)リゾカッイルオキシ基、n−4ンタデカノイ
ルオキシ基、聰−へ!りデカノイルオキシ基又はn−ノ
ナデカノイルオキシ基である。
芳香族環系により置換されたアルカノイルオキシ1B、
又はR2は、例えば、フェニル基がアルカノイルオキシ
基のω位に存在するフェニル−n−アルカノイルオキシ
基、例えばフェニル−n−fチリルオキシ基、フェニル
−n−ペンタノイルオキシ基、フェニル−n−ヘキサノ
イルオキシ基、フェニル−n−へノナノイルオキシ基、
フェニル−n−オクタノイルオキシ基、フェニル−n−
ノナノイルオキシ基、フェニル−n−f”カッイルオキ
シ基、フェニル−a−ウンデカノイルオキシ基もしくは
フェニル−n−ドデカノイルオキシ基、アルキルフェニ
ル基がアルカノイルオキシ基のω位に存在する3−もし
くは4−1好ましくは4−アルキルフェニル−塾−アル
カノイルオキシ基、例えば4−11−ブチル−14−+
aミーペンチル−14−nへキシル−14−n−オクチ
ル−14−Q−デシル−もしくハ4−si−1’デシル
フェニル−+a−ブチリルオキシ基、−n−ペンタノイ
ルオキシ基、−n−ヘキサノイルオキシ基、−11−オ
クタノイルオキシ基 +、−fカッイルオキシ基もしく
は一翼一ドデカノイルオキ7基、ピレン基がアルカノイ
ルオキシ基のω位に存在するピレン−1−イル−n−ア
ルカノイルオキシ基、例えばピレン−1−イル−n−ブ
チリルオキシ基、ピレン−1−イル−n−(ノナノイル
オキシ基、ピレン−1−4ルーn−ヘキサノイルオキシ
基、ピレン−1−イル−l−オクタノイルオキシ基、ピ
レン−1−イル−n−デカノイルオキシ基もしくはピレ
ン−1−イル−デカノイルオキシ基、又はアルキルピレ
ン−1−イル基がアルカノイルオキシ基のω位に存在す
る6−もしくは8−アルキルピレン−1−イル−n−ア
ルカノイルオキシ基、例えば6−もしくは8−低級−ア
ルキルピレン−1−イル−n−ブチリルオキシ基、例え
ば6−もしくは8−エチルピレン−1−イルーn−ff
リルオ争シ基、−n−ペンタノイルオキシ基、−Zm−
ヘキサノイルオキシ基、−n−オクタノイルオキシfi
、−n−デカノイルオキシ基もしくは−m−デカノイル
オキシ基、もしくは、6−もしくは8−鳳一ノチルピレ
ンー1−イルーn−クチリルオキシ基、−n−ペンタノ
イルオキシ基%−n−ヘキサノイルオキシ基、−11−
オクタノイルオキシ基、n−デカノイルオキシ基もしく
は−−−ドデカノイルオキシ基、もしくは、6−もしく
は8−アルキルピレン−1−イル−n−アルカノイルオ
キシ基、例えば6−4L<は−8−wa−f”シル−1
−n−ドデシル−1−11−テトラデシル−1−1−ヘ
キサデシル−1もしくは6−もしくは8−n−オクタデ
シルピレン−1−イル−ミーブチリルオキシ基、−H−
nノナノイルオキシ基、亀−ヘキサノイルオキシ基、亀
−オクタノイルオキシ基、−n−デカノイルオキシ基も
しくは−n−ドデカノイルオキシ基である。
芳香族環系により置換され九アルカノイルオ中シ基R1
又はR2は、好ましくは4−(4−n−デシルフェニル
)−デカノイル基、4−(ピレン−1−イル)−!タノ
イル基、6−(ピレン−1−イル)−ヘキサノイル基、
8−(ピレン−1−イル)−オクpノイルi、10−(
ピレン−1−イル)−オクタノイル基、6−(6−又は
8−エチルピレン−1−イル)−オクタノイル基、6−
(6−又rj8−n−ブチルピレンー1−イル)−ヘキ
サノール基、及び1O−(6−又はト」−オクタデシル
ビレ/−1−イル)−デカノイル基である。
アルケノイルオキシ基8.又は8□は、好オしくは9−
シス−ドデセニルオキシ基(ラウロレオイルオキシ基)
、9−シス−テトラデセノイルオキシ基(イリストレオ
イルオキシ基)、9−シスーヘキサデセノイルオ中7基
()9ルミトレイノイルオキシ基)、6−シス−オクタ
デセライルオキシ基(J)ロセリノイルオキ7基)、6
−ドランスーオクタデセノイルオキシ4((テロセライ
ゾノイルオキシ基)、9−シス−オクタデセノイルオキ
シ基(オレオイルオキシ基)、9−)う/スーオクタデ
セノイルオ牟シ基(エライジノイルオキシall)又F
i9−シスーエイコセノイル基(カドレイノイルオキシ
基)、さらに9−シス−12−トランス−オクタジェノ
イルオキシ基(リノロイル基)、9−トランス−12−
トランスーオクタデカノエノイルオキシ基(リノライゾ
ノイルオキシ基)、9−シス−12−シス−オクタノエ
ノイルオキシ基(リルオイルオキシ基)、9−シス−1
1−トランス−13−トランス−オクタデカトリエノイ
ルオキシ基(リルノイルオキシ基)、9−.11−.1
3−.15−オクタデカテトラエノイルオキシ基()9
リナロイルオキシ基)、5−.11−.14−エイコサ
トリエノイルオキシ基、又は5−.8−.11−.14
−エイコサテトラエノイルオキシ基(アラキトノイルオ
キシ基)である。
炭IA原子数1〜7111t−有する低級アルキル基8
4は、例えばメチル基、エチル基、イソプロピル基、n
−プロピル基、イソブチル基又は麿−エチル基であって
、酸性基、例えばカルがキシル基もしくはスルホ基、1
11基性基、例えばアミノ基、低級アルキルアミノ基、
例えばメチルアミノ基もしくはエチルアばノ基、ジ低級
アル午ルアミノ基、例工ばノメチルアiノ基もしくはノ
エチルアミノ基、゛酸性及び環基性基、例えばアミノ基
がカルlキシル基に対してα−位に存在するカルがキシ
ル基及びアミノ基、トリ低級アルキルアンモニオ基、例
えばトリメチル−もしくはトリエチルアンモニオ基、遊
離の、もしくは二価炭化水素基會介して例えばメチレン
基、エチレン基、エチリデン基、1.2−fロビレン基
もしくは2.2−7’ロビレン基を介して2個のエーテ
ル化されたヒドロキシル基が相互に結合していることが
できるエーテル化ヒドロキシル基、ハロダン、例えば塩
素もしくは臭素、低級アルコキシカルlニル基、例えば
メトキシ−もしくはエトキシカルノニル基、又は低級ア
ルカンスルホニル基、例えばメタンスルホニル基により
置換されていることができる。
置換されたIit索原子数1〜7個の低級アルキル基R
4は、好オしくはカルlキシ低級アルキル基、例えばカ
ル−キシメチル基、2−カルボキシエチル基もしくは3
−カルNd?シーn−グロビル基、アずノ低級アルキル
基、例えばアミツメチル基、2−アミノエチル基もしく
は3−アミノ−n−プロピル基、低級アル中ルアミノ低
級アルキル基、肖えばメチルアミツメチル基もしくはメ
チルアミノエチル基、2−メチルアミノエチル基、もし
くは3−メチルアイノーB −7’ aピル基、ゾ低級
アルキルアiノ低級アルキル基、例えばジメチルアミノ
メチル基もしくはジエチルアばツメチル基、 □2−ジ
メチルアiノエチル基、もしくは3−ゾメチルアずノー
rs−7’ロピル基、ω−フイノーω−カルがキシ低級
アルキル基、例えば2−アイノー2−カル−キシエチル
基もしくは3−アミノ−3−カルがキシーn−fロビル
基、トリ低級アル中ルアンモニオ低級アルキル基、例え
ば2−トリメチル−もしくはセートリエチルアンモニオ
エチル基、もしくt′13−)ジメチルアンモニオ−1
−′fロピル基もしくは3−トリエチルアンモニオ−1
−プロピル基、ヒドロキシ低級アルキル基、例えば2−
ヒドロキシエチル基もしく$12.3−ジヒドロキシプ
ロピル基、低級アルコキシ低級アルキル基、例えばエト
キシメチル基もしくはエトキシメチル基、2−メトキシ
−エチル基、もしくは3−メドキシーn−7’ロピル基
、低級アル中レンジオキシ低級アルキル基、例えば2.
3−エチレンノオキシ!ロピル基、もしくは2.3−(
2,2−!ロビレン)−ノオ中シグロビル基、又はハロ
ダン低級アルキル基、例えば塩化メチル基もしくは臭化
メチル基、2−クロaヱチル基4L<ti2−ツロモエ
チル基、2−4しくは3−タクト1−!ロピル基、もし
くは2−もしくは3−ゾロモーn−foビル基である― 炭素原子数5〜12個の炭水化物基R4は、伺えばアル
ピース又はケトースとして存在するペントース又はヘキ
ソースから誘導される天然単糖基である。
アルドースとして存在する(/ドースは、例えばD−り
一−ス、D−アラビノース、D−中シロース又はD−り
中ソースでるる。ケトースとして存在するペントースは
、例えばD−リブロース又はD−キシルロースである。
アルドースとして存在するヘキソースは、例えばD−ア
ロース、D−アルドロース、D−グルコース、D−マン
ノース、D−ガラクトース又はD−タロースである。ケ
トースとして存在するヘキソースは、例えばD−グルコ
ース、D−7ラクトース、D−ツルI−ス又はD−タガ
トースでらる。ヘキソースとしては、環状構造を有する
もの、例えばピラノース(アルドース)、例えばα−も
しくは/−D−グルコビラノースとして、又はフッノー
ス、例えばα−もしくはβ−〇−フラクト7ラノースと
して存在するものが好ましめ、ピラノシル基としては、
特に、1−又は6−位に存在するヒドロキシル基がホス
ファチジル基によジエステル化されているものが挙げら
れ、フラノシル基としては1−又は5位に存在するヒド
ロキシル基がホスファチジル基によジエステル化されて
いるものが挙げられる。
炭素原子数5〜12個の炭水化物基としてはさらに1天
然二′III類基、例えば、2個のヘキソースが結合し
九二種類基、例えば2個のアルピース、例えばD−グル
コースもしくはD−ガラクトースの縮合によって構成さ
れたもの、又は1個のアルドース例えばD−グルコース
と1個のケトース例えばフラクトースの縮合によって構
成されたものが挙げられる。2111のアルドースから
誘導され九二11類、例えばラクトース又はアルドース
は、好ましくは、該当するピラノシル基の6−位に存在
するヒドロキシル基がホス7アチノル基によ)エステル
化されている。1個のアルドースと1個のケトースから
誘導された二m1Ill1例えばナッヵロースは、好ま
しくはピラノシル基の6位又は7ラノシル基の1位に存
在するヒドロキシル基がホスファチゾル基によジエステ
ル化されている。
炭素原子数5〜15個の炭水化物基にはさらに1単糖類
又は二種類から誘導された基が含まれ、これには、例え
ば、アルデヒド基及び/又は1個もしくは2個の末端ヒ
ドロキシル基がカルゲキシル基に酸化されているもの、
例えば好ましくは環状ラクトン基として存在するD−グ
ルコン酸基、D−グルカル酸基又はD−グルクロン酸基
が含まれる。さらに、単糖類又は二種類から誘導された
基には、アルデヒド基又はケトン基がヒドロキシ基に還
元されたもの、例えばイノシトール基、ンルビトール基
又はD−マンニトール基が含まれ、又ヒドロキシ基が水
素によ多置換され丸もの、例えばデソキシ塘、例えば2
−7′ツキクーD−リS −ス、L−ツムノース4L<
はL−7コース、又はアはノ酸によ多置換されたもの、
例えばアミノ糖、例えばD−ゲルコサイン又はD−、f
ラクトサミンが含まれる。
同様に炭水化物基R4は、前記の琳41I類又は二種類
t−強酸化剤、例えば過ヨウ素酸により変換することに
より得られる開裂生成物であってもよい。
ステロイド基R4としては、例えばステロイド構造の3
位に存在するヒドロキシル基がホスファチノル基により
エステル化されているステロール基が挙げられる。
ステロール基には、例えばラノステロール、シトステロ
ール、コグロスタノール、コレスタ/ −ル、グリココ
ール酸、エルfステロール又ハスチグマステロール、特
にコレステロールがtすれる。
R4がステロイド基を埃わす場合、R1及びR2はヒド
ロキシル基でありR3が水素であるのが好ましい。
脂肪酸としては、例えば炭素原子数4〜26個、好まし
くは10〜20個の飽和又は不飽和脂肪族カルがン酸が
挙げられる。
飽和脂肪族カル−ン酸には、例えば炭fIg1jl[十
数’10〜20個の直−脂肪族カルz 7ctl、例え
ば力!リン酸(C−10)、ウンデカン酸(C−11)
、ラウリン酸(C−12)、トリデカン酸(C−13)
、iリスチン虚(C−14)、ペンタデカン酸(C−1
5)、ツヤルミチン酸(C−16)、マルガリydl(
C−17)、ステアリ/酸(C−18)、ノナデカンw
(C−19)又はアラキン酸(C−20)が含まれる。
飽和脂肪族カルがン酸には、例えば炭素原子数10〜2
0個の分枝鎖脂肪族カルがン酸、例えばイノミリスチン
#!(C−14)、イソ/9ルミチン11(C−16)
、イソメf”’rりン$(C−18)が含まれる。
炭素原子数10〜20個の不飽和脂肪族カルIン酸は、
例えば偶数個の炭素原子と5個以下の二11結合を有し
てお9、これには例えばぼりストレインrII&(C−
14)、Ak ミ) レイy#I!(C−16)、ノ9
ルiタレイジンrIR(C−16)、()ロセリン酸(
C−16)、オレイン酸(C−18)、エライゾン#(
C−18)、/4*ニア#tCC−18>、リノールg
l(C−18)、リノールエライジン酸(C−18)、
リルン#(C−18)、シスー−エイコセンfi、11
.14−エイコナノエン酸、11−.14−.17−ニ
イコナトリエン酸、アラキドン酸、又は5−.8−.1
1−.14−。
17−ニイコサペンタエ/raがある。
脂肪酸は、解離していない形、又は塩の形で、例えばア
ルカリ金属塩、例えばナトリウム塩又はカリウム塩とし
て存在し得る。
適当な追加の脂質は、例えばmが0又は1であり、R1
及びR2が相互に独立に、それぞれ炭素原子数10〜2
0個のアルキル基、アルケニル基、アルコキシ基又はア
ルケニルオキシ基、又は炭素原子filO〜50個のア
シルオキシ基でhLm。
が水素であり、そしてR4が水素又は炭IA原子数1〜
7個の低級アルキル基、炭素原子a5〜12個の炭水化
物基、又はステロイド基である式(4)の脂質である。
R,、R2及びR3は前述の意味を有する。14にはそ
のほかにトリ低級アルキルアンモニオ基、例えばトリメ
チルアンモニオにょjlflll換され走低級アルキル
基、例えば2−トリメチルアンモニオエチル基(コリニ
ル漏)がある。
適当な追加の脂質には、例えば、8.及びR2がアシル
オキシ基であり、札が水素であり、そしてR4が2−ト
リメチルアンモニオエチル基又は2−アミノエチル基で
るる式■の脂質がある。
これらの追加の脂質は、R4が2−トリメチルアンモニ
オエチル基である場合には天然レシチン、例えば卵−レ
シチン又は大豆レシチンでToシ、R4が2−アミノエ
チル基でおる場合には天然ケファリン、例えば卵−ケフ
ァリン又は大豆ケファリンである。
このほかに、追加の脂質として、式(8)の合成レシチ
ン類(R4−2−)リメチルアンモニオエチル基)及び
合成ケファリン類(R4−2−72ノエチル基)を挙げ
ることができ、これらは好ましくは、8.及びB2が同
一のアシルオキシ基、例えばラフロイルオキシ基、オレ
オイルオキシ基、リスイルキシ基、リストイルキシ基も
しくはアラキノイルオキシ基t−表わす例えばジラウロ
イル−、シミリストイル−、ジ/譬ルiトイルー、ジス
テアロイル−、ノアラキノイルー、ノリルオイルー、ノ
リノイル−、ノリルオイル−1もしくはノアラキノイル
レシチンもしくは一ケファリン、R1及びR2が異るア
シルオキシ基、例えばR4がノリヘトイルオキシ基でR
2がオレオイルオキシ基である例えば1−i4ルiトイ
ルー2−オレオイル−レシチンもしくは−)jyアリン
、a 及Un2が同一のアルコキシ基、例えばテトラデ
シルオ中シ基もしくはヘキサデシルオキシ基である例え
ばジテトラデシルーもしくはジヘキサデシルーレシチン
もしくは一ケファリン、R4がアルケニル基でありR2
がアシルオキシ基である例えばグッズマo−)fノ(R
4−) !j メチルアンモニオエチル基)、又はR2
がアシルオキシ基、例えば(リストイルキシ基もしくは
ノタルミトイルオキシ基であシR2がヒドロキシル基で
ある例えば天然もしくは合成リソレシチンもしくはリソ
ケ7アリン、例えばl−ミリストイル−もしくは1−−
リペトイルリルシチンもしくは一ケファリンがToD、
これらにおいてR5は水素である。
適当な追加の脂質にはさらに、mが1でありR4がアル
ケニル基であり、R2がアジルアイノ基で6、p、R,
が水嵩であplそしてR4が2−トリメチルアンモニオ
エチル基(コリン基)である代休)の脂質がある。この
脂質はスピンf(ニリンとして知られている。
このほかの適当な追加の脂質は、リソレジチル類似体、
例えばl−ラウロイル−1,3−グO/豐ンジオールー
3−ホスホリルコリン、モノクリセリド、例えばモノオ
レインもしくはモノイリスチン、セレ!ロミド、ガング
リオシド、又は3位に遊離のもしくはエーテル化された
ホスホリル基又はホスホニル基を有しないグリセリドで
ある。このグリセリドには例えば前記のアシル基又はア
ルケニル基を伴うジアシルグリセリド又はl−アルケニ
ル−1−ヒドロキシ−2−アシルグリセリドであって、
3位のヒドロキシ基が前記の炭水化物基、例えばガラク
トシル基によりエーテル化され゛ たもの、例えばモノ
ガラクトシルグリセロールがある・ 追加の脂質にはさらに、細胞膜に含まれておプ、非極性
有機溶媒、例えばクロロホルムにのみ溶解する中性脂質
がおる。中性脂質には、例えばステロイド、例えばエス
トラジオール又はステロール、?IJ、ttlfコレス
プロール、β−シトステロール、デスモスチロール、7
−ケドーコレステロールモシくハβ−コレステロール、
脂溶性ピタはン、例工ばピタiンム、例えばピタtンム
監 もしくはム富、ビタミンE1 ビタミンに1例えば
ビタミンKs  4しくはビタミンに!、ビタミンD3
もしくはD畠、又は任意の蛋白質が含まれる。    
以下余白好ましくは、水性分散体には、mが1であシ;
R1がアルキル基、例えばn−ドデシル基(ラウリル基
)、n−トリデシル基、n−テトラデシル基(ミリスチ
ル基)、n−ペンタデシル基、n−ヘキサデシル基(セ
チル基)、n−へ!タデシル基もしくはn−オクタデシ
ル基(ステアリル基)、アルコキシ基、例えばn−ドデ
シルオキシ基(ラウリルオキシ基)% n−テトラデシ
ルオキシ基(ミリスチルオキシ基)、n−ヘキサデシル
オキシ基(セチルオキシ基)もしくはn−オクタデシル
オキシ基(ステアリルオキシ基)、又はアシルオキシ基
、例えばラウロイルオキシ基、ばリストイルオキシ基、
I譬ルiトイルオキシ基もしくはステアロイルオキシ基
であFt : ft2が水素又はヒドロキシ基であ、9
:R,が水素又は低級アルキル基、例えばメチル基であ
シ:そしてR4は水素、低級アルキル基、例えばメチル
基もしくはエチル基、酸性基及び塩基性基例えばカルゲ
キシル基及びアイノ基により置換された低級アルキル基
、例えばω−アiノーω−カルIキシ低級アルキル基、
例えば2−アミノ−2−カル−キシエチル基もしくは3
−アミノ−3−カルXt1シーm−fロピル基、ヒドロ
キシ低級アルキル基、例えば2−ヒドロキシエチル基モ
しくは2.3−ヒドロキシゾロビル基、低級アルキレン
ジオキシ低級アルキル基、例えば2.3−エチレンジオ
キシプロピル基モジくは2.3−(2,2−プロピレン
)−ジオキシグロビル基、ハロダン化低級アルキル基、
例えば2−クロロ−もしくは2−ブロモエテル基、炭素
原子数5〜12個の炭水化物基、例えばイノシトール、
又はステロイド基、例えばステロール、例えばコレステ
ロールである式(A)の脂質、及びR4及びR2がアシ
ルオキシ基、例えばラウロイルオキシ基、ミリストイル
オキシ基、ノfルミトイルオキシ基又はステアロイルオ
キシ基であり:Rsが水素であり:そしてR4が2−ト
リメチルアンモニオエチル基モしくは2−アミノエチル
基である式(A)で示される追加の脂質を含有せしめる
。又、水性分散体には、R′1及びR2がアシルオキシ
基、例えばラウロイルオキシ基、きりストイルオキシ基
、ノヤルイトイルオキシ基もしくはステアロイルオキシ
基でib、R3が水素であり、セしてR4が水素である
式(A)の脂質、及び場合によっては、R4及びR2が
アシルオキシ基、例えばラウロイルオキシ基、ミリスト
イルオキシ基、ノ臂ルミトイルオキシ基又はステアロイ
ルオキシ基であり、R5が水素であり、そしてR4−1
)R2−) IJメチル了ンモニオエf ル基、2−7
ミノエチル基、酸性基及び塩基性基例えばカルダキシ基
及び了きノ基で置換された低級アルキル基、例えばω−
アイノーω−カルがキシ低級アルキル基、例えば2−ア
ミノ−2−カル−キシエチル基もしくは3−アンノー3
−カルゲキシーn−プロピル基、又は炭素原子数5〜1
2個の炭水化物基、例えばイノシトール基、又はモノグ
リセリド例えばモノオレインもしくはモノミリスチン、
又はステロール、例えばコレステロールである式(A)
で示される追加の脂質を含有せしめることができる。
好ましくは、水性媒体にはトリホスファチノン酸、例え
は天然リソホスファチジン酸、例えば卵−りソホx7ア
チジン酸、もしくは合成リソホスファチジン酸、例えば
1−ラウロイル−リソホスファチジン酸、l−ミリスト
イルリンホスファチジン酸もしくは1−i4ルミトイル
リソホスファチジン酸、リソホスファチジルセリン、例
えば天然リソホスファチノルセリン、例えば牛脳リンホ
スファチジルセリン、もしくは合成リンホスファチジル
セリン、例えばl−ミリストイルリソホスファチジル七
リンもしくは1−、量ルきトイルリソホスファチノルセ
リン、リソホスファチジルグリセリン、又はリソホスフ
ァチジルイノシトール、そしてさらに、レシチン、例え
ば天然レシチン、例えば卵−レシチン、同一のアシルオ
キシ基を有するレシチン、例えばシミリストイルレシチ
ン4しくはジ/豐ルミトイルレシチン、異なるアシルオ
キシ基を有するレシチン、例えば1−/4ルミトイルー
2−オレオイルレシチン、又はさらにケファリン、例え
ば天然ケファリン、例えば卵−ケファリン、もしくは異
なるアシルオキシ基を有するケファリン、例JJi’1
−/+ルミトイルー2−オレオイルケファリンを含有せ
しめる。
好ましくは水性分散体には、天然ホスファチジン酸、例
えば卵−ホスファチジン酸、合成ホスファチジン酸、例
えばジラウロイルホスファチジン酸、ノミリストイルホ
スファチシン酸、ジノ4ルミトイルホスフアチジン酸も
しくは1−/譬ルミトイルー2−オレオイルホスファチ
ジン酸、そして場合によってはさらに、レシチン、例え
ば天然レシチン、例Ltd卵−シーレシチン一のアシル
オキシ基を有するレシチン、例えばノミリストイルレシ
チンもしくはジ/4ルミトイルレシチン、もしくは異な
るアシルオキシ基を有するレシチン、例えば1−パルミ
トイル−2−オレオイルレシチン、又はケファリン、例
えば天然ケファリン、例えば卵−ケファリン、もしくは
異なるアシルオキシ基を有するケファリン、例えば1−
ノ譬ルiトイルー2−オレオイルケファリン、又はホス
ファチゾルセリン、例えば天然ホスファチジルセリン、
例えば牛脳ホスファチジルセリン、もしくは合成ホスフ
ァチジルセリン、例えばジ/4′ルミトイルホスファチ
ジル七リン、モノグリセリド、例えばモノオレインもし
くはモノミリスチン又はステロール、例えばコレステロ
ールを含有せしめることができる。
率層脂質顆粒を製造するために、まず脂質成分の均質層
t−調製する。均質層の調製は、それ自体公知の方法に
より行うことができ、この明細書において、「脂質成分
の均質層の―製」の項に詳細に記載する。
均質層を水性相に分散せしめ、そして次に1種類のみの
脂質成分、例えば純ホスファチジン酸を分散せしめた水
性相のPH1−約121で、好ましくは約9〜litで
上昇せしめる。この操作は、例えば、斑点法又は−メー
タによりμ値を監視しながら、生理的に許容される塩基
性溶液、例えば約0.01〜0.2N、好ましくは約0
.INの水酸化ナトリウム又は水酸化カリウム希水醇液
を添加することにより行う、複数の脂質成分、例えばホ
スファチジン酸及びレシチンを分散せしめた水性相にお
いては、μ値は約8〜9に上昇せしめれば十分である。
この−範囲は、−の同時的調整を行いながら塩基水溶液
、例えば水酸化ナトリウムもしくは水酸化カリウムの糖
水溶液を添加することにより、又は緩衝液、例えば−7
〜8の燐酸緩衝液を添加することにより達成することが
できる。
好ましい態様においては、脂質成分の均質層を、7より
高い−を有する水性相、例えば生理的に許容される塩基
性溶液、例えば約0.01〜0.2N。
特に0.INの水酸化ナトリウム又は水酸化カリウム希
水溶液に分散せしめる。1つの脂質成分、例えば純ホス
ファチジン酸は約12以下、好ましくは約9〜11のP
Hを有する水性相に分散せしめる。
複数の脂質成分、例えばホスファチジン酸及びレシチン
は約8〜9の−を有する水性相に分散せしめる。
方法(b) mが0又は1であり、基R1及びR2の内の1つが水素
、ヒドロキシル基、又は炭素原子数1〜4個の低級アル
キル基であって他方の基がそれぞれ炭素原子数10〜2
0個を有するアルキル基、アルケニル基、アルコキシ基
もしくはアルケニルオキシ基、又は炭素原子数10〜5
0個を有するアシルオキシ基であり、R5が水素であり
、そしてR4がアンモニ★ 基により置換され九低級ア
ルキル基である式(A)の脂質において%R,I及びR
2#′i方法(龜)においてすでに記載した意味を有す
る。
アンモニオ基により置換された低級アルキル基R4は、
例えば、トリ低級アルキルアンモニオ基、例えばトリメ
チル−又はトリエチルアンモニオ基により置換された低
級アルキル基、例えば2−トリメチルアンモニオエチル
基又は2− )!Jエチルアンモニオエテル基である。
mが0又はlであり、R1及びR2が相互に独立に、そ
れぞれ炭素原子数10〜20個のアルキル基、アルケニ
ル基、アルコキシ基、もしくはアルケニルオキシ基、又
は炭素原子数10〜5oの7シルオキシ基であり、R5
が水素であり、そしてR4がアンモニオ低級アルキルア
ンモニオ基により置換され九低級アルキル基である式(
A)の脂質において、R1及びR2は好ましくは方法(
a)において詳細に記載し九特定の意味【有する。
アンモニオ低級アルキルアンモニオ基により置換された
低級アルキル基は、例えば、2−(N。
N−)低級アルキル−N −(2−N’ 、 N’ 、
 N’ −トリ低級アルキルアンモニオエチル)−了ン
モニオ〕−エチル基、例えば2−(N、N−ジメチル−
N −(2−N’ 、 N’ 、 N’ −)リメチル
アンモニオエチル)−アンモニオツーエチル基テアル。
適当な追加の脂質は、方法(a)において詳細に記載し
た追加の脂質である。
好ましくは、水性分散体には、mが1であり、R1がア
シルオキシ基、例えばラウロイルオキシ基、ミリストイ
ルオキシ基、ノfルミトイルオキシ基又はステアロイル
オキシ基であり、R2がヒドロキシ基であり、R3が水
素であり、そしてR4が2−トリメチルアンモニオエチ
ル基である成因の脂質、並びにR1及びR2がアシルオ
キシ基、例えばラウロイルオキシ基、ミリストイルオキ
シ基、ノfルミトイルオキシ基又はステアロイルオキシ
基で69、R3が水素であり、そしてR4が2−アミノ
エチル基又は2−トリメチルアンモニオエチル基である
式(A)の適当な追加の脂質を含有せしめる。又、水性
分散体には好ましくは、R4及びR2が了シルオキシ基
、例えばラウロイルオキシ基、ミリストイルオキシ基、
パルミトイルオキシ基、又はステアロイルオキシ基であ
り、R5が水素であり、そしてR4が2−(N、N−ジ
メチル−N−(2−N’、N’。
N’−ト9)チルアンモニオエチル)−アンモニオ〕−
エチル基である式(A)の脂質、並びに場合によっては
% R1及びR2がアシルオキシ基、例えばラウロイル
オキシ基、ミリストイルオキシ基%/44?トイルオキ
シ基又はステアロイルオキシ基であり、R5が水素であ
シ、ナしてR4が2−アはノエチル基又は2−トリメチ
ルアンモニオエチル基で6る式(A)の追加の脂質を含
有せしめることができる。
好ましくは、水性分散体にはりソホス7丁テジルコリン
(リンレシチン)及び天然レシチン、例えば卵−レシチ
ンを含有せしめる。好ましくは、水性分散体にはホスフ
ァチジル−2−(N、N−ツメチル−N −(2−N’
 、 N’ 、 N’−トリエチルアンモニオエチル)
−アンモニオ〕−エチルクロリド、及び場合によっては
天然レシチン、例えば卵−レシチンを含有せしめる。
単層脂質顆粒を製造するために、まず、脂質成分、例え
ばリソレシチン又はホスファチジル−2−(N、N−ジ
メチル−N −(2−N’ 、 N’ 、 N’−)I
Jメチルアンモニオエチル)−アンモニオ〕−エチルク
ロリドの均質層を調製する。
均質層の調製はそれ自体公知の方法によシ行うことがで
き、この明細書の「脂質成分の均質層の調製」の項で詳
細に記載する。
均質層【水性相に分散せしめ、そして、例えば斑点法又
は−メータによりμ値を調整しながら、−を約1又はそ
れより低く下げる。この操作は例えば生理的に許容され
る酸、例えば鉱酸の希水溶液、例えば硫酸、塩酸又は燐
酸の希水溶液を添加することによシ行う。
好ましい態様においては、脂質成分の均質層を、−約1
又はそれよシ低い範囲の水性相、例えば鉱酸含水溶液、
例えば硫酸、塩酸又は燐酸の希水溶液に、−億を同時的
Kll整しながら添加する。
次に行う水性相の中和は、方法(a)において−億t−
5より低くした場合に必須である。この操作は、−値の
上昇又は低下の直後に塩基性又は酸性条件下で活性物質
及び/又は脂質顆粒が破壊されるのを防止する丸めに行
う。塩基性化し九水性相は、適当な生理的に許容される
酸又は緩衝液、例えば声7〜8の燐績緩衝液によシ中和
する。適当な酸としては、例えば前記の鉱酸水浩液及び
弱有横酸、例えば蟻酸、又は酢酸が挙げられる。酸性水
性相は、塩基性水溶液、例えば水酸化す) IJウム又
は水酸化カリウムの希水溶液を添加することにより中和
する。中和はμ値の同時的調整の下で行う。
脂質は、水性相中に70−より多くまでの濃度で分散せ
しめる。濃度範囲は約lqk〜約20−とするのが好ま
しい。室温又はそれより高い温度、例えば約60℃まで
の温度で行うのが好都合である。封入すべき活性物質の
感受性の丸めに必要がある場合には、冷却下、そして場
合によっては不活性気体雰囲気下、例えば窪素雰囲気下
で行う。
方法(&)及び方法(b)のいずれにおいても、単層脂
質顆粒の形成は自発的K(自発的顆粒形成)、す々わち
外部から追加のエネルギーを加える仁となく、そして大
きな速度で行われる・ 方法(a)及び(b)により得られた単層脂質顆粒は水
性相中で比較的大きな安定性を有する0例えば、水性相
中に存在する卵−ホスファチジン酸、又は卵−ホスファ
チジン酸と卵−レシチンとから成る単層脂質顆粒は、4
℃にて14日以上置いても安定に維持される。この発明
の方法に従りて製造された脂質顆粒を有する水性相は、
日−ロツノ臂特許出験第0065292号に記載されて
いる方法により貯蔵安定圧される。
単層脂質顆粒の形成と水性相中におけるその量は、七九
自体公知の方法により、種々の方法、例えば電子顕微鏡
による視覚的観察、分析用超遠心分子liKよる質量測
定、そして特にス(クトル法、例えば核共鳴スペクトル
(H% C及び P)に基いて測定することができる0
例えば、核共鳴ス(クトルの鋭いシグナルは小形単層脂
質顆粒の形成と関連する。系における小形単層脂質顆粒
の比率はシグナルの強度から算出することができる。
陽子核共鳴ス(クトルにおいて、ホスファチジン酸から
形成された小形単層脂質顆粒の場合−=1、28 pP
mにおける鋭いメチレンシグナルとa−0、89ppm
における鋭いメチルシグナルが特異的である。ホスファ
チジン酸及びレシチンから形成された小形単層脂質顆粒
からは、同様にメチレンシグナル及びメチルシグナルで
あるδ= 1.28ppm及び0.89 pptnのシ
グナルと、さらにレシチンのトリメチルアンモニオ4基
に帰属するδ=3、23 ppmのメチルシグナルが生
ずる。
形成された単層脂質顆粒の大きさは、巷に脂質成分の構
造、脂質成分の混合比、これらの脂質成分の水性相中で
の11度、及び封入すべき活性物質の量と構造に依存す
る。従って、例えば、水性相中の脂質成分の濃度を変え
ることによって、高い比率で小形単層脂質顆粒又は大形
単層脂質顆粒を製造することができる0例えば、分散相
に卯−ホスファジノンai’を添加することにょや小形
単層脂質顆粒(KUL )の比率を高めることができる
。又、分散相中の大形単層脂質顆粒(GUL )の比率
は、塩、例えばN畠Ct又はKC1’、−添加すること
によシ高めることができる。例えばホスファチジン酸、
又はホスファチジン酸とレシチンとから形成され九KU
Lは約200〜600Xの直径1有する。このような大
きさを有するKULの封入容量は加えた脂質成分の1モ
ル当1)約05〜llである。
KULの他に大形単層脂質顆粒(GUL−直径約50.
000X以下)も形成される。このものは加え九脂質成
分1モル当たりより大きな封入容量を有し、この丸め、
より大きな収率で封入するのに適し、そして容積の大き
い材量、例えばウィルス、細菌又は細胞6管を封入する
のに適する。
GULからKULの分離は、常用の分離法、例えばグル
濾過法、例えばセファロース4Bt−担体として使用す
るグル濾過法、又は160,000  yの超遠心によ
るGULの沈降によシ行うことができる。
例えば、前記の重力場において数時間、例えば約3時間
遠心分離することによりGULが沈降し、他方KULは
分散したitであり、デカントにより取り出すことがで
きる。
さらに、rルp過により、水性相中に存在する直径が6
001よシ大きいすべての脂質顆粒、例えばGUL又は
多層脂質顆粒、並びに封入されていない活性物及び残存
し分散している脂質含分離し、そして大きさが比較的均
一なKUL区分を伴う水性相を得ることができる。
この発明の脂質顆粒(KUL及びGUL ’)は、適当
な担体系であって、この担体系は親脂性物質、例えば脂
溶性色素の水性相中への可溶化、加水分解感受性化合物
、例えばプロスタグランジンの安定化、害虫駆除剤の封
入、例えばジクロロホスの活性スペクトルの変更、食品
添加物の封入、例えばビタミンもしくは色素の吸収性を
変えることを目的とする場合、又は封入された活性物質
、例えば酵素、抗体、ホルモン、遺伝子、ウィルス、ビ
タミンもしくは細胞器官の培養細胞への導入に使用され
る。
活性物賞金封入し九この発明の脂質顆粒を含有する水性
相は投薬系を構成し、場合によりては、例えば超遠心分
離によシ顆粒の濃縮又は分離を行った後、経口(p、o
 )投与、非経口(静脈内、筋肉内、もしくは腹腔内)
投与、又は局所投与のための医療目的に適する。
経口投与において、脂質顆粒に基礎を置く投薬系により
、消化管中で不安定な活性物質例えばインスリンは保鰻
され、又はその吸収が改善される。
経口投与のためには、脂質微粒含有水性相は、医薬とし
て許容される希釈剤もしくは担体、又は常用の添加剤、
例えば色素もしくは嗜好剤と混合して、シロッl又はカ
ブ七ルの形で投与することができる。
非経口投与の場合、脂質顆粒に基礎を置く投薬系により
、例えばデスフェリオキサミン〔グイルメッテ(Gui
1m@t1m ) R,A等、5%ず* 8@1.22
−(4)、313〜320.1978年〕又はrンタマ
イシン〔シェルド(8eh@1d ) WoM、等、C
11n、 Rss、 26.41.59A、1978年
〕の体内滞留時間が延長される。同様に、封入されたキ
レート剤、例えばEDTA (エチレンシアばンテトラ
酢酸)の体内滞留時間が長びきこれにより、キレート形
成により、特に肝臓、牌臓、又は腎臓から重金属を除去
することができる〔ラーマン(Rahmann )等、
8ci@ne*、Vat 180.300〜302.1
973年、及びJ、 Lab、 ClIn、 M@4゜
640〜647.1974年〕。脂質顆粒に基礎を置く
投薬法により活性物質を心筋中に濃縮する仁とができる
(ランデスマン(LatLd*amat+n)等、Sc
i@nc@Vo1.198.737〜738.1977
年1゜抗炎症作用剤、例えばコーチゾル(Natur・
271145643.372〜73.1978年)、又
はプロテアーゼ阻害剤(Anal、 Bloah@m、
 89、轟2.400〜07.1978年)を関節液中
に、静細胞剤を腫瘍組織中に[Cancer Tr@a
tm@ntR・マl@W18.27〜50.1981年
のカイエ(Kay・)SL、B、の総説、及びそこで引
用されている4つの文献]濃縮することができる。ガン
治療における多くの化学療法剤は、それを脂質顆粒に封
入して投与した場合、毒性がより少なくなり、さらに体
に対して穏和になる6例えば脂質顆粒に封入された了り
チノマイシンD〔ラーマン(Rahman  )等、 
Proc@@ding@ of  th@ 8oaie
tyfor Exprim@ntal Biology
、及びM@diclns146.1173〜1176.
1974年〕、メントレキセート〔レゾ−マン(L・虐
srmann )L、 D、等、Proc、 Natl
、 Aead、 Sci、 71.47.4089〜9
3.198o−年〕、ビンブラスチン、グウノマイシン
又はシトシンアラビノシド[jニーレンジ−ベン(Mf
fihl@5ssi*p@n )等−Canc@rR@
m、 41、A5.1602〜07.1981年〕がそ
うである。脂質顆粒は、活性成分、例えば酵素、ペプチ
ドホルモン、遺伝子又はウィルスの生体細胞の細胞質中
への導入に、例えばアス・ヤライナーゼ(J、 Lip
id R@s@archs Vol  19.1978
年、289〜303中のフィンケルスタイン(F1nk
*lst@in ) M及びワイスマン(Weisma
nn)G、の&Mfi ) 、アミログルコンダーゼ〔
ブレボリアジス(Gr@gor1adls ) G、及
びりv y (Ryman)8、 E、 、Eur、 
J、 B1och@m、 24(1972年)、481
〜491〕、又はニューロミニダーゼ〔ブレボリアジス
等、Bloah書m、 J、 (1974年)140.
232〜330〕の導入に、特異的識別分子、例えば種
々の標的細胞に選択的に導入するためのモノクローン抗
体を固定するために〔レーゼルマン(L@ssrman
n )等、Nature 292(5829)、226
〜22F3.1981年〕、例えばリーン。
マニアに対する接種の際のアジ、パントトシて免疫刺激
のためK〔二、−(N・w ) R,R,C,等Nat
ure 272(5648)55〜56.1978年〕
、又は、例えば炎症を起した組織における温度の上昇、
又は−値の変化のごとき信号によシ活性物質の遊離tS
導するために使用される。非経口投与のために、濃縮し
た又は分離した脂質顆粒を、適当な担体液、例えば殺菌
した蒸留水又は生理的食塩水溶液中に懸濁することもで
きる。
脂質成分の均質層の調製 脂質成分の均質層の調製は、それ自体公知の方法により
行うことができる0例えば、まず、式(A)の脂質又は
脂質混合物、例えば純粋な卵−ホスファチジン酸、又は
卵−ホスファチジン酸と卵−レシチンとの混合物を、場
合によっては、脂質顆粒の形成の際に脂質層に封入され
る親脂性活性物質、例えば蛋白質と共に、有機溶剤中に
溶解する。好ましくは真空中、又は不活性気体、例えば
窒素の通気によシ有機溶材を除去することによシ脂質成
分の均質層を得る。
溶剤の選択は、それに溶解する脂質成分の溶解度に依存
して行う、適当な溶剤としては、例えば置換されていな
い又は置換されている、例えばハロガン化され友、脂肪
族の、環状脂肪族の、芳香族の又は芳香族−脂肪族の炭
化水素、例えばベンゼン、トルエン、塩化メチレン、モ
ジくはクロロホルム、アルコール、例えばメタノールも
しくはエタノール、低級アルカンカルゲン酸エステル、
例えば酢酸エチル、エーテル、例えばノエチルエーテル
、ジオキサンもしくはテトラヒドロフラン、又はこれら
の溶剤の混合物を挙げることができる。
前記し九脂質は公知のものであり、又はそれが新規のも
のである場合には、ナイ) (Knlght )C,G
、の標準的方法(Liposom*as ELssvi
sr1981年、第3章)中に記載されている処方に従
ってそれ自体公知の方法によ)製造することができる。
記載したすべての脂質は、水性分散体中で光学的に活性
な誘導体又はラセミ体として存在し得る0次に例により
この発明の詳細な説明するが、これによりこの発明の範
囲を限定するものではない、温fは℃で表わし、混合比
は容量比である。
例1゜ (a)  クロロホルム/メタノール混合液(2:1)
20JLZKl、pの卵−ホスファチジン酸を溶解し、
そして真空条件下ロータリー蒸発装置で溶剤を蒸発せし
める。膜状の残渣管、5分間攪拌しながら201ノの蒸
留水に分散せしめ、−を約3に調整する。次に、単層脂
質顆粒音形成するために、−メーターで監視しながら室
温において、−が11になるまで分散相に0.IN水酸
化ナトリウム溶液【加える0次に、0.1NHCjt−
添加することによp水性相のp)1t−11から約7に
調整する。こうして薄乳白色t−有する水性相を得る。
形成された単層脂質顆粒は電子顕微鏡で観察することが
できる。次に、脂質頴粒分散体を常用の冷凍分離法(凍
結分別法)にかける。直径によって次のように区別され
る単層脂質顆粒の主たる2種類の集団が得られる。すな
わち、 1、小形単層脂質顆粒(KUL ) :直径約200〜
6001.及び 2、大形単層脂質顆粒(GUL ):直径約1,000
〜10,0OOX。
である。KULは、陽子−NMR−スペクトルにおいて
シグナルδ=1.28(メチレン)及びδ= 0.89
ppm(メチル)によυ確認される。KULの収量はシ
グナルの強度により評価される。約56チである。
(b)例1(1)と同様にして、クロロホルム/メタノ
ール混合液(2二1)0.2mJに10Ml1の卵−ホ
スファチジン酸t−S解したものt4個用意し、セして
溶剤を真空蒸発せしめる。膜状の残渣t−,5分間攪拌
しながらl atの蒸留水に分散せしめる。
単層脂質顆粒を形成せしめるため、−メータで監視しな
がらそれぞれの分散相に0.IN水酸化ナトリウム溶液
を加え、pHtそれぞれ6.8.11.3及び11.6
とする。KULの収率はそれぞれの−において5チ、2
4%、57−及び60−である。
例2゜ (&)クロロホルム/メタノール混合l(2:1)20
1jに1gの卵−ホスファチジン酸を溶解し、そしてこ
の溶剤を真空蒸発せしめる。!II状残渣を0.01N
水酸化ナトリウム溶QK50mJK攪拌しながら分散せ
しめる。水性相の−は約12となる。
次に水性分散体のpHto、IN塩酸溶液を添加するこ
とにより約7〜8に調整する。KULの収率は約100
係である。
(b)  例2 (a)と同様に、クロロホルム/メタ
ノール混合液(2: l ) 0.2IIA!KI O
Wkgの卵−ホスファチジン酸t−溶解する。これを4
個用意し、溶剤を真空蒸発せしめる。これらの試料を、
それぞれ−が7.3.8,0.9.4及び1O10とな
るように0.01N*酸化ナトリウム溶液と蒸留水とを
攪拌しながら分散せしめる。KULの収*はそれぞれの
−について、33チ、46チ、65%及び81チである
例3゜ クロロホルム/メタノール混合液(2:1)5yalに
0.1gのノラウリルホスファチジン!!!!′t″溶
解し、そして瘤剤を真空蒸発せしめる。膜状残渣を50
贋tの0.01N水酸化す) IJウム溶液に攪拌しな
がら分散せしめる。これにより生成した分散体の−は約
12となる。次に、0.IN場酸溶液を加えることによ
り水性分散体のpHt約7〜8に調整する。KUL (
直径約300〜800K)の収率は73チである。
例4゜ (1)  クロロホルム/メタノール混fi液(2:1
)0.5肩lに3mgの卵−ホスファチジン酸と7〜の
卵−レシチンを溶解し、溶剤を真空蒸発せしめるO室温
にて5分間攪拌することにより、膜状の残渣t−11の
蒸留水に分散せしめる。これにより−は約3となる。次
に単層脂質顆粒を形成せしめるために、−メータにて監
視しながら室温において、−が約11,2になるように
0.IN水酸化ナトリウム溶液を加える0次に、燐酸緩
衝液を加えることにより水性層の−を約7に調整する。
こうして、薄い乳白色を有する水性相を得る。単層脂質
顆粒の生成は、NMR−スペクトルにおけるシグナルδ
=1.28(メチレン)、δ=0.89(メチル)及び
δ= 3.23 (N−CR2)によシ確認される。電
子顕微鏡観察により、直径によって区別される単層脂質
顆粒の主たる2種類の集団が確認される。すなわち、 1、KUL:直径約200〜8001.及び2、GUL
:直径約1,000〜10,000X。
である。KULの収率は45g!である。
(b)  例4 (a)と同様に、クロロホルム/メタ
ノール混合液(2: 1 ) 0.5dに3ダの卵−ホ
スファチジン酸と7■の卵−レシチンt−S解する。こ
れt−2個用意し、これらの溶剤を真空蒸発せしめる。
それぞれの膜状の残渣上、5分間攪拌することに□より
1. Omlづつの蒸留水に分散せしめる0次に単層脂
質顆粒を形成するため、−メータで監視しながら攪拌下
で0.IN水酸化ナトリウム溶液を加え、最終値をそれ
ぞれ8.6及びlOとする。KULの収率は、それぞれ
の声について22%及び35嗟である。
(c)  (a)に記載した方法に従って、クロロホル
ム/メタノール混合液(2:1)0.5iuに種々の濃
度になるように卵ホスファチジン酸及び卵レシチンをそ
れぞれ溶解し、そしてこれらの溶液を真空濃縮する。5
分間銀とりすることにより、それぞれの膜状残渣t−1
4の水に分散せしめる。PRメータでの監視下で振とう
しながら、最終P)1を約11.2にするのに十分な量
の0.IN水酸化ナトリウム溶液をそれぞれの分散相に
加えることにより単層脂質頌粒を形成する。卵−ホスフ
ァチジン酸の濃度を増加するに従って8ULの収率は次
のようになる。
例5゜ (a)  0.39の、卵−ホスファチジン酸と0.7
90(2:1)10m7!に溶解し、セしてf#液を真
空濃縮する。振とうしながら、残渣’io、oIN水酸
化ナトリウム溶液10IIjに分散せしめる。こうして
生成した分散体は約12の一億t−有する0次に、0、
 I N塩酸を加えることにより水性分散体のPH會約
7〜8に下げる。 KULの収率は約30g6である。
(b)  (a)の方法に従って、種々の量の卵−ホス
ファチジン酸と卵−レシチンの試料(脂質の合計量10
1kg)をそれぞれクロロホルム/メタノール混合液(
2:1)0.5−に溶解し、そしてH液を真空濃縮する
。それぞれの膜状残渣會、振とうしながら1履lの0.
0IN水酸化す) IJウム**に分散せしめる。この
分散体の−は約12である。各水性媒体の−を約7〜8
に下げる。卵−ホスファチジン酸の濃度が増加するに従
りて各試料のKULの収率は次のように々る。
例6゜ 0.79の卵−レシチン、0.3,9の牛脳−ホスファ
チジルセリン及び2gの卵−ホスファチジン酸ヲクロロ
ホルム/メタノールfi合g(2:t)201/[溶解
し、そしてこの溶液をロータリーエバポレータにて真空
濃縮する。室温にて5分間銀とりすることにより、膜状
残渣會0.0IN水酸化ナトリウム溶液10100lに
分散せしめる0分散体の−は約12である。lN塩酸に
より水性層の−を約7に1llI*する。薄乳白色の水
性相が得られる0単層脂質顆粒の形成は例1 (a)の
場合のようにス(クトル法により例えばNMR又は電子
顕微鏡によりml!することができる。
(b)  (a)の方法に従って、種々の卵−ホスファ
チノン酸濃度と同一量の卵−レシチン及びホスファチジ
ルセリン濃[1有する試料(脂質の合計量は10■)t
すれぞれクロロホルム/メタノール混合液(2:1)0
.5履lに溶解し、そしてこれらの溶液を真空#ili
した。残渣のそれぞれt O,I N水酸化ナトリウム
溶液1. Q ttrlに振とり分散せしめる。
生成した分散体の−は約12となる*0.lN塩酸を加
えることにより水性分散体のPF(を約7〜8に下げる
。卵−ホスファチジン酸濃度が上昇するに従って各試料
のKULの収率は次のようになる。
例7゜ 19のアンレクチン(主としてレシチン、セフ4リン、
ホス7アチジルセリン及びホスフ丁チジルイノシトール
を含んで成る燐脂質の混合物)と0.21の卵−ホスフ
ァテノン酸をクロロホルム/メタノール混合液(2:1
)2017に溶解し、そしてこの溶液を真空濃縮する。
室温にて5分間銀とりすることにより、膜状残渣t−0
,01N*酸化ナトリウム溶液IQ□aJに分散せしめ
る。こうして生成し九分散体の−は約12であるelN
の塩酸を添加することにより水性相の−を約7に下げる
。薄乳白色の水性相が得られる。
檗層脂質顎粒の形成は、例1 (a)の場合と同様にス
(クトル法により、例えばNMR又は電子顕微鏡により
確認することができる。KUL及びGULは電子−微鏡
写真中に見ることができる。
(b)  例6闇の方法に従って種々の濃度の卵−ホス
ファチジン酸と同一量のアソレクチン(脂質の合計量1
0■)t−含む試料をそれぞれクロロホルム/メタノー
ル混合液(2二l ’) 0.514Kil解し、そし
てこれらの溶液を真空濃縮する。各残渣t0.01N7
に酸化ナトリウム溶液1 mlに振とり分散せしめる。
この分散体の−は約12である。0.IN塩t11を加
えることにより水性分散体のp)I’t−約7〜8に下
げる。卵−ホスファチノン酸の濃度の増加に従って各試
料のKULの収率は次のようKなる。
例8゜ (a)  111−レシチンとコレステロールとの混合
物(モル比1:1)0.1#と卵−ホスファチジン酸0
.1gとをクロロホルム/メタノール混合液(2:1)
10屑jに溶解し、そしてこの溶液を真空濃縮する。室
温にて5分間振とりすることにより、膜状残渣を0.0
1N水識化ナトリウムIQa+jに分散せしめる。こう
して生成した分散体のp)(ti約12である。次に、
IN塩酸の添加により水性相のPHt−約7に下げる。
藩札白色の水性相が得られる。
単層脂質顆粒の形成は例1(a)の場合のようにス(ク
トル法的に、例えばNMR又は電子顕微鏡によシ確認す
ることができる。
(b)  例8(1)の方法に従って、種々の濃度の卵
−ホスファチジン酸と同一量の卵−レシチン及びコレス
テロール(脂質の合計量10■)とを含む試料をそれぞ
れクロロホルム/メタノール混合液(2: 1 )O1
5J!Itに溶解し、そしてこの溶液管真空濃縮する。
次に、各残渣を0.01N水酸化ナトリウJ−溶液1.
9M/に振とり分散せしめる。この分散体の−は約12
に上昇する。次にO,1NtJI!を加えることにより
水性分散体のPHを約7〜8に下げる。卵−ホスファチ
ジン酸の1lllfが増加するに従って各試料のKUL
の収率は次のようになる。
例9゜ 0.511の卵−ホス7アテノン酸と0.5.9のシイ
リストイルレシチンをクロロホルム/メタノール混合液
(2:1)10gwj!に溶解し、そしてこの溶液を真
空濃縮する。膜状残渣t−0,0IN水酸化ナトリウム
溶液5017に分散せしめる。この分散体の−は約12
である。次に0.IN塩酸を加えて水性分散体の−を約
7〜8に下げる。KULの収率は36優である。
例10゜ 例9の方法に従って、0.5.lilの卵−ホス7アチ
ノン酸と0.5,9のジ・?ルミトイルレシチン又はノ
ステ了すルレシチンとを含む脂質顆粒の混合物を製造す
る。 KULの収率は10%である。
例11゜ 例9の方法に従って、05gのジノダルミドイルホスフ
ァチジン酸と0.5gの卵−レシチンとを含む脂質顆粒
の混合物を製造する。KULの収率は10−である。
例12゜ 51kgのリソレシチンと5ダの卵−レシチンt−1m
1のクロロホルム/メタノール混合液(2:1)に溶解
し、そしてこ−の溶液を真空濃縮する。5分間像とりす
ることにより膜状残渣@ 11R1の蒸留水に分散せし
める。分散体の−は約5〜7である。
水性相のpH1に0.5に下げるのに十分な量の0.I
N塩酸を一メータで監視しながら室温にて水性分散体に
加えることにより単層脂質顆粒が生成する。
これに続いて、0.IN水酸化ナトリウム溶液を加える
ことにより)11(ヲ7に上げる。
単層脂質顆粒の形成は例1(a)と同様にしてス(クト
ル法により、例えばNMR又は電子顕微鏡により確認す
ることができる。 KULとGULが電子顕微鏡写真中
に観察される。KULの収率は50優である。
例13゜ 例12の方法に従って、塩化ホスファチジル2−[N、
N−ツメチル−N −(2−N’ 、 N’ 、 N’
−トリメチルアンモニオエチル)了ンモニオ〕エチル(
この製造方法はC,G、ナイト、L1posomsss
第3章、Els@vi@r 1981年に記載されてい
る)と51n9の卵−レシチンとを含む脂質顆粒の混合
物を製造する。
111−脂質喚粒の形成は例1(a)のようにスペクト
ル法により、例えばNMR又は電子顕微鏡により確認す
ることができる。電子顕微鏡により、直径250XのK
ULと直径約600〜10,0OOXのGUL 1に観
察することができる。KUI、の収率は50チである。
例14゜ 5〜(6,67rnモル)の卵−レシチンと511g(
9,5mモル)の天然リンホスファチジルグリセロール
をクロロホルム/メタノールの混f液(2:1)llj
に溶解し、そしてこの溶液をロータリーエバポレータで
真空濃縮する。膜状残渣11 dの蒸留水に分散せしめ
る。この分散体のpHは約5トリウム溶液を用いて水性
分散体の…を約8に調整する。
一層脂質顆粒の形成は、例1(1)と同様にしてスペク
トル法により、例えばNMR又は電子顕微鏡によシ確認
することができる。KULとGULが電子顕微鏡写真中
に観察される。 KULの収率は約3516である。
例15 6〜(80mモル)の卵−レシチンと4ay(8,0m
モル)の天然リソホス7了テジルセリンをクロロホルム
/メタノールの混合物(2:1)1肩lK溶解し、そし
てこの溶液をロータリーエバポレータで真空濃縮する。
5分間部とうすることによシ模状残渣をlNi1の蒸留
水に分散せしめる。
この分散体の声は約6である。−メータで監視しながら
0.IN*酪化す) IJウム溶液により水性分散体の
PHを約8に調整する。
単層脂質顆粒の形成は、例1(&)と同様の方法により
、例えばNMR又は電子顕微鏡によシ確認することがで
きる。電子顕微鏡写真中にKUL及びGULが観察され
る。KULの収率は約20優である。
同16゜ 5Q(6,67mモル)の卯−レシチンと59(10,
0mモル)のりソホスフ了テジルイノシトールをクロロ
ホルム/メタノールの混合fi(2:1)IWtに溶解
し、そしてこの溶液をロータリーエバポレータにより真
空濃縮する。5分間部とうすることにより膜状残渣f 
1 mlの蒸留水に分散せしめる。この分散体のpi4
は約6である。−(メl−タで監視しながら0.IN水
酸化ナトリウム溶液を用いて水性分散体の−を約7にy
4整する。
単層脂質顆粒の形成は例1 (a)の場合と同様にして
スペクトル法により、例えばNMR又は電子顕微鏡によ
り確認することができる。電子M微鏡写真中にKUL及
びGULが観察さrLる。KULの収″4Aは約40−
である。
例17゜ (a)  0.5 gのモノオレイン(9−シス−オク
タデセノイルグリセロール)及Oo、5gの卵−* ス
ファチジン酸をクロロホルム/メタノールの混合液(2
:1)20履1KIW解し、そしてこの溶液を真空濃縮
する。室温にて5分間部とりすることにより、膜状残渣
’t 100 WLlの0.0IN水酸化ナトリウム溶
液に分散せしめる。こうして生成した分散体のpHは約
12である。次に、1N塩ff1t添加することにより
水性媒体のpi−1を約7に下げる。藩札白色の水性相
が得られる。
単層脂質顆粒の形成は例1(a)の場合と同様にスペク
トル法によシ、例えばNMR又は電子顕微鏡によシ確認
することかで舞る。電子顕微鏡写真中KKUL及びGU
Lが観察される。
(b)  例17(a)の方法に従って、種々の濃度の
卵−ホスファチジン酸とモノオレインと(脂質の合計量
10ダ)からなる試料管それぞれクロロホルム/メタノ
ール混合液(2: 1 ) 0.5m1Kfftlli
シ、そしてこれらの溶液を真空濃縮する。振とりするこ
とにより、各残渣t−1dの0.0IN水酸化ナトリウ
ム浩液に分散せしめる。生成し九分散体の−は約12で
ある*0.IN塩酸を添加することにより水性分散体の
p)ik約7〜8に下げる。卵−ホスファテノン酸の濃
度が増加するに従ってKULの収率は次のようになる。
例18゜ 例17(a)の方法に従って、種々の濃度の卵−ホスフ
ァチジン酸とモノミリスチンと(脂質の合計量101v
)を含む試料をそれぞれ、クロロホルム/メタノール混
合液(2:l)0.511jに溶解し、そして溶液を真
空濃縮する。振とうすることにより各残渣t 1. O
mlの0.0IN水酸化す) IJウム溶液に分散せし
める。こうして生成した分散体の−は約12である。0
.IN塩酸を添加することにより水性分散体のpi(t
7〜8に下げる。卵−ホスファチジン酸の含量が増加す
るに従って各試料のKULの収率は次のようになる。
例19゜ (1)例1(a)及び1(b)の方法に従って、卵−ホ
スファチジン酸を含み、KULの比率が66−である脂
質顆粒の混合物上調製する。脂質顆粒混合物中のGUL
の比率を増加せしめるために、新たに調製した単層脂質
顆粒を含有する分散相に0.5Mの塩化ナトリウム溶液
を加える。 KULの含有量は、分散相中のNaCLの
濃度が増加するに従って次のように低下する。
(b)  脂質顆粒混合物中のGULの含有量を増加せ
しめるために、卵−ホスファチジン酸のみからなる新た
に調製した単層脂質顆粒を含有する分散相に0.5M塩
化カリウム溶液を加える0分散相中のKC1@Ifが増
加するに従ってKULの濃度は次のように低下する。
例20゜ 4019の・り、?ルミトイルホスファテノルコリンと
20〜の卵−ホスファチノン酸を、60℃にて5H1の
純t@rt−1タノールに溶解する。メタ/ −ル/ド
ライアイス混合物中にフラスコを浸漬することにより溶
液を凍結する。凍結乾燥機中でtsrt−ブタノール除
去し、脂質の均一泡状物を得る。
次に、激しく振とうしながら、この泡状物を水に分散せ
しめる。室温において−メータで監視しながら一]t−
約8に上昇せしめるのに十分な量の0.IN水酸化ナト
リウム溶液を加えることにより、単層脂質顆粒が生成す
る0次に、燐酸緩衝液を加えることにより水性相のpH
t約7に調整する。藩札白色の水性相が得られる。こう
して得た脂質顆粒は電子顕微鏡で観察することができ、
200〜10.0001の直径を有する・ 例21゜ 後記の表に列挙した脂質の一種を3.0ダと卵−膜状残
渣t−1rnlの蒸留水に分散せしめる0分散体の−は
約6〜10の範囲である0次に、0.1N水酸化ナトリ
ウム爵液を加えることにより水性層のP1″1t−約8
に上げる。単層脂質顆粒の形成は、例1(a)の場合と
同様にしてスペクトル法によシ、例えばNMR又は電子
顕微鏡により確認することができる。電子顕微鏡写真中
にGUL及びKULが観察される。KULの比率を次の
表に示す、   以下余白例1〜20の方法に従って、
ミリスチン酸と卵−レシチン、ミリスチン酸と卵−ケフ
ァリン、シミ、リストイルホスファチジン酸とグミリス
トイルレシチン、ジt4ルミトイルホスファチジン酸ト
1−ノダルミトイルー2−オレオイルレシチン、1−ノ
4ルミトイルー2−オレオイルホスファチジン酸トシa
pルミトイルレシチン、1−t4ルミトイルー2−オレ
オイルホスファテノン酸と1−a4ルミトイルー2−オ
レオイルレシチン、卵管リソホスファチジン酸と卵−レ
シチン、1−ミリストイル−リソホスファチノン域と1
−ノ譬ルミトイルー2−オレオイルレシチン、l−ノ臂
ルミトイルーリソホスファf シy[トl、 −)!ル
ミトイルー2−オレオイルレシチン、牛脳−リソホスフ
ァテノルセリン1i−レシチン、1−バルミトイル−リ
ソホスファチジルセリン、l −/譬ルミトイルー2−
オレオイルーホスファチジル七リン、!: 1−74ル
ミトイルー2−オレオイルレシチン、及び牛脳−リソホ
スファチジルセリンと卵−ケファリンがら単層脂質顆粒
’tall造することができる。
例23゜ 2〜のヒドロコーチジン−21−ノダル1f−)、40
〜の卵−レシチン及び20rm9の卵−ホスファチジン
酸tIs mlのt@rt−ブタノールに溶解する。
この溶液を無菌条件下で0.2μmのフィルターを通し
て一過し、25dのバイアルに入れ、バイアルをドライ
アイス/エタノール混合物に浸漬することによって凍結
し、そして凍結乾燥する。15分間振とうすることによ
シ、泡状物質’i5dの無菌殺菌水に分散せしめる。無
菌条件下で一過した0、IN*酸化ナトリウム溶液を加
えることによシpi(tln、5に調整し、そしてこの
分散体11分間放置する* P)17.4の燐酸緩衝化
(注射用燐酸緩衝液)塩化ナトリウム等張液の10倍濃
度のものQ、 5 yilを加える。こうして得られた
分散体は炎症を有する関節嚢への注射に適する。
例24゜ 0.1■のN−アセチルムラミル−し−アラニル−D−
イソグルタイル−L−アラニル−2−(1’。
2′−ジ・やルミトイルーローグリセロ−3′−ホスフ
オリル)エテル了ミド、7■のクロマトグラフ的に純粋
な卵−アルブミンレフチン及び3ダの卵−ホスファテノ
ンaIヲクロロホルム/メタノール混合液(2:1)2
ajに溶解する。この溶液を真空濃縮し、そして残渣と
して透明な脂質膜が残留する。振とりすることによりこ
のI[を無菌蒸留水21Llに分散せしめ、そして01
嗟チモ一ルフタレイン溶液1滴を滴加する0色が変わる
まで0.IN水酸化ナトリウム溶液を加える。これKよ
り自発的な顆粒化が生ずる。次に、燐酸緩衝化(注射用
燐酸緩衝液)塩化ナトリウム箸張液の10倍濃度のもの
0.2 yxlを加えることによ#)p)ft”7.4
近くに緩衝化する。こうして得られる分散体は細胞培養
中又はラットの生体内で胞状マクロファージを活性化す
るのに直接使用するのに適する。
例25゜ 0.15gのN−ア竜チルムラミルーL−アラニル−D
−イアグルタミル−L−アラニル−2−(1’、2’−
ジノ譬ルミトイルー■n−グリセロ−3′−ホスフォリ
ル)エチルアミド、97優のホスファチジルコリンを含
む卵−レシチン27g、及び3yの卵−ホスファチジン
酸t200mlのクロロホルムと20atのメタノール
の混合物に6解し、200dのt・rt−ブタノールを
加え、そして溶液f:180−に濃縮する。この溶液を
、無菌条件下0.2μmのフィルターで一過し、エタノ
ール/ドライアイス混合物中で急激に凍結し、そして次
に凍結乾燥する。激しく攪拌しながら、細砕し九凍結乾
燥物を300dの無菌の0.0IN水酸化す) IJウ
ム溶液に加え、そして完全に分散せしめる。水性相’t
 O,I N HClで中和し、乳白色の分散棒金。
限外−過板の代シに、ポリカーIネート製の孔径0.1
μmの均一孔一過板〔ヌクレオデア(Nucl@opo
r@)■〕(粒子が付着していないように洗浄したもの
)t″装着た攪拌限外濾過セル〔アミコン(Amteo
n )■〕に入れる。わずかな加圧下で、ドゥルベコ(
Dul b@eao )の無菌緩衝溶液(pi(7,4
、Ca及びMgt含まない)を、セル中の液量が300
34よシ少なくならないように連続的に加えながら分散
体tF遇する。31のP液が通過した後、すべてのKU
Lが分離され、上に残ったGULの分散体はアンプルに
詰め、ナして治療試験に使用することができる。
例26゜ 15m9のN−アセチルムラミル−L−アラニル−D−
イングルタミル−L−アラニル−2−(1’ 、 2’
−ツノ9ルミトイルーlll−グリセロ−3′−ホスホ
リル)エチルアミド、0.6gの純卵−レシチン及び2
.4gの卵−ホスファチジン酸ヲ20履lのクロロホル
ムと2jlIJのメタノールとの混合液に溶解する。こ
の溶液を、0.2μmのフィルターを通して無菌条件下
で一過し、そして無菌フィルターで空気全遮断し、そし
て粒子が付着していないように洗浄したロータリーエバ
Iレータ−を用いて、500a+j丸型フラスコ中で濃
縮し、フラスコの壁に好ましくは単一の膜が形成される
ように脂質混合物を乾燥する。残渣を高真空下で一夜乾
燥した後、無菌の0.01N水酸化ナトリウム3011
7を加え、そしてフラスコを対し、5分間振とうする。
こうして得た乳白色の水性相のPH1−1無菌の0、I
N塩at加えることにより7.4 K調整する。
この分散体を例23に記載したように攪拌フィルターセ
ル(全容100j1/)に入れ、セしてF遇する。この
間に、粒子金含有しなくなるまで濾過した無菌水を、P
液が5ooynt得られるまで加える。
このF液を1限外−過板、例えばアミコン(Am i 
con )UIO■【装着し九攪拌P通セルに連続的に
供給し、そして30511で濃縮する。濃縮された分散
体は小形単層脂質顆粒を含有しており、そしてドゥルペ
コの燐酸緩衝液(pi(7,4、Ca及びMtt含有し
ない)f:加えた後アンプル圧詰め、そして治療試験に
使用する。
特許出願人 チパーガイギーアクテエンがぜルシャフト特許出願代理
人 弁理士 實 木   朗 弁理士西舘和之 弁理士福本 積 弁理士 山 口 昭 之

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、(a)  次の式(A) R20f( (式中、mは0又はlでらり;基R1及びR2の内の1
    つは水素、ヒドロキシ基又は炭素原子数1〜4個の低級
    アル中ル基であり他方の基はそれぞれ炭素原子数10〜
    20個のアルキル基、アルケニル基、アルコキシ基もし
    くはアルケニルオキシ基、又は炭素原子数10〜20個
    のアシルオキシ基でありSR5は水嵩又は炭素原子数1
    〜4個の低級アルキル基であり;そしてft4は水素、
    炭素原子6t〜7個の低級アルキル基、炭素原子数5〜
    12個の一水化物基でToシ、又はR5及びR2が水素
    もしくはヒドロ中シル基でありR3が水素であるときは
    ステロイド基である) で表わされる脂質、及び適当な追加の脂質及び/又は脂
    肪酸及びステロール以外の追加の脂質、あるいは、mが
    O又は1であり;R1及び8.が相互に独立に、それぞ
    れ炭素原子数10〜20個のアある式■の脂質及び場合
    によりては遍尚な追加の脂質tpH値が7より大である
    水性相に分散せしめること、あるいは、 (b)  mがO又はlであり;基R1及びR2の内の
    1つが水素、ヒドロキシ基、炭素原子al〜4個の低級
    アルキル基であって他方の基がそれぞれ炭素原子数10
    〜20個のアル中ル基、アルケニル基、アルコキシ基も
    しくはアルケニルオキシ基、又は炭素原子数10〜50
    個のアシルオキシ基でありSR,が水素であり;そして
    R4はアンモニオ基で置換された低級アルキル基である
    式(6)の脂質、及び場合によっては追加の脂質、ある
    いは、閣が0又は1であり;R5及び町が相互に独立に
    、それぞれ炭素原子alO〜20個のアル中ル基、アル
    ケニル基もしくはアルケニルオキシ基、又は炭素原子数
    10〜50個のアシルオキシ基であシ;B、が水素であ
    り;そしてR4はアンモニオ低級アルキルアンモニオ基
    で置換され九低級アルキル基で弗る式囚の脂質、及び適
    当な追加の脂質を一値が7より小である水性相に分散せ
    しめ、そして必要であれば水性相を中和し、そして所望
    により得られ九本1脂質顆粒を濃縮しそして/又は分離
    することを特徴とする単層脂質顆粒の製造方法。 2、水性分散体が、醜が1であり;R9がアルキル基、
    例えば1−ドデシル基(ラウリル基)、n−トリデシル
    基、鳳−テトラデシル基(tリスチル基)、n−ペンタ
    デシル基、n−ヘキサデシル基(七チル基)、n−へゲ
    タデシル基もしくはn−オクタデシル基(ステアリル基
    )、アルコキシ基、例えばn−ドデシルオキ7基(ラウ
    リルオキ7基)、鳳−テトラデシルオキシ基(iリスチ
    ルオキシ基)、n−ヘキサデシルオキシ基(セチルオキ
    シ基)もしくはn−オクタデシルオキシ基(ステアリル
    オキシ基)、又はアシルオキシ基、例えばラウロイルオ
    キシ基、ミリストイルオキシ基、・タルミドイルオキシ
    基もしくはステアロイルオキシ基であり;R3が水嵩又
    はヒドロキシ基であり;札が水素又は低級アルキル基、
    例えばメチル基であり;そしてR4は水車、低級アルキ
    ル基、例えばメチル基もしくはエチル基、酸性基及び塩
    基性基例はカルゲキシル基及びアミノ基により置換され
    九低級アルキル基、例えばω−アiノーω−カルがキシ
    低級アルキル基、例えば2−アずノー2−カルはキシエ
    チル基もしくは3−アZノー3−カルメキシーa−fa
    ビル基、ヒドロキシ低級アルキル基、例えば2−とドロ
    キシエチル基もしくは2.3−ヒドロキシグロビル基、
    低級アルキレンツオキシ低級アルキル基、例えハ2,3
    −エチレンゾオキシ!ロビル基もしくは2.3−(2,
    2−fロビレン)−ジオキシグロビル基、ハロダン化低
    級アルキル基、例えば2−クロロ−もしくは2−!ロモ
    エチル基、炭素原子数5〜12個の炭水化物基、例えば
    イノシトール、又はステロイド基、例えばステロール、
    例、tばコレステロールである式■の脂質、及びR4及
    びR2がアシルオキシ基、例えばラウロイルオキシ基、
    ミリストイルオキシ基、ノ譬ルミトイルオキシ基又はス
    テアロイルオキシ基であり;礼が水素であり;そしてR
    4が2−トリメチルアンモニオエチル基もしくは2−ア
    ミノエチル基である式囚で示される追加の脂質を含有す
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記−の方法。 3、水性分散体が、a、及びR2がアシルオキシ基、例
    えばラウロイルオキシ基、ぼりストイルオキシ基、ノ譬
    ルtトイルオキシ基もしくはステアロイルオキシ基であ
    り、R3が水車であり、そしてR4が水素である大体)
    の脂質、及び場合によりては、8.及びB2がアシルオ
    キシ基、例えばツウロイルオキシ基、ずリストイルオキ
    シ基、dルミトイルオキシ基又はステアロイルオキシ基
    であり、R3が水素であり、そしてR4が2−トリメチ
    ルアンモニオエチル基、2−アミノエチル基、酸性基及
    び塩基性基例えばカルメキシ基及びアミノ基でa換され
    九低級アルヤル基、例えばω−アはノーω−カル−キシ
    低級アルキル基、例えば2−アミノ−2−カルメキシエ
    チル基−しくは3−アきノー3−カルIキシー鳳−!ロ
    ピル基、又は炭素原子数5〜12個の炭水化物基、例え
    ばイノシトール基、又はモノグリ竜リド例えばモノオレ
    インもしくはモノミリスチン、又はステロール、例えば
    コレステロールである式(4)で示される追加の脂質を
    含有することを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
    方法。 4、水性分散体が、リソホスファチシン酸、例えば天然
    リソホスファチノン酸、例えば卵−リソホスファチシン
    酸、もしくは合成リソホスファチノン酸、例えばl−ラ
    ウロイル−リソホスファチシン酸、1−イリストイルリ
    ソホス7アテゾン酸もしくは1−バルミトイルリンホス
    7アチゾン酸、リソホス7アチノルセリ/、例えば天然
    リソホス7アチノルセリン、例えば牛脳リソホス7アチ
    ジルセリン、もしくは合成リソホス7アチゾルセリン、
    例えばl−ミリストイルリソホスファチジルセリンもし
    くはi−ノ争ルiトイルリソホス7アチゾルセリン、リ
    ソホスファチノルグリセリン、又はリソホス7アチゾル
    イノシトール、そしてさらに、レシチン、例えば天然レ
    シチン、例えば卵−レシチン、同一のアシルオキシ基を
    有するレシチン、例えばノミリストイルレシチンもしく
    はジノ9ルミトイルレシチン、異なるアシルオキシ基を
    有するレシチン、例えばl−ノ譬ルミトイルー2−オレ
    オイルレシチン、又はさらにケアプリン、例えば天然ケ
    ファリン、例えば卵−ケアプリン、もしくは異なるアシ
    ルオキシ基を有するケファリン、例えば1−ノ譬ルiト
    イルー2−オレオイルケファリンを含有することt−特
    徴とする特許請求の範囲第1項記−の方法。 5、水性分散体が、天然ホスファチノン酸、例えば押−
    ホス7アチゾン酸、合成ホスファチジン酸例えばノラウ
    ロイルホスファチノン酸、ゾζリストイルホスファチシ
    ン皺、ジalルiトイルホスファチジン酸4L<il−
    ノ譬ルf)イル−2−オレオイルホス7アチノン酸、そ
    して場合によってはさらに、レシチン、例えば天然レシ
    チン、例えば罪−レシチン、同一のアシルオキシ基を有
    するレシチン、例えばゾ電リストイルレシチンもしくは
    ツノ譬ルミトイルレシチン、もしくは異なるアシルオキ
    シ基を有するレシチン、911jtfl−ノ量ルf)(
    ルー2−オレオイルレシチン、又はケファリン、例えば
    天然ケファリン、例えば卵゛−ケファリン、4しくは異
    なるアシルオキシ基を有するケアァリ/、例えばl−)
    譬ルiトイルー2−オレオイルケファリン、又はホスフ
    ァチジルセリン、例えば天然ホス7アチゾルセリン、例
    えば牛脳ホスファチジルセリン、もしくは合成ホスファ
    チジルセリン、例えばジノ譬ル2トイルホスフアテゾル
    セリン、モノグリセ替ド、例えばモノオレインもしくは
    モノミリスチン又はステリロール、例えばコレステロー
    ルを含有することを特徴とする特許請求の範囲第1項記
    載の方法。 6、水性分散体が卵−ホスファチジン酸、又は卵−ホス
    7アチノン酸及び卵−レシチンを含有することを特徴と
    する特IFF請求の範囲第1項記載の方法。 7、水性分散体が卵−ホスファチジン酸、卵−レシチン
    又は牛脳ホスファチノルセリンを含有スる特1Fl−請
    求の範囲第1項記載の方法。 8、水性分散体がアソレクチンを含有する特許請求の範
    囲第1項記載の方法。 9、水性分散体が卵−ホスファチノン酸、卵−レシチン
    、及びコレステロールを含有する特許請求の範囲第1項
    記載の方法。 10、  水性分散体がリンレクチン及び卵−レシチン
    を含有する特許請求の範囲第1項記載の方法。 11、  水性分散体が天然リソホスファチジルセリン
    及び卵−レシチンを含有する特許請求の範囲第1項記載
    の方法。 12、  方法(、)の脂質の均質層を水性相中に分散
    せしめ、そして次にPHヲ約12まで上昇せしめること
    Vr特徴とする特許請求の範囲第1項記載の方法。 13、水酸化ナトリウム又は水酸化カリウムの冷水溶液
    を添加することにより−を上昇せしめること1に特徴と
    する特許請求の範囲第12項記載の方法。 14、方法(a)の脂質の均質層を、−値が7よ)高い
    水性相に分散せしめることを特徴とする特許請求の範囲
    第12項記載の方法。 15、  方法(、)の脂質の均質層を、水酸化ナトリ
    ウム又は水酸化カリウムの検水浴液に分散せしめること
    1−e黴とする特許請求の範1第14項記載の方法。 16、方法(b)の脂質の均質層t1−が約1の水性相
    に分散せしめることt−特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載の方法。 17、  さらに、生理的に許・容される酸、塩基又は
    緩衝剤を添加することにより水性相を−7〜8に中和す
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の方法。 18、あらかじめ8より高い−に調整した水性相を、生
    理的に軒容される酸又は緩衝液により−7〜8に中和す
    ることを特徴とする特許−求の範囲第12項記載シン法
    。 19、塩酸の添加により水性相を特徴する特許請求の範
    囲第18項記載の方法。 20.あらかじめ5よシ低い−に調整した水性′4@を
    生理的に許容される塩基の添加によプ中和することt%
    像とする特許請求の範囲第1項記載の方法。 21、  次の式囚 R,OH (式中、騰はO又はlであり;基R4及び8□の内の1
    つは水嵩、ヒドロキシ基、又は炭素原子数1〜4個の低
    級アルキル基であシ他方の基はそれぞれ炭素原子数10
    〜20個のアルキル基、アルケニル基、アルコキシ基も
    しくはアルケニルオキシ基、又は炭JIJll[十数l
    O〜50個のアシルオキシ基であC;R3は水素又は炭
    S原子数1〜4個の低級アルキル基であり;そしてR4
    は水素1炭嵩原子数1〜7個の低級アルキル基、炭素原
    子数5〜12個の炭水化物基であり、又は&、及びB2
    が水i1!もしくはヒドロキシル基であシR5が水素で
    で表わされる脂質、及び適当な追加の脂質及び/又は脂
    肪酸及びステロール以外の追加の脂質、あるいは、mが
    0又は1であp:ハ及びR2が相互に独立に、それぞれ
    炭素原子数10〜20個の7ある成体)の脂質、及び場
    合によっては適当な追加の脂質をpH値が7より大であ
    る水性相に分散せしめること、あるいは、 (b)  rmが0又はlであシ;基R7及び町の内の
    1つが水素、ヒドロキシ基、炭素原子81〜4個の低級
    アルキル基で6って他方の基がそれぞれ炭素原子l&1
    0〜20個のアルキル基、アルケニル基、アルコキシ基
    もしくはアルケニルオキシ基、又は炭素原子数10〜5
    0個のアシルオキシ基であり;R5が水素てあり;そし
    てR4はアンモニオ基で置換された低級アルキル基であ
    る式(転)の脂質、及び場合によっては追加の脂質、あ
    るいは、mがO又はlでeIシ;R1及びB、が相互に
    独立に、それぞれ炭素原子数10〜20個のアルキル基
    、アルケニル基もしくはアルケニルオキシ基、又は炭車
    原子[10〜50個のアシルオキシ基であり;R3が水
    素であり;そしてFL4はアンモニオ低級アルキルアン
    モニオ基で鐙換された低級アルキル基である式囚の脂質
    、及び適当な追加の脂質を一値が7より小である水性相
    に分散せしめ、そして必要であれば水性相を中和し、そ
    して所望により得られた単層脂質顆粒を濃縮しそして/
    又は分離することにより得られる単層脂質顆粒。 22、式に) R,0■ (式中、Iは0又は1であり;基R1及びB2の内の1
    つは水素、ヒドロキシ基、又は炭素原子数1〜4個の低
    級アルキル基であり他方の基はそれぞれ炭素原子数10
    〜20個のアルキル基、アルケニル基、アルコキシ基も
    しくはアルケニルオキ7基、又は炭素原子数10〜50
    個のアシルオキシ基であ6 : R,は水素又は炭素原
    子数1〜4個の低級アルキル基で6シ;そしてR4は水
    素、庚嵩原子数1〜7個の低級アルキル基、炭素原子1
    15〜12個の炭水化物基であり、又はR及びR2が水
    素もしくはヒドロキシル基でちゃ町が水嵩であるときは
    ステロイド基である) で表わされる脂質、及び適当な追加の脂質及び/又は脂
    肪酸及びステロール以外の追加の脂質、あるいは、mが
    O又は1であり;R1及び8□が相互に独立に、それぞ
    れ炭素原子数10〜20備のアある式(4)の脂質、及
    び場合によっては適当な追加の脂質を一値が7より大で
    ある水性相に分散せしめること、あるいは、 伽)鵬が0又はlであり;基R1及び82の内の1つが
    水素、ヒドロキシ基、炭素原子数1〜4傭の低級アルキ
    ル基であって他方の基がそれぞれ嶽;1[十数10〜2
    0偵のアルキル基、アルケニル基、アルコキシ基もしく
    はアルケニルオキシ基、又は炭素原子数10〜50個の
    アシルオキシ基であす;R5が水嵩であり;そしてR4
    はアンモニオ基で置換され九低級アルキル基で6る式■
    の脂質、及び場合によっては追加の脂質、あるいは、m
    がO又はlでToシ;R1及びR2が相互に独立に、そ
    れぞれ炭素原子数10〜20個のアルキル基、アルケニ
    ル基もしくはアルケニルオキシ基、又は炭素原子数10
    〜50個のアシルオキシ基であり;R5が水素であり;
    そしてR4はアンモニオ低級アルキルアンモニオ基で置
    換された低級アルキル基である式(A)の脂質、及び適
    当な追加の脂質tpH値が7より小である水性相に分散
    せしめ、そして必要であれば水性相を中和し、そして所
    望により得られた単層脂質顆粒を濃縮しそして/又は分
    離することにより製造され九単層脂質顧粒を基礎とし、
    該脂質粗粒に封入された活性成分を投与するための方式
    。 23、活性成分がN−7セチルムラiルーL−アラニル
    −D−イソグルタミル−L−アラニル−2−(1’、 
    2’−、ジ/譬ルiトイルーIn−グリセロ−3′−ホ
    スホロ)−エチルアイドである特許請求の範囲第22項
    記載の方式。 24、人体又は動物体の治療に使用する特許請求の範I
    i!第22項記載の方式。 25、式(〜 R,OH (式中、mは0又は1で6す;基B、及び町の内の1つ
    は水素、ヒドロキシ基、又は炭素原子数1〜4個の低級
    アルキル基で69他方の基はそれぞれ炭素原子数10〜
    20個のアルキル基、アルケニル基、アルコキシ基もし
    くはアルケニルオキシ基、又は炭素原子数lO〜501
    1のアシルオキシ基であり:R1tf水素又は炭素原子
    数1〜4個の低級アルキル基であり;そしてR4は水素
    、炭素原子数1〜7個の低級アルキル基、炭素原子数5
    〜12個の炭水化吻基でToJ)、又は8.及び町が水
    素もしくはヒドロキシル基でるり8.が水嵩であるとき
    はステロイド基である) で表わされる脂質、及び適当な追加の脂質及び/又は脂
    肪酸及びステロール以外の追加の脂質、あるいは、論が
    O又は1であり;R4及びR2が相互に独立に、それぞ
    れ炭素原子数10〜20個のアある式(4)の脂質、及
    び場合によっては適当な追加の脂質t−−値が7より大
    である水性相に分散せしめること、あるいは、 (b)  rmが0又は1であり;基R4及びR2の内
    の1つが水素、ヒドロキシ基、炭素原子数1〜4個の低
    級アルキル基であって他方の基がそれぞれ炭素原子数1
    0〜20個のアルキル基、アルケニル基、アルコキシ基
    もしくはアルケニルオキシ基、又は炭素原子数10〜2
    0個のアシルオキシ基で6す:R1が水嵩であり;そし
    てR4はアンモニオ基で置換され九低級アルキル基であ
    る式■の脂質、及び場合によっては追加の脂質、あるい
    は、mがO又はlであす;R7及びR2が相互に独立に
    、それぞれ炭素原子数10〜20個のアルキル基、アル
    ケニル基もしくはアルケニルオキシ基、又は炭素原子数
    10〜50個のアシルオキシ基でTo、b:R1が水嵩
    であり;そしてR4はアンモニオ低級アルキルアンモニ
    オ基で置換された低級アルキル基である大体)の脂質、
    及び適当な追加の脂質をμ値が7よシ小である水性相に
    分散せしめ、そして必要であれば水性相を中和し、そし
    て所望により得られた単層脂質−粒を濃縮しそして/又
    は分離することにより製造される、活性成分を封入した
    単層脂質顆粒を、医薬として計容される添加剤と混合し
    て成る医薬組成物。 26、人体又は動物体の治療に使用する特許請求の範囲
    第25項記載の医薬組成物。 27、式(A) 8□   0il (式中、mは0又は1であり;基8.及びR2の内の1
    つは水素、ヒドロキシ基、又は炭素原子数1〜4個の低
    級アルキル基で69他方の基はそれぞれ炭素原子数10
    〜20個のアルキル基、アルケニル基、アルコキシ基も
    しくはアルケニルオキシ基、又は炭素原子数1θ〜50
    個のアシルオキシ基でおり;R5は水素又は次lA原子
    数1〜4個の低級アルキル基であり;そしてR4は水素
    、炭素原子数1〜7個の低級アルキル基、炭素原子数5
    〜12個の炭水化物基であり、又はR1及びR2が水素
    もしくはヒドロキシル基でありB、が水素であると亀は
    ステロイド基である) で表わされる脂質、及び適当な追加の脂質及び/又は脂
    肪酸及びステロール以外の追加の脂質、あるいは、mが
    0又は1であり;R1及び町が相互に独立に、それぞれ
    炭素原子数10〜20個Oアある成因の脂質、及び場合
    によっては適当な追加の脂質をμ値が7より大である水
    性相に分散せしめること、あるいは、 (b)  mが0又は1であり;基B、及び8□の内の
    1つが水素、ヒドロキシ基、炭素原子数1〜7個の低級
    アルキル基であって他方の基がそれぞれ炭素原子数10
    〜20個のアルキル基、アルケニル基、アルコキシ基も
    しくはアルケニルオキシ基、又は炭素原子数10〜50
    個のアシルオキシ基であり;R6が水素であり;そして
    R4はアンモニオ基で置換され′た低級アルキル基であ
    る式(転)の脂質、及び場合によっては追加の脂質、あ
    るいは、鵬が0又は1であり;R4及びR2が相互に独
    立に1それぞれ炭素原子a10〜20個のアルキル基、
    アルケニル基もしくはアルケニルオキシ基、又は炭素原
    子数10〜50個のアシルオキシ基であり;R1が水素
    であり;そしてR4はアンモニオ低級アルキルアンモニ
    オ基で置換でれた低級アルキル基である式(A)の脂質
    、及び適当な追加の脂質tPH値が7より小である水性
    相に分散せしめ、そして必要であれば水性相を中和し、
    そして所望によシ得られた単層脂質粗粒を濃縮しセして
    /又は分離することにより得られる、活性成分を封入し
    九単層脂質職粒t−使用するヒト及び動物の治療方法。
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JP2017524036A (ja) * 2014-08-09 2017-08-24 アバンティ・ポーラ・リピッド・インコーポレイテッド 薬物及び他の物質の送達のための経口組成物

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